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みなみみのわフォトグランプリの最優秀賞に向山世男さん
今年度のみなみみのわフォトグランプリの最優秀賞に、伊那市の向山世男さんの作品が選ばれました。
最優秀賞に選ばれた向山さんの作品「朝の光」は、春の大芝高原で撮影されたものです。
納得の1枚が撮れるまで、5回足を運んだということです。
審査会では、全体のバランスや手前の苔が映るよう明るさを工夫している点が評価されました。
向山さんの最優秀賞受賞は、2年連続3回目です。
21日は、役場で表彰式が行われ、最優秀賞から佳作までの8人に表彰状が贈られました。
今年で7回目のフォトグランプリには、過去最多の99点の応募があったということです。
村では、入賞作品を役場村民ホールと大芝の湯で展示する他、ホームページなどで使用し村の観光PRに役立てたいとしています。 -
伊那ローメン倶楽部 会員証の更新と新規登録呼び掛け
ローメン好きの集まりでつくる伊那ローメンファン倶楽部は、一昨年12月の設立から1年3か月が経ちました。
倶楽部では、会員証の更新と新規登録を呼び掛けています。
21日は、ファン倶楽部の伊東久会長らが更新の時期や内容について説明しました。
来年度は、カードのデザインを一新します。
表面には、去年ローメンのイメージキャラクターに選ばれたロメンくんが、裏面には県外で長野県伊那市をPRできるよう日本地図が使われています。
ファン倶楽部は、ローメンで街を活性化させようと、平成23年12月に結成しました。
初年度はおよそ220人が登録し、2か月に1回のペースで交流会を開いた他、B1グランプリなどのイベントでボランティアを行いました。
来年度の活動については、ソーシャルメディアを使ってイベントをPRする「PR係」や、イベントなどで調理を手伝う「調理係」など、役割を明確にする考えです。
また、ファン倶楽部独自のローメンの開発に取り組むとしています。
更新・新規登録ともに24日から、市内12の協力加盟店と商議所で受け付けるということです。 -
木目込人形展 華やか400点並ぶ
人型の土台に布を押し込んで装飾を施す伝統工芸「木目込み人形」の作品展示会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
展示会は、中南信地域に教室がある、東京木目込人形師範会・清水総支部・暁朋会が2年に1度開いているもので、会員111人の作品、およそ400点が並んでいます。
木目込み人形は、日本に古くから伝わる伝統工芸で、桐のおがくずを固めた土台に、布を押し込んで衣装を着ているように装飾するものです。
着物を着せる前の土台の補正作業や頭を乗せる角度など、微妙な違いで雰囲気が変わるということで、同じ土台を使っても個性が出るということです。
黒河内暁朋支部長は「会員ひとりひとりの個性を感じてもらえたらうれしい」と話していました。
木目込人形作品展は24日まで、かんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市職員6か月の処分
伊那市は、一昨年10月に市内で交通死亡事故を起こした職員を停職6か月の処分とすることを22日、公表しました。
死亡事故は、一昨年10月伊那市狐島で発生したもので、事故を起こしたのは教育委員会の45歳の職員です。
この職員は免許取り消しなどの行政処分と罰金100万円の刑事処分を受けています。
伊那市は、懲戒処分の指針に基づき事故当時の上司である水道部の56歳の職員を厳重注意としています。
白鳥孝市長は「度重なる不祥事を受け臨時職員を含めた全ての職員に対し、交通法規の遵守と交通安全の推進を図りたい」とコメントしています -
老若男女、幅広い世代が参加
お金を賭けない、タバコを吸わない、お酒を飲まないをモットーに、気楽にマージャンを楽しむ健康マージャン教室の麻雀大会が16日、伊那市内で開かれました。
伊那市の総合型地域スポーツクラブが、一昨年から教室を開いている「健康マージャン教室」。
この日は1年の最後のイベントとして大会が開かれました。
誰でも気軽に参加してもらおうと、土曜日を中心に1年間教室が開かれています。
老若男女、30代から80代まで幅広い年齢層の人達が教室に入っていて、麻雀特有の静かで緊張感がある雰囲気でなく、会話を楽しみながら麻雀をしています。
ある参加者は「雰囲気も良いし、気軽にできるのでとても楽しい」と話していました。
高島彬代表は「笑いながら楽しくやることが重要。たくさんの人に楽しんでもらいたい」と話していました。
4月からは新年度の教室がスタートすることになっていて、随時募集を行っているということです。 電話0265-73-8573(伊那市総合型地域スポーツクラブ) -
伊那公園 ロトウザクラほぼ満開
伊那市中央にある伊那公園のロトウザクラが、ほぼ満開となっています。
周辺をふくめ、10本ある伊那公園のロトウザクラが咲き始めています。
公園北の東屋隣りに植えられたものは早めに咲き始め、現在、ほぼ満開です。
管理をしている伊那公園桜愛護会によりますと、平年より4日ほど早い、今月17日に咲き始めたということです。
伊那公園でも早咲きの、シキザクラも17日頃から咲き始めたということです。
シキザクラは、年に2回、春先と秋に花を咲かせます。
伊那公園には、全部で12種類の桜が植えられています。愛護会では、シキザクラ、ロトウザクラの見頃は今月いっぱいで、その後、4月の始めには、コヒガンザクラが咲き始めると予想しています。 -
「みのわ健康アカデミー」卒業式
箕輪町がシニア世代を対象に行っている健康教室「みのわ健康アカデミー」の、今年度受講生の卒業式が、21日に行われました。
卒業式では、平澤豊満町長から受講生に卒業証書が手渡されました。
今年度は、箕輪町内の男性17人、女性26人の、合わせて43人が受講し、平均年齢は63.3歳となっています。
平澤町長は「仲間とのコミュニケーションを大切に健康づくりに励んでもらうことが町の活性化と将来の財産につながる。健康寿命長寿のまちを目指して、これからも健康づくりに励んでください」と話していました。
卒業生を代表して木下の鳥山佐代子さんは「ここで学んだ知識と経験を忘れず、これからも実践していきたい」と話していました。
みのわ健康アカデミーは、毎週1回の機械を使った筋力トレーニングやウォーキングなどの在宅トレーニングを通して生活習慣病予防や介護予防を目指すものです。
今年度の効果として、ウエストが10.9センチ細くなったり、体重が11.8キロ減った人がいたということです。 -
子ども人形劇場 300人が楽しむ
子ども人形劇場が伊那市のいなっせで20日行われ、子どもたちが公演を楽しみました。
会場には親子連れ300人ほどが訪れました。
20日は、腹話術やマジックを交えた一人芝居の専門人形劇団「よろず劇場とんがらし」が公演しました。
今回演じたのは、「まいごのおまわりさん」で、記憶を失ってしまった不真面目なおまわりさんが心を入れ替えるというお話です。
子ども人形劇場は、伊那市などが人形劇に親しんでもらおうと行っているもので、今年で9回目です。
子どもたちは、腹話術や不思議な仕掛けに夢中になっていました。
ある保護者は、「次から次へといろんな仕掛けが出てきて迫力がありました」と満足している様子でした。 -
中村時計店前のロトウザクラ 綻び始める
19日の伊那地域の最高気温は20.4度と4月下旬並みとなり、18日の春の嵐から一転おだやかな暖かい1日となりました
伊那市中央の未来通り沿いにある中村時計店の敷地では、魯桃桜(ロトウザクラ)が綻び始めました。
ロトウザクラは桃の一種で、春を告げる桜と言われています。
また日本気象協会は19日、5回目の桜の開花予想を発表しました。
高遠城址公園の桜の開花を4月6日、満開を11日と予想しています。 -
信大にタカトオコヒガンザクラ植樹
信州大学松本キャンパスに、医療機器を開発する「信州地域技術メディカル展開センター」が完成したのを記念して、伊那市からタカトオコヒガンザクラの苗木が贈られました。
19日に行われた式典には、伊那市から白鳥孝市長が参加し、タカトオコヒガンザクラを植えました。
信州大学と伊那市は、産業振興や教育・人材育成などの分野で協力するための連携協定を2005年に結んでいます。
今回、信州大学松本キャンパスに、医学部と工学部、一般企業が連携して医療機器を開発する「信州地域技術メディカル展開センター」が完成したのを記念して伊那市が苗木4本を贈りました。
式典で信大の山沢清人学長は「とても貴重な桜をいただいた。これから末永く信州大学を見守る桜となってほしい」と話していました。
白鳥市長は「タカトオコヒガンザクラは『門外不出』の桜だが、今回の寄贈は伊那市としてもとても嬉しいこと。信州大学の発展とともにこの桜も大きくなってほしい」と話しました。
今回贈られたタカトオコヒガンザクラは、来月上旬には花を咲かせるということです。 -
桜並木の歴史を後世に
伊那市美篶青島の桜並木について継続して学習してきた美篶小学校の6年生は19日、現地に桜並木の歴史などを紹介する大型看板を設置しました。
19日は大型看板の除幕式が行われ、この春卒業した6年1組の児童ら30人が出席しました。
児童たちは1年生の時から桜並木の歴史などについて学習していて、これまで、桜の手入れや、訪れた人たちの休憩場所にしてもらおうと手作りのベンチを設置するなどの活動を行ってきました。
大型看板は学習の集大成として桜並木の歴史を後世に伝えていこうと設置しました。
看板は高さ2.4メートル幅2.8メートルで児童たちが考えた紹介文を一文字ずつ堀り、バザーなどで集めた35万円で建てました。
看板には、先人たちが桜を植えた歴史や、災害により桜が切られてしまったことなどが書かれています。
美篶小学校では、6年生の活動を引き継ぎ来年度も学校全体で桜並木の活動に取り組んでいくということです。 -
アマランサスのレシピの小冊子完成
栄養価が高いとされている雑穀アマランサスのレシピなどを紹介する小冊子が完成しました。
19日は、伊那商工会議所で小冊子がお披露目されました。
これは、消費者からアマランサスの調理方法がわからないなどの声があったことから多くの人たちにより知ってもらおうと伊那地域アマランサス研究会が作成したものです。
料理のレシピは、雑穀料理研究家の吉田由季子さんが監修しました。
小冊子は14ページで調理方法の他に、研究会の活動や地元アマランサス商品の紹介なども紹介されています。
小冊子は、県の補助金で5000冊作成し、伊那市でアマランサスを扱う店舗や商工会議所の窓口などで無料配布されることになっています。
伊那地域アマランサス研究会では、多くの人に小冊子を手に取ってもらい、アマランサスの普及に繋げていきたいとしています。 -
最大瞬間風速 24.1メートル
18日の上伊那地域は、発達中の低気圧の影響で風が強い1日となり、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
伊那市荒井の現在は営業していないホテル、伊那ステーションホテルでは、午後1時頃、屋上に設置されている看板が落下しました。
看板は1m四方程度で、この看板落下による物損被害や通行人などへの怪我はありませんでした。
落下した看板は、業者により撤去されましたが、ホテルでは、風が吹くたびに、屋根材が上下していました。 伊那市上新田のauショップ伊那店では看板のフタが外れ、風にあおられていました。
駐車場では、看板の落下を警戒して警備会社が駐車場の誘導をしていました。
箕輪町松島のシューマート箕輪店では、バイパス沿いにある看板の一部が、風により飛ばされそうになった為、店の関係者が、上部のパネルを撤去していました。
店によりますと、午後0時半頃客からの連絡を受け、警察と消防に相談し、看板の一部を解体する事にしたという事です。
また、この他に、JR飯田線の松島第一踏切近くでは、架線にビニールが引っ掛かった為、10分ほど電車が立ち往生し、車や人の行き来ができなくなりました。
伊那消防署によると、午後5時半現在強風によるけが人などは出ていないということです。
長野地方気象台によると、18日、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
平均風速が15メートルを超える風は、人が風に向かって歩くのが難しく、場合によっては転倒する強さとされています。
強い風は、今夜遅くまで続くということです。 -
七五三ファッションショーでモデル気分
伊那市で17日、七五三ファッションショーが開かれ子どもたちがモデル気分を味わいました。
七五三ファッションショーは、伊那市西町の写真館、風の丘、デュボンタンが開いたものです。
ファンションショーはこれまでに松本市で開催していて、伊那市では今回が初めてです。
子どもたちは芸能人がデザインしたブランドの和服を着こなし特設ステージでポーズを決めていました。
風の丘、デュボンタンでは「七五三のお参りをする11月は写真撮影も混み合うので今の時期に落ち着いてするのがお勧めです。」と話していました。 -
彼岸の入り 4月下旬並みの陽気
17日は彼岸の入り。
伊那市の常円寺には先祖の供養に訪れた人たちが墓前に花を供え手を合わせる姿が見られました。
彼岸は、20日の春分の日を中日に前後3日間を合わせた日を言います。
伊那市の常円寺でもお墓参りをする人たちの姿が見られました。
訪れた人たちは墓前に花や線香を供えたり汚れを落としたあと手を合わせ先祖を偲んでいました。
暑さ寒さも彼岸までの言葉通り17日の伊那地域は日中の最高気温が18.1度を記録し4月下旬並みの陽気となりました。 -
箕輪町防災会議 地域防災計画の修正案 了承
箕輪町防災会議が14日、役場で開かれ、耐震化された箕輪中学校体育館を二次避難所に追加指定することなどを新たに盛り込んだ地域防災計画の修正案が了承されました。
会議には、消防団長や区長会長など委員29人が出席しました。
地域防災計画は、国の防災基本計画に基づき各市町村が作成しているものです。
会議では、▽箕輪中学校体育館を二次避難所に追加指定すること▽気象観測装置などのシステムを活用し防災情報発信を推進していくこと▽災害時でも続けていかなければならない業務について定める「業務継続計画」の策定を推進すること などを新たに盛り込んだ地域防災計画の修正案が示され了承されました。 -
全国芝平の会 ふるさとへ
過疎による集団移住で廃村となった伊那市高遠町芝平に住んでいた人たちが集まる全国芝平会が16日開かれ、参加者が伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校を訪れました。
16日は県内や愛知県などからおよそ30人が参加し、芝平分校にある離村の碑に花を手向けました。
全国芝平会は3年に一度移住した人たちが集まり開かれているもので、ふるさとを忘れないようにしようと今回初めて芝平を訪れました。
伊那市高遠町芝平は、過疎や土砂災害により昭和53年に廃村となり、住民は全国各地に移住しています。
昭和18年に芝平分校の教師が作詞した歌「芝平の四季」を全員で歌いました。
全国芝平の会の北原厚会長は「今もなお芝平の里を守り、私たちを見守ってくれる先祖の霊たちにありがとうの言葉を捧げます」と話していました。 -
絵本「みんなであそぶか2」完成
伊那市の保育士が作成した絵本「みんなであそぶか2」がこのほど完成しました。
11日は保育士5人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に絵本完成の報告をしました。
この絵本は、昔のあそびを伝えていこうと市内の保育士でつくる伊那市保育プロジェクトが作成したもので、2作目となります。
地域のお年寄りなどから昔の遊びを聞き取り、分かりやすいように絵本にまとめました。
「けんけんぱ」や「てつなぎおに」「ひみつきち」など昔ながらの遊び7つが紹介されています。
絵本は350冊作られ、市内の保育園や小学校に配られるほか、保護者向けに販売も検討していくことにしています。 -
春の訪れ ザゼンソウ咲き始める
伊那市横山の群生地では、ザゼンソウが咲き始めています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で僧侶が座禅を組んだ様に見えることからその名がついたとされています。
横山区によるとザゼンソウは4月下旬まで楽しめそうだということです。 -
浜松市庄内から箕輪に花束
箕輪町が交流を続けている静岡県浜松市の庄内地区から今年も花束が届けられました。
浜松市の庄内地区は、温暖な気候を利用して花卉栽培が盛んな地域です。
箕輪町は、平成7年に友好交流推進協定を締結。
翌平成8年から毎年箕輪町内の保育園から中学校までの卒業生に花束が届けられています。
今年は、フリージアとガーベラ5本を束ね1,124人分が用意されました。
15日町役場で行われた贈呈式には、庄内地区から12人が訪れました。
石塚政義さんは、「フリージアの花言葉は、親愛の情、ガーベラは、希望・前進」と紹介。
箕輪町の白鳥副町長は、「子どもたちが大きくなって恩返しが出来るよう末永い交流を続けることが私たちの願い」と感謝していました。
小学生代表として花束を受け取った北小学校のおそちはる尾曾千春さんは、「花束は、毎年もらえたらいいなと思っていたので卒業する今年もらえてうれしい。花を咲かせるための苦労は児童会活動を通じてわかっているので、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたい」と喜んでいました。
箕輪町内の小学校の卒業式は、16日、中学校は、18日、保育園は24日で、贈られた花束は、それぞれの卒業式で渡されることになっています。 -
伊那市新たに3部署を設置
伊那市は、来年度世界自然遺産登録推進室など新たに3つ部署を設置します。
これは、15日開かれた伊那市議会全員協議会で示されたものです。
新たに設置されるのは、総務部に南アルプスの世界自然遺産登録を推進する世界自然遺産登録推進室」を、市民生活部に自然エネルギーの普及を推進する「自然エネルギー推進室」を、建設部に環状南線やスマートインタ竏窒フ整備を進める「特定道路整備推進室」です。
市では「組織の見直しをすることで、これまで以上に充実した取り組みと、迅速な対応がとれると思う」と話していました。
これら3つの部署は、4月1日から設置されます。 -
伊那地域の最高気温 5.6度と寒い一日
14日の伊那地域は、最高気温5.6度と、13日より、8度程度、平年より4度ほど低い一日となりました。
それでも、春は近づいていて伊那市西町では梅の花が開いていました。 -
長野県 花粉飛散量 平年の1.5倍「やや多く」
日本気象協会は、今シーズン4回目の花粉飛散予測を、14日に発表しました。
それによりますと、長野県の飛散量は平年の1.5倍と、やや多くなっています。
日本気象協会が発表したスギ、ヒノキの花粉飛散量の予測によりますと、長野県は、平年の1.5倍と、やや多い予想となっています。
前年比では、1.8倍と「多い」予想です。
日本気象協会では、今年の春のスギ、ヒノキ花粉の飛散量は、全国的に、平年並みか、例年より多いと予想しています。 -
伊那地域で最大瞬間風速19.7mの強風
13日は伊那地域で最大瞬間風速19.7mを観測する強い風が吹きました。
この強風により、飯田線で5分から10分程度の遅れが出ています。
13日は長野県内に強風注意報が発令されました。
長野地方気象台によりますと、午後12時13分には最大瞬間風速19.7mの強い風が吹きました。
午後4時半時現在、JR中央線が強風の影響で遅れたことにより接続するJR飯田線でも5分から10分ほどの遅れが出ています。
長野地方気象台では、風で飛ばされてくるものから身を守り、ビニールハウスの倒壊などに注意するよう呼びかけています。 -
長谷モデル地区に砂防ビジョン策定
天竜川上流河川事務所は、伊那市長谷をモデル地区に、深層崩壊に対し、砂防の取り組みを総合的に実施するビジョンを策定しました。
天竜川上流河川事務所では、山の岩盤から崩れ、大きな土砂災害を引き起こす、「深層崩壊」の危険度について調査をしました。その結果、伊那市高遠町や長谷の一部で危険度が高い場所があると、昨年10月に報告しています。
調査結果を基に天上では、相対的に危険度の高い南アルプスの山岳地帯周辺をモデルに砂防ビジョンを策定しました。
大規模な土砂災害に備えた整備としては、杉島堰堤の嵩上げの詳細設計を来年度に行い、管理道路の造成に着手します。深層崩壊の危険度の高い、女沢、大久保谷、屋合沢などの5か所の砂防堰堤の整備促進のため、来年度から順次、工事を進める計画です。
ソフト事業としては、伊那市と合同で、深層崩壊に備えた防災訓練や、土砂災害で出来た天然ダムの対策訓練の実施。災害による停電に備え、河川の監視カメラの緊急用の電源として、小水力発電の活用を検討しています。
天竜川上流河川事務所では今回のプランを基に、伊那市と土砂災害に強い街づくりについて協議を進めていく事にしています。 -
伊藤善明さんの畑 福寿草見ごろ
伊那市長谷非持山の伊藤善明さんの畑では、福寿草が見ごろとなっています。
平成13年に100株ほど植えたところ年々増えていき、現在は広さおよそ500平方メートルの畑一面に咲くようになったということです。
伊藤さんによると花は20日頃までは楽しめるということです。 -
観桜期の準備進む
来月1日から始まるさくら祭りを前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では観光客を迎え入れる準備が進んでいいます。
ここ最近暖かい日が続いたことから桜のつぼみが膨らみ始めました。
12日は、高遠城址公園の桜などを管理する桜守が公園内で観光客を迎え入れる準備を行っていました。
現在は、桜の周りを保護する柵の設置作業が行われています。
日本気象協会は今年の桜の開花を4月10日と予想しています。
公園内での準備作業は今月いっぱい行われるということです。 -
公立高校の後期選抜試験 およそ1万3千人が受験に臨む
公立高校の後期選抜試験が12日、県内一斉に行われ、およそ1万3千人が受験に臨みました。
伊那北高校後期選抜試験の志願倍率は、普通科が1.1倍、理数科が1.5倍となっています。
上伊那の各高校の志願倍率は、辰野高校普通科が1.03倍、商業科が0.3倍。
上伊那農業高校は生産環境科が1.3倍、園芸科学科が1・05倍、生物科学科が0.85倍、緑地創造科が1.0倍。
高遠高校は、0.94倍。
伊那弥生ヶ丘高校は1.1倍。
赤穂高校は、普通科が1.09倍、商業科が1.13倍。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で1.23倍。
多部・単位制の箕輪進修高校は、普通・部、・部にあわせて0.98倍、普通・部は0.16倍、工業・部は0.95倍となっています。
長野県教育委員会によりますと、試験は無事終了したということです。
公立高校の後期選抜試験の合格発表は22日金曜日に行われることになっています。 -
イルミフェスの宣伝に パネル制作
毎年10月に開かれる信州大芝高原イルミネーションフェスティバルの宣伝に役立てようと、実行委員会はパネル2枚を作りました。
パネルは、縦1メートル、横70センチで、今年のフェスティバルで撮影された写真を使って作りました。
12日は、南箕輪村役場にパネルを飾ってもらうため、吉田卓美実行委員長ら3人が役場を訪れ、唐木一直村長にパネルを手渡しました。
イルミネーションフェスティバルは、村の商工会が母体となる実行委員会が取り組み続けているもので、7年目の去年はおよそ14万人が来場しました。
吉田実行委員長は、「イベントは徐々に浸透しつつあるが、地域の人でもまだ知らない人もいる。このパネルを見て少しでも興味をもってもらえればうれしい」と話していました。
パネルは、役場と大芝荘に設置されるということです。 -
株式会社大成 馬肉を32トンを偽装表示して販売
飯島町田切に本社がある馬刺し専門企業株式会社大成が、一部の加熱用馬肉を生食用馬肉として偽装表示し販売していたことが分かりました。
田中忠雄社長ら3人が11日、伊那市のいなっせで記者会見を開き謝罪しました。
今年2月、石川県内の飲食店2店で0157の感染による食中毒事故が発生し、2店の共通食材が、大成が販売した馬肉ユッケだったため伊那保健所が調査しました。
その調査では0ー157は検出されませんでしたが、調査の中で不正な書類を見つけ大成に報告。
偽装表示するよう指示していた北原実前専務が3月5日に田中社長に事実を申告しました。
北原前専務は、3月5日付けで退職しています。
不正表示した馬肉の出荷は1年ほど前から行われていたということで大成では回収を急いでいます。