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はらぺこの園児が鮭を味わう
伊那市の野外保育園、山の遊び舎はらぺこの園児は、新鮮な鮭を使った料理を作り全員で味わいました。 はらぺこの年長園児は、21日に新潟県上越市へ鮭の遡上を見学に行き、その土産で5匹の鮭を買いました。 22日は、園児の保護者が鮭をさばき、玉ねぎやキャベツなどの野菜を鉄板で炒め味噌で味付けをするちゃんちゃん焼きやいくら丼などをつくり全員で味わいました
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西春近北保育園で餅つき
伊那市の西春近北保育園の園児は、自分達で育てたもち米を使って、餅つき体験を21日に行いました。 西春近北保育園では、毎年JA上伊那青壮年部西春近支部のメンバーと一緒にもち米を育てる体験をしています。 今年は5月に田植えをし、10月に稲刈りを行いました。 10アールの田んぼでおよそ600キロを収穫し、このうちの12キロをつきました。 園児たちは掛け声に合わせて杵を持ち上げてついていました。
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処分された犬・猫を供養 動物慰霊祭
この1年間で新たな飼い主が見つからずに処分された犬と猫を供養する動物慰霊祭が21日、箕輪町の南信犬等管理所で行われました。 慰霊祭には、動物愛護団体などから20人が出席し、花を手向けました。 南信犬等管理所では、南信に加え木曽・佐久地域の保健福祉事務所で引き取りまたは保護された後、新しい飼い主が見つからなかった犬と猫を処分しています。 去年11月から今年の10月までに、犬9匹、猫386匹が処分されています。 3年前の猫の処分数602匹に比べると減少していますが、南信は猫の処分数が多いということです。 県動物愛護会上伊那支部の倉科美穂支部長は「犬や猫は人の心を癒し生活に潤いを与えてくれる。動物愛護の普及啓発に貢献していきたい。」と話していました。
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写真集団アルプ 山岳写真展
上伊那を中心に南信地域の山岳写真愛好家でつくる「写真集団アルプ」の作品展が、20日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員15人の作品45点が展示されています。 「山からのメッセージ」をメインコンセプトに、それぞれがテーマを決めて撮影した作品3点ずつを展示しています。 去年から今年にかけて撮った近作で、日本アルプスを中心に中にはスイスまで足を運んだ会員もいます。 ここ数年は、カメラの性能がよくなり、星空と山を絡めた作品が多くなっているということです。 会では、「山が醸し出す四季折々の豊かな情景を撮影したので、是非足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。 写真集団アルプの作品展は、26日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 (22日 水曜日は休館)
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被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを
東日本大震災の被災地支援を行っている伊那市のネットワークkizuna~きずな~信州は、被災地の子ども達3,000人にクリスマスプレゼントを贈る計画です。 ネットワークきずな信州の代表を務める伊那市上牧の高橋泉さんです。 福島県出身で学生時代から上伊那に住んでいる高橋さんは、被災地のために何か自分にできることはないかと考え、2011年から子ども達にクリスマスプレゼントを贈っています。 7年目の今年は、岩手県や宮城県、福島県の保育園などおよそ30か所、3,000人に贈ります。 これまでは市販の物だけでしたが、今年はその他に男の子にはミサンガを、女の子には髪ゴムをそれぞれ手作りします。
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今季一番の寒さ
20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 南箕輪村の大芝高原に設置されたお菜洗い場では野沢菜を洗う人の姿がみられました。 お菜洗い場は冬の寒い時期の大芝の温泉を使って野菜を洗ってもらおうと毎年この時期に設置されています。 訪れた人たちは「お湯が温かくてありがたい。温泉で洗うと味がよくなる」と話していました。 20日の伊那地域は、最低気温がマイナス3.5度まで下がり今季一番の寒さとなりました。 また、最高気温は5.9度で、平年より6.2度低い12月中旬並みとなっています。
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箕輪中学校 お弁当の日
箕輪町の箕輪中学校の生徒は20日、自分で作った弁当を持参し給食の時間に味わい食への関心を高めました。 箕輪中学校では、食育の一環で年に1度、「手作り弁当の日」の取り組みを行っていて、今年で8年目です。 20日は、生徒たちが自宅で手作りした弁当を持参し給食の時間に味わいました。 全部の料理を作った生徒や一品だけ作った生徒など様々です 生徒たちは主食、主菜、副菜が3:1:2になるようバランスを考えて作ってきたということです。 中には、キャラクターの形を書いた弁当を作った生徒もいました。 生徒だけではなく、担任も手作り弁当を持参していました。 3年生のあるクラスでは、家庭科部の生徒3人が作った弁当を担任に渡していました。 この弁当は、先月開かれた全国ものづくりフェア長野で家庭科部の3年生3人が考案したもので弁当部門で優秀賞を受賞しました。 箕輪中学校の北澤和恵栄養教諭は「弁当の日を通し、家での調理機会を増やしてもらい食への関心を高めてもらいたい」と話していました。
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箕輪町木下で天神様の祭り 学業成就を祈る
箕輪町木下で天神様の祭りが19日に行われ小中学生が学業成就を祈りました。 木下の上の段常会にある天神様の社に地元の小中学生約100人が集まりました。 祭りは地域の子供たちの学業成就と健康を願って木下区青少年健全育成会が毎年行っているものです。 天神様は菅原道真を学問の神様として祀ったものです。 命日の2月25日に合わせて各地で祭りが行われますが、雪の多い時期と重なっているため木下区では去年から11月に行うようになりました。 子ども達は二礼二拍手一礼の作法に従って玉ぐしを神前に供えていました。 育成会の三澤誠会長は「神様の前でしっかり誓いをたてて目標に向かって頑張ってほしい」と話していました。
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富県南福地の区民が五平餅とそばを味わう
ふるさとの味を子どもたちに受け継いでいこうと、伊那市富県の南福地公民館でふれあいの集いが19日、開かれました。 ふれあいの集いは、南福地地域社会福祉協議会が、毎年開いているものです。 朝から役員たちが、五平餅づくりを行い、ごまやくるみなどの味噌をつけて焼いていました。 公民館では、地元のそば打ち名人が腕を振るっていました。 毎年、地元で採れた米やそば粉を使っています。 公民館には、子どもからお年寄りまでおよそ100人が訪れ、出来立ての五平餅やそばを味わっていました。 南福地社協の竹松憲市会長は、「イベントを通し地域の伝統食を次世代へつなげていきたい」と話していました。
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伊那市西町で「えびす講祭」 宝投げ賑わう
商売繁盛や五穀豊穣を願う えびす講祭が伊那市西町の恵比寿神社で18日に行われました。 午後4時には宝投げが行われ多くの地域住民で賑わいました。 えびす講祭は、神社ができた大正時代から商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年行われています。 境内で行われた宝投げでは、地元の商店街で使える買い物券や食事券、野菜や果物などが当たる引換券が、餅と一緒に投げられました。 主催したルネッサンス西町の会では「住民同士顔を合わせて団結を深める機会にもなっている。今年1年無事に過ごせた事に感謝したい」と話していました。
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伊那市駅前の空き店舗見学会
起業や出店を考えている人たちを対象にした伊那市駅前の空き店舗の見学会が18日開かれました。 見学会には、上伊那を中心におよそ20人が参加し、伊那市駅周辺の5か所の空き店舗を見学しました。 見学会は昨年度から始まった県の制度「信州で始めるあなたのお店」応援事業として行われたもので、県のほか、伊那市、伊那まちの再生やるじゃん会、ASTTALプロジェクトが主催しました。 見学者が今回見た店舗で開業した場合、県から1年間家賃の一部が補助されるほか、市からも家賃や改修費用に対して補助金が支給されます。 今回見学した店舗は元写真館や元スナックなどで、参加者は店の様子を確かめていました。 伊那市によりますと、平成25年度現在で駅周辺と中央を含めた中心市街地の空き店舗率は15%だということです。
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家事家計講習会
雑誌「婦人の友」の読者でつくる伊那友の会は、家計簿の付け方を学ぶ一般向けの講習会を11日開きました。 講習会では、伊那友の会の会員が家計簿をつけている体験を発表しました。 伊那友の会は上伊那におよそ50人の会員が所属していて、衣食住や家計、子育てについて学んでいます。 発表した会員は「家計簿をつけることで、家計に必要なお金を把握することができ、計画的にものを購入できるようになった」と話していました。 講習会には、24人が訪れ話に耳を傾けていました。
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桑名智絵さん彩画展
伊那市出身で絵が趣味の桑名智絵さんの彩画展が伊那市のかんてんぱぱホールで17日から始まりました。 会場には四季折々の風景をメインにした水彩画作品26点が展示されています。 伊那市出身の桑名さんは現在長野市で暮らしていて故郷での展示会は今回が12回目です。 桑名智絵さんの彩画展は21日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高校生が中学校でインターネットの危険性など語る
高遠高校と駒ヶ根工業高校の生徒は14日、伊那市の東部中学校を訪れ、インターネットの危険性などについて話しました。 14日は、高遠高校と駒ヶ根工業高校の生徒合わせて10人が、東部中学校の全校生徒およそ840人にスマートフォンを利用する上での注意点などについて話をしました。 高遠の生徒は、メールの利用について「複数への転送を促すチェーンメールがきても転送しないこと」などと話していました。 駒ヶ根工業の生徒は、正義のヒーローコマレンジャーに扮し、「SNS上にうかつに位置情報を公開しないこと」「身に覚えのない請求は無視すること」などと劇を通して訴えていました。 この取り組みは、ネット利用に関する犯罪被害を防止しようと去年3月から行われていて、今年度は2回目です。 伊那警察署では、少しでも不安なことがあったら相談してほしいと話していました。 長野県警サイバー犯罪対策室 026-233-0110 伊那警察署生活安全課 72-0110
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理容組合伊那市支部 カット技術講習会
伊那市内の理容店でつくる長野県理容生活衛生同業組合伊那市支部は、カット技術の向上を図る講習会を、13日、伊那商工会館で開きました。 講習会には、組合員およそ30人が参加しました。 千葉県で、Jリーガーやプロ野球選手も利用する会員制のヘアサロンを経営している中谷嘉孝さんが講師を務め、基本をベースにした質感の出し方などについて実演しました。 中谷さんは、自身が使用するすきばさみを紹介し、「これを使うことでより自由な動きがでるようになる。髪をすくという同じ作業でも、他の店との違いを出すことができる」と話していました。 組合では、講習を通して「他店にまけない強みを持つことが大切だということが分かった。一丸となって理容業界を盛り上げていきたい」と話していました。
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第22回みのわ美術展 開催
箕輪町のみのわ美術会の作品展が、町文化センターで16日から始まりました。 会場には、会員と一般から公募した日本画、洋画、彫刻、工芸の作品60点が並んでいます。 みのわ美術会には60代から70代を中心に30人ほどが所属しています。 毎年秋に作品展を開いていて、作品の8割以上は1年以内に制作したものだということです。 会員の中には、中央展や県展で入賞している人もいて、それぞれが活躍の場を広げています。 会期中には会員が集まり、制作した作品の紹介や好評を行う場を設けているということです。 みのわ美術会では「秋を目標にみんな一生懸命創作してきました。多くの人に見てもらい芸術の秋を感じてもらいたい。」と来場を呼び掛けています。 作品展は、19日(日)まで、箕輪町文化センターで開かれています。
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木下南保育園 七五三献立
15日は、七五三です。 箕輪町の木下南保育園では七五三を祝うメニューが給食で提供されました。 赤飯にすましじる、揚げ餃子などの七五三献立です。 15日は、年少から年長園児43人が遊戯室に集まり全員で味わいました。
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沢保育園 新しい園舎完成
老朽化に伴い建て替えが進められていた箕輪町の沢保育園が完成しました。 来月1日に新園舎の開園式が行われます。 新しい園舎は、現在の沢保育園の南側に建設されました。 施設の老朽化や未満児保育の需要が増えていることから建設が進められてきました。 建物は、木造平屋建て、延床面積はおよそ1900平方メートルで、県産材などの木材が多く使われています。 建設費は、およそ7億7千万円となっています。 太陽光発電が設置されたほか、すべての保育室に冷暖房や床暖房が完備されています。 未満児専用の遊戯室や、トイレもあります。 15日は、引き取り検査が行われ、白鳥政徳町長らが完成した園舎を見て回りました。 定員は現在の140人から170人になります。 新園舎の開園式は来月1日に行われることになっていて、現在の園舎は取り壊し園庭として整備されます。 今月25日には、園舎の内覧会が予定されています。
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伊那中央RC エアーマットを伊那養護学校に寄贈
伊那中央ロータリークラブは、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶエアーマットを、伊那養護学校に寄贈しました。 寄贈したのは、縦横3メートルのエアーマット1基です。 体重250キロまで耐えることができます。 価格は30万円で、補助金とクラブの資金で賄いました。 14日は、伊那中央ロータリークラブの会員が学校を訪れ、今月設置されたエアーマットを見学しました。 この場所には以前トランポリンがありましたが、老朽化により撤去されたため、今回寄贈することになりました。 伊那養護学校の渡邉和幸教頭は、「遊びながら筋力を鍛えることができる他、子ども同士会話も生まれコミュニケーション能力を養う場にもなっています。」と感謝していました。 14日は贈呈式が行われ、子ども達が描いた感謝状と手作りの品が贈られました。
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信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の障害者の就労継続支援施設 信州こころんの新そば祭りが11日行われ、打ち立てのそばが提供されました。 新そば祭りでは、打ち立ての高遠産のそばが提供され、訪れた人が味わっていました。 信州こころんは障害者の就労支援を行っていて、地域の人たちに活動の様子を見てもらおうと毎年祭りを開いています。 利用者は食券の販売を担当し、訪れた人たちの対応をしていました。 また、会場では農産物や利用者が製作した手芸作品なども販売されました。 信州こころんでは、祭り以外でもそばを800円で提供しています。 時間は午前11時30分から午後2時までで月曜定休となっています。
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笠原の歴史に関する講演会
伊那市美篶笠原の歴史に関する講演会が11日、笠原ふれあい交流センターで開かれました。 講演会では元教諭で地域の歴史を研究している桜井裕記さんが「昔、笠原には豪族がいました」をテーマに話をしました。 桜井さんは笠原について「平安時代、朝廷御用達の馬を飼育する直轄牧場、笠原御牧があり名を馳せた。」と話していました。 また鎌倉時代の平家方の大将、 笠原平吾頼直は定説で伊那の笠原に住んでいたとされているが様々な文献から中野市笠原の住人だったとの見解を示しました。 また「平安時代から笠原を治めていた豪族は戦国時代に入り高遠を治めていた高遠氏の勢力下に入り衰退していった」と話していました。 講演会は秋の文化祭に合わせて開かれたもので地域住民およそ40人が話を聞きました。
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ドローン物流実証実験 異常感知し着水
買い物弱者対策として伊那市などが取り組んでいる物流用ドローンの実証実験が、13日に行われました。 ドローンは、離陸後異常を感知して湖に着水し、実験は延期となりました。 午前10時37分ごろ美和郵便局を離陸したドローンは、およそ5分後、パラシュートを開いて美和湖に着水しました。 待機していたボートが慌てて駆け寄り、ドローンを回収します。 実験は、今年3月と9月に続き3回目です。 今回の実験は、買い物弱者から通販の注文を受けた美和郵便局から注文票と空の箱がセットされたドローンが飛び立ち、およそ2キロ離れた南アルプスむら長谷まで目視外飛行して、注文された商品を積み込み戻ってくることを想定していました。 予備の機体を用意していましたが実験は延期となり、担当者が報道陣に対し経緯を説明しました。 ブルーイノベーション株式会社 熊田雅之 専務 「ソフトウェアの部分がエラーを感知して、自動でパラシュートが開き着水した。原因は分からないので実験は延期することに。課題をクリアーしてサービスの実現に向け取り組んでいきたい」 11日~12日にかけてあわせて5回のテスト飛行を行いましたが、異常はみられなかったということです。 パラシュートは、ドローン本体に異常が検知された場合と、機体が55度傾いた場合に自動で開くようになっていました。 自律制御システム研究所鷲谷聡之取締役 「センサーが感知し安全機能が作動し湖に着水したため、人的被害はもちろんなく、ドローンも無傷だった。」 国は、早ければ来年中にドローンの目視外飛行による荷物配送の実現を目指しています。 実験は来年3月に延期となり、担当者らは制御システムが起動した原因を追究し次回に活かしたいとしています。
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箕輪町消防団 パレードで火災予防呼びかけ
9日から始まった秋の全国火災予防運動に合わせて、箕輪町消防団は12日パレードを行い火災予防を呼びかけました。 12日は、箕輪町消防団の各分団長などが消防車両に乗り、火災予防を呼びかけるパレードを行いました。 今年の統一標語は、 「火の用心 ことばを形に 習慣に」です。 上伊那広域消防本部によりますと、9月までに管内では81件の火災が発生し、去年より20件増加しているということです。 町消防団では、寒くなる季節はストーブなどの近くに燃えやすい物を置かないことや、火の消し忘れに注意することなどを呼びかけています。
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車屋区80周年 100周年に向け風船飛ばす
伊那市東春近の車屋区は、来年2月に区が誕生して80周年を迎えます。 12日は区の節目を祝い、さらに100周年に向けて団結していこうと風船200個を飛ばしました。 12日は車屋公民館で文化祭が行われました。 今年の文化祭では、80周年のプレイベントとして、20年後の家族や自分に向けた手紙の募集や、風船飛ばしが行われました。 車屋区は昭和13年に、旧上殿島区が中組や渡場の3つの区に分かれ誕生しました。 午前11時になると、公民館に集まった区民が200個の風船を飛ばしました。 区長の黒河内芳範さんは「楽しく災害がなく、みんなで100周年迎えたいです」と話していました。 車屋区は80周に向け、来年2月に記念式典の開催や記念誌を発行する予定です。
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七五三詣 健やかな成長願う
15日の七五三を前に伊那市の春近神社には、12日家族連れが訪れ、子どもの健やかな成長を願っていました。 春近神社には午前中から晴れ着に身を包んだ子供やその両親などが訪れていました。 こちらの女性は、この日の為に、孫の晴れ着を手縫いしたという事です。 春近神社では、毎年11月15日に近い週末に七五三詣を行っています。 訪れた人たちは、作法をおそわりながら神事を行い、子供の健やかな成長を願っていました。 花畑樹彦宮司は、「豊かな実りの秋にお参りに来てくれた皆様にいいことがあるように祈りました」と話していました。
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西春近で新そば&きのこ祭り
伊那市のそばイベント5週連続ぶっとおしそば三昧の最終回、西春近新そば&きのこ祭りが12日、伊那スキーリゾートで行われました。 会場には家族連れなどが訪れ打ちたてのそばを味わっていました。 このイベントは信州そば発祥の地伊那をPRしようと先月から毎週土日に5週連続で開催されていて今回が最終回となります。 春近そばの会会員が打ちたてのそばを提供しそば打ちも披露されました。 1杯500円で地元産のそば粉を使った新そばです イベントではきのこ王国で採れたきのこの天ぷらも提供されました。 企画した伊那市観光協会では「期間中天候に恵まれなかったが今回は晴れて大勢の人が来てくれたのでほっとした。」と話していました。
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「入野谷昔語り」 美和ダムの思い出語る
伊那市長谷の昔の生活や文化についての話を聞く「入野谷昔語り」の1回目の座談会が11日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれ、美和ダム完成当時の様子について話がありました。 座談会では、伊那市長谷の中山晶計さんや羽場豊子さんら3人が語り人となり、昭和34年に完成した美和ダムのに係る思い出を語りました。 羽場さんは、自分の家の水田がダムの底に沈んでいったときの気持ちについて話しました。 入野谷昔語りは、長谷の昔の生活や文化を聞き継承していこうと、一般社団法人南アルプス案内人協会が今回初めて開きました。 講座は来年2月までに5回予定されていて、次回は18日(土)に「長谷の生業 山と川の恵み」というテーマで開かれます。
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ICT制作番組が地方の時代映像祭で選奨
伊那ケーブルテレビジョン制作の番組「たかずやの里を巣立つ日」が第37回地方の時代映像祭2017ケーブルテレビ部門で選奨を受賞しました。 11日、大阪府吹田市の関西大学で贈賞式が行われました。 地方の時代映像祭は、「地域」「地方」を新たな目で見直すために1980年に始まったドキュメンタリー作品の映像コンクールです。 今年はNHKや民放、ケーブルテレビ局などから287作品が寄せられました。 選奨受賞作品「たかずやの里を巣立つ日」は、今年6月に放送した30分のドキュメンタリー番組です。 伊那市東春近にある児童養護施設たかずやの里をこの春に退園した渡部愛美さんが、新社会人として独り立ちする場面を取材しました。 伊那ケーブルテレビの地方の時代映像祭入賞は今回で6作品目となります。 「たかずやの里を巣立つ日」は来月末に再放送する予定です。
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東部仏教会 亡くなった人の霊慰める
伊那市の高遠と長谷の26の寺でつくる東部仏教会は、サンハート美和に入所していて亡くなった人の霊を、8日慰めました。 この日は、東部仏教会に所属する寺の住職8人がサンハート美和を訪れ、位牌の前でお経を唱えました。 施設利用者も出席し、焼香して手を合わせていました。 東部仏教会では毎年、施設に入所していて亡くなった人の霊を慰めています。 会長で弘妙寺の田中勲雄住職は「高齢の利用者もいるので、皆さんにも元気で穏やかに過ごしてもらいたい。」と話していました。 この日は他に、仏教会から慰問金も手渡されました。
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権兵衛トンネルで事故想定し訓練
国道361号・権兵衛トンネルで、トンネル内の事故を想定した訓練が、9日行われました。 訓練は、トンネルを通行止めにして行われました。 伊那側の入り口から300メートル付近で、トラックが対向車線にはみ出し、走行中の乗用車に正面衝突したとの想定で行われました。 運転手はともに軽傷・同乗者がともに重傷という想定です。 運転手が緊急電話を使って通報すると、トンネル内では事故発生を呼び掛けるアナウンスが流れました。 警察車両や救急車が到着すると、助手席のけが人を救出し、搬送していました。 また、事故車両からもれた燃料に引火して車両火災が発生したと想定して訓練が行われました。 トンネル内にある消火栓を活用し、県の職員が初期消火に当たりました。 その後、伊那側と木曽側の両側から消防車両が到着し、消火していました。 平成18年に権兵衛トンネルが開通してから、訓練は毎年行われています。 トンネルは、1日平均で、平日で3,800台、休日で4,700台通行しているということです。 道路を管理する木曽建設事務所によると、トンネル開通からこれまでに重大事故はなく、交通事故による通行止めもないということです。