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伊那市上牧「ヒトツバタゴ」 見ごろ
23日の伊那地域の最高気温は、26.9度まで上がりました。
伊那市上牧の唐木 敬吉さんの所有地ではヒトツバタゴ・別名なんじゃもんじゃの木の花が見ごろを迎えています。
昭和53年に植えたという2本の木は、樹高が15メートルほどあります。
ヒトツバタゴの花は、雨や風の影響を受けなければ今月末ごろまで楽しめるということです。
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市町村の防災計画修正へ
県や市町村でつくる「長野県地震対策強化地域協議会」の総会が23日、伊那市の防災コミュニティセンターで開かれ、今年度末までに各市町村の防災計画を修正することが確認されました。
総会では、今年3月に国が南海トラフ地震に関するガイドラインを公表したことを受け、県や市町村の防災計画を修正することが確認されました。
今後は、県の防災計画の修正案が7月に示された後、各市町村が防災計画の修正を行い、今年度末までに完了させる予定です。
この後、防災に関する講演会が開かれ、静岡大学防災総合センター長の岩田孝仁さんが話をしました。
岩田さんは、「減災ではなく、防災の原点に立って、被害を起こさない・拡大させない『被害ゼロ』を改めて目指してもらいたい」と話していました。 -
鹿にGPS取り付け行動範囲確認
南アルプス食害対策協議会の総会が23日に伊那市役所で開かれ、ニホンジカにGPSを取り付け、行動範囲の調査を始めたことが報告されました。
これは、協議会会長の白鳥孝伊那市長が総会で報告したものです。
去年10月に信州大学農学部の協力で、ニホンジカ3頭の首にGPSを取り付け放したということです。
GPSの位置情報がスマートフォンの専用ページに表示される仕組みです。
冬場の鹿の群れの行動範囲を把握し、効率的な捕獲に繋げようと協議会として初めて行われました。
今年3月に、地元猟友会がGPSのデータを元に群れを確認しましたが、捕獲には至らなかったということです。
今年度は、南アルプス林道バスの運行が終わる11月以降に再度捕獲を試みることにしています。
総会では他に、今年度、信大農学部と協力して、山小屋・馬の背ヒュッテ近くの防鹿柵周辺をドローンで撮影し、高山植物の被害状況などを調査する予定です。
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Iターンでカレーの移動販売
Ⅰターンで辰野町に住んでいる明瀬愛里さんは箕輪町役場の駐車場で20日初めてカレーの移動販売をしました。
箕輪町役場のUIターン推進係が窓口となり移動販売を受け入れたもので昼時車の前には職員が行列をつくりカレーを買い求めていました。
明瀬さんは熊本県出身の25歳です。
信州大学農学部卒業後、松本市で調理について勉強し去年7月にカレーの移動販売を始めました。
20日は大学の先輩で千葉県出身の河野卓朗さんが盛り付けなどの手伝いをしていました。
2人は大学時代に知り合い現在交際中だということです。
山登りが趣味という2人は大学時代を過ごした伊那谷での定住を
考えているということです。
車の名前は「トッキ」でほうれん草のベジカレー、ミニが500円、大盛700円で80食が用意されました。
今後箕輪町役場での移動販売は第一、第三月曜日に行われるということです。
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市災害対策協定関係者が会議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まる関係者会議が21日、伊那市役所で開かれました。
伊那市では、災害が起きた時に、迅速かつ的確な対応をするために、67の団体と災害時応援協定を結んでいます。
21日の会議には50団体120人が出席し、災害時の互いの連携を強化していくことが確認されました。
会議ではほかに、長野地方気象台・防管理官の藤田宗一さんが、今月29日から住民の避難行動をより分かりやすく示すために、情報発信していくことを明らかにしました。
平成30年7月豪雨の教訓から、住民の避難行動を支援する防災情報の発信が必要だとし、住民がとるべき行動を5段階に分けて、必要な対応を明確化したもので、自治体が避難を呼びかけるタイミングをレベル4としています。
伊那市危機管理課では、福祉避難所や物資関係の見直しなど、災害が起きた時に必要なものや、対応の流れを明確にしていくとしています。 -
上伊那地区企業説明会
来春、大学や短大などを卒業する予定の学生を対象にした「上伊那地区企業説明会」が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
企業説明会には、上伊那の製造業を中心に71社が参加しました。
参加した学生は、採用担当者から話を聞いていました。
今回、関東の大学に通う学生にも説明会参加を呼び掛けたということですが、午前中に降った雨の影響もあり、例年より少ない41人が参加しました。
説明会は、ハローワーク伊那が主催したもので、毎年3月と5月に開かれています。
ハローワーク伊那によりますと、去年3月と5月に開いた説明会をきっかけに上伊那の企業に就職した学生は、男性5人、女性2人の合わせて7人だということです。
企業の担当者からは、人手不足の声が聞かれました。
来春卒業予定の学生の選考解禁は、6月1日です。
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小満 麦の穂が青々と生長
21日は、二十四節気のひとつ「小満」です。
草木が生い茂り、天地に満ち始める頃とされています。
「小満」は、秋にまいた麦が穂をつける頃とされています。
伊那市富県では青々とした麦の穂が風になびいていました。
この日は午前中、上伊那地域でも広い範囲で雨が降りましたが、午後には晴れ間が広がりました。 -
趣味の作品が並ぶ弥生展
伊那弥生ケ丘高校同窓会による作品展、弥生展が30日から伊那市のいなっせで始まりました。
会場には絵画や手芸、生け花など趣味で作った作品が並べられています。
作品展は25日の同窓会の総会に合わせて開かれたもので会員や弥生の元教諭など43人が出品しています。
このうち最高齢で95歳の北原益子さんは編み物やブローチなどを出品しました。
伊那弥生ケ丘高校の前身の伊那高等女学校卒業で今でも様々な手芸を楽しんでいるということです。
弥生展は26日まで伊那市のいなっせで開かれています。
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伊那市特定保健指導実施率 全国3位に
伊那市は、国民健康保険の加入者を対象に行った特定保健指導実施率が全国814の市区で3位となり、厚生労働大臣からメッセージが贈られました。
メッセージは、全国の上位10の市区、町村、企業それぞれに贈られたものです。
40歳から74歳までの人は、生活習慣病予防に重点を置いた健康診断「特定健診」を受ける必要があります。
特定健診では、腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上で、かつ高血圧、高血糖、脂質異常症の3つのうち1項目以上にあてはまる人を対象に特定保健指導が行われます。
メッセージは、特定健診の受診率か指導実施率が高く、もう一方が一定の条件を満たした自治体や企業を対象に国が今回初めて贈ったものです。
市は、2017年度の特定保健指導の実施率が88.1%で条件を満たした自治体の中では全国3位でした。
市では、今年度分の特定健診の通知を今月末に各家庭に発送するということです。 -
商店街に高校生の居場所を!
伊那市内の高校生3人が主体となり、商店街に「多目的な自習室」を設置しようと取り組んでいます。
19日は、関係者が集まり、どのような場所にしたいか意見を交換しました。
自習室は、小林書店北側のシェアオフィス・ネイバーシップ内に設けられます。
多くの他人が集まって習う場所にしようと、「いなまち たしゅう室」と名付けました。
中心となって取り組んでいるのは、伊那北高校2年の井崎才蔵さんさんと内村晴恵さん、伊那弥生ケ丘高校2年の齋藤貴之さんの3人です。
伊那北高校では去年、総合的な学習の時間に「人口流出」など7つのテーマ別に市内でフィールドワークを行いました。
井崎さんと内村さんは、シャッター街をテーマに商店街に出向き現状を調査しました。
活動を通して「商店主と関わりを持ちながら高校生が気軽に立ち寄ることができるコミュニティスペースが欲しい」と考えるようになりました。
井崎さんの友人の齋藤さんも加わり、設置に向けた取り組みを今年2月にスタートさせました。
19日は、その思いに賛同した大人も加わり、どの様な場所にしたいか意見を出し合ったりスケジュールを確認したりしました。
26日の午前10時からは2階フロアーの片付けを行うということで、一緒に活動してくれる人を募集しています。
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恩徳寺 クロユリが咲く
南箕輪村の恩徳寺で、今年もクロユリが咲いています。
60年以上前に先代の住職が育て始めたクロユリです。
今年は春先の気温が低かったせいか、例年よりも開花が遅かったということです。
今年は100本のクロユリが花を咲かせ、後2日ほど楽しめるということです。
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駒ヶ根市の30代女性 はしか感染
5月18日に駒ヶ根市内の30代の女性がはしかと診断されました。
伊那保健福祉事務所では、感染防止を呼びかけています。
はしかに感染したのは駒ヶ根市在住の30代女性で、4月29日から5月1日にかけインドネシアに滞在し、5月18日にはしかと診断されました。
女性は
13日午後6時~6時15分にAコープ駒ヶ根店
14日午後9時10分~9時20分にセブンイレブン駒ヶ根伊南バイパス店
15日午後0時5分~0時15分にセブンイレブン駒ヶ根中央店
16日午前8時50分~午後1時20分に昭和伊南総合病院
を利用していて、伊那保健福祉事務所では同じ時間帯に施設を利用した人で、発熱、せき、鼻水、目の充血や発疹などの症状がある人は、医療機関に事前に連絡した上で受診するよう呼びかけています。 -
市中パレード 交通安全啓発
伊那交通安全協会のメンバーは、伊那市のナイスロードで交通安全を呼びかける「信州伊那スマートドライバー市中パレード」を17日に行いました。
伊那市役所を出発した参加者は、 横断幕やのぼり旗、プラカードを持って歩きながら、交通安全を呼びかけました。
伊那交通安全協会では6年ほど前から、伊那市・箕輪町・南箕輪村で会員になった人にドライブステッカーをプレゼントしています。ステッカーを車に貼って、安全運転の意識を高めてもらおうというものです。
伊那警察署によりますと、今年のこれまでの交通事故発生件数は16日現在、伊那市で42件、箕輪町で20件、南箕輪村で14件です。このうち死者は2人、負傷者は88人です。
伊那交通安全協会の春日昇会長は「地域の交通意識を高めて、事故を未然に防ぎたい。」と話していました。
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平澤真希さん屋外でピアノ弾く
伊那市のピアニスト、平澤真希さんが16日、自然の音と共に音楽を楽しもうと、屋外でピアノを弾きました。
この日は、伊那市美篶の三峰川沿いの堤防で、軽トラックの上に乗せたピアノを演奏していました。
ピアノは、ゴミとして捨てられていたものを、平澤さんの知人が拾ってきたもので、軽トラックに乗せ運んできました。
堤防にはピアノを演奏する音を聞き、やって来た人もいました。
平澤さんは、「ピアノは屋内で演奏する楽器だが、屋外でも演奏してみたいと思った。」と話していました。 -
田中五段が指導対局
日本将棋連盟のプロ棋士で長野市出身の田中悠一五段の将棋教室が伊那市の創造館で18日、開かれ小学生が指導対局を受けました。
教室には小学1年生から60代まで20人が参加しました。
指導対局では同時に4人を相手に田中五段が将棋を指しました。
教室では他に、今月行われた豊島将之二冠と佐藤天彦名人による名人戦第4局の解説が行われました。
解説会は、将棋の普及につなげようと日本将棋連盟が全国の各都道府県で開いているものです。
日本将棋連盟上伊那支部では「教室を通じて将棋人口の拡大を図っていきたい」と話していました。
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東春近をウォーキング
景色を楽しみながらウォーキングをするイーナちゃんウォーキングカーニバルが伊那市の東春近を会場に19日、行われました。
イベントには、健康ウォークの部とウォークラリーの部、合わせて270人が参加しました。
イーナちゃんウォーキングカーニバルは、初夏のさわやかな風の中でウォーキングを楽しんでもらおうと伊那市などが毎年行っています。
健康ウォークの部では、東春近の自然や風景を楽しみながら14キロを歩きました。
ウォークラリーの部には44チームが参加しました。
ウォークラリーは、歩いた時間やクイズなどで得点を稼ぎながらゴールを目指します。
チェックポイントとなっている春近神社では、その場所にまつわるクイズが出題されるため、参加者たちは真剣に観察していました。
19日は、晴天に恵まれ、参加者たちは会話を楽しみながら歩いていました。
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市民吹奏楽団コンサート
伊那市民吹奏楽団のスプリングコンサートが伊那市の伊那文化会館で19日、開かれました。
伊那市民吹奏楽団は、伊那市内を中心に60人が所属していて週に2回練習をしています。
スプリングコンサートは秋の定期演奏会に加えて春の活動を充実させようと開かれています。
コンサートでは、ポップスやクラシックなど9曲を披露しました。
他に、今年7月に岡谷市で開かれる長野県吹奏楽コンクールの課題曲も演奏しました。
伊那市民吹奏楽団は、去年とおととしのコンクールで県代表に選ばれています。
北條崇博団長は「楽しく活動することをスローガンに掲げ、今後もよりよい演奏をしていきたい」と話していました。
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坂下区民ハイキング
のんびりと楽しみながら里山を歩く伊那公民館坂下分館のハイキングが18日、行われました。
ハイキングは、区民の健康増進と交流を図ろうと行われたもので区民4人が参加しました。
18日は、伊那市横山の鳩吹山に登りました。
歩いて2時間、標高およそ1600mの頂上に到着です。
頂上では、パラグライダーを楽しむ人たちの姿が見られました。
参加者たちは、山菜をとるなどして楽しんでいました。
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ロータス・エラン伊那に集結
イギリスのスポーツカー「ロータス・エラン」40台が18日、伊那市に集まりました。
会場は伊那市西春近のかんてんぱぱガーデンです。
北は新潟、南は福岡から30代前半から70代後半までの60人の愛好者が集まりました。
ロータス・エランの愛好者で作るチームエランでは、年に1度、本州の様々な場所をツーリングしていて、伊那市での集まりは6年ぶり2回目だということです。
参加者たちはミーティングをした後、駐車所を出発していきました。
18日は木曽方面に向かい、木曽路を走った後、伊那市に戻って高遠に宿泊する予定です。
ある参加者は「昼には信州そばを味わいたい。」と話していました。 -
自転車で石仏巡る
自転車に乗って、伊那市高遠町の石仏をめぐるツアーが18日、行われました。
伊那市では、自転車を使った健康増進を目指し、今年度中に自転車活用推進計画の策定を進めています。
イベントは、今年3月に民間レベルで組織された伊那市自転車計画策定準備委員会が開いたものです。
委員会では、自転車を通して観光振興や健康増進などに結び付けていこうと実験でツアーを企画しました。
18日は、伊那市をはじめ、近隣市町村から8人が参加しました。
高遠町文化センターを出発し、高遠町内の石仏を見学しました。
始めに訪れた香福寺では、咳の地蔵を見学しました。
委員で、市役所自転車クラブ代表の牧田豊さんがガイドを務めました。
自転車のハンドルには、GPS機能がついたナビゲーションの機器が試験的に取り付けられました。
機器には、18日のコースデータが入っていて、ガイドがいなくても自分のペースで走ることができるということです。
参加者たちは、一周およそ12キロのコースを自転車で走りました。
伊那市自転車計画策定準備委員会では、「高遠町にはたくさんの石仏がある。今日の反省をいかし楽しいツアーを企画していきたい」と話していました。
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伊那市ボランティアポイント 来月から
伊那市は65歳以上の人を対象に、福祉施設などでボランティアを行う事でポイントをため、そのポイントを商品券などに交換できる事業を来月からスタートさせます。
伊那市では伊那市社会福祉協議会に委託し、来月1日か「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」をスタートさせます。
ポイントをもらうには、伊那市社会福祉協議会でボランティアの登録が必要となります。
事業に参加する市内の福祉施設や市が行う認知症オレンジカフェなどでボランティアを行うと、ポイントカードに1時間当たり1個スタンプが押されます。
スタンプは1日最大2個までで50個ためると年度末に5千円分の商品券等と交換できる仕組みです。
この事業に登録した事業所のひとつ、伊那市御園のふれ愛センター伊那北です。
高齢者向けのデイサービスやショートステイを行っています。
福祉施設とボランティアのコーディネイトを行っている社協では、ボランティアが増える事で災害時の共助につながればと話します。
伊那市では、これをきっかけに、65歳以上の人が地域に出て、生きがいに繋げてもらいたいと話します。
伊那市社会福祉協議会では、22日からボランティアの登録を始めます。
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箕輪町消防団 機能別消防団員導入へ
箕輪町消防団は、団員不足解消に向け40歳以下のOBを対象にした「機能別消防団員」制度を導入する計画です。
16日は箕輪町役場で消防委員会が開かれ、機能別消防団員について説明が行われました。
箕輪町消防団の団員数は400人ですが、訓練や火災の発生時には100人程しか出動せず、新たな団員の勧誘も難しくなっているという事です。
機能別消防団員は、特定の消防団活動を行うもので、箕輪町では火災や災害時のみ出動し、訓練には参加しない計画です。
対象は、消防団の経験が5年以上ある人で年齢は40歳以下です。
それぞれの分団長が推薦をし団長が任命を行い、退団した時の分団に所属します。
定数は各分団の1割以内とし、全体で30人ほどを見込んでいます。
機能別消防団員制度については、分団長会で協議を行い、できるだけ早い時期に規則を改正し導入する予定です。
長野県によりますと上伊那では伊那市の長谷地区と中川村で機能別消防団員を導入しているという事です。
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シニア世代交流会で脳トレ
60歳以上のお年寄りが楽しみながら脳のトレーニングなどを行うシニア世代交流会が17日南箕輪村の北殿公民館で開かれました。
交流会は北殿地区社会福祉協議会が開いたもので地区住民約50人が集まりました。
老化防止には指先を動かすとよいということで新聞紙を長くちぎったり折りたたんだりしていました。
また手拍子やじゃんけんによる脳のトレーニングも行われました。
北殿地区社会福祉協議会では今年度6回の交流会を予定していて
小学生との交流や花壇整備、諏訪方面へのバスハイクなどが計画されています。
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毎日着たい服展 キルトガッセ
手作りの洋服の展示販売会「毎日着たい服展 キルトガッセ」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、手作りの洋服など200点ほどが展示されています。
展示販売会は、伊那市福島の工房で洋服などを作る根津幸江さんが開いています。
3年ほど前から本格的に洋服を作り始めた根津さんは、麻や綿などの天然素材を使い、シンプルなデザインの洋服を作っています。
根津さんは、「普段の生活にも使え、日常でのアクセントになるような洋服を揃えている。試着もできるので実際に着てもらって確かめながら選んでほしい」と話していました。
展示会は、20日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
JC 食育体験イベント
一般社団法人伊那青年会議所は、小学生の親子が対象の食を学びながら自然体験をするイベントを、来月29日に伊那市内で開きます。
14日は、伊那市の伊那商工会館でイベントについての記者会見が開かれました。
イベントでは、保護者は食育のマナーについて学び、子どもたちは、つかみどりしたマスを調理します。
他に、専門家による鶏を食肉に加工する様子の見学も予定しています。
日時は6月29日(土)午前9時からで場所は伊那市横山の山荘ミルクです。
小学生の親子20組で1世帯3人までとなっていて応募多数の場合は抽選となります。
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迷い子を保護し高校生に感謝状
伊那警察署は、迷い子を保護したとして南箕輪村在住の辰野高校1年の橋爪宏明さんに15日、感謝状を贈りました。
15日は、辰野高校で贈呈式が行われ、伊那警察署の石坂達雄署長から橋爪さんに感謝状が贈られました。
今月9日、南箕輪村を一人で歩いていた幼児を帰宅途中の橋爪さんが保護しました。
伊那警察署によりますと幼児は、買い物に出かけた母親を追いかけ道に迷っていたということです。
橋爪さんは、泣いていた幼児に声をかけ手をつないで近くの商業施設へいき警察に通報しました。
買い物から帰宅した母親は、子どもがいないことに気がつき110番通報していて保護の知らせに安堵したということです。
石坂署長は「子どもが犯罪や事故に巻き込まれるケースがある中、適切にしっかり保護をしていただいた」と感謝していました。
辰野高校の宮原明和校長は「機転を利かせて自分で考え行動してくれた」と喜んでいました。
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通り町・美篶堂フェア開催
伊那市で製本業を営む美篶堂は、中心市街地の5つの店舗と協力し、「通り町・美篶堂フェア」を来月2日まで行っています。
通り町のワイルドツリーでは、去年の全国カタログ展で入賞した「うさぎがきいたおと」の本やポストカードが置かれています。
今月下旬からは、この絵本の原画展も計画されています。
美篶堂では、多くの人に本に親しんでもらい、自社の製本技術を知ってもらおうと、今回初めて通り町の店舗と協力しフェアを企画しました。
開催しているのは、ワイルドツリー、オ・ルージュかぐや、コミュニティカフェ・セジュール、カリカリブックス(仮)、ネイバーシップの5店舗です。
美篶堂・通り町フェアは来月2日までを予定していて、来月の1日と2日には製本のワークショップや朗読会などが予定されています。 -
東ティモールの絵画展
東ティモール民主共和国の2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして登録されている伊那市は、東ティモールの人々が描いた絵画の展示を行っています。
展示されているのは、東ティモールの10代から30代の20人が描いた作品です。
東ティモールの首相夫人・イザベルさんが現地の若者を対象に学習指導を行っていて、作品はその生徒たちが描きました。
風景や建物のほか、国の形に似ていて神話にも出てくるワニも描かれています。
伊那市高遠町出身で、一般社団法人日本東ティモール協会会長の北原巖男さんです。
作品は、2日まで東京の展示会に出品されていたもので、東ティモールのことをもっと知ってもらおうと伊那市での展示を北原さんが提案し実現しました。
協会からクレヨンや絵の具を提供し、これまでほとんど絵を描いたことがない若者たちが今回作品を仕上げたということです。
会場にはイザベル夫人からのメッセージも展示されています。
展示は、東ティモールの独立回復記念日の5月20日を挟んで、24日(金)まで伊那市役所1階市民ホールで行われています。 -
公民館教室押し花作品展示
伊那公民館の女性教室・押し花クラブの会員による作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で15日から始まります。
会場には、およそ50点の作品が並んでいます。
20年程前に伊那公民館で始まった講座で、現在は上伊那の60代から80代の13人が作品づくりに励んでいます。
指導しているのは、伊那市中央の野澤伊代子さんです。
作品には主に会員が家庭で育てた草花が使われていて、仕上がったものは真空にして乾燥剤を入れているため、10年以上経っても色が変わらないということです。
クラブでは年に1回、近隣の山へ出かけ押し花に使う花を摘んでいて、野澤さんは「使う植物を探すところから楽しんでやっています。会員の思いを作品から感じ取ってもらいたい」と話していました。
伊那公民館女性教室・押し花クラブの作品展は、15日~25日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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セーフティーリーダー委嘱式
自分の身の回りなど防犯意識を高め地域に広める、わが家のセーフティーリーダー委嘱式が8日、伊那市高遠町の高遠小学校で行われました。
委嘱式は、学校や家庭、地域が一体となり子どもの防犯意識を高めようと行われています。
委嘱を受けた児童は高遠小6年生38名です。
リーダーとなった児童は、横断歩道の正しい渡り方を下級生に教えたり、きちんとしたあいさつなど暮らしの中から防犯意識を高めます。
伊那警察署の石坂達雄署長は、「家庭や学校でお手本となるように行動してほしい」と話していました。
セーフティーリーダー委嘱式は伊那署管内で高遠小のほかに3校での実施が予定されています。