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陶房木賊に通う生徒の作品展示会
伊那市御園の陶芸教室「陶房木賊」に通う生徒の作品展示会があすまで、伊那市御園の倉庫ギャラリーtokusaで開かれています。 会場には、教室に通う生徒の作品およそ500点が並んでいます。 上伊那地域の小学生から80代までの70人ほどで、週1回教室に通っています。 生徒の6割が主婦ということで、器や花器などの実用的な作品が多く並んでいます。 その他にも、テーマを決めて制作する人もいて、この作品は「日本の豊かな食」を陶器と米を使って表しています。 代表の伊藤真一さんは「芸術家ではなく一般の人が作る作品なので気軽に見に来てほしい」と話していました。 作品展示会は、あすまで伊那市御園の倉庫ギャラリーtokusaで開かれています。
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「西春近よいとこマップ」 住民が環境整備
地域の史跡や観光名所などを掲載した「西春近よいとこマップ」を作製した、伊那市の西春近自治協議会は、多くの人に訪れてもらおうと、マップ掲載箇所の環境整備を行いました。 20日は、表木城跡と小出城跡の2か所で環境整備が行われ、自治協議会のメンバー約50人が参加しました。 ここ表木城跡は、以前は笹竹が生い茂っていましたが、去年6月に地域住民が伐採作業を行い、この日は、その枝を運ぶ作業を行いました。 西春近自治協議会は、去年12月、地域の見どころ61か所、城跡10か所をまとめたマップを作製しました。 表木城跡はそのうちの一つで、 室町時代前期に築かれ、戦国期に武田信玄が伊那に侵入した際に滅ぼされた推定されています。 協議会では、5月にここへ、シダレザクラ5本を植樹する計画で、地域の人が気軽に訪れることができるような場所にしていきたいということです。
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河川協力団体 伊那市内2団体指定
中部地方整備局は天竜川流域で環境保全活動などを行う18団体を河川協力団体に指定しました。このうち伊那市からは、西春近自治協議会と三峰川みらい会議が指定されました。 19日は駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で管轄区間で活動する団体に対し指定証授与式が行われました。 天竜川上流河川事務所が管轄する岡谷市から飯田市では、5団体が指定され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは西春近自治協議会と三峰川みらい会議の2団体が指定されました。 西春近自治協議会は天竜川の小黒川との合流点から宮田村境までの河川敷の整備を行っています。 また、三峰川みらい会議は高遠ダムから天竜川合流点までの三峰川で生物の観察会や環境整備などを行っています。 河川協力団は、河川法が去年改正された事により創設された制度で天竜川の直轄区間では初めての指定となります。 河川協力団体に指定される事により河川敷の利用や生物の採取の許可が簡素化されます。 天竜川上流河川事務所の中谷洋明所長は、「日常の環境活動があり河川の安全が守られている。これまで以上に活発に活動してほしい」と話していました。
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地域桜守育成講座 新たに8人修了
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守育成講習会が19日修了し3期生8人に修了証が渡されました。 市役所で開かれた修了式で白鳥孝市長から8人の受講生に修了証が手渡されました。 講習会は、去年5月から6回開かれ最終日のこの日は東春近の榛原公民館で、タカトウコヒガンザクラとエドヒガンザクラ5本を植樹しました。 講師をつとめる、伊那市振興公社の桜守、稲辺謙次郎さんからは「成長をイメージし場所を決める」「桜は根が横に伸びるので間隔をとる事が大切」などのアドバイスを受けていました。 市によると現在市内には1万2千本の桜があるということで行政と住民、桜守が連携しながら保護、育成を進める事が求められています。 修了式で稲辺さんは「どの桜の木にも思いや歴史がある。手入れを行っていく上で大切なのは技術よりも信頼関係を築く事」と話していました。 受講生を代表して、御園の御子柴春樹さんは、「一年間の講習で自信もついた。地域に貢献できる事に感謝し、生きがいとして桜を見守っていきたい」と挨拶しました。 今年度の3期生を含めこれまでに地域桜守講習会の修了者は24人となっています。
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春満開 長谷の福寿草が見ごろ
伊那市長谷非持山の伊藤善明さんの畑では、福寿草が見ごろとなっています。 福寿草の群生地は、平成13年に伊藤さんが100株ほど植えたところ年々増えていき、現在は広さおよそ500平方メートルの畑一面に咲くようになったということです。 花は今が見ごろで、一緒に植えられている梅のつぼみも赤く膨らみ始めています。 この日の伊那地域の最高気温は14度となり、平年より2.9度高い、4月上旬の陽気となりました。
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生活道路の愛称看板設置
伊那市日影の住民が付けた生活道路の愛称を書いた看板が設置され、16日除幕式が行われました。 除幕式には区民およそ20人が集まり看板の完成を祝いました。 生活道路の愛称は地域への愛着を深めてもらおうと「日影の道に愛称を付けよう会」が公募し決めたものです。 伊那市地域づくり活動支援金を活用し地区内を南北に走る7つの道路に看板を設置しました。 愛称をつけるにあたり地域住民から募集したところ30ほどの応募があり愛称を付けよう会が絞り込んで決定したものです。 その通りにある施設や地域の歴史にちなんだものとなっていて聞いた人がわかりやすくなっています。 愛称を付けよう会では、定着を図るための活動のほか、地区内を東西に走る生活道路にも名前を付ける計画です。
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たかずやの里 募金箱196万3,000円
児童養護施設たかずやの里の移転改築整備支援の一環で募金活動を行ってきた株式会社ニシザワは18日、たかずやの里に募金箱を贈呈しました。 18日は、ベルシャイン伊那店で募金贈呈セレモニーが行われ、ニシザワの小池和広副社長がたかずやの里の埋橋良和理事長に募金箱を手渡しました。 募金箱は、竹を切って作られたもので、たかずやの里の子供達も制作に協力しました。 平成24年9月からニシザワグループの19店舗の他、温泉施設などおよそ60か所に設置されました。 今月施設が完成することから11日にすべての募金箱を回収しました。 集まった募金は全体で、196万3千円で、このうちニシザワグループではおよそ110万円が集まりました。 たかずやの里では、「あたたかい気持ちを子どもたちに身近に感じてもらえるよう募金はベッドや机などの備品に使かわせていただきたい」と話していました。 伊那市東春近に建設が進められている、たかずやの里は今月22日に竣工式が行われることになっています。 23日は、午前10時から午後3時まで一般公開さることになっています。
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西駒山荘に使用する木材到着
伊那市が去年8月から建て替えを進めている中央アルプスの西駒山荘。 本格的な建設が始まる雪解けを前に山荘に使用する木材の検査が17日、駒ヶ根市で行われました。。 湿気に強いヒノキやアメリカ産の松などを使用します。 標高2690メートルの西駒山荘は、積雪が多く、風が強いため柱や筋違が通常の建物より多く使われるといということです。 昨日は、工事を請け負っている伊那市の建設業者や設計業者、市の職員など7人が参加し、建設に使用する木材の検査を行いました。 木材に含まれる水分の割合を計る含水率の確認や品質に問題がないかなどをチェックしました。 西駒山荘は、1913年大正2年に起きた中箕輪尋常高等小学校の遭難を教訓に、その2年後の1915年、大正4年に建設されました。 建設から100年近く経過し老朽化していることから歴史的価値の高い石室部分を残して木造部分の建て替えを進めています。 工事は、去年8月から始まっていて10月に基礎工事が終わっています。 現在は、雪で作業ができないため雪解けを待って、5月の始めから建設作業が始まる予定です。 現場で大工工事を担当するのは若宮建築の林博文さん。 林さんは、これまでに数多くの、山小屋の建設や避難小屋の改修などを手掛けています。 今後は、必要な長さに切ったり、削る作業を行い4月中に仮組をする計画で、7月末の完成を目指します。
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折り紙で彼岸花づくり
18日は彼岸の入り。 伊那市美篶青島では、お年寄り達が折り紙で彼岸花を作りました。 18日は、青島老人クラブのメンバー55人が、青島交流センターに集まりました。 折り紙での彼岸花づくりは毎年、彼岸の入りに行われています。 地元で切ったすず竹(だけ)に、ハサミで切れ目を入れた色紙を巻いて完成です。 折り紙でつくった190本の彼岸花は、青島の各戸に2本ずつ配られるということです。
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上牧里山自然パーク 完成
伊那市上牧で進められていた里山整備事業、上牧里山自然パークが完成し16日見学会が開かれました。 自然パークは上牧里山づくりのメンバーを中心に、地域住民延べ1,500人が参加し一昨年から整備を進めていたものです。 間伐や道路整備などのコースづくりには伊那北小学校の児童も参加し、およそ4キロのウォーキングコースが完成しました。 見学会には40人ほどが参加し、自然を楽しみながら2時間ほどかけて歩きました。 コース内には城の跡や古墳群など名所、旧跡があり、地域の歴史に触れることもできます。 コースの整備には国や県、市の支援事業も活用していて、案内看板も設置されています。 上牧里山づくりでは住民手づくりの自然パークを地域の財産としてコミュニティの場や健康づくりに役立ててもらいたいと話しています。
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1月月間有効求人倍率 6か月ぶりに前月下回る
上伊那の1月の月間有効求人倍率は0.93倍で去年12月を0.04ポイント下回りました。 求人倍率が前の月を下回ったのは、6カ月ぶりです。 ハローワーク伊那によりますと、1月の月間有効求人倍率は、去年12月を0.04ポイント下回る0.93倍でした。 有効求人倍率が前の月を下回ったのは、去年7月以降6か月ぶりです。 上伊那の主力産業である製造業の求人が少しずつ増えてきていることや、景気回復に伴い物流量が増加し、運輸業の求人が増えてきていることから、全体的に改善傾向にあるとしています。 雇用情勢については、前の月と変わらず「一部に厳しさが見られるものの、緩やかに持ち直している」としています。 内定率は前の年の同じ月より4.5ポイント上昇し、94.6%となっています。
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卒業シーズン本番 伊那北小
卒業シーズンも本番を迎え、上伊那地域の多くの小学校で15日、卒業式が行われました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、15日、伊那市と箕輪町の合わせて10校で卒業式が行われました。 このうち、伊那市の伊那北小学校では101人が卒業を迎えました。 式では、久保田之義校長から児童1人ひとりに卒業証書が手渡されました。 久保田校長は式辞で、「自分を信じたくましく、あすへと架かる虹の橋をかけ上がって行って欲しい」と話していました。 最後に、卒業生が「旅立ちの日に」を歌いました。 この後、各クラスで最後の時間を過ごしました。 6年1組では、担任が児童一人ひとりに記念品を手渡しました。 最後の挨拶と共に、クラス全員で折った鶴を投げて卒業を祝いました。 小学校の卒業式は17日と19日に、中学校は18日に予定されています。
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酒井一さん 諏訪形区に木札寄贈
伊那市西春近諏訪形区の酒井一さんは、地元住民に区の役員名が書かれた手造りの木の札を14日寄贈しました。 この日は、小松忠男区長と足立功治区長代理が諏訪形集落センターに集まり、酒井さんから木札が手渡されました。 酒井さんは以前まで大工をしていて、現在は余った木材を使って作品を作っています。 寄贈は、酒井さんが地元諏訪形区の役に立ちたいと思い行われました。 木札は、役員1人ずつの肩書が書かれていて、およそ3か月かけて50人分が作られました。 大きさは縦34cm、横13cm、厚さ3cmで、雨などで汚れないように防腐剤入りのニスが塗られています。 木札は、12月にお披露目され、来年の1月から各役員の玄関に飾られる予定です。
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荒井区少年少女消防クラブを卒業する6年生に感謝状
伊那市荒井の小学生でつくる荒井区少年少女消防クラブを卒業する6年生に伊那消防署からの感謝状が15日贈られました。 15日は伊那市のいなっせで飯沼晃二区長から 6年生4人に感謝状が手渡されました。 荒井区少年少女消防クラブには区内の小学生32人が所属していて、防火の学習や、ポンプ操法大会の見学を行っています。 6年生は、「消防署の中に入ったのがいい経験になった」「みんなで活動できてよかった」と活動の感想を発表しました。 飯沼区長は、「消防クラブで活躍している小学生は全国でも少ない。尊い経験をしているので、自信をもって進学してください」と話していました。
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健康マージャン大会
賭けない、吸わない、飲まないをモットーにした健康マージャン教室の大会が15日、伊那市内で開かれました。 教室は、笑い、思いやり、礼節、親しみ、品格の5つを心得とし、健康的にマージャンを楽しもうと月に3回開かれています。 現在、市内の40代から70代までの45人が登録していて、大会には32人が参加しました。 一般コース、ゆっくりコース、初心者コースの3つのレベルに別れ、予選2試合、本戦2試合を戦いました。 マージャン教室の高島彬代表は「マージャンをボケ防止などと狭い範囲で考えるのでなく、将棋や囲碁のように子ども達にも広め、老若男女楽しめるものにしていきたい」と話していました。
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富岡町を語る会in箕輪
東日本大震災の被災地で、原発事故により避難生活を強いられている福島県双葉郡富岡町の住民が体験などを話す「富岡町を語る会in箕輪」が15日、箕輪町文化センターで開かれました。 これは、避難している人達の思いや現状を知り、地域での支え合いや人との繋がりの大切さについて考えるきっかけにしてもらおうと、有志でつくる実行委員会が開いたものです。 今年2月の富岡町の様子です。 富岡町は、事故があった福島第一原発から10キロほどの場所に位置します。 帰宅困難区域となっている場所もあり復興はほとんど手つかずで、住民は全国各地への避難生活を余儀なくされています。 富岡町社会福祉協議会の青木淑子さんは「天災と人災が町を襲った。国からは、原発事故に関して本当に必要な情報が得られなかった」と話しました。 海岸から500メートルの場所に住んでいた三瓶容子さんは「窓から見た津波は真っ黒で、ごつごつした海の底が見えていた。住んでいた場所はねずみが繁殖していて、戻ることができたとしても今までのように生活できるか分からない」などと話していました。
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ジオパーク南アルプス大会を前に推進チーム初会合
今年9月に伊那市で開かれる日本ジオパーク南アルプス大会を前に、伊那地域の関係団体でつくる推進チームの初会合が、14日、開かれ、関連イベントの内容について意見を交わしました。 伊那地域推進チームは、ジオパーク大会を盛り上げる関連企画について検討する組織で、実行委員会とは別に伊那市で地域活動を行っている団体や高校の教諭などが参加します。 会議には、およそ50人が参加し関連イベントについてアイディアや意見を出し合いました。 高遠高校の石城正志校長は、信仰と地質の関連性などについて考えるキックオフイベントを来月13日に杖突峠にある峠の茶屋で予定していると報告しました。 長谷のざんざ亭で鹿を使った料理などを提供している長谷部晃さんは、ジビエに昆虫、雑穀を使った料理を提供する「ジビエフェスタ」を開く考えを示しました。 伊那図書館の平賀研也館長は「観光客向けにスマートフォンのアプリを使ったサービスを提供したい」と話し、チームのメンバーになっている旅行会社などに協力を呼びかけました。 大会は、9月27日から30日までの4日間開かれ、県内外からおよそ2,900人の来場を見込んでいます。 推進チームでは、企画の調整と準備を行うための会議を来月開き、その後順次実施していくとしています。
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みなみみのわフォトグランプリ
第8回みなみみのわフォトグランプリの最優秀賞に、南箕輪村の佐脇正邦さんの作品が選ばれました。 8回目となるフォトグランプリには、上伊那から70点が寄せられました。 11日、作品選考会が開かれ、佐脇さんの作品、「大泉所ダムの夜明け」が選ばれました。 村では、入賞作品を、役場や大芝荘で展示したり、広報などで活用し、村の観光PRに役立てたいとしています。
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洞泉寺 園児と一緒に涅槃会法要
釈迦の命日に合わせて行われる涅槃会法要が伊那市美篶下川手の洞泉寺で14日行われ、美篶西部保育園の園児が参加しました。 この日は、洞泉寺で涅槃会の法要が行われ、美篶西部保育園の年長園児26人が参加しました。 涅槃会は、およそ2,500年前に亡くなった釈迦の命日に合わせて行われるもので、洞泉寺では毎年園児を招いています。 1年に1度法要に合わせて飾られる、釈迦が亡くなった時の様子を描いた掛け軸に向かって手を合わせていました。 横山凌雲住職は、「小学校に行っても自分や周りの人、みんなの命を大切にできる人になってください」と話しました。 園児はおみやげに、健康を願って作られたやしょうまなどを受け取り、掛け軸の近くに行って絵を見ていました。
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伊那市西春近南小学校6年生を送る会
伊那市の西春近南小学校で11日、この春卒業する6年生を送る会が開かれました。 式では、在校生の拍手に合わせて6年生22人が入場しました。 はじめに在校生が作ったくす玉を6年生の代表児童が割りました。 在校生は学年ごとに、歌や踊りを披露しました。 3年生は、千葉県のご当地キャラクターの歌に合わせて全員でダンスを披露しました。 1年生は「優しいお兄さんお姉さん仲良く遊んでくれてありがとう」とメッセージを送り、歌をプレゼントしました。 西春近南小学校の卒業式は19日水曜日に行われます。
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想像力UP 模様の中から自由な発想で絵を描く
紙にうつし取った木や石の模様からイメージして絵を描くイベントが9日箕輪町の地域交流センターで開かれました。 このイベントは、「偶然の出会いをアートにする」をテーマに、箕輪町郷土博物館、図書館、公民館の三館連携講座の一環で開かれたものです。 今回の講座には親子づれなど9人が参加し、用意された木や石に紙をあて鉛筆で模様を写しとったり、絵の具が付いたビー玉を紙の上で転がし線を書いていました。 講師は、木彫家でみのわ芸術会の中澤達彦会長が務め「石の側面からも違った模様が取れるやビー玉はゆっくり転がすと曲線ができる」などとアドバイスしていました。 模様を写し終えると、参加した人たちは、紙を眺めながらイメージを膨らませていました。 中澤さんは、「大人になると、経験した知識からイメージし物事をとらえてしまう。偶然できた模様から発想力を高め、子供達が持つ潜在的な能力を引き出してほしい」と話していました。
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三峰川堤防 雪文字で春の高校駅伝PR
春の高校伊那駅伝まであと10日あまりです。コース途中の三峰川堤防では大会を盛り上げようと、2月に降った雪を利用したPRが行われています。 伊那市美篶のナイスロード沿いの三峰川堤防です。 雪かきとスコップを使い堤防北側に降り積もった雪をかいているのは、近くに住む矢島信之さんです。 ナイスロード付近から堤防を見てみると「日本一の駅伝」と書かれています。 矢島さんは堤防を使い伊那駅伝を盛り上げていこうと雪文字の制作を去年の大会から行っていて今回が2回目です。 今年は雪が吹き溜まりとなっていて制作には、11日と12日の2日間かかったという事です。 矢島さんは「参加校が国内で一番多い駅伝大会。地域一丸となり、応援していきたい」と話していました。 春の高校伊那駅伝は、23日 日曜日に行われます。 12日の伊那地域は、最高気温が14.6度と今年最高となり4月上旬並みの陽気となりました。
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アンサンブル会 ヒノキ畳寄付
伊那市と下伊那郡松川町で知的障害者の就労支援をしている社会福祉法人アンサンブル会は、ヒノキ畳を5日、伊那市生涯学習センターに寄付しました。 アンサンブル会では、去年9月からヒノキの間伐材を使った畳の製造を松川町の施設で行っています。 今回の寄付は4月からの本格的な販売を前にモニタリング調査の一環で行われたもので、市内では仲仙寺に続き2か所目という事です。 畳が設置された和室は、広さ10畳で、茶道や生け花のサークルが利用しています。 ヒノキの畳は、稲わらの物に比べ、湿気に強く、防虫性に優れていて、カビの発生やダニの繁殖を防ぐ効果があるという事です。 アンサンブル会の竹野勝己さんは「ヒノキ畳は自然素材だけを使用し作っている。4月からはターゲットを絞り販売していきたい」と話していました。
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インフルエンザで保育園2クラス学級閉鎖
南箕輪村の南部保育園は、インフルエンザ発症者の増加により、13日と14日の2日間、2クラスを学級閉鎖します。 学級閉鎖になるのは、南部保育園年長クラスのたんぽぽ組とひまわり組で、インフルエンザ発症者が2クラスで14人出ているということです。 伊那保健福祉事務所では、「ピークは過ぎたが、依然注意報レベルとなっているため、外出後は手洗いやうがいを行い、マスクなどの咳エチケットを守って感染予防に努めて欲しい」ということです。
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伊那小森組 アルパカとお別れ会
総合学習の一環で伊那市の伊那小学校の3年森組の児童が飼育していたアルパカとのお別れ会が4日行われました。 児童たちは大粒の涙を流して別れを惜しみました。 森組では2年生の12月から栃木県の牧場から2頭のアルパカを借りて育ててきました。 名前は「タビ」と「いふ」。 児童たちは毎日、エサやりや小屋の掃除など2頭の世話をしてきました。 4月にクラス替えになることから今日でお別れです。 児童たちは1年3か月のタビといふとの思い出を振り返りながら自分達で作詞したオリジナル曲を全員で歌いました。 そして別れの時がやってきます。 子ども達はトラックの姿が見えなくなるまで見送っていました。
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名称「南アルプス戸台口」協議会方向性まとめる
伊那市長谷地域自治区地域協議会が10日開かれ、南アルプス北部地区の登山口の名称を「南アルプス戸台口」とする方針をまとめました。 南アルプス北部地区の登山口は昭和40年代までは長谷村の戸台と呼ばれていたということです。 現在は、仙流荘があるところというあいまいな表現になっていることから、長野県側の登山口として知名度アップを図ろうと検討してきました。 協議会では、各地域の意見を集約し名称を「南アルプス戸台口」にすることを決めました。 委員からは「登山者にとってはなじみがありイメージしやすい」「戸台のつく植物や化石があるので宣伝効果になる」などの意見が出されていました。 協議会では、3月中に白鳥孝市長に名称を報告するということです。
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伊那北高校15期会 同窓会に20万円寄付
昭和38年に伊那北高校を卒業した15期会は4日、同窓会に20万円を寄付しました。 この日は、15期会の馬場秀則さん、田中洋さん、飯島隆人さんの3人が同窓会館を訪れ、北原明同窓会長に20万円を手渡しました。 15期会は、昭和38年に伊那北高校を卒業し、今年で50年を迎えました。 今回の寄付は、卒業50周年を記念して会員から会費を募り行ったということです。 15期会は、卒業30周年の時には絵画を寄贈しています。 今回の寄付金は、同窓会活動で活用されるということです。
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キャンドルの火を囲んで震災の活動報告
伊那市通り町のタウンステーション伊那まちでは、キャンドルに火を灯し、復興を願いました。 これは、キャンドルの灯りを見ながら復興に向けた活動の報告を行なおうと、市民の有志が企画しました。 参加者は、並べられたキャンドルを囲んで黙祷を捧げ、それぞれの活動を報告しました。 会場では、写真や手描きのメッセージなど、それぞれの活動内容を展示しています。 この展示は、14日金曜日までタウンステーション伊那まちで開かれています。
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アートスクール作品展
伊那市高遠町の信州高遠美術館は3月31日まで、「アートスクール作品展」を開いています。 アートスクールは高遠美術館が美術館や芸術に親しんでもらおうと、年間10回ほど開かれているもので、風景画や染色、陶芸などを学んでいます。 会場には生徒およそ20人の絵画や染色、陶器の作品50点が並んでいます。 絵画は地元洋画家の竹内徹さんなどが講師をつとめていて、水彩画やデッサン、アクリル画などさまざまな画法で描かれています。 陶芸は伝統の「高遠焼き」を継承する浦野真吾さんが指導していて、湯のみや皿などが並んでいます。 アートスクール作品展は今日から3月31日(月)まで、信州高遠美術館で開かれています。
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常円寺で針供養
折れたり曲がったりして使えなくなった針を供養する針供養が8日、伊那市の常円寺で行われました。 この日は、上伊那和裁連盟と日本和裁士会上伊那地区が針供養を行いました。 この辺りでは、2月8日が一般的とされていますが、寒い時期を避けようと月遅れで行っています。 およそ50年前は150人ほど集まったということですが、現在では40人ほどで、針も100本ほどに減っています。 福澤幸子会長は「温かみのある手縫いの文化を後世に伝えていきたい」とあいさつしました。 針は、後日境内にある針塚に納められるということです。