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伊那青年会議所 郷土愛を育む事業開催
保科正之について詳しい直木賞作家で伊那市ふるさと大使の中村彰彦さんの講演会が12日伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は伊那青年会議所が企画した郷土愛を育むイベントの一環で行われました。 中村さんは、保科正之が徳川3代将軍・家光の弟でありながらおごる事無く、民の為に政治を行っていた事などを紹介しました。 7歳から25歳まで高遠藩の保科家で過ごした恩を忘れず、生涯、徳川ではなく保科姓を名乗った事から「義理堅い性格だった」と話していました。 会津藩主時代には、高齢者へ米を支給する現在の年金制度に近い社会保障を江戸時代に行っていたと紹介しました。 イベントを企画した伊那青年会議所では「先人たちの歴史や豊な自然を知る事で郷土愛を育むきっかけにしてほしい」と話していました。
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地域を考える「かみふるカフェ」開催
箕輪町の上古田区の住民有志グループは世代を超えこれからの地域につい話し合う「かみふるカフェ」を13日上古田公民館で開きました。 イベントには、区民およそ20人が参加し箕輪町の職員から将来の人口推移や町の振興計画について話を聞きました。 イベントを企画したのは、上古田区の子育て世代の父親有志ら10人でつくるグループ「Go West かみふるた」です。 地域の魅力を発信し子ども達に伝えることで、箕輪町の西部地区の人口増加につなげていこうと去年から活動を始めました。 今回の「かみふるカフェ」は、参加者が主体的になって地域について考え、世代を超えて話合うきっかけにしてもらおうと企画しました。 このグループでは今年度、みのわ祭りの踊り連や赤そば花まつりへの参加を計画しています。
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親子将棋教室 子どもたちが対局
親子を対象にした将棋教室が伊那市の伊那公民館で12日開かれました。 教室には、上伊那を中心に、茅野市や諏訪市などからも、保育園児から中学生までの子どもとその保護者25人が参加しました。 12日は、駒の動かし方を学んだあと、初級・中級・上級に分かれ対局をしました。 親子将棋教室は、日本将棋連盟上伊那支部が開いているもので、文化庁の伝統文化親子教室支援事業の一環です。 おととしは10人ほどと参加人数が落ち込んでいましたが、高校生棋士 藤井聡太六段の活躍などもあり、小学校低学年を中心に、教室に参加する人が増えているということです。 教室は12月までの14回で、自由に参加することができます。 プロ棋士の田中悠一5段の指導もあります。
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西駒山草会 斑入りの植物展示
伊那市内の山野草愛好家でつくる西駒山草会の山野草展示会があすまで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員12人のおよそ300点が展示されています。 西駒山草会では、葉に白い模様が入った「斑(ふ)入り」の植物をメインに展示しています。 毎年育てていても違う模様が出るのが魅力だということです。 網野幸治代表は「これだけ斑入りの植物が並ぶ展示会は県内でも珍しい。様々な模様を見て楽しんでほしい」と話していました。 この展示会はあすまで南原コミュニティセンターで開かれています。
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西駒への登山道落石で通行止め
中央アルプス西駒ヶ岳への登山口となる伊那市の県道伊那駒ヶ岳線で、11日落石があり、現在通行止めになっています。 通行止めになっているのは、伊那市の小黒川渓谷キャンプ場のおよそ1.2キロ先の地点から県道の終わりまでのおよそ1キロの区間です。 12日は伊那建設事務所の職員らが現地調査をしていました。 道路には2メートルほどの石などが落ちています。 この道は、西駒ヶ岳への登山道となっています。 伊那建設事務所では、週明けから復旧方法などについて検討する予定です。
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伊那東小学校伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校伝統の相撲大会が11日学校の校庭で開かれました。 11日は全校児童610人が学年別、体格別にグループをわけて相撲をとりました。 1・2時間目は1年生から3年生の大会が開かれました。 子どもたちが怪我をしないよう押し出しだけで戦うというルールです。 伊那東小学校には、昔本物の土俵があった事から毎年相撲大会を開いていると言う事です。 校庭には連休明けから土俵が作られ子ども達は体育の授業で練習をしてきたという事です。 勝敗が決まらずジャンケンで勝ち敗けを決める取り組みもありました。 3年生男子の決勝戦では力の入ったとり組みがおこなわれました。 個人戦が終わると、クラス対抗の団体戦が行われ、校庭には子供達の応援が響いていました。
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信州みのわ山野草クラブ 春の展示会
箕輪町の「信州みのわ山野草クラブ」の春の展示会が12日と13日の2日間木下公民館で開かれます。 11日は会場で準備が行われ会員16人の作品200点が展示されました。 信州みのわ山野草クラブは、17年前に公民館クラブとして発足し、山野草の育成方法や作品の作り方を学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。 会長の浦野伸さんは「鉢それぞれの斑の入り方や花の色などを楽しんでほしい」と来場を呼びかけていました。 信州みのわ山野草クラブの春の展示会は12日と13日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
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災害救助支援へドローンテスト飛行
伊那市は災害が発生した場合の被害状況や孤立集落の情報収集の手段として、無人飛行機ドローンの活用を検討しています。 11日は市や市内でドローンのコンサルや空撮を行う団体の代表などが参加し、災害の発生を想定したテスト飛行が行われました。 市役所南のせせらぎ水路を会場に水路を道路に、木を倒れた建物に見立てドローンを飛ばしました。 ドローンからのライブ映像がテレビに写しだされると、市の職員が確認を行っていました。 市の職員は「被害の状況がわかるよう、高度を低くして飛ばしてほしい」などと要望していました。 ドローンによる災害支援は、市内で空撮などを行う「一般社団法人信州伊那宙」と「株式会社DIG TRIP」が地域貢献の一環として伊那市に提案し、応援協定締結に向け協議が行われています。 企業側はドローンの活用の幅を広げたい狙いが伊那市は人が入れない場所での情報収集に期待しています。 伊那市では年度内の協定の締結に向け、山間地でのテストや支援内容のすり合わせを行うとしています。
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天竜川に鮎の稚魚放流
鮎の友釣りの解禁を前に伊那市の天竜川で11日稚魚が放流されました。 鮎の稚魚は大きさが8センチほどです。 11日は天竜川漁業協同組合の組合員がホースを使って天竜川に400キロ分を放流しました。 友釣りの解禁は6月23日の午前6時で高遠ダムより上流の三峰川水系の解禁は7月14日午前6時となっています。 漁協では今年度3千キロ分約35万匹の稚魚を放流する予定で解禁日には18センチから20センチほどになるということです。 漁協では「解禁日までに適度な雨が降れば、エサとなる珪藻が石につき釣果が期待できる」と話していました。 遊魚料は年間券が8800円、日釣券が2200円となっています。
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みのわ祭り ポスター・うちわの原画決まる
30回の節目を迎える今年のみのわ祭りのポスターとうちわの図案が決まりました。 いずれも一般の作品でポスターには伊那市の岩﨑祐紀さんの図案が選ばれました。 (写真左) ポスターは600枚作られ町内外の店舗などで祭りをPRします。 うちわは箕輪町の土橋正史さんの図案が選ばれました。(写真右) うちわは1万本作られ町内に全戸配布されます。 小学生から一般まで238点の応募がありみのわ祭り実行委員会によりこの2作品が選ばれました。 うちわの裏面は30回記念として行われるスタンプラリーで活用できるようにするということです。 今年のみのわ祭りは7月28日に予定されています。
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出水期を前に河川合同巡視
梅雨や台風などの出水期を前に国土交通省天竜川上流河川事務所は、天竜川と三峰川河川の合同巡視を9日、行いました。 合同巡視は、堤防の低い箇所や過去にのり面がくずれた場所の点検を行うもので、今日は消防や警察など関係者35人が参加しました。 9日は、天竜川上流河川事務所が管理している天竜川流域の重要水防箇所を見て回り、担当の職員が説明をしていました。 このうち伊那市富県の三峰川護岸は、これまで危険個所となっていましたが、去年5月に改修工事が行われました。 職員は、「改修工事によって堤防の強度が高まり、水害に対する安全性が高まったが3年間ぐらいは、これまで通り安全を確認してほしい」と呼び掛けていました。 上伊那地域での合同巡視は22日まで行われることになっています。
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第13回西町区みんなの作品展
伊那市西町の住民が制作した美術品が並ぶ「第13回西町区みんなの作品展」が、11日から西町公民館で始まります。 会場には、絵画や書道、工芸、盆栽など、西町区民から集まった美術作品およそ100点が並んでいます。 西町区では毎年秋に様々な行事を行うため、春に作品展を開いています。 去年まで「美術作品展」の名前で開催していましたが、幅広い世代の区民に出品してもらおうと、今回から名前を「みんなの作品展」に変えたということです。 今回初めて竜南保育園に声をかけ、年長園児の作品が展示されました。 園庭の桜を題材に、園児が指や手の側面を使って満開の桜を表現しています。 また、会場の一角には上映コーナーが設けられ、去年10月に春日神社の例大祭で行われた伊那小学校の児童による浦安の舞の映像を観ることができます。 第13回西町区みんなの作品展は、11日から13日まで西町公民館で開かれます。
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遠照寺のぼたん咲き始める
ぼたんの寺として知られる伊那市高遠町の遠照寺では、例年より2週間ほど早くぼたんの花が咲きはじめました。 見ごろは来週の中頃になりそうです。 遠照寺の境内にはおよそ160種類、1700株のぼたんが植えられています。 毎年、高遠城址公園の桜が開花した1か月後に花が咲き始めるということで、今年は例年より2週間ほど早く、今月1日に咲きはじめたということです。 9日も、一足早く花を楽しむ人の姿が見られました。 松井教一住職は、過去を見てもこんなに早く咲き始めた年はないと話します。 ぼたんは、松井住職の母、智恵子さんが昭和57年に3株植えたのが始まりで、その後地区住民の協力を得ながら育てているということです。 遠照寺では、12日からぼたん祭りを計画していて、期間中は、苗木の販売などが行われることになっています。 遠照寺では、来週の中旬頃が見ごろと予想していて、「多くの人たちに花を楽しんでもらいたい」と話しています。
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伊那市山寺の高尾公園 つつじ見ごろ
伊那市山寺の高尾公園のつつじが見ごろとなっています。 見ごろは今週末頃までで12日(土)の高尾神社例大祭では、伊那小学校児童による合唱や宝投げなどが予定されています。
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恩徳寺でクロユリが見頃
南箕輪村沢尻の恩徳寺でクロユリが見頃を迎えています。 元は先代の住職が育てていたものだということですが、徐々に株の数を増やし、今年はおよそ150株のクロユリが咲いています。 花はあと1週間ほど楽しめるということです。
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戦国の歴史知る 福与城址まつり
箕輪町の戦国時代の城跡、福与城跡で29日福与城址まつりが開かれ地域住民がイベントを楽しみました。 まつりでは福与地区と三日町地区の常会などが屋台を出し集まった人たちが食事やゲームを楽しんでいました。 福与城跡は県の史跡に指定されていて戦国時代の1545年、武田信玄率いる武田軍と福与城の軍勢が激しい攻防を繰り広げた場所とされています。 東西およそ330メートル、南北は440メートルの段状となっていて城を守るための堀など当時の地形が残されています。 まつりは住民が交流を深め、地域の歴史を知る機会にしてもらおうと有志でつくる福与城址を守る会が実行委員会を組織し開いたもので今年で21回目となります。
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鉄道テーマにイベント 春のふれあい博物館
子どもの日の5日、鉄道をテーマにしたイベント「春のふれあい博物館」が箕輪町郷土博物館で行われました。 博物館前に展示されている電気機関車ED19の内部が特別に公開され子どもたちが運転士気分を味わっていました。 この日は「鉄道」をテーマに、切符の発券体験が行われた他、鉄道に関するクイズが出題されました。 また、新幹線の制服の試着体験もあり、子どもたちがカメラの前でポーズをとっていました。 このイベントは、博物館に気軽に足を運んでもらおうと館内を無料開放するもので子どもの日にあわせ毎年開かれています。
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沢区子どもの広場
箕輪町沢の小学生がゲームをして楽しむ子どもの広場が5日、ながたドームで開かれました。 子どもの広場には、沢の小学1年生から6年生32人が参加し、5種類のゲームを楽しみました。 カーリングのように、円の中心に向けて車輪のついた円盤を投げるゲームもあり、子どもたちが白熱していました。 このイベントは、沢公民館が開いているものです。 沢公民館では「子ども同士や地域の人たちで交流し、楽しい思い出を作ってほしい」と話していました。
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経ヶ岳強歩大会に向けて登山道を整備
16日に開かれる南箕輪村の南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会に向けて登山道の整備が、6日に行われました。 この日は、南箕輪中の3年生有志14人と職員やPTAが経ヶ岳の登山道を整備しました。 今年で最後の大会となる3年生は、コースの途中に応援メッセージを書いたボードを取り付けたり、ごみ拾いをしました。 整備作業は、安全のため毎年行われています。 大会は66回を数える伝統ある大会で、整備作業もいつからか分かりませんが長い歴史があるということです。 南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会は、大芝高原をスタートして8合目までを目指す全長8.3キロのコースです。 スタート地点との標高差は1,235メートルで、途中には急な斜面があります。 南箕輪中学校の経ヶ岳強歩大会は、16日(水)に開かれます。 19日には経ヶ岳バーティカルリミットも予定されていて、この登山道もコースになっています。
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10地区対抗 東春近運動会
伊那市東春近の10地区対抗で競う東春近運動会が、4月29日春富中学校グラウンドで開かれました。 運動会は1500人が参加する、東春近地区最大の行事です。 10地区に分かれ14の種目で点数を競いました。 「お茶碗片手に」は、椀や猪口を使って色水を運び、瓶を一杯にする競技で、参加者はこぼさないよう慎重に水を運んでいました。 東春近運動会は地区間・世代間で交流を深めようと公民館が開いているもので、今年で29回目です。 東春近公民館の野溝和人館長は「大会で人と人、地区と地区のつながりを作り明日への元気につなげていきましょう」と話していました。
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洞泉寺で大般若会
お釈迦様が説いた大般若経600巻を読む「大般若会」が4月30日、伊那市美篶の洞泉寺で行われました。 この日は、市内の曹洞宗の寺の住職14人と檀家などおよそ100人が集まり、大般若会が行われました。 住職らは、経典を上から下へ落としながら略して読みあげる「転読」という方法で行いました。 上から落とすときの風にあたると無病息災などのご利益があるとされています。 大般若経は600巻という膨大な量があり、すべてを正しく読み上げるには時間がかかるためこの方法で行われています。 普段経典は蔵に保管されていて、1年に1回毎年4月30日に出して風にあてています。 横山凌雲住職は「一人ひとりの願いが世界を変えるという思いで今年も無事行うことができてよかった」と話していました。 この後、地元で活動する二胡のグループ二胡楽胡が演奏を披露しました。
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春の叙勲 伊那市美篶の保護司 木下俊明さん
春の叙勲 更生保護功労で瑞宝双光章を受章した伊那市美篶の保護司、木下俊明さんの喜びの声です。 伊那市美篶上川手の木下俊明さん72歳。高遠高校を卒業後、伊那商工会議所に就職、36歳で保護司になりました。 木下さんは「地域の皆さんの支えがあって保護司を続ける事ができた。仕事が終わってからの時間や休日に保護対象者と面談をしていたので、その調整にとても苦労した」と話します。 36年間の保護司の活動で、延べ108人の保護対象者と向き合ってきました。 「東京で補導されて伊那に戻ってきた少女が保護観察中に彼氏ができて結婚した。 再犯はなく普通の主婦として生活できるようになり、子どもが生まれたと家まで訪ねて来てくれた事はうれしい出来事として心に残っている」という事です。 木下さんは「家庭環境など色々な形の中で犯罪に染まっていく子ども達がいる。保護司が地域で認めてもらいその活動を知ってもらう事が犯罪予防に繋がっていくと思う」と話していました。
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鎌倉國光さん 山岳写真展
駒ヶ根市の写真愛好家、鎌倉國光さんの中央アルプスをテーマにした山岳写真展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、中央アルプスで撮影した15年前から今年1月までの作品39点が並んでいます。
鎌倉さんは、25歳のときに会社の上司の誘いで北アルプスに登ったことがきっかけで山が好きになり、30代後半から写真をはじめました。
67歳になった現在も、季節を問わず年に50日から60日間は中央アルプスに登り写真を撮っているということです。
こちらは、15年ほど前の1月に宝剣岳を撮影した作品です。
下から強風が吹きあがり、何とか体を支えながら数回シャッターを押したうちの1枚だということです。
鎌倉さんはこれまでにも伊那市内で山岳写真展を開いていますが、星や月、夕焼けなどと組み合わせた作品が多く並ぶ展示は、今回が初めてだということです。
鎌倉國光さんの山岳写真展は、6月5日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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春の叙勲 信州大学名誉教授 入江鐐三さん
春の叙勲 教育研究功労で瑞宝中綬章を受章した、信州大学名誉教授の入江鐐三さんの喜びの声をお伝えします。 「嬉しい。定年まで続けられたのは、いろいろ支えていただいた皆さまのおかげだと思っております」 瑞宝中綬章を受章した、伊那市美原で、信州大学名誉教授の入江鐐三さん、79歳。 香川県出身の入江さんは、京都大学農学部を卒業後、三重大学に助手として就職しました。 32歳の時に信州大学農学部に着任し、有機化学や環境保全化学を専門としています。 65歳の時には、10か月かけてログハウスの研究所を建てました。 現在は、下水の汚泥やし尿処理に効果がある細菌を研究していて、県内の下水処理施設の汚泥の分解にも協力しています。 「下水とかの水処理の汚泥を分解するということはできないとみんな思っている。下水処理場の菌自体の分解性が低いから。私の保有する菌を持っていったら、全部分解して汚泥がどーんと減った」 “研究は失敗8割、成功2割”それでも楽しさややりがいを感じると話します。 「一歩先を。最先端のその向こうがどうなっているかちょっと覗いてみたい」
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歌手・八代亜紀さん 絵画展に合わせてサイン会
伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている八代亜紀さんの絵画展に合わせて、八代さんのサイン会が4月30日に開かれました。 八代さんが会場に姿を現すと、訪れたファンは拍手で迎えました。 信州高遠美術館では現在「八代亜紀 絵画展―アートの世界―」が開かれています。 会場には、人物や動物、風景画などおよそ130点が並んでいます。 歌手の八代さんは、神奈川県箱根町にアトリエを構え、画家としても創作活動をしています。 この日は午前と午後の2回、八代さんの書籍を買った先着50人がサインをしてもらっていました。 また会場には、八代さんの夫で陶芸家の増田登さんの作品に、伊那市の芸術文化大使、唐木さちさんが花を生け、作品展を盛り立てています。 八代亜紀さんの絵画展は、5月20日(日)まで、信州高遠美術館で開かれています。 入館料は一般800円、小中学生は250円です。
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春まつりで伊那名物ローメン堪能
伊那ローメン春まつりが29日、伊那市役所で開かれ訪れた人たちが名物のローメンを堪能していました。 ローメン春まつりでは前売りで食べ放題チケットが300枚限定で販売されました。 会場にはチケットを購入した人たちの行列ができていました。 企画したのは伊那市などの飲食店でつくる伊那ローメンズクラブで今年が7回目となります。 訪れた人たちは木陰に腰を下ろし伊那の名物を味わっていました。 会場ではほかに長谷中学校の生徒が開発したラー油「長谷の太陽」が提供されていました。 地元でとれる伝統野菜、内藤とうがらしが使われていて地域活性化につなげようと商品化を目指しています。 伊那ローメンズクラブでは、ラー油がローメンに合うことから「生徒たちの地域おこしの取り組みを応援していきたい。」と話していました。
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旧井澤家住宅で端午の節句飾りの展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で、端午の節句飾りの展示会が2日から始まります。 会場には、江戸時代から昭和までに作られた五月人形などおよそ70点が並んでいます。 並んでいるもののほとんどが旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会に寄贈されたものです。 こちらは、今年初めて展示された五月人形です。 現代のメインとなる五月人形は兜や金太郎などですが、こちらは大正初期に男の子に贈られた雛人形です。 伊那部宿を考える会では「ぜひ子どもと一緒に家族そろって見に来てほしい」と話していました。 端午の節句飾りの展示会は、5日(土)まで、旧井澤家住宅で開かれます。 入館料は大人200円で、高校生以下は無料です。
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南箕輪村西部保育園の園児 畑でレンゲ摘み
南箕輪村西部保育園の園児は1日、保育園近くの畑でレンゲ摘みをしました。 園児を招待したのは、南箕輪村大泉の唐澤俊男さんです。 年長・年中園児およそ40人が唐澤さんの畑を訪れ、レンゲや菜の花を摘んだり、虫やカエルを捕まえて遊びました。
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春の叙勲 元上伊那歯科医師会会長 竹松利登さん
春の叙勲が発表され伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人が受賞しました。 29日は保健衛生功労で旭日双光章を受章した伊那市の元上伊那歯科医師会会長の竹松利登さんの喜びの声をお伝えします。 「素晴らしい叙勲をいただいて驚いています」 伊那市狐島の竹松利登さん81歳。 竹松さんは飯田高校卒業後、大阪歯科大に進学。 昭和42年、竹松さんが30歳の時に伊那市荒井の青木町に歯科医院を開業し、昭和50年に伊那市山寺の天竜町に移転しました。 昭和63年4月から1期3年上伊那歯科医師会の会長を務めました。 歯科医師としておよそ50年近く勤めた竹松さんは若い頃は休みもなく患者と向き合ったと話します。 竹松さんは「口の健康が体の健康に繋がる」と話します。 「ただ削って詰める。入れ歯を入れるだけじゃなく、その後の管理もしっかりやるよう若い先生たちに教育をしてもらいたい」と話していました。
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花街道まつり ウォーキングをしながら花を楽しむ
箕輪町の県道与地辰野線沿線に植えられた花ももやチューリップを楽しむ花街道まつりが29日に行われました。 このイベントは住民有志でつくる信州みのわ花街道推進協議会が企画したもので、参加者は県道沿いに植えられた花ももなどを楽しみながらウォーキングをしていました。 ほかにはチューリップの球根掘り体験販売会も開かれ賑わっていました。