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美篶青島の住民が千社参り
伊那市美篶青島の住民が、市内各地の神社や道祖神に札を貼る千社参りが、17日に行われました。 この日は、伊那市美篶青島の住民およそ100人が、9つの組毎に分かれて千社参りを行いました。 これは、1千枚の札を神社や道祖神に奉納し、水害がなく稲が順調に育つことを願って行われています。 毎年、土用入りの7月20日前後の日曜日に行われていて、青島区の全戸が参加することになっています。 歴史は江戸時代から続いていると言われ、伊那市の無形民俗文化財に指定されています。 青島区の住民は「伝統のある行事と同時に、区民の連携を深めるきっかけにもなる」と話していました。
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伊那市河川治水砂防促進期成同盟会 総会
伊那市内4つの河川の期成同盟会などでつくる伊那市河川治水砂防促進期成同盟会の総会が19日に市役所で開かれ、関係者が意見交換をしました。 期成同盟会は、大沢川、小黒川、小沢川、棚沢川の4つの川の関係者などで組織します。 総会で白鳥孝会長は「生活に密着し歴史のある川だが大雨が降ると大変な被害をもたらす。皆さんと一緒になって要望活動を進めていきたい」と挨拶しました。 小黒川の関係者は護岸改修の要望について「農業用水の取り入れ口を守りたいという共通の思いが多く挙がっている」と話しました。 伊那建設事務所の職員は「それぞれの状況を確認しながら対応したい。小黒川についてはまだ完了していない護岸整備の継続部分を優先して進めていきたい」と話しました。 同盟会では、地元組織と連携を図りながら県への要望を進めていくとしています。
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箕輪町中曽根で熊出没 注意を!
21日の午後0時20分頃、箕輪町中曽根の林で熊の目撃情報があり、町では注意を呼び掛けています。 伊那警察署の発表によりますと、熊が目撃されたのは、箕輪町中曽根の林です。 熊は子熊と思われ、目撃した住民の通報を受け警察や町職員、猟友会で対応しましたが西側の山林へ逃げ込み発見に至っていないということです。 箕輪町によりますと、ここ数日、熊の目撃情報が寄せられていて、家の近くであっても鈴やラジオなど音の出るものを身につけ、早朝や夕方山へ入る場合は2人以上で行動するよう呼び掛けています。
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伊那市 バス乗り放題デー実施へ
伊那市は、合併10周年を記念して市内の路線バスに無料で乗車できる「バス乗り放題デー」を3日間、実施します。 これは、21日に市役所で開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 公共交通の利用促進につなげようと初めて実施するもので、対象は伊那市内全てのバス路線となっています。 実施するのはお盆の8月15日とそば祭りが行われる10月23日、現在イベントを企画している来年3月24日の3日間です。 伊那市民以外も無料で乗車することが出来ます。 伊那市では、これまでに公共交通の利用促進につなげようと、春と夏に小中学生を対象とした乗り放題の子ども定期券の販売を行っていて今年も実施します 伊那市によりますと年間利用者数はここ数年、およそ10万人を推移していて、さらなる利用促進につなげていきたいとしています。
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伊那市の一部で停電
21日の朝7時13分頃、伊那市の一部で停電がありました。 中部電力伊那営業所によりますと、停電となったのは坂下、中央、山寺、荒井、西町の一部730戸です。 中部電力伊那営業所によりますと変圧器の故障が原因としていて、午前9時55分に復旧しました。
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西春近小出一区城集落の住民がそば打ち
伊那市西春近小出一区の城集落の住民でつくる「そば打ち倶楽部」の定例会が16日開かれ、そば打ちをしました。 この日は、倶楽部のメンバー16人が地元産のそば粉を使ってそば打ちをしました。 倶楽部は、おととし4月に市のいきいき交流施設として建てられた「なごみ館」を活用しようと、今年4月に発足しました。 月に1回、春近そばの会の会員から指導を受けながら腕を磨いています。 4回目のこの日は、徐々に手つきも慣れてきた様子でした。 指導した春近そばの会の会員は、「しっかり煉らないと茹でた時にやわらかくなってしまう」「切る時は包丁を前に押すように切る」などとアドバイスしていました。 倶楽部のメンバーは40代から70代までで、11月の地区の収穫祭で振る舞うことを目標にしています。
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みのわアカデミーで楽脳フィットネス
みのわ健康アカデミーの一環で、楽しく笑って脳と身体を鍛える楽脳フィットネスの講座が、19日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 講師を務めたのは、長野市の健康運動指導士 三浦(みうら) 弘(ひろし)さんです。 三浦さんは、座ってできる運動プログラムを紹介しました。 まずは、座ったまま、かかとをつけ、足の甲を30回上げ下ろします。 これで、ふくらはぎがつかれるようなら黄色信号で、筋力が衰えているということです。 次に、手は、上下に、足は左右に動かす運動をしました。 手と足が同じ動きをしてしまう参加者も多くいました。 この運動により脳の司令塔である前頭葉が活性化し、脳のトレーニングになるということです。 三浦さんは、「上手にできることが大切なのではなく、できないこと、難しいと感じることで脳が活性化します。集中している時間にはストレスも感じないので、リフレッシュにもつながります」と話していました。
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森さん保育園児にカブトムシプレゼント
伊那市の東春近保育園で近くに住む森登美男さんが19日に園児にカブトムシとクワガタをプレゼントしました。 この日は、全部でおよそ300匹が用意され、園児およそ90人にプレゼントされました。 孫が保育園に通っていた時から始め、卒園後も続けられていて今年で12年目です。 カブトムシやクワガタは、7月に入り森さんが近くの山や河川敷で捕まえたものです。 プレゼントする為に、毎朝4時頃から、山や川を歩くので健康にいいと森さんは話します。 インタ 園児達はカブトムシを貰うと友達と見せ合いながら喜んでいました。
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高遠町引持 平岩さん宅のヤマユリ見ごろ
伊那市高遠町引持の平岩兼雄さん宅で、ヤマユリが見ごろとなっています。 高遠町引持の平岩さん宅の600平方メートルの敷地には200株以上のヤマユリが自生しています。 明治の初め頃は桑畑でしたが、数株だったヤマユリが自然に増え現在のようになったということです。 花は、1週間ほど楽しめるということです。
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箕輪西小児童が水道施設を見学
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、社会の授業の一環で町内の水道施設を見学しました。 11日は、4年生19人が箕輪ダムの他、町内の浄水場、下水処理場を訪れました。 このうち、箕輪浄水苑では下水をきれいにする工程を見学しました。 平成6年から供用が始まり、木下や松島などの主に市街地の下水を処理しています。 バクテリアなどの微生物が下水の汚れを浄化することを利用して水をきれいにし、天竜川に放流しています。 室内に移動すると、活性汚泥に含まれる微生物を顕微鏡を使って見学しました。 児童らは、「この微生物が水をきれいにします。油は、微生物が分解しづらいので流さないでください」などと担当者から説明を受けていました。 11日学んだ内容は、後日それぞれでまとめて発表するということです。
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高遠旅石工たちの幕末 9月に刊行
高遠石工の歴史を探るミステリータッチの小説「高遠旅石工たちの幕末」が、9月に刊行されます。 19日は、高遠石工の研究者や伊那市の関係者でつくる高遠旅石工たちの幕末出版委員会の会合が市役所で開かれ、出版に向けての報告がありました。 この小説は、八ヶ岳山麓に実在する石仏の謎解きから、過去の高遠石工の歴史を探っていくミステリーです。 執筆したのは、元伊那市建設部長で、現在は岐阜県の大垣市役所に努める松尾修さんです。 伊那市役所に勤務していた3年前に白鳥孝市長と山に登り、高遠石工をテーマにした小説があるとおもしろいのではという話から今回小説を書いたということです。 松尾さんは勤務の都合でこの日の会合には出席できませんでしたが「全国に石仏をどう広めていくか1つのツールとして注目してもらえる。高遠町の地域起こしの一助になればとの思いから書いた」とコメントしています。 「高遠旅石工たちの幕末」は、出版部数1,000冊で、1冊1,700円です。 9月2日に刊行する予定で、市内の観光施設などで購入することができます。
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上伊那消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会 優勝決まる
各市町村の大会で優勝した消防団が集まり上伊那1位を決める、上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が17日に伊那市役所で開かれました。 ポンプ車操法の部には7チームが、ラッパ吹奏と小型ポンプ操法の部にはそれぞれ8チームが出場しました。 競技の結果、ポンプ車操法の部では伊那市が優勝しました。 小型ポンプ操法の部では、南箕輪村が優勝しました。 ラッパ吹奏の部では、辰野町が優勝しました。 優勝したチームは、31日に小海町で開かれる県大会に出場します。
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箕輪南宮神社伝統 雨乞いの鹿頭行列
箕輪町の箕輪南宮神社で、五穀豊穣を願う雨乞いの神事、鹿頭行列が17日に行われました。 鹿頭行列は、伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村で、名前に「大」「福」「富」が付く地区が天竜川を挟んで東西に分かれて毎年交代で行っています。 今年は東側の福与と福島が担当しました。 保育園年長から小学校低学年までの子ども25人が、鹿頭を被って境内を3周しました。 これは、今からおよそ450年前の大干ばつが続いた時に、雨乞いのため鹿の頭を奉納したことが起源とされています。 以来毎年行われていて、昭和52年に箕輪町の無形文化財に指定されました。 子ども達は保護者に付き添われながら、太鼓とほら貝の音に合わせて境内を練り歩きました。 来年は、大泉・大泉新田・大萱・富田の西側地区が担当します。
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伊那市民プールがオープン 大勢の子どもで賑わう
伊那市民プールの今シーズンの営業が16日から始まり、大勢の子ども達で賑わいました。 16日朝9時の開場時間には20人ほどの小学生が列をつくり、午後2時半頃までには600人が訪れたという事です。 営業初日は無料開放されました。 14日の雷雨などで天候が心配されましたが、16日の伊那地域の最高気温は28.7度とほぼ平年並みで、水温も開場の基準となる20度以上になったという事です。 伊那市民プールは7月23日から8月21日までの夏休み期間中を除き、土日祝日のみの営業となっています。 なお、高遠スポーツ公園プールも16日から営業を始めました。定休日は火曜日となっています。 伊那市民プール、高遠スポーツ公園プールともに営業期間は8月28日(日)までです。
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北殿区で「シニア世代交流会」 高齢者が歌を楽しむ
南箕輪村の北殿区で高齢者の交流会が16日に開かれ、ハーモニカの演奏に合わせて歌を楽しみました。 北殿地区社会福祉協議会は、年に6回、65歳以上の高齢者を対象に「シニア世代交流会」を開いていて、今回は今年度2回目です。 地域のハーモニカ教室に通っているメンバーの伴奏で歌を歌って交流しました。 北殿区では区と社協が主催する「北殿サロン」と題した交流会も2か月に一度開いています。 北殿地区社会福祉協議会の原俊朗会長は「高齢者がお互いの絆を深め、元気に仲良くはつらつと生活できるような地域にしていきたい」と話していました。
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反核平和の火リレー上伊那を走る
核のない世界や平和を訴えながら広島の平和記念公園の火を繋ぐ「反核平和の火リレー」が今日伊那市から辰野町で行われました。 15日の午前8時30分に伊那市のJA美篶手良支所を出発したランナーたちは昼前に南箕輪村役場に到着しました。 反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で29回目です。 南箕輪村役場前では実行委員が平和に関する要請書を読み上げました。 次のランナーにトーチの点火が行われ、村役場を出発した一行は箕輪町へと向かって行きました。 7月12日に飯田市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月10日に北信地区でゴールを迎える予定です。
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貝付沢で保育ブロック植樹
平成18年豪雨での災害を教訓に、治山事業に取り組んでいる伊那市西春近の諏訪形区を災害から守る委員会は15日に貝付沢に保育ブロックで育てた苗を植えました。 この日は、メンバー9人が参加しケヤキやクヌギなどおよそ60本を植えました。 貝付沢は10年前の豪雨で氾濫し下流の住宅や農地に土砂が流れ込む被害が出ました。 地域住民で作る諏訪形区を災害から守る委員会は、この豪雨災害を機に発足し、災害に強い里山作りに取り組んでいます。 保育ブロックで育てた苗の植樹は2012年から行っています。 保育ブロック工法は土と肥料を混ぜて作ったブロックの中で苗を育てることにより、根を真っ直ぐ伸ばすことができ、倒れにくい木を育てることができます。 これまでの4年間でおよそ500本の苗を植えてきたということです。 委員会では毎年120個の保育ブロックで苗を育てていて、秋に残りの苗を植えるということです。
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花火大会の募金8年ぶりに1,600万円台
今年の伊那まつりの花火大会の募金が8年ぶりに1,600万円台になることがわかりました。 伊那まつりの花火実行委員会によりますと今年の募金額は1,673万6,000円で去年より119万1,000円増えたということです。 一昨年から始まった一般市民からの募金は初年度が24万円でしたが今年は50万円に増えこれによる伊那市合併10周年記念花火10号玉10発が計画されています。 過去10年間で最も多かったのは10年前の1,727万4,000円、最も少なかったのが3年前の1,381万1,000円でした。 去年の花火大会は82番組4,000発が打ち上げられましたが、今年は84番組約4,500発が予定されています。 伊那まつりの花火大会は8月7日日曜日に行われます。
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伊那地域で1時間に26ミリの強い雨 停電も
14日の伊那地域は、午後2時頃から大気の状態が不安定になり、1時間に26ミリの強い雨が降りました。 この雨で倒木による停電などが発生しました。 午後2時半過ぎの伊那市のバスターミナル前では、強い雨が降り、側溝から水があふれていました。 中部電力伊那営業所管内では、午後2時55分に伊那市の荒井、小沢の一部1100戸で停電が発生し、午後4時20分現在ほぼ復旧しました。 また、西春近で1戸が床上浸水し消防団が出動したほか、伊那北駅前で道路が冠水、南箕輪村で側溝の水があふれるなどしました。 雨は30分ほどでやみ、1時間に26ミリを観測しました。
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テレビ電話で買い物 バスで配達
インターネットのテレビ回線を通じて商店が商品をPRし、住民が交流しながら買い物。そして注文した商品が、公共交通のバスで届けられる新しい試みが、伊那市新山で14日行われました。 伊那市新山の新山集落センターには、午前11時、住民が誘い合って、集まってきました。 集落センターと、今回の試みに賛同した伊那市中心市街地の商店3店舗を、インターネット回線を使ったテレビ電話で繋ぎました。 こちらは伊那市駅前にある越後屋菓子店です。 人気商品の楽しみ方や賞味期限、値段などをPRしました。 この新山いきいきマーケットと名付けられた事業は、中心市街地と新山をインターネットで繋ぎ、参加者は商店主と直接話をして買い物をし、注文された商品は公共交通のバスを使って運ぶものです。 買い物弱者支援、地域公共交通の活用、中心市街地の活性化などの複合的な狙いがあります。 新山の住民は、テレビ電話で質問したり、モニターを見て購入するかを決め、用意された注文用紙に記入していました。 マーケットは脳いきいき教室に合わせて開催され、教室が終わるころ商品が届く仕組みです。 10人が買い物に参加し、そのうち8人が、合わせて43点、1万3000円余りの買い物をしました。 午後3時、伊那市の伊那バスターミナルでは注文した人ごとに袋詰めされた商品が用意されていました。 新山方面行きのバスがターミナルに到着すると早速荷物が積み込まれ、乗客とともに出発していきました。 午後3時31分、バスが集落センターに到着しました。 注文した菓子や漬物などが1人分ずつに分けられ、配布されました。 伊那市では、このいきいきマーケットを、新山地区で来年3月までに4回開き、その効果を検証していきたいとしています。
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将軍家献上 寒ざらし蕎麦16日から限定販売
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されたとされる「寒ざらし蕎麦」が今年も16日から限定で伊那市高遠町のそば店4店舗で提供されます。 江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらし蕎麦」です。 提供店舗のひとつ「ますや」では、16日からの提供を前にそばの試し打ちが行われました。 主人の守屋豊さんです。 寒ざらし蕎麦は、そば粉だけの10割でうつ為、手間がかかると話します。 旧高遠町時代に、商品化を目指す動きがありましたが途絶えてしまい、4年前から高遠そば組合が復活を目指し活動してきました。 16日から高遠町内の4店舗で「暑中信州寒晒蕎麦」として限定販売されます。 寒ざらし蕎麦は、高遠産の蕎麦の実を、寒さの厳しい大寒に殻のついたまま清流に浸します。 これは、江戸時代にそばの実を保存するために始まったとされています。 2月4日の立春に水から引き揚げ寒風にさらして乾燥させてからそば粉にする手打ちそばで、あくが取れて甘みが増すといわれています。 打った蕎麦は、30秒から40秒、ゆでて完成です。 従業員の女性が早速、今年の出来を確かめます。 寒ざらし蕎麦は、16日から高遠町のそば店、壱刻、華留運、ますや、楽座 紅葉軒の4店で提供されます。 各店限定150食で、1人前1200円です。
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伊澤修二音楽祭ポスター決定
伊那市内の高校生を対象にした伊澤修二記念音楽祭のポスター原画コンクール選考会が12日に市役所で開かれ、高遠高校の北原美樹さんの作品が最優秀賞に選ばれました。 北原さんの作品は、全体的にスッキリと丁寧に描かれている点や柔らかい雰囲気が評価されました。 10月29日に伊那文化会館で開かれる第30回伊澤修ニ音楽祭のポスターとチラシに使用されます。 ポスター原画コンクールには市内の高校から16点の応募がありました。 この日の選考会では、一次選考で選ばれた5点の作品の中から最優秀賞の他各賞が選ばれました。 9月末には選ばれた作品の表彰式が行われます。
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オールドノリタケ展示会
明治から大正にかけて欧米に輸出された陶磁器オールドノリタケの展示会が伊那市境のギャラリーカフェカレッタで開かれています。 オールドノリタケは明治から大正にかけて、当時の日本の職人が海外から受注生産した陶磁器です。 会場には、皿や花びん、コーヒーカップ、壺など60点が展示されています。 今回の展示会は、客からの要望を受けて、店主の北條四郎さんが企画したものです。 こちらは1891年に作られた飾り壺です。 バラの絵が描かれ、金が贅沢に使われた貴重な品だということです。 オールドノリタケの展示会は、23日土曜日まで、伊那市境のカフェギャラリーカレッタで開かれています。 なお、展示品は販売もしているということです。
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伊那弥生ヶ丘高でキャリア教育授業
伊那市の伊那弥ヶ生丘高校で3年生を対象とした地域の将来を考えるキャリア学習授業が8日に行われました。 3年生240人が授業を受けました。 キャリア学習授業は将来の社会参画について考えてもらおうと開かれました。 今日は将来子育てしやすい社会を作ることや、若者が政治に関心を持つきっかけを作ることをテーマに活動する東京の学生団体2組を招いて授業を行いました。 授業では、伊那の地域活性化などをテーマにグループディスカッションが行われ、生徒たちが意見を交わしていました。 伊那弥生ヶ丘高校では、今回の授業を将来のことを考えるきっかけにしてもらい、これからの行動に役立てて欲しいとしています。
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貴重なピアノでコンサート気分
伊那市のいなっせ6階ホールでは、今では製造されていない貴重なピアノを希望者に無料で弾いてもらう催しが11日から行われています。 一般の人たちにコンサートホールでピアノを弾いてもらおうとNPO法人クラッシックワールドが開いたものです。 現在ホールには、3台のピアノがあり、象牙の鍵盤で今では製造されていないということです。 こちらは、ヤマハの前身日本楽器が製造したもので、旧伊那市民会館にあったものです。 この他に、ピアノ製造では世界最高峰とされるスタインウエィのピアノもあります。 12日は、市内から10人が訪れ、1時間ずつ気に入ったピアノを弾いていました。 ピアノの利用は、14日にも行われることになっていて、すでに12人の予約が入っているということです。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人の霊を慰める戦没者慰霊祭が12日、南箕輪村公民館で行われました。 戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。 南箕輪村では、日清戦争から太平洋戦争までに170人が亡くなっています。 唐木一直村長は「悲惨な戦争体験を後世に語り継ぎ村としても平和への活動を強化していきたい」と話しました。 南箕輪村遺族会の山口一男会長は「人為的に命を縮めるのは人間本来の姿ではない。命の大切さを改めて考えなければならない」と話しました。 慰霊祭には遺族などおよそ100人が参列し、花を手向けて戦没者の冥福を祈っていました。
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上伊那神社大会 西春近諏訪形木遣り披露
第71回上伊那神社大会が12日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 上伊那神社大会は、氏子の教化育成を目的に、県神社庁と県神社総代会の上伊那支部が毎年開いているものです。 大会では、地元の神社に石碑や神饌などを奉納した人や長年総代を務めてきた人など31の個人と団体が表彰されました。 この後、7年に1度の御柱祭が今年行われる伊那市西春近諏訪形の木遣りの会が木遣りを披露しました。 木遣りの会は、御柱祭の年だけでなく年間を通して活動しようと、およそ20年前に有志が集まり発足しました。 県神社庁上伊那支部では「これからも氏子の協力を得て神社の祭りや伝統文化を継承していきたい」としています。 最後は全員で木遣りを行いました。
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長谷中で登山前に事前勉強会
19日の南アルプス仙丈ヶ岳登山を前に伊那市長谷の長谷中学校で高山植物の保護についての事前勉強会が11日に開かれました。 長谷中学校では1年おきに1、2年生が仙丈ヶ岳の登山を行っています。 事前勉強会は、生徒たちに南アルプスの高山植物や、食害について知ってもらおうと南アルプス食害対策協議会が開いているものです。 講師は、南アルプスの高山植物について研究している信州大学農学部の渡邉修准教授が務めました。 渡邉准教授は、「被害にあった植生を全て元に戻すことは不可能。 今度の登山を貴重な高山植物について知るきっかけにしてほしい。」と話していました。 長谷中学校の南アルプス仙丈ヶ岳登山は19日と20日に行われます。
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栗城史多さん講演会
6大陸の最高峰に登頂した登山家、栗城史多さんの講演会が10日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。 講師を務めた栗城さんは、現在34歳で、これまでに6大陸の最高峰や酸素ボンベを使わない単独無酸素での8000メートル峰4座の登頂に成功してきました。 2012年の秋にエベレストに挑戦中、両手両足、鼻が凍傷になり、手の指9本の大部分を失うも2014年に復帰し、現在も山に登り続けています。 講演では、目標を達成する考え方や夢を実現していく成功法が紹介されました。 栗城さんは「夢を否定せず一歩踏み出す勇気を持ってほしい。人生には挫折がたく さんあるが、その時にかけられる一言で人生は変わる。」と話していました。 この講演会は、伊那市西町のカフェタイズが企画したもので、会場にはおよそ400人が訪れました。
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高校野球長野大会 高遠、赤穂敗れる
11日に行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果です。 松本市野球場で行われた高遠対田川の試合は、10対3の8回コールドで田川が勝ちました。 開幕試合で雨のため再試合となった赤穂高校対須坂商業・須坂園芸・須坂創成の連合チームの試合が諏訪湖スタジアムで行われ、6対1で連合チームが勝ちました。 伊那ケーブルテレビでは、12日午前8時50分から上伊那農業対深志の試合を、午後1時50分から弥生対長野東の試合をそれぞれ生中継で、箕輪進修対長野の試合を午後8時から録画放送します。 放送は、いずれも122chです。