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北沢峠に休憩所 開所式
夏山シーズンを前に、登山者の休憩所が南アルプスの北沢峠に作られ、開所式が14日行われました。 休憩所は、安全登山に向けた普及啓発の拠点にしようと環境省が北沢峠の山梨県側と長野県側の2か所に整備したものです。 14日は、伊那市や国の関係者など20人が出席し、テープカットで完成を祝いました。 建物は木造平屋建て、延床面積は51㎡となっています。 およそ40人が腰かけられるベンチが設置されている他、登山情報を見る掲示板も設置されています。 この他、山岳写真家の津野祐次さんが南アルプスの四季を映した写真も展示されています。 2か所の総事業費はおよそ3800万円となっています。 休憩所がつくられたことにより、悪天候でも安心できる環境となりました。 施設の管理は、伊那市が行うことになっています。 利用出来るのは、バスの運行時間のみとなっていて、伊那市では「自然を楽しむ人たちに快適に利用していただきたいです」と話していました。 北沢峠周辺では、高山植物のクリン草が咲き始めています。 伊那市営南アルプス林道バスは、あすから北沢峠までの全線が運行開始となります。
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伊那バス 信大が開発した夏秋いちご「恋姫」 栽培
伊那市の伊那バス株式会社は、信大農学部が開発した夏秋いちご「恋姫」の栽培に取り組んでいます。 7月には、このいちごを使ったイベントが伊那市のみはらしファームで開かれます。 伊那市西箕輪の伊那バスが管理するビニールハウスです。 およそ300平方メートルのハウスが7棟あり、1万700株の苗が植えられています。 伊那バスでは、去年アグリ事業部を立ち上げ、今年から恋姫の栽培に取り組んでいます。 いちごは、一般的に冬から春が旬ですが、恋姫は夏場の需要に応えようと信州大学農学部が平成21年に開発した品種です。 他の夏秋いちごと比べ糖度が高く生食にも向いているということです。 収穫のピークは、7月から8月を予定していて、主に関東方面に出荷され、東京の老舗フルーツ専門店「新宿高野」でも販売されることになっています。 7月17日には、このいちごを使ったイベントが伊那市のみはらしファームで開かれます。 イベントでは、タカノフルーツパーラーのメニュー開発総責任者森山登美男さんが講師を務め、恋姫と伊那市産のブルーベリーを使ったパフェの試食会などが開かれることになっています。
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KEESに製品広がり スマホスタンド・積み木完成
伊那谷のアカマツの間伐材を使った組み立て式の木製キットをつくっている伊那市のキーズプロジェクトでは、新たに木製のスマホスタンドや積み木を製作しました。 今年4月に完成したキーズのスマートフォンスタンドは、溝にスマートフォンを入れ、立てかけることができます。 スピーカーの位置に穴が開いていて、音が聞こえるようになっています。 木のおもちゃ「キーズミニ」は、穴が開いたブロックと棒を組み合わせて、積み木のように遊べます。 キーズは伊那谷のアカマツの間伐材を使った木製キットで、これまで鉢カバーなどが作れる大きなものが販売されていました。 キーズプロジェクトでは、より日常に近いところで使ってもらおうと、4月から新たな製品づくりに力を入れています。 キーズプロジェクトでは伊那市荒井のワイルドツリーで14日(火)と18日(土)にスマホスタンドづくりのワークショップを開く予定で、料金は2000円となっています。
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全国植樹祭の記念の苗木を植樹
5日に開かれた全国植樹祭のサテライト会場になった伊那市の鳩吹公園で、10日、記念植樹が行われました。 この日は、伊那西小学校の6年生と市や南信森林管理署の職員が植樹を行いました。 今回植樹したのは、タカトオコヒガンザクラ・シナノキ・コウヤマキの苗木それぞれ1本です。 白鳥孝市長は「自分達が植えて手入れした木を、大人になっても見にきてもらいたい」と話していました。
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ラーメン「原点」 3か月ぶりに営業再開
「行くぞ甲子園」の横断幕をかかげ地元の高校球児を応援している伊那市荒井のラーメン店が、10日、3か月ぶりに営業を再開しました。 伊那市荒井のラーメン店「原点」です。 この時期になると店の入り口にかかげられる行くぞ甲子園の横断幕。 店主の酒井孝志さんは、腰をいため、この日3か月ぶりに店をあけました。 今日のオープンにあわせて今年も横断幕がお目みえしました。 午前11時30分。 開店と同時に、営業再開を待っていた客が次々と入ってきました。 厨房には、店主の酒井孝志さんと妻のなみよさんが並びます。 店内は、上伊那の高校の歴代野球部員たちが書いたメッセージで埋め尽くされています。 伊那市駅に近く、多くの高校生が原点のラーメンをすすります。 この日も多くの高校生たちが訪れ、独特の太麺を久しぶりに味わっていました。 昼の12時を過ぎると、店内は原点のラーメンを待ちわびていたファンで埋まりました。 客もご主人の体を労り手伝っていました。 原点の営業は、今月いっぱいは昼のみで、時間は午前11時30分から午後2時までです。 現在は少しメニューを減らしていますが、体調とも相談しながら徐々に元に戻すということです。
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春日街道に交通安全人形設置
箕輪町交通安全協会が7日に木下の春日街道沿いに交通安全を呼び掛ける人形を設置しました。 箕輪町では今年に入って3件の死亡事故が発生しています。 人形は今年4月に春日街道で起きた死亡事故を受けて町のセーフコミュニティ活動の一環として設置されました。 箕輪町交通安全協会では、人形設置により、スピードの出し過ぎの防止やドライバーの安全意識の向上に繋げていきたいとしています。
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いも焼酎南箕輪会サツマイモの苗植え
南箕輪村の住民有志でつくるいも焼酎南箕輪会は8日に南殿の転作田で焼酎用のサツマイモの苗を植えました。 この日は、いも焼酎南箕輪会のメンバーおよそ20人が、焼酎用のサツマイモ「黄金千貫」の苗を植えました。 いも焼酎南箕輪会は自分たちで作ったサツマイモでオリジナルの焼酎を楽しもうと平成19年から毎年イモ作りを行っています。 苗を植える転作田は、農地を守るために、使われなくなった田んぼを借りています。 この日は6,400本の苗が植えられ、5.8トンの収穫が目標だということです。 植えられたサツマイモは10月に収穫した後、酒造会社で蒸留され、オリジナル焼酎「大芝の華」として販売されます。
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上の原保育園よもぎだんご作り
伊那市の上の原保育園の園児が今8日に摘んできたよもぎを使ってよもぎだんごを作りました。 この日は年長園児44人が、4月に保育園の散歩で摘んできたよもぎを使って地域住民と一緒にだんごを作りました。 上の原保育園では毎年地域住民とふれあいながら昔ながらのよもぎだんご作りを行っています。 8月には、園児が植えたじゃがいもを使ったカレーパーティも計画されています。
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東春近小4年生 りんごの摘果作業
伊那市の東春近小学校の児童は、学校近くの伊藤一路さんの果樹園でりんごの摘果作業を7日、行いました。 7日は、東春近小学校の4年生60人が摘果作業を行いました。 東春近小学校では、毎年4年生が伊藤さんの果樹園でりんご学習を行っていて今年で22年目です。 摘果は1つの実に栄養を収集させるために余分な実を摘み取るものです。 児童たちは、伊藤さんに教えてもらいながら、残す実を選び他の実をはさみで切っていました。 手が届かないところは、コンテナを使って作業をしていました。 伊藤さんは「体験を通して農業の苦労などを感じて欲しいです」と話していました。 児童たちは「果物を育てるのは大変だと感じました」「みんなでやる作業はとても楽しいです」と感想を話していました。 今後は10月に葉摘みを行い。11月に収穫を予定しているということです。
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エンディングノート講座 開講
自分の死を見据えて生前から、葬儀や遺産などについて家族に書き残しておく「エンディングノート」の講座が7日、伊那公民館で開講しました。 講座は、人生をより自分らしく生きることやその後に備えた準備について考えるきっかけにしてもらおうと伊那市社会福祉協議会と葬祭業のフジサワ造花の共同で開かれたものです。 講座には、40代から80代の主婦ら9人が受講しました。 初回はフジサワ造花取締役営業部部長の唐木陽平さんが講師を務めました。 唐木さんは、「ここ数年エンデイングノートの関心が高くなっているが、購入したほとんどの人が書き方が解らないままとなっている」と現状を話しました。 講座では、社協とフジサワ造花が共同で作成したオリジナルのエンデイングノートを使い、これまでの自分自身の人生や財産管理・葬式などについて40ページに渡り書き込んでいきます。 7日は、きっかけづくりとして、参加者が自分の人生を振り返り大切なことや楽しかったことなどを用紙に書き込んでいきました。 次回の講座は21日に開かれ介護について学習することになっています。
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トンボの楽園整備 浮桟橋新設
伊那市富県新山のトンボの楽園で29日整備作業が行われ、新たに浮桟橋が新設されました。 この日は、新山の住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーと市役所の職員合わせて30人が整備作業を行いました。 トンボの楽園では、日本一小さいと言われているハッチョウトンボが、毎年5月から8月にかけて飛びます。 整備作業は春と秋に毎年行っていて、今回は新たに、古くなった木道の代わりに浮桟橋を設置しました。 浮桟橋の長さは40メートルで、錆びないプラスチック製のドラム缶を並べて固定し、その上に板を張ります。 木道は全部で長さ120メートルあり、より近くでトンボを観察してもらおうと平成17年から設置し、整備してきました。 会では「安全で綺麗な浮桟橋ができました。ハッチョウトンボ以外にも様々な種類のトンボや生物がいるので、今年も多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 ハッチョウトンボが飛ぶピークは、7月中旬だということです。
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山で足腰鍛える 牛の放牧
夏の間、牛たちに涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で7日、牛の放牧が行われました。 今年放牧するのは、上下伊那と諏訪地方の畜産農家が所有する牛で、この日は45頭を放牧しました。 放牧は、初産を前に足腰を鍛え、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的としています。 牛は1頭ずつ体重を測り衛生検査を受けました。 今年は去年に続き、種付け用の雄の和牛1頭が放されるため、例年よりも受け入れる頭数が増えたということです。 去年は試験的に雄を放しましたが、今年は本格的に種付けに力を入れたいということです。 今年は全部で70頭程を放牧する予定で、10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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信大でやまぶどうジュース販売 始まる
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうで作ったジュースの販売が7日から始まりました。 山ぶどうは、食物源科学コースの2年生が大学敷地内にある圃場で育てています。去年の秋に2.5トンの山ぶどうを収穫しこのうち570キロをジュースにして、それ以外はワインやジャムしました。 7日は、生産に係った学生が完成したジュースを味わいました。 ジュースは果汁100%で砂糖を一切使わず山ぶどう本来の甘さが味わえるようになっているということです。 販売するのは500ml入り500本で価格は1本800円です。 7日から大学敷地内の販売所で購入できます。
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伊那北小でキャリア教育授業はじまる
子どもたちが様々な職種の人たちから話を聞いたり体験するキャリア教育が伊那市の伊那北小学校で始まりました。 北小ハローワークと題して、身近で働く人の努力や苦労など体験談を子供たちに聞いてもらい将来に役立ててもらおうと年5回の日程で行われます。 初回の7日は、箕輪町の酪農家、48牧場ユウユウファーム代表の柴勇一郎さんが講師を務めました。 柴さんは「この地域は自然が豊かで、自分たちで作ったエサで牛を飼っている人が多い」と話しました。 また、「牛と触れ合える観光牧場やチーズ作り体験が出来る施設を、今後作りたい」と話していました。 次回は、歯科医師を招いての学習を予定していて、伊那北小学校では聞いた内容などを新聞にまとめていくということです。
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園児絵がパンに 弥生美術部試作
伊那弥生ヶ丘高校の美術部の生徒は今月行われる文化祭で販売するパンの試作品を作りました。 伊那市日影のパン屋サン・トノーレの厨房です。 5日は、弥生の美術部の生徒7人が文化祭で販売するパンの試作品を作りました。 美術部では、パンを通して、多くの人に笑顔になってもらおうと保育園児が描いた絵をパンにして文化祭で販売します。 5日は、パン作りを依頼するサン・トノーレを訪れ、松川悠店長からアドバイスを受けました。 松川さんは、園児の絵がカラフルだった事から、フルーツを使い色付けした8色のパン生地を用意しました。 生徒たちは、園児の絵を基に動物や果物の形を作っていきました。 作業開始から2時間ほどで、試作品が焼き上がると、パンの色付きなどを確認しながら試食していました。 美術部では試作品を基に、販売するパンの形や種類を決める事にしています。 弥生ヶ丘高校の文化祭の一般公開は、今月25日と26日に行われる予定です。
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伊那市富県橋爪謙司さんが育てたさつき並ぶ
伊那市富県の橋爪謙司さんが中心となって育てたさつきの展示会が、JA上伊那富県支所で開かれています。 農林産物直売所たかずやの隣にある富県支所の倉庫には、橋爪さんが中心となって育てたさつき45点が並べられています。 橋爪さんは、さつきを育てるようになって30年以上というベテランで、先週末に開かれた伊那愛樹会のさつき展にも出品していました。 花は今がちょうど見ごろで、種類も豊富なので多くの人にみてもらいたいと話しています。 展示会は、11日土曜日まで開かれていて、期間中はさつきの苗の販売も行っています。 また、11日には直売所たかずやで15周年記念セールを行うということで、合わせて多くの来場を呼び掛けています。
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橋爪まんぷさん ひとコマ漫画展
伊那市境の漫画家橋爪まんぷさんの漫画展が、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 テーマは、「ナンセンスひとコマ漫画展」で、意味のないナンセンスな行動を1コマで表しています。 作品は、20年ほど前に書いたもので、合わせて40点が並べられています。 こちらの作品は、男性が得意げにピアノを弾いていますが鍵盤がカセットテープになっています。 こちらは、カンガルーの母親がポケットに子どもではなくカイロを入れています。 普段描いている4コマ漫画と違い、作品にはあえて言葉をつけず、見る人にみたままを感じてもらいたいと話します。 橋爪まんぷさんの「ナンセンスひとコマ漫画展」は、8月31日水曜日まで伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
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上伊那地域 梅雨入り
気象庁は5日「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。 今年は去年より2日遅く、平年より3日早い梅雨入りとなりました。
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全国植樹祭 伊那会場600人参加
第67回全国植樹祭が5日、長野市など5つの会場で行われサテライト会場の伊那市の鳩吹公園では約600人が植樹や間伐などを行いました。 鳩吹公園に隣接するますみヶ丘平地林では、上伊那の小学生や林業関係者などおよそ600人が植樹を行いました。 アカマツを間伐した、平地林の一画、0.5ヘクタールには、コナラやヤマザクラなど11種類、1200本を植樹しました。 子供たちは、クワを使いおよそ20センチ穴を掘り、植樹していきました。 土をかぶせ終えると、木の根が水を吸うように、踏み固めていました。 植樹した苗木の一部は、1年前から地域のボランティアや学校などが預かり、育ててきたものだという事です。 植樹の前には式典が行われ、伊那市内の小学生3人が、「地域の森林を宝として守っていきたい」と宣言しました。 全国植樹祭上伊那地区県民植樹実行委員会会長の堀田文雄上伊那地方事務所長は、「森林にふれ、自然を慈しみ、木材を資源として活用できる社会を築き、次の世代へ伝えていきたい」と話していました。
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バラで彩り「いなバラまちぶらり」始まる
伊那市の中心商店街をバラで彩るイベント「いなバラまちぶらり」が5日から始まりました。 イベント初日の5日はJR伊那北駅前に植えてあるバラをその場で切りプレゼントするサービスが行われました。 このイベントは、地域活性化の取り組みとして地元商店主などでつくる実行委員会が開いたものです。 これまでの伊那バラまちフェスタから、街歩きを楽しんでもらう催しにしようと名称を変更しました。 西町から荒井、坂下、山寺までの商店街を中心におよそ250種1,000鉢が並べられています。 イベントではバラ肉を使ったバラ丼の試食も行われ訪れた人たちが味わっていました。 ほかにはバラの香りが楽しめるワインも用意されました。 商店街の各店で食事やスイーツなど工夫を凝らした商品の提供を企画していて、実行委員会では「この時期ならではの街歩きを楽しんでもらいたい。」と話していました。 いなバラまちぶらりは19日まで行われています。
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6(む)月4(し)日 ローメンの日
6月4日は、蒸し麺の「むし」のごろ合わせでローメンの日です。 伊那ローメンズクラブ加盟店では、並盛が一杯400円で提供されました。 伊那市上牧のあすなろでも、通常500円のローメンが1杯400円で提供されました。 4日はほかのメニューはなく、ローメンのみの営業です。 昼時には、訪れた人たちが次々にローメンを注文していました。 ローメンは蒸した麺にマトンやキャベツを入れた伊那市の名物料理で、昭和30年に誕生しました。 伊那ローメンズクラブは、ローメンをPRし多くの人に食べてもらおうと、6月4日をローメン記念日としていて、日本記念日協会が認定する記念日にも登録されています。 訪れた人たちは、酢や七味、ソースなど、自分好みの味付けにしてローメンを味わっていました。
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小沢区高齢者が五平餅と山菜を楽しむ
伊那市小沢区の高齢者で作る下小沢あかりの会は、3日に五平餅と山菜を楽しむ会を開き、持ち寄った食材を料理して交流しました。 この日はあかりの会のメンバー24人が集まり、交流を楽しみました。 五平餅と山菜の天ぷらの他に田楽や自家製の漬物などが食卓に並びました。 食材はメンバーの家で取れたものなどを持ち寄りました。 下小沢あかりの会は高齢者の集まる機会を作ろうと7年前に結成し、毎年季節ごとに様々な企画を行っています。 今年は、秋にそば打ちを行う他、神社の清掃や、花の植栽なども計画しています。
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青野恭典さん写真展「信州の山々」
東京都出身で今年1月に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの写真展「信州の山々」が3日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、長野県で撮影した山岳写真43点が展示されています。 カラーとモノクロ写真で季節ごとに構成され、去年撮影された新作も展示されています。 写真展は、生前山を愛した青野さんの遺志を引き継いで、妻のハツ子さんが企画しました。 青野恭典さんの写真展「信州の山々」は12月5日まで、伊那市のかんてんぱぱホール常設ギャラリーで開かれています。
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親子が伝統芸能を楽しむ
歌舞劇団田楽座は、親子で伝統芸能を楽しむイベントを伊那市のいなっせで、29日開きました。 テレビよりおもしろいでんがく劇場と題して行われたイベントは、子どもたちが伝統芸能に触れる機会にしようと開かれたもので今年で2回目です。 ステージでは、およそ4mの竹をヒモやあごの上に乗せる伝統芸を披露しました。 他に、子どもたちにも解りやすいよう昔話を盛り込んだ南京玉すだれも披露されました。 会場には、子どもやその保護者など200人が訪れました。 田楽座は太鼓や唄、踊り、獅子舞などを地元をはじめ、全国各地で披露していて、「今後も子どもから大人まで楽しんでもらえるイベントを企画していきたいです」と話していました。
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ゆめわーく施設利用者の作品展
伊那市社会福祉協議会の障がい者社会就労センターゆめわーくの利用者が製作した絵画や織物などを展示する作品展が伊那市のみはらしの湯で開かれています。 会場には利用者が製作した絵画や織物、ぬいぐるみなどおよそ60点が展示されています。 ゆめわーくでは、企業からの受託作業の他、自主製品を製作したり、自由時間を使って絵を描いたりしています。 作品展は日々の活動を知ってもらおうと、今年初めて開かれました。 ある施設利用者は、「細かいところまでこだわったので、たくさんの人に見てもらいたい」と話していました。 ゆめわーくの作品展は、伊那市のみはらしの湯で30日まで開かれています。
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JA上伊那がお粥ポットを市町村に寄贈
JA上伊那は炊飯器でお粥が作れるお粥ポットと米の割引券を伊那市に寄贈しました。 2日にJA上伊那の山岸眞由美理事ら2人が市役所を訪れました。 JA上伊那では上伊那食卓愛の運動の一環で毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米券を贈っています。 今年度伊那市にはお粥ポット170個とお米券550枚が贈られました。 伊那市では3か月検診の時に第1子にはお粥ポットとお米券を、第2子からはお米券を渡すということです。 今年度は上伊那8市町村に合わせて535個のおかゆポットと1,415枚のお米券が贈られました。
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箕輪南小 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校で、17日のプール開きを前に、2日プール清掃が行われました。 2日は、全校児童が役割分担をしてプールの清掃をしました。 3年生以上が参加し、大プールの清掃が行われました。まずは、たわしやスポンジを使って壁を磨きます。 プールは、PTA活動などで掃除されていて仕上げをしました。 プールの中ではカエルも見つかりました。 子どもたちは、協力をして磨いていました。 壁が終わると床を掃除しました。 子どもたちは、競争しながら雑巾がけをしていました。 箕輪南小学校では、17日にプール開きの予定です。
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福与城址まつりの売り上げ熊本地震へ
箕輪町福与判ノ木を中心とする女性のソフトバレーボールチーム、「みつばちはっちゃん」は、4月29日に行われた福与城址まつりでのフリーマーケットの売上金のすべておよそ6万円を、熊本地震の被災地に送りました。 2日は、みつばちはっちゃんを代表して、中村順子(じゅんこ)さんと、中村みどりさんが、町役場を訪れ、白鳥政徳町長に、寄付金を手渡しました。 みつばちはっちゃんは、4月29日に行われた福与城址まつりでフリーマーケットを開き、6万53円を売り上げました。 日用品や雑貨、手作り製品などを販売しました。 15年ほど続けていて、これまでは、福与城址の整備や、町内の福祉施設などに寄付してきました。 今年は、熊本地震の被災地に送りたいと、メンバーの意見が一致したということです。 女性メンバーだけに頑張らせてはいけないと、同じ常会の男性でつくる判ノ木同志会からも2万円の寄付がありました。 寄付金は、箕輪町に寄せられた他の寄付金と合わせて、熊本地震の被災地に送られます。
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ひまわりの家で草花の植え付け
南箕輪村の障害者生きがいセンター「ひまわりの家」で5月24日に、フラワーアレンジメントで使用する草花の植え付け作業が行われました。 この日は、施設の利用者と職員らがフラワーアレンジメントで使用する、「アイビー」の苗や「かすみ草」の種など7種類を植えました。 障害者生きがいセンターでは南箕輪村の花いっぱい推進協議会の委託を受けておよそ10年前から村内の施設や民間企業に販売するフラワーアレンジメントの製作を行っています。 アレンジメントに使う花はカーネーションのみでしたが、去年からその他の草花も使って、アレンジメントの幅を広げています。 今年度からは使用する草花を生きがいセンター内で育てることにしました。 早いものは7月から行われるフラワーアレンジメントで使用されるということです。
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白山社で御田植祭
伊那市東春近の神社白山社が所有する田んぼで、5月28日に豊作を祈念する御田植祭が行われました。 この日は、氏子総代8人が神事の後田植えを行いました。 御田植祭が行われる田んぼは斉田と呼ばれ、神に供える米を栽培する田んぼです。 白山社では祭典で神前へと供えられる米は斉田で収穫されたものに限られており、代々の氏子総代により米づくりが行われてきました。 白山社の斉田は神社名義で所有していて、神社での所有は全国的にも珍しいということです。 去年までは同じ場所でおよそ100年米作りが行われてきましたが、農地整備のため今年から新しい場所に移りました。 この日植えられた米は10月に収穫され、白山社へ献上されるほか、防災対策米として備蓄されます。