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第37回なかよし作品展
上伊那郡内の小中学校特別支援学級と、伊那養護学校の児童・生徒の作品が並ぶ「第37回なかよし作品展」が、20日からいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。
会場には、子ども達が授業で作った作品、およそ500点が並んでいます。
この展示会は、子ども達の作品発表の場として、また地域の人たちに障害に対する理解を深めてもらう場として毎年開かれています。
会場には個人の作品だけでなく、共同制作した作品も並んでいます。
伊那養護学校の5年生9人は、今年の夏、海水浴に行った愛知県知多半島の海を、紙粘土やペットボトルで表現しました。
また1年生8人は、折り紙でトンボを、手形でモミジを描き、秋を表現しました。
ある関係者は「子ども達の思いや楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
第37回なかよし作品展は、25日木曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています -
オールレッドロータリー作戦
伊那警察署管内では、11月19日現在、交通死亡事故が7件発生していて、去年1年間の2件を大きく上回っています。
これを受け伊那警察署は20日、パトカーで交通事故防止の啓発活動を行いました。
この日は、伊那署のパトカー20台が竜東方面、竜西方面に分かれて交通安全を呼びかけました。
伊那署管内では今年、これまでに7件の交通死亡事故が発生していて、7人が犠牲になっています。
特に高齢者の事故が多く、今年発生した交通死亡事故のうち6件は、高齢者が犠牲になっています。
熊井正樹副署長は「パトカーの赤いランプ、白と黒の車体を見て、気を引き締めて運転してもらいたい」と話していました。
署員らは、パトカーで1列に並び「冬場は早めにライトを点灯し、速度を落とすように」と注意を呼び掛けていました。
また、今月初めに事故のあった現場では交通安全協会のメンバーが昇り旗を持って、注意を呼びかけていました。 -
クリスマスツリー 点灯式
伊那市のいなっせ北側の多目的広場にあるクリスマスツリーの点灯式が19日に行われ、街は早くもクリスマスムードに包まれました。
午後5時、集まった子供達のカウントダウンでツリーにあかりが灯されました。
もみの木の高さはおよそ7メートル、LEDの電球が2,000個飾り付けられました。
あかりが灯されたツリーの前では、伊那小学校合唱団がクリスマスソングを歌い、華をそえていました。
クリスマスツリーの点灯時間は、夕方5時から夜の11時で、期間は、来年1月末までとなっています。 -
酒井さん長谷民謡木製歌碑寄贈
伊那市諏訪形で建築業を営む酒井一さんは、長谷地区に伝わる民謡3曲を刻んだ木製の歌碑を18日、伊那市に寄贈しました。
18日は、酒井さんが伊那市長谷総合支所を訪れ、中山晶計総合支所長に歌碑を手渡しました。
酒井さんの奥さんの両親が長谷出身で、親戚の集まる席で、「ざんざ節」を聞き、歌碑作成を思い立ったという事です。
酒井さんは「義理の親の故郷。少しでも恩返しができてうれしい」と話していました
中山支所長は「故郷を思う気持ちに感謝したい」と話していました
歌碑の文字にはケヤキやヒノキなどを使い、糸ノコ等で加工し、バランスを見ながらケヤキの板に張り付けられています。
今回寄付した中で、一番の大作は、民謡キンニョンニョの歌碑です。
縦1メートル20センチ、横2メール10センチのパネルが2枚分で、酒井さんは「作り始めて、26番まであると聞いてびっくりした」と話していました。
中山総合支所長は、「歌碑は、公民館や学校に飾り、多くの人に見てもらいたい」と話していました。 -
日本ケーブルテレビ連盟 宮崎県に口蹄疫義援金贈呈
社団法人日本ケーブルテレビ連盟は、11月2日、宮崎県の東国原英夫知事に、「口蹄疫被害 義援金」を届けました。
今年4月に、宮崎県の繁殖牛農家で発生した家畜伝染病「口蹄疫」。
今回の被害額は、直接的な畜産業で1千300億円、関連産業で1千億円にのぼるといわれています。
日本ケーブルテレビ連盟では、口蹄疫で被害を受けている宮崎を少しでも元気にしたいと、今年7月から連盟のホームページや、全国のケーブルテレビ事業者362社を通して、畜産農家を支援する為の義援金を募集してきました。
義援金は、10月8日までに、314万3千70円が寄せられました。
この日は、日本ケーブルテレビ連盟の西條温理事長が宮崎県庁を訪れ東国原知事に義援金の目録を手渡しました。
日本ケーブルテレビ連盟では、今後も、宮崎の復興に協力していきたいと話していました。 -
アマランサスの絵 園児にお礼プレゼント
伊那市の保育園児が描いたアマランサスの絵画作品展が22日から始まります。
展示を前に、絵を描いてもらったお礼にと、アマランサス研究会から園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展に参加する市内6つの保育園を代表して18日、東春近中央保育園の園児にお絵描き帳が贈られました。
絵画作品展は、アマランサスに関心を持ってもらおうと、研究会が去年から行っています。
東春近中央保育園では、年長園児41人が、自分たちで種をまいて育てたアマランサスを描きました。
研究会加工部会の伊藤好部会長は、「アマランサスの栽培に取り組み、皆で絵を描いてくれてうれしい」と話していました。
今年は、市内6つの保育園からおよそ150点が集まりました。
アマランサスの絵画作品展は22日から12月1日まで、伊那市役所市民ホールで開かれる予定です。 -
伊那まつり改革プロジェクト 検討結果報告
2012年の第40回伊那まつりに向け、まつりの在るべき方向性などを検討してきた伊那まつり改革プロジェクト会議は18日、伊那まつり会長の白鳥孝市長に検討結果を報告しました。
伊那公民館長で座長の武田登さんらが検討結果を報告しました。
改革プロジェクト会議は去年7月に発足し、12回にわたって検討しました。
報告によりますと、伊那まつりの総論は「みんなが主役、誰もが参加できる市民総参加の魅力ある市民まつり」です。
第40回の改革点としては、踊り方について、現在の踊りをアレンジした踊り方を導入するなど6項目、運営の分担化について、多くの市民に企画・運営の一部を任せること、企画会議については、第39回から40回を検討する長期的な企画会議を設置して、改革点を検討し実行に移すことなどを提言しています。
白鳥市長は、「報告書に基づいた祭りのあり方を考え、変化を加え、全国に発信できる祭りにしたい」と話していました。 -
正月用 しめ飾りづくりピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所では、正月用のしめ飾りづくりがピークを迎えています。
製作所では、ワラをなったり、飾りを付ける作業が行われています。
8月に青田刈りしたワラをすいて、いらない部分を取り除き、機械を使って、サイズごとになったわらに飾りをつけ、完成させます。
作業は、9月から始まっていて、現在ピークを迎えています。
この信州縁起物製作所は、県内でも大規模にしめ飾りを生産していて、大型スーパーや、ホームセンターなどに出荷しています。
県内でも地域ごとにしめ飾りが異なっているため、それぞれの地域に合わせて、しめ飾りを作っているということです。
例年、1500円前後の玄関用のしめ飾りが売れ筋だという事ですが、去年は、企業用の大きめのしめ飾りがよく売れたということです。
このしめ飾り作りは、12月下旬まで続きます。 -
長岡保育園 おでんパーティー
箕輪町の長岡保育園で17日、お世話になっているお年寄りを招いて「おでんパーティー」が行われました。
おでんには、園児とお年寄りが一緒に育てた大根が使われました。
年長園児が取り分けて全員で味わいました。
長岡保育園では、近くの畑を借りて、大根やさつまいも、そら豆などの野菜を栽培していて、毎週地域のお年寄りが草むしりなどの管理を手伝っています。
おでんパーティーは、そのお礼をしようと開かれました。
大槻由美子園長は、「一緒に楽しみながら、改めて感謝の気持ちを伝えるいい機会になった」と話していました。 -
オペラ春香の衣装や小道具届く
2012年に伊那市で開催される手作りの音楽会オペラ春香で使う衣装や小道具が届きました。
17日、伊那市のいなっせでオペラ春香の事務局長をつとめる北沢理光さんや出演メンバーらが届いた衣装や小道具が汚れたり壊れていないかなどの確認をしていました。
オペラ春香は伊那市の名誉市民で、作曲家の故・高木東六さんが、韓国の南原に伝わる恋愛物語「春香伝」をもとに、作ったものです。
届けられた衣装や小道具は、オペラ春香が2002年に横浜で開催された際、使われていたものです。
その時のオペラを企画し横浜を中心に文化活動を行っている赤い靴記念文化事業団が保管していたものを北澤さんが依頼し借りることができました。
現在オペラ春香に出演するメンバーは120人ほど集まっていて、年明けから本格的な練習にはいるということです。
北沢さんは「伊那市で初めて開かれる市民オペラなので、ぜひ成功させたい。」と話しています -
伊那西高生徒2人が税の作文で優秀賞
伊那西高校の生徒2人が、国税庁が実施した「税に関する高校生の作文」で優秀賞に選ばれ、16日表彰されました。
表彰されたのは、伊那西高校2年の高山絵美さんと小松理恵さんです。
作文の募集は、児童や生徒の租税教育の一環として毎年行われているものです。
今年初めて伊那税務署管内の高校3校から182作品の応募があり、8作品が優秀賞に選ばれました。
16日は、その中でも上位2作品に選ばれた2人が表彰され、その作文を発表しました。
高山さんは「通学に不可欠な道路や、交通事故を防ぐ信号機も税金で整備されていている。税金がなくてはならないものだと実感した」と発表しました。
小松さんは「教科書などにも税金が使われているということを小学生の時に父親に教えてもらった。以来税金が身近なものに感じている」と発表しました。
伊那税務署の清澤清所長は「税の使われ方に対し、普段の生活で感じていることが素直に表されていた。これからも、税に対し関心を持ってもらいたい」と話していました。 -
郵便局で強盗対策模擬訓練
犯罪が増加する年末を前に17日、伊那市長谷の美和郵便局で強盗対策模擬訓練が行われました。
訓練では、強盗役の警官が、人質をとり、現金を出すよう局員を脅していました。
犯人が逃走すると、局員が追いかけ、塗料のかわりに水が入ったカラーボールを投げつけていました。
訓練終了後は、警官が、犯人役が着ていた服の色や、年齢、身長など、その特徴を局員に聞いていました。
伊那警察署管内では今年8月に伊那日影郵便局に強盗が押し入り、現金およそ60万円が奪われる事件が発生しています。
局員らは「今日の訓練を活かし何かあった時に対応できるようにしたい」と話していました。 -
犬のロボットを中学校に寄贈
伊那市山寺の玉木幸治さんが17日、犬のロボットを、伊那東部中学校に寄贈しました。
犬のロボットは、玉木さんが10年ほど前に購入したものです。
教材として役立ててもらおうと、自作ロボットの動きの正確性などを競う大会、ロボコンに出場している、伊那東部中学校に寄贈しました。
この犬のロボットは人間の言葉を記憶し、指示通りに動く機能を持っているということです。
ロボコンに出場している技術部の部員らは、動きや構造など参考になると話していました。
この犬のロボットは、伊那東部中のほか、市内の小中学校の教育教材としても役立てられるということです。 -
風景や人物など描いた日本画院展
風景や人物などを描いた作品が並ぶ日本画院展が17日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には生き物や草花、風景など会員らの作品、およそ50点が展示されています。
出品しているのは県内外の日本画家で、身近な自然や生活の中に美しさを見いだし、日本画で表現しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、箕輪町の内田三智子さんが作品を出品しています。
今年春に自宅の庭に咲いた菜の花を描いたもので内田さんは「淡い色合いを使い、花のもつやわらかさを表現しました。」と話していました。 -
上伊那口腔保健センターまつり
上伊那口腔保健センターまつりが、伊那市保健センターで14日開かれ、妊娠中や出産後の女性を対象にした歯科健診などが行われました。
上伊那口腔保健センターまつりは、今回初めて開かれました。
今回は、妊娠時期や産後の口腔ケアの大切さがテーマです。
会場では、上伊那歯科医師会会員など20人が指導にあたり、歯科検診や口腔衛生指導、妊娠中の歯の治療についてなどの歯科講話が行われました。
また、上伊那助産師会による妊産婦体操も行われ、参加者らは実際に体を動かしながら指導を受けていました。
上伊那歯科医師会の下島丈典副会長は「妊娠時期には口の中が荒れやすく、赤ちゃんについても3歳までに虫歯になりやすいかなりにくいかが決まると言われている。正しい生活習慣を身につけてもらいたい」と話していました。 -
南箕輪食改が厚生労働大臣賞受賞
食生活改善のための長年の活動が認められ、南箕輪村食生活改善推進協議会が厚生労働大臣賞を受賞しました。
15日、役員が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に受賞を報告しました。
厚生労働大臣賞は、食生活改善のため長年活動している団体に贈られます。
岐阜県で先月開かれた全国食生活改善大会で表彰が行われました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は昭和42年に発足し、健康料理の講習会や保育園での食育活動などに取り組んでいます。
唐木村長は、「これからも村の食生活改善のためにご尽力いただきたい」と話していました。 -
桜の冬支度
伊那市高遠町の高遠城址公園では、来年の観桜期に向け、桜の冬支度が始まりました。
高遠城址公園では毎年、秋まつりが終わった後から桜の冬支度が始まります。
年に一度、この時期に行われるのが、高所作業車を使っての剪定作業です。
公園内では、桜守の稲辺謙次郎さんと西村一樹さんが作業を行っていました。
16日は、稲辺さんの指導のもと、西村さんが高所作業車に乗って枯れ枝を払ったり、剪定した枝に防腐剤を塗っていました。
今年の4月16日の夜遅くから上伊那地域は雪となりました。
雪の重さで公園内の桜の枝が折れる被害がありました。
稲辺さんは「もう花芽がたくさんついているので、来年も見ごたえのある花が咲くと思う」と話していました。
高遠城址公園の桜の冬支度はこれからが本番で、作業は来月中旬まで行われるという事です。 -
南箕輪村と農学部が連携協定
南箕輪村と信州大学農学部は16日、連携・協力に関する協定を締結しました。
農学部として、市町村との協定を締結するのは、南箕輪村が初めてです。
この日は、南箕輪村の唐木一直村長と信州大学農学部の中村宗一郎学部長が協定書を取り交わしました。
協定は村と農学部が連携・協力をすることで、活力ある地域づくりを進めるとともに人材育成の場を充実させることなどを目的とするものです。
今後は、協定に基づき、産業振興や地域資源の活用、人材育成や環境保全など、さまざまな分野で連携するほか、連携協議会を設置し、連携の在り方などを話し合う予定です。
唐木村長は、「農学部があることを村の特徴としてこれまで以上にPRできるようになった。さらに交流を深めたい」と話しました。
また、中村学部長は、「両者のもてる人的・物的な情報を共有し、互いに発展していきたい」と話しました。
南箕輪村では、すでに農学部の協力のもと大芝公園の森林整備計画を作成するなどしていて、今後も、まずは農林業で農学部の協力を仰ぎたいとしています。
また、農学部としては、学生の農家へのインターンシップなどを検討していきたいとしています。 -
はなまるが美術展鑑賞
伊那市の小中学生がさまざまな体験をする「はなまる地域探検隊」は13日、伊那文化会館で開かれている東山魁夷版画展を鑑賞しました。
はなまる地域探検隊が美術展を鑑賞するのは今回が初めてで、およそ30人が参加しました。
子どもたちは展示作品の前に座り、学芸員の話を聞いて、感じたことを自由に発表しました。
1枚の絵が描かれた季節や時間などから、どんな作品かを考えていました。
また、会場内を歩いて好きな作品を探しました。
作品が見つかると、「桜が降ってくるみたいなところが好き」「湖がきれい」など、一人ずつ好きな理由を話しました。
子どもたちは、好きな作品を紹介し合い、美術鑑賞を楽しんでいました。 -
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPR
「長野技能五輪・アビリンピック2012」をPRしようと、キャラバン隊が15日、伊那市役所を訪れ白鳥孝市長にあいさつました。
大会キャラクターわざまるを隊長とするキャラバン隊は、県下77市町村を訪問し、2年後に開かれる長野技能五輪と障害者の技能大会アビリンピックをPRしています。
技能五輪・アビリンピックは、技術者の育成とものづくりの大切さを伝えることを目的に、毎年開かれています。
今年10月に神奈川県で開かれた大会には、長野県から技能五輪に51人、アビリンピックに11人の選手が出場しています。
白鳥市長は「若い技術者が育だっていけば、地域にとってとてもいいこと。市としても、PRしていきたい」と話していました。 -
狩猟解禁 安全呼び掛けパトロール
平成22年度の狩猟が15日解禁となりました。
解禁日に合わせ15日は、県内全域で県や市町村の職員、警察官などが安全を呼びかけるパトロールを行いました。
箕輪町では町の職員や警察官、猟友会の役員6人が、日の出とともに、町内のパトロールを行いました。
狩猟者のグループを見つけると、警察官らは、銃や銃弾の管理、狩猟者登録書を所持しているか等の確認をしていました。
箕輪町猟友会の小林弘人会長は「事故の無いよう、安全確保には特に気をつけて行うよう」呼び掛けていました。
今年度の狩猟期間は、来年2月15日までで、ニホンジカとイノシシについては、わなを使った猟に限り、来年3月15日まで狩猟期間が延長されています。 -
井月とその時代
漂泊の俳人、井上井月と井月が生きた時代背景について考える講演とシンポジウムが14日、宮田村民会館で開かれました。
これは井月が生きた、幕末から明治の時代背景を知ることで、井月への理解を深めようと、井上井月顕彰会が開いたもので、会場には約170人が集まりました。
講演では上伊那郷土研究会会長の伊藤一夫さんが、明治の初め、暦が太陰暦から太陽暦に変わったことについてふれ、「季語を使う俳人井月は暦が変わり、とまどったのではないか」と話しました。
シンポジウムでは、映画「ほかいびと伊那の井月」を制作している北村皆雄監督と、井月の生まれ故郷とされている新潟県長岡市の歴史研究家、稲川明雄さん、伊藤一夫さんの3人が話をしました。
稲川さんは「井月は長岡藩の武士だったという説があるが、それを証明する資料はない。今後研究をすすめ、証明したい」
また北村監督は「伊那市と長岡市との交流を深め、両地域で井月を盛り上げていきたい」と話していました。 -
伊那消防署員と消防クラブの児童らが火災予防を呼びかけ
11月9日から15日までは秋の全国火災予防運動期間です。
伊那消防署は14日、市内の大型店で火災予防を呼びかけました。
啓発活動には、伊那消防署署員や荒井区少年少女消防クラブと中央区北町少年消防クラブの小学生ら、合わせて60人が参加しました。
啓発活動は、火災予防と住宅用火災警報器設置の推進を目的に行われたものです。
会場には消防車両などが展示され、訪れた人達は写真を撮ったり、署員から設備について説明を受けていました。
他にも、火災時の室内の状況が体験できる「煙体験ハウス」も設置され、子ども達が体験していました。
消防クラブの子ども達は、買い物客にチラシを配りながら火の用心を呼びかけていました。 -
富県小学校PTA講演会
伊那市の富県小学校で14日、PTA講演会が開かれ、親業訓練インストラクターの小椋佐代里さんが、子どもとのコミュニケーションについて話しました。
この日は、親業訓練インストラクターとして全国で講演活動などをしている伊那市新山在住の小椋佐代里さんが、富県小の保護者の前で、「子どもに自分を伝える」をテーマに話しました。
親業訓練とは、親が子どもとのコミュニケーション方法などを学び、訓練することで、子どもとの信頼関係を築き、子どもの自立心を育てることを目指すものです。
小椋さんは、「子どもを注意する時は、子どもを非難するのではなく、子どもの行動で自分の心や体が傷つくなどの具体的な影響があることを伝えることが大切」とし、「こうすることで、子どもを否定することなく、信頼関係を築くことができる」と話しました。
また、その後の行動を子どもに考えさせることで、思いやりをもって自分で行動できるようになると話しました。 -
伊那北駅前の桜 愛称「夏心桜(なつっこざくら)」に
伊那市の伊那北駅前に去年植樹されたタカトオコヒガンザクラの愛称が「夏心桜(なつっこざくら)」に決まりました。
桜を管理している山寺活性化協議会が13日、設置した看板を披露しました。
桜の愛称は「夏心桜」です。
駅前の活性化のために取り組み、今年の春に卒業した伊那小学校夏組の子どもたちから愛称を募り、山寺活性化協議会などで決めました。
今回の愛称を考えたのは伊那中学校1年の唐澤誠君です。
今日の除幕式には、夏組の子どもたちも集まり、名前が刻まれた看板の設置を喜んでいました。
協議会の矢野昌史理事長は、「皆が大人になったら、またこの場所に集まり、地域をにぎやかにしてほしい」と話していました。 -
山麓一の麺街道フェスタ2010
国道361号沿線地域のご当地麺料理を楽しむことができる「山麓一の麺街道フェスタ」が、13日、14日の2日間、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれています。
現在紅葉が見ごろを迎えている高遠城址公園。
その紅葉の下、13日から始まったのが、県内外の麺料理を楽しむことができる「麺街道フェスタ」です。
「麺街道フェスタ」は、麺と街道にスポットを当て、街道に隣接する地域の広域的な観光PRを目的に去年から開かれています。
今回も去年と同じ5種類の麺料理を楽しむことができます。
岐阜県高山市の高山ラーメン。細ちぢれ麺が特徴です。「麺を鍋に投じる」ことから名前がつけられた、木曽福島のとうじそば。すんきと呼ばれる木曽伝統の漬物が入り、一風変わった味わいを楽しむことができます。この他地元伊那市では、辛つゆが特徴の行者そばや、焼き味噌と辛み大根を薬味で入れる高遠そば、伊那市名物のローメンが販売されています。
会場は朝から多くの人で賑わい、麺料理の味を食べ比べていました。
飯田市から訪れたある男性は「初めて来たが、各地のご当地麺料理を楽しむことができ嬉しい」と話していました。 -
「おらほ」に紅葉のちぎり絵 秋を演出
伊那市東春近の宅老所「おらほ」には、大きなもみじのちぎり絵が飾られ、深まる秋を演出しています。
縦横160センチのこのちぎり絵は、おらほの職員と利用者が協力して作りあげました。
東春近の文化祭での展示を目指して製作した作品で、赤や黄色のもみじの葉は、和紙を染めたものをちぎって貼りました。
12日は、近くの小学生たちがおらほを訪れ交流しました。 -
ひとり暮らしのお年寄りの交流会
伊那市の美篶きらめき館で10日、ひとり暮らしのお年寄りの交流会が開かれました。
交流会は、一人で暮らすお年寄りに人と触れ合い交流する機会をつくってもらおうと、美篶社会福祉協議会が10年ほど前から毎年行っているものです。
この日は、25人の高齢者が集まり、食事をしながら会話を楽しんだ後、地元のコーラスグループが合唱を披露しました。
テレビやラジオなどで聞き慣れた昔の曲が演奏されると一緒に唄って楽しみました。
美篶社協の後藤郁会長は、「高齢者が元気になる事は地域の活性化につながる。いつまでもたっしゃで長生きしていただきたい」と話していました。 -
松くい虫対策に寄付
松くい虫対策に役立ててもらおうと、南箕輪わくわくクラブ・マレットゴルフ同好会は11日、会員から集めた寄付金を南箕輪村に寄付しました。
大芝高原マレットゴルフ場で開かれた大会に合わせて、同好会の伊沢文雄会長が唐木一直村長に寄付金およそ5万7千円を手渡しました。
同好会は、10月に寄付を募り、会員111人と一般1人の合計112人から善意が寄せられました。
伊沢会長は、「大芝の松を守るために役立ててください」とあいさつしました。
南箕輪村は大芝高原の松に薬剤の注入を行っていて、唐木村長は、「松くい虫の防除に全力を挙げていきたい」とあいさつしました。
南箕輪村内では、今年初めて、田畑区で松くい虫被害が確認されています。 -
木彫工芸品200点並ぶ
箕輪町の木彫工芸家、中澤達彦さんが開いている教室の生徒らの作品展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、中澤さんの教室で木彫を学んでいる生徒、約70人の作品200点あまりが並べられています。
作品は家具や壁掛け、仏像など生徒らが思い思いに作ったものです。
中澤さんは、日展会友で箕輪町や松本市など県内9つの教室で木彫の指導にあたっています。
作品展は各教室の生徒が情報交換しながら交流を深めようと開いたもので今回で3回目となります。
生徒の多くは木が持つ温もりある質感に魅かれ、木彫を始めたということです。
中澤さんは年々、生徒の技術が上がり、出来栄えもよくなってきていると話しています。
この作品展は入場無料で14日日曜日まで開かれています。