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満月の会が防犯呼びかけるパネル寄贈
11日から、年末の特別警戒が始まった。
伊那市の満月の会は、防犯を呼びかけるパネルをいなっせに寄贈した。
寄贈したのは、世の中を明るくするため活動している髪の毛の薄くなった人たちで作る満月の会。
メンバーの一人である漫画家の橋爪まんぷさんがイラストを担当し、この日、いなっせ管理組合の松沢一男理事長にパネルを手渡した。
パネルは、1階ロビーに展示された。
今年の干支ネズミと、来年の干支である牛が、共に犯罪を追い払う絵が描かれている。
満月の会では、「パネルと私達の頭を通して、世の中を明るくしたい」と話していた。 -
伊那ライオンズクラブ 共同作業所通所者とクリスマス会
伊那ライオンズクラブは11日、伊那市の共同作業所の通所者などを招いてクリスマス会を開いた。
伊那市の福祉まちづくりセンターでクリスマス会が開かれ、市内の5つの共同作業所の通所者が参加した。
企画しているのは伊那ライオンズクラブで、今年で4年目になる。
ライオンズクラブからは、ケーキやポップコーン、軽食などがふるまわれた。
また、ハーモニカ演奏にあわせて、サンタクロースに扮したメンバーが登場。通所者に文房具やお菓子をプレゼントした。
伊那ライオンズクラブの吉沢文男会長は、「会を重ねると、お互いに顔を覚えて、交流が進んでいると感じる。喜んでいる顔を見るとうれしい」と話していた。
クリスマス会では、踊りや歌なども披露され、参加者が楽しい時間を過ごしていた。 -
親子が小麦粘土で遊ぶ
伊那市富県の子育て支援センターの講座「小麦粘土で遊ぼう」が11日開かれ、入園前の親子22組が参加した。
富県子育てセンターでは月に2回、さまざまな講座を開いていて、小麦粘土で遊ぶ企画もその講座の一環。
粘土は、小麦粉に水や油、食紅を加えて作るもので、口に入っても安全。子どもたちは、カラフルな粘土をちぎったり丸めたりして楽しんでいた。
参加したある母親は、「小麦粘土は販売もされているが、自分で作ればさらに安心なので、作ってみたい」と話していた。 -
年末交通安全運動始まる
伊那市でも街頭啓発県下一斉の年末の交通安全運動が11日始まり、伊那市役所前の信号機近くでも街頭啓発活動が行われた。
伊那市交通安全協会のメンバーなど、およそ80人が参加して、行き交う車に交通安全を呼びかけるチラシやティッシュを配った。
31日までの期間中、啓発活動やパトロールを行い、シートベルトの着用や飲酒運転の防止などを呼びかける。
伊那警察署によると、12月の交通事故発生件数は、例年、他の月に比べて多くなっていて、伊那署管内では去年発生した死亡事故3件のうち、2件が12月に発生しているという。
警察では、「年の瀬は外出することが多くなり、交通量も増える。気を引き締めて運転してほしい」と注意を呼びかけている。 -
年末食品一斉取締り
年末に向け、スーパーなどの食品が衛生的に取り扱われているか調査する一斉取締りが、10日から始まった。
10日は、ベルシャイン箕輪店でも検査が行われた。
検査を行っているのは、伊那保健所などの食品衛生監視員。
この検査は、年末で食糧品が大量に流通する時期に合わせ、衛生的な取扱いを徹底するためスーパーや旅館などを対象に行われている。
監視員は、食品の温度や賞味期限、食品添加物の表示が正しく記載されているかなどをチェックしていた。
一斉取締りは今月26日まで行われ、伊那保健所管内では期間中40店舗を検査することになっている。 -
伊那中央病院分娩取り扱い
08年度約1200件の見通し今年の4月から上伊那で分娩を取り扱う唯一の公立病院となった伊那市の伊那中央病院は、今年度中に取り扱う分娩の件数が1200件近くになる見通しとなった。
駒ヶ根市の昭和伊南総合病院が分娩の取り扱いを休止したことを受けて伊那中央病院は、今年の4月から上伊那では唯一出産ができる公立病院となっている。
中央病院では、産婦人科医師を4人から7人に増員して対応してきたが、今年の7月から10月までは1カ月に取り扱う分娩件数が100件を超えるなど、すでに予約を受けている分を含めると、今年度の分娩取扱件数は千件を超えることになる。
また、予約に加え、毎月平均して10件から15件ほど分娩の取り扱いが増えていることから、病院の事務局では、最終的には1200件近くになると見込んでいる。
これだけ多くの分娩を取り扱うケースは、全国的にもないという。
中央病院の産科、婦人科の医師1人が1年間に取り扱う分娩件数はおよそ170件。
日本産科婦人科学会では、一人の医師が年間に立ち会う分娩の適正件数を150件としていることから、中央病院の産科、婦人科の医師に、過剰な負担がかかっている現状が浮き彫りとなっている。 -
成人式の一本化当面は見送り
伊那地区、高遠町地区、長谷地区の成人式の一本化を検討してきた伊那市教育委員会は10日、当面はこれまで通り、各地区で成人式を開催していく方針を示した。
10日開かれた伊那市議会12月定例会の一般質問で北原明教育長が示した。
教育委員会は、伊那地区、高遠町地区、長谷地区で昨年度、新成人を対象に、今後新伊那市として1カ所で行うべきか、これまで通り分散して行うべきかアンケート調査をした。
それによると、伊那会場では、1カ所で行うべきとする回答が87・4パーセントと多数を占め、分散して行うべきとする回答は11・9パーセントにとどまった。
一方、ほかの2地区では分散して行うべきとする回答が多数を占めていて、高遠町地区で77・8パーセント、長谷地区で91・3パーセントとなっている。
こうした結果を受け、成人式のあり方を検討してきた話し合いでも、「新しい伊那市として、成人式を一本化するのが本当に望ましいのか疑問」「中学校区ごとに成人式を行っても良いのでは」との声があったという。
北原教育長は今後について、当面の間、これまで通り長谷地区は1月1日に、高遠町地区は1月2日、伊那地区は8月15日に行っていくとしている。 -
公立3病院の経営統合 市長見解示す
伊那市の小坂樫男市長は10日、上伊那の公立3病院の経営について、「地域世論の動きを見ながら、経営統合についても考える必要がある」と考えを述べた。
10日開かれた伊那市議会12月定例会一般質問の答弁で示した。
「上伊那の公立3病院である伊那市の伊那中央病院、駒ヶ根市の昭和伊南総合病院、辰野町の辰野総合病院の経営を統合してはどうか」とする原浩議員の質問に対し、上伊那広域連合長も務める小坂市長は、「それぞれの病院で“自分たちの病院は自分たちで再建する”という思いも強い。そういう状況で、こちら側から経営一本化の話は言い出しにくい」として、上伊那地区住民の声を聞きながら、検討していきたい竏窒ニの考えを示した。
また、現在それぞれの病院が公立病院改革プランを作成していることから、その状況も見たい竏窒ニしている。 -
国際協力田の援助米 マリ共和国へ発送
JA上伊那などは8日、飢餓で苦しむアフリカのマリ共和国へ援助米約1トンを発送した。
この日は、JA上伊那の関係者など、およそ15人が出席し、伊那市の美篶上原倉庫で出発式とトラックへの積み込み作業を行った。
JA上伊那では、10年前から休耕田を活用し、飢餓に苦しむ国に米を送る「国際協力田運動」に参加している。
今回マリ共和国へ送られる米は、労働組合や若手農業者でつくるグループなどが作ったコシヒカリおよそ780キロ。
また、この他に南箕輪村の南箕輪中学校の生徒が落ち穂拾いで集めた米、およそ210キロも一緒に送られる。
式の中で、JA上伊那労働組合の村上弘明委員長は「飢餓に苦しむ子どもたちに役立てもらい、今後も協力していきたい」とあいさつした。
米は長野市の倉庫に集められ、来年1月下旬に県内各地から集まった援助米や衣類、靴などと一緒に、アフリカのマリ共和国へ向け発送されるという。 -
南アルプスジオパーク(中央構造線エリア)
日本ジオパークに認定地質遺産を見どころとする中央構造線エリアの南アルプスジオパークが、日本ジオパークに認定された。
日本初の認定で、8日に開かれた日本ジオパーク委員会で、国内7地域のうちの一つとして認定された。
ジオパークは、地質遺産が見どころの自然の中の公園で、新たな観光資源として地域の振興や活性化を図るもの。
世界各国で推進されていて、日本では日本ジオパーク委員会が国内版の認定をしている。
今回認定された南アルプスジオパークは、南アルプスに関係する長野、山梨、静岡の3県の10市町村で構成する南アルプス世界自然遺産登録推進協議会が申請していた。
中央構造線エリアの関係区域は伊那市、飯田市、富士見町、大鹿村。
地質現象を観察できるジオサイトは、中央構造線、戸台層、南アルプス横断ルートのうち長野県側の南アルプス林道、鳥倉林道から塩見岳、遠山大地変と埋没林、秋葉街道と法華道。
プレート沈み込み帯の過去から現在までのさまざまな地質現象が特長という。
協議会では今後、南アルプスジオパークとして山梨県、静岡県のジオサイトと合わせてエリアの拡大に向けた取り組みを進めたい竏窒ニしている。 -
新酒「やまむろ」発表
地元高遠の酒米を使った「純米酒やまむろ」の新酒が9日、発表された。
この純米酒やまむろは酒米栽培・醸造・販売すべて地元でこなし、特産品ブランドとして4年前から販売を行っている。地元で取れた酒米「ひとごこち」が100%使用されている。
この日は、商品開発を行っている高遠うまい酒研究会や酒米を栽培している農事組合法人山室のメンバーなど11人が、新酒の出来と順調な販売が出来るよう鉾持神社中段にある松尾社で祈願した。
この後、醸造した仙醸で今朝絞られた新酒を味わった。
これまで直まきで酒米を栽培していたが、今年から田植えに切り替えたところ収穫の量も多く品質も良くなったという。
やまむろは、720ミリリットル入りで価格は1200円。限定600本で12日金曜日から高遠町の酒屋で販売される。 -
かんてんぱぱ絵画コンクール
最高賞に伊那小2年塩谷遼平君の「きゅうりの丸かじり」伊那市の伊那食品工業が行った小学生対象の絵画コンクールの審査結果が発表された。
最高賞となる「かんてんぱぱ賞」には、伊那小学校2年の塩谷遼平君の「きゅうりの丸かじり」が選ばれた。
伊那市長賞には、西春近北小学校5年の今井智也君の「五平もち、こげる前にひっくり返せ」が選ばれた。
伊那市教育長賞には、西春近北小学校1年の塚越徹君の「大きなかおのうし」が選ばれました。
コンクールの表彰式は、来年1月17日に行われる予定。 -
年末に向けてそば打ち講座
伊那市の富県公民館の一般対象講座「のどか学級」が9日、そば打ちを体験した。
年末に向けてそば打ちを体験してもらおうと開かれたもので、20人ほどが参加した。
講師は、地元富県のそば打ち名人埋橋一さんが務めた。
この日は、埋橋さんが育てたそばを使い、二八蕎麦を打った。
グループごとに粉と水を混ぜ始めると、「ソバのいい匂いがする」と、あちこちから声があがった。
そばを伸す作業では、なかなか薄くならない班もあったが、交代で挑戦し、均等な厚さにしていた。
参加者は、「家で自分でできるか分からないが、先生の説明をしっかり聞いて覚えたい」と話していた。 -
石油製品価格動向調査
レギュラーガソリン16.9円値下がり県は、8日実施したレギュラーガソリンなどの石油製品価格動向調査の結果を9日に発表した。県平均では、レギュラーガソリンが1リットルあたり119.5円で前回11月10日の調査時より16.9円値下がりしている。
調査は月に1回、第2月曜日に県内78店舗を対象に行なわれている。
上伊那は、前回11月の調査時点で142.6円だったのが122.7円と19.9円値下がりしている。
全県平均は119.5円、昨日の調査時点で一番安い地域は上田、小県の115.6円。
レギュラーガソリンの価格は、8月の185.6円を記録して以来値下がりを続けていて、調査が開始された平成18年1月以降で最も安くなっている。 -
正月飾り作り忙しく
12月に入り、新しい年を迎える準備も少しづつ始まっている。
伊那市東春近の田中豊文さんは、手作りでしめ縄など正月飾りを作っている。
田中さんは、子どもの頃からものづくりを趣味としていて、わら細工や、木の実などを使った工芸作品などを作っている。
毎年、年末が近づくと、正月飾りだけを集中して作るようになり、今は一番忙しい時期だという。
作った飾りは、近所の人やお世話になった人に配るという。 -
忘年囲碁大会
日本棋院上伊那支部の今年最後をしめくくる「忘年囲碁大会」が7日、伊那市西春近のサンライフ伊那で開かれた。
日本棋院上伊那支部は毎週土曜日に教室を開き、囲碁の腕を磨いている。
大会は、会員同士の交流と、日頃磨いてきた腕前を披露する場として年に5回開かれている。
今年最後の大会となったこの日は、上伊那の会員を中心に32人が参加し、3段以上と2段以下のクラスごとにリーグ戦を行った。
参加した人達は、真剣な表情で相手の先をよみ、一手一手考えながら碁を打っていた。
会では、小中学生への囲碁の普及も進めていきたい考えで、「テレビゲームとは違い、生身の人間を相手にする事で、一対一で向き合い考える力を養って欲しい」と話していた。 -
泉沢常会のイルミネーション今年も
箕輪町木下の泉沢常会の住民有志が行うイルミネーションが今年も行われている。
7日は泉沢常会の住民が参加して点灯式が行われた。
泉沢常会では、毎年この時期にイルミネーションを行っていて、今年で4年目になる。
箕輪進修高校の通学路になっている事から学生達にも楽しんでもらおうと、最初は2、3軒で始まったが、年々参加する家庭が増えているという。
イルミネーションは、サンタクロースや雪だるまなど各家庭で工夫されている。
すべての家で点灯が終わった後、毎年恒例の親睦会が開かれ、住民達はイルミネーションを眺めながらトン汁などを味わった。
実行委員長の荻原省三さんは、「泉沢のイルミネーションは一軒一軒が主役。皆さんの協力で今年も素晴らしいものになった」と話していた。
泉沢常会のイルミネーションは、今月31日まで毎日点灯され、時間は午後5時半から9時まで。 -
冬支度 雪吊り、雪囲い作業始まる
伊那市高遠町の満光寺で8日、庭の植木を雪から守る雪吊りや雪囲いの作業が始まった。
雪吊りは、木々の枝が雪の重みで折れないよう、保護するもの。
この日は、伊那広域シルバー人材センター東部地区高遠班のメンバー5人が作業にあたっていた。
作業は、長さ8メートルから12メートルの支柱を松に固定し、上から放射状にワラの縄を張り巡らせ、枝を吊る。
作業にあたった人達は、脚立などを使い、縄を下し、枝に結びつけていた。
この日作業した松は、樹齢が約500年の黒松で、武田信玄の弟、武田信廉が信玄の遺言により、この寺に植えたといわれている。
この松を一目見ると、極楽へ往生できると言う噂が広がり、極楽の松と呼ばれている。
庭のツツジなどには、雪よけのワラの帽子がかぶせられ、ボタンには雪囲いがされていた。
作業は10日頃に終わる予定という。 -
ニホンジカ広域捕獲
ニホンジカによる農作物や高山植物の被害を防ごうと、県や上伊那の市町村などでつく協議会は6日、伊那市高遠町の入笠牧場でシカの捕獲をした。
自治体の枠を超え、上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が捕獲を行うのは今年で5年目となる。
この日は、上伊那猟友会のメンバーら約100人が参加し、オス1頭、メス36頭を捕獲した。
上伊那地方事務所によると、昨年度、管内の野生鳥獣による農林業被害額は約2億1000万円。
そのうち、ニホンジカによる被害は約1億円と半分近くを占めている。
捕獲したニホンジカは、南アルプスの野生鳥獣被害について研究をしている信州大学農学部の竹田謙一准教授らが、大きさや体重を測定した後、解体し、栄養状態や妊娠しているかなどを調べていた。
また肉や血液は、県や国の調査機関に送られ、ジビエに適しているか、人体に影響のあるウィルスを保有しているかなどについて検査するという。
協議会では、伊那市長谷や高遠、中川村であと3回、個体調整を行い、約200頭のニホンジカを捕獲する計画。 -
しめ縄づくり教室
12月に入り、年末年始を迎えるための準備が始まっている。
長谷公民館では6日、しめ縄作りの教室が開かれた。
このしめ縄教室は、長谷地区の青少年育成会が毎年この時期に開いているもので、初心者17人が参加した。
講師は、しめ縄名人の伊東耕平さん。
「手の平の上でわらをころがすように」と手取り足取り指導していた。
伊東さんは、「わらをなう経験をしておくことが大切。万が一の時、木のつるをロープ変わりにすることもできる」と話していた。 -
年賀状の参考に
郵便事業伊那支店が絵手紙教室年賀状づくりの参考にしてもらおうと、絵手紙教室が6日、伊那市の坂下公会堂で開かれた。
教室は、郵便事業株式会社伊那支店が、プリンターや市販の印刷された年賀状が増える中、オリジナルの年賀状を書いてもらおうと6年振りに開いた。
会場には、親子や友達づれなどおよそ10人が参加し、絵手紙に挑戦していた。
講師は、飯田市で絵手紙の教室を開いている秋山公子さんが務め、一人一人の作品を見てはアドバイスをしていた。
秋山さんは「絵画とは違うので、感じたように手を動かし、自由に書いてください」と呼びかけていた。
参加者らは、シクラメンや南天、ダルマなどを題材に、筆や割りばし、麺棒など様々な道具を使い、絵を描いていた。
市内から参加した田中春子さんは、「ほとんど挨拶文だけの年賀状だったが、今年は絵を添えてみたいです」と話していた。
年賀状の受け付けは今月15日から始まる。郵便事業株式会社では、年賀状の投函は25日までに済ませてほしい竏窒ニ呼びかけている。 -
年末特別警戒キャンペーン
南箕輪村防犯協会は6日、村内のスーパーなど2カ所で、年末特別警戒啓発キャンペーンを行った。
12月の年末特別警戒月間に合わせた活動で、街頭啓発は今年初めて取り組んだ。
参加したのは、村防犯協会と地区防犯部女性部のメンバー、警察署員など15人。
生産者直売所ファーマーズあじ縲怩ネの駐車場では、防犯のチラシと啓発グッズを買い物客に配り、振り込め詐欺や車上ねらいなどへの注意を呼び掛けていた。
村防犯協会では、「犯罪防止のため、この街頭啓発活動を定着させたい」と話していた。 -
子育て学級でクリスマス会
伊那市の富県公民館が主催する入園前の親子を対象とした子育て学級「トムキャロット」は3日、一足早いクリスマス会を開いた。
23組の親子が富県ふるさと館に集まり、工作やマジックショーを楽しんだ。
工作では、色紙を使ったクリスマスツリー作りに挑戦し、完成したツリーを本物のツリーに飾りつけた。
今回初めて企画したマジックショーでは、伊那市の伊藤光博さんが、親子の前でマジックを披露した。
親子は、次々に繰り出されるマジックに歓声をあげ、伊藤さんのショーを楽しんでいた。
また、最後にはサンタクロースが登場。子供たちはサンタクロースからプレゼントを受け取り、笑顔を見せていた。 -
保科正之ドラマ化署名30万人突破
高遠ゆかりの保科正之のNHK大河ドラマ化実現を目指して行なわれている署名が5日、30万人を突破した。
5日昼過ぎに駒ヶ根市の堀尾寛子さんが伊那市役所で署名をして30万人目となった。
30万人突破を記念して市役所では、記念のセレモニーが行なわれた。
29万9999人目は長谷の伊藤美恵子さん、30万1人目は西町の小林幸江さんだった。
3人には、大河ドラマをつくる会会長の小坂樫男伊那市長から保科正之についての本や、みはらしいちご園の入園権が贈られた。
保科正之大河ドラマ化に向けた署名活動は、旧高遠町時代の平成16年10月から100万人を目指してスタートし、4年2ヶ月で30万人を突破した。
これまでに全国組織が結成されるなど活動も広がりを見せている。大河ドラマをつくる会では、年明け早々にもNHKを訪れ、30万人突破を報告するとともに再度ドラマ化を要請したい竏窒ニしている。 -
感染症等防止研修会
高齢者などが利用する社会福祉施設での感染症などの防止方法を学ぶ研修会が5日、伊那市役所で開かれた。上伊那の社会福祉施設の職員など100人ほどが参加した。
これは、インフルエンザや食中毒などが流行る時期になり、抵抗力の弱い高齢者などがいる施設で蔓延しないようにと、上伊那地方事務所などが開いた。
冬場に多く発生している「ノロウィルス」は、昔はカキなどの2枚貝が感染の主な原因だったが、去年の状況などを見ると、調理や嘔吐物の処理をした人を介しての感染が多いという。
そのため、感染を防ぐには日頃からこまめに手を洗うことが重要だ竏窒ニ説明していた。
また、発生が心配されている新型インフルエンザについては、県が試算した患者数などの数字が示された。
それによると、もし新型インフルエンザが発生した場合、上伊那では医療機関を受診する患者は2万6千人ほどとされ、そのうち200人ほどが死に至る可能性があるとされている。
新型インフルエンザについては詳しく分かっていないが、予防方法については消毒やマスクなど普通のインフルエンザと同じ対応が有効ではないか竏窒ニされている。
説明した職員は、「新型インフルエンザは同時多発的に起こるだろう。外部からの応援が来ないものとして、各施設で対応策を話し合って欲しい」と呼びかけていた。 -
信州ボタニカルアート同好会展示
植物の花や葉などを緻密に描くボタニカルアートの作品展が、伊那市の伊那図書館で開かれている。
会場には、会員14人の作品40点ほどが並んでいる。
ボタニカルアートは、植物を題材に、正確に形や美しさを表現するもので、図鑑に使われるような絵。
辰野町の豊南短大の公開講座がきっかけで集まった信州ボタニカルアート同好会上伊那支部が作品展を開いた。
会員は、家事や仕事の合間に作品を作っていて、植物の質感など見たままを表現することを日々勉強している。
色づけは、水彩絵の具の中でも透明感があるものを使っていて、塗り重ねて下の色を透かせることで、色の深みを出している。
ある会員は、「絵を描いてみると、普段見ているようで、きちんと植物を見ていなかったと気付いた。新たな発見もあり楽しいです」と話していた。
この作品展は7日(日)まで。 -
明かり楽しむ陶灯展
趣味で陶芸に親しんでいる南箕輪村の男性2人が、大芝の湯で陶器のランプシェード作品展を開いている。
展示をしているのは、南原の飯島英之さんと大泉の清水信衛さん。2人は村の公民館講座で陶芸を学んだ仲間で、それぞれ自分の陶房を構えて作品づくりを楽しんでいる。
陶の灯り「陶灯展」は今年で6回目を迎えた。
作品はフクロウやトンボ、花火などさまざまな模様になるように穴を開けて焼き上げた陶器のランプシェードで、中に電球を入れて明かりをともしている。
今回は、およそ30点展示していて、「穴からもれる明かり、壁に映る光の模様など幻想的な光を楽しんでほしい」と話している。
作品展は28日まで。 -
伊那市保健委員会連合会が寄付
伊那市保健委員会連合会は4日、11万6千2百円を伊那市に寄付した。連合会の役員有志5人が市役所を訪れ、小坂樫男市長に寄付金を手渡した。
保健委員会では、今年10月に開かれた「い縲怩ネちゃん広場」のフリーマーケットに参加していて、雑貨や古着などを販売した。
今回はその売上を伊那市に寄付した。
清水嘉子会長は、「みんなの協力があってこれだけの金額になった。有効に使ってほしい」と話していた。 -
ごみ処理施設北新区地元懇談会
新しいごみ処理施設の建設候補地となった伊那市富県北新区で3日夜、地元住民と伊那市、上伊那広域連合の3者が懇談した。
懇談で小坂市長は改めて、今年度中に環境アセスメントに入りたい竏窒ニ話した。
懇談会には、およそ40人の地元住民が参加した。
施設の建設が周辺の環境にどのような影響があるのか調べる環境アセスメントについては、住民から「アセスが行なわれれば、そのまま施設建設が進むのではないか」との質問が出された。
これに対し広域連合は、「まず、アセスをすることに合意いただき、アセスは行う。その結果を区民のみなさんに了承してもらったうえで、建設に移るようにしたい」と話した。
また小坂市長に対して、「環境アセスメントに入る時期はいつを考えているのか」、「仮に建設用地が1区のみになった場合でも、桜井区、北新区、両方の合意を得るのか」という質問が出された。
これに対し小坂市長は、「現在の焼却施設が老朽化していることを考えても、できるだけ早く新しい施設が必要。しかし、今後の予定ではアセスに2年、施設の建設に5年と長い年月がかかる。アセスはできれば年度内にお願いしたい」と話した。
また地元合意については、「どこへ配置するかは今後の問題。現状では、候補地となっている桜井区、北新区、両方の合意をいただくことで進めている」と話した。
北新区では今後も行政側と懇談を重ね、北新区としての考えをまとめていきたい竏窒ニしている。 -
かまどで蒸した米でもちつき
伊那市の竜南保育園の園児は3日、かまどを使って米を蒸す昔ながらの方法で餅つきをした。
竜南保育園では、子供達に昔ながらの方法で米を蒸し餅つきを楽しんでもらおうと、保護者の協力を得て去年からかまどを使っている。
蒸し上がりが近づき、かまどから沢山の湯気が出ると園児達は「煙がもくもく出ている」「お米の匂いがする」などと話していた。
米が蒸し上がると、みんなで餅つきをした。
かまどは良く火が通るので、なめらかな餅ができるという。
間山静園長は「伝統も経験することが大事。大きくなった時に、楽しかった思い出として思い出してもらいたい」と話していた。
出来上がった餅は、あんこやきなこをまぶし、お昼の時間に味わった。