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上伊那の木材を使った、建築部材や木製玩具の展示
上伊那の木を使った、建築部材や、木製玩具の展示、上伊那木づかい運動が23日から伊那市の伊那合同庁舎で始まりました。
この展示は、地域の木材の利用促進を図ろうと長野県上伊那地方事務所が開いたものです。
出品しているのは、上伊那森林組合、株式会社ウッドレックスのほか、伊那市の木工職人などでつくる、ウッドフォーラム伊那です。
ウッドフォーラム伊那は、伊那市と友好提携を結んでいる新宿区の赤ちゃん誕生記念として、木のおもちゃを贈る事業を行っています。
上伊那森林組合は、上伊那のカラマツを使った学校用の机とイスなどを展示しています。
県では、木のぬくもりを感じてもらうことで、上伊那地域の木材の利用促進を図りたいとしています。
県では、地域の木材を使うことで、山の手入れが進み、災害に強い森林が増える効果にも期待しています。
この上伊那木づかい運動の展示は、27日まで伊那合同庁舎2階の県民ホールで開かれています。 -
昔をあそぼう冬バージョン
昔の遊びを伝承していこうと、箕輪町公民館などが22日、昔の遊び体験イベントを町文化センターで開きました。
会場にはお手玉やあやとりなど10種類の遊びコーナーが設けられ、子どもたちが次々とコーナーを回って遊んでいました。
このイベントは、箕輪町の公民館、郷土博物館、図書館の3館が今年度取り組んでいる連携事業の一つです。
昔あそびは、夏に続いて2回目で、今回は冬バージョンとして開きました。
羽子板のコーナーでは、子どもたちが2人、あるいは4人で打ち合いをしていました。
失敗すると、墨で顔にバツ印を書く代わりに、黒色のテープを張っていました。
町では、「たくさんの遊びを体験してもらい、子どもたちに伝えていきたい」と話していました。 -
自主防災アドバイザーなど研修会
地域の自主防災組織を支援する自主防災アドバイザーや自主防災組織のリーダーらを対象にした県の研修会が22日、伊那市役所で開かれました。
研修会は県が毎年開いていて、21日と22日の2日間で県内2会場で開かれました。
中南信会場の伊那市役所にはおよそ160人が参加し、今年度、自主防災アドバイザーに追加委嘱される9人に委嘱状が渡されました。
研修では、参加者が災害時の避難所運営をゲームで模擬体験しました。
年齢や被災状況などが書かれたカードを避難者に見立て、体育館や学校の教室に割り振っていきました。
参加者は、「高齢者はトイレの近くがいいのでは」「家が全壊で帰る場所がないので体育館の奥がいい」などと話しながらゲームを進めていました。
県では、避難所運営の模擬体験を通して災害をイメージし、安心安全のための備えに役立ててほしいと話していました。 -
みはらしファームで「せいの神」
伊那市西箕輪羽広の農業公園みはらしファームで正月飾りを燃やして無病息災・五穀豊穣を願う「せいの神」が22日に行なわれました。
「せいの神」は、みはらしファームと羽広区合同で行なわれています。
みはらしファーム入り口の牧草地には、各家庭で飾った門松やしめ飾り、2012本の〆の子が積み上げられました。
中心の竹は、高さ15メートルで、関係者は、県内でも最大規模と話しています。
午後1時、ファーム関係者や区の役員、地元の小学生など7人が点火し、火は、煙とともに次第に大きくなっていきました。
30分ほどすると中心に飾られた竹が崩れ落ち、火はますます大きくなっていきました。
この「せいの神」。一般的には、どんど焼き、三九郎などと呼ばれ、小正月の1月15日近辺に各地域で行なわれています。
羽広では、15日に獅子舞の舞い合わせもあり、毎年この時期に行なわれています。
せいの神は、「歳の神」がなまったものとされていて、この地域ならではの呼び名となっています。
この日、西箕輪の上戸でも地区独自にどんど焼きが行なわれました。
上戸は、14日からでえもんじが行なわれていて、でえもんじをおろす20日以降に地区のPTAが中心となり行っています。
この日集められた正月飾りや去年のでえもんじで各戸が家に飾っていた巾着飾りなどが燃やされました。
せいの神・どんど焼きでは、燃え残ったおきでもちを食べます。
このもちを食べると一年間病気をしないという言い伝えがあります。 -
シコクビエを味わう
17日のい縲怩ネ雑穀の日に合わせ伊那市の長谷中学校で17日、地元産のシコクビエを使ったパンなどの給食が出されました。
伊那市では、雑穀を食べてもらい、雑穀に興味を持ってもらおうと毎月17日をい縲怩ネ雑穀の日と制定しています。
長谷中学校の給食には、地元産のシコクビエを使った雑穀入りパンとグラタンが出されました。
17日は、い縲怩ネ雑穀ネットワークのメンバーも訪れ生徒たちと一緒に給食を味わっていました。
シコクビエは西アフリカ原産で栄養価が高くミネラルやビタミンを多く含んでいます。 -
「大寒」も最低気温0.6度
21日は二十四節気のひとつ「大寒」。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
伊那市長谷杉島の小松照子さんの家では、寒さを利用した保存食「凍り餅」づくりが行われています。
21日の伊那地域は、最低気温0.6度と暖かく4月上旬並の気候となりました。
この日は、小松さんが四角に切った餅を紙に包んで紐に結ぶ作業をしていました。
凍り餅は、水に浸した餅を凍らせ、さらに凍らせた餅を風にさらして乾燥させるものです。
この工程を踏むことで、カビが生えづらい保存用の餅になるということです。
小松さんはおよそ50年前から凍り餅づくりをしていて、この作業が小正月の恒例行事になっています。
小松さんは「毎年楽しみなイベント。年を重ねるに連れて大変になってきたが、今年も無事に作業をすることができて良かった」と話していました。
この日準備した餅は、来週冷え込みが厳しくなったころに外に出して乾燥させ始めるということで、餅は3月頃まで乾燥させるということです。 -
中ア山麓部にシカ入り込みの可能性
中央アルプスに分布するニホンジカが、飯島町の中田切川や与田切川の森林帯を移動して山麓部まで入り込んでいるとみられる調査結果が21日、報告されました。
これは、上伊那教育会郷土研究部が開いた研究発表会で、飯島小学校の吉田保晴教諭が報告したものです。
吉田教諭は、中央アルプス一帯で絶滅したと言われるほど激減したニホンジカが増えていることから、中田切川など河川沿いに発達する森林帯に生息しているかどうかを調査しました。
一昨年の9月から去年の10月までセンサーカメラを森林帯のけもの道に設置し、1週間で0.4頭を撮影しました。
吉田教諭は、「今回の調査で中田切川や与田切川沿いの森林帯にニホンジカが生息していることがはっきりした。
森林帯を移動し、中央アルプス山麓部まで入りこんでいると思われる」と説明し、継続調査をしていきたいと話していました。 -
上伊那岳風会箕輪支部 初吟会
詩吟の愛好者でつくる上伊那岳風会箕輪支部の初吟会が21日開かれ、会員が日頃の練習の成果を披露しました。
この日は町内の飲食店で初吟会が開かれ、最初に吟じ初めとして全員で吟じました。
上伊那岳風会では、伊那、駒ヶ根、箕輪の3支部がそれぞれ初吟会を開催していて、この日は箕輪支部の会員およそ100人が参加して開かれました。
初吟会では、普段開かれる詩吟の大会と違い自由に選曲することができ、普段は複数で吟じる合吟に参加している人も、一人で吟じる独吟に挑戦していました。
上伊那岳風会の堀内岳茂会長は「1年の始めなので思いきり吟じて、今年も元気に詩吟を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
松島分館巻き寿司作り教室
箕輪町公民館松島分館は、節分に向けて巻き寿司作り教室を22日開きました。
巻き寿司作りは今年3年目で、22日は地区住民12人が参加しました。
箕輪お花ずしの会のメンバーが、小鬼の顔の花巻寿司や節分に食べる恵方巻きの作り方を指導しました。
小鬼の花巻寿司は、目や鼻、角など顔のパーツをご飯や卵焼きなどで作り、すし飯をのせた海苔で巻いて作ります。
できあがると、参加者はさっそく切って、仕上がりを確認していました。
松島分館では、作り方を覚えて、節分には自宅でぜひ巻き寿司を作ってほしいと話していました。 -
伊那北保育園で餅つき
伊那市の伊那北保育園で20日、地域の人を招いて餅つき大会が開かれました。
餅つき大会には、園児と保育園の近くに住む住民合わせて110人が参加しました。
20日は、用意した餅米15キロを、園児らが10回ずつ交代でついていました。
伊那北保育園の高橋美智子園長は「子ども達も毎年楽しみにしている。今後も地域との関わりを大切にしていきたい」と話していました。 -
上伊那地域で今年初めてまとまった雪
20日の上伊那地域は、南海上の低気圧の影響で、この冬初めてのまとまった雪となり、朝から雪かきに追われる姿が目立ちました。
伊那市荒井にある伊那消防署の観測によると、午前10時に最大5センチの積雪を観測したということです。
伊那市内では、水分を多く含んだ雪が降る中、住民らが雪かきに追われていました。
この雪で、JR飯田線では午前6時20分辰野発天竜峡行きの列車1本が、雪の影響で電源が作動せず運転を見合わせました。
高速道路や高速バスの運行などに大きな乱れはありませんでした。
伊那市西部地区にある西箕輪保育園でも、保護者が駐車場の雪かきをしていました。
早朝にも、保育所職員らも含む大勢でかいたということですが、山沿いは降雪量が多く、昼近くにも雪かきをする姿が見られました。
長野地方気象台によると、20日夜から21日の夕方にかけて天気は回復しますが、20日の夜から雪や雨が降りやすくなるということです。 -
中尾歌舞伎保存会 初めてのオリジナル演目
伊那市長谷の中尾歌舞伎保存会は、およそ250年前に中尾歌舞伎が始まって以来、初めてとなるオリジナルの演目、「36災歌舞伎」を、4月の春季定期公演で披露します。
20日は、保存会のメンバー8人が伊那市長谷の中尾座に集まり台本の読み合わせをしました。
春季公演で上演するのは、昭和36年に伊那谷を中心に甚大な被害を出した梅雨前線豪雨36災害を題材にした演目です。
36災歌舞伎は、災害を後世に伝えようと国土交通省天竜川上流河川事務所の草野慎一前所長が原作を作成し、国立劇場の顧問を務める織田紘二さんに監修を依頼したオリジナルの演目です。
幕末の農村を舞台に、大雨により発生した土石流で妹を亡くした兄忠勝が、10年後、同じ様な土石流から、家族や村を守るという話です。
演目では、土石流を大蛇にたとえ神楽の舞で表現することになっていて、忠勝と大蛇との立ち回りなどが見どころです。
保存会では、3月18日に関係者を対象にしたプレ公演を、4月29日に春季定期公演を行うということです。 -
小河内神社お筒粥占い 世の中は6分8厘
箕輪町南小河内の小河内神社で、祈年祭の神事、お筒粥占いが15日行われ、占いの結果、今年の世の中は「六分八厘」で去年を2厘上回りました。
朝7時すぎ、2時間ほどかけて炊き上げた大鍋のお粥の中から、お筒が取りだされました。
お筒粥占いは、百年以上続く伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われます。
筒は21本の葦を束ねたもので、筒に入った粥の量で今年1年の世の中や農作物の出来を占います。
占いの結果、世の中は去年より二厘良い六分八厘でした。
農作物は、リンゴ、梨など3品目が極上、ゴボウとナスが上々、晩生の水稲が上などとなりました。 -
卒業生に贈る「愛の鈴」づくり
南箕輪村の中学3年生に贈るストラップ「愛の鈴」作りが、19日、村社会福祉協議会ボランティアセンターで行われました。
19日は、愛の鈴を作るために集まったボランティア20人が作業を行いました。
愛の鈴は毎年、卒業を迎える南箕輪村内の中学3年生全員に贈られていて、25年以上続いています。
19日が作業の3回目で、糸を編んだものに鈴をつけ、木の玉に顔を書いて完成させていました。
今年は、南箕輪中学校と伊那養護学校の中学部の卒業生を対象に200個用意されます。
愛の鈴は、卒業式を前に、生徒に渡される予定です。 -
田中豊文さん初午のワラ馬づくりピーク
伊那市東春近の木工芸家田中豊文さんが、2月3日の初午に向けた縁起物のワラ午づくりに追われています。
初午は五穀豊穣を祈る2月最初の牛の日で、神社などで祭りが盛大に行われる地域もあります。
田中さんは、足を悪くした高齢者などに贈ろうと16年前から毎年ワラ馬を作っています。
作業は正月から始まり、現在ピークを迎えています。
ワラ馬は、北信の初午祭りをヒントに田中さんがつくり方を考案したオリジナルのワラ細工です。
雄と雌のセットとなっていて、雄はりりしく、雌は草を食べているところを表現したということです。
飾りの紐は、田んぼをすずめから守るためのおどし用の紐を使い、赤い布で鞍を、毛糸で手綱を作ります。
1日に4体が限度という事で、今年は100体、50セットを完成させる予定です。 -
旧吉良町の住民伊那市を表敬訪問
吉良上野介の使用人で後に僧となった理鏡坊の縁で、旧吉良町、現在の西尾市の住民9人が17日、伊那市を表敬訪問しました。
伊那市役所を訪れたのは、旧吉良町の山本一義前町長ら9人です。
理鏡坊は、全国を行脚した後伊那市の仲仙寺や青島で晩年を過ごしたとされています。
西尾市では、去年11月、理鏡坊について語る集いを開いたところ、約400人が集まるなど、理鏡坊や吉良上野介に関心が高まっているということです。
語りを担当した田中ふみえさんは「平和を求めている今こそ、吉良上野介が表舞台に立つ時だと思う。悪党とされている吉良の本当の姿を、伊那市と共に広めていきたい」と話していました。
白鳥市長は「これからも繋がりを大切にして、様々な分野で交流を深めていきたい」と話していました。 -
伊那東保育園 園児が邦楽を楽しむ
伊那市の伊那東保育園で18日、琴や尺八などの演奏が行われ、園児が日本の伝統楽器の音色を楽しみました。
この日は、伊那東保育園の園児69人が演奏を聴きました。
演奏したのは、保育園の地元中央区に住む春日英二さんら3人です。
春日さんらは、子ども達に日本の伝統音楽に親しんでもらおうと市内の保育園や小学校で演奏会を開いています。
この日は、アニメの主題歌や童謡など8曲が披露され、知っている曲が演奏されると園児らは一緒に唄って楽しみました。
春日さんらは「和楽器は特別なものではなく身近なものだという事を感じてもらいたい」と話していました。 -
富県小の児童が狩り体験
県の史跡に指定されている伊那市富県の御殿場遺跡で17日、富県小学校の児童が弓矢を使って狩り体験をしました。
狩り体験をしたのは富県小学校の4年生と6年生の児童です。
御殿場遺跡では縄文時代中期の竪穴住居などが発掘されていて現在、復元された竪穴住居の屋根のふき替え工事が行われています。
縄文時代について学んでもらおうと伊那市が開いた狩り体験では児童達が、段ボールにかかれた動物を目がけ弓で矢を放っていました。
児童は、竪穴住居を見学したり、創造館の学芸員から縄文時代生活について話を聞きました。
学芸員の・ス慎一さんは「竪穴住居は縄文時代の人達が定住生活をおくりはじめた頃からつくられたもの。土器や弓矢を発明し生活をしていた」と児童達に説明していました。 -
新春書画と干支「辰」作品展
今年の干支「辰」にちなんだ書画などの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
会場には、龍を描いた掛け軸や書、工芸品など85点と、絵手紙240枚が並んでいます。
干支にちなんだ作品展は今年で5回目です。
伊那市出身の小坂芝田などの作家の作品から、伊那部宿を考える会の会員の力作まで多彩な作品が並びました。
今年は、書家の池上信子さんが井上井月の句を凧に書いた作品も特別出品されています。
昨年に続き、絵手紙の指導をしている倉科照子さんに今年届いた絵手紙の年賀状240枚もあります。
伊那部宿を考える会では、展示を通してこの施設に親しんでもらい、交流の場になればうれしいと話しています。
今年の干支「辰」にちなんだ作品展は29日(日)まで、旧井澤家住宅で開かれています。 -
伊那青年会議所新春会員大会
伊那青年会議所の2012年度新春会員大会が14日、伊那市内で開かれ、新しい役員体制での活動がスタートしました。
大会には会員、来賓などおよそ70人が出席しました。
2012年度の第45代理事長に就任したのは、伊那ケーブルテレビジョン取締役総務部長の向山賢悟さんです。
向山理事長は、「郷土愛と仲間を大切にし、若き世代の力を結集してこの地域がもっとよくなるように頑張っていきたい」と決意を述べました。
大会では、今年度の取り組みが確認されました。
今年度の主な事業は、地域ブランドフレーズ「い縲怩セに」の浸透、経営品質を取り入れたまちづくり、ふれあいを大切にした青少年育成事業です。
経営品質を取り入れたまちづくりでは、今年8回目となる伊那経営フォーラムを、地域力アップを目指して開くということです。
伊那青年会議所は1月から12月が年度になっていて、役員任期は1年です。
会員は30人で、地域は箕輪町から宮田村までとなっています。 -
加藤さゆり副知事 箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を視察
長野県の加藤さゆり副知事は、箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を16日、視察しました。
農村生活マイスター協会上伊那支部が、女性の立場で社会参画している副知事に、協会の活動について知ってもらおうと、招いたものです。
農村生活マイスター協会は、農業に携わりながら、地域づくりや食育などについて取り組んでいる組織で、16日は上伊那支部58人の会員のうち46人が参加しました。
加藤副知事は、去年10月に完成した施設内の加工場で、機械や作業の流れの説明を受けた他、にこりこの商品を手にとって見ていました。
視察の後、加藤副知事が「農村女性に期待するもの」と題し、箕輪町地域交流センターで講演しました。
加藤副知事は「農産物の消費を高めていくには、加工技術を高め様々な商品として提供していくことが大切。長野県らしい農業をみんなで考えていきましょう」と話していました。 -
真冬の怪談「怪談兄妹」
怖い話の読み聞かせをする「怪談兄妹」による、怪談の朗読が14日、伊那市の伊那図書館で行われました。
怪談話をしたのは、伊那市の赤羽哲也さんと妹の三和さんです。
妹の三和さんが怪談の本を読み、兄の哲也さんは黒子姿にキツネの面をつけ、楽器を使って効果音を出していました。
会場にはおよそ60人の親子連れが訪れ、話しに聞き入っていました。
怖い話が好きな2人はタレントで怪談の語りで有名な稲川淳二さんのライブに行ったこともあるということです。
怪談兄妹の三和さんは、18日の午後1時過ぎからSBCラジオでオリジナルの怪談話を披露する予定で、多くの人に聞いてもらいたいと話しています。 -
高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞
伊那消防組合は、消防や防災に関する意見発表会を17日開き、高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞しました。
唐澤さんは、2月に開かれる意見発表会の県大会に出場します。
意見発表会には、伊那消防組合の4つの消防署から7人が出場し、職務を通じて体験したことを基に消防や防災に関する意見を発表しました。
最優秀賞に選ばれた唐澤さんは、東日本大震災を受け子ども達に対する防災教育の重要性について話しました。
唐澤さんは、2月15日に中野市で開かれる消防職員意見発表会の県大会に出場します。 -
交通安全を祈願
伊那警察署管内で去年死亡事故が多発したことを受け、今年1年の交通安全を祈願するだるまの眼入れ式が 17日、伊那警察署で行われました。
これは、伊那市などが定めた毎月、17日の交通安全伊那の日に合わせ伊那警察署と伊那交通安全協会の共催で行われたものです。
伊那署員や交通安全協会の会員20人が交通安全と書かれたダルマに眼入れをしていきました。
伊那署管内では去年、前の年に比べて4人多い13人が事故で亡くなっていて、その多くが高齢者となっています。
この数字は、平成に入ってもっとも悪かった平成13年と同じ数となっています。
伊那署では今後、毎月17日の交通安全伊那の日に合わせシートベルトやチャイルドシートの徹底など取り締まりを強化していくということです。 -
伊那まつりテーマ「明日へ」
今年40回目を迎える伊那まつりのテーマが16日、伊那市役所で開かれた伊那まつり企画会議で「明日へ」に決まりました。
テーマは、今年40回の節目の年を迎える事から、伊那まつりを次へつなげていこうと「明日へ」に決まりました。
サブテーマは「心をひとつに明日へがんばろう日本」です。
また、企画会議では踊り方や「伊那節・勘太郎月夜唄」の在り方などについてグループに分かれて意見を出しました。
委員からは「伊那節をアップテンポにして踊り方をアレンジしてはどうか」などの意見が出されていました。 -
南箕輪村中部保インフルエンザで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組が、インフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少組で19人中4人が医療機関でインフルエンザと診断されました。
そのため、中部保育園では、年少組を17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では、手洗い・うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
南箕輪村中部保育園年少組がインフルで学級閉鎖
南箕輪村中部保育園の年少組がインフルエンザで学級閉鎖となりました。
南箕輪村によると中部保育園の年少のクラスで19人4人がインフルエンザを発症しました。
そのため、年少のクラスは明日17日から19日までの3日間を学級閉鎖としました。
南箕輪村では手洗い、うがいなどで感染拡大の予防を呼びかけています。 -
高遠そばのそば打ち講座
伊那市高遠町の高遠閣で13日、高遠そばのそば打ち講座が開かれました。
そば打ち講座は、高遠町公民館が毎年開いているもので、伊那市内から16人が参加しました。
講座では、毎回地元の愛好会などが指導にあたっていて、13日は、高遠そば組合の飯島進組合長が指導しました。
そば粉と水を混ぜる作業で飯島さんは、「おいしいそばを作るには水加減が大切。そば粉1粒1粒に均等に水がまわるよう、丁寧に素早く混ぜて下さい」とアドバイスしていました。
参加者で、4年前に高遠町に移り住んだ男性は「普段料理はしないが、せっかく信州に来たのでそば打ちを覚えたいと思った。早く家族に食べさせたい」と話していました。
講座は全部で5回開かれ、最終日の20日には参加者に修了証が手渡されるということです。 -
南箕輪村消防団・奉仕団出初式
南箕輪村消防団と赤十字奉仕団の出初式が15日行われました。
消防団員およそ130人が市中行進をして、役場駐車場で唐木一直村長らの観閲を受けました。
唐木村長は、「活動の重要性、使命を心に刻み、訓練に励み、期待に応えるべく一層精進されるよう期待する」と式辞を述べました。
消防団の松田武夫団長は、「地域防災の充実強化につながるよう、団員確保、火災予防活動に取り組み、地域の自主防災組織と連携して日夜努力していく」と訓示しました。
奉仕団の木下嘉子団委員長は、「健康生活支援講習を今後も行い、地域に根差した活動に取り組みたい」と訓示しました。
南箕輪村では去年1年間に5件の火災が発生し、被害額は42万5千円でした。 -
全国太鼓フェスティバル実行委員会に寄付
伊那市西春近の株式会社まつり工房は、太鼓グループなどから集めた義援金およそ130万円を、陸前高田市の全国太鼓フェスティバル実行委員会に寄付しました。
16日は、まつり工房代表の北原永さんが、全国太鼓フェスティバル実行委員会会長の及川修一さんに、義援金130万538円を手渡しました。
まつり工房では、太鼓グループなどに呼びかけ、これまで2回に分けて合計240万60円を実行委員会に届けています。
今回は3回目の寄付ということで、及川さんが、お礼を兼ねて伊那市を訪れました。
陸前高田市は、太鼓の盛んな地域で、全国太鼓フェスティバルが行われていました。
これまでに北原さんが、プロデュースしたグループも出演し交流が続いていました。
しかし東日本大震災により、市民およそ2万4000人のうち2000人が亡くなり、22回続いてきた全国太鼓フェスティバルも開催できませんでした。
しかし北原さんらの義援金により、去年10月にナゴヤドームで太鼓フェスティバルを開催することができました。
及川さんは、今年10月に、全国太鼓フェスティバルを、陸前高田市で開催したいと考えていて、「太鼓を通して陸前高田の思いを全国に伝えたい。」と話しています。