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坂下神社で茅の輪くぐり
半年間の穢れを祓い残り半年の無病息災を祈る茅の輪くぐりが伊那市の坂下神社で30日に行われました。
坂下神社氏子総代会の役員や地域住民など13人が参加しました。
茅の輪は今朝総代会で作ったものです。
茅の輪の前で軽く礼をすると左足からまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻ります。
次は右足からまたいで右回りで回ります。
これを2回繰り返します。
茅の輪くぐりは半年間の穢れを祓い残り半年間の無病息災を願うものです。
坂下神社氏子総代会では「今年前半は区内に大きな事故もなく過ごすことができたので、後半も平穏に過せるよう祈りたい」と話していました。
茅の輪は、7月8日の午前中まで本殿前に置かれていて誰でもくぐる事ができます。
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伊那地域30.7度 真夏日
30日の伊那地域の最高気温は30.7度の真夏日で暑い一日となりました。
伊那地域の最高気温は8月上旬並みの30.7度で真夏日となりました。
長野地方気象台では7月10日頃までは最高気温が30度を超える日が続くと予想しています。 -
関東甲信 過去最も早い梅雨明け
気象庁は29日、関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
関東甲信地方の6月中の梅雨明けは、統計開始以降初めてだということです。
梅雨が明けた29日、伊那市高遠町の高遠保育園では地域のお年寄りを招いて七夕の飾り付けをしていました。
6月中の梅雨明けは、気象庁が統計を開始した1951年以降初めてで、平年より22日、去年より7日早い梅雨明けだということです。
子ども達はお年寄りに願い事を書いてもらうと、用意された笹に結びつけていました。 -
7月29日に鹿嶺高原でカレーフェス
伊那市長谷の長谷中学校の生徒は来月29日に地域おこしの活動として鹿嶺高原でカレーフェスを開きます。
29日は生徒たちがカレーフェスの概要を説明しました。
カレーフェスは人口の減少や高齢化などの課題を抱える長谷地区の活性化につなげようと開かれるものです。
鹿肉のほか地元で採れた野菜や内藤とうがらしを使ったジビエカレーが500円で提供され250食ほどが用意されます。
当日はほかに中尾歌舞伎PRブースや内藤とうがらしPRブースも設けられます。
長谷中では「鹿嶺高原の魅力や地元の特産品、文化を発信していきたい。」と話していました。
カレーフェスは来月29日午前10時から伊那市長谷の鹿嶺高原で開かれます。
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箕輪町戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が28日、箕輪町文化センターで行われました。
慰霊祭は、町と町社会福祉協議会が毎年行っているもので、遺族などおよそ90人が参列し黙祷を捧げました。
箕輪町では、明治時代の西南戦争から日清・日露・太平洋戦争までで602人が命を落としています。
参列した人は花を手向け、手を合わせて冥福を祈っていました。
箕輪町社会福祉協議会の平井克則会長は「過去を謙虚に反省し、戦争を知らない若い世代に今まで以上に語りついでいくことが大切だ」と話していました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「戦後73年の歳月を積み重ねてきたが、苦しみや悲しみは昨日のことのようによみがえってくる。尊い犠牲の上に今の平和があることを決して忘れてはいけない」と話していました。 -
土砂災害危険個所をパトロール
6月の土砂災害防止月間に合わせて28日、伊那市高遠町で危険箇所のパトロールが行われ、県や市の担当者が状況などを確認しました。
この日は午前中に高遠町内3か所でパトロールが行われ、その後意見交換が行われました。
意見交換では「地域住民と危険箇所や避難場所を確認しておくことが必要だ」「災害は前兆が必ずある。地元の人が早めに危険を察知して連絡することが重要だ」などの意見が出ていました。
3か所のうち、土砂災害警戒区域に指定されている勝間の猫場沢では、土砂災害が発生した場合、土砂は国道152号を越えた先にあるグループホーム桜まで到達する可能性があることが確認されました。
パトロールと意見交換は、6月の土砂災害防止月間に合わせて毎年行われているもので、県や市、消防の関係者などおよそ30人が参加しました。
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上伊那消防協会がTシャツ作成
上伊那消防協会は「上伊那は一つ」をイメージした自治体消防70周年記念上伊那消防協会Tシャツを作成しました。
Tシャツは自治体消防の制度ができて70年の節目を記念して作られたものです。
消防団の法被の図柄を取り入れまといなどが描かれています。
このTシャツは来月8日に伊那市役所駐車場で開かれる上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会の会場で予約受付が行われ価格は
税込3,000円となっています。 -
ゴンベエさん栄村の人たち笑顔に
バルーンアートのパフォーマンスで伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと矢野正貴さんは、2011年の県北部地震後に交流を深めた栄村で28日、29日の2日間、公演を行います。
27日は、自宅で風船など公演で使う道具の準備をしていました。
矢野さんは2011年の東日本大震災と県北部地震の直後の4月上旬から半年間全国を回る大道芸の旅を行いました。
震災直前に、公演依頼を受けていた栄村をスタート地点に選びました。
当時は、余震が続く中、保育園や役場でパフォーマンスを披露したということです。
その後も、年に数回栄村を訪れ仮設住宅などで芸を披露しました。
矢野さんは、2013年以降、栄村に訪れてはいませんが、地元の人たちと年賀状などで交流をしてきました。
今年の5月に県北部を震源とする地震が発生し、再び栄村の人たちに笑顔を届けたいと公演を決めました。
矢野さんは28日、栄村の保育園やデイサービスセンターなどでバルーンパフォーマンスやパントマイムなどを披露することになっています。
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交差点での事故防止へ 街頭啓発
交差点での交通事故防止を呼びかける街頭啓発が26日、伊那市御園の駒美信号交差点で行われました。
午前7時すぎ、交差点付近が通勤の車で混み合う中、伊那市と南箕輪村の交通安全協会のメンバーなど30人が交通安全を呼びかけました。
長野県内の交通事故のうち、半数近くは交差点で起きています。
県内ではきのう現在、3,464件のうち、4割を超える1,530件が、伊那署管内では128件のうち、半数を超える66件が交差点での事故となっています。
また、駒美交差点はアクセス道路と春日街道の2つの主要道路が交わることから事故が多く、伊那署によると、今年に入り29件発生しているということです。
街頭啓発は、長野県内で今月に入り3件の交通死亡事故が発生していることから県内一斉に行われたものです。 -
31.3度 2日連続真夏日
26日の伊那地域の最高気温は、午後2時32分に31.3度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、27日の最高気温は26日より5度程低くなる見込みで、木曜日以降は再び30度を超える日が続きそうだということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在、熱中症により搬送された人はいないということです。 -
山ぶどうジュース販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使って作ったジュースの販売が、26日から始まりました。
ジュースの原料となる山ぶどうは、信州大学農学部の植物資源科学コースの学生が育てたものです。
およそ3.5トンを収穫し、このうち735キロがジュースになりました。
糖度は19度~20度と高く、濃厚で甘酸っぱい口当たりに仕上がったということです。
ジュースの販売は今年で6年目で、去年は2日間で完売したということです。
この日も午前中だけで100本程が売れました。
山ぶどうジュースは、500ml入り1,000円で530本限定です。
人気のため、購入は1人3本までとなっていて、生産品販売所で買うことができます。 -
悩み語り合うママサミット
子育て中の母親を対象に、育児の悩みや抱えている思いを語り合う「ママサミットin南箕輪村」が、大芝高原味工房で26日に開かれました。
これは、子どもが同じ保育園に通う母親3人でつくるグループ、ワクワク探検隊が初めて開いたものです。
はじめに自己紹介をした後、育児や家庭、仕事について不安に思っていることを出し合いました。
母親たちからは「育児でいっぱいいっぱいになって家事が思うように出来ずに悩んでいる」「再就職に不安がある」などの意見が出ていました。
また必要と感じていることについては「女性のキャリアについて教えてくれる場所がほしい」「母親同士で集まれるコミュニティがほしい」などの意見が出ていました。
「ママサミットin南箕輪村」は、母親たちが育児の悩みや抱えている不安などを話し合い共感しようと開かれたもので、村内を中心に上伊那から10人が参加しました。 -
還暦の節目に同窓会
昭和48年度伊那中学校の卒業生は、還暦の節目を記念した同窓会を23日に開きました。
会場となった南箕輪村の大芝荘には卒業生や恩師などおよそ90人が集まりました。
今年60歳となり全員が還暦を迎える事から、赤色の服や小物を身につけ集まる事にしました。
また、一番似合っている人を決める「赤色のコーディネート」大賞の投票も行われ、爪に同窓会開催を祝うメッセージを入れ、赤色のツナギを身につけた、唐澤昌宏さんが優勝しました。
会ではこの他に1組から7組までクラス順に現在の状況などを紹介しました。
出席者が一番少なかった7組では、当時の担任高見親久さんが「次の同窓会では出席率を上げます」と宣言し、会場からは拍手が起きていました。
5組の担任だった柿木邦夫さんの指揮で伊那中学校の校歌を歌いました。
最後には、次の同窓会開催に向けて大きな声で団結を高めていました。 -
伊那市消防団 操法大会
伊那市消防団のポンプ操法ラッパ吹奏大会が24日、市役所駐車場で開かれました。
大会には、22チーム、団員505人が出場し、毎朝訓練してきた成果を発揮していました。
ポンプ車の部には、5チームが出場しました。
競技では、放水までの時間や動作の正確さなどを競います。
選手たちは、号令がかかると、きびきびとした動きを見せ息のあった操法を見せていました。
大会の結果、ポンプ車の部は中央・上新田・下新田・狐島の竜東分団第2部、小型ポンプ操法の部は手良分団第1部、ラッパ吹奏の部は、西部方面隊が優勝しました。
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東春近ハイキング
親睦を深めながら地区内を歩く伊那市東春近公民館の区民ハイキングが24日、行われました。
東春近公民館では、毎年この時期に区民ハイキングを行っていて今年で36回目です。
今年はおよそ100人が参加し区内にある史跡などを巡りながら9キロを歩きました。
地区外から参加する人たちも年々増えているということで区民たちは、親睦を深めながら東春近の歴史などに触れていました。
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箕輪町消防団 操法大会
箕輪町消防団のポンプ操法大会は役場駐車場で開かれ6つの分団から合わせて109人の選手が出場しました。
小型ポンプの部では、指揮者の号令のもと選手たちはそれぞれの役割をこなしていました。
大会の結果、ポンプ車と小型ポンプは福与・三日町の第5分団が、ラッパ吹奏は松島・中原の第3分団が優勝しました。
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薮原さん宅 昔ながらの味噌作り
伊那市西箕輪の藪原清さん宅では昔ながらの味噌づくりを行っています。
24日は親戚が集まり仕込み作業をしました。
藪原さんの妻・朝子さんやその子どもなど総勢5人で180キロ分の味噌を仕込みました。
自家栽培した大豆で作った味噌玉の表面は麹菌により白くなっています。
この日は、その味噌玉を機械ですりつぶし自家栽培した米で作った麹と塩を混ぜ合わせます。
原料は大豆、米麹、塩だけで親から教わったレシピを守り40年間作り続けています。
大豆と麹、塩を混ぜ合わせると年期の入った桶に詰めていきます。
空気が入らないようしっかりと押さえつけます。
仕込んだ味噌は来年の今頃食べられるようになるという事です。
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南箕輪村消防団 操法大会
南箕輪村消防団のポンプ操法大会は大芝高原で開かれ3つの競技に合わせて17チーム、78人が出場しました。
このうち自動車ポンプの部では団員5人がホースを延ばし、ポンプから65メートル先の的に水をかけていました。
団員らは5月上旬から練習をしてきたということです。
大会の結果ポンプ車は田畑の第3分団第1部が、小型ポンプは南殿の第2分団第2部Bが、ラッパ吹奏は沢尻・南原の第4分団が優勝しました。
ポンプ操法の部で優勝したチームは来月8日に伊那市で開かれる上伊那大会に出場します。
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松島区 親子でカレー味わう
箕輪町松島区の住民は、ながた自然公園で23日親子でカレーを作って味わいました。
松島区の親子30組50人が参加し、自分たちで作ったカレーをお昼に味わいました。
これは、箕輪町公民館松島分館が企画したもので、今年で2回目になります。
一昨年までながた自然公園までの遠足を行っていましたが、親子で作業をし、子ども達が料理を体験する機会をつくろうと、去年からカレーを作る事にしました。
松島分館では10月27日に2両編成の臨時列車を運行し、飯田線で天竜峡までいくツアーを計画しているという事です。 -
高遠高校 性被害防止講話
伊那市高遠町の高遠高校で、性被害を防止するための講話が21日に開かれました。
この日は、長野県警スクールサポーターの唐澤髙弘さんが、インターネットを使った性被害の現状や原因、対策について話しました。
去年県が確認した、児童・生徒の性被害者数は、児童買春が7人、児童ポルノが17人で増加傾向にあります。
これは県警に届け出があった数字で、実際にはさらに多くの人が被害に遭っているものと見られます。
講話では、別れた腹いせに元交際相手の裸の写真をSNSに公開する、いわゆる“リベンジポルノ”の事例が紹介されました。
唐澤さんは「たった1枚の画像でも撮影しない・送信しない・保存しないことを守ってほしい。1度公開された写真は世界中の人が見ることができ、完全に消すことはできない」と話していました。
講話には1年生およそ100人が参加し、唐澤さんの話に耳を傾けていました。 -
美篶小6年生ギネス達成喜ぶ
伊那市の美篶小学校の6年生が、4年生のときに作った78.73mの寒天ゼリーが、世界一長い寒天ゼリーとしてギネスに認められ、このほど認定証が学校に届きました。
子どもたちが見ているのは、5月下旬に届いたギネスの認定証です。
6学年の愛称「たいよう学年」の文字が刻まれ、子どもたちの世界一長い寒天ゼリーの挑戦が登録されたことが記されています。
21日は地元の新聞社が取材に訪れ、登録を喜ぶ子どもたちの姿を写真に収めていました。
ギネス認定の挑戦は、子どもたちが4年生のとき・2016年12月3日に行われました。
PTAが中心となって企画したもので、地元の特産品でギネスに挑戦しようと行われ、親子レクの中で挑戦しました。
申請から1年半後に届いた知らせで、子どもたちの中でも記憶が薄れていた部分がありましたが、世界記録達成を喜んでいました。
届いた認定証は子どもたちの見えるところに飾るということです。
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地震受け「ブロック塀の点検を」
18日に大阪府北部で発生した最大震度6弱の地震で、倒れてきたブロック塀に挟まれ小学4年生を含む2人が亡くなったことを受け、県では安全点検を呼び掛けています。
21日は、伊那建設事務所の職員2人が、県の施設のブロック塀を点検しました。
18日に起きた大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震の影響で、倒れてきたブロック塀に挟まれ、小学4年の女子児童を含む2人が亡くなりました。
これを受け県では、安全性や現行基準に適しているか各家庭や企業などに点検するよう呼びかけています。
県のホームページから印刷できるチェックシートをもとに、厚さやぐらつき、鉄筋が入っているかなどを点検し、全体の点数から危険かどうか評価できます。
県では「自宅や敷地内の塀の安全確保は所有者の責任となっています。まずは自分で確認をして、不明な点があれば、施工業者や伊那建設事務所に問い合わせてほしい」と話していました。
<問い合わせ>
伊那建設事務所 建築課
電話 76-6830 -
山雅トレーニング教室
サッカーJ2松本山雅FCのフィジカルコーチによるトレーニング講座が、伊那市のJA上伊那本所で18日、開かれました。
45歳までの女性を対象に健康や食事などを学ぶJA上伊那のフレッシュミズ・メイトの講座の一環で開かれたものです。
18日は、15人が参加し、プロが実践するトレーニングや家庭でもできる運動を学びました。
指導したのは、松本山雅のフィジカルトレーナーの芝田貴臣さんです。
日本代表の長友佑都選手の体幹を鍛えたことでも知られています。
芝田さんは、「体の幹である胴体をしっかりさせることが大切だ」と話し、トレーニング法を伝授していました。
参加者は「筋力をつける方法が分かりやすかったです」と話していました。
JA上伊那では去年2月に松本山雅とオフィシャルスポンサー契約を結んでいて小学生を対象としたサッカークリニックなどを開いています。
女性を対象にした講座とタイアップしたのは初めてです -
深妙寺 アジサイ咲き始め
21日は1年で最も昼が長い日夏至です。
アジサイ寺として知られる伊那市西春近の深妙寺ではアジサイの花が咲き始めました。
深妙寺には200種類2500株のアジサイが植えられています。
今年は例年より1週間ほど早く咲き始めました。
3,000平方メートルの敷地に色とりどりのアジサイが植えられています。
重盛 快典住職は「ニホンアジサイはお寺の風情に合う。謙虚な心を教えてくれる」と話していました。
アジサイは今月下旬に見ごろを迎え、来月中旬まで楽しめそうです。
また来月1日から7日までは、茶菓をふるまうあじさい祭りが予定されています。
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W杯日本代表勝利 伊那も歓喜
サッカーワールドカップ、ロシア大会で日本代表は初戦でコロンビアに競り勝ち19日は、伊那市内も歓喜に沸きました。
日本代表のユニフォームを着たサポーターが試合開始の午後9時前から集まり声援を送りました。
ここは、伊那市西町に去年10月にオープンしたスポーツバーフリーチです。
この日は、予約のみの営業で、代表のユニフォームを着て来店した人には、カクテルが1杯無料で提供されました。
店内では80インチと40インチの画面に試合が映しだされ、試合開始早々に日本が1点を先制すると大盛り上がりでした。
この後、コロンビアに同点に追いつかれると会場からは落胆の声が上がりましたが、サポーターたちはエールを送り続け、後半、日本が2対1で勝ち越すと大きな歓声に包まれました。
日本の勝利が決まると、近くの人たちとハイタッチをしたり抱き合ったりして喜んでいました。
次回日本代表は、日本時間の25日、午前0時からセネガルとと対戦することになっていて、スポーツバーフリーチでは、この日もパブリックビューイングを予定しています。
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伊那中生と高尾町高齢者が交流
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生生徒会役員は、学校に山寺高尾町の高齢者を招き、19日に交流会を開きました。
体育館では歓迎セレモニーが行われ、合唱部と吹奏楽部が演奏を披露しました。
伊那中学校では、地域の魅力や歴史について理解を深める「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいます。
今回は、高尾町地域社会福祉協議会からお年寄りが子供たちと触れ合う機会がほしいと依頼があり開かれました。
この後、2年生との交流が行われました。
科学技術部の生徒は、風船に棒を刺しても割れないマジックを披露しました。
また、生徒がそれぞれ撮影した写真に合わせて川柳を発表しました。
高尾町社会福祉協議会では、「高齢者も中学生も楽しんでいる姿を見ることができてよかった」と話していました。 -
第21回日本墨絵展
日本墨絵会による墨絵展が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、87点の作品が並んでいます。
日本墨絵会は、上伊那を中心に飯田市や塩尻市、山梨県甲府市などからおよそ100人の会員がいます。
こちらは、今回の展示会で長野県議会議長賞に選ばれた、伊那市の有賀修司さんの作品「疾走」です。
馬の躍動感が感じられる点や、細かい筆遣いなどが評価されました。
日本墨絵会では「日々勉強しながら作品を描いていてそれぞれの生きがいになっている。日本古来の芸術に触れてもらいたい」と話していました。
第21回日本墨絵展は、24日(日)まで、伊那文化会館で開かれています。 -
移動式取締装置で生活道路の安全を
伊那警察署は、今年4月に長野県警が導入した移動式の速度違反自動取締装置を使った取り締まりを、18日に初めて行いました。
移動式のこの装置は、縦50センチ、横26センチ、奥行き40センチの箱型です。
車の速度をレーザーで測定し、速度超過の車が通ると運転手の顔とナンバープレートを自動的に撮影します。
18日は、伊那署と県警交通機動隊が、南箕輪村の信州大学農学部前の村道で、取り締まりを行いました。
この場所は、30キロ規制となっていますが、農道への抜け道となっているため、朝夕は交通量が多いということです。
この装置は、県警が今年4月に導入したもので、伊那署での利用は今回が初めてです。
速度違反の取り締まりのほとんどは、警察官数人で速度の計測や取り調べなどを行っています。
しかし、この方法では違反車を誘導して駐車するスペースが必要なため、道幅が狭い生活道路では困難でした。
今回導入された移動式のこの装置は、狭いスペースでも設置が可能なことに加え、取り締まり場所を変えながら行うことができるため、速度抑制に効果が期待できるということです。
価格は1台1,000万円で、県警では効果があれば装置の追加も検討していくとしています。 -
箕輪南宮神社 人々が集いつながる場所へ
箕輪町木下の箕輪南宮神社を人々が集う場にしたいと企画されたイベントが17日行われました。
境内には、県内から飲食店など5つの店が出店しました。
訪れた人は、寿司やクレープを買い求めていました。
これは、箕輪南宮神社の神官・唐沢 光忠さんの妻・竜野 神歌さんが企画しました。
竜野さんは、企業から個人まで幅広く相談を受けるカウンセラーを職業にしていて、人と人がつながる場を提供したいと今回、このイベントを企画しました。
また、イベントに合わせて、茅の輪づくりが行われました。
茅の輪くぐりは、6月に半年間の穢れを払う日本の伝統行事です。
南宮神社ではこれまで茅の輪くぐりの行事は行われていませんでしたが、今年から実施したいと、今回のイベントに合わせて訪れた人に作ってもらうことにしました。
茅の輪は17日に飾り付け、7月15日まで設置する予定で、神官の唐沢さんは、いつでも自由に訪れて穢れを払ってほしいと話していました。
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大芝まつり ポスターなどの図案決定
8月25日に行われる南箕輪村大芝高原まつりをPRするポスター、うちわ、パンフレットの図案が決まりました。
ポスターに選ばれたのは南箕輪中2年の安藤雅さんの作品です。
まっくんがマイバンブーを手に踊っている様子が描かれています。
うちわに選ばれたのは、南箕輪中1年の北原野乃華さんの作品です。
祭り名物のたらいレースに参加しているまっくんをイメージして描いたということです。
パンフレットには、南箕輪中3年の有賀もも花さんの作品が選ばれました。
クラシックカーフェスティバルや闘鶏など、大芝高原まつりならではのイベントとまっくんが描かれています。
ポスターは200枚作成し、公共施設などに飾られます。
パンフレットは村内全戸配布される他、うちわは当日来場者に配られることになっています。