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伊那市長寿者訪問始まる
今年度伊那市内で100歳となる高齢者を祝う長寿者訪問が10日から始まりました。
10日は、白鳥孝市長が伊那市西春近の酒井かをるさん宅を訪れました。
酒井さんは大正11年3月25日生まれの99歳で来年100歳を迎えます。
祝い金や肖像画が酒井さんに贈られました。
酒井さんは、40年ほど前に夫を亡くし現在は、夫の弟家族と暮らしています。
耳が遠いということですが、毎朝6時に起きて新聞を読んだり、庭の草取りをするのが日課だということです。
酒井さんは、好き嫌いなく食べ体を動かす事が健康の秘訣だと話していました。
白鳥市長は、「ずっとお元気でいてください」と話していました。
伊那市で今年度中に100歳以上になるのは、男性8人女性44人の合わせて52人です。
最高齢は、男性女性ともに105歳となっています。
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長谷小学校の児童 夏野菜の収穫体験
伊那市長谷の長谷小学校の児童は、農薬や化学肥料を使わない畑づくりを行っている「長谷さんさん農学校」の畑で夏野菜の収穫体験を19日行いました。
19日は長谷小学校の1年生と6年生17人や保護者などがナスやピーマンなど5種類の夏野菜を収穫しました。
この畑は、長谷公民館の近くにある農薬や化学肥料を使用していない畑です。
南アルプス山麓地域振興プロジェクト推進協議会が「農ある暮らし」に関心のある人が体験的に学ぶ場として活用しています。
収穫体験では、広さ12アールの畑に植えられている夏野菜をハサミで切って採り、かごの中に入れていました。
採った野菜は長谷学校給食共同調理場に運んでいました。
野菜は20日の学校給食で夏野菜カレーとして提供されるということです。
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高遠町の陶芸家 林秋実さん作陶展
伊那市高遠町の陶芸家、林秋実さんによる作陶展が9日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
作陶展は、主役は料理、器は脇役をテーマに開かれていて普段使いのコーヒーカップや皿など約200点が並んでいます。
薪ストーブから出た灰6割に対し、わらの灰4割を混ぜた釉薬を塗ることで艶のある白い陶器になるということです。
林さんは三重県生まれで益子焼を学び2006年に高遠町に移住してきました。
陶器作りでは使い心地の良い、器となるよう心掛けているということです。
作陶展は15日まで開かれていて展示品の販売も行われています。
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中尾歌舞伎が2年ぶり公演
伊那市無形民俗文化財の中尾歌舞伎の今年度の公演が11月と12月に初めてのダブルキャストで行われます。
本番を前に、中尾歌舞伎保存会の稽古が8日から始まりました。
伊那市長谷中尾にある中尾座に出演者が集まりました。
稽古初日の8日は台本の読み合わせをしました。
今回の演目は「神霊矢口渡 頓兵衛住家の段」です。
去年は新型コロナの影響で公演が全て中止となり、2年ぶりとなります。
コロナ対策として、無観客公演でキャストを2班に分けて1日ずつ出演するダブルキャストとなります。
また、役者同士が対面でセリフを言わないことやマイクで声を拾い、大声を減らすなどの対策を行うということです。
物語の時代は、鎌倉幕府滅亡後です。
足利家と新田家が権力争いをしていました。
渡し守の頓兵衛の家に新田義峰と恋人のうてなが、追っ手から逃れるため訪ねてきました。
頓兵衛の娘のお舟は義峰に一目惚れをしてしまいます。
足利の味方をしていた頓兵衛は、金目当てに義峰を狙いますが、お舟が身代わりとなり、刀で切られてしまいます。
最後の力を振り絞ってお舟が太鼓を叩き、二人を逃がすという悲恋の物語です。
稽古は毎週1回行い、来月からは立ち稽古が始まるということです。
中尾歌舞伎の今年度の公演は11月3日と12月4日に中尾座で行われます。 -
新型コロナ 県内新たに37人感染確認 上伊那はなし
長野県内で8日、新たに37人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久・諏訪保健所管内でそれぞれ5人、大町保健所管内で4人、長野保健所管内で3人、飯田・木曽・松本保健所管内でそれぞれ2人、上田・北信保健所管内でそれぞれ1人、長野市で7人、松本市で5人の、合わせて37人です。
8日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,250人で、入院は144人、死亡は94人です。 -
JR飯田線スタンプラリー開催
JR飯田線めぐりスタンプラリーが9月1日から箕輪町の伊那松島駅から下伊那郡天龍村の平岡駅の間で開催されています。
該当する駅にはスタンプ台と専用の記念パスポートも置かれていて、そこにスタンプを押して集めていきます。
このスタンプラリーは、飯田線の利用促進と沿線地域の活性化を目的に、上下伊那の自治体や経済団体などでつくるJR飯田線活性化期成同盟会が開催しています。
県地域発元気づくり支援金活用事業で、伊那松島駅から平岡駅間の10駅にスタンプ台を設置しています。
スタンプの数に応じて新幹線乗務員用腕時計などのプレゼントが当たる抽選も企画されています。
JR飯田線めぐりスタンプラリーは、2022年1月31日まで開催されるということです。
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玉友水墨画会作品展
箕輪町を拠点に活動する「玉友水墨画会」の作品展が、箕輪町文化センター展示ホールで開かれています。
町文化センターの展示ホールには、会員7人の作品34点が展示されています。
玉友水墨画会は、20年ほど前に長野県シニア大学の卒業生が結成しました。
3年前に伊那市から箕輪町に拠点を移し、今回初めて町内での作品展を開きました。
作品は、風景や花を題材に、墨をぼかすことで濃淡を表現しています。
このほかに掛け軸などもあり、このような細かい作品は筆の先を使って描いていきます。
玉友水墨画会代表の武居京子さんは「墨だけで表現する作品の表情を感じ取ってほしい」と話していました。
作品展は9月15日(水)まで箕輪町文化センターで開かれています。
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親子で防災について考える
伊那青年会議所は、家族で防災について学習するイベント「防災体験セミナー」を南箕輪村の大芝高原屋内運動場で来月16日に行います。
2日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれイベントの概要を説明しました。
イベントは、自然災害が多発する中、親子で災害に対する意識を高めてもらおうと開かれるものです。
避難所の設営体験の他、
防災グッズや保存食を配り参加者が必要な防災用品について考えます。
また、伊那市消防団長による講和や1961年に伊那谷を襲った豪雨災害「三六災害」の体験者の証言をまとめた動画の視聴なども計画しています。
新型コロナの感染状況によりオンライン開催の場合もあるということです。
対象者は、伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村在住の先着20組の家族で、参加費は1家族1000円で、申し込み締め切りは来月3日までとなっています。
申し込みは、伊那青年会議所、電話78-2328で受け付けています。
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水力発電所に自転車の充電設備を
伊那市は、長野県企業局と協力し、市内の水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を設置し、自転車を使った観光や健康推進の取り組みを進めていく計画です。
これは7日市議会一般質問で白鳥孝市長が議員の質問に答えたものです。
市は、長野県企業局と協力し、水力発電所の活用について検討を進めています。
その一つとして、水力発電所に電動アシスト付き自転車の充電設備を整備する方針です。
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割烹だるま 新商品「福みるく」販売
伊那市荒井の割烹だるまは駒ヶ根市のすずらんハウスとコラボした新商品のミルクジャム「福みるく」を販売します。
新商品のミルクジャム「福みるく」です。
「福みるく」は税別1個650円です。
割烹だるまで70年ほど前から製造されている「お多福豆」と駒ヶ根市のすずらんハウスで販売されている「ミルクジャム」を合わせたものです。
「お多福豆」を作る過程で形が崩れてしまったものが入っています。
焼いたパンに乗せたりワッフルにかけたり、そのままでも食べることができます。
7日は割烹だるまの本田敏和専務が商品の説明をしました。
「お多福豆」を若い人にも知ってもらいたいと商品を考えました。
割烹だるまは“福をお届け“をコンセプトに「福ふくだるま」という新ブランドを立ち上げました。
「福みるく」はその第一弾です。
「福みるく」は8日正午から10月7日までクラウドファンディングのインターネットサイトMakuakeで販売します。
また11月から割烹だるまでも販売を予定しています。
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杖突峠一時全面通行止め 現在は部分的に片側通行
上伊那地域は5日夜、湿った空気や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、局地的に強い雨が降りました。
伊那市と茅野市を結ぶ国道152号の杖突峠は、倒木により一時全面通行止めとなりました。
6日の朝9時半頃の現場の様子です。
山頂付近にある峠の茶屋の200mほど茅野側で倒木が発生し、5日の午後9時ごろから全面通行止めとなりました。
現場では、諏訪建設事務所の職員らが復旧作業にあたり、午後2時30分ごろ全面通行止めが解除されました。
ただ、現場周辺では土砂崩落が発生しているため、午後4時現在部分的に片側通行となっています。
伊那市では、5日の夜高遠町藤沢片倉地区に警戒レベル3の高齢者等避難を発令しました。
藤沢多目的集会施設に自主避難所を設けたということですが、避難した人はいなかったということです。 -
サン工業 抗ウイルス・抗菌めっき開発
表面処理やめっき加工を手掛ける伊那市西箕輪のサン工業株式会社は、独自の技術による抗ウイルス・抗菌めっき技術を開発しました。
今後は、新型コロナウイルスに対する評価試験を実施し、ドアノブや手すりなどへの利用を見込んでいます。
右側がめっき処理を行ったドアノブです。
金属の中でも抗菌性能が強いとされている銅を主成分に、酸化チタンの粒子を混ぜることで、紫外線だけでなく蛍光灯などの光でも殺菌効果が期待できるということです。
金属以外に樹脂製品にも加工することができます。
サン工業では、新型コロナの感染防止に役立つ商品の開発を去年6月から進めてきました。
大腸菌で社内試験を行ったところ、プラスチックやステンレス製品は3時間たっても付着した菌の数が変わらないのに対し、今回開発したものでは30分後には98%、1時間後には99.9%が死滅するという結果が出ました。
これは、一般的な抗菌めっきと比べても3倍の効果が得られるということです。
抗菌効果については、抗菌製品技術協議会の認証を得ていて、来年1月を目途に新型コロナウイルスに対する検証を進めていくということです。 -
伊那市高遠町で熊が70代男性を襲う人身事故
6日午前8時ごろ、伊那市高遠町の月蔵山で、70代の男性がツキノワグマに襲われる人身被害が発生しました。
男性は、命に別状はないということです。
伊那市によりますと、ツキノワグマによる人身被害が発生したのは、伊那市高遠町東高遠の月蔵山の山中です。
キノコ狩りで訪れていた70代の男性が子連れのツキノワグマに遭遇し、親グマに右足をひっかかれたということです。
熊は逃げていったということです。
男性は自力で下山し命に別状はないということです。
伊那市ではこれをうけ、安心安全メールや防災行政無線で注意を呼びかけました。
市内では他に、8月下旬に西箕輪中条で親子と思われるツキノワグマが目撃されていて、伊那市猟友会が檻を仕掛けたということですが、6日現在捕まっていません。 -
イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
9月25日に予定されていた第54回長野県上伊那岳風会吟道大会は中止となりました。
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高校生が進路を考える伊那谷みらいスクール
上伊那の高校生が現役大学生などから進路について話を聞く、伊那谷みらいスクールが8月22日に箕輪町の箕輪町商工会館で開かれました。
伊那谷みらいスクールには、上伊那の高校生6人と現役大学生3人が参加しました。
2018年度から箕輪町が開催しているもので、今年は新型コロナの影響で対面式から2部屋に分散してのオンラインに変更して行われました。
中高生向けのキャリア教育に関する活動を全国で行っている、一般社団法人ユニカル・ラボラトリーが運営しています。
ワークショップでは参加した現役大学生から高校時代や部活、アルバイト経験などについて話を聞きました。
高校生たちは先輩たちの経験談を聞きながら、大学の志望理由や学部で学んでいる内容、アルバイトの目的などについて質問していました。
伊那谷みらいスクールは今年度あと3回開催される予定です。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール審査会
明るくきれいな選挙の推進を呼びかける、「明るい選挙啓発ポスターコンクール」の一次審査会が伊那市役所で1日に開かれました。
今年は市内の小学校から55点、中学校から26点の応募がありました。
審査の結果、小学生の部は最優秀賞に伊那小6年の唐木莉彩さん、
優秀賞に伊那北小6年の戸田涼榎さん、
秀作に西春近北小6年の臼田一菜さん、伊那北小6年の田中美彩紀さんが選ばれました。
また、中学生の部の審査も行われました。
審査の結果、最優秀賞に春富中1年の唐木つつみさん、
優秀賞に春富中2年の原田一史さん、
秀作に春富中2年の平澤千織さん、
佳作に春富中3年の春風萌さんが選ばれました。
選ばれた小学生、中学生の上位4人の作品は県審査会に進むということです。
このほかの入賞者は小学生部門で佳作に伊那西小6年の唐木優良さん、美篶小6年の田畑明李さん、入選に美篶小6年の伊東祐亜さん、伊那北小6年の櫻井雅さん、手良小6年の矢澤侑芽さん、推薦に高遠北小6年の大井毬歌さん、伊那北小6年の福島春馬さん、伊那西小6年の溝口詩音さん。
中学校の部は入選に高遠中1年の石川奨也さん、春富中3年の酒井柚奈さん、推薦に高遠中1年の石川玲音さん、春富中2年の田中啓さん。 -
箕輪町全景写真をTEEMが寄贈
産業工作機械の製造を行っているTEEM株式会社は箕輪町の全景を撮影した写真を2日、町に寄贈しました。
こちらが町の全景を写した写真です。
箕輪町のTEEM株式会社の髙林政富会長が先月下旬に萱野高原から撮影した11枚の写真を合成したものと、松島の自社工場からドローンで撮影した写真をまとめたものです。
大きさは縦60センチ横180センチほどです。
白鳥政徳町長は「応接室に大事に飾り、訪ねてきたみなさんに見てもらいたい」と話していました。
また、同じ写真の小さいものもあり、町内の公共施設に飾られるということです。
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中止情報
9月4日に予定されていた伊那都市計画用途地域の変更案に係る公聴会は公述の申し出がなかったため中止となりました。
なお、9月4日午後2時に伊那市の伊那公民館で予定されている伊那都市計画道路の変更に係る公聴会は予定通り開催されます。
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施設の休館情報
新型コロナの影響による施設の休館情報です。
千曲市にある長野県立歴史館は9月3日から12日まで臨時休館となります。
13日は休館日のため、再開は14日からを予定していますが、今後の状況によって変更となる可能性があります。
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施設休館・イベント中止情報
新型コロナの影響による施設の休館・イベント中止情報です。
伊那文化会館は、9月12日まで利用休止となります。
それに伴い、プラネタリウム秋のプログラムの開始が18日(土)に延期となりました。
9月5日(日)と19日(日)に予定されていた、大芝高原森のマルシェ2021とマウンテンバイクトレイル一般開放は中止となりました。
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株式会社コマツとコマツ協力会がアルコール消毒液などを寄贈
箕輪町の総合建設業、株式会社コマツは、学校のコロナ対策に活用してもらおうと、アルコール消毒液と寄付金を箕輪町に30日に寄贈しました。
今日は、株式会社コマツの小松伸治社長と、工事などの下請け会社35社からなる、コマツ協力会の唐木敏彰会長が、一斗缶入りアルコール消毒液10缶の目録と現金5万円を、小池眞利子教育長らに手渡しました。
株式会社コマツとコマツ協力会は、普段から学校設備の修理活動などを行っていて、今回はコロナ対策として消毒液などを贈ったものです。
小池教育長は「寄贈された消毒液は学童のために使いたい。とてもありがたいです」と話していました。
また、5万円は箕輪中学校の活動で使われる予定だということです。
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飯島町の30代男性が熱中症で搬送 中等症
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在飯島町の30代の男性が、屋外で草刈り中に気分が悪くなり、熱中症とみられる症状で駒ヶ根市内の病院に搬送されたということです。
症状の程度は中等症だということです。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
9月6日から予定されていた箕輪手話サークルの一般向け手話講習会は中止となりました。
それに伴い今年度の一般向け手話講座も中止となりました。
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松茸 今年は豊作?不作? 藤原儀兵衛さんに聞く
伊那地域の30日の最高気温は33.2度と、5日続けて真夏日となり、厳しい残暑が続いています。
気になるのは、秋の味覚松茸。
今年は豊作か不作か、伊那市の松茸名人藤原儀兵衛さんに聞きました。
藤原さんが管理している松茸山です。
今年は、先週27日から収穫を始めていて、これは平年より2週間ほど早いということです。
その原因として、8月12日から13日の朝にかけての冷え込みで地熱が下がり、松茸の菌が秋と勘違いしてしまったのではないかとみています。
土を掘って、菌の状態を確認します。
「菌に粘り気がなく、今年はだめかもしれないな」
一昨年は気温の影響で、去年は水不足により2年連続で不作となっています。
「どうも今年はだめだな。3年連続不作かもしれない」
現状では不作気味ということですが、今後このままの気温が10日ほど続けば、平年並みぐらいは期待できるということです。
「予想がはずれればいいね」
長野地方気象台によりますと、向こう1週間は前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多い予想で、気温も平年並みか平年より低い日が多くなるとみています。 -
長野県内で新たに40人感染 上伊那8月16日以来の確認なし
長野県内で新たに40人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那では8月16日以来となる感染確認ゼロでした。
長野県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、佐久と飯田保健所管内でそれぞれ6人、諏訪保健所管内で5人、松本保健所管内で3人、上田と長野保健所管内でそれぞれ2人、大町保健所管内で1人、長野市で10人、松本市5人のあわせて40人です。
上伊那の感染確認なしは、8月16日以来となります。
30日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは、7,816人、入院は270人、死亡は94人です。 -
西藤選手 東京五輪を振り返る
東京オリンピックの男子フェンシング競技に出場した箕輪町沢出身の西藤俊哉選手に、今大会や今後の目標などについて話を聞きました。
西藤選手は27日、伊那ケーブルテレビの単独インタビューに応じ東京五輪から1か月が経過した今の心境を話しました。
西藤選手は「五輪が終わった直後は悔しい思いが多かった。休みをいただいて気持ちも切り替わった。来月から試合も始まるのでそこに向けて練習をしています。」と話していました。
西藤選手は、フルーレの個人と団体戦に出場しました。
個人戦は3回戦で敗れ、団体は4位でした。
西藤選手は、5歳の時からフェンシングをはじめ、小学生の頃イベントの一環で、五輪メダリストの太田雄貴さんと対戦したことがきっかけで五輪を目指しました。
西藤選手は、五輪で負けた悔しさをばねに今後について「今回悔しい思いをしたのでオリンピックの借りはオリンピックでしか返せないので次のパリオリンピックは金メダルをとりたい」と話していました。
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竜西保で交通事故根絶を願うひまわり咲く
伊那市荒井の竜西保育園の畑には、交通事故根絶を願うひまわりが咲いています。
26日は園児が、ひまわり畑で遊びました。
竜西保育園の南側の畑には、ひまわり300本ほどが植えられています。
ひまわりは花盛りを過ぎていましたが、竜西保育園の園児たちは、畑を駆け回ったりして遊びました。
2011年に京都府で交通事故により亡くなった4歳の男の子が大切に育てていたひまわりの種から育ちました。「男の子が生きていた証に」と種が各地に配られ、命の大切さと交通事故防止を呼び掛ける全国的な活動「ひまわりの絆プロジェクト」として広がっています。
去年、伊那警察署から竜西保育園に一袋の種が贈られ、花を咲かせた後、段ボールひと箱分の種が採れました。
今年5月、年長の園児が種をまき、300本ほどが花を咲かせました。
この日は、花が咲いたことを報告しようと伊那警察署の署員が畑に招かれました。
伊那署の署員は、子どもたちに交通安全を呼び掛けていました。
なお、伊那署管内では、竜西保育園のみで絆プロジェクトのひまわりが咲いています。
竜西保育園では、来年も花を咲かせたいとしているほか、伊那署では種がたくさん採れたら希望のあるほかの保育園でも育ててもらいたいとしています。
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天竜川上流で水生生物調査
箕輪町の天竜川で、川の水質を判定する水生生物調査が4日に行われました。
水生生物調査には伊那市、箕輪町、南箕輪村、辰野町の小学生とその保護者30人が参加しました。
児童たちは、石の裏についている虫や、泳いでいる魚をあみで捕まえてバケツに入れていました。
その後、捕まえた虫や魚を種類別にし、きれいな川に住んでいる虫や魚が生息しているかを調べました。
調査の結果、綺麗な水に住んでいる魚や虫が多く生息していることがわかりました。
この活動は、天竜川上流河川事務所が昭和60年頃から行っています。
天竜川上流河川事務所では、「この活動を通して、川に親しみをもってもらいたい」と話していました。 -
伊那市の最高気温32.6度 15日ぶりの真夏日
伊那市の今日の最高気温は32.6度で、15日ぶりに30度を超え真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症で搬送された人はいないということです。
26日は南箕輪村の大泉でムクゲの花が咲いていました。
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イベント中止・延期情報
新型コロナの影響によるイベントの中止・延期情報です。
来月4日(土)に予定されていた、箕輪町図書館の移動図書館車9月の地区巡回は中止となりました。
来月5日(日)に予定されていた、南箕輪村総合防災訓練は延期となりました。