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上伊那花卉品評会
上伊那花卉品評会が20日、伊那市役所で開かれ伊那市富県の田中理一さんのカーネーションが最高賞にあたる県知事賞を受賞しました。
田中さんのカーネーションは、花のボリュームやバランスの良さが評価されました。
品評会は花卉農家でつくる上伊那花卉生産者会議が行ったものでカーネーションの他にバラやアルストロメリアなど122点が出品されました。
出品された花は予約販売が行われ訪れた人たちが買い求めていました。
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障がい者作品展 2人が優秀賞
先月、上田市の丸子文化会館で開かれた「第22回長野県障がい者文化芸術祭」で、箕輪町在住の土橋磐さんと大槻優さんが、優秀賞を受賞しました。
この日は、県障がい者文化芸術祭の写真の部で優秀賞を受賞した土橋磐さんと、絵画の部で優秀賞を受賞した大槻優さんに、白鳥政徳町長から表彰状が渡されました。
優秀賞を受賞した2人の作品は、コピーで展示されています。
土橋さんの作品は「青紫色の朝顔の花」です。
土橋さんは、季節の花の撮影が趣味で、朝顔の鮮やかな青紫色に魅力を感じて、写真に収めたということです。
大槻さんの作品は「絵手紙25選」です。
日常の散歩で見つけた果実や花などを、ハガキにアクリル絵の具で描いたということです。
また、土橋さんと大槻さんは、俳句の部門でも優秀賞を受賞したということで、作品が展示されています。
役場の玄関ホールには、入賞者以外の作品も展示されていて、10月2日(水)まで見ることができるということです。
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地価 住宅地・商業地下落
長野県は、7月1日現在の地価公示価格を、19日に発表しました。
県内の住宅地は23年連続、商業地は27年連続の下落となりましたが、下落幅は縮小しました。
地価は、7月1日現在の各基準地の1平方メートルの価格を判定したもので、一般の土地取引の指標や公共事業での土地取得の算定基準となります。
県内では77市町村399地点で調査が行われ、住宅地・商業地合わせて伊那市では9地点で、箕輪町では5地点で、南箕輪村では2地点で行われました。
3市町村の商業地では、伊那市山寺の駐車場付近は、1平方メートルあたり41,500円で、去年と比べてマイナス1.9%。
箕輪町松島のイオン箕輪店付近は、1平方メートルあたり30,300円で去年と比べてマイナス2.9%。
南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近は、1平方メートルあたり23,500円で、去年と比べてマイナス2.1%となっています。
県内で上昇した商業地は16地点で、去年の1地点より15地点増えました。
上昇したうち最も高い地点は、長野市の長野駅前で、1平方メートルあたり36万2,000円となっています。 -
高遠小6年生 ふるさとCM撮影
伊那市の高遠小学校の6年生は、長野朝日放送が実施しているふるさとCM大賞に応募するためのCMの制作に取り組んでいます。
子どもたちが地域の魅力をPRできる場所として選んだのは、伊那市高遠町のポレポレの丘です。
ブランコや木登りをして遊ぶ様子を、タブレット端末で映像に収めました。
6年生は、地元高遠町の良さをPRすることを中心に活動していて、CM大賞に応募することにしました。
伊澤修二や、高遠石工など様々なアイディアを出し合った結果、大人でも子どもでも楽しめる場所だとして、ポレポレの丘をテーマに選んだということです。
子どもたちが考えた歌詞をラップ調にして、ポレポレの丘の魅力をPRします。
子どもたちは歌詞に合うように映像を撮影していました。
作品の応募締め切りは9月30日で、6年生たちは、今後、撮影した映像の中から良いものを選んで編集を行うということです。
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防火ポスター・習字の最優秀賞決まる
上伊那の小学生を対象に募集した火災予防に関するポスターと習字の選考会が、伊那市の上伊那広域消防本部で18日、開かれました。
ポスターの部の最優秀賞には、駒ケ根市の赤穂南小学校6年の、入谷星穏君の作品が選ばれました。
火災の原因になる家電や調理器具、たばこの不始末などを指さし確認するデザインです。
習字の部の最優秀賞には、伊那市の東春近小学校6年の唐澤夏萌さんの作品が選ばれました。
唐澤さんは、2年連続の最優秀賞受賞で、標語の「ひとつずついいね!で確認火の用心」を書きました。
事業所などでつくる上伊那防火管理協会と上伊那広域消防本部は、子どもたちに火災予防への関心を持ってもらおうと毎年ポスターと習字の募集を行っています。
今年、ポスターは25校から398点、習字は2校から36点が寄せられました。
最優秀賞に選ばれたポスターと習字は、来年のカレンダーとして、上伊那防火管理協会の会員事業所に配布されることになっています。
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箕輪西部を元気に! 赤そばの里音楽祭
赤そばの里、箕輪町上古田を多くの人に知ってもらおうと、16日に「赤そばの里音楽祭2019」が、箕輪西小学校で行われました。
音楽祭では、地元のおやじバンドやみのわ少年少女合唱団、長野県ゆかりのアーティストが演奏を披露しました。
このうち、伊那市出身のシンガーソングライター・湯沢かよこさんは4曲を披露しました。
音楽祭は、箕輪町西部地区の良さを多くの人に知ってもらおうと2017年から活動する「GoWestかみふるた」が、赤そばの里の見頃に合わせて企画したものです。
城内睦(あつし)代表は「老若男女いろんな人に集まってもらうことができた。これからも西部地区を元気に、住みやすい地域にしていきたい」と話していました。
「GoWestかみふるた」のメンバーは、2年前から地元のイベントに参加してもらっている湯沢さんに上古田のイメージソングの制作も依頼していて、12月に完成、来年1月にはお披露目会を予定しているということです。
現在、赤そばの里は5分咲きで、満開は週末の21日頃と予想しています。 -
横山維者舎 酒米稲刈り
伊那市横山の住民グループ「横山維者舎」は15日、地区の田んぼで酒米の稲刈りをしました。
この日は、メンバー10人が集まり、作業をしていました。
横山維者舎は、地域活性化をめざして伊那市荒井の宮島酒店と協力し、オリジナルの酒づくりに取り組んでいます。
水がきれいで酒米作りに適しているということで、栽培を始めたということです。
育てている品種は、美山錦です。
田んぼは2枚あり、およそ1.8トンを収穫しました。
収穫した米は、もみずりをして、玄米にしたあと乾燥させるということです。
メンバーは、「どの料理にもあう、おいしい酒にしたい」と期待を膨らませていました。
収穫した米からは、一升瓶およそ800本分の酒がつくられるということです。
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羽広区敬老会 獅子舞披露
16日の敬老の日を前に、伊那市西箕輪羽広区の敬老会が15日開かれ、地区に伝わる獅子舞が披露されました。
敬老会では、毎年子どもによる獅子舞が行われていましたが、今年は、地区伝統の獅子舞を披露しようと、羽広獅子舞保存会が初めて舞いました。
敬老会には、区の75歳以上の高齢者およそ60人が参加しました。
はじめに、西箕輪小学校の児童10人による「子供獅子舞」が披露されました。
続いて、羽広獅子舞保存会による「羽広獅子舞」、「鍾馗の舞」が披露されました。
羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史を持ち、五穀豊穣や家内安全を祈り、小正月に舞を披露します。
雄獅子と雌獅子の舞合わせで、羽広北側が雌獅子、南側が雄獅子の舞を受け継いでいます。
参加者は、地域に伝わる伝統芸能を楽しんでいました。
羽広区長の小林英男さんは、「年々高齢化して参加者が少なくなってきているが、これからも続けていきたい」と話していました。
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新山で軽トラ市 新鮮野菜並ぶ
伊那市新山の新山集落センター駐車場で、とれたての野菜や果物が並ぶ軽トラ市が15日、開かれました。
この日は、軽トラック8台が駐車場に並び野菜や果物、花などが売られていました。
訪れた人は、生産者と話をしながら、買い物を楽しんでいました。
軽トラ市は、新山の地域住民でつくる、新山農家組合が6年前から開いているもので、朝収穫した新鮮な野菜などが売られています。
軽トラ市は、10月6日(日)と27日(日)にも予定されていて、まつたけや、しめじなどのキノコ類も多く出品される予定だということです。
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高遠文芸賞 授賞式
R 本をテーマにしたイベント高遠ブックフェスティバルが昨日から伊那市高遠町で始まっています。
開催10周年を記念して小説やエッセイなどを募集した「高遠文芸賞」の授賞式が15日行われました。
15日は、西高遠の読書楼で授賞式が行われ、入賞した6人のうち4人が出席しました。
受賞者の作品を製本した本が手渡されました。
最優秀賞に選ばれたのは伊那市美篶出身で駒ヶ根市の赤塩千寿さんの作品「アズキッパ」です。
作品は山菜の「アズキッパ」を通して、作者の赤塩さんが祖母との思い出を描いたものです。
伊那北高校2年の内村晴恵さんの作品「桜花の夜」が小説部門の佳作に選ばれ高校生で唯一入賞した。
高遠文芸賞は今回が1回目で、
高遠をテーマにした旅行記やエッセイ、小説を全国から募集し49作品の応募がありました。
あすは、受賞作品を製本にするワークショップが高遠町の旧中村家住宅「環屋」であす行われることになっています。
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はたらくじどうしゃ博物館無料開放
建設重機やトラックなどのミニチュアが楽しめる伊那市荒井の「はたらくじどうしゃ博物館」の無料開放が15日まで行われています。
はたらくじどうしゃ博物館には、ショベルカーやブルドーザーなどのミニチュアが2万点~3万点展示されています。
館長の土田健一郎さんです。
小さいころからはたらくじどうしゃが好きだったという土田さんは、その魅力を多くの人に知ってもらおうと11年前に博物館をオープンしました。
このブルドーザーは、1991年に長崎県の雲仙普賢岳の火砕流の撤去作業に当たったものの10分の1のミニチュアです。
重機を造る際の試験に実際に使われたものだということです。
建物の外では、重機の資料の展示販売などが行われています。
ショベルカーに乗ってボール掬いをすることもできます。
伊那市荒井のはたらくじどうしゃ博物館の無料開放は15日までとなっています。
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南アと市街地結ぶツアー29日に
観光資源として南アルプスの魅力を創出するために検討を進めてきた伊那商工会議所の特別委員会は、29日に周遊ツアーを観光商品として実施します。
13日は、委員会が開かれ今月29日に実施するツアーの概要が報告されました。
特別委員会は観光資源として南アルプスの魅力を創出するため市街地と鹿嶺高原を結ぶツアーを商品化しようと、現地調査や観光コースの検討を行ってきました。
ツアーは日帰りで、午前10時にセントラルパークに集合し伊那市街地を歩きます。
実施日の29日に予定されている、有機野菜と朝ごはんのイベント朝マルシェで軽食をとります。
午後はバスに乗って長谷の鹿嶺高原へ向かい散策やバーベキューなどをして参加者が交流をする計画です。
ツアーは一人7,000円で先着20人です。
伊那バス観光株式会社で受付ています。
電話78-4321 -
上農生がおからこ作り
中秋の名月の13日、南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、五穀豊穣を願うおからこ作りをしました。
おからこ作りをしたのは、生物生産科果樹コースの2年生20人です。
生徒たちは伊那谷の食文化について学習をしていて、おからこ作りはその一環です。
指導したのはJA上伊那理事で料理講師の白鳥豊子さんです。
おからこは、十五夜のお供え餅です。
生徒たちはグループに分かれ、もち米をすり鉢で潰していきました。
白鳥さんは「伊那谷では昔、各家庭でおからこを作っていました。若い人たちに昔の食文化を知ってもらう機会になれば嬉しいです」と話していました。
出来上がると、生徒たちはラップに包んで丸めていました。
おからこは里芋の葉っぱに乗せ今年とれた野菜と一緒に備えます。
生徒たちは、それぞれ家に持ち帰りあす、おからこ汁にして味わうということです。
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マツタケ店頭に並ぶ
伊那市の産直市場グリーンファームでは、秋の味覚のオオ様マツタケが店頭に並び始め、買い物客の目を引いています。
グリーンファームでは、マツタケの入荷が始まった6日から店頭の一角にコーナーを設けています。
去年のこの時期は1日15キロほどでしたが今年は35キロほどが持ち込まれているということです。
グリーンファームでは「出足は良いが豊作の年になるかはまだわからない」と話します。
マツタケは主に辰野と木曽の標高1200mの山で採れたものでキロ単価は3万円から7万円です。
グリーンファームでは、東京や大阪の料亭などへ発送していて、この時期になると電話での問い合わせも多くなります。
マツタケコーナーには人だかりができていましたが簡単には手がだせないようです。
中には、旬を味わおうと奮発して買い求める人の姿もありました。
グリーンファームでは「これからのシーズン本番に向けて今後の入荷に期待したい」と話していました。
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みのわ芸術文化協会 作品展
みのわ芸術文化協会の会員による「書道と文学作品展」が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、会員から寄せられた書道や俳句、小説など、およそ50点が並んでいます。
このうち、「ふきはら」という題名の連載本には、小説や俳句などが掲載されています。
表紙の絵は、会員で伊那市在住のマンガ家、橋爪まんぷさんが担当しています。
みのわ芸術文化協会は、10年以上前から、毎年この時期に作品展を開いています。
みのわ芸術文化協会の「書道と文学作品展」は、15日(日)まで箕輪町文化センターの展示コーナーで開かれています。
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東京芸大作家の展覧会 14日から
伊那市と長年交流のある東京芸術大学の8人の作家による展覧会が、14日から、高遠町の信州高遠美術館で始まります。
展覧会を前に、展示の準備や作品の制作の仕上げなどが行われていました。
展覧会には、東京芸大の准教授や講師のほか、作家として活動する8人が作品を出品します。
展覧会は自然豊かな伊那地域をイメージして森をテーマにしています。
高遠町出身の伊澤修二が、東京芸大の初代校長を務めたことが縁で、伊那市と東京芸大は長年交流をしています。
その一つに、高遠町長藤の古民家を拠点とするデザインプロジェクトとワークショップの活動があります。
プロジェクトでは去年、高遠第2第3保育園の園児と一緒にアート作品を制作し、今回の展示会でもその作品が展示されます。
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西箕輪 重盛さんのりんご園で防鳥ネット張り
伊那市西箕輪の果樹農家重盛正さんは、鳥による食害からりんごを守るための防鳥ネットを、4日に設置しました。
4日は重盛さんのおよそ1.5ヘクタールのりんご園でネット張りが行われました。
付近では、カラスやムクドリがりんごなどの果樹を食べる食害が発生しています。
重盛さん宅では、およそ20年ほど前から防鳥ネットを設置していて、設置後は被害がほとんどないということです。
2、3年に1度ネットを張り直していて、4日は羽広の果樹農家らでつくる羽広くだもの協力隊のメンバーが作業を手伝っていました。
ネット張りは、10月上旬にも行われる予定です。 -
日本山岳写真協会南信支部 写真展
日本山岳写真協会南信支部の、第25回写真展「貌・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、県内外で撮影された山岳写真81点が並んでいます。
会員が、1年間撮影した中から、厳選した写真を展示しているということです。
写真展は、16日(月)まで開かれています。
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高遠第2・第3保育園児 おまわりさん顔描く
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児たちは11日、藤沢警察官駐在所近くに置かれた警察官のカカシに服を着せたり顔を描いたりしました。
この日は、園児30人が作業をしました。
警察官のカカシを作ったのは、近くに住む矢澤親男さんで、国道152号線沿いにこれまでに10体作っているということです。
このカカシは、子どもたちの交通安全を願い、高遠第2・第3保育園と住民組織地域の未来を考える会の要望で作りました。
園児は、カカシに目を描いたり、ヘルメットを着けていました。
考える会では、「このカカシがきっかけとなり子どもたちに安全に気を付けてもらい、交通事故が起こらないように願っています。」と話しています。
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石工に思い馳せ 石割り実演
現在の石匠の仕事を見学することで高遠石工の技術に思いをはせてもらおうと、10日伊那市高遠町で講座が開かれ、石割りの実演が行われました。
重さ800キロほどの小黒川の花崗岩です。
伊那市西春近の唐木屋石材工芸会長の唐木一平さんが、石割りを実演しました。
この講座は、現在の石匠の仕事を見学することで、高遠石工の技術に思いをはせようと高遠町公民館が開いたもので、40人ほどが参加しました。
石にくさびを打ち込み、ハンマーでたたいて割っていきます。
この仕事を続けて52年になるという高遠町東高遠の北原石材店店主の北原多喜夫さんです。
ノミを使って石に穴をあけていきます。
現在ではハンマードリルを使いますが、昭和20年代まではこの方法が使われていたということです。
割った断面を手作業で平らにする技術も実演されました。
唐木さんは、「石は一度削ってしまうと修正することができない。機械のない時代に繊細な作品を仕上げていた高遠石工はとても高い技術を持っていた」と話していました。
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伊那地域33.6度 真夏日
10日の伊那地域の最高気温は、午後2時28分に33.6度を記録し、真夏日となりました。
高気圧に覆われ全国的に気温が高くなっているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、伊那市の80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
命に別状はないということです。
伊那市美篶上川手では稲刈りをする人の姿が見られました。
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笑いヨガ 参加者同士リフレッシュ
笑いとヨガの呼吸法を組み合わせた「笑いヨガ」の体験カフェが10日、伊那市のケアセンターいなで開かれました。
体験カフェには、上伊那在住の60代から80代までの女性10人が参加しました。
笑いヨガは、笑いながら体を動かし、ヨガの呼吸法を取り入れる健康体操です。
笑うことで血流が良くなり、体に多くの酸素が取り入れられ心身共にリフレッシュする効果があるということです。
参加者は、体全体を動かして笑いヨガを楽しんでいました。
体験カフェは、健康増進を目的に、上伊那医療生活協同組合の健康づくり委員会が開いたものです。
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最高気温33度 真夏日続く
9日の伊那地域の最高気温は、午後2時2分に33度を記録しました。
9月に入り30度を超える真夏日となったのは、4日目です。
長野地方気象台では、10日も高温が予想されるため暑さを避け、水分をこまめに補給するなど十分な熱中症対策をとるよう呼び掛けています。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
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ボランティア団体 双葉公園の草刈り
伊那市御園の住民でつくる「双葉公園と周辺を美しくする会」は8日、公園と周辺の草刈りを
行いました。
作業には会員を中心に、およそ50人が参加しました。
参加した人は、草刈り機やカマなどを使って、土手や地面の草刈りを行いました。
「双葉公園と周辺を美しくする会」は、2010年3月から市内の公共施設の美化活動をする「アダプトシステム」に参加していて、市から清掃用具などの支援を受け、活動をしています。
会では、子どもたちが楽しく遊ぶことができる公園を保つために、年に7回程、草刈りなどを行っています。
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女性が働きやすい職場学ぶ セミナー
女性が働きやすい職場環境を学ぶセミナーが29日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
講師は元内閣府男女共同参画局政策企画調査官の船木成記さんです。
船木さんは「日本人特有の仕事に対する高すぎるモチベーションは、時代の流れと共に変える必要がある」と話し、「管理職と社員が意見を共有し、各企業ごとに最適な働き方を見つけてほしい」と話しました。
製造業に勤務している、ある女性は、「子育てで急用ができた時にも仕事が共有できれば、早退をして子どものために時間を使える」と話していました。
今回のセミナーは、伊那商工会議所の女子会プロジェクト委員会が主催したものです。
セミナーには、市内の企業の管理職など、およそ50人が出席しました。 -
ポニー草競馬 パカパカ杯
子どもたちのポニーの草競馬大会パカパカ杯が8日箕輪町木下で開かれました。
大会は箕輪町のNPO法人伊那ハーレンバレーパカパカ塾が開いたもので14回目となります。
今年は会場を木下のKOA北側の農地に移動し開かれました。
地元をはじめ、静岡県や愛知県などから28頭が出場しました。
1周およそ300メートルのコースでレースが行われ、指定されたぬいぐるみを探したり障害物を越えるなど趣向をこらしたレースが行われました。
パカパカ塾は馬の世話を通して人や動物への思いやりの心を持つ子どもを育てようと元教員の春日幸雄さんが設立したものでおよそ20人の子どもが通っています。
春日さんは「大勢の人に支えられ感謝している。子ども達の成長を見守り、馬を通して集まった人たちと楽しい大会にしたい」と話していました。
パカパカ杯では10種目のレースの他に乗馬体験も行われ、訪れた子ども達がポニーとの触れ合いを楽しんでいました。
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シードル・地ビールで乾杯 泡フェス
伊那谷のシードルや地ビールなどを味わう「泡フェス!信州・伊那谷シードル&クラフトビアヌーヴォー」が、7日と8日の2日間、伊那市のセントラルパークで開かれました。
2日目の8日は、午前11時にイベントが始まりました。
会場には、伊那谷を中心に県内10社のシードル20銘柄と、4社のクラフトビール8銘柄が会場に並びました。
また、地元産の食材を使ったカレーやガレットなど、伊那谷の飲食店9店も並びました。
泡フェスは、伊那谷の飲食店や酒造店などでつくるアスタルシードルクラブが主催しています。
イベント責任者の渡邊竜朗さんによると、イベント初日のきのうは、開始わずか1時間で去年のイベント来訪者数400人を上回る盛況ぶりで、1日で1200人以上が訪れたということです。 -
みのわナイトウォーク&ラン
夜景を見ながら箕輪町を走るイベント「みのわナイトウォーク&ラン」が7日に行われました。
大会はみのわ天竜公園を発着点に開かれ、県内外から去年より200人多い700人が参加しました。
参加者は、福与公民館を折り返す8.8キロのロングと天竜川沿いの5.5キロのショートの2つのコースに別れ走ったり、歩いたりしていました。
イベントを盛り上げようと、福与の鹿垣公民館では地区住民がキュウリや梨などを振る舞っていました。
こうした振る舞いは年々増えていて、今年は福与や松島、三日町などショートとロング合わせて5か所で行われたという事です。
この催しは、夜の街の風景を楽しんでもらおうと3年前から行われています。
箕輪町では今後も大会を継続し滞在型のイベントにしていきたいという事です。
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台風15号 8日夜から9日朝に最接近
強い台風15号は、8日夜から9日の朝にかけ長野県に最も接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、県の南部で9日の正午までの降水量は多いところで50ミリから100ミリ、最大風速は12メートルと予想されています。
気象台では台風の進路により予想が変わる場合があるので、最新の気象情報を利用するよう呼びかけています。
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さくらホテルで蝶の写真展
伊那市高遠町のさくらホテルで、伊那市在住の写真愛好家金谷兼義さんの蝶の写真展が開かれています。
会場には、県内外で撮影された蝶の写真222点が展示されています。
沖縄県の西表島や、埼玉県の西部で撮影したものなど全国各地で撮影した蝶の写真が並んでいます。
金谷さんは、10代から風景写真を撮り始め、50代で蝶の写真を撮り始めたということです。
一般的な蝶の図鑑には載らないような卵や触覚、脚のアップの写真も展示されています。
蝶の写真を撮るときは、成虫を探すほかに、幼虫や卵も見つけるようにしているということです。
写真展は、さくらホテルで29日(日)まで開かれています。