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竹山流津軽三味線演奏者篠原竹吟さん 演奏会
津軽三味線を全国に広めた竹山流津軽三味線の演奏者篠原竹吟さんの演奏会が15日、伊那市のいなっせで開かれました。
岡谷市在住の竹吟さんは、津軽三味線を全国に広めた盲目の演奏者高橋竹山と40年ほど前に出会い、その演奏に魅せられました。
以来、三味線一筋の人生を選び、昭和53年に「竹吟」の称号を得ました。
演奏会は、師である竹山が作り上げた音色を、1人でも多くの人に聞いてもらおうと全国各地で開かれています。
15日は、津軽じょんがら節などおよそ10曲を演奏しました。
他に、竹吟さんから個人指導を受け「竹祐」の称号を取得した伊那市の高山裕子さんが演奏を披露しました。 -
県内男性最高齢108歳 副知事らが祝う
敬老の日の17日、伊那市は99歳以上の高齢者の長寿を祝って、対象者宅を訪問し、祝い金をおくりました。
伊那市山寺の福澤 總一郎さんは明治37年生まれの108歳。男性では県内最高齢です。
17日は、長野県の加藤さゆり副知事と白鳥孝市長が、福澤さん宅を訪れ、祝い状や祝い金、花束などを手渡しました。
福澤さんは、三女の三重子さんと2人暮らし。1日の大半を居間やベッドで過ごしていますが、歩行器を使ってゆっくり歩くことができます。
食事は3食きちんと取り、好き嫌いは無いということです。
敬老の日を祝って、福澤さんのお宅には4世代20人ほどの家族が集まり、記念撮影などをしました。
伊那市内の今年の長寿祝いの対象者は、99歳が32人、100歳が16人、101歳以上が39人となっていて、それぞれ、市長などが訪問し、祝い金などが渡されました。 -
伊那西高校吹奏楽クラブ定期演奏会
伊那市の伊那西高校吹奏楽クラブによる定期演奏会が16日、伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は日頃の練習の成果を発表しようと毎年この時期に開かれていて今年で9回目です。
演奏会では14曲が披露され、会場に訪れた保護者達は演奏を楽しんでいました。 -
地元食材で料理コンクール
地元の食材を使った料理コンクールが16日、箕輪町地域交流センターで開かれ最優秀賞には蒸し緬と長芋を組み合わせた「ゆ縲恂ヒ」が選ばれました。
料理コンクールは箕輪町内の飲食店や農家などでつくる実行委員会が企画した、みのわ食でつながる収穫祭で行われたものです。
会場にはおよそ300人が集まりコンクールに出品された料理4品を審査を兼ねて試食しました。
料理は、箕輪産のそば粉や牛乳、野菜などが使われていて、味の斬新さと箕輪らしさがポイントとなっています。
試食した人たちはトレーの裏にそれぞれの料理のエントリーナンバーを書いて投票していました。
結果は箕輪町長岡の料理店とざ和の横山哲也さんが作った「ゆ縲恂ヒ」が最優秀賞に選ばれました。
「ゆ縲恂ヒ」はローメンに使われている蒸し麺と箕輪産の長芋を組み合わせた料理で、体に優しいという意味があります。
16日の収穫祭では地元農産物や加工品の販売コーナーが設けられ訪れた人たちが買い求めていました。
実行委員会では「地元農産物の良さを再発見することができた。
最優秀賞の料理は箕輪の特産となるよう研究していきたい」と話していました。 -
セジュールオープン
不登校などの悩みを抱えた若者と地域を繋げる拠点施設セジュールが16日、伊那市荒井の通り町にオープンしました。
16日は、テープカットなどをしてオープンを祝いました。
セジュールは伊那市のいなっせ北側の空き店舗を改装しオープンしたもので県の新しい公共の場づくりのモデル事業として助成を受けています。
セジュールは、悩みを抱えた若者を支援する上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会が運営します。
1階はドリンクやケーキなどを提供するカフェ、2階は学習支援室や地域の人たちとの交流スペースが設けられています。
この他に、各団体でつくった草木染の靴下やしおり、お菓子なども販売しています。
営業時間は午前11時から午後3時までとなっていて水曜日と日曜日が定休日となっています。 -
上伊那で運動会シーズンピーク
上伊那地域で秋の運動会シーズンがピークを迎えています。
南箕輪村の南部小学校では、南部小と南原保育園合同の運動会を開き、児童192人、園児100人が22種目を行いました。
子ども達は保護者が見守る中、日ごろの練習の成果を発揮していました。 -
写真展なんじゃもんじゃ
上伊那地域の写真愛好家の写真展「なんじゃもんじゃ」が、14日から、伊那市の伊那図書館で開かれています。
この写真は、アケビコノハと呼ばれる蛾の幼虫が3匹並んでいたところを写したものです。
会場には、会員60人の作品60点が並んでいます。
写真展なんじゃもんじゃでは、腕を競うのではなくこれはなんだろうと思わせるような、自分が気に入った作品を展示します。
年齢も10代から80代までと幅広いのも特徴の1つです。
最年少で小学3年生の上原裕司くんの作品は、友人と遊んでいる際に撮影したものです。
なんじゃもんじゃ写真展は、23日日曜日まで、伊那図書館で開かれています。 -
町立辰野病院竣工式
移転新築された辰野町の町立辰野病院が完成し、15日、竣工式が行われました。
この日は関係者など130人が参列し、テープカットなどで完成を祝いました。
町立辰野病院は、現在の辰野総合病院の老朽化などに伴い建設が進められてきました。
新しい病院は、延べ床面積およそ1万平方メートルの鉄筋コンクリート3階建てです。
病床数は、稼働効率を考えて、これまでの120床より20床少ない100床ですが、病室ごとにトイレが設置されています。
またラウンジや喫茶室、リハビリ用の庭園が設置されました。
事業費はおよそ32億円で、そのうち6億円は上伊那地域医療再生事業補助金が充てられています。
矢ヶ崎克彦町長は「上伊那公立3病院が連携して運営していく中で、回復期医療の重責を担う病院。より高い医療技術で利用者に愛されるサービスを提供していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「上伊那の地域医療を病院完結型から地域完結型へ進めるために待望の病院が完成した。地域で連携した病院運営を進めていきたい」と話していました。
上伊那地域医療再生計画では、公立3病院が安定的に地域医療を担い続けていくために、機能分担と連携により上伊那医療圏の再生を目指しています。
伊那中央病院が高度救急医療、昭和伊南病院が急性期から回復期、辰野病院は回復期を担うことになっていて、病院内には回復期の機能も備えた30床の病床が設置されています。
辰野病院は10月1日から診療を開始する予定です。 -
伊賀焼陶芸家坂本俊人さんの作品展
「高遠藩学の祖」とされている阪本天山の子孫で伊賀焼陶芸家の坂本俊人さんの作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
会場には、茶碗や花瓶など坂本さんの作品およそ80点が並べられています。
坂本さんは、三重県在住の陶芸家で、文武両道の気風を築き高遠藩学の祖と称された天山の子孫です。
伊賀焼は、どっしりとした重量感と、釉薬を用いずガラスの様な緑色を浮き出させるのが特徴です。
ガス釜を使わず、松の木を燃やして作るということで、1つの作品を焼くのに5日ほどかかり、その間ほとんど寝ずに釜の様子を見続けます。
坂本さんは、伊賀焼に釉薬を塗った作品作りに15年ほど前から取り組んでいて、ここ2縲・年でようやく形になってきたと話します。
坂本俊人さんの作品展は、18日火曜日までベルシャイン伊那店で開かれています。 -
伊那市西箕輪地区 戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が、12日、西箕輪羽広の仲仙寺で行われました。
仲仙寺にある招魂碑の前で追悼式が行われ、遺族や地区関係者など50人が参列しました。
追悼式は、日清戦争から第二次世界大戦までに戦死した人の霊を慰め、平和を祈念しようと、西箕輪社会福祉協議会が毎年行っています。
西箕輪社協の小林光豊会長は、「国のために命を捧げた戦没者のためにも、平和な国家を受け継ぐことが私たちの使命」と式辞を述べました。
伊那市遺族会の赤羽要会長は追悼の辞で、「悪夢のような戦争から67年、日本の繁栄は多くの犠牲の上に築かれている。犠牲者に感謝の誠を捧げ、冥福を祈ります」と話していました。
仲仙寺の招魂碑には、日清、日露戦争の犠牲者10人、太平洋戦争の犠牲者163人、満蒙開拓の犠牲者37人の名前が刻まれています。
日露戦争後の明治39年に建立された招魂碑は、第二次世界大戦後、戦争に関するものを排除していた進駐軍との摩擦を避けるため、一度、住民によって土の中に隠されましたが、昭和29年に再び掘り起し、改めて建立されたということです。
参列者は、招魂碑の前で手を合わせ、犠牲者の冥福を祈っていました。 -
みはらしファームぶどう狩り今日から営業
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、12日からぶどう狩りが始まりました。
今シーズンの営業開始となった12日、岐阜県から会社仲間で訪れた女性グループと家族連れ
が、ぶどう狩りを楽しんでいました。
みはらしファームには、農家8戸でつくる、みはらしぶどう生産組合の2.5haのぶどう園があります。
今の時季は、糖度の高いノースレッドや、粒が大きい藤稔(ふじみのり)が食べ頃で、今月下旬からは、ナイヤガラやピオーネが旬を迎えます。
今年は、夏に雨が少なかった影響で品種によっては少し粒が小ぶりですが、気温が高かったため、糖度が高く出来は良いということです。
みはらしファームのぶどう狩りは、入場料が小学生以上1,000円で、営業は10月31日までとなっています。 -
ゲートボール大会に合わせ高齢者対象の交通安全講習
南箕輪村で12日開かれたゲートボール大会に合わせて、高齢者を対象にした交通安全講習が行われました。
大会の前に交通安全講習が行われ、伊那警察署南箕輪村駐在所の坂井好明所長が、交通事故防止について話しました。
講習は、村ゲートボール連盟の秋の大会に合わせて、南箕輪村と村交通安全協会が毎年行っているものです。
高齢者の事故については、横断歩道以外での横断による死傷者が目だっているということで、坂井所長は「面倒だと思わずに横断歩道を渡って下さい」と呼びかけていました。
講話が終わると、交通安全に関するクイズが出題されました。クイズの正解数はゲートボール大会での得点に加算されることから、チームごと話し合いながら問題を解いていました。
今年に入って、伊那警察署管内では6人が交通事故で死亡していて、そのうちの3人が65歳以上の高齢者です。南箕輪村では3件の死亡事故が発生していて、いずれも週末に、国道で起きてるという事です。
ある参加者は、「わかっているつもりでも忘れている事を再確認できた。家の近くの散歩も気をつけたい」と話していました -
遭難事故を伝える 来月特別展開催
1913年大正2年に発生した箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山遭難事故から来年100年となります。
箕輪町ではこの事故を伝えようと10月27日から箕輪町郷土博物館で特別展を開きます。
特別展は、10月27日から箕輪町郷土博物館で開かれます。
郷土博物館には町民から寄贈された貴重な記録が残っています。
大正2年に村で行われた犠牲者の葬儀で当時の教諭が書いた弔辞や登山に一緒に登り、生還した生徒が書いた日記などです。
駒ヶ岳登山の遭難事故は箕輪尋常高等小学校の当時の校長を含む11人が暴風雨にあい犠牲となりました。
その事故を風化させないよう上伊那教育会は遭難現場に記念碑を建立しました。
この特別展は10月27日から箕輪町郷土博物館で開かれることになっていて入場は無料となっています。 -
上農生が最新の測量機器で実習
若手技術者の育成や測量設計への関心をもってもらおうと、長野県や測量設計業協会南信支部は10日、南箕輪村の上伊那農業高校で測量実習を行いました。
実習に参加したのは上伊那農業高校緑地創造科の2年生20人です。
10日は、測量設計業協会南信支部に加盟している会社の技術者から最新の機器の取り扱い方法などを学びました。
学校で使っているものは目で確認して高さを図りますが、最新の機器はバーコドーを自動的に読み取り測量してくれます。
実際に最新機器に触れた生徒たちは担当職員から説明を聞きながら操作していました。
ある生徒は、「簡単に操作できて効率がいい」と話していました。
この実習は、卒業後の生徒の進路選択で測量設計業への就労拡大に結びつけていこうと去年から行われています。
主催者は、「この実習を通し測量設計業に関心を持ってもらえればうれしい」と話していました -
オペラ春香 ゆかりの品が並ぶ
今年6月に伊那市で開催された市民オペラ「春香」の、ゆかりの品を並べた回顧展が10日から伊那市のいなっせで開かれています。
オペラ春香回顧展は、およそ130人の市民が参加し熱演した公演を振り返ろうと実行委員会が企画したものです。
会場には舞台の様子を写した写真や公演に至るまでの記録の他、衣装や小道具などが展示されています。
オペラ春香は韓国南原を舞台にした悲恋の物語で伊那市の名誉市民・ス木東六さんが疎開していた伊那で作曲したもので公演にはおよそ1400人が鑑賞に訪れました。
回顧展では舞台を撮影したDVDも上映されています。
実行委員会が6月の公演の来場者を対象にしたアンケートによりますと、回答のあった363人のうち舞台を見た感想として、250人が大変よかった81人が良かったと回答しています。
また要望として26人から再演または継続を望む声がありました。
このオペラ春香回顧展は20日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
河南分団が防災イベント
消防団が地域住民や子どもたちと交流し、日ごろの活動をPRするイベントが9日、伊那市高遠町のほりでいドームで行われました。
このイベントは地域とのつながりを深めようと伊那市消防団河南分団が行ったものです。
会場には親子連れが訪れ、子どもたちが放水体験をしました。
子どもたちは団員に手伝ってもらいながら、標的めがけて放水していました。
河南分団は、団員が64人で高遠町の勝間、小原、上山田、下山田地区担当しています。
地域密着型の消防団活動を行っていて、火災予防の啓発のほか地区内の保育園で消火訓練も行っています。
矢野健分団長は「消防団の活動を知ってもらうことで、団員確保や地域防災力の向上につなげていきたい。」と話していました。 -
日影区自主防災会が地震想定の訓練
伊那市日影の日影区公民館で9日、防災訓練が行われ被災者の救助やその手順などを確認しました。
訓練は東海地震発生により建物が倒壊したとの想定で行われ会場の日影区公民館には区民およそ100人が集まりました。
倒壊した建物の下敷きになった人を救助する訓練では、住民が協力しながら、倒れた家具などを撤去していました。
また2本の棒と毛布を使った、応急の担架をつくりケガ人を運び出していました。
日影区自主防災会では、地震発生直後は消防や警察だけでは災害に対処しきれないとして、地元の災害対応は自分たちで行える態勢を整えたいとしています。 -
「伊那まち商店街川柳」 大賞の湯澤さんに表彰状
タウンステーション伊那まちのオープン1周年記念として募集した「伊那まち商店街川柳」の表彰式が、2日に行われ、大賞となった伊那市西町の湯澤ふき子さんに表彰状が贈られました。
大賞に選ばれたのは、湯澤さんの作品「いつ来ても いいな伊那町 ほっとする」です。幼いころから伊那の商店街で買い物をしていた湯澤さんは、顔なじみの店主と会話をしながら買い物をする時のほっとする気持ちを詠んだということです。
「伊那まち商店街川柳」は、情報発信拠点施設タウンステーション伊那まちの開設1周年を記念して、中心市街地の商店主らでつくる伊那まちの再生やるじゃん会が行ったものです。
伊那市を中心に近隣市町村から139の応募があり、全ての作品を、1か月ほどタウンステーション伊那まちで展示するということです。 -
マス釣り大会 親子で楽しむ
天竜川漁業協同組合による、マス釣り大会が9日伊那市の天竜川と三峰川の合流地点で開かれました。
9日は3000匹が放流され、訪れた150人が釣りを楽しみました。
天竜川漁業協同組合では、毎年この時期に参加者に楽しんでもらおうとマス釣り大会を開いています。
子供の参加も多く、親に教わりながら釣りを楽しんでいました。
ある参加者は、「釣りをすると子どもの目が輝く。参加してよかった」と話していました。 -
伊那市富県南福地で通学路にグリーンベルト
伊那市富県南福地で、公民館前の道路の路側帯に、歩行者が歩く場所を示すグリーンベルトが8日から表示されました。
8日は地域の住民など20人ほどが集まり、南福地公民館前の道路およそ300メートルにグリーンベルトを表示する作業をしました。
グリーンベルトは歩道がない道路の路側帯を、緑色のペイントで明確にしたものです。
住民らは、業者の指導を受け、緑色のペンキをローラーで塗り、その上から滑り止めの砂を撒いていました。
南福地では、富県小学校の通学路に歩道がない部分があり、車通りが多いことから、区の住民が去年からグリーンベルトを表示する作業を行っています。
今後、2年ほどかけて南福地と北福地の歩道のない通学路のほとんどにグリーンベルトを表示していくということです。 -
たけのこ園で子育て講演会
10月に開所する南箕輪村の療育施設「たけのこ園」の一般公開に合わせて8日、子育て講演会が開かれました。
講演会は、多くの人に施設を知ってもらおうと、開所を目前に控えたたけのこ園で開かれました。
たけのこ園は、発達障害などがある、小学校入学前の子どもを受け入れる施設で、10月に開所を予定しています。
会場には、子育て中の親などおよそ50人が集まりました。
上伊那地域で活動する臨床心理士の清水多加志さんが「子育てに悩めるお父さん、お母さんへ」と題して講演しました。
清水さんは、子どもへの褒め方、叱り方について「子どもは親が自分を見てくれているかがとても気になる。具体的に、何が良かったのか、どこがいけないからどうするべきかを説明することが大切」と話していました。
また、子ども達が引き起こす事件についても触れ「心が不安定になった時、事件などが起こってしまう。親が子どもときちんと接することで、心の安定を与えることができる」と話し、コミュニケーションの重要性を説明していました。
講演会が行われたたけのこ園は、9月19日と20日にも一般公開される予定です。 -
南箕輪村消防団救護班 県大会に向け練習
南箕輪村消防団の救護班は、15日に上田市で開かれる長野県赤十字救急法競技大会に向けて練習に励んでいます。
6日夜には南箕輪村民センターで練習が行われ、救護班のメンバーおよそ30人が参加しました。
大会は、救急法の習得と普及を目的に、赤十字社長野県支部が2年に1度開いているもので、村消防団からは8チーム、24人が出場します。
大会には、三人一組で三角巾を使って手当てをする三角巾リレー、AEDなどを使った救命手当て、2つの競技の総合的な技術を競う総合の3部門があり、前回の大会では村消防団が全部門で優勝しています。
練習は8月中旬からほぼ毎日行われていて、団員らは日本赤十字社の指導員からより正確な救急法についてアドバイスを受けていました。
村消防団救護班の小林裕治救護長は「一番の目的は正しい救急法を習得すること。結果的に大会で良い成績を残すことができればうれしい」と話していました。
長野県赤十字救急法競技大会は、15日に上田市で開かれることになっています。 -
JC長野 15日に駒ヶ根市でイベント
県内18地区の青年会議所で構成する日本青年会議所長野ブロック協議会は、15日に「食べつくせ!信州の食・大集合」と題し県内各地の名物料理などを販売するイベントを行います。
4日に報道機関向けに説明が行われました。
15日は、午前10時から午後3時まで広小路を歩行者天国にし、伊那市のローメンや駒ヶ根市のソースかつ丼など飯山から飯田までの特産品を置いた20のブースが設置されます。
駒ヶ根市文化会館では、企業や商品のブランド化を手がける商品プロデューサーの安藤竜二さんを招き「地域のたからを世界に売り出す仕掛け方」をテーマに講演などが行われます。
また阿部守一知事が参加してマニフェストを検証する大会も開かれる予定です。
長野ブロック協議会の坂東武文会長は、「多くの人に足を運んでもらい青年会議所の活動を知ってほしい」と当日の来場を呼びかけていました。 -
上伊那花卉品評会
地元生産者が栽培技術を競う「上伊那花卉品評会」が7日、伊那市役所で開かれ、最高賞の長野県知事賞に箕輪町の大槻長さんのトルコギキョウが選ばれました。
大槻さんが出品した「トルコギキョウ」は、花にボリュームがあり、色合いや全体のバランスが良い点が評価され、長野県知事賞を受賞しました。
会場には、カーネーションやバラ、アルストロメリアなど会員41人の、260点が展示されました。
品評会は、栽培技術の向上と花の消費拡大などを目的に毎年行われています。
ある生産者は、「今年は夏の暑い日が続いた影響で、カーネーションの生育に影響があったが、全体的にレベルの高い花卉が出揃った」と話していました。 -
絵島の法要
江戸時代、絵島生島事件で高遠に流され生涯を終えた大奥の女中絵島を偲ぶ法要が1日、伊那市高遠町の蓮華寺で行われました。
今年で272回目となる絵島の法要には30人ほどが参列し、蓮花寺にある絵島の墓に花を手向けました。
絵島は7代将軍家継の母に仕えていた大奥の女中です。
幕府内の権力争いに巻き込まれ、絵島生島事件の罪人として高遠に流刑となり、生涯を終えました。
絵島の恋の相手といわれる歌舞伎役者生島は、東京都三宅村に流されました。
法要には、その三宅村からも10人が参列しました。
三宅村の池上秀利副村長は、「絵島と生島の二人にかわり、高遠と末永く良好な関係を築いていけることを願います」と櫻田昭正村長のメッセージを代読しました。
参列した人たちは、江戸時代、高遠の地に流された絵島を偲び、冥福を祈っていました。 -
電話応対コンクール 野村さん2連覇
電話応対の技術を競う電話応対コンクールの伊那・駒ケ根地区大会が6日伊那市のかんてんぱぱホールで開かれ、伊那食品工業株式会社の野村静香さんが2年連続で優勝しました。
大会には伊那市、駒ケ根市、箕輪町の10の企業から31人が出場しました。
大会は公益財団法人 日本電信電話ユーザ協会が電話応対やコミュニケーションスキルの向上につなげてもらおうと毎年開いているものです。
競技は、ガラス製品の製造販売会社の販売担当者のところに、ホームページで製品の購入を検討している東京の会社から電話がかかってきたという想定で行われました。
出場者は会場に設置された電話機で電話応対をし、声の大きさや敬語、手際、情報提供のしかたなどを競いました。
競技の結果、伊那食品工業株式会社の野村静香さんが優勝しました。
野村さんは去年の全国大会で6位に入賞しています。
準優勝は同じく伊那食品工業株式会社の久保田絢さん、3位は中部電力(株)伊那営業所の坂元雄太郎さんとなっています。
入賞した上位3人は来月行われる信越ブロック大会に出場します。 -
西春近商工祭 地域に活気
伊那市の西春近商工祭が1日、西春近商工会館前で行われ、出店やイベントなどで盛り上がりました。
これは伊那市商工会西春近支所が地域活性化を目的に毎年開いるものです。
出店には焼きそばやフランクフルトの他、地元産の花などが並び訪れた人たちが買い求めていました。
また、伊那市西春近出身のなるみさんが所属するアイドルグループ、オトメ☆コーポレーションが風船の早割り大会などイベントに参加して会場を盛り上げていました。
あるスタッフは「地域のみんなで楽しむことができた。地元のまつりとして、これからも盛り上げていきたい」と話していました -
「高遠おやきの会」東京の大学生に指導
伊那市高遠町の主婦でつくる「高遠おやきの会」は、5日、農業研修で高遠を訪れている東京の大学生に、おやきづくりを指導しました。
この日は、食品の開発や製造、流通などを学んでいる聖栄大学食品学科の1年生90人が、高遠おやきの会のメンバーからおやきづくりを学びました。
高遠おやきの会は、高遠に伝わる郷土食を次の世代に引き継いでいこうと、地元の主婦4人が集まり、今年5月に発足しました。
普段は、地域のイベントでおやきの販売を行っていて、この日は、大学生におやきの作り方を指導しました。
メンバーは、小麦粉に混ぜる水の量に注意すること、手の平のサイズに生地をのばしたら、あんを包みやすいよう、外側を薄くすることなどをアドバイスしていました。
聖栄大学では、「地元で採れたものをどう加工し、保存するかが、その土地その土地で考えられてきたことを学生たちに学んでほしい」と話していました。 -
クロスカントリーで糖尿病予防
伊那市が開いている糖尿病予防教室の参加者が、伊那市横山の鳩吹公園南にあるクロスカントリーコースで4日ウォーキングを体験しました。
4日は市内から24人が集まり、およそ1キロあるクロスカントリーのコースを2周しました。
糖尿病予防教室は、伊那市が血糖値が高めの人に参加を呼び掛けているもので、去年から開かれています。
教室では、筋力トレーニングや栄養指導などが行われていて、4日は初めてウォーキングを行いました。
4日は、市の職員で理学療法士の久保田妙子さんが指導にあたりました。
久保田さんは、「姿勢を良くし、かかとから着地してつま先で蹴ると効果的。毎日少しでも運動する習慣をつけてほしい」と指導しました。
ある参加者は、「教室に参加し始めてから、洋服が緩くなってきたので、血糖値への効果も期待したい」と話していました。 -
切り絵工房 常設展示場オープン
脊椎損傷の障害を乗り越え切り絵の作品を手掛けている伊那市高遠町の中村満宏さんの常設展示場のオープニングセレモニーが4日、伊那市高遠町で行われました。
常設展示場は、伊那市高遠町の飲食店楽座にオープンしました。
切り絵の作品を手掛けているのは中村満宏さん71歳です。
中村さんは、高校の教員を務めていた51歳のとき脊髄を損傷し下半身が動かなくなり車いす生活となりました。
その時県のリハビリセンターで切り絵と出会いそれ以来作品を制作しています。
今回常設展をはじめるきっかけとなったのは旧河南村の小中学校時代の同級生たちです。
4日は、多くの同級生たちが訪れ会場に飾られた中村さんの作品に見入っていました。
作品は、季節の草花や漂泊の俳人井上井月の句に、それをイメージした絵が切り取られています。
原画を書いたのは、同級生でもあり俳画塾を高遠町で開いている鈴木岬さんです
中村さんは、仲間たちの協力があって常設展ができたことを喜んでいます。
展示されている作品は、年内いっぱい飾られ来年から季節に合わせた作品を展示するということです。