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下小沢あかりの会 手作りのおやき味わう
伊那市下小沢の地域住民は、手作りのおやきを味わう会を5日、小沢地域交流センターで開きました。 この日は、下小沢の住民20人が集まり、おやきを作りました。 中の具材には、それぞれが持ち寄った野沢菜や切り干し大根、なす、あんこが使われました。 下小沢あかりの会は、地区の高齢者が集まり交流を深めようと10年程前に発足しました。 平均年齢は74歳で、春は山菜やそばを、冬はおやきを味わう会を開いている他、区内の花壇の手入れや、子どもたちにまんど作りを教えています。 会員は、おやきを食べながら会話を楽しんでいました。 唐澤寿男会長は「作り方の違いを教え合いながら和気あいあいと作ることができました。寒くなり外出する機会も減る中で交流する機会をこれからも設けていきたい。」と話していました。
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子どものケガ防止へ 親子でトレーニング
イラストを使って生活の中にある危険や、危ない行動について学ぶ「親子で危険予知トレーニング」が箕輪町の子育て支援センターで5日おこなわれました。 危険予知トレーニングには、子育て支援センターを利用する未就園児の親子など31人が参加しました。 センターの職員が、家やスーパーの一場面を描いたイラストを見せると、参加した親子は危ないと思われる場所にシールを張り付けました。 シールを貼り終えると、「ファンヒーターの前には近づかない」「ガスコンロには触らない」、スーパーでは「カートで遊ばない」などと教えていました。 これは危険予知トレーニングと言われ、生活の中にどのような危険が潜んでいるかに気付き、回避する方法を学びます。 子どものケガの予防につなげていこうと、箕輪町では28年度から町内の保育園を対象に実施しています。 今回は初めて、子育て支援センターで行いました。 箕輪町によりますと、全国の子どもの救急搬送のうち、0歳から12歳が占める割合は、およそ8割だという事です。
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満光寺 雪吊り作業
本格的な冬を前に伊那市高遠町の満光寺では境内の松を雪の重さから守る雪吊りの作業が5日行われました。 満光寺では、20年ほど前から松の雪吊りを行っています。 雪吊りは木々の枝が雪の重みで折れないように保護するもので冬の風物詩にもなっています。 5日は、朝から箕輪町の小池造園の職人4人が作業にあたっていました。 長さ10メートルほどの支柱に松を固定し、上から円すい状に縄を張り巡らせます。 満光寺の境内には高所作業車が入れないため、はしごを使って一本一本丁寧に縄を下していました。 境内には、「極楽の松」と呼ばれる、樹齢500年の黒松があり、職人たちは幹をいためないよう、慎重に作業していました。 満光寺では、「訪れた人たちに冬の風情を楽しんでもらいたい」と話していました。
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障害者週間 「ひろがるつながるウィーク」
障がいの有無にかかわらず互いの人格を尊重し支え合う社会の実現を目指す啓発事業が、4日に、伊那市で行われました。 伊那合同庁舎で開かれた疑似体験では、参加者が2人1組になり、1人がアイマスクをして目の不自由な人を、もう1人が誘導する人の役割を体験しました。 啓発事業は、3日から9日までの障害者週間に合わせて今回初めて行われたもので、企業や県の職員などおよそ40人が参加しました。 伊那保健福祉事務所の担当者は、「誘導者は肘を持ってもらい半歩前を歩いてください」「段差や交差点など事前に教えてあげると良いです」などとアドバイスしていました。 他には、障がいのある人が生活の中で困っていることなどを話しました。 箕輪町在住で夫婦共に耳に障がいのある女性は、「マスクをすると口元が見えず何を言っているかが分からない」と話していました。
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伊那木曽連絡道路のトンネルの点検
伊那地域と木曽地域を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路のトンネルの点検作業が4日から始まりました。 点検作業は、道路を管理する木曽建設事務所が実施しているもので、初日の4日は、権兵衛トンネルを抜けた木曽側にある番所(ばんしょ)トンネルで行われました。 午後1時過ぎからトンネル内は片側交互通行となり、担当者が壁面をハンマーで叩いて問題がないか確認していました。 国道361号伊那木曽連絡道路には4つのトンネルがあり今月25日までの平日午前9時から午後5時の間に行われます。 作業中は、片側交互通行となるため、最大で30分程度の待ち時間が予想されていて、木曽建設事務所では「安全な通行のために必要な作業なので、協力をお願いしたい」と話していました。
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伊那市理容師組合が図鑑を寄贈
伊那市の理容師組合青年部は、西春近北保育園の子ども達に図鑑を4日、贈りました。 伊那市理容師組合青年部のメンバー2人が訪れ、園児に図鑑を手渡しました。 保育園への寄贈は、地域貢献活動の一環で行われていて、今年は市内10の園に贈られました。 組合に加盟している48件から集めた歳末募金を使って図鑑を購入しました。 内容は、鳥や魚に関するもので、園児たちは図鑑を広げて読んでいました。 青年部長の丸山明彦(まるやまあきひこ)さんは「図鑑を見ることで子どもたちにいろいろなことに興味を持ってもらいたい」と話していました。 3年前から行われているこの活動により今年ですべての園に図鑑が贈られたということです。
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父親と子ども対象のクリスマス料理教室
男性の家事・育児への参画につなげようと、父親と子どもを対象にしたクリスマスの料理教室が3日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 教室では、クリスマスツリーに見立てたポテトサラダと、ホタテと大根のグラタンを作りました。 指導したのは、伊那市荒井で飲食店を経営する野菜ソムリエのひだいはるひさんです。 この教室は、伊那市の男女共同参画推進講座「男と女いきいきセミナー」の一環として開かれたものです。 ポテトサラダを山の形に盛り付け、ブロッコリーやニンジン、ミニトマトなどで飾ってツリーに見立てました。 グラタンでは、ホワイトソースづくりに挑戦しました。 ひだいさんは、「ホワイトソースは意外と簡単に作れます。グラタンの中に入れる食材を変えて家庭でも作ってみてください」と話していました。 料理が完成すると、全員で味わっていました。 伊那市では、来年1月に子育てセミナーを開く予定で、さらなる男女共同参画を推進していきたいとしています。
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大出で地域ふれあい新そば試食会
箕輪町大出の住民有志が手打ちのそばを提供する、地域ふれあい新そば試食会が3日大出コミュニティーセンターで開かれました。 試食会では、大出そば有志の会の会員が打った手打ちそば200食が用意されました。 1人前300円で提供されたほか、イワナの甘露煮がふるまわれました。 地域住民35人でつくる大出そば有志の会は、毎年この試食会に向け講習会を開き、そば打ちの腕を磨いています。 そば粉は、区内の7アールの休耕田で育てたもので、今年は50キロの実を収穫しました。 会場には、親子連れやお年寄りなど多くの地域住民が訪れ、新そばを味わっていました。
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伊那谷や世界の昆虫食紹介 「大昆虫食博」
伊那谷や外国の昆虫食についてまとめた伊那市創造館の企画展「大昆虫食博」が2日から始まりました。 いなごや、はちのこ、ざざむし。 会場には、伊那谷や外国で食べられている昆虫など13種類が展示されています。 この展示会は伊那谷に伝わる昆虫食の文化を改めて見直そうと、伊那市創造館が企画しました。 タガメやコオロギなど、カンボジアを中心に外国で食べられている虫、8種類も展示されています。 伊那谷では昆虫は主に佃煮で食べられていますが、外国では素揚げにして甘い味の液に浸して食べられているということです。 創造館の第20回企画展 大昆虫食博は来年5月7日まで開かれています。
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伊那そば振興会 チェコでのPRを市長に報告
11月チェコのプラハで開かれた国際交流イベント「ジャパンウィーク」で伊那のそば文化をPRした、伊那そば振興会のメンバーら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長にイベントでの成果を報告しました。 1日は、振興会の飯島進会長ら3人が市役所をおとずれました。 ジャパンウィークは公益財団法人国際親善協会が主催するイベントで、今年はチェコの首都プラハで先月に開かれました。 伊那そば振興会は19日と20日の2日間参加し、日本から蕎麦粉を持ち込み、そば打ちを披露した他、手打ちそば900食を振る舞ったという事です。 初日で予定してた600食が終わった為、急遽300食を追加する等、反応は良かったという事です。 伊那市ではこのイベントに合わせ、英語版のパンフレットや動画を作成し協力しました。 伊那そば振興会には、来年の開催地イタリアから出展のオファーが来ているという事です。
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長谷・高遠を巡回 移動スーパー営業開始
伊那市長谷や高遠町の長藤地区を巡回して食料品などを販売する移動スーパー「とくし丸」が1日から本格営業を開始しました。 移動販売は、株式会社ニシザワと伊那市長谷の中山勝司さんが共同で行います。 1日は出発を前に、中山さんやニシザワの社員が商品の積み込み作業をしました。 移動販売車はニシザワが購入し、中山さんはニシザワから商品を仕入れ販売します。 野菜や、肉、総菜などおよそ300点を車に乗せました。 長谷と高遠町長藤地区の130軒あまりが利用を希望していて、週6日運行し1ルートを週2回巡回するという事です。 午前9時からは、ニシザワ高遠食彩館で、とくし丸の出発式が行なわれました。 ニシザワの荒木康雄社長は、「食彩館のスタッフ全員が中山さんをバックアップしこの事業を成功させてほしい」と話していました。 式をおえると、移動スーパーとくし丸は、1日のルートの伊那市長谷の市野瀬、中尾方面へと向かいました。
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年末の交通安全運動 箕輪で人波作戦
年末の交通安全運動が1日から始まり、箕輪町の国道153号箕輪バイパスでは、交通安全協会のメンバーらが夕暮れ時の早めのライト点灯や飲酒運転根絶などを呼びかけました。 人波作戦には、箕輪町安協や事業所の代表など120人が参加しました。 年末の交通安全運動は「思いやり 乗せて信濃路 咲く笑顔」をスローガンに、子供と高齢者の交通事故防止を呼びかけます。 年末のこの時期は日没が早くなり、また忘年会など お酒を飲む機会も増えることから、早めのライト点灯や飲酒運転根絶を運動の重点としています。 今年、伊那警察署管内では11月30日現在で295件の人身事故が発生していて、5人が亡くなっています。 年末の交通安全運動は31日まで行われます。
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冬の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日解禁となりました。 今年は10月の台風による増水のため不漁となる見込みで、貴重な珍味が例年以上に貴重な物となりそうです。 ザザムシ漁を行っているのは伊那市中央の中村昭彦さん73歳です。 ザザムシは、トビゲラやヘビトンボなどの水生昆虫の総称で、佃煮にして味わう伊那谷ならではの食文化です。 漁には虫踏み許可証が必要で、今日現在5人が許可を取っています。 石の下にいる虫が川底をかき回すと浮かび上がり、四手網と呼ばれる網の中に入っていきます。 中村さんよりますと、今年は10月の2度の台風により川底の石が流され多くのムシが死んでしまったという事です。 中村さんは「今シーズンは厳しい年になりそうだ」と話します。 ザザムシ漁は、来年2月末まで行われます。
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中村弥六ぶらり オープンデータ活用考える
伊那市高遠町出身の林業博士中村弥六が残した林業遺産を、スマートフォンのアプリや古地図を使って巡る中村弥六ぶらりが26日行われました。 県林業総合センターの小山泰弘さんが案内役となり、古地図や、古地図を加工したアプリを見ながら峰山寺の裏にある「進徳の森」を見学しました。 進徳の森は、明治44年に斜面が大雨で崩落した際、高遠町出身の林業博士中村弥六が、当時は珍しかった外国産の樹木を移植したものです。 樹高35mを越えるユリノキなど7種類の外国産の木が植えられています。 小山さんは「古地図ではこの周辺の土地が崩れたように描かれていて、崩落しやすい地質であることが読み取れる。ユリノキは川沿いに生える木なので、二次災害を防ぎたいという発想があったのではないか」と話していました。 このイベントは、オープンデータの活用につなげていこうと高遠ぶらり制作委員会が開きました。 イベントには県内外から9人が参加し、見学のあとは地域資源のオープンデータ化に向け資料の掘り起こしを行ったということです。
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元気ダンス体験講座
音楽に合わせて体を動かす介護予防運動「元気ダンス」の体験講座が、26日箕輪町の南小河内公民館で開かれました。 講座は南小河内地区社協が開いたもので、地区住民12人が参加しました。 元気ダンスは、日本介護予防ダンス協会が3年ほど前に考案したもので、音楽に合わせて足踏みをしたり手を振って体を動かします。 運動機能の維持や筋力強化に効果があるということです。 南小河内地区社協の鈴木誠会長がアドバイザーの資格を持っていることから、地域の人たちにダンスを知ってもらおうと体験講座を開きました。 鈴木さんは、「最初はできなくてもかまいません。どういう動きをしているか考えることで脳トレになり、認知症予防にもつながります」と話していました。 南小河内地区社協では体験講座のほかにも、毎週土曜日の午前9時30分から、南小河内公民館で元気ダンスの講座を開いています。
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上伊那の高校の生徒が制作した作品並ぶ美術展
上伊那の高校8校の生徒が制作した絵画などが並ぶ「第56回上伊那高等学校美術展」が30日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、駒ヶ根工業高校を除く上伊那8校の生徒が制作した作品120点が並んでいます。 美術部やクラブ、美術コースで学んできた生徒たちの1年間の成果を披露する場として開かれ、今年で56回目です。 ジャンルは、油絵、水彩、アクリル、色鉛筆、彫刻など様々です。 第56回上伊那高等学校美術展は、12月3日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
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東ティモールを知る機会に
東京オリンピックで東南アジアの国東ティモール民主共和国のホストタウンを務める伊那市は東ティモールを知ってもらおうと市役所1階市民ホールで展示を行っています。 展示は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで伊那市が東ティモールのホストタウンに登録されたことから市民に身近に感じてもらおうと開かれているものです。 展示されている写真や工芸品などは伊那市高遠町出身の北原巌男さんの私物です。 北原さんは元東ティモール特命全権大使で、現在は一般社団法人日本東ティモール協会会長を務めています。 子ども達の笑顔や生活を映した写真や、水牛の皮でつくった打楽器「ババドーク」などおよそ200点が展示されています。 伊那市と東ティモールは、北原さんが縁で2009年から民間レベルの交流が始まっています。 来月6日から8日には東ティモールの高校生10人が伊那市を訪れ企業の見学や、市民との交流、そばうち体験などが計画されています。 ホストタウン登録されたことを受け、北原さんは「お互いに交流をして絆を深めてもらいたい」と話していました。 2016年のリオオリンピックでは東ティモールから、陸上とマウンテンバイクの競技に3人が出場しました。 北原さんによりますと東京オリンピックには、陸上や水泳、柔道などで出場を目指しているということです。 東ティモールを紹介する展示は、来月8日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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女性活躍井戸端会議 男女共同参画のプロジェクト発表
箕輪町男女共同参画計画の見直しのため、話し合いを進めてきた女性活躍井戸端会議は28日、男女の繋がりの場を設ける等とするプロジェクトを発表しました。 この日は、女性活躍井戸端会議の4つのグループがプロジェクトを発表しました。 このうち、地域活動・協働をテーマに話し合いを進めてきたグループは、男女の繋がりが持てる場の必要性について発表しました。 発表では他に、男性が参加できるイベントの実施などが挙げられました。 女性活躍井戸端会議は、箕輪町男女共同参画計画の見直しや変更計画の原案を作成する目的で今年8月に発足したもので、町内在住者や町内企業に勤める女性、担当職員で組織しています。 今後は、12月中に原案を作成し、来年4月からの計画実施を目指します。
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箕輪中部小の児童が手話を学ぶ
障がいへの理解を深めようと箕輪町の箕輪中部小学校の5年生は、27日、手話を学びました。 27日は、上伊那聴覚障害者協会会長で箕輪町沢の江口功さんが講師をつとめました。 江口さんは、日常での簡単なあいさつの仕方について紹介しました。 他に、イラストで描かれた動物や果物を手話で表すクイズも出され、児童たちはイメージしながらジェスチャーで表現していました。 箕輪中部小学校では、11月の人権教育月間に合わせ、障がい者の不自由さを体験し考えようと3年生から6年生までの児童が体験学習を行っています。 このうち5年生は毎年、手話を学習しています。 箕輪中部小学校では「体験を通して人を思いやる気持ちをもって行動できる人になってもらいたい」と話していました。
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神戸製鋼所問題 新ごみ中間処理施設は安全性に問題なし
神戸製鋼所がアルミや鋼製部材の一部について品質データを改ざんしていた問題を受け、現在新ごみ中間処理施設を建設している上伊那広域連合は、「建屋の鉄骨やボルトなどに神戸製鋼所の製品は使用していない」との調査結果を報告しました。 これは27日に開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。 10月8日、施設の契約先代表企業の神鋼環境ソリューションの親会社である神戸製鋼所が、アルミなどの部材の一部について品質データを改ざんしていたことが分かりました。 これを受け、神戸製鋼所製品の使用状況を確認したところ、●建屋の鉄骨などには使用していない●繋ぎ目部分や溶接に使用しているものは不正対象外であることが分かりました。 ただ冷却設備などの一部で不正の対象となった材質の部材が使用されていたことから広域連合では、「調査中のものについては汎用品であり安全性に大きな問題はないと認識している」と話していました。
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伊那市ふるさと納税 RIZAP関連24件689万円
伊那市がふるさと納税の返礼品として11月8日から取り扱いを始めたRIZAPのトレーニングメニューなどに対する寄付が、26日までに24件、689万円分だったことが分かりました。 市では、さらに14億円分のふるさと納税に対応できるよう補正予算案を12月議会に提出します。 伊那市はふるさと納税の返礼品として、全国で初めてフィットネスクラブを運営するRIZAPの商品の提供を今月8日から始めました。 返礼品の内容は、寄付金額1万円からもらえるRIZAP出版の書籍3冊を始め、100万円以上の寄付では16回のトレーニングを受ける事ができます。 26日までの申し込み件数は、24件689万円で、うち100万円の寄付は4件あったということです。 今年度、市のふるさと納税には、現在までに2億2,600万円の寄付がありました。 伊那市では、RIZAPの導入により、さらにふるさと納税14億円分に対応できるよう、12月議会に補正予算案を提出します。 寄付件数が増えるこれからの時期に向けて新たな商品の提案をしていくとしています。 また市では、RIZAPと行う健康増進プログラムの募集に「市税等に滞納がない人を要件に挙げています。 27日に開かれた記者会見で、これが「二重処罰の可能性があるのでは」との指摘について、「色々なところの話しを聞きながら最終的な判断をしていきたい」と話していました。
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伊那市そば祭り実績 去年より4割減
伊那市が10月15日から5週に渡って行ったそば祭りの販売実績は7990食で過去最多だった去年と比べて4割ほど減少したことが分かりました。 今年の販売数は、5つのイベント合わせて7,990食で、過去最多だった去年の1万3,734食と比べて5,744食減少しました。 伊那市では、台風などによる雨で客足が伸びなかったことが原因とみています。 白鳥市長は、「天気に恵まれたイベントは数字が伸びている。会場では県外ナンバーが目立ち、インターネットの動画配信や新聞広告などにより信州そば発祥の地としての知名度が広がっていると思う」と話していました。
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橋爪まんぷさん「戌」の防犯ポスター寄贈
伊那市境の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支「戌」をモチーフにした防犯ポスターを、27日、伊那市駅前交番に寄贈しました。 27日はまんぷさんが、伊那市駅前交番を訪れ、鈴木智誠所長にポスターの原画を手渡しました。 童謡「犬のおまわりさん」をヒントに、来年の干支「戌」が飲酒運転の根絶や特殊詐欺被害防止の啓発、交通安全の徹底を呼び掛ける内容です。 ポスターの寄贈は、平成19年から行われていて、今年で11回目です。 伊那警察署では、「言葉で伝えるのとは違い、直観的に理解してもらえる。年末年始に向けて事件事故が起きないよう防犯活動に取り組みたい」と話していました。 ポスターはいなっせに掲示される他、アルプス中央信用金庫の協力で同じものが20部作られ、管内の他の交番にも配られます。
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Don Rossさん 長谷でコンサート
世界各地で演奏ツアーを行うギタリストDon Rossさんのコンサートが25日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 ドンロスさんはカナダ出身で、ジャズやフォーク、ロックなど幅広いジャンルを演奏するギタリストです。 アメリカで開かれたコンテストで2度優勝するなど、その腕前は評価され、世界各地で演奏ツアーを行っています。 22日からは東京や大阪など7か所で日本ツアーを行っていています。 長谷でのコンサートは30年来の友人からの依頼を受けて実現しました。 25日は、オリジナル曲など10曲ほどを演奏しました。 今回は、プロの音楽を子ども達に聴いてもらう機会にしようと、市内の中学校や高校に声掛けをしたということです。 最近アコースティックギターを始めたという女子高校生は、「すごいテクニックで感動した。本物の演奏を生で聴けてよかったです」と話していました。
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伊那谷の手しごと展
上伊那や山梨県の工芸作家5人の作品展「伊那谷の手しごと展」が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、木工やキルト、編み物など、上伊那や山梨県5人の作家の作品が展示されています。 伊那谷の手しごと展は、春と秋の年2回開かれていて、作品は購入することができます。 このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、木目の美しさにこだわっていて、木で作ったボールペンや器、置物などを展示しています。 10年ほど前から趣味ではじめ、現在では工房を構えています。 どんぐりをかたどったコマもあります。 伊那谷の手仕事展は29日(水)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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南箕輪村で定住対策 DIY講座
南箕輪村の定住対策として、初めてのDIY講座が、北殿の空き家で25日開かれました。 講座には、村内を中心に5人が参加し、アカマツ材で棚を作りました。 指導したのは南箕輪村に工房があるこうあ木工舎の職人2人です。 会場は、南箕輪村が所有する北殿の空き家で、今年4月から職員が改修や装飾を行ってきました。 講座は、DIYで今住んでいる家に愛着を持ってもらい定住につなげようと、南箕輪村が初めて企画しました。 参加者は、自分で作った設計図に沿って、木材をのこぎりで切っていました。 南箕輪村では、7月に移住定住促進計画を策定しました。 計画によると、大学進学で首都圏に出た若者が上伊那地域に戻って来る割合はおよそ30%にとどまっていることから、今後3年間で村への愛着を高める教育や、将来の空き家発生を予防する取り組みを進めるとしています。 DIY講座は全6回の予定で、で今後は、空き家のリフォームや子育て向けの講座も開かれる予定です。
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11th INA JAZZ FESTIVAL
地元のアマチュアや全国で活動するプロのバンドが出演するジャズフェスティバルが23日に、伊那市のいなっせで開かれました。 伊那市のアマチュアグループ「伊那ウィンドジャズオーケストラ」は、「ルパン三世のテーマ」を皮切りに、7曲を披露しました。 また、伊那中学校吹奏楽部が「SingSingSing」を演奏すると、会場からは手拍子が送られていました。 今年で11回目を迎えるジャズフェスティバルには、地元のアマチュアをはじめ全国で活動するプロのバンドなど、4団体が参加して演奏を披露しました。
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県シニア大学伊那学部 満蒙開拓の歴史を学ぶ
戦前から戦時中にかけ、国策の為現在の中国東北部旧満州に農業移民した「満蒙開拓の歴史」について学ぶ講座が、24日伊那市のいなっせで開かれました。 これは長野県シニア大学伊那学部の公開講座として開かれ、講師は下伊那郡阿智村にある満蒙開拓平和記念館の寺沢秀文副館長がつとめました。 寺沢さんによりますと、日本からは27万人が農業移民として満州にわたり、全国の中でも長野県が最も多い3万3千人を送り込んだという事です。 終戦を迎えると、ソ連軍や現地の中国人から襲われ、多くの人が命を落とし、上伊那から満州に渡った人のうちおよそ1千2百人が日本に帰ってこれなかったという事です。 寺沢さんは、「満蒙開拓を国策として支持してきた歴史を総括し、二度と繰り返さないよう、語り継いでいく事が大切です」と話していました。
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沢保育園 園舎とお別れ会
来月に新しい園舎が完成する箕輪町の沢保育園で、現在の旧園舎に感謝するお別れ会が24日開かれました。 お別れ会には、日頃お世話になっている地域の民生委員や読育ボランティアを招き、一緒に現在の園舎に感謝しようと企画されました。 会では、未満児から年長までの発表や、園舎の歴史を振り返る写真などを見ました。 沢保育園は、昭和50年に現在の場所に移転、建設されました。 開園から40年以上たち老朽化してきた事や、未満児など保育サービスの充実を図ろうと、隣に新しい園舎が建設され来月1日に開園する予定です。 現在の旧園舎は、来月6日から8日の午前9時から正午まで一般公開される予定です。
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高遠城址公園で冬支度
22日の伊那地域の最低気温はマイナス4・6度で4日連続の氷点下となりました。 伊那市高遠町の高遠城址公園では、本格的な雪の到来を前に冬支度が行われています。 高遠城址公園では、毎年秋のイベントが終わった11月中旬から来年の花見シーズンに向け作業を行っています。 22日は、公園内などの桜を管理する桜守3人が作業を行っていました。 枯れた枝を払ったり伸びすぎた枝を剪定し、切り口には枝が腐らないよう防腐剤を塗っていました。 高所作業車を使って作業するのはこの時期だけで、車体を動かすにも桜の根を傷めないようにしています。 作業は、雪の重みで枝や幹が傷まないように行われています。 公園内には、およそ1500本の桜があり、雪の重みで折れそうな枝には支柱を建てていました。 枯れて切った桜の木は、薪として利用されているということです。 高遠城址公園での作業は、来月22日まで行われることになっています。