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田畑伝統 盆正月
区の役員宅をバリケード封鎖して、もう一日休みを要求する南箕輪村田畑の伝統行事、盆正月が16日の深夜に行われました。
夜8時過ぎから、小学校のPTAでつくる田畑の伝統行事を守る会のメンバーが田畑公民館に集まりバリケードの準備を行いました。
盆正月は、地区役員の家を封鎖し、盆休みの延長を訴える田畑区の伝統行事です。
田畑公民館では、玄関先に飾るしめ縄づくりなどが行われました。
区内の畑では、小学生たちがひまわりを取っていました。
準備が終わると、軽トラックに荷物を乗せて出発です。
午後11時過ぎ、区長の三澤稔さん宅に到着です。
地元の消防団も駆けつけ、区長の家にあるはしごや鉢植えなどを持ち出し玄関先をバリケード封鎖していました。
最後は石灰でお正月と書いて完成です。
封鎖が終わるとメンバーたちは暗闇に消えていきました。
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振りまんどで先祖の霊迎える
お盆中の話題を振り返ります。
13日は先祖の霊を迎える「振りまんど」が各地で行われました。
南箕輪村大泉では、大泉川の堤防で小学生やその保護者などおよそ50人がまんどを振り回し先祖の霊を招きました。
振りまんどは、麦わらを束ねた物に縄を結び、火を付けて頭の上で回す盆の行事です。
PTAが中心となって、地区住民の協力のもと170本のまんどが用意されました。
大泉では伝統を継承していこうと大麦を育てているほか、子ども達に回し方の指導をしています
大泉まんどの会の唐澤俊男会長は、「みんなで協力して、今年も無事、祖先の霊を迎える事ができました」と話していました。 -
洞泉寺境内のサルスベリ見ごろ
伊那市美篶の洞泉寺境内にあるサルスベリが見ごろを迎えています。
洞泉寺境内には赤と紫の2本のサルスベリが植えられています。
別名百日紅(ひゃくじつこう)と呼ばれ初夏から秋までの長い間花を咲かせます。
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道迷いの高齢女性保護で感謝状
箕輪町の日系ブラジル人、カクダカツオジョルジェさんは箕輪町内で道に迷っていた高齢女性を保護し交番に送り届けたとして伊那警察署から感謝状が贈られました。
10日カクダさんが伊那警察署を訪れ駒村公孝署長から感謝状が手渡されました。
カクダさんは6月21日の深夜に車で道路を走っていたところ高齢の女性が手をあげ助けを求めていたため車に乗せ箕輪町交番に送り届けたものです。
その夜は雨降りで女性は傘をさしていませんでしたがけがなどは
無く警察が身元を調べ家族に連絡し無事家に戻ったということです。
カクダさんは「困った人を放っておくことはできなかった。何事もなくほっとした。」と話していました。
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タクシーの安全性と快適さをPR
伊那と諏訪のタクシー会社が3日伊那市内で公共交通としての安全性と快適さをPRしました。
伊那市の大型店前でうちわとポケットティッシュを配りサービス向上に努めていることや、安全で快適なタクシーの利用を呼びかけていました。
このPRは8月3日のタクシーの日に合わせて一般社団法人長野県タクシー協会が行っているものです。
今年は伊那と諏訪から17社23人が参加し伊那市内3か所で実施しました。
県タクシー協会ではお客様へのあいさつの徹底や車内の清掃をこころがけるなどサービスに努め公共交通としての立場を向上させていきたいとしています。
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戦後の墨塗り掛図 初公開
太平洋戦争中、日本が統治していた国や施設などが描かれている部分を黒く消した墨塗り掛図が伊那市創造館で初公開されています。
墨塗り掛図は戦時中に製作、販売された掛図を戦後も学校教育で使うため不都合な部分に墨を塗ったものです。
日本が統治していた南洋諸島の図には日本の役所が書かれていたということです。
北京と天津の図で消されている部分には天津の日本人居留地が書かれていたといわれています。
中国大陸の図では支那という文字が消され中国に書き換えられています。
また日本と台湾、朝鮮が同じ色で塗られ日本領土として書かれていたことから日本と台湾が塗りつぶされているということです。
墨塗りの教材では児童生徒が自分の教科書に墨を塗り使った墨塗り教科書が知られていて多く残されています。
伊那市創造館の濵慎一さんは墨塗り掛図は学校に一つしかなく数が少ないことから貴重だと話しています。
これら墨塗り掛図は伊那市高遠町の旧河南小学校で使われていたもので、高遠町歴史博物館に保存されていました。
今回創造館で開かれている企画展明治150年記念学校のはじまり・はじめて博覧会で初公開されたもので来年1月31日まで観覧無料で展示されています。
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流しそうめんで夏休みの思い出作り
夏休み中の子どもたちが地域の人たちと交流する、西光寺てらこやが9日箕輪町沢の西光寺で開かれました。
てらこやには箕輪北小学校に通う子どもたちと西光寺で定期的にお茶会などを開いている住民合わせて110人ほどが集まりました。
境内では流しそうめんが行われ大人たちがそうめんやミニトマトを流すと子どもたちはすくって味わっていました。
西光寺てらこやは普段の家庭生活や学校生活から離れて地域の大人と触れ合いながら夏休み中の思い出を作ってもらおうと開かれたものです。
住民らは「子どもたちが地域の大人を信じ心を開いて関わりあえる環境が必要だと思います。地域の宝である子どもたちを少しでも支えていきたいです。」と話していました。
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こども館夏祭りイベント
南箕輪村のこども館は、開館1周年を記念して夏休み中の子ども達を対象に工作などをする夏まつりを、7月28日に行いました。
開館1周年を記念して行われたイベントでは工作するブースが設けられました。
このうちキーホルダーを作るブースでは、子どもたちがプラスチックに好きな絵を描いていました。
絵が完成するとオーブントースターで10秒ほど温めて出来上がりです。
この日の夏まつりイベントには、およそ400人が訪れたということです。
こども館では「夏休み中も将棋や工作など様々な講座を用意しているのでぜひ体験してもらい創造する力を伸ばしてもらいたい」と話していました。 -
上農高校「花市」に向け準備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、盆花を販売する学校の伝統行事「花市」に向けて準備を進めています。
花の栽培に携わっているのは、園芸科学科鑑賞植物コースの生徒です。
9日は、ハウスで育てたトルコギキョウとカーネーションを収穫しました。
今年は猛暑が続き雨が少なかったため開花の調整に苦労したということですが、例年はまだ花が開かないトルコギキョウが、今年はちょうど良いタイミングで咲いたということです。
この他花束にはアスターやキクなども入り、今年は300束ほどが用意できそうだということです。
上伊那農業高校の花市は、12日(日)に伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で行われます。
午前8時30分から整理券が配られ、午前9時から販売が始まります。
1人1束で、500円で販売されます。
早いときには1時間ほどで完売するということです。 -
信州総文祭伊那では伝統芸能
高校生の芸術文化の祭典、全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が7日開幕し県内各地の会場で、全国の文化部の高校生が熱いパフォーマンスを披露しています。
伊那市の伊那文化会館では、8日から郷土芸能部門が始まりました。
郷土芸能の部には、57校およそ1400人が参加し太鼓や民謡を披露します。
県内からは、辰野高校と阿南高校が出場し、辰野高校の桜陵太鼓部がトップバッターで演奏をしました。
演奏した曲は、桜花爛漫です。
学校の桜が咲き乱れる様子を表現したオリジナル曲です。
部員たちは、「打って楽しく、魅せて楽しませる」を目標に練習に励んできたということです。
郷土芸能の部には、上伊那と下伊那の高校生およそ600人がスタッフとしてかかわっています。
郷土芸能部門では郷土芸能関係者6人が審査員にあたり10日に上位4校が表彰されることになっています。
郷土芸能の部は、10日まで伊那市の伊那文化会館で行われています。
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大萱で戦没者慰霊祭
伊那市西箕輪の大萱高齢者クラブは、日清、日露戦争から第二次世界大戦までに出征して命を落とした人たちの霊を慰める戦没者慰霊祭を、8日に行いました。
大萱公民館に高齢者クラブのメンバー12人が集まり慰霊祭を行いました。
大萱高齢者クラブでは毎年8月の始めに慰霊祭を行っています。
大萱では、日清、日露、第二次世界大戦で33人が命を落としました。
参列者は読経のあと焼香し手を合わせていました。
クラブでは「平和である事に感謝し、尊い命を落とした先輩方にはいつまでもこの地域を見守ってもらいたい」と話して -
田舎でドローンを体験
伊那地域では、最高気温が9日ぶりに猛暑日の基準となる35度を下回る33.8度でしたが、平年に比べて4度ほど高く、暑い1日となりました。
伊那市新山の空き家を活用した、田舎暮らしを体験できる英語教室「ビレッジ伊那」では、県外から夏休みを利用して訪れた子どもたちがドローンに挑戦しました。
子どもたちは操作に苦戦しながら、ひまわり畑の上を飛ばしていました。 -
立秋 ながた荘に鈴虫の声
7日は「立秋」です。
暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘では鈴虫の鳴き声が響いています。
ながた荘の1階ロビーには、東京都の夫婦が宿泊する際にプレゼントした鈴虫およそ80匹がいます。
ロビーには鈴虫の鳴き声が響き、一足早く秋を感じることができます。
ながた荘では「今年は特に暑いので鈴虫の鳴き声で涼みに来てください」と話していました。
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七夕の奇祭 さんよりこより
三峰川をはさんだ伊那市美篶と富県桜井の天伯社で月遅れの七夕の奇祭「さんよりこより」が7日行われました。
さんよりこよりでは美篶の下川手、上川手の境にある川手天伯社に七夕飾りを手にした子どもたちが集まりました。
真ん中に川の氾濫を起こす鬼にみたてた大人の周りを「さんよりこより」と唱えながら3周練り歩きます。
合図で子どもたちは七夕飾りで鬼をめった打ちにしていました。
この行事は三峰川の氾濫を治め無病息災を祈る行事です。
その昔高遠の藤沢片倉にあった天伯様が大洪水で流されて桜井に
流れ着いた後、再び流されて対岸の川手に付いたといわれています。
このことから双方に天伯社が祀られました。
7日はご神体が神輿におさめられ川手から桜井の天伯社に運ばれました。
三峰川を天の川にみたて神輿が渡る様子は七夕の織姫と彦星の
1年に1度の逢瀬になぞられています。
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たんぽぽカフェで子ども食堂
伊那市内で3か所の介護施設を運営する㈱ウェルケアは、無料で栄養のある食事を提供する子ども食堂を6日、開きました。
子ども食堂は、2年前に美篶中県にオープンした小規模多機能型居宅介護施設「たんぽぽの家」に併設されたカフェで初めて開かれました。
昼食を食べ施設の利用者と交流し楽しい時間を過ごしてもらうもので、美篶小学校の児童14人が参加しました。
6日は、地元産の野菜を使ったカレーやサラダなどが提供されました。
ウェルケアでは、「同じ地域で暮らす大人やお年寄り、子どもの知り合いが増える機会になれば」と話しています。
カフェは、平日は一般向けに500円でランチを提供しています。
今後、ウェルケアでは毎月第1日曜日に子ども食堂を開くことにしています。
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伊那まつり 猛暑に負けず盛況
第61回伊那まつりが、4日と5日の2日間行われ、市内は熱気に包まれました。
伊那まつり初日の4日は、山寺から西町までのおよそ1.5キロが歩行者天国となり、市民おどりが行われました。
98連およそ6,100人が参加し、ダンシングオンザロードをはじめ、勘太郎月夜唄と伊那節をおどりました。
連日続く暑さを考慮し、18回予定されていたダンシングオンザロードを2回減らし、休憩時間にあてました。
この日の最高気温は、36.7度まで上がり暑い1日となりましたが、熱気あふれる踊りで盛り上がりを見せていました。
5日に開かれた花火大会では、92番組4,500発の花火が伊那の夜空に打ちあがりました。
今年は、音楽花火が過去最多の3番組行われました。
フィナーレでは、バンドグループWANIMAの曲に合わせて花火が打ち上げられました。
今年は、初めて市内全戸を対象に100円の協賛金を募り、128万円が集まりました。 -
原爆投下から73年 平和のいのり
広島に原爆が投下されてから73年目の6日、核兵器廃絶を訴える平和のいのりが伊那市山寺の丸山公園で行われました。
原爆が投下された午前8時15分にサイレンが鳴ると、全員で黙とうを捧げました。
市民レベルで平和運動を行おうと、1987年に「非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会」が発足しました。
その3年後に、この場所に原爆の火を灯した平和の塔が建立され、以来毎年式典を実施しています。
黙とうが終わると、集まった人達は花を手向けて手を合わせていました。
市民の会では、「思想・信条に関わりなく核兵器がこの世からなくなるまでこの運動を続けていきたい」と話していました。
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4日・5日伊那まつり
4日と5日は第61回伊那まつりが行われます。
まつり本番に向け、市内では準備が進んでいます。
2日市役所では職員有志が浴衣姿で伊那節の練習を行っていました。
浴衣連のメンバー25人は4日の市民おどり大休止の時いなっせ前で伊那節を披露します。
江戸時代から伝わる伊那節の魅力を再認識し、多くの人に見てもらおうと行うもので、去年に続き2回目です。
きのうは、姿勢や視線、指は伸ばすなど踊りでの基本を確認し練習をしていました。
浴衣連は、4日の午後6時40分頃いなっせ前で踊りを披露します。
3日は祭り会場となる中心商店街で準備が行われていました。
伊那ケーブルテレビでは
4日午後4時15分から8時15分まで市民おどりを中心に祭りの様子を生中継します。
5日は午後7時から9時30分まで花火大会の模様をお伝えします。
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猛暑日15日目 高温注意情報23日目
3日も伊那地域は強い日差しが照り付け最高気温は35.9度まで上がり長野地方気象台は高温注意情報を出して健康管理を呼びかけました。
今年伊那地域が猛暑日となったのは15日目、高温注意情報がだされたのは23日目です。
南箕輪村の信州大学農学部の畑では植物自然科学コースの春日重光教授とその学生合わせて5人が栽培研究のための作業を行っていました。
主に動物の飼料として用いられる植物の栽培研究を行っていて今の時期、袋をかけることにより他の植物との交配を防いでいるということです。
暑い中での作業ということもありその対策にも余念がありません。
熱中症対策で休憩時にはしっかり水分と塩分を補給します。
作業は7月下旬からはじまり、2か月かけて3,000本ほどに袋をかけるということです。
上伊那広域消防本部によりますと
3日午後4時現在熱中症の疑いで搬送された人はいないということです。
長野地方気象台では暑さを避け水分をこまめに補給するなど十分な熱中症対策をとるよう呼びかけています。
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木下区が西日本豪雨義援金寄付
箕輪町木下区は、箕輪南宮神社の例大祭で集まった西日本豪雨災害の被災地への義援金を、2日町に寄付しました。
この日は、木下区の青木俊夫区長と日野六男区長代理が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
7月14日・15日に行われた箕輪南宮神社の例大祭で、訪れた人たちに義援金を呼び掛けたところ、2万5,729円が集まりました。
木下区では、去年の例大祭でも九州北部豪雨災害の被災地への義援金を募ったということです。
青木区長は「子どもから大人まで多くの区民の思いが込められている。復興に役立ててもらいたい」と話していました。
白鳥町長は「有効に使われると思う。ご協力ありがとうございました」と感謝していました。
現在町では1階ロビー前に募金箱を設置していて、今回寄付された木下区からの義援金と合わせて日本赤十字社に送るということです。 -
青野恭典さん写真展
東京都出身で2年前に亡くなった山岳写真家、青野恭典さんの写真展「四季の山々」が、3日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。
会場には、生前、青野さんが日本各地の山で撮影した写真49点が並んでいます。
青野さんは日本山岳写真協会副会長などを務めた写真家で、2年前に78歳で亡くなりました。
長野県には年間を通じて訪れていて、中央アルプスや上高地によく足を運んでいたということです。
かんてんぱぱホールには常設のフォトギャラリーがあり、季節ごとに写真を入れ替えています。
この写真展は12月3日まで、かんてんぱぱホールで開かれます。 -
第15回瑞雲墨志会展
上伊那を中心に南信地域の水墨画愛好者でつくる瑞雲墨志会の第15回展示会が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、辰野町から高森町、喬木村までの会員40人の作品81点が並んでいます。
瑞雲墨志会は、平成23年に亡くなった駒ヶ根市の下平瑞雲さんが開いた会です。
下平さんが亡くなった後も引き継いでいこうと毎年展示会を開いています。
8つの教室があり、それぞれが身近な風景や人物などを題材に作品を描いています。
こちらは、箕輪町沢の井内俊子さんの作品です。
山梨県大月市にある日本三奇橋のひとつ「猿橋」を描いたもので、去年の県展で入選しています。
井内さんは「水墨画に色はないが、色を感じてもらえるよう濃淡にこだわって作品を仕上げた」と話していました。
第15回瑞雲墨志会展は、8日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
東部中科学部生徒が講師 科学教室
伊那市の東部中学校科学部の生徒が講師を務める小学生向けの科学教室が、2日、いなっせで開かれました。
この日は、つかめる水を作る体験が行われました。東部中の科学部の生徒15人が講師を務め、小学生に作り方を紹介していました。小学生は4年生以上が対象で市内から7人が参加しました。
まず、乳酸カルシウムの水溶液を作ります。
そこにアルギン酸ナトリウムをゆっくりと流し込むと水溶液との境界部分が膜になり、手で触れることができるようになるという実験です。
人工いくらは同じ原理で作られているほか、イギリスでは、ペットボトルの代わりとして持ち歩ける水として活用できないか学生が研究を行っているということです。
他に、同じ方法で色を付けた粒をたくさん作り、小瓶に入れる飾り物も制作しました。
講座は伊那市生涯学習センターの自主事業で、東部中の科学部が講師を務めるようになり5年目になります。
9月9日にも予定されていて空気砲づくりを行うことになっています。
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熱中症で3人搬送
2日の伊那地域の最高気温は午後2時2分に35.9度を記録し、1日に続いて猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症の疑いで搬送された人は管内で3人となっています。
伊那市の10代の女性が市内の病院に運ばれ中等症、伊那市の60代の男性と駒ヶ根市の40代の女性が軽症だということです。
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夏休みの子ども様々な体験
夏休み中の子どもたちが、様々な体験活動を通して思い思いの時間を過ごしています。
伊那市長谷の美和湖では、カヌー体験が1日、行われました。
カヌー体験は、夏休み中の子どもたちに、普段経験のできない野外スポーツを楽しんでもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが企画したもので、上伊那の小中学生21人が参加しました。
パドルの扱い方や乗り方を教わったあと、子どもたちは湖で実際にカヌーを体験しました。
子どもたちは、3、4人ずつのグループで手作りのカヌーに乗って、およそ1キロ先を目指しました。
およそ20分後、長谷中学校北側にある露頭に上陸です。
露頭では、小学校の教諭が地球の成り立ちや大地の仕組みについて子どもたちに説明していました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは、「子どもたちに伊那の豊かな自然を見直す機会にしてもらいたい」と話していました。
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大芝の湯にミニ水族館
南箕輪村の大芝の湯のロビーに熱帯魚や金魚などがみられるミニ水族館が登場しました。
ミニ水族館は、来館した子どもたちに魚に親しんでもらおうと行われていて、およそ10種類250匹の魚を楽しむことができます。
大芝の湯では「暑い日が続いているので、水槽にいる魚をみて少しでも涼んでもらいたい」と話していました。
ミニ水族館は、9月2日までとなっています。
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商議所メディアミックスで店紹介
伊那商工会議所は、ケーブルテレビ、新聞、インターネットを活用したメディア・ミックスによる情報発信を始めます。
伊那商工会議所が企画し、伊那ケーブルテレビで8月19日から放送する番組の収録が30日、市内で行われました。
このうち、西町の文正堂スポーツでは、店主の北澤利文さんから専門店ならではの技術やこだわりの商品について話を聞きました。
約20分番組で、番組名は「伊那のホットdeコアな専門店ナビ」です。
1回の放送で伊那商工会議所の加盟店舗4店舗を紹介します。
30日は、収録に合わせて長野日報社が取材に訪れました。
長野日報では、毎週日曜日の特集紙面に店舗の情報が紹介されます。
他に、制作した動画は無料動画サイトYou Tubeで配信されます。
伊那ケーブルテレビの放送は8月19日日曜日から、長野日報の特集紙面も同じく19日日曜日となっています。 -
7月で最多 猛暑日12日
31日の伊那地域の最高気温は午後2時53分に36.2度を記録し猛暑日となりました。
7月1か月間で猛暑日となったのは31日を含め12日でした。長野地方気象台によりますと、伊那地域の今月の猛暑日の日数は、1993年の統計開始以降7月としては最多となる12日でした。
上伊那広域消防本部によりますと、今日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で2人が搬送されました。
伊那市の70代男性と南箕輪村の30代男性で、いずれも室内で具合が悪くなったということですが、軽症だということです。
6月1日からきのうまでに熱中症の症状で搬送されたのは85人で、去年の4倍以上になっているということです。
このうち23日に搬送された中川村の70代の女性は、搬送された駒ヶ根市内の病院で死亡が確認されたということです。
長野地方気象台では、今後1週間は30度を超える暑い日が続くと予想しています。
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伸和コントロールズ 納涼祭
伊那市高遠町に事業所がある伸和コントロールズ株式会社は、今年で22回目となる納涼祭を、27日に行いました。
納涼祭は、地域や家族への感謝の場として毎年この時期に行っているものです。
ステージでは、ハワイアン音楽などの演奏が行われた他、焼きそばや焼き肉、ソフトクリームなどの飲食物が無料で振る舞われました。
神奈川県に本社がある伸和コントロールズは、半導体、温度調整装置などを手掛けていて、高遠町の事業所にはおよそ150人が勤務しています。
伸和コントロールズでは、この機会に会社のことについて知ってもらい、地域とともに発展していきたいとしています。
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中込区の小学生 防災訓練
南箕輪村中込区の小学生が、災害時に弱者となりやすい障がい者や高齢者の体験を学ぶ防災訓練が、28日に中込公民館で行われました。
防災訓練には、中込区の小学生15人とPTAや自主防災会、消防団などから20人が参加しました。
手足に重りをつけたり目や耳を覆うセットを身に付け、普段とは違う身体の感覚を体験しました。
ボールを投げたりゲームをしたりして、思うように動かせない難しさを学んでいました。
防災訓練は、災害時に備えて日ごろから配慮や手助けの必要性を理解してもらおうと中込区が行ったものです。
この後、公民館の外では車いすとけん引式の車いす補助装置JINRIKIを使って障害物のあるところを協力しながら通る体験も行われました。
中込区自主防災会では「社会には様々な人がいることを知ってもらい、災害時にみんなで協力して命が守れるようこれからも訓練を行いたい」と話していました。