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野菜を使ったケーキ作り
クリスマスを前に、野菜を使ったクリスマスケーキ作り教室が19日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、体を動かすだけでなく食生活について考えるきっかけづくりにしようと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたものです。
19日は、高校生や親子など28人が参加しました。
指導にあたったのは伊那市で旬の野菜をつかった料理教室などを開いている樋代春陽さんです。
18日は、小松菜を混ぜたケーキとトマトを混ぜたケーキの2種類を作りました。
樋代さんによると、野菜が入ることでカルシウムやカロチンが多くとれるということです。
生地が焼き上がると、生クリームを塗りその上にクリスマスのデコーレーションをして完成です。
参加者、全員で完成したケーキを味わいました。
ある母親は「野菜が入ることで生地が鮮やかで美味しい」と話していました。 -
ながたドーム完成
箕輪町がながた自然公園に建設を進めていた屋内運動施設、ながたドームが完成しました。
来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われます。
ながたの湯西側に建設された「ながたドーム」は、国からの補助金などを活用し今年の3月から工事が進められてきました。
19日は引き渡し式が行われ、施工業者から平澤豊満箕輪町長に施設のカギなどが手渡されました。
ながたドームは、鉄筋コンクリート2階建てで、延べ床面積はおよそ3400平方メートル。
人工芝のテニスコートが3面ありフットサルや各種イベントに利用できます。
また多目的のイベントなどに使えるよう大型スクリーンも設置されました。
2階には、観客席が288席設置された他、一周205mのジョギングが出来るスペースが設けられています。
利用料は1時間1面500円で、夜は照明代が700円かかります。
ながたドームは、来年1月15日に竣工式やこけら落としなどが行われることになっています。
施設の利用の予約は1月17日を予定しています。 -
伊那市観光実施計画
伊那市観光計画の見直しについて協議、検討する伊那市観光実施計画見直し検討委員会が21日、設置されました。
伊那市では2007年6月に観光の基本的な方向性を定めた伊那市観光基本計画を策定し、この計画に沿って具体的な施策を示した観光実施計画を作成しました。
経済状況の厳しい中、多くの市民と意見を交換しながら既存の観光実施計画の見直しを図ろうと検討委員会を設置しました。
委員は、観光団体や商工団体、大学生など33人で構成され、6回にわたって2011年から2013年までの観光実施計画について検討します。
21日は、市側から実施計画やスケジュールなどの案が示されました。
白鳥市長は、「この地域が持っている豊かな資源を上手に使って伸ばしていただきたい」と協力を求めました。
今後は、おもてなし、誘客・PR、観光資源開発の3つの分科会で意見を交わし、全体でまとめたものを、来年3月に白鳥市長に報告することになっています。 -
「保科正之人生道中記」出版へ
202回に渡り、新聞長野日報に掲載された「保科正之人生道中記」を本にしようと、出版委員会総会が20日伊那市役所で開かれ、今後の日程や販売目標などを確認しました。
総会には、委員や作者の大槻武治さんらおよそ50人が集まりました。
「保科正之人生道中記」は保科正之の人生を描いた作品で、去年の9月から今年の6月まで、202回にわたり長野日報に掲載されました。
本は、「名君保科正之公の大河ドラマをつくる」運動と連動して出版されるもので、作品を多くの人に読んでもらい、保科正之について知ってもらおうというものです。
9月から4回にわたり出版準備会を設け、計画を進めてきました。
委員会では、目標出版部数をおよそ700冊としています。
本は、3月初旬に上伊那地域の書店で、1冊1600円で販売される予定です。 -
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」
フラワーアレンジメントの展示会「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、松ぼっくりや月桂樹など季節のものを使った作品、およそ100点が展示されています。
展示会は、伊那市美篶と西春近でそれぞれフラワーアレンジメント教室を開いている保科容子さんと飯塚智子さんが合同で開いたものです。
クリスマス用のリースやツリーの他、正月用にアレンジされた作品も並んでいます。
「二人展 花と暮らすゆとりの時間に包まれて」は、23日木曜日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
そば料理コンテスト 藤澤さん優勝
そば粉やそばの実を使った、料理コンテストが19日、箕輪町の地域交流センターで開かれ、伊那市の藤澤久美子さんが優勝しました。
19日は、箕輪町が主催する、そばを使った地域おこしイベント「みのわ幸せ新そばまつり」が、地域交流センターで開かれました。
コンテストは、その企画の一つで、この日は、応募のあった38点レシピの中から、一次審査を通過した、5品が会場に並べられました。
並んだのは、小麦粉などに代わり、そば粉やそばの実が使われた、カルパッチョや、たこ焼き、シューマイ、ピザ、ケーキの5品です。
審査は、会場を訪れた人達が5品を試食し、気に入った料理に投票し、獲得数が一番多い料理が優勝となります。
会場を訪れた人達は「どれも美味しい、選ぶのが難しい」などと話していました。
審査の結果、優勝したのは、「そば粉で和風ピザ!」を作った、伊那市在住の藤澤久美子さんです。
藤澤さんは「そばの風味を出す為に、油で炒めたそばの実を使うのがポイント。簡単にできるので、多くの家庭で参考にしてもらえれば」と話していました。
会場ではこの他に、訪れた人達に、町内で収穫した新そばが振る舞われた他、そば打ち体験イベントが開かれ、会場は新そばの香りに包まれ -
市民会館でい~な音楽祭
老朽化に伴い来年3月末で閉館となる伊那市の伊那市民会館で19日、市内の合唱団が一堂に集うい縲怩ネ音楽祭が開かれました。
今回で10回目となるい縲怩ネ音楽祭は、これまで県伊那文化会館を会場に行われていましたが、長い間練習やコンサートでお世話になった市民会館に感謝しようと「ありがとう市民会館」と題して行われました。
い縲怩ネ音楽祭には小学生や高校生、地元で活動する団体など23団体、およそ700人が参加しました。
ステージでは、各団体が市民会館での練習やコンサートの思い出を振り返り感謝の気持ちを歌にして発表していました。
伊那市によりますと伊那市民会館は、昭和38年に建設され音楽会や講演会の場として利用されてきました。
多い時で年間10万人の利用がありましたが近年はピーク時の5分の1ほどの2万人程に減少しているということです。
市民会館には、多くの人たちが訪れ様々な団体の発表に聞き入っていました。
ある参加者は「練習を重ねてきた思い出の場所。長い間お疲れ様でした」と話していました。
伊那市民会館は、来年3月いっぱいで閉館となります。 -
コンビニエンスストア関係者が防犯訓練
伊那市や箕輪町、南箕輪村のコンビニエンスストアの経営者らを対象にした、防犯研修会が20日、伊那警察署で行われました。
研修会には、およそ20人が参加しました。
今年は、いざという時の為に、より実践的メニューとして、カラーボールの投てき訓練が初めて行われました。
指導した警察官は、「投げる時は、あわてずしっかり狙いをつける事」や「足元を狙うと液体が飛び散り付着しやすい」等と教えていました。
このあと、参加者全員が、塗料の代わりに水の入った模擬カラーボールを犯人役の警察官に投げていました。
参加したある経営者は「液体が揺れ投げる感覚がつかみにくかったです」と話し「今日の研修内容を活かし、防犯を意識した店づくりをしていきたい」と話していました。 -
高遠第一保育園でお楽しみ会
高遠第一保育園は、西高遠高齢者クラブのお年寄りを招き、歌や劇を発表するお楽しみ会を17日、開きました。
お楽しみ会には、西高遠高齢者クラブの会員や保護者などおよそ80人が集まりました。
高遠第一保育園では、地域のお年寄りと交流を深めていこうと年に3回、高齢者クラブの会員をお楽しみ会や運動会などのイベントに招いています。
17日は、練習してきた劇や歌などを発表しました。
年長のすみれ組は、玉の付いた手袋をはめ、音楽に合わせて音を鳴らす「フィンガータップ」に挑戦しました。
西高遠高齢者クラブの井口公雄会長は「園児が一生懸命やっている姿を見ることでパワーをもらえる」と話していました。
高遠第一保育園では、「今後も地域のお年寄りとの交流を深めていきたい」と話しています。 -
講演会「井月と美篶」に学ぶ
井上井月顕彰会による講演会「井月と美篶」が18日、伊那市美篶の青島公民館で開かれました。
井上井月顕彰会は県の地域発元気づくり支援金を受け、上伊那各地でセミナーを開いています。
この日は、漂泊の俳人井上井月にゆかりのある美篶での講演会で、会場にはおよそ50人が集まりました。
美篶井月会代表の矢島太郎さんが、井月と美篶の俳人について話しました。
江戸末期から明治にかけて、美篶地区では俳句が普及し、多くの俳人が活躍していたといいます。
矢島さんは、多くの俳人が存在し活躍していたことが、井月が美篶に滞在した理由の一つと話しました。
会場には、井月の俳句などの屏風や本も展示されました。
屏風には、井月の作品などが集められています。
矢島さんは、井月と親交のあった橋爪玉斉が描いた井月の肖像画や、井月の句などを紹介していました。 -
荒井区公民館でしめ縄作り
伊那市の荒井区公民館は18日、しめ縄作りの講座を荒井区事務所で開きました。
しめ縄作りの講座は、手作りのしめ縄で新年を迎えようと、荒井区公民館が毎年開いています。
この日はおよそ30人が参加しました。
講師は荒井区室町の伊藤忠一さんです。
伊藤さんは、趣味で30年近くしめ縄を作っています。
参加者は、伊藤さんに教えてもらいながら、しめ縄作りに挑戦しました。
しめ縄作りは、縄ないがうまくできれば成功ということですが、参加者は慣れない縄ないに苦労していました。
扇などの飾りを付けて完成させたしめ縄は、参加者がそれぞれ家に飾り、新しい年を迎えるということです。 -
ミュージカル「アトム」ワークショップ
18日、伊那文化会館で公演がおこなわれた劇団わらび座のミュージカル「アトム」。公演にあわせて、17日夜、演劇が好きな子供たちを対象に、ワークショップが開かれました。
17日は、いなっせでワークショップが開かれ、小学生から高校生までの30人ほどが参加しました。
指導したのは、劇団わらび座の3人です。
小学生と高校生に分かれて、ミュージカルの1場面に挑戦しました。
「アトム」は、手塚治虫さんの鉄腕アトムを原案としたもので、わらび座の公演は去年の「火の鳥」につづき2回目となります。
このワークショップも、舞台芸術に親しんでもらおうと、伊那市が去年に引き続き開きました。
挑戦した場面は、人間に服従して働かされている人型ロボットが、人間に隠れてパーティを開き、歌を歌うシーンです。
参加者は、テンポの速い振り付けに苦労しながらも、楽しんで歌ったり踊ったりしていました。
最後には、高校生と小学生がお互いに作り上げた作品を見せ合っていました。 -
就労センター合同クリスマス会
伊那市にある障害者社会就労センターの合同クリスマス会が16日、福祉まちづくりセンターで開かれました。
伊那市社会福祉協議会が運営する4つの社会就労センターは毎年、合同でクリスマス会を開いています。
この日は、通所者やスタッフなどおよそ130人が集まりました。
クリスマス会は、伊那ライオンズクラブが協力していて、弁当やお菓子、プレゼントが用意されました。
通所者は、ジュースで乾杯し、弁当などを味わいました。
会食の途中で、ボランティアや各施設による出し物が行われ、歌や踊りが披露されました。
通所者は、歌に合わせて手拍子をしたり、一緒に歌うなどしてクリスマス会を楽しんでいました。 -
いなっせで消防・防災訓練
伊那市のいなっせで17日、消防・防災訓練が行なわれました。
いなっせのような複合ビルでは、年2回の訓練が義務付けられています。
17日は、いなっせに入っている店舗や事業所から35人が訓練に参加しました。
6階のホール横にあるホワイエでは、高い所からロープを使って降りる避難機器の使い方を消防署員から学びました。
この避難機器は、いなっせに5台設置されていて、万が一火災などで逃げ遅れ、高い場所に取り残された際に使用します。
火災予防の講義では、電気が火災の原因になることが多い、喫煙場所を明確に、日頃からの安全点検が大切などと説明を受けていました。
いなっせ管理組合では、「こうした機会に入居者が顔を合わせ、安全確認をすることで、火災の際に入館者の命を守っていくことにつながる」と話しています。 -
伊那スキーリゾートで雪まき作業
オープンを間近に控えた伊那スキーリゾートでは、急ピッチで雪まき作業が行われています。
冷え込みが厳しくなった15日の夜11時頃、今シーズン初の雪まき作業が行われました。
スノーマシン13台が稼働して、一晩中雪をまき続けました。
今年はこれまで、雪まき作業に必要な-3度まで気温が下がらず雪がまけない状況が続いていましたが、昨夜は条件が整い作業が始まりました。
自然の雪と違い、スノーマシンから噴き出される霧状の細かい水が、空気中のチリと一緒になって凍るため、溶けにくい雪ができるということです。
気温や湿度など条件がそろえば、オープン予定の来週末まで毎晩、雪まき作業を行うということです。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「雪まきができるか温度計を肌身離さず持って確認している。みなさんに早く滑ってもらえるよう頑張って雪をまきたい」と話していました。
なお、18日を予定していたスキー場のオープンは、23日以降に延期となりました。 -
かま塾が中部の未来創造大賞で優秀賞受賞
中部地域の地域づくりの活動を表彰する「中部の未来創造大賞」で、南箕輪村神子柴のボランティア団体「かま塾」が優秀賞を受賞しました。
中部の未来創造大賞第11回の今年は42件の応募があり、かま塾は、大賞に次ぐ優秀賞3件のうちの1件に選ばれました。
中部の未来創造大賞は、地域づくりのための活動を表彰し、発展に役立てようと、中部の未来創造大賞推進協議会が毎年行っているものです。
中部地域の5つの県から、住民、企業・学校、行政が取り組んでいる活動を募集し、表彰しています。
かま塾は、週休2日制となった子どもの居場所作りのためにつくられたもので、地域の伝統や季節の行事などを地域の大人が子どもたちに伝えています。
かま塾では「今年で活動が10年になる。継続してきたことが認めてもらえたと思う。これからも長く続けていきたい」としています。 -
箕輪町のながたの湯 12周年を迎え記念イベント
H10年12月にオープンした箕輪町のながたの湯は12周年を迎え15日、記念イベントが行われました。
この日はオープンと同時に次々と利用客が訪れ、受付でミニタオルと飲み物の記念品を受け取っていました。
H10年12月14日に開館したながたの湯の、これまでの入館者数は約273万5,000人、一日平均715人の利用があります。
去年8月に露天風呂を中心に改築を行い、県外の利用客も増えたという事です。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の平澤豊満町長は「これからもたくさんの皆さんにご利用頂きたい」と話していました。 -
伊那スキーリゾート安全祈願祭
伊那市西春近の伊那スキーリゾートで15日、安全祈願祭が行われました。
この日は、関係者およそ30人が参加して、安全祈願祭が行われました。
伊那スキーリゾートは、去年、株式会社ヤマウラから白馬村のクロスプロジェクトグループが運営を引き継ぎ、今年で2シーズン目を迎えます。
昨シーズンは、来場者数およそ4万人、売上げは1億2千万円で黒字だったということです。
今年はさらなる集客をねらい、ソリ遊びや初心者の練習用に、スキー板を履いたまま乗ることができる動く歩道が設置された他、初心者に対する無料指導サービスを常設するということです。
また、県内5つのスキー場が提携し、伊那スキーリゾートの1日券を、提携したスキー場に提示すると、1日券が半額になるサービスも今年から始まります。
クロスプロジェクトグループの辻隆社長は「今まで来たことのない人たちにも楽しんでもらえるサービスを用意している。ぜひ足を運んでもらいたい」と話していました。
白鳥孝伊那市長は「伊那谷を一望できる素晴らしい眺めのスキー場。伊那市の大事なスキー場として、情報発信やスキー教室の実施など協力していきたい」と話していました。
伊那スキーリゾートは、18日土曜日にオープンを予定しています。 -
栄養士がローメンづくり学ぶ
伊那市内の小中学校の栄養士は14日、伊那名物「ローメン」の調理法を、プロから教わりました。
この日は、栄養士およそ20人が参加して、ローメンを提供している飲食店の店主ら6人から講習を受けました。
これは、地元の名物料理を給食で出す際に、店で出している味に近づけてもらおうと初めて行われました。
栄養士は3つの班に分かれ、スープ風や焼きそば風などのローメンの作り方を学びました。
麺の蒸し方や、味付けのタイミングなどを教わると栄養士からは「なるほど」と声が漏れていました。
ある栄養士は「調味料の入れる量など難しい部分もあるが、勉強になった。給食でも活用してみたい」と話していました。
このあと栄養士達は、自分たちで作ったローメンの味を確かめていました。
指導にあたったある店主は「本格的なローメンを給食でも味わってもらえたらうれしい」と話していました。 -
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に伊那市の高校生2人が出場
「ジャパンマイコンカーラリー2011」に出場する駒ヶ根工業高校の生徒2人が13日、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に出場の挨拶をしました。
大会に出場するのは、駒ヶ根工業高校のロボット研究制作部に所属する、美篶の2年生佐藤大樹さんと富県の1年生矢澤美貴さんです。
マイコンカーラリーは、ロボット競技の1つで、マイコンボードと呼ばれる小型のコンピューター基板を搭載したマシンを使って、規定のコースでタイムを競うものです。
2人は、11月28日に石川県で開かれた北信越大会で入賞し、全国大会へのキップを手にしました。
現在は、本番に向け1日4時間ほどマシンの調整や改良を行っているということです。
白鳥市長は「納得のいく結果がでるよう、がんばってほしい」と激励しました。
「ジャパンマイコンカーラリー2011」は、1月9日に北海道で開かれることになっています。 -
「理鏡」の縁 吉良公を供養
12月14日は忠臣蔵で知られる、赤穂浪士討ち入りの日です。
それに合わせ愛知県吉良町の華蔵寺で行われた吉良上野介の法要に伊那市美篶青島などの住民有志でつくる、「理鏡様を語る会」会員が参列しました。
理鏡様を語る会は、赤穂浪士討ち入りの際吉良上野介に仕えていた理鏡が、後に僧となり全国行脚の末、美篶青島で晩年を過ごしたされていることから、その徳を偲ぼうとつくられたものです。
愛知県吉良町の華蔵寺には、吉良上野介の墓があることから毎年法要が行われていて、今日は語る会会員11人が理鏡の縁で参列しました。
会員らは吉良上野介の墓の前で手を合わせ冥福を祈っていました。
法要では他に、地元の、吉良小唄保存会が吉良小唄を披露していました。
理鏡の縁により、青島と吉良町の住民は互いに両地域を行き来するようになっていて、今後も交流を深めていきたいと話しています。 -
伊那市 保育園統廃合計画案示す
伊那市は、保育園の整備計画について、平成27年度までに竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を、同じく1園に統合したいとする計画案を、14日に開かれた伊那市議会社会委員会の協議会で示しました。
伊那市では、効率的な保育運営と老朽化した園舎への対応のため、保育施設の整備計画を検討してきました。
その結果、老朽化の著しい施設を優先的に園児数の推移などをみながら施設の統廃合や休園などを進めるとする計画案をまとめました。
それによると、統廃合を行う場合は、合併特例債や過疎債で施設の増改築ができる平成27年度までに実施する予定です。
具体的には、竜東、伊那東、伊那北の3園を2園に、高遠第4、第1保育園を1園に、東春近中央、東春近南部を同じく1園に統合する計画です。
また、現在休園中の新山保育園は、来年度から5年間の経過措置期間を設け、それでも状況が変わらなければ、廃園とします。
同じく、園児数が定員の50%に満たない伊那西部保育園は、平成24年度から休園とし、新山と同じく5年間の経過措置を設けて廃園とします。
これらの案は、伊那市議会全員協議会で示すほか、年明けから地元説明会を開き、話し合いを進めていく予定です。 -
変わり雛の展示
南箕輪村の岩月人形センターでは、今年1年の世相を映す「変わり雛」の展示が始まっています。
南箕輪村の岩月人形センターでは今年あった出来事や話題を雛人形にした「変わり雛」6体を展示しています。
並んでいるのは、去年自民党から政権交代していらい第3次内閣となった。「民主政権第3次組閣雛」。
2008年に着工し東京の新名所となっている「東京スカイツリー雛」。
記録的な猛暑がつづいた日本列島。ぐったりとした男女を表した「記録的猛暑雛」。
今年開催されたサッカーワールドカップ。本田圭祐選手とブブゼラを持った女性が立つ「W杯大健闘雛」。
朝の連続テレビ小説で高視聴率をキープした「ゲゲゲの女房人気雛」。
結婚した歌舞伎役者市川海老蔵さんとフリーキャスターの小林麻央さんの「梨園おめでた雛」の6体です。
「変わり雛」は、今年いっぱい岩月人形センターで展示されています。 -
読育ボランティアネットワークの設立総会
読みきかせなどのボランティア活動を行っている、団体や個人の横の連携を図ろうと、読育ボランティアネットワークの設立総会が、箕輪町地域交流センターで13日に開かれ、規約の確認や運営委員の選出を行いました。
設立総会には、読みきかせなどの読育活動を行っている10のボランティア団体の代表や個人、合わせて46人が出席しました。
読育ボランティアネットワークは、会員同士の情報交換や活動の連携、スキルの向上を目的に設立されました。
総会では、会員のスキルアップを目的とした勉強会の開催や、保育園や福祉施設のイベントへの協力を行うことなどの規約を確認しました。
運営委員には、読みきかせグループの代表など4人が選ばれました。
箕輪町図書館の中村文好館長は「仲間の輪を広げ連携していくことで、ワンランク上の読育活動を目指していきたい」と話していました。
総会後に行われた講演会では、松本市に住む読書アドバイザーの越高一夫さんが「心をつなぐ読みきかせ」をテーマに講演しました。
越高さんは「内容のある本ばかりでなく、単純に楽しめる本も織り交ぜるとよい」「読んでいても反応がなく不安になることもあると思うが、自信をもって読むことが大切」と話していました。 -
交通事故うち止め太鼓で安全運転呼びかけ
末の交通安全運動期間中の13日、伊那市役所前のナイスロードでは、交通安全協会や警察署員などが、ドライバーに安全運転などを呼び掛けていました。
伊那市役所前のナイスロードでは、12月14日の赤穂浪士の討ち入りにちなみ、「討ち入り太鼓」ならぬ、「交通事故打ち止め太鼓」を鳴らし、安協や警察署員など60人が、道行くドライバーに交通安全を呼びかけました。
運動の重点は、高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶等となっています。
伊那警察署管内では、今年、死亡事故による死者は、7人と、去年より5人多くなっていて、このうち、高齢者の犠牲者は6人となっています。
伊那市交通安全協会連合会の野口啓士会長は「一人ひとりが、交通ルールやマナーを心がける事が大切。安全運転に心がけてほしい」と呼びかけていました。
年末の交通安全運動は、大みそかまで実施されます。 -
「匠なオイサン」が薪小屋製作
伊那市長谷の団塊世代の男性を対象にした公民館講座の受講者は、長谷保育園内に薪小屋を製作しました。
13日には、長谷保育園の園児およそ30人に薪小屋が披露され、早速園児達が薪を運びこんでいました。
「匠なオイサン」という名称のこの講座は、団塊世代の男性にこれまでの知識や経験を、地域のために活かしてもらおうと今年始まった講座です。
薪ストーブが設置されている長谷保育園で、薪置き場が雨ざらしになっていることを聞き、今回講座のメンバーが1日かけて小屋2棟を製作しました。
高さ2メートル、幅5メートル40センチある小屋には、環境に配慮して地域で出た廃材が使われています。
あるメンバーは「自分たちも楽しみながらやっている。子どもたちに喜んでもらえて良かった」と話していました。
長谷保育園の伊藤澄子園長は「大変ありがたい。地域の人たちに支えられていることを感じる」と話していました。 -
年末の交通安全運動
南箕輪村交通安全協会と防犯協会は12日、箕輪町の大型店前で交通安全を呼びかけました。
県内一斉の「年末の交通安全運動」初日となった昨日は、交通安全協会と村防犯協会のメンバー12人が、交通安全を呼びかけるチラシおよそ250枚を買い物客に配りました。
年末の交通安全運動は12月31日までとなっていて、飲酒運転の根絶や高齢者の交通事故防止などを重点項目としています。
メンバーらはチラシを配りながら「車の運転には十分ご注意ください」と買い物客に呼びかけていました。
あるメンバーは「年末は気が緩みがち。良い年を迎えられるよう注意してほしい」と話していました。 -
伊那まつり「キャッチフレーズ」検討しない
来年の第39回伊那まつりに向けた第1回企画会議が10日夜、伊那市役所で開かれました。
会議では、「キャッチフレーズ」について、今回は、検討しない事が決まりました。
会議には、各地区の代表や商工業の関係者など30人ほどが参加しました。
第39回の伊那まつりは、8月6日(土)、7日(日)の2日間を予定しています。
会議では、第40回の記念祭りにむけ伊那まつり改革プロジェクト会議が行ってきた検討結果の報告や、来年の祭りの方向性の検討などが行われました。
改革プロジェクト会議は、伊那まつりの方向性を「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」と打ち出しました。
企画会議では、その方向性を、来年度の39回の祭りのコンセプトとすることを決めました。
また「キャッチフレーズ」については、検討に時間がかかるわりに、余り活用されていないとの意見が出され、検討しないことが決まりました。
この企画会議は伊那まつりに興味のある人なら誰でも参加できるということで、伊那まつり実行委員会ではいろんな立場の人から、意見を募集したいとしています。(参加についての問い合わせは 伊那市役所電話 78-4111内線2437へ)
次回の企画会議は、来年1月17日に予定しています。 -
あーす音楽会クリスマスコンサート
伊那谷を拠点に音楽活動をしている「あーす音楽会」は10日、クリスマスコンサートを伊那市のいなっせで開きました。
コンサートは、伊那市内で音楽教室を開いている4人が出演し、讃美歌やクリスマスの曲を披露しました。
あーす音楽会は、生演奏を聴いて癒しを感じてもらう音楽セラピーを広めたいと、有志が集まり今年8月に発足しました。
伊那中央病院でのボランティア演奏会に続き、活動第2弾として今回クリスマスコンサートを開きました。
ツリーが飾られ、クリスマスムードが漂う中、バイオリンやフルートの演奏、ソプラノの歌声が披露されました。
コンサートに訪れた人たちは、じっと演奏に聞き入っていました。
あーす音楽会では、来春に南箕輪村内に完成が予定されている音楽ホールでの活動をはじめ、病院でのボランティアコンサートなど、今後も積極的に活動していきたいと話していました。 -
ニシザワ文芸コンクール表彰式
(株)ニシザワが上伊那の小中学生を対象に読書感想文を募った文芸コンクールの表彰式が11日、伊那市の創造館で行われました。
ニシザワ文芸コンクールは7年目で、今年は応募総数が1230点で過去最高となりました。
最優秀賞と優秀賞を受賞した小中学生に、ニシザワの荒木康雄社長から表彰状と副賞の図書券が贈られました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、中学生の部で、「朗読者」という本の感想文を書いた箕輪中学校3年の安藤さくらさんが最優秀賞を受賞しました。
小学生では、高学年の部で、「冒険者たち」という本の感想文を書いた伊那東小学校5年の恒川遼太君が最優秀賞を受賞しました。
荒木社長は、「読書は進歩の母という言葉がある。これからも本を読み、感想文を書いてほしい」と話していました。