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トンボの楽園で観察会
伊那市富県新山のトンボの楽園で25日、ハッチョウトンボなどの観察会が開かれました。
ハッチョウトンボは日本最小のトンボといわれ、体長はおよそ2センチです。
観察会は、野外体験活動を行っているNPO法人伊那谷自然学校が開いたもので、7人が参加しました。
伊那谷自然学校は今年から、毎月1回新山地区で自然観察会を開いていて、今回が2回目です。
ハッチョウトンボは5月20日頃発生が確認され、今がピークに近いということです。
参加者はハッチョウトンボの写真を撮ったり、イトトンボを透明な容器に入れて観察していました。
伊那谷自然学校によりますと、今年はトンボの楽園の整備が進みハッチョウトンボが去年より多く発生していて、7月中旬頃まで観察を楽しめるということです。 -
伊那市東春近にグループホーム建設へ
上伊那医療生活協同組合の通常総代会が26日、箕輪町文化センターで開かれ、伊那市東春近に認知症対応グループホームを建設する事業計画などが承認されました。
総代会には組合員およそ400人が出席しました。
上伊那医療生協では今年度事業として、伊那市東春近に認知症の症状がある高齢者対象のグループホーム建設を計画しています。
施設は鉄骨平屋建てで、定員18人のほか、デイサービスも受付けます。
事業費はおよそ、2億5,000万円で、県や伊那市などから補助も受けることになっていて、来年4月の開設を予定しています。
総代会ではほかに、東日本大震災や原発事故被災者への支援活動などが承認されました。
上伊那医療生協の昨年度の事業収益はおよそ29億5,000万円、利益は6,800万円となっています。 -
保科正之の漫画を贈る
伊那市観光協会は、名君保科正之公を知ってもらおうと市内の小学5年生に保科正之公を漫画化した本を送りました。
28日は、伊那市観光協会の阿部凱人事務局長らが伊那東小学校を訪れました。
伊那市観光協会では、漫画を読んで徳川家光の弟で高遠にゆかりのある、保科正之について知ってもらおうと3年前から市内15の小学校に漫画を送っています。
漫画は、伊那市在住の漫画家橋爪まんぷさんが書いたもので、徳川幕府の基礎を築いた保科正之の生涯をわかりやすく説明しています。
保科正之公の漫画は、市内15の小学校の5年生675人に送られることになっています。 -
福島の子ども達を伊那に招待
伊那市の有志でつくる被災地支援ボランティア、市民ネットワーク伊那は、東日本大震災で被災した福島県の子どもたちを夏休みに伊那市に招待します。
27日は、メンバー10人が参加しホームステイ先の受け入れ体制やスケジュール等を確認しました。
計画によると、原発の被害で会津若松市へ避難している大熊町の小学5年生を中心に80人を伊那市に招待します。
8月5日から8日までの日程でブルーベリー狩りや伊那市の小学生と交流する他、伊那まつりの踊りに参加するということです。
市民ネットワーク伊那では、当日のボランティアスタッフをはじめ子どもたちを受け入れるホストファミリーを募集しています。
また、子どもたちを受け入れる資金を集めるため一口3,000円のカンパを呼びかけています
伊那まつりの初日にセントラルパークで福島県の加工品などを販売し資金にあてる事にしています。 -
伊那市観光株式会社の昨年度の売上高 10億円越え
伊那市観光株式会社の昨年度の売上高は、前の年と比べて2,400万円多いおよそ10億100万円で、初の10億円台となりました。
27日は、伊那市観光の株主総会が伊那市長谷の仙流荘で開かれました。
パワースポットブームとなった分杭峠にシャトルバスを運行し誘客に繋がったことや、さくらホテルの食堂を委託方式から直営に変えたことなどが主な要因としています。
経常利益は、前の年と比べておよそ72万円減の287万円となりましたが、2期連続の黒字となりました。
また、今年度の事業計画として伊那市観光では、宿泊ビジネスの活性化や営業の強化など8項目をあげ、5%の売り上げ増を目指します。 -
ローズガーデン充実へ500万円寄附
伊那市高遠町に長野事業所がある、伸和コントロールズ株式会社は、しんわの丘ローズガーデンの充実を目的に、伊那市に500万円を寄附しました。
27日は、伸和コントロールズの幸島宏邦社長らが、伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に、目録を手渡しました。
伸和コントロールズは、神奈川県川崎市に本社がある、電子部品等のメーカーで、高遠町に、長野事業所があります。
これまでに、しんわの丘ローズガーデンの整備などの為に、3000万円を寄附しています。
幸島社長は、「しんわの丘ローズガーデンは発展途上のバラ園。今後も継続して協力していきたい」と話していました。
白鳥市長は「さらに場所を拡充し、車いすでも周りやすいよう整備を行い、伊那市のバラの拠点とし全国へ発信していきたい」と話していました。 -
交通安全対策要望 長谷で現地診断
去年、交通死亡事故が2件発生した伊那市長谷で、交通安全対策を検討する現地診断が23日行われました。
伊那市や交通安全協会、伊那警察署など関係者16人が参加しました。
現地診断が行われたのは4か所で、警察や関係機関に横断歩道の設置を数年続けて要望しているものの、まだ改善されていない場所です。
このうち非持では、小中学生が横断する国道152号と市道の交差点を見ました。
警察からは、横断歩道を設置するには、歩行者の安全確保のため待避所が必要との話がありました。
地元では、待避所確保のため地権者の同意を得ているということです。
市では、現地診断の内容を地元で検討し、改めて横断歩道設置を要望していきたいと話していました。 -
笠原川音頭 披露
伊那市美篶笠原でホタルの住める環境整備を行っている住民グループ「笠原川(がわ)を守る会」は、26日、地域の自然などを歌った、笠原川音頭を披露しました。
笠原川音頭は、昨夜、行われたホタル祭りの中で、初めて地区住民に披露されました。
歌詞は地元住民を対象に募集を行い、櫻井益次さんの詞が選ばれました。
櫻井さんは「地域の自然や歴史等を盛り込んだ歌詞。この川を中心に多くの人に親しんでもらえるよう願いを込めた」と話していました。
作曲したのは、箕輪町在住で音楽活動をしている、唐澤史比古さんです
唐澤さんは、笠原を巡り自然に触れ、人と話をする中で、曲作りをしたという事です。
守る会の畑弘躬会長は「年々ホタルの数も増えてきている。来年は今回の音頭にあう踊りを考え披露したい」と話していました -
高遠閣で東日本大震災の復興を支援するコンサート
伊那市高遠町の高遠閣で25日、東日本大震災の復興を支援するコンサートが開かれました。
コンサートは、伊那市高遠町でそば店「壱刻」の代表を務める平澤優司さんが、音楽を通して住民同士の交流を深めるとともに、被災地の復興を支援しようと開いたものです。
25日は、平澤さんと交流のある東京都在住のアマチュアバンド「クッキーサトナカ&ヘンデルとグレーテル」の3人が、およそ20曲を披露しました。
メンバー達は、本格的な演奏や、ユーモアあふれる楽しいトークで、会場の笑いを誘っていました。
コンサートの入場料全てと飲み物などの売り上げの一部、あわせて7万5千円は、伊那市を通じて義援金として被災地に送られるということです。
コンサートの模様は、7月5日からご覧のチャンネルで放送します。 -
ますみヶ丘平地林でササユリ観察学習会
長野県の指定希少動植物に指定されている、ササユリの観察学習会が、26日、伊那市のますみヶ丘平地林で開かれました。
この催しは、ますみヶ丘平地林に生息しているササユリ等の、植物について、多くの市民に知ってもらおうと、伊那市と信州大学農学部が開きました。
ササユリは、日本固有種の一つで、本州の中部地方から九州にかけ分布しています。
名前の由来は、笹が生える場所に生息している事や、ササユリの葉が、笹の葉の形に似ている事等、諸説あると言う事です。
参加者らは、平地林を散策し、ササユリのある場所につくと、信州大学農学部の荒瀬輝夫准教授の説明を聞きメモを取ったり、写真を写す等していました。
伊那市では、ますみヶ丘平地林の希少な植物を保護すると共に、市民の林森(もり)として多くの人が訪れるよう、間伐などの整備を進めていきたいとしています。 -
坂下神社 茅の輪くぐり
伊那市の坂下神社で26日、今年半年の汚れを落とし、残り半年の無病息災を祈る神事、茅の輪くぐりが行われました。
地区住民らおよそ20人が、萱を束ねて作った直径、およそ1メートル70センチの茅の輪をくぐりました。
茅の輪くぐりは、左に1回、右に1回8の字にまわると、半年間の罪や汚れが、清められるといわれています。
坂下神社では17年ほど前から6月末の恒例行事として毎年行なわれていて、訪れた人達は、言い伝え通り茅の輪をくぐっていました。
市内に住む、原尚子さん、千尋さん、深澤貞子さんは、親子3代で茅の輪くぐりをしました。
母親の尚子さんは、「怪我のないよう健康であるように」、祖母の深澤さんは「孫の健やかな成長を願いました」と話していました。
茅の輪は1週間ほど坂下神社に設置されていて、誰でもくぐることができると言う事です。 -
伊那市消防団ポンプ操法・ラッパ吹奏大会
伊那市消防団のポンプ操法、ラッパ吹奏大会が、26日、伊那市役所駐車場で開かれました。
大会には、41チーム、団員752人が出場し、早朝から訓練してきた成果を発揮していました。
このうち、小型ポンプ操法の部は、5人一組で、3本のホースを繋ぎ合わせ、およそ50メートル先の的にめがけ放水し、放水までの時間や、動作の正確さなどを競います。
選手達は、開始の号令がかかると、きびきびとした動きを見せ、息の合った操法を見せていました。
伊那市消防団の伊藤仁団長は、「東日本震災直後の大会。選手達は、消防団の使命を重く感じ、力の入った操法を見せていた」と話していました。
大会の結果、
ポンプ車操法の部は竜東分団第1部
小型ポンプ操法の部は手良分団第2部
ラッパ吹奏の部は高遠・藤澤チームが優勝しました。
ポンプ操法の部で優勝したチームは、7月3日、市内で開かれる、上伊那大会に出場します。 -
日本語教室で外国人が浴衣体験
箕輪町国際交流協会の日本語教室で学ぶ外国人が25日、日本の文化を知ろうと浴衣を着ました。
日本語教室の生徒は、着付けの指導者や日本語教室の講師に浴衣を着せてもらいました。
教室では、日本の文化を知るために浴衣を着る体験を計画しました。
浴衣を着たのは、企業研修などで箕輪町内に暮らし、日本語教室に通っている中国、ベトナム、ブラジル、ペルーの人たちです。
浴衣を着るのは初めてということで、用意された中から好きな浴衣と帯を選び、着せてもらっていました。
生徒たちは記念に写真を撮っていました。 -
待望のアユ釣り解禁も釣果は・・・
天竜川水系のアユの友釣りが25日、解禁となり、この日を待ちわびた釣り人が友釣りを楽しんでいました。
この日は朝6時に天竜川水系の友釣りが解禁となり、アユが多く放流された場所を狙って釣り人が糸を垂らしていました。
アユの友釣りは、アユの縄張り争いの習性を利用し、糸におとりアユをつけて釣り上げます。
しかし、6月上旬の大水で小さいアユが流されてしまった他、アユの餌となる垢が流れたため成長が遅く、おとりアユを追わないなど釣果はいまひとつです。
伊那市西春近などの愛好家で作る釣りグループ「でた会」のメンバーもこの状況に苦戦していました。
天竜川漁協では、5月6日から1か月にわたり、1670キロ、およそ20万匹のアユを放流しましたが、この日は釣れた人でも2縲・匹の釣果だったということです。
漁協では「梅雨が終われば水温も上がり、流れも穏やかになる。今後に期待したい」と話していました。 -
経営者を対象に防災講演会
災害時の企業経営継続のための計画について考える講演会が24日夜、伊那商工会館で開かれました。
この日は、伊那市を中心に、市内外から経営者などおよそ70人が集まりました。
これは、伊那商工会議所青年部が、東日本大震災を受け、災害について考えてもらおうと開いたものです。
この日は、東京工業大学・都市地震工学センター特任教授で経済学博士の丸谷浩明さんが講師を務め、震災を踏まえた事業継続の計画について説明しました。
丸谷さんは「企業にとって重要な業務を最初に復旧させられるような計画が必要。復旧を最優先する業務を選び、二重化しておくなどの準備が大切」と話していました。
丸谷さんは「被災すれば今と同じ経営ができなくなるのは当然のこと。被災後も事業を継続していくためには、コストや他企業との差別化を捨て、復旧に重点を置くという価値観をもつことが重要」と話していました。
また、会場の外では否商工会議所青年部が被災地支援のリストバンドを販売し、訪れた人が購入していました。
リストバンドの売上は、全額、日本赤十字社を通じて全額被災地に届けられることになっています。 -
伊那北高校「ペン祭」一般公開始まる
伊那北高校の文化祭「ペン祭」の一般公開が25日から始まり、校内は多くの人で賑わいました。
今年は、訪れた人たちの記憶に残る文化祭にしようと「僕の私のペン祭革命」をテーマに始まりました。
校内には部活による屋台などが並び、訪れた人たちが楽しんでいました。
今年は地域の人たちを巻き込んで被災地のために何かできないかと、地元のケーキ屋の協力のもと、生徒がデザインしたケーキの販売が企画されました。
販売開始前からブースの前には長い列ができ多くの人が買い求めていました。
ケーキは16種類800個が用意され、売上は義援金として被災地に贈られます。
また、被災地応援リストバンドを販売し、その売上の一部を被災地に贈るほか、文化祭に訪れた人たちがメッセージを書き込んだサッカーボールも贈られます。
ペン祭実行委員会の久保村佳音委員長は「被災地のために何かしたいと思い企画した。地域の人たちと一緒に被災地支援ができれば」と話していました。 -
地域貢献で厚生労働大臣特別表彰
民生児童委員を15年間務め地域社会に貢献したとして伊那市荒井の古旗功さんが厚生労働大臣特別表彰を受賞しました。
22日に、伊那市役所で表彰状の伝達式がありました。
古旗さんは現在78歳。
平成7年から平成22年までの15年間にわたり民生児童委員として、悩みを抱えた人などの相談にのってきました。
今回、長年、地域社会の福祉向上に努めてきた苦労や功績が認められ厚生労働大臣特別表彰を受けました。
古旗さんは民生児童委員として活動するにあたり、できるだけ多くの人に声をかけるなど日頃の行動を大切にしてきたということです。
それにより地域の人たちから信頼されるようになり、人には言えない悩みを打ち明けてくれると言います。
古旗さんは、地元の高齢者クラブの会長に就任することになっていて、「これからも地域のために役立ちたい。」と話しています -
さくらんぼの会
双子の子どもを持つ親の会、さくらんぼの会が、24日伊那市の春日公園で開かれました。
子どもたちは、滑り台などの遊具や手づくりのおもちゃで楽しそうに遊んでいました。 -
伊那養護学校で相撲大会
伊那養護学校の生徒は20日、木曽青峰高校の相撲部と交流しました。
この交流は、伊那養護学校の寄宿舎の職員が当時の木曽山林高校、現在の木曽青峰高校の相撲部を指導していたことが縁ではじまり今年で8年目です。
20日は、木曽青峰高校の相撲部の生徒7人が伊那養護学校を訪れ中学部と高等部の生徒が相撲をとって交流しました。
体育館には特設の土俵が作られ、養護学校の生徒達は自分よりもひと回り大きい体にぶつかっていました。
生徒たちはおよそ1時間、交流しながら相撲を楽しんでいました -
上伊那地方事務所 工事現場を巡視
19日から25日までの長野県違法建築防止週間にあわせ上伊那地方事務所は21日、管内の工事現場を巡視しました。
21日は、上伊那地方事務所の職員と建築指導員12人が3班に分かれ、工事現場を巡視しました。
巡視は、毎年春と秋の年2回行われています。
このうち、伊那市西箕輪の特別養護老人ホームの建設工事現場では、建物が適正な構造となっているかや、鉄筋の太さが適正かどうかなどをチェックしていました。
21日は、管内36箇所を巡視し、そのうちの1箇所で掲示版の未設置が分かり、指導したということです。 -
中病で被災地支援報告会と研修会
伊那市の伊那中央病院で、東日本大震災の被災地での医療支援の活動報告と、災害医療研修会が22日夜開かれました。
22日夜は、伊那中央病院の職員を対象に、活動報告会と研修会が開かれました。
伊那中央病院は、震災直後から4月下旬まで、4つの班を被災地に派遣していて、4つの班の代表がそれぞれ活動報告を行いました。
震災直後の3月11日から14日にかけて岩手県大船渡市で支援活動を行なった畑谷 芳功医師は、「ラジオでしか情報が手に入らなかったので、近づくにつれて、被害が大きい事が分かった。大船渡市の病院は中央病院と同じく免震構造で、建物に被害はなかったので、中央病院も地震には耐えられると思う」などと報告しました。
また、研修会では、北澤公男副院長が、「災害拠点病院として求められるもの」と題して講演しました。
北澤副院長は、震度により予測されるけが人などの数をデータで示しました。
震度7の地震が上伊那で起こると、死者は200人、重傷者は270人、軽傷者は5000人。
震度6強の地震が起こると死者は50人、重傷者が140人、軽傷者は2700人ほどと予測されているということです。
北澤副院長は、「災害が発生したときに、病院のキャパシティからして、10人以上のオペをいっぺんに行うことは不可能である。被災直後は、いかに、迅速に他の地域に重傷者を送り出していくかが最も重要になる。他地域から災害派遣医療チームが派遣されてくるまで、いかにがんばれるかが重要」と話していました。 -
東春近「清水川」ホタル見頃
伊那市東春近を流れる排水路「清水川」で現在ホタルが数多く舞う姿が見られます。
22日夜は、雨にも関らず、多くのホタルが舞う姿が見られました。
清水川は、国の農地・水・環境保全対策の補助金を受けて平成19年度から整備が始まっています。
全長3キロの水路周辺の草刈やニセアカシアなどの伐採、ごみ拾いなどをおこなったところ、3縲・年前からホタルが多く舞い始めるようになりました。
東春近の農地・水・環境を守る会では、清水川周辺に400メートルの公園を整備しました。
平成19年までは、荒廃地だった場所が、地域住民の憩いの場所になっているということです。
ホタルは、3キロの清水川の半分となる1.5キロの範囲で見る事ができ、その数も1万匹を超えるのではないかということです。 -
夏至 伊那地域は真夏日に
1年のうちで最も日の長い夏至の22日、伊那市の日中の最高気温は31.1度まであがり、真夏日となりました。
22日の伊那市の最高気温は午後1時に31.1度を記録しました。
これは、平年と比べ5.9度高く、今年一番の暑さとなりました。
真夏日の22日、伊那市の東春近小学校ではプール開きとなりました。
プールに入ったのは、3年生およそ60人で、児童らは歓声をあげながら、気持ちよさそうに、水にもぐったり、泳いだりしていました。
長野地方気象台ではこの暑さは、22日だけで23日以降今週いっぱいは、曇りがちなぐずついた天気になると予想しています。 -
土砂災害危険箇所パトロール
大雨などによる土砂災害を未然に防ごうと、伊那建設事務所などは22日、災害の危険が予想される箇所をパトロールしました。
この日は、伊那建設事務所や上伊那の各市町村職員、地元住民などが、土砂災害が発生する恐れのある個所を点検しました。
雨の多い6月は、土砂災害防止月間となっていて、毎年この時期にパトロールが行われています。
今回は、上伊那の29か所をまわり、このうち南箕輪村では、田畑の住宅裏にある急傾斜地を点検しました。
職員らは、斜面の亀裂や落石はないか、崩れた場合に住宅は安全か、などを確認していました。
伊那建設事務所などでは、「危険箇所の近くに住む人は、普段から崖などの様子をよく観察してもらい、大雨の時など変化に敏感に気付いてもらいたい」と話していました。 -
絵手紙教室「たんぽぽ」の作品展
伊那市の絵手紙教室「たんぽぽ」の作品展が伊那市高遠町荊口の弘妙寺で開かれています。
たんぽぽは、上伊那を中心とした19人が月1回いなっせに集まって教室を開いています。
年に3回程度展示会を開いていますが、今回は落ち着いた雰囲気の中で作品を楽しんでもらおうと、会員の一人が檀家である事が縁で、初めて弘妙寺で開きました。
会のメンバーは「墨や絵の具のにじみ具合、絵に添えられたメッセージなど工夫している点を楽しんで見てもらいたい」と話していました。
この作品展は伊那市高遠町荊口の弘妙寺で7月1日まで開かれています。 -
節電に対応ピークカットチャレンジ
浜岡原子力発電所の全面停止による、電力不足に対応しようと22日、伊那合同庁舎などで
ピークカットチャレンジが行われました。
これは、節電により、どこまで電力不足に対応できるかを調査するため県や、企業などが行ったものです。
このうち伊那合同庁舎では、午後1時から3時までの電力需要がピークとなる時間に職員が明かりを消したなかで仕事をしていました。
庁舎内ではほかに、エレベーター1基を停止したり、廊下の照明を一部消すなどして、電力削減に取り組んでいました。
ピークカットチャレンジでは電力を10%削減することを目標にしていて、県では今回の調査をもとに、具体的な取り組みと効果を把握したいとしています。 -
間伐材を使ったログハウスで被災者支援
東日本大震災や、長野県北部地震の被災者支援として、間伐材を使ったログハウスの普及を図る取り組みが伊那市新山で行われています。
伊那市新山で里山整備の活動を行っているNPO法人トンボ山理事長の小池泰彦さんです。
里山整備として木の伐採などを行っている小池さんは、自分たちの活動を通して、被災地支援ができないか、考えました。 -
祈祷札と棟札の解読作業
伊那市の旧井澤家住宅で平成16年に見つかった祈祷札と棟札の解読作業が21日行われました。
札は200数十年前の物だということで、これだけ多くの札が残っているのは珍しいという事です。
祈祷札と棟札は、平成16年に行われた旧井澤家住宅の解体、復元工事の際に2階の屋根裏から見つかりました。
つかったのは、お祝い事や厄除けなどを願う祈祷札67枚と建物を建てた時の記録を記す棟札3枚の、合わせて70枚で、一番古いものは元文3年1737年のものがあります。
れまで、展示する機会がなかったため9月に開かれる所蔵品の解読作業が行われました。
21日は、伊那部宿を考える会顧問で伊那市文化財審議委員の久保村覚人さんの指導のもと、会のメンバーらが札に書かれている字を解読していました。
見つかった札の中でも、享和3年1803年の祈祷札は当時の事が詳しくわかると、久保村さんは話します。
21日解読した札は、9月17日から旧井澤家住宅で行われる所蔵品展で一般公開されることになっています。 -
まつり衣装を一新
伊那まつりおどり振興会のインストラクターの衣装が一新され、20日伊那市役所でお披露目されました。
伊那節や勘太郎月夜唄などの踊りのインストラクターの着物は、4年ぶりに一新されました。
着物は、水色をメインにした涼しげなものとなっています。
また、ドラゴン踊りのインストラクターはこれまでお揃いのTシャツでしたが、40回目の伊那まつりに向け新たな衣装を作りました。
情熱の赤をメインにし、華やかに踊れるよう蝶をワンポイントに入れました。
20日は、一新した衣装を着て伊那まつりのオープニングパレードに向けて踊りの練習が行われました。
練習では、ダンシングオン・ザロードの曲に合わせて動作や位置などを確認しました。
7月からは市民を対象とした踊り講習会が始まります。 -
田畑半沢 幻想的にホタル舞う
南箕輪村のホタルの名所として知られる田畑半沢のホタル祭りがはじまり、たくさん人が訪れています。
ホタル祭りは、地元有志で集まる「田畑半沢を愛する会」が開いているもので、今年で18回目です。
会では、半沢川にホタルを呼び戻そうとエサとなるカワニナを育てたり環境整備を行っています。
会によると今年は例年以上にホタルが多く舞っているということです。
20日の夜は、多くの人達が足を止めホタルを見ていました。
田畑半沢のホタル祭りは今月26日まで開かれていて時間は、午後7時30分から午後9時30分までとなっています。
会では、「ホタルの光に癒されて欲しい」と話しています