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恩徳寺のクロユリが見ごろ
南箕輪村沢尻の恩徳寺で、クロユリが見頃を迎えています。 境内にある200株ほどのクロユリが見頃を迎えています。 今年は、例年より5日ほど遅く開花しました。 背丈も花も小さめだということです。 恩徳寺のクロユリは、12日から1週間ほどは楽しめそうです。
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ローズガーデンスクール「薔薇空間」早咲きのバラが見頃
伊那市西春近のローズガーデンスクール「薔薇空間」で、早咲きのバラが見頃となっています。 見ごろとなっているのは、八重咲きのものと、一重咲きのものの2種類です。 普通のバラより1か月ほど早く咲き、見頃は5月いっぱいまでだということです。 薔薇空間を主催する春日千定さんは、「多くの人に見てもらいたい」と話していました。
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南アルプス国立公園指定50周年記念特集①
「本当に好きでなければ来ませんよ、千葉から。でも本当にここの良さを知ってきているので、それをみなさんに分かってもらいたいというのもありますね。素敵でしょって思う」 南アルプス林道バスの営業所がある伊那市長谷黒河内に住む志村千恵子さん。 山登りが趣味の志村さんは、これまでに仙丈に80回以上登るなど手つかずの原生林が多く残る南アルプスが特に好きで、夫の裕幸さんと2人、11年前に千葉県千葉市から総世帯10戸の黒川集落に越してきました。 得意としている菓子づくりや料理の腕前を活かし、一昨年平成24年3月に自宅を改装しコーヒーとワッフルの店「木楽茶屋」をオープンさせました。 店内には、南アルプスに関する写真が飾られています。 山を眺めなるだけでなく山と共に生きていくことが夢だった志村さん夫妻は、4人の子どもを育て上げた後、この生活を始めました。 しかし、去年10月。毎年訪れているという仙丈ケ岳と北岳の間にある両俣小屋に向かう途中、夫の裕幸さんが突然倒れ帰らぬ人となってしまいました。 「あそこでなんで主人が突然倒れなくてはいけなかったのかって未だに理由が分からない。検死の時もどこも悪くないし立ち止まった時が亡くなった時。穏やかな顔をしているんですよね。主人が1番好きな場所で亡くなったということになるんですよね。 やっぱりこうやって涙が浮かんできてしまうんですけど、まだ気持ち的にはすっきりしてないので。でもこの景色が好きで来たのに何をやっているんだって言われているような気もするし」 20年以上にわたり南アルプスに登り続けてきた志村さん。 自身の豊富な登山経験と山での夫の死を通し、近年軽装で3千メートル級の山に挑戦する登山者が増えていることに警鐘を鳴らします。 「お父さんもいつも言っていたんですけど、人がいっぱい来てくれるのはいいんですけど南アルプスは南アルプスなので山に登るんだってことも含めて簡単に行けるところではないんだっていうこと、事故が起きてからでは遅いのでね」 最愛の夫の死を半年たった今でもなかなか受け入れられないと話す志村さん。 それでも、夫と2人で始めた今の生活を続けていく決意です。 「毎日この景色を眺めて暮らすことがお父さんの夢だったわけですから、それを私が続けていかなくてはいけないので。本当は2人で見ていたい景色だったんですけどね。1人になってしまったが山も登り続けるし店もやり続けたい」 都会での生活を捨て山で生きると決めた志村さん夫妻。大好きな南アルプスのふもとでお気に入りの景色を眺めます。
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アカマツ林再生し山の恵みを堪能するツアー
アカマツ林を再生し秋に山の恵みを堪能しようというツアーが10日、伊那市富県で開かれました。 1泊2日のツアーには、東京などからおよそ20人が参加し落ち葉掃きや枯れた木の伐採を行いました。 企画したのは、山火事の跡地の修復など森林保護活動に取り組んでいるNPO法人森のライフスタイル研究所です。 森のライフスタイル研究所によりますと、アカマツ林は栄養が少ない土壌を好むということですが、近年森林への関与が減り落ち葉が溜まることで土壌が肥沃化している傾向にあるということです。 そこで今回は、アカマツ林の手入れを継続的に行い、秋にマツタケなどの山の恵みを堪能しようとツアーを企画しました。 参加者らは、落ち葉の下にあるキノコの菌や天敵となる菌の説明をうけながら作業を進めていました。 ツアーは、一般企業からの支援を受けながら3年計画で開かれるということで、今年はあと2回予定されています。 作業は、11日も行われます。
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西駒山草会 山野草展示会
伊那市内の山野草愛好家でつくる、西駒山草会の山野草展示会が10日と11日の二日間、南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。 会場には、アツモリソウやユキザサなど80種類、およそ350鉢の山野草が並んでいます。 そのうちのほとんどに突然変異で現れる白いまだら模様の「斑(ふ)」が入っています。 山などで採取したものを交配させ、育て、増やしてきたということです。 こちらは、斑入りのヤマシャクヤクです。 白い花とまだら模様の葉を同時に楽しむことができます。 会場では、苗の販売も行われていて、斑入りのものも買うことができます。 西駒山草会の山野草展示会は、11日まで南箕輪村の南原コミュニティセンターで開かれています。
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桜守佐野藤右衛門さんのトークイベント
京都府在住で親子三代にわたる桜守佐野藤右衛門さんのトークイベントが10日、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 会場には多くの人が訪れ、立ち見がでるほどでした。 イベントは、先月5日から開かれている佐野さんの展示会に合わせて企画されたものです。 佐野家は、祖父、父と3代にわたる桜守で、藤右衛門さんは桜保全のために全国から収集した珍しい品種の桜を育てています。 桜に関する美術品のコレクターでもあり、会場には佐野さんが所蔵する掛け軸や漆工芸品など78点が並べられています。 現代社会を桜に例えながら話すなど、佐野さんのユーモア溢れる話術に会場からは笑いがおきていました。 トークイベントでは、京都祇園の舞妓や芸妓による舞踊が披露され、会場を華やかに演出しました。 信州高遠美術館によりますと、花見シーズンを中心に4月5日からきのうまでに5,651人が訪れたということです。 展示会は、引き続き25日日曜日まで開かれています。
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信州みのわ山野草クラブ 第22回春の山野草展示会
信州みのわ山野草クラブの「第22回春の山野草展示会」が10日から、箕輪町の木下公民館で開かれます。 9日は、会員があすから始まる展示会に向けて準備を行いました。 会場には、およそ200点の作品が並んでいます。 今回は、ユリ科のものや、根がエビの形に似ているエビネなどが多く並んでいるということです。 会では、数種類の山野草を1つの鉢にまとめる「寄せ植え」を主体にしていて、今回も寄せ植えの作品が多く、楽しめるということです。 展示会では、会員が持ち寄った余剰苗の販売や、抽選で苗のプレゼントも行われます。 信州みのわ山野草クラブの第22回春の山野草展示会は、10日(土)と11日(日)の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。 時間は午前9時からで、入場は無料です。
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特殊詐欺被害を未然に防ぎ八十二銀行伊那支店に感謝状
使った覚えのないインターネットのサイトから架空の使用料を請求される特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、伊那警察署から八十二銀行伊那支店に感謝状が贈られました。 8日、伊那警察署の小山満彦署長から、八十二銀行伊那支店の酒井光一支店長に感謝状が手渡されました。 4月4日、銀行を訪れた女性が、現金18万円を2回に分け振り込もうとしている事を不審に思った窓口の行員が上司に相談して警察に連絡したところ、詐欺だとわかり被害を未然に防ぎました。 2回に分けて振り込もうとした事、振込先がカタカナ表記のみだった事で、行員が詐欺を疑ったということです。 この女性の60代の夫の元に、使った覚えのないインターネットのサイトから、架空の使用料の請求があったということです。 酒井支店長は、「これからも一人一人の意識を改めて未然防止を徹底していきたい」と話していました。 今年、伊那警察署管内で発生した特殊詐欺被害は5件で、被害額は約1,700万円となっています。
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満光寺で1ヶ月遅れの花祭り
お釈迦様が生まれたとされる4月8日から1ヶ月遅れの8日、誕生を祝う花祭りが、伊那市高遠町の満光寺で行なわれました。 この花祭りは、高遠町と長谷にある26のお寺で組織する東部仏教会が毎年開いています。 高遠第1・第4、長谷保育園の園児も花祭りに参加し、お釈迦様に手をあわせていました。
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台殿区で公民館の完成祝賀会
合併20周年を迎えた、伊那市高遠町の台殿区で公民館の完成祝賀会が6日開かれました。 祝賀会には、区民およそ150人が参加し公民館の完成を祝いました。 高遠町藤沢の台区と高遠町長藤の殿垣外区が平成6年に合併して台殿区となりました。 昭和から平成にかけて、殿垣外区の世帯数が減少し、山林などの維持管理が難しくなり、台区へ合併を申し入れたものです。 これを受けて台区では合併検討委員会を立ち上げ検討し、平成6年に住民の同意のもと、合併が成立しました。 これにより、台区の台と、殿垣外区の殿をとって、台殿区となりおよそ80戸の集落となったということです。 台殿区の向山真区長は「若干人口は減少してはいるが、完成した公民館を拠点に地区の伝統と文化を後世へ受け継いで行きたい」と話していました。
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唐木さちさん 高遠美術館で花入れ
伊那市の花人、唐木さちさんが、25日まで信州高遠美術館で開催している小松華功さんの陶芸展の陶器に花入れを行ないました。 小松さんの桜をモチーフにした陶器に、唐木さんが季節の花を生けました。 唐木さんは、自宅で育てている山野草や花を使った生け花で、雑誌への連載や、東京で展示会を開くなど活躍しています。 陶器の展示会で、花を生け、展示を華やかにして欲しいと依頼されることも多くあり、以前に小松さんの個展でも、花を生けています。 高遠美術館で唐木さんの展示会が開かれるのは、これが6回目です。 ゴールデンウィーク中に、桜が終わった城址公園を訪れた人をもてなそうというものです。 同時に開かれている、京都在住の桜守・佐野 藤右衛門さんのコレクションを見た人たちに、花でほっと一息ついてもらいたいと、構成を工夫したということです。 唐木さんの生け花の展示は6日で終了しましたが、10日に開かれる佐野さんのトークイベントに合わせて花を生けなおすということです。
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高烏谷山区民ハイキング
伊那市の富県区民がハイキングと交流を楽しむ高烏谷山区民ハイキングが、3日に行われました。 朝8時ごろ、各地区を出発し地区ごとに登山した区民らは、10時30分に高烏谷山山頂のつが平に集まりました。 つが平では、富県地区内にある2つの小学校、富県小学校と新山小学校の交流などが行われました。 それぞれ、学校での取り組みを発表し校歌を歌いました。 この高烏谷山区民ハイキングは、区民の交流を図ろうと毎年行われていて、今回で47回目になります。 区民以外からの参加も増えていてこの日は522人が高烏谷に登りました。 富県公民館の北原和俊館長は「富県全域の区民が一堂に会する機会は少なくなっているがハイキングを通して親交を深めて欲しい」と話していました。 式展では、区民全員で伊那市の歌を歌いました。
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信州みのわ花街道まつり
箕輪町西部地域の景観とハナモモなど春の花を楽しむ、第4回花街道まつりが、3日に開かれました。 3日は、参加者やスタッフなど300人ほどが集まり、箕輪町の上古田公民館を出発しました。 平成19年に設立された信州みのわ花街道推進協議会が、県道与地辰野線の沿線に、ハナモモやあんず、スイセンなどを植えてきました。 花と西部地域の景観を楽しんでもらいたいと、協議会が毎年開いています。 春の陽気の中で、参加者達は、それぞれ思い思いのルートを選んで、ウォーキングを楽しんでいました。 信州みのわ花街道は、国土交通省の日本風景街道に登録されています。 日本風景街道は、景観や自然、文化などの地域資源を活かし、地域の活性化、観光振興につなげようと認定が行われています。
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小沢 花公園 芝桜が見頃
伊那市小沢の大型農道沿いにある、花の公園の芝桜が見ごろを迎えています。 広さ30アールの公園には、赤や白、ピンクなど色とりどりの芝桜が植えられ見ごろとなっています。 公園には実際の富士山の1,000分の1サイズで作った名物の花富士をはじめ、天竜川などが描かれています。 この公園は、伊那市小沢の住民有志による小沢花の会が管理していて、県内外から多くの観光客が訪れています。 花富士は現在、日当たりの良い南側が満開となっていて、北側は今週末くらいに満開になるということです。
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保育園児が桜の苗木を植樹
伊那市の竜西保育園と竜南保育園の園児が7日、春日公園で桜の植樹を行いました。 伊那市西町の住民有志でつくる、ルネッサンス西町の会は、春日公園をより地域から愛される公園にしようと、毎年植樹を行っていて、今年で10年になります。 この日は竜西保育園34人、竜南保育園21人の年長園児が、会のメンバーと、ソメイヨシノの苗木5本を植樹しました。 植えられたソメイヨシノは5年生の苗木で、ちょうど園児たちの年と同じだということです。 ルネッサンス西町の会では、これまでの10年間で今回も含め55本の桜を植樹しています。
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子どもたちがカットやシャンプーを体験
子どもたちがヘアーアレンジやシャンプー、ネイルアートなどを体験するイベントが6日、箕輪町の美容室で開かれました。 このイベントは、子どもたちに美容師の仕事に触れてもらおうと松島美容室が毎年開いているものです。 イベントには小学生以下の140人の子どもたちとその保護者が訪れカットやシャンプーなどを体験しました。 イベントでは、ネイルアートのコーナーもあり、子どもたちが爪に柄のついたシールを貼ってもらい喜んでいました。 自分の髪の毛をプロの美容師に整えてもらう、ヘアーアレンジコーナーでは、カーラーを巻いたり、髪の毛をアップしたりしてもらい、可愛らしく変身していました。 この日は松島美容室のスタッフおよそ40人が子供たちにプロの技を手ほどきしていました。
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桜シリーズ21 伊那公園の緑の桜 御衣黄
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 最終日の2日は、伊那公園の八重桜御衣黄です。 伊那公園には、緑色の花を咲かせる4本の緑の桜、御衣黄が植えられています。 現在見頃を迎えていて、数日経つと中心の部分が少しずつピンク色に変化するということです。
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~春の叙勲~ 旭日双光章 宮下市蔵さん
伊那市長谷の宮下市蔵さん、81歳。 旧長谷村の収入役、助役を経て平成7年に村長に就任。 旧伊那市、高遠町との合併を決断し、最後の村長を務めました。 合併後は初代長谷地域自治区長を務め、55年にわたり地方自治に尽力しました。 旧長谷村職員時代には、のちの高齢化社会を見据えて特別養護老人ホーム栃の木荘・現在のサンハート美和を誘致し、初代施設長となりました。 南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の初代救助隊長を15年ほど務め、山を大切にしていました。 宮下さんは、「これからは誇りを持って自分たちの地域づくりをしていくという機運を作り、住民参加の地域づくりをしてもらいたい」と話しています。
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七五三ファッションショー
写真館 風の丘デュボンタンは、七五三ファッションショーを29日伊那市のベルシャイン伊那店で開きました。 振り袖やドレス、タキシードを着た子どもやその保護者、25人がステージに登場しました。 このイベントは、七五三の衣装やメイクを知ってもらおうと写真館 風の丘デュボンタンが開いたものです。 子どもたちは、華やかな衣装やメイクでポーズを決めていました。 風の丘 デュボンタンでは、「七五三の写真は一生に一度の思い出になる。一年を通じて撮影できるので、気軽に撮影にきてほしい」と話していました。
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伊那ローメン春まつり
「ローメンで伊那を元気に」をテーマに、伊那ローメン春まつりが2日、伊那市役所駐車場で行われました。 ローメン春まつりでは、スープ風と焼きそば風のローメンが提供されました。 訪れた人たちは、酢やニンニクなどで自分好みに味付けをしていました。 テレビやゲーム機などがあたる宝投げでは、ローメン大使で信州プロレスのグレート無茶さんらがリングの上から当たり券入りのポケットティッシュをまきました。 大勢の人がリングのまわりに集まり、手を伸ばしていました。 ローメン春まつりは、伊那ローメンズクラブが行ったもので、今年で3回目です。 アイドルグループ、パラレルドリームなどのステージもあり、まつりを盛り上げてしました。
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保科正之生誕403年祭
旧高遠藩主保科正之の生誕403年祭が2日伊那市高遠町の歴史博物館で行われました。 生誕祭は、博物館中庭にある保科正之の石像の前で行われました。 市内のほか保科正之ゆかりの福島県会津若松市や猪苗代町からおよそ60人が参加しました。 生誕祭は、保科正之を顕彰し、大河ドラマ化実現への機運を盛り上げようと毎年行われています。 保科正之は、徳川家3代将軍家光の異母兄弟で、幼少時代を高遠で過ごしました。 旧高遠藩主となったのちに会津藩主や四代将軍家綱の補佐役を務め、名君と呼ばれています。 名君「保科正之の大河ドラマをつくる会」会長代理の酒井茂副市長は、「保科正之の人を大切にする心を広く伝えていきたい」と話していました。
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わんぱく広場 親子でにぎわう
子ども達が自然に親しんで遊ぶわんぱくひろばが29日伊那市の春日公園で行われ、親子連れでにぎわいました。 工作やアスレチック、わなげなどのコーナーが設けられました。 わんぱく広場は、子どもたちに自然の中で遊んでもらおうと伊那市青少年団体 連絡協議会が毎年行っているもので、今年で39回目です。 このうちはなまる地域探検隊のブースでは、雑穀アマランサス入りの味噌を 使ったおにぎりを作って食べました。 凧揚げのブースなどもあり、親子連れでにぎわっていました。
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桜の塩漬け「桜志津久」の花摘み作業
伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、高遠スポーツ公園文化体育館で、桜の塩漬けにする八重桜の花摘み作業を2日行いました。 この日は、伊那市商工会女性部高遠支部のメンバー12人が体育館の敷地内にある4本の八重桜の花摘み作業を行いました。 伊那市商工会女性部高遠支部のメンバーは、桜の町高遠をPRしようと毎年お花見の時期に桜の塩漬け「桜志津久」を販売しています。 今年は花つきが良く、100kg分程取れたということです。 この日摘み取った桜は、仮漬けや本漬けをして寝かせ、来年の春に味わえるということです。
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伊那地域 初の夏日
伊那地域は、2日最高気温が25.3度まであがり、今年初めての夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域は、最高気温が25.3度と今年初めての夏日となり、6月下旬並みの陽気となりました。 伊那市上荒井の佐藤友春さんのお宅です。 イカリソウが涼しげに咲いていて、今がちょうど見ごろです。 4枚の花弁が錨のような形をしています。 山野草愛好者の佐藤さん。 30年前に友人から10本ほどをわけてもらい、株分けで増やしました。 今では、自宅周辺に群生していて、これだけの花は他では見られないということです。 佐藤さんは、「せっかくきれいな花を咲かせているので、多くの人に見に来てほしい」と話しています。 見ごろは、5月中旬ころまでということです。
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西駒山荘の屋根仮組検査
伊那市が去年8月から建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘は、今月から本格的な建物の建設が始まります。 1日は、山荘の屋根の仮組み検査が駒ヶ根市で行われました。 駒ケ根市の南割集会所には、大工7人で仮に組んだ二階部分の屋根が出来ていました。 1日は、工事を請負っている建設業者や市の職員など10人が仮組した屋根の検査を行いました。 山での建設作業をスムーズに行うため、事前に仮組みをして風や雪に耐えられるかなどをチェックします。 屋根の部分にはスギや湿気に強いアメリカ産の松が使われています。 雪や風などから建物を守るため屋根板を支える「たる木」が多く使われている他、軒の出を少なくする工夫がほどこされています。 1日は、西駒山荘の管理人、宮下拓也さんも訪れ出来具合を見ていました。 西駒山荘の建設工事は、去年8月から始まっていて10月に基礎工事が終わっています。 今月下旬にヘリで資材を荷揚げし、7月中の山小屋の完成を目指します。
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桜シリーズ⑳ 伊那市長谷 玄立寺の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 1日は伊那市長谷の玄立寺の桜です。 長谷、非持山公民館隣りの玄立寺では、7本のシダレザクラが現在見頃です。 寺の総代によりますと、この桜は、去年亡くなった前の住職が山梨県の身延山から移植し大切に育てていたものだということです。 玄立寺のシダレザクラの見頃はあと3日ほどだということです。
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みのちゃんバス 中学生登下校新ルート案
箕輪町の町内巡回バス「みのちゃんバス」の路線に、中学生の登下校にあわせた2つのコースなどを新たに追加する素案が30日示されました。 この日は役場で箕輪町地域公共交通会議が開かれ町からみのちゃんバスの路線やダイヤ見直しの素案が示されました。 それによりますと中学生の登下校に利用できるよう新たに2つのコースが新設されます。 さらに、部活を行う生徒とそうでない生徒の登下校時間に合わせたダイヤに変更される計画です。 また平成16年に導入しこれまで使用していた2台の車両が老朽化している事から新たな車両に更新する事が承認されました。 29人乗りの新しい車両は段差の無いノンステップバスで価格は1台あたり約2,100万円です。 平澤豊満町長は「高齢者や買い物弱者、中学生に最大限配慮した運行を考えてほしい」と話していました。 委員からは、停留所での安全対策や伊那中央病院へ行くコースを増やしてほしい等の意見や要望が出されていました。 この日示された素案については、一般や中学生、長寿クラブから意見を聞き7月の会議で正式決定し10月からの運行に反映させる計画です。
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桜シリーズ⑲ 萱野高原の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 30日は、箕輪町の萱野高原の松倉の桜です。 標高1,200メートルの萱野高原の山桜が現在満開です。 山桜は「萱野高原の桜を育てる会」が中心となって、毎年植樹していて、高原内には911本の桜があります。 現在満開のイワヤマツツジとあわせて、今週いっぱい楽しむことができるということです。
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西洋カタクリ 色鮮やかに
伊那市西町の原田恒子さん宅の庭では黄色のカタクリが花を咲かせています。 原田さん宅の庭では、エリスロニューム、別名西洋カタクリが黄色い花を咲かせます。 原田さんは40年ほど前から色鮮やかなこの花が咲くのを毎年楽しみにしているということです。 原田さん宅の西洋カタクリは5月はじめ頃まで楽しめるということです。
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桜シリーズ⑱ 松倉の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 18日目の28日は、伊那市高遠町藤沢の松倉の桜です。 国立信州高遠青少年自然の家に向かう途中にある、松倉地区が管理するタカトオコヒガンザクラが見頃です。 地元の人によりますと、満開を少し過ぎて現在散り始めですが、現在満開のイワヤマツツジとあわせて楽しむことができます。