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開業26年の感謝を込めて 記念乗車券8日から4千枚限定発行
南アルプス林道を走る長谷村営バスの仙流荘営業所は、村が来年伊那市・高遠町と合併し、村営バスの名称が変更するため、「開業以来26年間の感謝を込めて」、仙流荘窶薄k沢峠間の記念乗車券を発行する。
中央アルプスを背景に、開業した80(昭和55)年当時の舗装されていない林道を25人乗りバスが運行している様子の写真を乗車券に添付し、裏面は南アルプスの山々を記載。8日の第1便から4千枚限定で発行する。
記念乗車券の発行は、開業から8年ほど鹿嶺高原から望む駒ケ岳の様子など数種類の写真を添付して発行して以来。「村営バスの名前も定着し、多くの人に愛され、無事故で運行することができた。感謝とともに、新たな気持ちで運行していきたい」と話す。 -
正月を飾る福寿草の鉢植え
飯島町の飯島町中央公民館は4日、24人が参加し、文化館創作室で山野草講座を開いた。伊那市のしなの蘭草園の五十嵐晃さんを講師に、正月を飾る福寿草(ふくじゅそう)の鉢植えと、大文字草(だいもんじそう)の石付けを作った=写真。
福寿草の鉢植えは、深鉢にゴロ土、配合用土を入れ、芽を上に、根を広げ、配合用土をかぶせた。
五十嵐さんは「12月に窓辺の温かい場所に置くと、正月に花を見ることができる。花後は3月ころ、地上に戻すといい。福寿草は乾燥に弱く、休眠期が長いため、通年の鉢栽培は難しい」と話した。
この後、植え穴の開いた軽石に、ピンクの大文字草とセキショウをバランスよく植え付け、山ゴケをはり、石付けを完成させた。
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年賀はがき搬入
06年のお年玉付き年賀はがきが5日、駒ケ根市の駒ケ根郵便局(矢島和一郎局長)に搬入された。トラックで到着したはがきはダンボール箱2358箱。待ち構えた局員らの手でコンテナから局内に次々に運び込まれた=写真。
同局に搬入された無地、インクジェット、絵入りなどの年賀はがきの枚数は市内と飯島町、中川村の特定局の分も含め131万6千枚。需要の減少に伴い、昨年より44万4千枚、率にして約25%少ないが、印刷業者向けの4面連刷を含めると昨年比238万8千枚増の943万2千枚。
発売は11月1日、差し出し受け付けは12月15日から。お年玉の賞品は1等がハワイ旅行、ノートパソコンなど5点、2等がデジタルカメラ、腕時計など5点、3等が地域の特産品、4等が切手シートとなっている。 -
保科正之「NHK大河ドラマ化」署名
1942年の高遠国民学校入学生らでつくる同窓会「ふるさと高遠会」は、保科正之公の「NHK大河ドラマ」実現に向けた署名活動に協力しよう窶狽ニ3日、伊東義人高遠町町長に150人分の署名を届けた。伊東町長は「夢の実現のため、さらに和を広げていってほしい」と感謝した。
ふるさと高遠会は、51年に高遠中学校を卒業した人が集まる。9月26日に高遠さくらホテルであった「古希(70歳)のお祝いの同総会」の参加通知に署名簿を添付し募った。
署名は3日現在、14万9千858人分集まっている。 -
手良中坪 自慢の芸熱演 区民集い交流
伊那市手良の中坪公民館でこのほど、演芸大会があった。地元住民約150人が集まり、次々と展開するダンス、詩吟、独唱、寸劇などを楽しんだ。
演芸大会は昭和30年代まで青年会が開いていたが、時代の流れと共に中止。昔のように皆で盛り上がりたい窶狽ニ、地域の有志でつくる実行委員会が5年前に復活させた。
園児によるかわいらしいダンスの「マツケンサンバ」、振り付けにこだわりを見せた「勘太郎月夜唄」など全17プログラム。知人や家族の晴れ舞台を撮影しようと、カメラを構える観客も多くにぎわった。
カラオケは、男女2人が・ス思い出の衣装・スにふんし「高校3年生」「学生時代」などを歌った。男性は金髪のかつら、口にはタバコをくわえて登場。司会者の「昔は不良だったそうです」との紹介に笑いが起きた。
また、この日は公民館に隣接している中坪神社で、のぼりを立てて例大祭があった。のぼりの竿(さお)2本の腐食が進み、有志からの寄附でヒノキの竿に50年ぶりに更新した。 -
富田神社で例大祭
箕輪町富田の富田神社例大祭がこのほど、境内などであった。区民らが、富田経営者の会(白鳥和夫会長)によるそば、きのこ汁の出店、パソコンゲームコーナーなどの多彩な催しを楽しんだ。
経営者友の会は、地域活性化事業の一環として、区民の親ぼくや子供たちの良き思い出作りを目的に自主参加。4年目の今年は、カラオケ大会などの新企画を盛り込み、魅力ある祭りづくりを目指した。
生花や、玩具を販売する出店、テニスボールを的に当てるゲームコーナーなどを設置したり、踊りをたしなんでいる会員が扇子や鈴を手に踊る「奉納の舞」を披露した。
また、同地区の小学生でつくる「子供みこし」は2基が出動。区内を練り歩き、にぎわいを見せた。 -
循環バスに新車両
長谷村は従来のJR定期路線バスを村営化し、本年度、本格運行を始めた循環バスの車両を2台導入し、5日、納車式をした。
車両は紫色に村のイメージキャラクターの孝ちゃんがデザインされている。交通バリアフリー法に適合し、要車いす者も乗降車が可能。乗車席は13座席、乗車人数は37人。購入費は約2800万円。
JRバス関東に委託し、平日は1日10便、うち2便は非持山経由で運行する。ダイヤは高遠駅から伊那市内へ向う便に接続するよう組まれている。
従来は過疎地域で利用が少ないことから、民間バスは便数、ダイヤを改廃せざるを得ず、その状況がバス利用離れにつながっていた。村は高遠町高遠駅から伊那里までの既存路線を杉島まで延長し、利用者の実態とニーズを把握するため、昨年10月から今年3月末まで試験運行をした。
式で宮下村長は「高齢化が進み足の不便さあり、高校への通学や南アルプスへの交通の便など総合的に足の確保ができた。事故のない安全な運行をしていきたい」と述べた。 -
南ア玄関口にふさわしく
長谷村が、非持にある道の駅「南アルプスむら」を増改築して計画する地場産業振興施設と、道の駅と国道152号を挟んで反対側に、まちづくり交付金事業で建設する村営住宅の安全祈願祭が3日あり、宮下村長をはじめ、村議員、請負業者ら20人余が出席した。
地場産業振興施設は、食事ができるよう40席ほどの食の提供コーナー、市野瀬にある農産物加工施設のみそ、漬け物などの食品を売る地場産品販売コーナー、24時間制のトイレを設ける。総事業費約8千万円。
村営住宅は既存の村営住宅2棟に隣接して、木造2階建ての世帯向け5棟10世帯分と、平屋建ての単身向け1棟2世帯分を建設し、若者の定住促進を図る。外観は「自然に溶け込む色」(村建設課)にする。06年1月末の完成、同3月ごろからの入居を目指す。
総事業費は約1億4千万円。
宮下村長はあいさつで「大きな望みをかけて取り組む事業。南アルプスの玄関口としてふさわしい建物になれば」と述べた。 -
大きなアケビ一房に6個
伊那保育園園長の中山昌明さんが南箕輪村南原の畑で栽培しているミツバアケビが鮮やかな濃紫色の立派な実をつけた。長さ15センチ、周囲(太さ)6・5センチ、重さ250グラムほどの実が一房に6個実り、「非常に珍しい」という。
ミツバアケビは落葉性のツル植物で、多数の雄花、基部に数個の雌花がつく。中山さんによると、雌しべが3窶・本で果実も最大6個つくが、栄養分を奪い合うため、通常は同じ大きさで良い状態の果実が実るのは2、3個。6個は非常に珍しく、「運がよかったのだろう。ギネスブックに載るんじゃないかってくらい見たことがない」と興奮気味に話す中山さん。
信州大学農学部の教授だった約10年前、学生と横山に行った際に採ったアケビの種をまいた。せん定して日当たりの良い状態にし、実がなる時期や味などから育ちが良いものと悪いものを識別し良好なツルだけを育ててきた。
中山さんは「肉厚で、果肉も甘い。昔は良く食べたもの。皮も調理次第で食べることができる。食文化の時代、家庭などでアケビを調理に活用してくれればおいしさが伝わる」と話していた。 -
39人熱い対局
日本棋院上伊那支部(神田福治支部長、88人)は2日、秋季囲碁大会を伊那市西春近のサンライフ伊那で開いた。小学1年生から80代までの愛好者39人が腕を競った。
対局は3段以上のA級(23人)と、2段以下のB級(16人)のクラス別による戦い。碁盤をじっとにらみつけ、「まいったな」と相手の戦術に頭を抱える姿もあれば、小学生も大人に交じって対等に戦う対局もあった。 -
箕輪陶芸研究会第13回陶芸展
箕輪陶芸研究会(28人、木下三喜男会長)の第13回陶芸展は1、2日、箕輪町の松島コミュニティセンターであった。会員の作品約100点が並び、来場者は1点1点足を止め、じっくりと鑑賞していた。
1人3点を出品。つぼ、花器、皿、茶わん、鉢、ランプなど部屋に飾るものから実用品まで秀作、力作が並んだ。
会員は個々に作品づくりに励み、月2、3回、釜焼きのときに顔を合わせて研究し合う。研修旅行で県内はもとより国内各地の陶芸の町や窯元も訪ねて学ぶ。会員の3分の1は陶芸歴3年くらいだが、「経験の長い人とほとんど肩を並べるくらいにレベルアップし、全体に技術が上がっている」という。
昨年同様、会員作品のチャリティー販売もあった。昨年は収益金を伊那市富県のたかずやの里と箕輪町社会福祉協議会に寄付した。今年も社会福祉のため福祉施設などに送る予定。 -
箕輪町消費者の会学習会で鍋帽子作り
箕輪町消費者の会(58人、唐沢順子会長)は29日、箕輪中部小学校の家庭科室での学習会で、家庭に眠っている布を利用して省エネに役立つ保温力抜群の鍋帽子づくりをした。
会員だけでなく一般も対象にした年1回の学習会で、25人が参加した。
鍋帽子は、鍋で煮物などをして味をしみ込ませたいときや、遅く帰ってきた人に温かい料理をすぐに出したいときなどに、ガスで温め直さなくても鍋帽子をかぶせておくと熱々の状態で食べられるというもの。「家庭にある布をリサイクルし、ガスを使う時間を減らすことで省エネにもなる」と紹介した。
事前に1度講習した役員が、学習会で講師役になって参加者に教えた。ウールや木綿の布を使い、鍋をのせる丸い鍋座布団を作り、続いて鍋にかぶせる帽子をドーム型に縫った表布と裏布の間にポリエステル綿を縫い込んで作った。
一般の参加者は、「自分ではなかなかできない。ちょうどいい機会で作ることができてよかった。さっそく家で使う」と話した。 -
みのわ祭り実行委員会反省会
箕輪町発足50周年記念2005みのわ祭りの実行委員会反省会がこのほど、松島コミュニティセンターであり、各部会や区の反省事項を報告した。
50周年記念イベントの「東京よさこい」は▽盛りあがってよかった。町でも「よさこい」をやってはどうか▽全町民からすると少数しか見ていない。町民が楽しむ町民の祭りなので今後は必要ないのでは-、「手筒花火」は▽みのわ手筒会と庄内地区む筒会の共演で迫力があり、花火の構成にも工夫があり盛りあがった-などの意見があった。
今年作成した新しい振付の「ワクワクダンシングII」については、「多くの参加者が踊ってくれて、参加団体も増え、効果があったのでは」との意見だった。
区からは、▽自分たちが参加して盛り上げる祭りなので招致イベントはいらない▽みこしは電飾をほどこしてあるので暗くなってから、バイパスイベントの最後を飾るのがよいのでは▽行政主導ではなく民間主導の祭りを考えてはどうか-などの意見が多かった。 -
高遠郵便局「振り込み詐欺」未然に防ぎ感謝状
「振り込め詐欺」を未然に防いだ高遠郵便局(高遠町西高遠)に対し、伊那警察署は3日、感謝状を授与した。同署を訪れた小林研二局長は「被害も高額になり、関係部署の中でも問題になっている。お年寄りには特に声かけなど、注意を呼びかけていきたい」と話した。
9月9日午後2時05分ころ、72歳の女性が窓口を訪れ、約50万円の定期預金を解約。女性がすぐに立ち去ろうとせず、落ち着きのない様子を見せていたので男性局員が不審に思い、事情を聞いたところ「東京の弁護士と名乗る男から電話があり、孫が酒を飲んだ際に女性に手を出し妊娠させた。350万円を振り込めば示談になる」とのことだった。
局員の説得により女性が孫に連絡をとり確認した結果、詐欺と判明し被害を未然に防いだ。
伊那署では4月以降、金融機関に対し「振りこめ詐欺」防止の感謝状を贈呈したのは6回目。
1月から6月までの管内の振り込め詐欺の発生状況は23件で昨年同期と比べ14件増、被害総額は約4600万円で3480万円増加した。振り込め詐欺のうちでも「融資保証金詐欺」が最も多い16件(前年同期比12件増)だった。 -
伊那ビジネス専門学校 IT実務科に20人が入校
伊那市狐島の伊那ビジネス専門学校(三沢清美校長)で3日、IT実務科の入校式があった。伊那市、駒ヶ根市などから20人が入校。3カ月間の期間中、ビジネスマナーを中心に、実務に必要なパソコンの基礎などを学ぶ。
IT実務科は厚生労働省が進める「民間活用委託訓練」の一環として、県伊那技術専門校と伊那公共職業安定所が同専門学校に委託して開設。IT実務にかかわる知識を学び、就職に優利な資格の獲得を目指す。
入校式で三沢校長は「ここでの3カ月間は、これからの何十年を支える大切な学習期間なので、努力してほしい。友人、家庭、先生の支えを得て、休みなく講義に出席することが学習のコツ」と励ました。 -
「まほらいな市民大学」第8期生入学式
伊那市の「まほらいな市民大学」第8期生の入学式が4日、市駅前ビル・いなっせであった。今年度は前年度より9人多い73人が入学。これから始まる学校生活に期待と不安を胸に、2年間の学習に励むことを誓った。
小坂樫男市長は「人と自然に優しい活力ある町づくりの先導者として期待したい。出会いを大切に、お互いに健康に気をつけ、学習に努力してほしい」と式辞を述べた。
学生会副会長の唐木利章さんが「友との出会いに感謝し、学生としての誇りと責任を持って、有意義な学生生活になるように」と歓迎のあいさつ。入学生代表で中川泰さん(61)=富県北福地=は「人の和、心の和を広げ、友情を深めて学習にはげむことを誓う」と意欲を見せた。
つれづれ遊学舎主宰の武田徹さんの講演「ゆったり人生・いきいき未来」も聞いた。
現在の学生数は137人。今期は高遠町、長谷村の歴史、文化を学ぶほか、伊那市寺社めぐり、修学旅行、学生交流会を予定する。 -
上伊那医療生協「まつり」
上伊那医療生活協同組合は2日、健康増進と交流を目的としたイベント「5000人健康まつり」を箕輪町町民体育館で開いた。漫才師「正司敏江・玲児」の漫才ショーや、伊那市富県を拠点に全国で活動する歌舞劇団「田楽座」の公演、おでん、五平もちなどの出店も出て大勢にぎわった。
今年は、来年4月オープンを目指し建設が同町で進んでいる「上伊那生協病院」の建設記念と合わせて盛大に開催。屋外には50店余の屋台が並び、豚汁の無料サービスのほか、健康チェック、体力測定コーナーなどを設けた。
ステージプログラムは、歌手のきたがわてつさんが「平和コンサート」と題してギターで弾き語り、観客を魅了した。 -
伊那郵便局に年賀はがき到着
11月1日、全国一斉に販売する06年用お年玉付年賀はがきが4日、伊那市坂下区の伊那郵便局(藤原良明局長)に到着した。昨年は購入者の要望から多めの在庫を確保したが、今年は例年の販売実績をもとに、51万2千枚少ない256万8千枚とした。
内訳は、無地が57万6千枚、インクジェット用158万4千枚、絵入り(信越版)9万6千枚、4面連刷7万8千部の31万2千枚。絵入りは山と黄色い花を描いた「春の訪れ」と題した作品を印刷している。
到着した年賀はがきのうち59万4千枚は伊那局販売分。残りは市内や南箕輪村、高遠町、長谷村、宮田村など近隣郵便局18局に搬送した。
販売は11月1日(4面連刷は10月18日)から来年1月10日まで。 -
柴・紀州・四国…自慢の日本犬170匹集う
日本犬保存会長野支部は2日、05年度秋季展覧会を伊那市横山の鳩吹公園で開いた。県内をはじめ、千葉県、群馬県、京都府など全国各地から柴犬や紀州犬、四国犬約170匹が集まり、愛犬家が自慢の犬を披露した。
展覧会では、小型犬と中型犬別に、雄雌、年齢別に日本犬標準に沿って品評。毛並みや歯並び、顔立ちのほか、歩く姿勢などを審査員が入念にチェックし、順位を決めた。
格好よく前を向いて立つ犬のなかには、落ち着きのないようすの犬もいて、幾度となく指示を出す飼い主の姿もあった。上位に食い込んだ飼い主の一人は「自分の子どものようにかわいい」と愛犬の全身をなでていた。
南沢文晃実行委員長は「飼い主の飼育が行き届いているせいか、鍛錬され、評価が高い犬が多かった」と講評した。
展覧会は年2回、会場は県内4地区で持ち回りで開いている。 -
ダリア色濃く鮮やかに
中川村葛島の農産物直売所「かたつむり」の2アール余のダリア花壇は見ごろを迎え、来店者の目を楽しませている=写真。
赤、白、黄色、ピンク、オレンジの5種類600株のわい化ダリア。
春、挿し芽で増やし植え付けた。夏の間、ポツン、ポツンと咲いていたが、涼風が立ったとたん、花数が増え、花色も冴えてきた。 -
箕輪町で独り暮らしの方のためのお手軽クッキング
箕輪町と町社会福祉協議会は29日、「独り暮らしの方のためのお手軽クッキング」を保健センターで開いた。参加者25人は和気あいあいと手際良く調理し、会話も楽しみながら昼食を共にした。
メニューは、れんこんだんご、3色ナムル、キノコのミルクスープ、ひじきごはんの4品。レンコンをたたいてつぶしたり、シメジやシイタケをいためたり、グループに分かれ協力しあって調理した。
参加した女性は、「独りだから料理を失敗しても怒る人もいないけど、上手くできてもほめてくれる人もいない。皆でやると楽しい」と話していた。
町食生活改善推進協議会による食についての話では、健康を維持して長生きするための献立を考え、▽加糖はすぐ脂肪に変わるため果物は控える▽たんぱく質(肉と魚)を献立に入れる▽便通を良くするため野菜を摂る-などとアドバイスした。
食事後は、ボランティアと一緒にレクリエーションもあり、皆で楽しく交流した。 -
シルク作品展
「21世紀の地域における繭と絹のもの造りにむけて」をテーマにした「シルクサミット2005in駒ケ根」が6・7日に開催されるのに合わせ、駒ケ根市東伊那のシルクミュージアムで第10回特別展「シルク発表作品展」が11月20日まで開かれている。シルクを使った屏風、壁掛け、和服、ドレスなど、絹の美しさを見事に生かした約90点の作品が展示され、訪れた人たちのため息を誘っている=写真。
駒ケ根市の赤穂南小学校4年生児童らによる作品は、絹の柔らかでつやのある風合いを生かしながら、貝殻や松かさ、木の枝などの小物を効果的に使って森や海などのイメージを思い思いに表現している。
水曜日休館。午前9時窶伯゚後5時。入場料は一般(高校生以上)300円、小中学生100円。問い合わせは同ミュージアム(TEL82・8381)へ。 -
毒キノコに注意
キノコによる中毒を防止しようと伊那食品衛生協会と伊那保健所は1・2日、駒ケ根市のAコープ駒ケ根店で「キノコ中毒防止展」を開いた。毒、食用など約100種類のキノコを展示し、併せてキノコの鑑別も行った=写真。伊那保健所食品衛生課の黒岩和雄さんはチラシ『キノコ中毒にご注意を!』を来場者らに配布して「基本は、知らないキノコは採らない、食べない窶狽ナすよ」と注意を呼び掛けていた。
キノコ衛生指導員らは「毒キノコのうち、食べると嘔吐や下痢、腹痛などの症状が出るツキヨタケはヒラタケやシイタケと外観が似ていることから間違えやすい。特に注意を」などと説明しながら、来場者が持ち込んだキノコを次々と鑑別していた。
04・05年度、伊那保健所管内でのキノコ中毒の報告はないが、県内各地ではツキヨタケやテングタケなどを食べた約20人が中毒を起こしている。 -
幼稚園・保育園運動会
駒ケ根市内の7つの幼稚園・保育園で1・2日、親子運動会がそれぞれ開かれた。かけっこやダンスなどさまざまなプログラムに出場した園児らは元気よく伸び伸びと走ったり踊ったりして練習の成果を披露し、応援に詰め掛けた保護者らは愛くるしい子どもの姿をビデオに収めようとカメラのレンズを向けながら成長ぶりに目を細めて見詰めていた。
北割2区のすずらん保育園(高見洋子園長)は開園50周年記念とあって例年以上に華やかな運動会となった。『人生山あり谷あり』は年長園児らによる障害物競走。スタートした園児らはトラックの途中に設けられた(1)縄跳び10回(2)ひも付きポックリ(3)鉄棒前回り(4)ボール投げ(5)肥料袋に入って両足ジャンプ窶狽フ関門に苦労しながら懸命にゴールを目指した=写真。園児らの真剣な表情に見詰める保護者からは「頑張れ」「もう少しだ」などと大きな声援が飛んでいた。 -
本郷神社例祭
豪快な大三国が人気の飯島町本郷の本郷神社例祭は1日夜、本郷第4耕地年番で壮大に繰り広げられた。昼間はしし練りを披露し、夜は打ち上げ花火と大三国の打ち上げ。境内を埋め尽くした見物客は、夜空を焦がす光と音、火の粉の舞に熱狂した。
午後9時、約30人余の厄年の男女がそろいのはっぴ姿で、玉箱を担いで境内に繰り出し、ほどなく、全ての灯りが消され、やみと緊張に包まれた境内で、突然、数百本の爆竹を
一度に鳴らしたような爆発音とともに、綱火が走り、「厄払」の焼き文字が浮き上がり、そして消え、境内を揺るがすごう音が響き渡り、小三国の点火、間を置いて、ナイヤガラ、大三国に点火。噴き出す火の粉で「春夏秋冬」を描いた。
情け容赦なく降り注ぐ火の粉を浴びながら、競い隊は玉箱をたたき、おんべを振って「わっしょい、わっしょい」と気勢を挙げ、年番耕地の心意気を見せつけた。 -
八幡神社例祭
中川村大草の八幡神社の例祭は1日宵祭り、2日、本祭りでにぎやかに繰り広げられた。
幟(のぼり)が立ち、杉の神木にしめ縄が飾られた八幡神社境内で、下平芸能保存会(小島治雄会長)によるしし舞の奉納で開祭。
大草城址の前宮に集合した各地区の大人みこし、子どもみこし合わせて10基は、地区内を練り歩いて、神社に到着。境内の南北に張り巡らされたナイヤガラ、し掛け花火に点火し、祭りはクライマックスに。最後は打ち上げ花火が夜空を彩った。 -
箕輪町発足50周年記念事業 NHK番組公開録画楽しく
箕輪町発足50周年記念の一環事業として、NHKテレビの番組「福祉ネットワーク・公開すこやか長寿」の公開録画が2日、町文化センターであった(町、NHK長野放送局など主催)。町内を中心に約400人が観覧した。箕輪町でのNHK公開録画は20年前の「のど自慢」以来2回目。
「福祉ネットワーク・公開すこやか長寿」は月に1度、全国各地の高齢者や、その家族を対象に、健康方法などを紹介する番組。今回は日本健康太極拳協会監事の楊慧(ようけい)さんが太極拳の基本や魅力などを紹介した。また、タレントのヨネスケさんの「健康長寿は食卓と笑いから」と題した講演会もあった。
楊慧さんは、太極拳のコツを説明し、壇上にいるヨネスケさんや町長寿クラブのメンバー6人、観覧者と一緒に数種類の・ス型・スを実践=写真。ヨネスケさんは「皆でやっているときれいなものですね。一種の催眠状態みたい」などと冗談を言っては会場を盛り上げた。
公開録画の放送予定はNHK教育テレビ(全国放送)で11月24日午後8時窶・時29分、再放送は12月1日午後1時20分窶・時49分。 -
にぎやかに「イーナちゃん広場」
生活・環境・健康・下水道について考える「イーナちゃん広場」が2日、県伊那勤労者福祉センター体育館・市民体育館であった。
「みんなの生活展」「健康まつり」「下水道展」をまとめたイベントで、5回目。放射能技師会、市連合衛生自治会、浄化槽維持管理組合、各地区の保健委員会など計約60団体が参加し、展示・実演を繰り広げた。
市民体育館の運動プログラム体験ステージは、市総合型地域スポーツクラブ「い縲怩ネ・西まるクラブ」の手話ダンスや伊那東小学校の「親子体操教室」のソーラン節など次々と展開。身体機能改善トレーナー・山岸洋子さんは「頑張っている人の頑張らない体操」と題し、人が立って歩くために必要な骨「仙骨」を意識したウォーキング方法を指導するなど盛況だった。
伊那市消費者の会は古着をリフォームして作った手持ちバック、帽子、ティッシュボックスカバーなどを展示。買い物袋の「マイバック」は、従来の作品を使いやすいよう、底の部分を広く改良して紹介した。
下水道のコーナーには県内の下水道用マンホールの蓋(ふた)、水洗トイレや災害用トイレの展示のほか、金魚すくいなどもあった。 -
高遠町民ソフトボール大会7チームで熱戦
高遠町民ソフトボール大会が2日、町総合グラウンドであった。各地区で編成したり、高校の同窓生でつくった7チームが出場。トーナメントで、優勝を目指して熱戦を繰り広げた。町公民館の主催。
秋晴れの穏やかな天候の下、選手たちは一投一打に懸命にプレーした。なかには女性がマウンドにあがる姿も。左腕から緩急をつけて打者をほんろうする好投をみせていた。
熱戦を展開する戦いに、訪れた家族らからも声援が飛び交っていた。 -
パターゴルフで親ぼく
高遠町長藤の高遠グリーンパークで2日、「第3回グリーンパークオープンパターゴルフ大会」(町振興公社主催)があった。町やパターゴルフ場のPRを兼ね、町内外の親ぼくを図る。町内をはじめ伊那や茅野から35人が参加し、秋空にさわやかな風がそよぐ絶好のコンディションの下でプレーを楽しんだ。
参加者たちは、「ナイス、ナイス」と互いのプレーをたたえたり、「強く打ちすぎたかな」と悔しがったりと、一喜一憂しながら18ホールを回った。