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春の高校伊那駅伝応援準備進む
今月20日に春の高校伊那駅伝が開かれます。
それを前に住民有志や子ども達が応援準備を進めています。
このうち伊那市の花の愛好家グループ、小沢花の会では今年も春の高校伊那駅伝の発着点となる伊那市陸上競技場に芝桜を飾り付けます。
8日は、会員がプランターの雑草をとったり、花の育ち具合を確認していました。
小沢花の会によると今年は、天候にも恵まれ良い花が出来たということです。
小沢花の会では大会前に、会員40人ほどでおよそ300のプランターを運びこむことにしています。 -
箕輪町木下の造園会社小池造園 銀賞を受賞
箕輪町木下の造園会社小池造園は、3月4日と5日に山口県で開かれた第1回全国造園技能競技大会で準優勝にあたる銀賞を受賞しました。
銀賞を受賞したのは、小池守さん、小池健太郎さん、原健吾さんの3人です。
全国造園技能競技大会は、庭作りの技術を争うもので、全国から20組が出場しました。
大会は、3人1組になり、同じ条件で広さ24平方メートルの庭をつくります。
小池さんらは「過去・現在・そして未来へ緑」をテーマに、現代の新しい庭作りを心がけたと話します。
小池造園では、「今後もお客さんのイメージに合うよう、品質の高い庭づくりをしていきたい」と話しています。 -
「愛来里」の店名が「にこりこ」
来月下旬にリニューアルされる箕輪町の農産物直売所「愛来里」の店名が「にこりこ」に変わります。
これは、7日開かれた出荷会員説明会で発表されました。
にこりこの店名には、お客さんが直売所へ来て笑顔になるようにという思いが込められています。
説明会では、出荷に関する規定などが参加者に説明されました。
それによりますと、リニューアル後は、生産者の負担を軽くするため出荷にかかる手数料をこれまでの15パーセントから10パーセントに引き下げます。
出荷時間は統一されますが、直売所に来ることができない高齢者などの生産者に対しては、必要に応じて店側が集荷するとしました。
7日は、農家など116人が出席しました。
直売所を運営するみのわ振興公社は、3月20日と21日に町産業会館で会員申込受付を行うとしています。 -
写真展示会「外国青年が撮った長野」
写真展示会「外国青年が撮った長野」が7日から、伊那市の伊那合同庁舎で開かれています。
会場には「信州のおもてなし」と「外国人のおすすめ」をテーマに、県内に住む11人の外国人が撮った写真、26点が展示されています。
展示会は、外国人から見た日本の良さや魅力を表現しようと県の国際交流員が企画したもので、今回で6回目です。
題材は、日常生活の中で気付いたものや、道端で見つけたものなど様々です。
ある外国人は「日本人が見慣れていることでも、外国人から見れば驚くことや感動することが沢山ある。写真を見て、日本人の魅力を再発見してもらえればうれしい」と話していました。
写真展示会「外国青年が撮った長野」は11日金曜日まで、伊那合同庁舎2階で開かれています。 -
上伊那地域は、7日未明から昼までに10センチの積雪
上伊那地域は、7日未明から昼までに10センチの積雪を観測し、交通機関に影響がありました。
上伊那地域では、降り始めから昼頃までに10センチの積雪が観測されました。
この雪の影響でJR飯田線では、2ヶ所で線路脇の竹が架線に接触したため、午前6時から8時頃までの間に、上下線合わせて6本、最大46分の遅れが生じました。
中央高速道路下り線では、交通事故の影響で、午前8時19分から11時15分まで、諏訪IC岡谷JCTまで通行止めとなりました。
このため、中央高速バスの新宿線で、上下線合わせて5便が運休となりました。
伊那警察署によりますと、伊那署管内では7日朝8時から午後3時までに雪の影響などで7件の交通事故が発生しました。
長野地方気象台では、長野県南部は明日以降は天気が回復し、週末まで晴れ間が広がると予想しています。 -
森林に関する研究を発表
森林に関する研究発表会「森林に学ぶ」ネットワークが6日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
これは森林にかかわる学生と社会人の交流の場として信大農学部森林科学科などが開いたもので、会場にはおよそ60人が集まりました。
6日は、学生や一般など8人が、これまで研究してきたことや、林業への取り組みなどについて発表しました。
このうち、森林科学科の矢野彰一さんは「空間情報技術を用いた大芝の森の資源管理」というテーマで発表しました。
矢野さんは、GPSや現場で撮影した写真などから得られた情報のデータベース化の有効性をについて話をしました。
フォトウオーカーと呼ばれるソフトを使い森林内の様子を歩いているように見ることができる技術では、インターネットで公開することで、森林管理に関する様々な意見を聞くことができるなど、そのメリットについて説明していました。
矢野さんは、「森林の情報をデータベース化することで、より効果的、効率的な管理を行うことができる」と話していました。
集まった人たちは、学生らの発表に熱心に耳をかたむけ、森林に関する理解を深めていました。 -
箕輪町地域子育て協議会 町長との意見交換
箕輪町の母親などでつくる箕輪町地域子育て協議会は、平澤豊満町長との意見交換を28日、町子育て支援センターで行いました。
28日は、町内の16サークルの代表者などおよそ20人が集まり、平澤町長と初めての意見交換を行いました。
子育て中の母親の意見をきいてもらいたいと、町に呼びかけ実現したものです。
母親らは、「公園に遊具や日陰が少ない」「子どもに本を読み聞かせられるようなスペースの設置など、図書館の整備に力を入れてほしい」といった、要望が出されていました。
母親らは、率直な意見を聞いてもらえる貴重な機会だったとして、今後もこのような機会を設けていくとしています。 -
南小ドラゴンズ卒団式
南箕輪小学校の児童でつくる少年野球チーム「南小ドラゴンズ」の卒団式が26日、箕輪町の伊那プリンスホテルで行われました。
今年度卒団するのは、6年生12人です。
南小ドラゴンズは今年度、箕輪町長杯と、南箕輪村村長杯で優勝。
また、グランセローズ杯県大会で準優勝しました。
式では、小林祐司監督が選手1人ひとりに祝いの言葉を贈りアルバムを手渡しました。
小林監督は「ここまでいい成績を残せたのはみんなの団結力と信用する力があったからこそ。中学に行っても努力を忘れず頑張ってください」と激励しました。
6年生を代表して、キャプテンの堀内慶太君は「チームが1つになると、すごい力になることを知った。応援してくれてありがとうございました」とお世話になった人に感謝しました。 -
ハンセン病問題を考える
ハンセン病患者の体験をうたと語りで伝えるNPO現代座の公演が、2月28日、伊那市のいなっせで行われました。
公演は、伊那市のまほらいな市民大学の講座の一環として行われ、会場にはおよそ90人があつまりました。
上演された「遠い空の下の故郷」は、ハンセン病患にかかった女性が、強制隔離された療養所での実話をもとに作られた作品です。
ハンセン病と診断された少女は、16歳で療養所に入れられ、療養所の外に出る事が許されず、母親や父親の死すら知らされなかった事などが語られました。
NPO現代座は、東京を拠点に活動する団体で、この作品は、2001年にハンセン病患者との交流がきっかけで作られました。
現代座の木下美智代さんは、「ハンセン病問題を通して、差別問題について理解を深めてほしい」と話していました。 -
雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が5日、伊那市の伊那市民会館で始まりました。
会場には、会員が育てたおよそ300鉢が並んでいます。
この展示会は、南信地域の愛好者でつくる信濃雪割草愛好会が毎年開いていて、今年で11回目です。
色や花の形など種類が豊富で、株から育てたもののほか、会員が種から育てたものもあり、自慢の花が並んでいます。
会長の新井久さんは、「雪割草はきれいさ、素朴さがあり、人の心を活気づける生命力がある。ぜひ見てほしい」と話していました。
展示会は、6日まで伊那市民会館で開かれています。 -
住民有志 ごみ処理施設について考える
伊那市政について考える住民有志グループのぞみの会は1日、新しいごみ中間処理施設の建設候補地となっている富県の天伯水源付近などを見学する勉強会を開きました。
これは、自分たちの出しているごみの行方を確かめるとともに、新しいごみ中間処理施設について勉強しようと開かれたものです。
勉強会には、のぞみの会のメンバーが参加し箕輪町の最終処分場や辰野町の焼却施設などを見学しました。
このうち新しいごみ中間処理施設の候補地となっている富県天伯水源付近では、のぞみの会のメンバーが独自に調査した結果を報告しました。
のぞみの会では、今後もゴミについての勉強会を行っていきたいとしています。 -
外国人対象のAED講習会
箕輪町に住む外国人を対象にしたAEDの講習会が、5日、箕輪町文化センターで開かれました。
この日は、箕輪町国際交流協会の日本語教室に通うブラジル人やベトナム人など、およそ20人が参加しました。
箕輪町では、誰でも安心して住める町づくりに向けて、セーフコミュニティ認証取得を目指し様々な取り組みを行っています。
箕輪町国際交流協会では今回、外国人の人達にも安心して暮らしてもらえるようにと、AED講習会を開きました。
参加した外国人は、AEDの取り扱いなどについて、箕輪消防署の職員から指導を受けていました。
現在箕輪町には、全人口の4%にあたる千人の外国人が暮らしていて、ほとんどの外国人がAEDについては知らないということです。
ある外国人は「万が一の時に必要になる。勉強できて良かった」と話していました。
箕輪町国際交流協会では、外国人からの要望があれば、今後も講習会などの開催を計画したいとしています。 -
オトメ☆コーポレーションが一日消防署長
伊那市出身のなるみさんが所属するアイドルグループオトメ☆コーポレーションが、5日、伊那消防署の1日署長に任命され、火災予防を呼びかけました。
この日、伊那消防組合の白鳥孝組合長から3人に委嘱書が手渡されました。
3人は最初に、白鳥組合長とともに消防署員の服装や手帳などをチェックしていました。
点検が終わると、消防車両に乗って伊那市内をまわり、火災警報器の取り付けや火の元の点検などを呼びかけていました。
伊那消防組合管内では今年、16件の火災が発生しています。
これは去年よりも2か月早いペースだということです。
最後に、オトメ☆コーポレーションによるトークショーが行われ、集まった人たちに火災予防を呼びかけていました。 -
技能グランプリ競技大会開催
全国規模の技能競技大会、技能グランプリのフライス盤競技が3日、南箕輪村の伊那技術専門校で行われました。
フライス盤競技には、全国から9人が出場し、金属加工の機械、フライス盤を使って課題の部品加工に取り組みました。
技能グランプリは、技能検定の特級、1級などを持つ技能士が熟練した技能を競うものです。
建築から機械まで30の職種の競技が千葉県を主会場に行われています。
フライス盤競技には、県内から、オリンパス(株)伊那事業場に勤務する北原憲明さんが出場しました。
制限時間は5時間で、選手は課題の図面に従って鉄鋼を加工し、4つの部品を造っていました。
技能グランプリの結果は7日に発表されます。 -
住宅用火災警報器設置呼び掛け
春の火災予防運動期間中の3日、箕輪消防署の署員が保育園で寸劇を披露し、住宅用火災警報器の設置を呼びかけました。
箕輪消防署の署員8人が、松島保育園を訪れ、寸劇を披露しました。
劇は、火事を起こす悪者、全焼怪人スモーカーが現れ、保育園にいたお姫様を誘拐し、保育園を燃やそうとします。
そこへ、消防戦隊ジュウケイジャーが登場し、火災警報器や消火器などで怪人を倒し、保育園を火事から守るというストーリーです。
園児は、夢中になってジュウケイジャーを応援していました。
火事を防いだジュウケイジャーは、「家に火災警報器をつけましょう」と呼びかけていました。
箕輪消防署によりますと、町内の住宅用火災警報器の設置率はおよそ69%です。
保育園での劇の上演は今回が初めてで、署員は、「劇を楽しみながら、火災警報器に関心を持ってほしい」と話していました。 -
みのわ町スイミングプール廃止へ
箕輪町は、町営のみのわ町スイミングプールを廃止する方向で検討を進めています。
みのわ町スイミングプールは、昭和45年に、50メートルプールが、その後、昭和51年までに25メートルプールと幼児用が整備されました。
しかし、利用者は年々減少、今年度は利用料収入から維持管理費を差し引いた金額は、およそ200万円の赤字となっています。
また、老朽化も激しく、修理費が大幅に増える状況となっていて、50メートルプールは平成20年から使用中止となっています。
町では、利用者の減少などニーズが変化している事から、プール利用について、来年度から休止したいとしています。
跡地利用については、今後検討が進められることになっています。 -
伊那朗読の会 発表会
伊那市の朗読愛好者でつくる伊那朗読の会は26日、いなっせで、発表会を開きました。
伊那朗読の会は、市内を中心に現在18人が月に一度伊那公民館で朗読の練習をしています。
発表会は、日頃の練習の成果場として年に1度開いていて今年で26回です。
26日は、メンバー15人がステージに立ちそれぞれ好きな詩や小説などを朗読しました。
第2部では幅広い年齢層に親しまれている宮澤賢治の作品が紹介されました。
このうち、宮澤賢治の代表作のひとつ「セロひきのゴーシュ」では音楽を交えた朗読劇が発表されました。
伊那朗読の会の小林豊子会長は「6か月前から練習を重ねて来ました。メンバーが一つになって発表できました」と話していました -
上伊那地域医療問題懇談会が解散
上伊那地域の医療問題について、必要な調査・研究などを行ってきた、上伊那地域医療問題懇談会が、今月31日をもって解散となります。
懇談会が行ってきた事業は、活動を休止していた上伊那地域包括協議会が引き継いでいくことなどが、3日確認されました。
3日は、伊那市のいなっせで上伊那地域医療問題懇談会の総会が、開かれました。
懇談会は、昭和47年に、予防接種運営委員会を発展的に解消し設立されました。
しかし、現在の活動は、予防接種事業の調整や、総会の開催などと形骸化しているとして、実践的な活動・協議ができる場が求められていました。
平成18年度から休止状態となっていた長野県地域包括医療協議会が今年度再開されたことから、同様に休止状態となっていた上伊那地域の協議会についても来年度から活動を再開することになりました。
上伊那地域包括医療協議会が再開されることから、上伊那医療問題懇談会は廃止することが提案されました。
この日の会議で、廃止とする案は了承されました。
医療懇談会と包括医療協議会の違いとしては、問題解決のための実質的な協議・活動を行なうこと、行政中心から、医師会などへシフトすること、県などから補助金が交付されることをあげています。
委員からは、「県の協議会よりも地域の協議会のほうが重要。再開される協議会が地域医療に貢献することに期待したい」などの意見が出されていました。
医療問題懇談会会長の白鳥孝広域連合長は「長い歴史を持つ懇談会は解散となるが、先進例にならい、機能的な組織になって欲しい」と話していました。
上伊那地域包括医療協議会は、4月から再開されます。 -
富県ふるさとまつり
今回で31回目を迎える伝統の富県ふるさとまつりが、27日に伊那市の富県ふるさと館で開かれました。
25団体、300人が26演目のだしものを披露しました。
トップを飾った北福地民俗芸能保存会は、明治から伝わるという北福地の獅子舞を披露しました。
富県には、南福地、貝沼にも獅子舞がありますが、北福地の獅子舞は、雄獅子(おじし)が御幣(ごへい)のみで勇壮に舞うのが特徴です。
保存会で昔のままの姿を保存・継承していて、会員は、30人ほど。正月や秋まつりで披露しています。
この日は、区内にある富県小学校や新山小学校の児童が太鼓や合唱を披露したほか、各種団体やサークルが日頃の練習の成果を発表していました。 -
高遠城址公園桜の開花予想 4月8日
日本気象協会は2日、今年の高遠城址公園の桜の開花予想を4月8日と発表しました。
発表によりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、平年より3日早く、去年より3日遅い4月8日と予想しています。
満開は、平年より4日早く、去年より2日遅い4月13日と予想しています。
日本気象協会によりますと、桜は3月は平年並みの早さで成長し、開花を迎えそうだということです。 -
約100年前のおしびな 園児が見学
3月3日は桃の節句です。
ひな祭りを前に、伊那市の西箕輪南部保育園の園児が2日、およそ100年前のおしびなを見学しました。
およそ100年前のおしびなは、伊那市西箕輪の有賀道雄さんの家に飾られています。
今回、13年ぶりに飾ったということで、子どもたちに見てもらおうと、西箕輪南部保育園の園児が招待されました。
園児らは、古い押しびなを興味深そうに見ていました。 -
高校新卒者の1月末現在の就職内定内定率発表
ハローワーク伊那は、今年3月卒業の高校新卒者の1月末現在の就職内定状況などを発表しました。
就職内定率は、90・1%で前の年の同じ時期を下回っています。
それによりますと、1月末現在の就職内定者数は282人で、前の年の同じ時期より38人多くなっています。
しかし、内定率は90・1%で、前の年の同じ時期を2ポイント下回りました。
求人数は317人で前の年の同じ時期を35人上回っています。
求人倍率は1・01倍で前の年より0・05ポイント下回っています。
ハローワーク伊那では、「就職が決まっていない学生の中には目的意識が強く、仕事にこだわる傾向が多くみられる。こうした学生に対しては、個別支援を行っていく」としています。 -
1月の上伊那の月間有効求人倍率0.57倍
1月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.57倍となり、2か月連続で低下しました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、1月の上伊那の月間有効求人倍率は0.57倍となり、去年12月の0.61倍を0.04ポイント下まわりました。
県平均は0.63倍、全国平均は0.61倍となっています。
企業の新規求人数は890人で、前の月の712人を178人上回りました。
前の年と比べて8.7パーセント増加していて、2か月ぶりに前の年の同じ時期を上回りました。
一方、新規求職者数は910人で、前の月の759人より151人増加しました。
前の年と比べて、5.8パーセントの減。前の月と比べると19.9%増加しました。
ハローワーク伊那では、「持ち直しの動きも足踏み状態。依然として厳しい状況が続いている」と見ています。 -
映画監督 秋原正俊氏が来伊
映画監督秋原正俊さんが1日、白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。
秋原監督今年6月に公開されるルパン奇厳城を手掛けました。
秋原監督は今年撮影する映画のロケ地を県内で募集しています。
1日は、ロケ地の誘致などをおこなっている伊那谷フィルムコミッションとの打ち合わせを兼ねて伊那市を訪れました。
県内では伊那市をはじめ佐久市など5つの市が映画のロケ地の誘致をしているということです。
母親の祖父が旧高遠町出身ということで秋原監督は「長野県には縁がある。地域の人を巻き込んで映画をつくりたい」と話していました。
白鳥市長は「伊那谷の歴史・自然などを上手に利用して欲しい」と話していました。 -
高校生が製作した看板設置
1日から春の火災予防運動がはじまりました。
これにあわせ伊那市の高遠消防署には高遠高校の生徒が手掛けた火災予防看板が設置されました。
看板は高遠高校の美術部の生徒10人が製作しました。
たて90センチ、横180センチの看板2枚を製作しました。
看板には、タバコの火の不始末などの注意を呼び掛ける絵が描かれています。
また、子ども達にも分かりやすいように生徒達が考えた標語も書かれています。
高遠高校の生徒が製作した看板は春の火災予防運動の最終日まで設置されることになっています -
~高遠城址公園桜~今年の開花予想は4月11日
民間の気象予報会社ウエザーニューズは、今年の高遠城址公園の桜の開花予想を、4月11日と発表しまし。
それによりますと、今年の高遠城址公園の桜の開花は、過去5年平均より2日、去年より6日遅い、4月11日と予想しています。
また、5分咲きは4月14日、満開は16日の予想となっています。
ウエザーニューズでは、今年は3月前半に強い寒気の戻りが予想される事から、全国的にやや遅めの開花となるのではとしています。 -
箕輪町農産物生産組合 解散
箕輪町大出の農産物直売所愛来里がリニューアルされます。
経営がみのわ振興公社に移管されることに伴い、これまで運営してきた箕輪町農産物生産組合が28日、解散しました。
28日は箕輪町のながた荘で感謝の会が開かれ、組合員や町の関係者などおよそ100人が集まりました。
農産物直売所愛来里は、農業振興を目的に、町が平成9年に開設。
生産者などでつくる町農産物生産組合に運営を委託し、およそ200人の組合員らが、野菜や果物を持ち寄り販売してきました。
多い年には、総売上高が5千万円を超え、今年度も4千7百万円の売り上げがありました。
しかし、近年は生産者本位で出荷され、客のニーズに対応できていないことや、組合員の高齢化などが課題となり、来年度から経営をみのわ振興公社に移管することになりました。
4月下旬のリニューアルオープンを目指し、現在、愛来里北側では、町が取り組んでいるグリーンツーリズム事業の一環で、加工場や交流施設が建設されています。
また、東側の農地には、JA上伊那がブドウやサクランボの苗木を植えるなど、観光農園の整備が進められています。
町では、今後リニューアルオープンした愛来里に出品する会員を上伊那各地から募集していく考えで、来月7日には町地域交流センターで出荷会員募集説明会を開く予定です。 -
さくら祭り対策会議 雪害マニュアルなど確認
高遠城址公園さくら祭り対策会議が28日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
会議には各種団体の代表者などおよそ70人が出席し、祭り期間中の交通規制や入園方法、出店者の食品衛生などについて確認が行われました。
今回は、去年、さくら祭り期間中に降った雪の対応の反省を活かし、初めて雪に対する出動態勢を示した、マニュアルを作りました。
マニュアルには、雪が降った場合、高遠城址公園近くに住む市職員による除雪作業や、近くの区民、消防団などへの応援要請について記されています。
●また、新たに、中国や台湾、韓国などからの観光客向けに、中国語と韓国語の案内チラシの製作や案内看板を公園内に設置。
●桜が最盛期となる4月の週末に伊那市役所に開設する無料駐車場に、観光案内所設置する等して、高遠以外の名所をPRします。
●昨年6千人程が利用した、市役所の無料駐車場と高遠城址公園を結ぶシャトルバスについては、料金を無料から、往復100円となります。
高遠城址公園の公園開きは、4月1日を予定しています。 -
三峰川桜フォーラムでネットワーク
三峰川みらい会議は、三峰川の桜に関する活動をしている団体のネットワークづくりをしようと27日、桜フォーラムをいなっせで開きました。
フォーラムには、三峰川堤防で桜の保護育成活動をしている団体や、授業の一環として取り組んでいる小学校、行政など9つの団体が参加し、活動発表をしました。
美篶小学校4年生は、看板を立てる計画やあずまや建設計画、空き家を活用した資料館の設置など、現在計画している内容を発表しました。
高遠小学校の発表では、児童が、「植えた桜が今年も咲くと思うとうれしい」と話しました。
小学4年生から桜の保護・育成に取り組み、卒業後、伊那小勇組桜サークルを結成し、7年たった今も活動している代表の高校1年生、梶原史都さんは、「桜は、強くて、やさしく美しい花、今後も桜の里づくりを応援していきたい」と話ました。
三峰川みらい会議代表の織井秀夫さんは、「春日公園から高遠城址公園までをピンクの桜の帯でつなぎたい」と話しています。
現在伊那市には、12,000本の桜があると言われています。
フォーラムに参加した伊那市は、日本一の桜の里づくり事業として、市民が主役、人をはぐくむなどをキーワードにして具体的な取組みをまとめている最中と参加者に報告しました。 -
子ども達が抹茶でおもてなし
伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で、27日、地元の子ども達が訪れた人達に抹茶を振る舞いました。
抹茶を振る舞ったのは、西箕輪公民館でお茶や生け花を習っている保育園児から中学生までの15人です。
この教室では、毎年この時期、桃の節句にちなみお茶会を開いています。
お客が訪れると、子ども達は、順番にお茶を立て振る舞っていました。
指導する重盛栄子さんは、「形にとらわれず、心から喜んでもらえるような、おもてなしをしてほしい」と話していました。
中学3年生の山口雅さんは「小3から習い始め、作法を覚える事が大変だったが、高校へ行っても続けていきたい」と話していました。
お茶席には、子ども達の生けた生け花も展示され、一足はやく春の雰囲気を出していました。