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田畑まんどの会 振りまんどで使う大麦収穫
南箕輪村の住民有志で作る田畑まんどの会は、お盆の振りまんどで使う大麦の収穫を9日区内の畑で行いました。
9日は10アールの畑で、会員や区内の小学6年生とその保護者およそ50人が麦を刈りました。
麦は去年10月に種をまき、3月に麦踏をしたということです。
収穫した大麦は8月の振りまんどで使う他、実は麦焼酎や麦茶にするということです。
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焼酎用イモの苗植える
南箕輪村の住民でつくるいも焼酎南箕輪会のメンバーは8日田畑の転作田で焼酎用のサツマイモの苗を植えました。
8日は会員およそ25人が焼酎用のサツマイモ黄金千貫の苗を植えました。
会では自分たちで作ったサツマイモで焼酎を楽しもうと毎年イモづくりを行っていて今年で13年目になります。
苗を植える転作田は農地を守ろうと使われなくなった田んぼを借りています。
いも焼酎に適しているという黄金千貫は5500本植えられ10月に収穫されます。
12月にはオリジナル焼酎「大芝の華」として販売されることになっています。 -
伊那愛樹会がさつき花季展
盆栽愛好家でつくる伊那愛樹会のさつき花季展が伊那市のいなっせで8日から始まりました。
会場には会員のさつき約30点が並んでいます。
樹齢60年以上の古木をはじめ色や花の形が様々なさつきを楽しむことができます。
新しい品種「絹の舞」は花がバラのような形をしています。
さつき花季展は10日まで開かれていて9日の午後は挿し木などの即売会が予定されています。 -
三峰川でほたるの生息確認
伊那市美篶の三峰川ではほたるが舞い始めています。
長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんは「ほたるにとって住みよい環境が偶然重なった」と話しています。
伊那市美篶の三峰川では6日からほたるが出始めたということです。
7日の夜は長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが発生状況を確認していました。
野口さんによりますと三峰川では数年前からほたるを見ることができるようになったということです。
発生場所は伊那市美篶の三峰川右岸で本流から分かれた場所です。
水は綺麗で流れが緩やかとなりほたるの幼虫のエサとなるかわになが生息しやすくなっています。
長さは200メートルほどで最後は本流と合流しています。
野口さんは「偶然が重なりほたるを見ることができるようになったこの場所を守るよう行政にも働きかけていきたい」と話していました。
三峰川のほたるのピークは来週中頃だということです。 -
写真展なんじゃもんじゃ 62点展示
ユニークな写真を集めた「写真展なんじゃもんじゃ」が8日から伊那市の伊那図書館で始まりました。
写真展なんじゃもんじゃは、伊那市の「カメラのキタハラ」に集まる写真愛好家が開いています。
今年で17回目となり風景や人物などを題材にユニークな作品62点が展示されています。
こちらは高遠城址公園で撮影したものです。
桜の木の間から見える空がハートマークのような形になっています。
こちらは南アルプスの朝日を映したもので、良く見ると登山者が写っています。
なんじゃもんじゃとは、「なんじゃもんじゃの木」から命名していて、これはなんじゃという写真を集めて展示しています。
ある会員は、「写真ひとつひとつの個性を見て楽しんでもらいたい。」と話していました。
写真展なんじゃもんじゃは、17日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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さくらんぼ狩り14日から
JA上伊那が運営する箕輪町大出山口の農園で、14日からさくらんぼ狩りが始まります。
さくらんぼ園は、箕輪町大出山口の信号機の東側にあります。
25アールの農園に4種類の品種150本が植えられています。 農園を管理するのは、関善一さんで、およそ20年前からさくらんぼを栽培しています。
関さんによりますと、今年は例年より1週間ほど実が早くついたということで、今は、酸味がつよい「高砂」と甘みがあり酸味が少ない「佐藤錦」の2種類がたわわに実っています。
関さんは、子どもやお年寄りにも採りやすいよう下枝をつくるなどの工夫もしています。
さくらんぼ狩りは、JA上伊那が地域一体を観光農園にしようと5年前から大出山口で行っていて、去年はおよそ600人が訪れたということです。
さくらんぼ狩りは、30分食べ放題で、大人2000円、子ども1000円で3歳以下は無料です。
予約制で、JA上伊那箕輪支所営農経済課で受け付けています。
※電話 79-0636
さくらんぼ狩りの受け入れは14日から来月8日までとなっています。
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高遠町内の園児と施設利用者が歌で交流
伊那市高遠町の高遠保育園と高遠第2第3保育園の園児は7日、グループホーム桜を訪れ、お年寄りと交流しました。
施設を訪れたのは、高遠保育園と高遠第2第3保育園の年長園児40人です。
はじめに、園児たちが歌を3曲披露しました。
交流は、普段外出する機会が少ない利用者が地域の子どもたちと触れ合う場にしようと年に1回行われています。
園児がお年寄りの手を握り、曲に合わせてマッサージや肩たたきをしました。
グループホーム桜では「子ども達と会うと笑顔になり、元気が出てくる。生き生きとした姿が見られてよかった」と話していました。 -
伊那市美篶 矢島清さんの畑でポピー見ごろ
伊那市美篶芦沢の矢島清さんの畑で、ポピーが見ごろを迎えています。
矢島さんは4年前から畑でポピーを育てています。
ポピーはこれから咲きはじめるものもあり、今週いっぱい楽しめるということです。 -
関東甲信地方 梅雨入り
気象庁は、6日に長野県を含む関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
平年より2日、去年より1日早い梅雨入りとなっています。
長野地方気象台によりますと、
7日、8日は晴れ間が見られますが、9日以降は雨や曇りの日が続くと予想しています。
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詐欺を未然に防いだコンビニに感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市荒井のファミリーマートJAいな店に5日、伊那警察署長から感謝状が贈られました。
この日は、伊那警察署の駒村公孝署長が店舗を訪れ、小松明弘店長に感謝状を贈りました。
5月10日、市内在住の70代の男性客が、10万円分の電子マネーを購入したいと来店しました。
レジで対応したパート従業員の池上すみ江さんは、金額が大きかったことや男性の様子から特殊詐欺を疑い、店長の小松さんと一緒に警察に相談するよう促したということです。
小松さんは「日頃からお客様に声掛けをするよう心がけていることが今回の結果に繋がったと思う。身近なところでも起こることが分かったので今後も声掛けを続けていきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、今年1月から5月末までに届け出があった特殊詐欺被害の件数は2件で、被害額はおよそ360万円となっています。
2件ともコンビニが関わる被害ではありませんでしたが、引き続き詐欺に遭わないよう呼び掛けています。
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4月の求人倍率 1.48倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、3月を0.17ポイント下回る1.48倍でした。
月間有効求人数は4,055人、月間有効求職者数2,731人で、4月の月間有効求人倍率は、1.48倍でした。
求人倍率は1月以降4か月連続で前の月を下回っています。
新規求人数1,376人のうち、正社員が占める割合は44.4%で、平成21年1月の44.6%に次ぐ高さとなっています。
ハローワーク伊那では「求人倍率は下がったが、製造業を中心に求人は好調に推移し、今後も引き続き高い状況が続くと推測している」と話していました。
雇用情勢については「引き続き堅調に推移している」として、3月の判断を据え置きました。
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箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は、20日のプール開きに向けて清掃を6日に行いました。
この日は、1・2年生が小プールを、3年生から6年生が大プールの清掃を行いました。
児童たちは、泥や枯れ葉を取り除いたり、たわしなどを使って磨いていました。
箕輪南小学校のプール開きは、20日の予定です。
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昭和35年度箕輪中学校卒業 同級生による作品展
昭和35年度に箕輪中学校を卒業した同級生による作品展「六人展」が、箕輪町文化センターで6日から始まります。
会場には、写真・書道・絵手紙・俳句・童画・パッチワークの作品25点が並んでいます。
昭和35年度に箕輪中学校3年2組を卒業した同級生6人が展示しています。
6人は今年で満73歳になります。
これまで、2011年、2016年と2回4人が出品して開催し前回で最後にしようと考えていましたが、新たに2人の参加が決まり2年ぶりに展示会を開きました。
メンバーのほとんどが町外・県外に住んでいますが、1、2年に1回は同級会を開き親睦を深めているということです。
こちらは、松島在住の吉崎英子さんのパッチワークキルト作品です。
9年かけてほぼ全て手縫いで仕上げていて、作品の中央には季節の花がひと月ごとに施されています。
この作品展は、6日から10日まで、箕輪町文化センターで開かれます。 -
ローメンの日 大賑わい
6月4日は、蒸し麺の語呂合わせで、ローメンの日です。
伊那ローメンズクラブ加盟店で並盛が一杯400円で提供され、昼時は多くの人で賑わいました。
伊那市美篶の萬楽です。
伊那ローメンズクラブの各加盟店で通常600円ほどで提供されているローメンが400円で提供されました。
開店の11時過ぎから続々と客が訪れ、厨房は大忙しです。
ローメンを作り続けて58年になる店主の正木金内衛さん83歳です。
萬楽では、スープ風のローメンを提供していて、訪れた人たちは酢やソースなどで自分好みの味付けにしていました。
中には、昼に数件回ろうと400円を用意して次の店に行く準備をしている人の姿もありました。
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ドイツ・レクイエム 10日本番
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」が10日に伊那市の伊那文化会館で開かれます。
3日は、本番前の最後の練習が行われました。
3日は、伊那フィルハーモニー交響楽団と合唱団による合同練習が伊那市のいなっせで行われました。
ドイツレクイエムを1番から7番まで通しで練習しました
クラシック音楽の祭典は、一昨年終了した手作りの演奏会に代わるもので、ワンランク上の音楽会にしようと企画されました。
合唱団は、オーディションに合格した市内を中心とする126人で、去年4月から練習を重ねてきました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の演奏に合わせて、合唱団がブラームス作曲のドイツ・レクイエムを歌う他、公募で集まったバレエーダンサーが共演します。
実行委員長の北沢理光さんは「よりレベルの高い音楽会にしたい」と意気込んでいました。
第1回クラシック音楽の祭典「バレエ音楽とドイツ・レクイエム」は、10日(日)の午後2時から伊那文化会館で開かれます。
入場料は1000円となっています。
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伊那地域の最高気温31度 真夏日
4日の伊那地域の最高気温は31度まであがり、夏日となりました。
伊那市富県の橋爪謙司さんら2人が育てたさつきの展示会が9日までJA富県支所の農業倉庫で開かれています。
展示会は、農林業直売所たかずやの横にあるJA富県支所の農業倉庫で開かれています。
会場には、橋爪さんらが育てたさつき48点が展示されています。
さつき展は、9日まで開かれています。
長野地方気象台によりますと、
今週1週間は6日が雨のため気温は低くなるとみていますが、それ以外は平年並みから平年より4度高くなるとみています。
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災害時に活躍 2人乗り車いすを寄贈
千曲市の有限会社米生物産は、災害時用の二人乗り車いすを29日、伊那市に寄贈しました。
こちらが今回寄贈された、二人乗り車いす「助人くん」です。
2人が座り、1人で押したり引いたりすることができます。
災害時には、1人の力で2人を同時に避難させることができるということです。
この日は、米生物産の米澤生久代表が市役所を訪れ、車いすを伊那市に寄贈しました。
普段はリヤカーやベンチとしても使え、常に目につくところに置くことで、いざという時に瞬時に持ち出せるということです。
白鳥孝市長は「アイディア満載の商品で災害時に機能的だと感じた。乗り心地もスムーズでどこでも使えそうだ」と話していました。
米生物産では、今回も含め県内20の市町村に二人乗り車いすを寄贈しています。
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ローメンスタンプラリー4日から
伊那市内などの飲食店でつくる伊那ローメンズクラブは、4日からスタンプラリーを行います。
5月29日は、伊那商工会館で記者会見が開かれました。
伊那ローメンズクラブでは去年、クラブ発足20周年を記念しスタンプラリーを実施し、好評だったことから継続して行うことにしました。
参加協力加盟店27店舗のうち10店舗制覇で2000円、20店舗制覇で5000円の食事券がプレゼントされます。
最終日の8月15日に伊那市のセントラルパークで行われるイベントのスタンプも含めすべて集めると1万円分の食事券がもらえます。
スタンプラリーは、6月4日の蒸し麺の語呂にちなんだ「ローメンの日」から8月15日まで行われます。
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入笠山で開山式
夏山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1955mの入笠山で3日、開山式が行われ、子どもからお年寄りまで登山者で賑わいました。
南アルプス最北部に位置する入笠山は、山頂近くまでゴンドラや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。
3日は、県内外から多くの登山客が訪れ、頂上を目指して歩いていました。
標高1955mの入笠山頂上です。
3日は、天候にも恵まれ、中央アルプスや北アルプスの他、街並みなど360度のパノラマを楽しむことができました。
また、富士山を眺めることもできます。
登山者たちは頂上で、景色を楽しみながらお弁当を広げていました。
また、3日は登山口で山開きの神事が行われました。
伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っています。
伊那市や富士見町、JA上伊那などの関係者が出席し、今シーズンの安全を祈りました。
他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏も行われました。
入笠山では、これからクリンソウやスズランなどの花がシーズンを迎えます。 -
沢尻 春日さん宅のバラ見ごろ
南箕輪村沢尻の春日悦男さん宅のバラが見ごろとなっています。
N春日さん宅の庭には、80種類、180株のバラが植えられています。
18年前に、友人に赤いバラをもらったことをきっかけに徐々に増やしたという事です。
以来、春日さんと妻の美根子さんは消毒や剪定など世話をしてきました。
庭はオープンガーデンになっていて、春日さんは「気軽に立ち寄りバラの花と香りを楽しんで下さい」と話していました。
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高校3年生対象の産業視察会
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした産業視察会を、28日に開きました。
上伊那の高校生と教職員およそ460人が16のグループに分かれ、製造業や建設業など31社を視察しました。
このうち、伊那市福島の日本濾過器株式会社では、会社の概要について説明を受けた他、工場内を見学しました。
神奈川県に本社を置く日本濾過器では、自動車のエンジンフィルターなどを製造しています。
視察は、求人票の内容だけではなく実際の職場を見てもらおうと、毎年この時期に行われています。
生徒らは、担当者の説明をメモを取りながら聞いていました。
高校生の就職活動は、7月1日から求人票が公開され、9月16日から内定が始まるということです。 -
ムギナデシコ咲く中演奏会
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、見ごろになったムギナデシコと共に音楽を楽しんでもらおうと、自宅の庭に地元住民を招いて演奏会を2日開きました。
伊那フィルハーモニー交響楽団に所属する4人がクラシック6曲を演奏しました。
演奏会は、伊那市美篶青島の矢島信之さんが開きました。
自宅の横では、4年前に亡くなった妻の美代子さんが育てていたムギナデシコが咲いています。
美代子さんは音楽が好きだったことから、花が見ごろとなるこの時期に演奏会を開いています。
また、2日は矢島さんの同級生で神奈川県在住の口笛演奏家武田三郎さんが勘太郎月夜歌を披露しました。
訪れた人たちは、手拍子をしたり一緒に歌ったりして楽しんでいました。
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衣替え 高校生が夏服で登校
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。
1日は伊那市の伊那西高校の生徒が夏服で登校していました。
伊那西高校では1日から夏服に衣替えとなりました。
午前8時過ぎの気温は16度ほどで生徒の多くは制服の上にカーディガンを羽織って登校していました。
1日の伊那地域の最高気温は24.6度でした。
長野地方気象台では今週末から来週にかけての気温は平年よりやや高い夏日が続くと予想しています。 -
園庭完成で園児大よろこび
箕輪町の沢保育園の園庭が完成し1日使い始めの式が行われました。
式では白鳥政徳箕輪町長と園児がテープカットで園庭の完成を祝いました。
1日は保育士から「遊具を使う時は順番を守りケガをしないよう遊んでください。」と話がありそのあと園児らは完成したばかりの園庭で元気に遊んでいました。
広さは約2,600平方メートルで園庭には芝がはられています。
砂場には熱中症対策として開閉式の日よけが設置されています。
夏に組み立て式のプールを置く場所は弾力性のあるゴムチップ舗装で園児がケガをしにくくなっています。
沢保育園は老朽化にともない去年新しい園舎を建設しました。
敷地内にあった古い園舎を取り壊し整備したもので費用は3,900万円ほどとなっています。 -
伊那市自主防災組織連絡会 発足
自主防災組織の情報共有や連携を強化していこうと伊那市自主防災組織連絡会が5月31日に発足しました。
31日は伊那市の伊那市防災コミュニティセンターで設立総会が開かれ、市内の184団体の関係者およそ140人余りが出席しました。
会長には連絡会理事で伊那地区区長会長の唐澤規夫さんが選ばれました。
伊那市によりますと、市内には区や常会単位でつくる自主防災組織が184団体あります。
災害が発生した場合に隣近所で助け合う共助を目的に昭和54年頃から作られたという事です。
伊那市では市民からの要望を受け、組織間の情報共有や連携により個々の防災力を高めていこうと、連絡会を発足させました。
連絡会では今年度、防災知識や防災スキル向上の為の研修会を開催する他、地域に適した避難方法や安否確認についての研究を進めていく事にしています。
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全国新酒鑑評会で大吟醸「井乃頭」 金賞受賞
伊那市の造り酒屋・漆戸醸造株式会社が県内産の美山錦で作った大吟醸の「井乃頭」が全国新酒鑑評会で金賞を受賞しました。
漆戸醸造が金賞を受賞したのは平成19年以来11年ぶりとなります。
回、金賞を受賞したのは県内で栽培された酒米・美山錦を使った大吟醸酒です。
漆戸醸造では5年前からこの米を使い、大吟醸を仕込んできました。
社長の漆戸正彦さんによりますと「果実のような甘い香りが程よくあり、味は甘みがあるが、切れの良い酒ができた」という事です。
全国新酒鑑評会は、明治44年に始まった唯一の全国規模の鑑評会です。
今回は、全国から850点が出品され232点が金賞を受賞しました。
漆戸醸造では、兄で社長の漆戸正彦さんと、弟で杜氏の漆戸貴彦さんの2人で酒造りをしています。
「大吟醸 金賞受賞酒 井乃頭」は数量限定で7日から販売されます。
価格は720ミリリットル入りで税別・4,500円となっています。
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伊那まつりポスター原画 高遠中2年宮下君の作品に
8月4日・5日に予定されている今年の第61回伊那まつりのポスターの原画が31日決まりました。
ポスター原画の最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の宮下 玲君の作品です。
龍と満開の桜、そばを食べているイーナちゃんが描かれています。濃淡をつけて絵画的な表現であること、そばをモチーフに取り上げた点が新しいことなどが評価されました。
この日は、伊那市役所で原画の審査会が開かれ、市内の中学2年生から寄せられた125点を審査しました。
審査会では最優秀賞のほかに、優秀賞6点、佳作26点を選びました。
なお、審査された全作品125点は、7月中旬から伊那市役所多目的ホールに展示されます。
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中島美恵子さん初の個展「いのちの華」
伊那市高遠町西高遠在住の中島美恵子さんの個展「いのちの華」が、信州高遠美術館で開かれています。
会場には、ここ数年で描いた作品25点が並んでいます。
中島さんは上伊那農業高校を卒業後、東京の専門学校でグラフィックについて学び、現在は介護の仕事をしながら絵を描いています。
赤いボールペンで下書きをして水彩色鉛筆やパステルで色をのせる独自の画法で仕上げています。
作品には、花や妖精、天使などが多く描かれています。
こちらの作品は「そらクジラ」です。
クジラが空を泳ぎ、木から四季折々の花が噴水のように咲くという架空の世界を表現しています。
中島さんは、架空の人物や世界を絵にすることで、見た人に癒しを感じてもらいたいと話します。
中島美恵子さんの初の個展「いのちの華」は、6月25日(月)まで、信州高遠美術館で開かれています。
6月23日(土)午後1時30分からは、個展に合わせたフラワーアレンジメントのワークショップが開かれます。
定員は10人で、現在参加者を募集しています。
【受付電話 0265-94-3666 信州高遠美術館】 -
大芝セラピーロードにクマ出没
25日から26日にかけ、南箕輪村の大芝高原セラピーロードでクマの目撃情報が相次いでいます。 クマは羽広工業団地方面へ逃げたということで、南箕輪村では引き続き注意を呼び掛けています。 25日の目撃情報を受け、今朝6時、村の職員や南箕輪村猟友会などが集まり、セラピーロードの西側にワナを設置しました。 これは、25日午後5時頃村の職員が撮影した写真です。 クマは、体長1メートルほどの成体とみられます。 南箕輪村によりますと、26日午前10時頃ワナ付近で再びクマが発見されました。 セラピーロード西側の信州伊那国際ゴルフクラブから「西に向かった」という情報が寄せられたことから、クマは羽広工業団地方面へ逃げたとみています。 南箕輪村では、「このクマは人に慣れているため、また里に下りてくる可能性が十分ある」としていて、引き続き注意をし、目撃した場合は役場へ連絡をするよう呼び掛けています。 写真提供:南箕輪村
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西駒んボッカで使う薪づくり体験会
中央アルプスの西駒山荘まで薪を運ぶ「西駒んボッカ」のレースで使う薪を作る体験会が26日ますみヶ丘平地林で開かれました。 26日現地でアカマツとカラマツ、ヒノキを伐採し、500本の薪を作りました。 参加したのは、ボッカの参加者やスタッフ20人です。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えで使うレンガを運ぶレースとして行われてきましたが、去年から山荘のストーブで使う薪を運んでいます。 丸太の早切り競争も行われ、参加者が懸命に切っていました。 主催する西駒こまくさ会の宮下拓也さんは「自分で作った薪をしょって登ることで、森林のありがたさを感じてほしい」と話していました。 西駒んボッカは9月9日に行われる予定で、7月31日まで参加者を募集しています。