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K・絵画サークル 「K展」
国画会会員の北原勝史さんを指導者とする教室K・絵画サークルの生徒たちの作品展、K展が、伊那市のいなっせで開かれています。 K展は毎年開かれていて今年で7回目です。 国画会会員の北原勝史さんが高遠高校で教諭をしていたころ、一般を対象に講座を開いていて、その生徒たちが、講座終了後にサークルを立ち上げました。 油彩やアクリル、日本画、水彩画と、画材も様々で、テーマも、人物、抽象、具象と個性的な作品が並びます。 会員は、「自己の内面を掘り下げ自分の絵を作り出している」と話していました。 この第7回K展は、25日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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南箕輪村高齢者訪問 長寿を祝う
敬老の日を前に南箕輪村の唐木一直村長が今年88歳になる原輝夫さん宅を16日訪れ長寿を祝いました。 原さんは、昭和3年生まれで10月に88歳になります。 上伊那農業高校を卒業し、中学校の教師となりました。 退職後は、村公民館の館長を平成元年から6年間務め、子どもたちが体験を通して学ぶ「かま塾」の立ち上げや、村に伝わる民話をまとめた絵本の作成に携わりました。 現在は、妻、息子夫婦と孫の5人暮らしで、朝、庭の草取りをし、午後は読書をするのが日課だという事です。 今年、南箕輪村で80歳以上となる人は530人で、うち100歳以上は13人です。 村内の最高齢者は南原の105歳の女性です。
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高遠焼きの歴史知る 旧井澤家住宅で展示会
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼の展示販売会が16日から開かれます。 展示販売会には、高遠焼を伝承する浦野真吾さんの作品400点の他、今年は初めて高遠焼の歴史を知るコーナーが設けられました。 これは、江戸時代の末期に作られた土管です。 月蔵山から高遠城内に水を引くために岐阜県から職人を招き作らせた物で、高遠焼の始まりとされています。 こちらは大正から昭和初期に作られた物で、製糸工場で生糸を取るために繭を煮た釜です。 主に諏訪地域に出荷されていたという事で、釜にはかつて高遠にあった窯元の印がつけられています。 この他に、江戸時代末期に作られためるかめや徳利などが展示されています。 この高遠焼の展示販売会は地域に伝わる文化を発信し、身近に感じてもらおうと開かれていて、今年で5回目です。 展示販売会は18日までの予定で、18日には高遠焼の抹茶茶わんを使った野点の茶会が予定されています。
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コマレンジャーが中学生にスマートフォンの使い方指導
駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバーと高遠高校の情報ビジネスコースの生徒は、正しいスマートフォンの使い方を指導するキャラバンを16日、伊那市高遠町の高遠中学校で行いました。 はじめに、駒ヶ根工業高校の生徒でつくるコマレンジャー同好会のメンバー6人がショーを披露しました。 インターネットのウイルスに扮した悪役をコマレンジャーが倒すという内容です。 コマレンジャー同好会は、熊本地震の被災地に送るための募金活動をしたり地域に出向いて防犯や環境の啓発活動を行っています。 今回は、高校生の目線から中学生に正しいスマートフォンの使い方を学んでもらおうと実施しました。 ショーのあとは、スマートフォンを使うときに注意してほしいことを訴えました。 また、高遠高校情報ビジネスコースの生徒が、今年4月に実際に上伊那の高校生に広まった「メールを知り合いに転送しないと危険な目に遭う」という内容のチェーンメールを紹介しました。 高校生は「中学校を卒業したら多くの人がスマートフォンを持つことになると思うが、便利な反面多くの危険があることも知っておいてもらいたい」と話していました。
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日本山岳写真協会南信支部展
日本山岳写真協会南信支部の第22回写真展「貌(かたち)・季節の中で」が、今日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、南信支部の会員16人と、物故者1人、合わせて17人の作品80点が展示されています。 今年は、山の日制定を記念して、例年より3割多い展示数となっています。 日本山岳写真協会は、77年の歴史があり、プロアマを含め、国内外に450人の会員が所属しています。 南信支部は、7つある支部のうちの6番目として1995年に発足し、22年目となります。 会員で、去年10月に亡くなった穴澤辰幸さんの作品5点も展示されています。 作品は、初春から厳冬まで季節ごとに並んでいます。 会員になるためには審査に合格する必要があるということですが、準会員として会員に教わりながら、写真技術を学ぶことができるということです。 この写真展は19日(月)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 なお、山岳写真のとらえ方や見方などを解説し、参加者の質問にも答えるライブトークイベントを18日(日)午後2時から予定しています。
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ブータン王国のそば作り体験
ヒマラヤ山脈の東に位置するブータン王国のそば「プッタ」を体験するワークショップが15日伊那市高遠町で開かれました。 ブータンのそば「プッタ」は、そば粉と水を合わせ専用の道具を使い押し出してつくります。 プッタは、現地では特別な料理で、普段はそば粉をパンケーキのように焼いて食べるという事です。 このワークショップは、世界各地の山菜や野菜を調査している信州大学農学部の松島憲一准教授が企画しました。 松島さんは2005年から2011年までブータンの食について調査をしていました。 高遠そばが盛り上がりをみせている中で、日本から離れたブータンにも日本と同じような文化がある事を多くの人に知ってもらおうと今回のワークショップを企画しました。 15日はブータン産の2種類のそば粉と伊那産そば粉を使い、3種類のプッタを作り食べ比べました。 プッタは1分程茹でてから水の中にいれ冷やします。 ゆで上げ、唐辛子や山椒、塩、ニラ、卵焼きを乗せ、熱した油をかけて混ぜ合わせ完成です。 日本のものより麺が太く、押し出してつくる事で表面が荒くなり、調味料と絡みやすいのが特徴です。 ワークショップには、信州大学の学生や伊那市内の飲食店関係者などおよそ20人が参加しました。 松島准教授は、今後、一般向けの体験会も開きたいとしています。
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田楽座 稽古場公演22日~24日開催
伊那市富県を拠点に活動する歌舞劇団田楽座は22日から24日の3日間、恒例の稽古場公演を行います。 稽古場公演に向け2か月前から準備がスタートし本番を目前に控えた今は連日、稽古が行なわれています。 これは、長さ30センチ程の筒の中に五円玉を入れて作った銭太鼓です。 出雲地方に伝わる民俗芸能で中に入れた5円玉が触れ合う音を利用した楽器です。 保育園や福祉施設などでも気軽に披露できる事から今回挑戦する事にしました。 稽古では、動きや伴奏の太鼓のリズムを確認していました。 稽古場公演は、普段お世話になっている地域の人たちへの恩返しや、新たな演目への挑戦の場として毎年行われています。 今年は10の演目を披露する予定で、そのうち4つが初披露になると言うことです。 田楽座の稽古場公演は、22日から24日までの3日間行われます。 入場料は前売りで大人千円、小中高校生が500円となっています。 ■歌舞劇団 田楽座 電話78―3423
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統計コンクール上伊那地区審査会
長野県統計グラフコンクールの上伊那地区審査会が、12日に開かれ、県審査に進む47点が決まりました。 統計グラフコンクールは、統計技術の普及と表現技術の研さんを目的に毎年開かれていて、今年で64回を数えます。 今年は、上伊那の小中学校22校から437点が集まりました。 交通事故の件数の増減や、オリンピックのメダルの数について、折り込み広告の内容を曜日別に示したものなど、取り上げた題材は様々です。 審査員3人が、「表現に誤りはないか」「配色は的確か」など基準に沿って審査しました。 ある審査員は、「地元の話題や特徴をテーマにするなど随所に工夫が見られ、面白い内容が多かった」と話していました。 選出部門ごとに審査が行われ、県審査に進む47点が決まりました。 なお、審査の結果は、上伊那地方事務所のホームページに掲載されています。
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分団対抗競技で団結強める
箕輪町消防団が楽しみながら団結を強める分団対抗競技が11日、箕輪町のながたドームで行われました。 箕輪町消防団の分団対抗競技には町内6つの分団から団員およそ100人が参加しました。 ホースを伸ばしたり巻いたりするホース巻リレーでは団員らが協力しながらスピードを競っていました。 11日は市川一人団長による正しいホースの巻き方の指導もありました。 市川団長は「団員は操法の大会前は朝早くから練習し大変だったと思う。楽しみながら交流することで団結が強まったのではないか。」と話していました。
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キャリアフェス11月に伊那中学校で開催
地域と企業が一体となってキャリア教育を推進するキャリアフェスが11月に伊那市の伊那中学校を会場に開かれます。 キャリアフェスは、伊那中学校の体育館を主会場に地域の企業が取り組みを紹介したり、ふるさとへの思いを中学生に伝えるというものです。 体育館に、およそ30のブースを設け、中学生たちが興味のある企業を回り、将来について考えます。 他に、シニア大学の卒業生たちが五平餅やおやきなどの郷土料理を振る舞う計画です。 12日は、1回目の実行委員会が伊那中学校で開かれ、イベント内容や名称について意見を交わしました。 実行委員会は、教育や企業・行政関係者など18人で組織しています。 委員長には伊那中学校の武田育夫校長が選ばれ「今後も継続していけるイベントにしていきたい」と挨拶しました。 伊那市では、およそ200の事業所が中学生たちの職場体験学習の受け入れをしています。 実行委員会には、若い意見も反映させようと伊那中学校の生徒も加わっています。 今後は、伊那中学校の通学区内の企業を中心にフェスに参加する30社を募集する計画です。 キャリアフェスは11月22日の午後1時30分から伊那中学校で開かれます。
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西駒山荘石室登録有形文化財記念しプレートボッカ
10日は、西駒山荘石室が国の登録有形文化財となったことを記念し、登録プレートのボッカが行われました。 プレートは金属製で重さは4kgです。 この日は市役所で出発式が行われ、公募で集まった17人がプレートの重さを確かめていました。 午前7時、登山口となる桂小場に到着すると、桐の箱に入ったプレートを背負い、出発しました。 ボッカは、西駒山荘石室の国の登録有形文化財登録と、山の日制定を記念して伊那市が行いました。 西駒山荘へは5時間ほどで到着し、管理人の宮下拓也さんにプレートが手渡されました。 プレートは石室の前の台座に設置され、参加者を前にお披露目されました。 伊那市の国の登録有形文化財は高遠閣に続き2件目となります。
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伊那市長寿者訪問 100歳を祝う
19日の敬老の日を前に、100歳になる高齢者宅を伊那市の白鳥孝市長が13日訪問し、長寿を祝いました。 伊那市高遠町の北村忠治さん宅に白鳥市長が訪れ、祝状や肖像画を贈りました。 北村さんは、大正5年生まれの100歳です。 旧制伊那中学校を卒業後、陸軍に入隊し、落下傘部隊の指導に当たりました。 終戦後は、砂利採取業の信濃建材株式会社を立ち上げ、平成20年まで社長を務めました。 現在は娘夫婦や孫夫婦、ひ孫と一緒に暮らしていて、ぶどうやわさびの栽培をしているということです。 北村さんに長寿の秘訣を聞きました。 伊那市で今年100歳となる人は男女合わせて28人で、最高齢は男性が102歳、女性が108歳です。
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コーラスフェスティバル 180人が被災地の歌を合唱
上伊那の合唱団体が出演するコーラスフェスティバルが、11日、伊那市のいなっせで開かれ、宮城県の民謡を基につくられた歌を出演者全員で歌いました。 民謡「斎太郎節」は、宮城県の松島湾一帯に伝わる大漁祝い唄です。 作詞・作曲や音楽指導を行う箕輪町の唐沢史比古こさんが、構成・作曲して合唱曲にしました。 コーラスフェスティバルには、市内の中学、高校の合唱部7団体と、上伊那の合唱愛好者でつくるアルプス男声合唱団の合わせて8団体が出演しました。 斎太郎節は、コンサートを締めくくる合同演奏曲として歌われ、唐沢さんの指揮に合わせて総勢180人が迫力ある歌声を披露しました。 斎太郎節を作曲した唐沢さんは、東日本大震災の映像を目の当たりにして、「遠くにいても何か自分にできることはないか」と思い、被災地の民謡を基に曲を作りました。 斎太郎節は、震災の1か月後に完成した曲です。 今年7月末には、自身が指揮者を務める駒ヶ根市の合唱団と一緒に被災地に出向き、ボランティアコンサートを開くなど、継続的な活動を行っています。 コーラスフェスティバルを主催したNPO法人クラシックワールドでは、「合同での練習は公演前の1時間半ほどしかできなかったが、息の合った素晴らしい歌声が会場に響いた」と話していました。
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きのこ中毒を防ぐ 鑑別相談始まる
きのこ狩りのシーズンを迎え、県は毒きのこの誤食による食中毒を防ごうと、12日から、無料の鑑別相談を始めました。 初日の12日は、「知人に食べられると聞いたが不安だったので相談に来た」という伊那市の男性が伊那保健福祉事務所を訪れました。 7種類あるというホウキタケ科(ネズミアシ)のきのこの1つで、食べられるものは1種類だけだということです。 誤食が多い種類の1つで、食べると下痢や腹痛、嘔吐などの中毒症状を引き起こすということです。 期間中は、県から委嘱されたきのこ衛生指導員3人が交代で鑑別にあたります。 県内では去年、毒きのこ「ツキヨタケ」を食べた3人が食中毒症状を訴えました。 今年に入ってから被害はありませんが、県では「知らないきのこは絶対に食べない」「誤った言い伝えを信じない」など、知識の普及に努めたいとしています。 鑑別相談は、10月19日水曜日までの15日間で、時間は午後2時30分から4時まで、伊那合同庁舎1階の伊那保健福祉事務所で行われています。
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マスつかみ大会 子どもたちで賑わう
伊那市の天竜川と三峰川の合流地点で11日マスつかみ大会が開かれました。 マスつかみ大会は天竜川漁業協同組合の第3区支部が開いたもので天竜川と三峰川の合流地点には親子連れおよそ150人が集まりました。 川の一部がせき止められ250キロ分のマスが入れられると子どもたちが追いかけていました。
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ボルダリングジム10日オープン
伊那市美篶にあす手や足をかける突起物を埋め込んだ人工の壁を登るボルダリングのジムがオープンします。 ボルダリングのジムは伊那市美篶の国道361号沿いにオープンしジムの名称は「楽々登」といいます。 ジムの代表を務める松下広貴さんは5年ほど前から趣味でボルダリングをはじめ、仲間が集える場をつくりたいと空き家となっていた実家の建物を改装しました。 松下さんは介護福祉士として福祉施設で働いていましたが、ジムに専念するため今年3月に退職しオープンの準備を進めてきました。 ジムは吹き抜けの3階建てで高さはおよそ7メートルあります。 壁の下の部分はジャックと豆の木をイメージしたデザインで上の部分は空を表すブルーとなっています。 また奥は岩場と洞窟のようなつくりになっていて壁には色とりどりのホールドと呼ばれる手や足をかける突起物が埋め込まれています。 ジムにはカフェが併設されていて休憩することができるほか、介護福祉士としての資格や経験を活かした相談の場にもしていきたいと考えています。 不定休で利用料は1時間500円。 3時間1000円で専用シューズのレンタル料が300円。 チョークと呼ばれる滑り止めが100円となっています。 営業時間など問い合わせ070-3107-8510
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狐島自主防災会 防災アンケートまとめる
伊那市の狐島自主防災会は、区民を対象に行った防災に関するアンケートの結果をまとめました。それによりますとアパートに住む人たちの意識向上や、家庭での備えなどの課題が見えてきました。 区長で狐島自主防災会の平澤理会長と、専門部隊長の北原正義さんです。 狐島区では、東日本大震災以降、自主防災会が中心となり防災意識向上を図ってきました。 震災から5年が過ぎた今年、各家庭での状況を知り、さらに多くの人たちが参加する地域防災を築いていこうとアンケートを実施しました。 アンケートは区内の全てのおよそ700世帯を対象に行い、回答はそのうち287世帯からありました。 項目は、日頃の備え、地震が起きた時の対応、防災知識を問う内容となっています。 家具の転倒防止対策をしていたのは25パーセントでした。 また、災害時の安否確認の方法については、75パーセントが携帯電話を使うと回答し、災害伝言ダイヤルの使用は20パーセント台に留まっていました。 2人が特に気にしているのは、狐島区の半数以上のおよそ400世帯がアパート暮らしだという事です。 狐島自主防災会では、10月に防災講演会を開き災害時の地域での対応について学ぶ事にしています。
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人命救助 大芝荘・大芝の湯職員に感謝状
9月9日は救急の日です。 伊那消防署は救急の日に合わせ、5月に心肺停止した男性の応急処置を行い命を救った南箕輪村開発公社の職員2人に感謝状を贈りました。 9日は、南箕輪村の大芝荘の原賢三郎さんと、大芝の湯の小平秀人さんが伊那消防署の木下広志署長から感謝状を受け取りました。 原さんと小平さんは、5月に大芝の湯で呼吸の無い状態で倒れた60代男性の応急処置をしました。 2人は消防への通報やAEDを使い救命活動を行い、消防隊が到着したときには、男性の呼吸はもどっていました。 迅速な処置により、この男性は現在社会復帰しているという事です。 インタ 原さん・小平さん 木下署長は「何かあった時に備え、多くの人がAEDを使えるよう、講習会などに参加してもらいたいです」と話していました。 今年の上伊那での救急隊の出動は、9月8日現在で4581件です。
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信州伊那谷ガレット協議会 設立
伊那谷の新たなご当地メニューとして上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指す「信州伊那谷ガレット協議会」が、8日に設立されました。 ガレットは、そば粉を使った生地を薄くのばして焼き、中に食材を包み込みます。 8日は、伊那市のいなっせで設立総会が開かれました。 「信州伊那谷ガレット協議会」は、上伊那の飲食店関係者や行政の職員で組織します。 今年度、県の元気づくり支援金を活用して3回のワークショップを行い、その中で、上伊那産のそば粉を使ったガレットの普及を目指すことになりました。 すでにいくつかの店舗ではガレットの提供が始まっていて、11月中をめどに会員となっている26すべての店舗で提供するということです。 協議会の代表は、伊那市西町の創作料理店Kurabeの渡邊竜朗さんに決まりました。 今後は、上伊那8市町村の庁舎や観光施設でガレットの販売を行うほか、10月と11月の新そばの時期に合わせて伊那市で行われるそばイベントに参加する計画です。 11月には独自のお披露目イベントも行う予定です。 また、ガレットや飲食店の紹介内容を掲載した「第3弾信州かみいなじゃらん」を11月に5万部発行する計画です。 協議会では「ガレットを通じて上伊那地域を元気にし、県内外からの交流人口増加を目指したい」としています。
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伊原明弘さん・鎌倉國光さん山岳写真展
飯島町の伊原明弘さんと、駒ヶ根市の鎌倉國光さんの山岳写真展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 伊原さんと鎌倉さんは、ともに山岳写真を趣味としていて8年前に中央アルプスの宝剣山荘で出会いました。 以来、一緒に撮影に行くなど交流していて、今回、2人で展示会を開きました。 伊原さんは、国内、主に県内の山々を撮影しています。 雲や雪の煙、虹などの自然現象をとらえています。 鎌倉さんは、ネパールやパキスタン、ヨーロッパで撮影した作品を展示しています。 これまでに、ネパールには13回ほど訪れています。 標高5550メートルからエベレスト・ヌプツェを撮影した作品もあります。 この伊原さんと鎌倉さんの山岳写真展は、13日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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特別展 昭和30年~40年代「セピア色の記憶」
特別展・昭和30年~40年代の上伊那地域を訪ねて「セピア色の記憶」が、伊那市高遠町の歴史博物館で今日から始まりました。 8日は北原秀樹教育長ら関係者がテープカットをして特別展の開催を祝いました。 入り口のフロアには、ホンダの昭和39年製のS600と昭和41年製のS800が展示されています。 会場には50~60年前の昭和30年から40年代に使用されていた電化製品や、おもちゃ、当時の写真などが展示されています。 洗濯は、洗濯板から、手動式洗濯機、ローラー式洗濯機へと移り変わりました。 羽釜で炊いていた米は、ガス釜や電気釜で炊き、そのうちにジャーでそのまま保温できるようになりました。 写真の車は、3輪のダイハツ・ミゼットにスバル360。昭和30年代になって、生活に車が加わるようになりました。 昭和36年に、伊那谷を襲った36災害についても合わせて展示されています。 中川村四徳地域は、36災害で、全村移住となる大きな被害を受けました。四徳分校も土砂で埋もれています。この分校におかれていたオルガンも、今回展示されています。 36災害を体験した伊那市高遠町の矢澤章一さんです。 電線を設置する会社を経営していた矢澤さんは、被災して電話が使えなくなった長谷村へ復旧工事に出向きました。 アマチュア無線を趣味とする矢澤さんは、復旧工事から帰宅し、無線に向かいました。 そこへ大西山が崩落した大鹿村の助けを求める声が入ってきました。 矢澤さんは、アマチュア無線仲間と連絡を取り合い、飯田警察署へ第一報を入れ、大鹿村の被災地の安否確認などに貢献したということです。 そのほか特別展では、当時のレコードも展示されています。 歴史博物館では、希望者がいれば音を流せるようにしたいとしています。 特別展「セピア色の記憶」は、12月18日まで開かれています。 入場料は、一般400円、小中学生は200円ですが、上伊那の小中高校生は無料です。
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箕輪町東山山麓を歩くコースのマップ 完成
観光資源の発掘やウォーキングによる健康づくりを目的に全国で選定される新日本歩く道紀行100選に認定された「信州みのわ東山山麓歴史の道」のコースを記したマップが完成しました。 マップは、去年9月に新日本歩く道紀行100選に選ばれたことを記念して、多くの人に東山山麓歴史の道を歩いてもらおうと箕輪町郷土博物館が作成しました。 コースでは、北小河内の無量寺をスタートして福与の福与城跡を目指します。 全長11.5キロメートルで、途中に寺や城跡、公園などの名所があります。 コースは、福与、三日町、長岡、南小河内、北小河内の5地区の住民が平成19年から5年間かけて整備作業を行ったということです。 以前もマップを作成しましたが、持ち運ぶには少し大きかったため、今回は手軽に持てるよう小さいサイズにしました。 マップは1,000部作成され、箕輪町郷土博物館や役場で受け取ることができます。 17日(土)には、コースの名所をマイクロバスで巡るイベントが行われ、各地区のボランティアによるガイドが行われます。
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高遠町で稲刈りはじまる
伊那市高遠町の水田では、稲刈りが始まっています。 6日は、高遠町山田河原にある水田で河南地区の農家でつくる農事組合法人かなみのメンバーが稲刈りを行っていました。 稲刈りは、例年より一週間早いということです。 ここは、農家が自分で消費する保有米の田んぼです。 5日から稲刈りを行っていて6日は、10ヘクタールの田んぼで4台のコンバインを稼働させて刈り取っていました。 農事組合法人かなみでは「ここは川下り米として美味しい米がとれる場所。今年も品質の良い物ができた」と話していました。 コンバインで脱穀した後、カントリーエレベーターに持ちこんで乾燥調整を行うことになっています。 稲刈りは今月の下旬まで行われることになっています。
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マツタケ店頭に並びはじめる
上伊那地域にも秋の便りが届きはじめています。 伊那市の産直市場グリーンファームには、マツタケが入荷し店頭に並んでいます。 グリーンファームには今月に入ってからマツタケが店頭に並びはじめました。 主に、箕輪町や辰野町の山で採れたものが持ち込まれています。 グリーンファームによりますと初物のマツタケの入荷は平年並みだということで、「雨が降る日が今後多くなれば豊作が期待できそうだ」と話していました。 訪れた人たちは足は止めるものの、1キロ3万円から5万円とまだ値段が高いため買い求める人の姿は見られませんでした。 この時期は、料亭からの予約が多いということです。 グリーンファームではマツタケの入荷のピークは今月下旬頃と予想しています。
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トルコギキョウ出荷最盛期
上伊那を代表とする花の一つトルコギキョウの出荷作業が最盛期を迎えています。 伊那市東春近の花卉農家丸山健太さんのハウスでは、8月下旬から出荷作業を行っています。 6日は、朝から不要な蕾や葉を取り、10本の束にしていました。 丸山さんは、茨城県出身の24歳で、高校卒業後水戸市にある鯉渕学園農業栄養専門学校に3年間在学し、研修で伊那市を訪れトルコギキョウやアルストロメリアの栽培方法などを学びました。 丸山さんは研修を通じ「美しい花を栽培したい」との思いから3年前、伊那市で就農することを決めました。 地域の人たちの協力を得ながらトルコギキョウを栽培して3年目になる今年は2万本を出荷する計画です。 リンドウ科のトルコギキョウは香りはほとんどありませんが、かれんで清楚な雰囲気があることから市場では安定した人気があるということです。 花は、気温が低い朝収穫するということですが、丸山さんは一人で作業をしているため、朝と夜の2回行っています。 5日の夜も、ヘッドライトをつけて収穫をしていました。 出荷作業は10月いっぱい行われることになっています。 JA上伊那によると今年のトルコギキョウの出荷は250万本を計画しています。 上伊那は諏訪に次ぐ産地だということです。
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第92回伊那美術展 大作並ぶ
伊那美術協会の会員作品展「第92回伊那美術展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸の4部門の作品152点が並んでいます。 伊那美術協会には、上伊那郡内在住の人を中心に170人が会員となっていて、展示会では毎年、未発表作品のみを展示しています。 各賞を決める審査の結果、最高賞にあたる伊那美術協会賞には、伊那市日影の小林洋子さんの染織作品「碧の韻(あおのいん)」が選ばれました。 色の使い方や透明感、作品全体から奥行きが感じられる点が評価されたということです。 協会では、人材育成にも力を入れようと上伊那の高校生からも作品を募っていて、今年は伊那北高校・高遠高校・伊那西高校から33点が寄せられました。 審査の結果、ジュニア大賞には、伊那西高校2年の赤羽日向さんの洋画「2016夏」が選ばれました。 題材の物置を1つの空間で捉えたことや色使いが評価されたということです。 伊那美術協会では「毎年力作が並び県内でもトップクラス展示会だと思う。多くの人に見てもらいたい」と話していました。 第92回伊那美術展は、11日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 10日(土)午後2時からは、高校生と会員によるパネルディスカッションも行われる予定です。
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高遠・新宿の鉄砲隊が砲術演武
高遠城下まつりが3日伊那市高遠町の中心市街地で行われました。 今年は伊那市と新宿区との友好提携10周年を記念し高遠町と新宿の鉄砲隊による砲術演武が披露されました。 新宿区民で作る江戸幕府鉄炮組百人隊保存会は、50年以上前から砲術を後世に伝えようと活動していて、区の文化財に指定されています。 江戸幕府鉄炮組百人隊は、戦国時代 徳川家康の身辺警護のために作られた組織で幕末まで将軍家に仕えていたという事です。 演武では、太鼓やほら貝が鳴る中よろい姿の人が火縄銃を放ち、轟音を響かせていました。 百人隊と信州高遠藩鉄砲隊の合同演武は、伊那市と新宿区の友好提携10周年を記念して初めて行われました。 演武の最後には、両地区のメンバーが一斉に火縄銃を放ちました。 会場ではこの他に、福島県猪苗代町の太鼓や東京都三宅村の獅子舞など、高遠町とゆかりのある地域の芸能が披露されました。 会場は家族連れなど、多くの人で賑わい、祭りを楽しんでいました。
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「おわまりさん花で癒されて」
伊那東小学校花委員会の児童が5日、伊那警察署を訪れ育てたマリーゴールドを贈りました。 5日は4年生から6年生の30人がマリーゴールドが植えられたプランター6個を伊那警察署に運んできました。 花委員会では住民のために働いているおまわりさんに花を見て癒されてもらおうと初めて贈ることにしました。 委員長の石井伶音さんは「マリーゴールドの黄色には希望、オレンジには健康という意味があります。これからも健康に気をつけて希望にあふれた伊那市の安全を守ってください。」とあいさつしました。 花を受け取った内川政澄署長は「たくさんの人に見てもらえるように玄関に飾ります。」と感謝していました。 花委員会では夏休みの間も交代で水やりを行い全部で800本の苗を育ててきたということで保育園や老人福祉施設などにも花を贈ることにしています。
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赤そばの里オープン前に整備作業
箕輪町上古田の赤そばの里のオープンを前に5日古田の里赤そばの会が整備作業を行いました。 作業を行ったのは古田の里赤そばの会環境整備部の4人です。 メンバーは赤そばの里に続く道の途中にかけられている橋に木製のバリケードを設置していました。 この橋には落下防止用の鉄製の手すりがありますが高さ30センチほどしかなく危ないためこのバリケードを設置しました。 幅は180センチ、高さは85センチで橋の両側に5基ずつ合わせて10基を置きました。 赤そばの花は現在咲き始めで会のメンバーによりますと来週末には見頃を迎えるということです。 17日には赤そばの里のオープニングセレモニーが行われるほか24日と25日には赤そば花まつりが計画されていてそばの提供や農産物の販売が行われます。 会では赤そばの里のオープンまでに周辺の草刈りや案内看板の設置作業を行い花を見に訪れた人を迎える準備を整えるということです。
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復活ポニーレース大会 パカパカ杯
NPO伊那ハーレンバレーパカパカ塾のポニーレース大会パカパカ杯が4日箕輪町一の宮にあるパカパカ塾の牧場で行われました。 パカパカ杯は馬との触れ合いを楽しみながらパカパカ塾の活動を知ってもらおうと開かれたものです。 4年間休止していて5年ぶりに開かれたもので、今回が11回目となります。 速さを競うものや、参加した子どもたちに喜んでもらえるような趣向を凝らしたレースが行われました。 レースではポニーが思うように走らず悪戦苦闘する子どももいました。 レースごとに賞が用意され、パカパカ塾の春日幸雄理事長からトロフィーと賞品が贈られていました。 パカパカ塾はポニーの飼育を通して子どもたちの健全育成を図ろうと2001年に設立されました。 これまでにおよそ100人の小中学生が塾生となりここを巣立っていったということです。