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就職支援ビジネス基礎講座開講
伊那商工会議所は16日、求職者支援を目的に、受講料無料のビジネス基礎講座を開講した。
就職支援ビジネス基礎講座は、国の補助を受け、伊那商工会議所が初めて企画した。
伊那市のきったせで開校式が行われ、パソコンのスキル向上を目指す「ITビジネスPC実戦能力取得コース」を受講する12人が出席した。
式で、伊那商工会議所の伊藤正専務理事代行は、「企業はよりよい人材、有能な人を求めている。限られた時間だがスキルアップに努めてもらいたい」と話していた。
受講生を代表して南箕輪村の杉山茜さんは、「パソコンは就職への必要条件。よりよい条件への就職へとつなげたい」と抱負を話していた。
講座は、来年1月14日までほぼ毎日行われ、150時間のカリキュラムが組まれている。
また、営業販売の知識を取得する「ITビジネス経理販売能力取得コース」は、11月26日まで受講生を募集している。 -
おごち保育園の親子がスイートポテト作り
箕輪町おごち保育園の園児とその母親が19日、スイートポテト作りに挑戦した。
19日は年中園児19人とその母親が一緒に、スイートポテトを作った。
親子クッキングは、食育の一環として毎年行っているもの。
サツマイモは、園児と母親が一緒に植え、秋に収穫したものを使用した。
子どもたちは、母親に手伝ってもらいながらイモをつぶしたり、カップに盛りつけたりしていた。
焼きあがったスイートポテトは、園児全員で味わった。 -
上古田保育園でもちつき
箕輪町の上古田保育園の園児が18日、もちつきに挑戦した。
地元の民生委員に教わりながら、年長園児11人が杵と臼を使ってもちつきをした。
初めてもちつきに挑戦した子どもたちは、「よいしょ」の掛け声に合わせて、一生懸命杵を振り下ろしていた。 -
古い着物の着方を学ぶ
大正、昭和時代の古い着物を今の時代に着てみようというセミナーが15日、伊那市のいなっせで開かれた。
着付けなどを教えている「装道礼法きもの学院」の伊那、岡谷、飯田教室が開いたもので、明治時代から昭和初期まで実際に着られていた約30点が集まった。
今回は、古い着物の良さを見直し、今着るためにはどんな工夫が必要か考えようと企画した。
戦時中のものは布を節約するために丈が短めにできたものも多く、参加者は、どうすれば綺麗に着ることができるかを考えながら、昔の着物を楽しんでいた。 -
新山川で油流出想定訓練
伊那市富県の新山川付近で18日、高遠ダムから油が流出したとの想定で防災訓練が行われた。
訓練は高遠ダムを管理する南信発電管理事務所が、ダムから油が流出した場合に備えて行ったもので、職員や地域住民ら約30人が参加した。
今回の想定は、高遠ダムから出た油が、東春近の田原発電所へ発電用の水を運ぶ隧道に混入したというもので、隧道の新山部分で回収する訓練が行われた。
訓練では設置したオイルフェンスのフェルト生地の部分で油を止め、活性炭の部分で水を浄化。フェンスで止まった油をオイルマットで吸い取った。
職員らは声をかけ合いながら協力して訓練を行っていた。
南信発電管理事務所の梅垣治男所長は、「訓練をして課題も見つかった。万が一の場合、今回の訓練を活かして迅速に対応したい」と話していた。 -
長野県がインフルエンザ警報発令
長野県は18日、1医療機関あたりの患者数が基準となる30人を超えたことから、インフルエンザ警報を発令した。
県では11月9日から15日の1週間に医療機関を受診したインフルエンザ患者が1医療機関あたり30人を超えたことからインフルエンザ警報を発令した。
また伊那保健福祉事務所管内での1定点あたりの平均患者数は29人となっている。
年齢別では0歳から14歳の低年齢層に感染が拡大している。
県では、インフルエンザにかからないようにするために、手洗い、うがいを徹底するとともに、人ごみを避け、人ごみに入るときにはマスクを着用することなどを呼びかけている。 -
お口元気で歯ッピー講演会
介護予防の一環で、口の中の健康をテーマにした講演会「お口元気で歯ッピー講演会」が18日、伊那市高遠町で開かれた。
口からの介護予防を図ろうと、伊那市が開いた。
講師は、伊那市西町のあけぼの歯科医院の院長小木曽義典さんで、「口の健康は全身の健康にも通じる」と話していた。
講演会では、顔や舌の筋肉・神経を刺激することで、鈍くなった口や舌の動きをなめらかにし、唾液を出しやすくする体操が紹介され、参加者たちが実践していた。
しっかり目を閉じたあとに、思い切り口と目をあける顔面体操、舌を出したりひっこめたり、左右上下に動かす舌体操、上の奥歯のあたりをうしろから前にまわすだ液腺マッサージを全員で行った。
この「お口元気で歯ッピー講演会」は、26日にもいなっせで開かれる。 -
子育て教室で手形足形づくり
粘土に子どもの手形や足型をつけ、成長の記録として残そうという催しが18日、伊那市の春近郷ふれ愛館で開かれた。
この催しは東春近公民館の子育て教室「くれよんクラブ」が開いた。
「くれよんクラブ」は子育てに関する情報交換や交流の場として開かれているもので、月に1回のペースで季節の行事などを楽しんでいる。
この日は、手形や足形を子どもの成長の記録として残そうと、7組15人の親子が参加した。
集まった親子は陶芸用の粘土を平らに伸ばし、丸やハートなど思い思いの形にしたあと、粘土の上に手や足を押しつけていた。
また子どもの名前や年齢を刻み成長の記録を作っていた。
手形や足形のついた粘土は、後日窯で焼き、色づけして完成する。
参加した母親は「よい記念ができました。完成が楽しみです」と話していた。 -
カントリーカフェでサルサダンス
男女のペアで踊るラテンダンス「サルサ」のワークショップが14日、駒ヶ根市のカントリーカフェで開かれた。
この日は、箕輪町在住で伊那市内でサルサダンスを教えているキューバ人、ヨシベル・シスカルドさんがデモンストレーションを披露し、そのあと一緒に踊りながら、集まった人たちにダンスを教えた。
サルサダンスは、南米のキューバやプエルトリコからアメリカへと伝わったラテンダンスで、男女のペアで踊る。
ある程度ステップは決まっているが、互いに目でコミュニケーションをとりながら踊るため、初めて出会った人でも、一緒に踊ることができるのが魅力だという。
この日は、地元の駒ヶ根市だけではなく、伊那市や箕輪町からも参加者が集まり、ダンスを楽しんでいた。
今後も、定期的にこうしたイベントを開きたいという。 -
オスマン・サンコンさん講演会
元ギニア大使館の外交官でタレントや作家として活動しているオスマン・サンコンさんの講演会が14日、伊那市のいなっせで開かれた。
講演会は、発展途上にあるギニアを手助けしようと、今年夏に発足した、日本ギニアパートナーシップ協会長野県支部が主催した。
講演でサンコンさんは、祖国の思い出や、日本に来てさまざまな福祉活動から学んだ物や命の大切さ、尊さについて話をした。
サンコンさんは、高校生の頃「足に大けがを負い障害が残ったため、サッカー選手になる夢をあきらめ、一生懸命勉強し外交官になった」と話し、どんなに不自由でも頑張って生きる前向きな姿勢が大切と振り返っていた。
また、ホームヘルパーの資格を6年前に取得し、老人ホームなどを慰問。「お年寄りと触れ合うことで、祖国の父や母のことを思い出し、逆に自分が慰められる」と話していた。
また、ギニアと日本の関係については、「日本の持っている農業や産業の技術を学び、ギニアにある金やレアメタルなどの資源を生かし、一緒に発展出来たら」と話していた。
長野県支部では、21日に伊那市のJA上伊那本所でチャリティーを開く計画で、衣類や文具の寄付を呼びかている。 -
ファミリーサポーター講座開講
子育て中の家族を支援する、ファミリーサポーター養成講座が17日、箕輪町で開講した。
町では、子育て中の家族を支援しようと来年度からファミリーサポートセンター事業をスタートさせる。
ファミリーサポーターは、子育て中の家族とその援助を行う人それぞれが会員になり有償で行う会員組織。
上伊那では、伊那市と駒ヶ根市がファミリーサポートセンター事業をスタートしている。
この日はサポーターの希望者を対象に講座が開かれ、町内を中心に36人が参加した。
講座では、看護師の加藤ヨシ子さんによる「子どもの安全と病児の世話」と題した講演が行われ、子育てのポイントについてアドバイスしていた。
講座は4回行われ、子供が病気になった時の食事や救急法などについて学習することになっている。
サポーターの資格を取得した人は、来年4月から活動をスタートさせることになっている。 -
いつもとちょっと違う森林
森林の楽しみ方を知ってもらおうと、伊那市のますみヶ丘平地林で15日、森林体験イベントが開かれた。
地域住民約60人が集まり、木でできた楽器ユカイナの演奏などを楽しんだ。
これは、ますみケ丘平地林の整備や活用方法を検討しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会などが、「森林のさまざまな楽しみ方を知ってもらおうと」企画したもので、今年で3回目。
このうち、ハンモックが並ぶコーナーでは、親子で楽しむ姿が多く見られた。
また、昼にはキノコ汁もふるまわれ、訪れた人たちは森林の中で味わっていた。 -
上伊那社会教育関係者懇談会
子どものメディア依存解消考える子どものメディア依存の解消について考える懇談会が12日、伊那市のいなっせで開かれた。
懇談会は毎年開かれていて、上伊那地区の社会教育や学校などの関係者約150人が集まった。
子どものメディアやゲーム依存の解消がテーマで、3つの事例発表があった。
このうち箕輪北小学校の中島元博教諭は、PTAが推進している家庭読書の取り組みを紹介した。
家庭読書は、土曜日にテレビを消して20分間、親子で読書に浸る時間を作るというもの。
この取り組みにより、親子の触れ合いや会話が生まれるなどの成果があったという。
中島教諭は、課題として、読書に対する各家庭の温度差を挙げ、「プラス面をさらにアピールし、広げていきたい」と話していた。
このほか、伊那公民館の「夏休みおいで塾」の活動なども紹介された。 -
お菜洗い場 オープン
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯近くの駐車場に、14日からみのわ温泉のお湯を利用した、お菜洗い場が設置された。
お菜洗い場は、野沢菜やカブなどを暖かいお湯で洗ってもらえるようにと毎年設置されている。
14日は雨が降る中、朝からカブを洗いに1組の夫婦がお菜洗い場を訪れていた。
みのわ温泉のお菜洗い場は地域外からの利用者も多く、毎年岡谷市や塩尻市から訪れる人もいるという。
訪れた夫婦は13日に採ったばかりのカブ200個を半分に切りながらひとつずつ丁寧に洗っていた。
箕輪町では多くの人が利用できるよう、ゆずりあって使ってもらいたい竏窒ニしている。
みのわ温泉のお菜洗い場は12月6日までで、時間は午前8時から午後8時。使用料は無料。 -
ハナマルキが詩集寄贈
辰野町に本社を置く味噌メーカー、ハナマルキは11日、自社で制作したお母さんにまつわる小学生の詩を集めた本200冊を伊那市に寄贈した。
ハナマルキ広報宣伝室の仁科徹室長が伊那市役所を訪れ、北原明教育長に詩集を手渡した。
詩集は、ハナマルキが毎年全国の小学生からお母さんをテーマにした詩を募集し制作していて、今年で38回目になる。
ハナマルキは、H12年に伊那市西箕輪に伊那工場を立ちあげ味噌の製造をしている。今回、お世話になっている地元の子供達に読んでもらおうと詩集を寄贈することにした。
仁科室長は「これをきっかけに、来年以降も継続して贈らせて頂きたい」と話していた。
詩集は、伊那市内のすべての小学校と市立図書館に配布される。 -
天野惣平展
伊那市高遠町芝平の造形家、天野惣平さんの個展が、伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれている。
作品を置くことにより空間全てを表現していると天野さん。春はカラー、冬はモノトーンで作品づくりをしている。
アートギャラリーミヤマでは、年に1回、使われなくなった学校を会場にすることもある。
銅版画に使われる和紙の一種、雁皮紙に版画で白黒の色をつけ、それを円形に敷いた上に紙風船のように折って空気を吹き込み配置した。
天野さんは、「この作品を見て理解するのではなく、個人個人がどのように感じるかが大切だ」と話している。
天野総平展は17日まで。 -
園児がジャガイモを料理
南箕輪村の北部保育園の園児が12日、ジャガイモを使ったおやつ作りに挑戦した。
年長園児約20人が、この秋に自分たちで収穫したジャガイモを使い「イモ餅」を作った。
ゆでてつぶしたジャガイモに、片栗粉と塩を混ぜ、丸い形にして、ホットプレートの上で焼き上げた。
子どもたちは、慣れない手つきでフライ返しを使って、餅をひっくり返していた。
出来上がった餅は、北部保育園の園児全員で味わった。 -
焼却場天伯河原建設反対連合
建設の白紙撤回求める上伊那広域連合が伊那市富県の天伯水源地付近を候補地として進めている、新しいごみ中間処理施設の建設に反対する住民組織が、広域連合長である伊那市長に対して建設の白紙撤回を求める書面を送ったことを明らかにした。
焼却場天伯河原建設反対三峰川連合の佐藤幹雄代表らが12日、伊那市役所で記者会見を開いた。
三峰川連合は、広域連合長である小坂樫男市長に、11日付で要請書を郵送したという。
要請書では、排ガスの影響についての評価が行われないまま候補地が選定されたことなどに問題があるとして、天伯水源地付近での計画の白紙撤回などを求めている。
三峰川連合によると、11月6日に、市長と面談して要請を行いたいと申し入れたが調整がつかず、10日に書面を出すための手続きを申し入れたところ、伊那市が書面を受け取れないとしたため、要請書を郵送したという。
三峰川連合では、「反対の立場の意見でも、まずは、意見を受け止めるべきだ」と話している。
これに対し、担当課の伊那市生活環境課では、「現段階では、環境アセスメントの合意についてお願いしている段階で、建設の是非の段階に至っていない。建設反対の意見を頂いても答えられない」と話している。 -
権兵衛峠全面開通
崩落により全面通行止めになっていた旧国道361号、通称権兵衛峠が12日、開通した。
権兵衛峠は、雪などの影響で崖の崩落などがあり、平成19年12月から通行できなくなっていた。
工事が終了し通行止めが解除され、12日午後から通行できるようになった。
解除されたのは、伊那市西箕輪の羽広荘付近から南箕輪村の権兵衛峠頂上まで。
南箕輪村によると、権兵衛トンネルが開通してからは道路の利用者も少なく、現在は紅葉を見たり、山菜取りなどで通行する人が主だという。
なお峠は、12月11日から来年4月まで、冬期間の通行止めとなる。 -
伊那JCがアンケート結果報告
伊那青年会議所は11日、伊那市、箕輪町、南箕輪村で行ったアンケート結果を小坂樫男伊那市長に報告した。
伊那青年会議所の原隆実理事長と主体的に取り組んだまちづくり委員会の飯島豊委員長らが市役所を訪れ、小坂市長に結果を報告した。
アンケートは、地域住民に自分の住んでいるまちに関心を持ってもらおうと、5月から8月にかけて、街頭で聞き取りで実施した。
伊那市で400人、箕輪町で201人、南箕輪村で109人から回答を得た。
地域の誇りについて聞いたもので、伊那市では高遠の桜、ローメン、ソースかつどん、春の高校伊那駅伝に集中した。
箕輪町ではもみじ湖、赤そば、無量寺など、南箕輪村では大芝高原、ブルーベリーなどに集中する傾向がわかった。
9月12日には、このアンケートに基づいての車座集会も開き、その中で出された意見も添えて小坂市長に報告した。 -
沢保園児お年寄りとおはぎ作り
箕輪町の沢保育園の子どもたちが10日、地域のお年寄りとおはぎと作って交流した。
もち米を混ぜて炊いたご飯をお年寄りがまるめ、年長の園児が味付けした。
できあがった、きなこ、ごま、あんこの3種類のおはぎは、おやつの時間にみんなで味わった。 -
秋の火災予防運動
松澤ジアン成治君1日消防署長9日から15日までは、秋の火災予防運動期間。これに合わせ8日、伊那消防署では、陸上の棒高跳び競技で活躍している高遠高校3年の松澤ジアン成治君が1日消防署長を務めた。
松澤君は今年新潟県で開かれた国体の棒高跳び競技で優勝するなど活躍したことから、今回、1日消防署長に選ばれた。
消防署の制服を着た松澤君は、消防署員の服装や手帳の点検をしたり、火の用心の看板の点灯などをした。
また市内の大型店入口で、火災予防を呼びかけるチラシを配った。
伊那消防組合管内の今年の火災は38件で、去年より10件少ないという。 -
南ア林道バス今季営業終了
利用者約1200人増南アルプス林道バスの今シーズの営業が8日、終了した。今年は、昨年に比べ約1200人利用者が増えた。
南ア林道バスの今年の利用者数は4万4850人で、昨年より1215人増えた。
バスは、伊那市長谷の仙流荘と北沢峠を結んでいる。
今年は、4月25日から11月8日までの197日間運行した。
8日は、バス営業所で終了式が行われ、中山晶計長谷総合支所長が、「お客様が運転手さんの心配りに常に感銘していた。ご努力に敬意を表したい」とあいさつした。
伊那市では、今年、利用者が増えたことについて、高速道路の休日千円効果があったのではないかとみている。 -
美篶地区文化祭ステージ発表
伊那市美篶地区の文化祭が8日、美篶きらめき館で開かれ、地域住民がステージ発表をした。
美篶地区文化祭のステージ発表は、昨年、22年ぶりに復活し、今年は2年目になる。
踊りや演歌体操、伝統芸能など20団体、延べ170人が出演した。
このうち、下県かっぽれクラブは、スコップを三味線の代わりにして「津軽じょんがら女節」を演奏し、会場を沸かせていた。
また、青島区の八木節は、昔青年会が行っていたものを、去年復活させた。
今年は子どもと女性のメンバーが加わり、磨きのかかった踊りを披露していた。
会場に集まった人たちは、景気のいい踊りを楽しんでいた。 -
新型インフルエンザワクチン接種
優先者の接種始まる基礎疾患を有する人や妊婦への新型インフルエンザワクチンの接種が9日から、県内各地で始まった。
このうち、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院では、入院患者やかかりつけの人など、事前に予約した47人にワクチン接種が行われた。
病院を訪れた人達は、問診票に必要事項を記入し、医師の診断を受け、看護師によりワクチンが打たれていた。
長野県によると9日現在、医療機関から報告されている基礎疾患を有する人の予約数は46万6千人余となっていて、国から割り当てられるワクチン数の3倍近い数字となっているという。
県では、複数の医療機関への予約や最優先に該当しない人なども含まれていると見て、確認と調整を進めていく竏窒ニしている。
また、新型インフルエンザワクチン接種は今後も国の示した優先順位に従い、乳幼児や小学校低学年へと段階的に進めていくという。 -
伊那市まちづくり大賞表彰式
最優秀賞「表木花の会」花壇整備などを通して美しいまちづくりに貢献した団体や学校を選ぶ伊那市まちづくり大賞の表彰式が9日、開かれ、最優秀賞に「表木花の会」が選ばれた。
入賞した11団体と小学校2校に表彰状が贈られた。
今年は、個人・団体を審査する「花いっぱい活動部門」の最優秀賞に西春近表木区の「表木花の会」が選ばれた。
表木花の会は、デイサービスセンター「福寿園」の南側にある花壇整備を行っていて、審査では、会員数が少ない中、丁寧に管理されていたことが高く評価された。
表木花の会の代表の酒井祐治さんは、「今回の受賞を機に、会員の親ぼくを深め、楽しい花づくりをしたい」と話した。
また、学校花壇づくり活動の部門では、手良小学校、高遠北小学校が優秀賞に選ばれた。
入賞した花壇の写真は、24日から12月8日まで、市役所1階の市民ホールに展示される予定。 -
県シニア大学OB賛助会の集い
県シニア大学OBらでつくる賛助会の集いが3日、伊那市のいなっせで開かれた。
賛助会は、65歳以上のシニア大学OBでつくる22団体で組織されている。
マレットゴルフや川柳、ちぎり絵などのグループがあり、この日は、その活動の成果がいなっせに展示された。
賛助会の集いは、会に所属しているグループの交流の場にしようと、年に1回開かれている。
会場には、水彩画と見間違うほど精工なちぎり絵や雰囲気たっぷりの切り絵、素朴な味の絵手紙などが並び、会員同士がその出栄えをたたえあっていた。
会長の唐沢定さんは、「趣味を持って老後を楽しむことが大切」と話していた。
記念行事として、講演会や邦楽の演奏会も開かれ、参加者たちは楽しいひと時を過ごしている様子だった。 -
風景画家 奥村憲さん個展
伊那市の風景画家奥村憲さんの個展が、伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれている。
個展を開いているのは、伊那市中央に住む風景画家 奥村憲さん。
幼い頃から絵を描くことが好きで、一般企業に就職後も絵の勉強を続け、8年前に退職してから本格的に制作活動をしている。
1年間に200枚ほどの絵を描く奥村さんは、その中から力作を選び年に1回個展を開いている。
今年は、自分の画家人生の再スタートにしようと、若い頃働いていた青森県八戸の風景を多く手がけた。
中でも、夏の夕暮れに描いた作品は、当時よく訪れた一番好きな海岸だということで、波の大きなうねりが落ち着きのある色合いで表現されている。
ほかにもパステルで描いたスケッチや、静物画なども含め23点が展示されている。
奥村憲さんの個展は9日まで。 -
高遠町藤沢 広勝寺で上棟式
現在改修工事が行われている伊那市高遠町藤沢の広勝寺で7日、上棟式が行われた。
広勝寺は藤沢地区の集落から少し入った場所にある寺で、約460年前、江戸時代中期に建立された。
これまで茅葺き屋根を補修して使ってきたが、屋根が痛み雨漏りしていたことから、今回85年ぶりに改修工事が行われた。
この日は地域住民や工事関係者ら約40人が出席した。
建物が長く無事であることを祈念して、四隅の柱を酒や塩で清める儀式が行われた。
茅野憲雄住職は、「多くの人に支えられて改修することができた。とても立派な屋根が完成した」と話していた。
上棟式が終わると屋根の上から餅などがまかれ、訪れた人たちが拾い集めていた。 -
山麓一の麺街道フェスタ
国道361号に隣接する地域の麺を使ったご当地料理が集まる「山麓一の麺街道フェスタ」が7日、伊那市の高遠城址公園で始まった。
麺街道フェスタは、「麺」と「街道」にスポットを当て、街道沿いに隣接する地域の広域的な観光PRを目的に今年初めて開かれた。
会場には、地元の高遠そばやローメンのほか、361号線の最も西に位置する岐阜県高山市の高山ラーメンなど、6つのご当地麺料理の店が並んだ。
また高遠閣で、そばを世界にも発信していこうと「アマチュアそば打ち名人世界大会」が開かれ、そば打ち愛好家から素人の外国人まで32人が出場し、そば打ちの腕を競った。
そばの打ち方、そばの切り幅、並べ方などが審査の対象となり、審査員が出場者一人ひとりのそば打ちをチェックしていた。
大会の結果、南箕輪村の井口雅文さんが優勝、外国人枠の特別賞にモンゴル出身のエルデンバト・エルデンスブダさんが選ばれた。
麺街道フェスタは高遠城址公園で8日まで。