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伊那中央病院で災害図上訓練
伊那中央病院は、災害発生時に備え情報伝達や治療の優先順位を判断する、災害図上訓練を27日、行いました。
訓練には、病院内各部署の責任者や災害派遣医療チームの隊員などおよそ60人が参加しました。
災害図上訓練は、各部署に見立てたホワイトボード上で、傷病者を意味する絵札を動かし、実際の災害を想定して連携を確認するものです。
講師は、長野病院の高野博子看護師長と霞ヶ浦医療センターの佐藤和彦看護師長が務めました。
参加者らは、運ばれてきた患者の治療の優先順位を見極め、各部署に連絡をとり、引き継いでいきました。
川合博院長は「様々な状況を想定しながら行うので有効的だと思う。いざというときに的確な対応が出来るようにしていきたい」と話していました。
伊那中央病院では、今後も色々な形で災害に備えた訓練を行っていくということです。 -
大学生が「ローメン」で卒業論文
伊那市の名物料理「ローメン」。このローメンを卒業論文のテーマに取り上げている大学生が、27日、伊那市内の飲食店で取材をしました。
伊那市美篶の飲食店「萬楽」。
27日、この店を訪れたのは、早稲田大学の4年生、岩波祐樹さんです。
岩波さんは、B級グルメにスポットを当て題材を探していたところ、教授に勧められたことや、諏訪市に住む親せきからローメンの話を聞き、6月に卒業論文の題材をローメンにすることを決めました。
テーマは「食による地域活性化の可能性」です。
伊那市を訪れたのは今回5回目で、これまでに10杯近くのローメンを食べ歩いたということです。
岩波さんは、ローメンズクラブ会長で萬楽店主の正木金内衛さんに、店を始めた経緯やこだわりなどを質問していました。
正木さんは「県外からローメンを取材に来てくれるのはとてもうれしいこと。ローメンの広がりを感じる」と話していました。
岩波さんは「最初ローメンを食べた時にはあまりおいしいとは思わなかったが、今ではローメン中毒。自分ならではの論文を書き上げたい」と話していました。
卒業論文の提出期限は1月12日だということで、岩波さんは12月中にも伊那市内の飲食店で取材を行うということです。 -
絵画サークル・Kの展示会「第1回K展」
絵画サークル・Kの展示会「第1回K展」が26日から、いなっせ2F展示ギャラリーで始まりました。
会場には、油彩画やアクリル画、デッサンなどおよそ30点が並んでいます。
絵画サークル・Kは、伊那市高遠町の国画会会員の北原勝史さんが指導する教室のメンバーでつくられていて、去年10月に発足しました。
展示会は、会員の発表の場として今回初めて開かれました。
サークルは、上伊那の14人が参加していて、高遠町総合福祉センターを会場に月2回開かれています。
テーマを決めずにそれぞれが好きな絵をかいているということで、自分の形や色を模索してかいたという作品を展示してます。
「第1回K展」は、30日曜日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
伊那市中心市街地再生協議会 指針案承認
伊那市中心市街地再生協議会は、「豊かで活力と賑わいのあるまち」の実現を目指すとする指針を26日、承認しました。
26日は2回目の協議会が伊那市役所で開かれ、最終的に目指す「豊かで活力と賑わいのあるまち」にむけての指針案が報告され、承認されました。
指針の重点的展開として掲げている、●自然と共生した個性のある美しいまち●人にやさしい、人と人との交流のあるまち●賑わいと活力のあるまち●消費者ニーズに応える魅力ある商店街、個店のあるまちの4つについて、各分科会が具体的な取組みを検討してきました。
それによると、ビュースポットやまち歩きコースを設定・整備する、地域コミュニティ活動の発表の場を提供する、街を考える組織を作る、空き店舗を活用したチャレンジショップの創設などを挙げています。
委員からは、「お年寄りが歩きやすい町づくりが必要である」「JRなど公共交通とも連携する必要があるのでは」「ターゲットをまず住人においたほうがいい」などの意見がでていました。
協議会では来月、委員と商店主、住民を交え優先順位などを話し合うワークショップを開きます。 -
クリスマスをテーマにした作品展
伊那市西春近のかんてんぱぱホールで手づくりの小物やアクセサリーなどが並ぶ作品展が開かれていて、会場はクリスマスムードに包まれています。
この作品展は、くらふとハウスまあむが毎年開いているもので、今回は、「クリスマスを楽しもう」がテーマです。
会場には、紙粘土や樹脂粘土などを使った作品やデコラティブペイントと呼ばれるアクリル絵の具で色をつけた作品など40人から1,000点が出品されています。
トールペイントとも呼ばれるデコラティブペイントは、初心者でも手軽に楽しめるのが特徴ということです。
中には、粘土で人形をつくり布を巻いて、その上にペイントを施した中世の女性をイメージした作品も見られます。 -
南アルプスジオパーク講座
南アルプスジオパークについて学ぶ講座が23日、伊那市創造館で開かれました。
これは、南アルプスジオパークについて知ってもらおうと、一般市民にも呼びかけ伊那市などが開いたものです。
講師は、飯田市美術博物館学芸員の村松武さんがつとめ、南アルプスの形や、地質について説明しました。
村松さんによると南アルプスは、1万5千年前の伊豆諸島の衝突により大きく地層が変形したという事で、その様子は林道バスから見る戸台の岩で確認できると話していました。
ジオパークは、地質学的に価値のある地域を保全し活用する自然公園で、南アルプスは、2008年に認定されています。
市では、地域住民の関心を高め、南アルプスの世界自然遺産登録に向けた取り組みにつなげていきたい考えです。 -
伊那西部保育園 さつま汁で収穫祭
伊那市の伊那西部保育園は25日、お世話になっている地域の人たちを招いて収穫祭を行いました。
収穫祭では、園児が畑で育てたサツマイモや大根を使ったさつま汁が振る舞われました。
さつま汁は、園児が野菜を洗い、地域の人たちが大鍋で煮て用意しました。
伊那西部保育園では、今年初めて畑を借り、サツマイモやジャガイモ、トウモロコシなどを栽培しました。
収穫祭は、野菜づくりや園の活動で日頃お世話になっている人達を招き、初めての実りをみんなで祝おうと行われました。
園児らは、野菜がいっぱい入ったさつま汁を味わっていました。
伊那西部保育園では、「地域の手助けがあって野菜づくりができ、おいしく食べられた。地域のおかげ」と感謝していました。 -
家計簿のつけ方学ぶ 家事家計講習会
家計簿のつけ方などを学ぶ家事家計講習会が25日、伊那市内で開かれました。
これは、女性向け雑誌「婦人之友」の愛読者でつくる伊那友の会が開いたものです。
多くの人に家計簿をつけてもらえるようにと、毎年この時期に一般を対象に開いていて、同日はおよそ50人が参加しました。
講習では、会員が、どのように家計簿をつけているかを話しました。
家計簿は、1年間の総収入を把握し、食費や光熱費など項目ごとに予算を立てる方式で、予算と実際の生活費が同じくなるように工夫するということです。
家計簿をつけて2年目という30歳代の女性は、「予算を立て、収支を把握できたことで、どのくらい貯金ができるかわかった」と話していました。 -
漫画家 橋爪まんぷさんが防犯ポスター寄贈
伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんは、来年の干支のウサギが防犯を呼びかけるポスターを伊那市駅前交番に贈りました。
25日は、伊那市駅前交番前で、橋爪まんぷさんから、伊那市駅前交番の小林修所長にポスターが手渡されました。
橋爪まんぷさんは、髪が薄くなった人たちが集い社会貢献を目的に活動している満月の会で事務局を務めています。
満月の会の活動の一つとして、4年前から、防犯ポスターを、交番に送っています。
詐欺で虎の子をだまし取られた今年の干支の寅が、警察官に扮する来年の干支のウサギに助けを求め、ウサギが、犯人の狸を追うという漫画です。
橋爪さんは、「年末年始は、金銭トラブルが多いと思うので、詐欺に関するポスターにしました」と話していました。
このポスターは、いなっせの1階に来年1月初旬まで展示されます。 -
伊那公園桜愛護会が最優秀賞
優秀な地域活動をおこなっている団体に贈られる、伊那市地域づくり大賞の最優秀賞に中央区の伊那公園桜愛護会が選ばれました。
伊那公園桜愛護会は、伊那公園で桜の植樹や管理、遊歩道の設置など園内の整備活動を行っています。
会員は53名で、伊那公園でのイベントの開催や、地区の文化祭への協力も積極的に行っています。
この賞は地域への貢献度のほか、活動が継続して行われているか、また多くの市民が関わっているかが審査基準となります。
今年度は市内、12団体が審査対象となり、伊那公園桜愛護会はその活動内容が地域に刺激をあたえ、他のモデルとなっていることなどが評価されました。
最優秀賞に選ばれた伊那公園桜愛護会には、市から賞金3万円が贈られることになっています。 -
トンボの楽園 整備作業
伊那市富県新山のトンボの楽園の整備作業が23日に行われました。
この日は、地元住民でつくる新山山野草等保護育成会が、草刈りなどの作業を行いました。
楽園は、日本一小さいとされるハッチョウトンボなど貴重なトンボの生息する場所です。
会では、トンボの生息しやすい環境をつくるため、春と秋の年に2回草刈りをしています。
またこの日は、新山小学校6年生13人が小学校卒業を前に記念植樹を行いました。
昆虫の保護や景観づくりのために毎年行っていて、もみじや桜などの広葉樹30本を植えました。
新山山野草等保護育成会では、「市街地からも近い場所にこれだけの自然が残っているのはとても貴重。これからも、癒しの空間を作っていきたい」と話していました。 -
学校太鼓交流会 子ども太鼓in伊那
太鼓を学習に取り入れている上伊那の小学校の発表会「学校太鼓交流会 子ども太鼓in伊那」が23日伊那市のいなっせで開かれました。
これは、子供どうしの交流と太鼓の技術向上を目的に上伊那教育会の総合生活科教育研究会が毎年開いているもので、今年で10回目になります。
交流会には、上伊那の10校と地域の太鼓グループなどが参加しました。
このうち、富県小学校2年ほし組は、学校の行事や地域の祭りで披露している曲を演奏しました。
ほし組は、1年生の時から歌舞劇団田楽座のメンバーから指導を受けていて、太鼓を打つことでクラスのまとまりも良くなったという事です。
研究会の浦野紀和は、「太鼓を演奏した達成感を、それ以外の勉強や生活の中で活かして欲しい」と話していました。 -
市街地再生プラン 商店主や住民を加え検討
伊那市中心市街地再生プラン策定委員会が22日、伊那商工会館で開かれ、今後、具体的な取り組みを検討する際、商店主や地域住民などをメンバーに加え、検討していくことを決めました。
この日は、これまで検討してきた市街地再生にむけた指針を確認し、今後、より具体的な取り組みをしていくための方法を話し合いました。
その中で、▽機能整備▽演出▽情報発信▽人材育成・魅力づくり竏窒フ4つの部会に分かれ、具体的な取り組みを検討していくことを決めました。
また、部会には商店主や地域住民にも加わってもらい、幅広いアイディアを募ります。
対象は、山寺、坂下、荒井、西町の商店主のほか、以前に実施した住民アンケートで、「まちづくりへの取り組みに参加してもよい」と答えた住民59人です。
今後は、この59人を対象に説明会を開き、部会への参加を呼びかけます。
なお、委員会がこれまで検討してきた市街地再生に向けた指針の原案は、26日に開かれる伊那市中心市街地再生協議会で、提案する予定です。 -
伊那ケーブルテレビジョン制作番組が入賞
NHKや民放、ケーブルテレビなどによる作品コンクール「地方の時代」映像祭で伊那ケーブルテレビの作品が入賞しました。
20日に大阪で表彰式が行われ、番組を制作した伊那ケーブルテレビジョン放送部の伊藤秀男部長が表彰状とトロフィーを受け取りました。
地方の時代映像祭は、市民生活に影響を与えているテレビ映像の役割を考えようと開かれたもので、今年で30回目となります。
今回新たにケーブルテレビ部門が創設され、全国から33作品が寄せられました。
入賞した作品、「上伊那の戦争遺構陸軍伊那飛行場」は、第二次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された伊那飛行場の建設の経過についてや、利用されていた当時、終戦、現在の様子をこの飛行場に関わりのある人たちの証言をもとに構成しています。
またこの飛行場で訓練し、神風特攻隊として配属され終戦により突撃を免れた広島在住の元兵士の証言も広島ケーブルテレビの協力により紹介しています。
この作品について審査員からは、地域から忘れ去られようとしている、歴史的事実を伝える、地域メディアとしての役割を果たしているとの講評がありました。 -
上伊那木づかい運動展示会
地域の木材を使った作品を展示する「上伊那木づかい運動展示会」が22日から、伊那合同庁舎で開かれています。
会場には、上伊那森林組合や市内の木工職人が作った18種類の作品が並んでいます。
カラマツを使った畳1畳ほどの大きさのテーブルや東京都のデザイナーと協力して作った野菜の形の玩具などもあります。
展示会は、地域の木を身近に感じてもらおうと、上伊那地方事務所が開いているもので、今年で3回目です。
これまでは、地元の木を取り入れた住宅について紹介していましたが、今回は手にとって感じてもらおうと木製の玩具も展示しました。
「上伊那木づかい運動展示会」は29日月曜日まで伊那合同庁舎2階県民ホールで開かれています。 -
富県南福地 伝統食で地域交流
伊那市富県の南福地で、五平餅・そば打ちを伝える会が21日、開かれました。
会場の、南福地公民館には、地域住民70人ほど集まり、そば打ちや五平餅作りをしできたての料理を楽しみました。
これは、世代を超えた交流をするとともに、子ども達に伝統食を伝える事を目的に、地区社協と、集落営農実践委員会、地元の老人クラブ「たかずやの会」の3団体が共催しています。
南福地社会福祉協議会の唐澤昭雄会長は「今は、隣近所すんでいる人の顔を知らない時代。この会を通して、地域全体で家族ぐるみの付き合いができるきっかになれば」と話していました。
子ども達は、新そばや新米で作った五平餅を口いっぱいに頬張っていました。 -
箕輪町にお菜洗い場開設
温泉のお湯を使ったお菜洗い場が、箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に20日から設置されました。
この日は朝から多くの人が訪れ、温泉を使って野沢菜などを洗っていました。
お菜洗い場は、野沢菜などをお湯で洗ってもらえるようにと毎年箕輪町が設置しています。
今年は例年に比べて暖かい気候だったため、お菜洗い場の開設を1週間遅らせたということです。
訪れた人たちは、茎と茎の間に土がないか確認しながら、一束ずつ丁寧に洗っていました。
訪れたある男性は「暖かいお湯で洗うことができて大変助かる。温泉で洗うと味も良くなる」と話していました。
箕輪町では「多くの人が利用できるように、譲り合って使ってほしい」と呼びかけています。
みのわ温泉のお菜洗い場は、12月12日(日)までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料となっています。 -
第37回なかよし作品展
上伊那郡内の小中学校特別支援学級と、伊那養護学校の児童・生徒の作品が並ぶ「第37回なかよし作品展」が、20日からいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、子ども達が授業で作った作品、およそ500点が並んでいます。
この展示会は、子ども達の作品発表の場として、また地域の人たちに障害に対する理解を深めてもらう場として毎年開かれています。
会場には個人の作品だけでなく、共同制作した作品も並んでいます。
伊那養護学校の5年生9人は、今年の夏、海水浴に行った愛知県知多半島の海を、紙粘土やペットボトルで表現しました。
また1年生8人は、折り紙でトンボを、手形でモミジを描き、秋を表現しました。
ある関係者は「子ども達の思いや楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
第37回なかよし作品展は、25日木曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています -
オールレッドロータリー作戦
伊那警察署管内では、11月19日現在、交通死亡事故が7件発生していて、去年1年間の2件を大きく上回っています。
これを受け伊那警察署は20日、パトカーで交通事故防止の啓発活動を行いました。
この日は、伊那署のパトカー20台が竜東方面、竜西方面に分かれて交通安全を呼びかけました。
伊那署管内では今年、これまでに7件の交通死亡事故が発生していて、7人が犠牲になっています。
特に高齢者の事故が多く、今年発生した交通死亡事故のうち6件は、高齢者が犠牲になっています。
熊井正樹副署長は「パトカーの赤いランプ、白と黒の車体を見て、気を引き締めて運転してもらいたい」と話していました。
署員らは、パトカーで1列に並び「冬場は早めにライトを点灯し、速度を落とすように」と注意を呼び掛けていました。
また、今月初めに事故のあった現場では交通安全協会のメンバーが昇り旗を持って、注意を呼びかけていました。 -
クリスマスツリー 点灯式
伊那市のいなっせ北側の多目的広場にあるクリスマスツリーの点灯式が19日に行われ、街は早くもクリスマスムードに包まれました。
午後5時、集まった子供達のカウントダウンでツリーにあかりが灯されました。
もみの木の高さはおよそ7メートル、LEDの電球が2,000個飾り付けられました。
あかりが灯されたツリーの前では、伊那小学校合唱団がクリスマスソングを歌い、華をそえていました。
クリスマスツリーの点灯時間は、夕方5時から夜の11時で、期間は、来年1月末までとなっています。 -
酒井さん長谷民謡木製歌碑寄贈
伊那市諏訪形で建築業を営む酒井一さんは、長谷地区に伝わる民謡3曲を刻んだ木製の歌碑を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、酒井さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計総合支所長に歌碑を手渡しました。
酒井さんの奥さんの両親が長谷出身で、親戚の集まる席で、「ざんざ節」を聞き、歌碑作成を思い立ったという事です。
酒井さんは「義理の親の故郷。少しでも恩返しができてうれしい」と話していました
中山支所長は「故郷を思う気持ちに感謝したい」と話していました
歌碑の文字にはケヤキやヒノキなどを使い、糸ノコ等で加工し、バランスを見ながらケヤキの板に張り付けられています。
今回寄付した中で、一番の大作は、民謡キンニョンニョの歌碑です。
縦1メートル20センチ、横2メール10センチのパネルが2枚分で、酒井さんは「作り始めて、26番まであると聞いてびっくりした」と話していました。
中山総合支所長は、「歌碑は、公民館や学校に飾り、多くの人に見てもらいたい」と話していました。 -
日本ケーブルテレビ連盟 宮崎県に口蹄疫義援金贈呈
社団法人日本ケーブルテレビ連盟は、11月2日、宮崎県の東国原英夫知事に、「口蹄疫被害 義援金」を届けました。
今年4月に、宮崎県の繁殖牛農家で発生した家畜伝染病「口蹄疫」。
今回の被害額は、直接的な畜産業で1千300億円、関連産業で1千億円にのぼるといわれています。
日本ケーブルテレビ連盟では、口蹄疫で被害を受けている宮崎を少しでも元気にしたいと、今年7月から連盟のホームページや、全国のケーブルテレビ事業者362社を通して、畜産農家を支援する為の義援金を募集してきました。
義援金は、10月8日までに、314万3千70円が寄せられました。
この日は、日本ケーブルテレビ連盟の西條温理事長が宮崎県庁を訪れ東国原知事に義援金の目録を手渡しました。
日本ケーブルテレビ連盟では、今後も、宮崎の復興に協力していきたいと話していました。 -
アマランサスの絵 園児にお礼プレゼント
伊那市の保育園児が描いたアマランサスの絵画作品展が22日から始まります。
展示を前に、絵を描いてもらったお礼にと、アマランサス研究会から園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展に参加する市内6つの保育園を代表して18日、東春近中央保育園の園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展は、アマランサスに関心を持ってもらおうと、研究会が去年から行っています。
東春近中央保育園では、年長園児41人が、自分たちで種をまいて育てたアマランサスを描きました。
研究会加工部会の伊藤好部会長は、「アマランサスの栽培に取り組み、皆で絵を描いてくれてうれしい」と話していました。
今年は、市内6つの保育園からおよそ150点が集まりました。
アマランサスの絵画作品展は22日から12月1日まで、伊那市役所市民ホールで開かれる予定です。 -
伊那まつり改革プロジェクト 検討結果報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討してきた伊那まつり改革プロジェクト会議は18日、伊那まつり会長の白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
伊那公民館長で座長の武田登さんらが検討結果を報告しました。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、12回にわたって検討しました。
報告によりますと、伊那まつりの総論は「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」です。
第40回の改革点としては、踊り方について、現在の踊りをアレンジした踊り方を導入するなど6項目、運営の分担化について、多くの市民に企画・運営の一部を任せること、企画会議については、第39回から40回を検討する長期的な企画会議を設置して、改革点を検討し実行に移すことなどを提言しています。
白鳥市長は、「報告書に基づいた祭りのあり方を考え、変化を加え、全国に発信できる祭りにしたい」と話していました。 -
正月用 しめ飾りづくりピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えています。
製作所では、ワラをなったり、飾りを付ける作業が行われています。
8月に青田刈りしたワラをすいて、いらない部分を取り除き、機械を使って、サイズごとになったわらに飾りをつけ、完成させます。
作業は、9月から始まっていて、現在ピークを迎えています。
この信州縁起物製作所は、県内でも大規模にしめ飾りを生産していて、大型スーパーや、ホームセンターなどに出荷しています。
県内でも地域ごとにしめ飾りが異なっているため、それぞれの地域に合わせて、しめ飾りを作っているということです。
例年、1500円前後の玄関用のしめ飾りが売れ筋だという事ですが、去年は、企業用の大きめのしめ飾りがよく売れたということです。
このしめ飾り作りは、12月下旬まで続きます。 -
長岡保育園 おでんパーティー
箕輪町の長岡保育園で17日、お世話になっているお年寄りを招いて「おでんパーティー」が行われました。
おでんには、園児とお年寄りが一緒に育てた大根が使われました。
年長園児が取り分けて全員で味わいました。
長岡保育園では、近くの畑を借りて、大根やさつまいも、そら豆などの野菜を栽培していて、毎週地域のお年寄りが草むしりなどの管理を手伝っています。
おでんパーティーは、そのお礼をしようと開かれました。
大槻由美子園長は、「一緒に楽しみながら、改めて感謝の気持ちを伝えるいい機会になった」と話していました。 -
オペラ春香の衣装や小道具届く
2012年に伊那市で開催される手作りの音楽会オペラ春香で使う衣装や小道具が届きました。
17日、伊那市のいなっせでオペラ春香の事務局長をつとめる北沢理光さんや出演メンバーらが届いた衣装や小道具が汚れたり壊れていないかなどの確認をしていました。
オペラ春香は伊那市の名誉市民で、作曲家の故・高木東六さんが、韓国の南原に伝わる恋愛物語「春香伝」をもとに、作ったものです。
届けられた衣装や小道具は、オペラ春香が2002年に横浜で開催された際、使われていたものです。
その時のオペラを企画し横浜を中心に文化活動を行っている赤い靴記念文化事業団が保管していたものを北澤さんが依頼し借りることができました。
現在オペラ春香に出演するメンバーは120人ほど集まっていて、年明けから本格的な練習にはいるということです。
北沢さんは「伊那市で初めて開かれる市民オペラなので、ぜひ成功させたい。」と話しています -
伊那西高生徒2人が税の作文で優秀賞
伊那西高校の生徒2人が、国税庁が実施した「税に関する高校生の作文」で優秀賞に選ばれ、16日表彰されました。
表彰されたのは、伊那西高校2年の高山絵美さんと小松理恵さんです。
作文の募集は、児童や生徒の租税教育の一環として毎年行われているものです。
今年初めて伊那税務署管内の高校3校から182作品の応募があり、8作品が優秀賞に選ばれました。
16日は、その中でも上位2作品に選ばれた2人が表彰され、その作文を発表しました。
高山さんは「通学に不可欠な道路や、交通事故を防ぐ信号機も税金で整備されていている。税金がなくてはならないものだと実感した」と発表しました。
小松さんは「教科書などにも税金が使われているということを小学生の時に父親に教えてもらった。以来税金が身近なものに感じている」と発表しました。
伊那税務署の清澤清所長は「税の使われ方に対し、普段の生活で感じていることが素直に表されていた。これからも、税に対し関心を持ってもらいたい」と話していました。 -
郵便局で強盗対策模擬訓練
犯罪が増加する年末を前に17日、伊那市長谷の美和郵便局で強盗対策模擬訓練が行われました。
訓練では、強盗役の警官が、人質をとり、現金を出すよう局員を脅していました。
犯人が逃走すると、局員が追いかけ、塗料のかわりに水が入ったカラーボールを投げつけていました。
訓練終了後は、警官が、犯人役が着ていた服の色や、年齢、身長など、その特徴を局員に聞いていました。
伊那警察署管内では今年8月に伊那日影郵便局に強盗が押し入り、現金およそ60万円が奪われる事件が発生しています。
局員らは「今日の訓練を活かし何かあった時に対応できるようにしたい」と話していました。 -
犬のロボットを中学校に寄贈
伊那市山寺の玉木幸治さんが17日、犬のロボットを、伊那東部中学校に寄贈しました。
犬のロボットは、玉木さんが10年ほど前に購入したものです。
教材として役立ててもらおうと、自作ロボットの動きの正確性などを競う大会、ロボコンに出場している、伊那東部中学校に寄贈しました。
この犬のロボットは人間の言葉を記憶し、指示通りに動く機能を持っているということです。
ロボコンに出場している技術部の部員らは、動きや構造など参考になると話していました。
この犬のロボットは、伊那東部中のほか、市内の小中学校の教育教材としても役立てられるということです。