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児童が手作りカヌー体験
伊那市長谷の美和湖で6日、手作りカヌーの体験イベントが行われました。 このイベントはカヌー作りの指導などにあたっているNPO法人美和湖倶楽部が行ったものです。 6日はカヌーを作った東春近小学校の児童やその保護者などおよそ80人が集まりました。 子どもたちは3、4人のグループで乗り込むとパドルを操り湖面を進んでいました。 カヌーはおよそ3.4メートルで子どもでも扱いやすいように、コンパクトに設計されています。 県産材のスギやヒノキが使われていて防水加工がほどこされています。 なかには耐水性に優れている選挙のポスターを貼る掲示板を譲り受け、作ったカヌーもありました。 設計と制作の指導にあたったNPO法人美和湖倶楽部の蓑口健二さんは「自然を体感することで地域の良さを知ってもらいたい。」と話していました。
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伊那北高校合唱コンクール
伊那北高校の合唱コンクールが伊那市の伊那文化会館で11日、開かれ3年A組が金賞に選ばれました。 今年で48回目となる合唱コンクールでは、1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を発表しました。 今年は、全クラスが混声四部合唱に挑戦したということで各クラスの息のあったハーモニーを響かせていました。 審査の結果、3年A組が金賞に選ばれました。 伊那北高校合唱コンクールの模様は20日の午後2時から放送します。
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第39回花卉品評会 最優秀賞に飯島町竹澤孝生さん
カーネーションやアルストロメリアなど上伊那の主力となっている花を集めて審査を行う「第39回上伊那花卉品評会」が11日、伊那市役所で開かれました。 品評会には、上伊那花卉生産者会議の会員37人から219点が出品されました。 会場には、上伊那が県下有数の産地となっているカーネーションやアルストロメリア、トルコギキョウなどが並びました。 最優秀賞にあたる「長野県知事賞」には、飯島町の竹澤孝生さんのカーネーションが選ばれました。 全体的なバランスやまっすぐ伸びた茎などが評価されたということです。 審査会の後は、消費者に関心を高めてもらおうと予約販売も行われ、多くの人が訪れていました。
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景観保全に関するシンポジウム
伊那市は、市内における守るべき景観とは何かについて考えるワークショップを、12日、創造館で開きました。 今後は、国の制度の活用も視野に入れ、景観保護に取り組んでいく考えです。 ワークショップは、景観保護にいかしていこうと、市教育委員会が初めて開いたものです。 国は、里山や棚田など人々の生活や風土に深く結びついた地域特有の景観を守ろうと、平成16年に「重要文化的景観の選定制度」を創設しました。 都道府県や、市町村が保存措置を行うもののうち、特に重要なものを国が選定するものです。 選定されると、保存に影響を及ぼす行為をしようとする場合、文化財保護法により国に届出が必要になります。 県内では、飯山市の小菅山と千曲市の姨捨の棚田が選ばれていて、全国では47件が選定されています。 ワークショップでは、文化庁世界文化遺産アドバイザーの本中眞さんが、制度の内容や伊那谷における重要文化的景観地区についての話しをしました。
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高遠消防署一日出張所
伊那市高遠町の高遠消防署の救急一日出張所が12日ニシザワ高遠食彩館で行われ、買い物客が緊急時の対応を体験しました。 12日は、ニシザワ高遠食彩館の駐車場に一日出張所が設けられ、心肺蘇生法や119番のかけ方の体験、救急車の展示が行われました。 これは、12日までの救急医療週間に合わせ、地域住民に意識を高めてもらおうと高遠消防署が初めて行ったものです。 救急車の展示では、子どもたちが車内に乗り込み、設備を見学していました。 119番のかけ方体験では、買い物客の男性が倒れ、救急車を呼んでほしいと頼まれたという想定で電話をしました。 ある署員は、「救急車を呼ぶときは、どこの市町村かからかけているのかしっかり伝えることが大事。署員が質問をしてくれるので、落ち着いて答えてください」とアドバイスしていました。
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分杭峠気場発見20周年記念シンポジウム
伊那市長谷分杭峠の気場発見20周年記念シンポジウムが12日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。 シンポジウムにはおよそ150人が参加し、これまでの経過報告や基調講演が行われました。 伊那市長谷の分杭峠は、中央構造線が作る地形の影響で特殊な「気」が発生するといわれています。 気場は平成7年7月2日に気功師の張志祥さんが発見し、今年で20年となります。 パワースポットとして人気を集め、昨年度はおよそ2万5千800人が訪れたということです。 基調講演では国際ジャーナリストの中丸(なかまる)薫(かおる)さんが話をしました。 世界中のパワースポットを巡った中丸さんは、この地域を訪れた途端「波動が変わる」のを感じたといいます。 中丸さんは、「現代社会の中で真実の情報を探るための直観力を得るには、心身の浄化が必要。気場を訪れ、ゆっくりと過ごすことでそれににつながる」と話していました。
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起業・創業に関する展示
起業・創業に関する情報が掲載されたパネルや冊子の展示会が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那図書館2階のロビーには、起業や創業に役立つ情報を掲載した冊子などを8機関が共同で展示しています。 各機関のサポート制度などを知って創業のきっかけにしてもらおうと、日本政策金融公庫などが開いているものです。 日本政策金融公庫では、昨年度県内290企業に対しおよそ35億円融資を行いました。 伊那支店では、前の年より17件多い40企業におよそ3億8千万円融資を行ったということです。 起業・創業に関する展示は、17日(金)まで伊那図書館で開かれています。
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高校演劇合同発表会
上伊那地区高校演劇合同発表会が6日開かれ、伊那西高校が県の発表会の出場校に選ばれました。 発表会には上伊那の6つの高校が参加しました。 上伊那地区高校演劇合同発表会は、学校同士の交流と、クラブ活動のレベルアップにつなげようと上伊那地区高等学校演劇連盟が毎年開いています。 伊那西高校演劇クラブは、オリジナルの脚本「人と生まれた悲しみを知らないものは・・・」を披露しました。 人の記憶を見て保存することができる機能を持った介護ロボットが、主人公の老人から戦中戦後の記憶を引き出そうとする内容です。 伊那西高校演劇クラブでは「人の記憶の意味深さを、演技を通して伝えたい」と話していました。 伊那西高校が出場する県の発表会は、11月に東御市で開かれます。
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直江津遭難事故から73年 児童が慰霊碑で冥福祈る
1942年9月13日に、中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の児童5人が修学旅行中に新潟県の直江津で亡くなった事故の冥福を祈ろうと、11日児童が登校の時間に合わせて慰霊碑に花を手向けました。 午前7時40分、児童達は家から持参した花を手向け、慰霊碑に手を合わせていました。 1942年9月13日に、現在の箕輪中部小学校の6年生にあたる児童が修学旅行で訪れていた新潟県の海で遭難し、5人が亡くなった事故から今年で73年を迎えます。 ある児童は「命の大切さを改めて感じる日。二度とこういう事故が起きないようにお祈りしました」と話していました。 亡くなった児童の同級生でつくる「搏美六人力会」の有志は、13日に小学校を訪れる予定です。
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災害時にドローン活用へ 操縦訓練はじまる
災害時などで小型無人航空機ドローンの活用を検討している上伊那広域消防本部は、初めての操縦訓練を11日、駒ヶ根市の伊南北消防署で行いました。 上伊那広域消防本部では、災害時の捜索活動や火災の現地調査などでドローンの活用を検討しています。 消防署でのドローンの導入は全国的にも珍しく、県内ではまだ例がないということです。 上伊那広域消防本部では、今年7月にドローンの操作に関する事項をまとめた「小型無人航空機運航要領」を策定しました。 伊那消防署と伊南北消防署はそれぞれ3班ずつ交代で勤務を行っていて、勤務時間問わず操縦者が常にいるようにと、今回各署から6人ずつ、合わせて12人が操縦訓練を始めました。 伊南北消防署に配置されているドローンは、3月に伊南防火管理協会が解散するにあたり寄贈したものです。 このドローンは、飛行時間が平均10分から20分で、通信距離は約700メートルとなっています。 小型カメラが備え付けられていて、タブレット端末と連動して撮影している動画が観られるようになっています。 操縦訓練は10月までに10回行い、運行管理者にあたる消防次長から指名された人が操縦できるということです。
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富県保育園 地域住民と一緒に散歩
伊那市の富県保育園の園児は10日、地域住民と散歩をして地域の自然に触れました。 富県保育園の年長園児25人が地域住民と貝沼地区を散歩しました。 これは、貝沼の自然環境を守る会が地域の子供たちに地元の自然に触れてもらい一緒に楽しみながら今後の地域の姿を考えるきっかけにしようと初めて行ったものです。 保育園を出発して1時間ほどかけて散歩しました。 途中、農業用水路で会のメンバーが虫を捕まえました。 オニヤンマの幼虫がつかまり、子ども達も手にとっていました。 ヘビトンボの幼虫です。地元では「マゴタロウ」と呼んでいて、ザザムシと一緒に煮て食べていたという事です。 かつて真菰ヶ池があった公園では、百日草の花にキアゲハが集まっていました。 貝沼の自然環境を守る会では、小学校との交流も行っていて、来月は富県小の児童と麦の種撒きをするという事です。
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台風18号最接近 大きな被害なし
9日の昼前から昼過ぎにかけ台風18号は上伊那に最も接近しました。 この台風の影響で、伊那市高遠町で停電が発生しましたが、交通機関や農作物などの被害の報告はありませんでした。 台風18号は9日の昼前から昼過ぎにかけ上伊那地域に最も接近しました。 この台風と前線の影響で伊那では、午後3時現在 24時間の降水量は16.5ミリとなっています。 伊那市高遠町藤沢では午前6時半頃、斜面の木が数本倒れ、近くの電線を切断し停電が発生しました。中部電力によりますと、停電は伊那市高遠町の1200戸におよび、午前11時45分に復旧したという事です。 また伊那市長谷の北沢峠では、降りはじめからの降水量が100ミリ以上となり、長野県と長野地方気象台は午前9時25分北沢峠周辺に土砂災害警戒情報を発表しました。 発表を受け伊那市長谷総合支所では、職員が現地災害警戒本部の設置準備や山小屋と連絡を取り、宿泊客やスッタフの人数を確認していました。その後、台風の通過に伴い雨量も減った事から、北沢峠周辺に出された土砂災害警戒情報は、午後1時半に解除されました。 伊那市や箕輪町、南箕輪村、JAなどによりますと今回の台風による、目だった被害は無いという事です。 長野地方気象台では、これまでに降った雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
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伊那インター工業団地に東京パック新工場が完成
伊那市が企業誘致を進める西箕輪の伊那インター工業団地に、使い捨て手袋の製造・販売を行う東京パック株式会社の新工場が完成しました。 5日は、東京パック株式会社の新工場落成記念祝賀パーティーが、現地で行われました。 東京パックは、東京都に本社を置く使い捨て手袋や衛生管理用品の製造・販売会社で、製品は主に医療や介護の現場で使用されています。 新工場は、鉄骨造平屋建てで延床面積はおよそ780平方メートル、総事業費はおよそ3億円です。 東京パックでは、3年後を目途に敷地内に物流倉庫などを建設する計画で、30人ほどの正社員の雇用を考えているということです。 今後は、東京の工場が関東方面に、伊那工場が関西方面に出荷することで、災害時のリスク分散を図りたいとしています。 伊那インター工業団地に立地した企業は、東京パックで17社目となり、造成済みの土地は残り1区画となっています。
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台風18号 9日の昼過ぎに接近
台風18号は、9日の昼過ぎから夕方にかけて県内に近づくとみられ、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。 8日の伊那地域は台風18号の影響で雨となりました。 長野地方気象台によりますと台風18号はあす昼過ぎから夕方にかけて県内に最も近づくとみられ、あすは1時間に40ミリの激しい雨や強風になる恐れがあるとしています。 伊那市西箕輪重盛正さんの、りんご園では、つがるの収穫が最盛期を迎え、台風の接近にともない収穫を急いでいました。 9日、午後6時までに予想される、降水量は南部で200ミリとなっていて長野地方気象台では、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
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東部中学校吹奏楽部定演 21日
伊那市の東部中学校吹奏楽部による定期演奏会が21日に伊那文化会館で開かれます。 生徒たちは、本番に向け練習に熱が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として年に一度定期演奏会を開いていて今年で11回目です。 今年、1年生が23人入り部員総勢83人の大所帯となりました。 今年度は、吹奏楽コンクール南信予選と県大会で金賞、先月30日に行われた中部日本吹奏楽コンクール長野大会でも金賞を受賞するなどの活躍をしています。 演奏会では、JPOPからアニメソング、コンクールの課題曲などが披露される他、1年生のステージも予定されています。 この他にも、映像を使ったり、振り付けが加えられた演奏もあり、音だけでなく目でも楽しめるよう工夫されています。 東部中学校吹奏楽部の第11回定期演奏会は、今月21日の午後1時30分から伊那文化会館の大ホールで行われることになっています。
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伊那ロータリークラブ アオギリの前で平和祈り黙祷
社会奉仕団体伊那ロータリークラブは、2年前に植樹したアオギリの木の前で、8日、平和への誓いを新たにし黙祷を捧げました。 伊那ロータリークラブは、2年前に伊那市の高尾公園にアオギリの苗木を植樹しました。 植樹したアオギリは、70年前に原爆が投下された広島で、爆心地から半径およそ1.3キロメートル以内にあったものの2世だということです。 平成25年5月に植樹し、当時は高さ30センチ程でしたが、2年経って4メートルまで成長しました。 伊那ロータリークラブの中川博夫会長は「戦争や原爆の他にも、自然災害などで被害に遭われた多くの人にこのアオギリの成長を見て希望をもってもらいたい」と話していました。
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朗読劇風狂のうたびと 上演
千両千両井月さんまつりに合わせて、井上井月の生き様などを表現した朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」が5日、伊那市のいなっせで上演されました。 コラージュ風狂のうたびとは、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月を長年研究し、自身も俳人として活動している春日愚良子さんの著書をもとにした朗読劇です。 伊那市で上演されるのは、6年ぶり4回目です。 一般から募った朗読者7人が、井月の俳句およそ150作品を朗読しました。 音楽は伊那混声合唱団などが、児童劇には美篶小学校の児童が参加しました。 朗読劇「コラージュ風狂のうたびと」は、10月3日(土)からご覧のチャンネルで放送します。
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「西駒んボッカ」 ランナーがレンガ背負い西駒山荘へ
中央アルプスの西駒山荘までレンガを背負って運ぶレース「西駒んボッカ」が、6日に行われました。 ランナーが、2.5キロのレンガをザックに入れ、スタートを待ちます。 午前6時30分、スタートの合図で、鳩吹公園から標高2,690mの西駒山荘に向けて走りだしました。 このイベントは、山荘の石室の床材となるレンガを背負って登り小屋の建設に参加するものです。 山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いていて、今年で3回目です。 レースには、県内外から約200人が参加しました。 今年は50人定員を増やしたところ、県外の女性からの応募が多かったという事です。 西駒山荘にゴールした参加者はレンガに名前やメッセージを書きこんでいました。 11人が犠牲となった中箕輪尋常高等小学校の遭難事故を受け、大正4年に地元住民によって建設された西駒山荘は、今年で築100年を迎えました。 去年石室部分を残して改築が完了しています。 西駒こまくさ会は、「来年のイベントで、石室の床に必要なレンガがそろうのではないか」と話していました。
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「世界最大のモミジの葉」 ギネス認定
箕輪町は、町発足60周年の記念イベントとして7日、町のシンボルのモミジの葉の形を、多くの人で作るギネス世界記録に挑戦しました。 404人が参加し、「世界最大のモミジの葉」としてギネスに認定されました。 これは、箕輪町が住民参加のイベントで60周年を祝おうと企画したものです。 挑戦の内容は、人が並んで「世界最大のモミジの葉の形」を作ることです。 250人以上でモミジの形を作り、5分以上崩れないよう維持することが認定条件です。 お揃いの赤いTシャツを身に着け、帽子をかぶった参加者が並び終わると、役場駐車場にモミジの形が浮かびあがりました。 ギネス認定員は、上空から撮影された映像を見ながら維持できているかを確認します。 1度目の挑戦は、途中で地面が見えている箇所があったため、やり直しとなりました。 雨が強くなる中、再度モミジの形を作っていきます。 職員が、隙間がないか確認し、微調整をしていきます。 参加者は、形を崩さないよう、神経を集中させていました。 挑戦が終わると、参加者は安堵の表情を浮かべていました。 このあと、箕輪町文化センターでは認証式が行われました。 認定員から、白鳥政徳町長に認定証が手渡されました。 挑戦に参加したのは404人。 記念撮影をして、ギネス達成を祝いました。 また、昨日は未来へのタイムカプセルの封印式も行われました。 町民から集まったおよそ670通の手紙が、カプセルの中に入れられ、鍵がかけられました。 このタイムカプセルは、10年後に開封され、手紙は書いた人の元に送られるということです。
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西町区敬老会 地域住民によるステージ発表
21日の敬老の日を前に伊那市の西町区敬老会が6日に開かれ、地域住民によるステージ発表などが行われました。 西町区では、毎年9月の第一日曜日に敬老会を開いていて、この日は、西町に住む75歳以上の高齢者22人が参加しました。 ステージ発表では、地元の竜南保育園の年長園児15人が歌を披露しました。 また、西町安協女性部のメンバーは、歌と踊りを通して交通安全を呼びかけていました。 西町区では、これまで区の発展に尽力して頂いた事へ感謝し、これからも長生きをして欲しいと話していました。
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狼煙リレー 上下伊那25か所つなぐ
戦国武将の武田信玄が情報伝達手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが5日、上下伊那の25か所で行われました。 このうち伊那市西春近では3か所で行われました。 西春近南小学校には、自治協議会の役員や児童などおよそ60人が集まりました。 午前10時15分頃、物見や城で狼煙が上がったのを確認すると、狼煙台に火がつけられました。 狼煙リレーは、昔の情報伝達の方法を体験し伊那谷の歴史を学んでもらおうと、公民館や有志でつくる「武田信玄狼煙会」が行っているものです。 西春近自治協議会では、5年前からこのリレーに参加しています。 今年は、下伊那郡根羽村から箕輪町まで、15市町村25か所で狼煙を繋ぎました。 狼煙は、終点の箕輪町まで無事つながったということです。
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千両千両井月さんまつり そば新発売
伊那ゆかりの俳人井上井月にスポットをあてる第3回千両千両井月さんまつりが、5日から2日間の日程で始まりました。 まつりに合わせて、井月そばが新発売となりました。 井月そばは、通常3人前1,100円で、5日と6日の2日間は100円引きの千円で販売されています。 そばを販売しているのは、伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームと通り町の小林書店、駒ヶ根市の飲食店水車でつくる井月そば振興会が井月関連商品として開発しました。 そばは、長野県産のそば粉に地元産の桑の葉の粉末が混ぜられています。 振興会によりますと、井月の生きた時代は養蚕が盛んで、井月自身も養蚕に関する句を数多く残しているということです。 また、桑の葉は中性脂肪を取り除き肥満の解消に効果が期待できるということです。 井月さんまつり初日の5日は、井月たちの幕末維新と題したシンポジウムが開かれました。 6日は井月俳句大会や講演会が開かれます。
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雅秋園 10日からオープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」では、10日からのオープンを前にスタッフが準備に追われています。 広さ90アールの雅秋園の今年のぶどう狩りのオープンは10日です。 ナイアガラ・コンコード・デラウェアの3種類の味を楽しむことができます。 巨峰やシナノスマイルなどは販売所で購入することができます。 農園主の浦野崇さんによりますと、今年は春から夏にかけて天候がよく日照時間が長かったため、出来が良く甘さも充分あるということです。 入園料は大人500円、小学生250円、小学生以下は無料で10月上旬頃まで楽しめるということです。
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明るい選挙啓発ポスターコンクール 入賞作品決まる
伊那市内の学校を対象にした明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査が2日に行われ、入選作品が決まりました。 小学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、東春近小学校5年の堀尾侑希さんの作品です。 中学校の部で最優秀賞に選ばれたのは、高遠中学校2年の清水菜音さんの作品です。 伊那市では、小学校の部には35点、中学校の部には95点、高等学校の部には1点の応募があり、そのうちの9点が県の審査会に提出されます。 県の審査会は16日に行われる予定です。
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電話応対コンクール 伊那食品工業熊澤真優さん優勝
電話応対のスキルアップを目的とした電話応対コンクールの伊那・駒ヶ根地区大会が4日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれ、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 地区大会には、10の事業所から29人が参加しました。 コンクールは、電話応対のスキルを磨いて企業のイメージアップに繋げようと、公益財団法人日本電信電話ユーザ協会などが毎年開いているものです。 今年は、「物産館で買った商品を忘れてしまい困っている」との問い合わせに対応し、留守番電話にメッセージを残すという内容で競いました。 審査の結果、伊那食品工業㈱の熊澤真優さんが優勝しました。 準優勝には、アルプス中央信用金庫の山崎恵さんが、優秀賞には佐川急便㈱信越支店伊那営業所の神林浩美さんが選ばれました。 上位3人は、10月15日に長野市で開かれる県大会に出場します。
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日本太鼓ジュニアコンクール
県内の子ども達の太鼓グループが一堂に集まり全国大会出場を目指す、日本太鼓ジュニアコンクールの長野大会が30日、箕輪町で開かれました。 コンクールは、練習の成果を披露する場として毎年開かれていて今年で18回目です。 全国大会への出場をかけて県内の太鼓グループ11団体が出場しました。 このうち、地元のみのわ太鼓ジュニアは、お揃いの衣装で課題曲と自由曲の2曲を披露しました。 1チームの持ち時間は5分以内でチームワークや音楽性などが審査基準となります。 子ども達は、息の合ったバチさばきを披露していました。 審査の結果北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会が4年連続で優勝し全国大会出場を決めました。
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西春近自治協議会が天竜川河川敷の草刈り作業
伊那市の西春近自治協議会は、天竜川河川敷の草刈り作業を、2日に行いました。 地域住民約40人が参加し、河川敷の草刈りを行いました。 2013年にこの場所の樹木を伐採し、国交省が水防訓練を実施してから毎年、西春近の住民が草刈りなどの環境整備を行っています。 河川敷は西春近の天竜川右岸350m区間で、伊那市消防団の水防訓練や雪捨て場などに活用されています。 環境省のレッドデータブックで絶滅の恐れがあるとされている蝶、ミヤマシジミの生息も、おととし確認されていて、エサとなるコマツナギを刈り取らないようテープが張られていました。 草刈り作業は、2時間ほど行われました。 自治協議会の加納義晴会長は「住民が協力しながら、この場所を利活用できるよう今後も整備を続けていきたい」と話していました。
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上牧で倒木 あわや車直撃
1日午後7時30分ごろ、市道上牧笠原線で道路脇の木が倒れて道を塞ぎ、通りかかった車が木に衝突する事故がありました。 運転手にケガはありませんでした。 事故があったのは市道上牧笠原線で、道路脇の直径50センチ、長さ15メートルほどの木が倒れて道を塞ぎ、市内の40代女性が運転する乗用車がこの木に衝突したものです。 この事故によるけが人はいませんでした。 運転手の話しによりますと、少し前を走っていた車は通過していったということで、木は衝突した乗用車が通りかかる直前に倒れてきたものとみられます。 伊那市によりますと、倒れた木は私有林のアカマツで、松枯れと雨が原因ではないかとみています。
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西駒んボッカ子ども向けイベント開催
中央アルプスの西駒山荘へレンガを背負って登るレース「西駒んボッカ」が今年も6日に行われます。 今年は、新たに5日と6日に子供向けのイベントを開催する計画です。 31日の夜は、伊那市役所で大会前の最終打ち合わせが行われていました。 このイベントは山岳関係者などでつくる西駒こまくさ会が開いているもので今年で3年目です。 今年は、過去最多の249人が参加予定です。 今回新たに子供たちに楽しんでもらおうと、ますみヶ丘平地林を走るキッズレースやツリークライミングなどを計画しています。 西駒こまくさ会では、多くの人に足を運んでもらいたいと来場を呼び掛けています。
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市民プール村民プール利用者増
今年の伊那市の市民プールの利用人数は去年に比べ5700人増えたことがわかりました。 伊那市の伊那市民プールは今年7月19日から8月30日まで30日間営業しました。 期間中の利用者数は前の年の9842人よりおよそ5700人多い1万5593人でした。 高遠スポーツ公園プールは7月18日から8月30日まで38日間営業しました。 利用者数は前の年の6458人より2500人多い8966人でした。 また、南箕輪村の大芝村民プールは、7月13日から8月23日まで37日間営業しました。 利用者数は、前の年の3413人より1000人多い4455人でした。 伊那市と南箕輪村では、天候の良い日が多かったことや暑い日が続いたことが利用者増につながったとものとみています。