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第13回伊那市郵便局長杯さわやかママさんバレーボール大会
第13回伊那郵便局長杯さわやかママさんバレーボール大会が10日、伊那市民体育館であった。伊那市ママさんバレーボール協議会に所属する8チーム約120人が参加し、熱戦を試合を繰り広げた。伊那郵便局主催。
バレーボールを通じて互いの親ぼくを深めたり、友情の和を広めていくことを目的として年に一度開く大会。2ブロックで1チーム2試合ずつ対戦し、各ブロックの1位同士で決勝戦を、2位同士でが3位決定戦を行った。
今年は、一昨年、昨年と2年連続で優勝した「コスモス」と、同じく、2年連続で3位に入賞した「たんぽぽ」が、決勝で対戦。2セットを制しコスモスが3年連続の優勝を飾り、たんぽぽは準優勝となった。3位にマザーズが入賞した。 -
伊那弥生ヶ丘高校のPTAセミナーでノンフィクション作家・家田荘子さんが講演
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校は9日、『極道の妻たち』(文芸春秋)などで知られるノンフィクション作家・家田荘子さんを迎えたPTAセミナーを開いた。生徒や保護者地域住民が集まり、「生きるということ」を演題とし家田さんの講演に耳を傾けた。
もともと口下手で人とのコミュニケーションに悩んでいた家田さん。「女優としてなら人と上手に接する人気者になれるのでは」と女優を志す。なかなか芽が出ず、待っているだけではだ竏窒ニ自身の売り込みを始めたところ、出版社から当時の作家にはタブー視されていた“風俗”を書くことを勧められ、それが作家になる転機になったという。
家田さんは「今はそれぞれ夢をもっており、それに向かってがんばっていくのは素晴らしいこと。必ずしもそれは実現できるわけではないが、自分の何が向いているのかも分からないのも事実。遠回りして、一生懸命に頑張ることも大切」と語り、一歩一歩を確実に積み上げ、偏見や自分の価値観で人を見るでなく、それぞれの個性を認めることの重要性を訴えた。 -
国道361号・案内標識移設始まる
6日に交通死亡事故が発生した、南箕輪村南原の国道361号で、現場に設置している案内標識の支柱が国の原則基準に従がっていないため、県伊那建設事務所は11日、移設工事を始めた。
県は地元住民などから支柱が危険だという指摘を受け、移設工事を中旬から予定していた矢先に事故が発生。事故にあった伊那市の男性(60)は木曽側から伊那市方面へ進行中、左側の支柱と衝突、胸を強く打ち死亡した。
現場は歩道のない片側約3メートルの車道で、案内標識の支柱は路肩部の幅約50センチに同事務所が1998年3月に設置=写真。支柱は高さ約10メートル、直径約30センチの鉄製だった。
支柱は国の道路標識設置基準では、歩道のない道路の場合、車道や路肩の外側に設置することが原則となっているが、但し書きの示す「外側に余裕がない場合は、車道部端(路肩含む)の内側50センチ以内」との解釈で設置した。
当時の担当者らの話では、道路脇の畑の用地買収がうまくいかず、やむを得ず但し書内の路肩に設置したとのこと。05年12月には運転者の注意を促すため、支柱手前約20メートルに4本のポール、支柱に反射材を施すなどの危険標示をした。
現場は2月に権兵衛トンネルが開通し、交通量も増加。大型車両のサイドミラーが支柱に接触するとの苦情を受けた建設事務所は、8月中旬に畑の所有者から了解を得て、移設工事を始めるところだった。
付近には、但し書内の路肩に支柱が設置している場所が数個所あるため、道路脇の所有者の了解をもらい、移設工事を進めていきたいという。 -
災害復興記念の花火大会
7月豪雨災害復興祈念の伊那市花火大会が9日夜、市役所南側であった。人出は約3万人。打ち上がる5千発の花火を楽しみつつ、災害復興を願った。
8月の「伊那まつり」中止を受け、イベントの一つだった花火大会は災害復興記念に切り替えた。プログラムは番付84のままで、花火と映画音楽などを組み合わせた「音楽花火」、空中ナイヤガラ、スターマイン、孫の誕生などを祝う記念花火など色鮮やかに夜空を彩り、会場から拍手と歓声が沸いた。
市役所西側駐車場の3カ所には、災害復興のための募金箱を設置、来場者から義援金を募った。
また、ローメンなど約30の出店が並び、にぎわいを見せた。 -
宮田村で交通事故多発、安全会議と安協が緊急対策会議
8月末現在で既に昨年1年間と同等の交通事故が発生している宮田村で8日夜、関係者約50人が集まり緊急の対策会議を開いた。村内を通行するドライバー、さらに住民一人ひとりの意識徹底が重要と再認識。21日から始まる秋の交通安全運動に向けて、地域と関係団体が協力して、事故抑止に全力を挙げることになった。
同村8月末の人身事故発生件数は38件で前年同期比46%の大幅増。昨年1年間の40件に迫っている。物損事故も130件で、前年同期よりも9件多い。
村安全会議交通安全部会と安協宮田支会が合同で開いたこの日の会議では、駒ケ根署の山本修作署長、渋谷保人交通課長が現況を説明。村内で発生した事故の特徴にもふれた。
自宅周辺の生活道路で、交差点の出会い頭事故が多いと指摘。国道や広域農道など幹線道路では、追突事故が集中しているとした。
そのうえで、事故に関係する割合が高い高齢者を中心にして、人かい戦術で村民一人ひとりに声かけすることが重要と注文。
さらに赤色灯、電光表示板、青色回転灯パトカーの導入など、道路環境に応じた施設整備も必要と求めた。
出席者からも「通学路に立って交通指導してみては」「住民が集まる地域のイベントなどで啓発するのが効果的」など意見が出た。
同会議と同支会はさっそく、交通安全運動期間中の街頭指導を強化すると決定した。
小、中学校PTAや区、商工会、農協などと協力して連日実施するほか、27日は安全会議と安協支部総動員により村内4カ所で人波作戦を展開。啓発チラシも作成し、全戸配布する。 -
県赤十字救急法競技大会
救急の日の9日、救急法の普及を図ろうと日本赤十字社県支部は第19回県赤十字救急法競技大会を駒ケ根市の市武道館で開いた。県下各地から32チーム・96人が出場し、日ごろの訓練の成果を競い合った。上伊那勢は一般Iの部で駒ケ根市消防団が1縲・位を独占したほか、一般IIの部で辰野町消防団が優勝、駒ケ根市消防団が2、3位を占める好成績を挙げた。
出場者は競技開始直前に「頭頂部の擦り傷と左下腿の擦り傷を手当てする」などと掲示された課題を見て合図とともに傷病者に駆け寄り、体につけられたテープの色で出血、骨折、ねんざの部位などを確認。「大丈夫ですか」「すぐに救急車が来ます」などと声をかけたりしながらチームの3人が連携して包帯を巻いたり心肺蘇生(そせい)法を試みるなど、状況に応じた手早い応急処置を施していた=写真。
競技は地域奉仕団と一般、赤十字救急法救急員認定資格者をチームに含むIと含まないIIに分かれて4部門で争われた。
上位は次の皆さん(上伊那関係分)。
▼一般Iの部(1)駒ケ根市消防団救護隊C(春日浩幸・小澤康弘・山口正輝)(2)駒ケ根市消防団救護隊B(松本寛明・横山渉・小松貴志)(3)駒ケ根市消防団B(宮澤武史、上村隆史・上山和則)▼一般IIの部(1)辰野町消防団B(仁科武司・有賀夏樹・花岡照明)(2)駒ケ根市消防団救護隊A(北原晃洋・小澤隆章・西川正樹)(3)駒ケ根市消防団A(塩沢克美・横山喬幸・小池正敏) -
みはらしの湯で菊風呂
別名“菊の節句”といわれる重陽(ちょうよう)の節句に合わせて9、10日、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、浴槽に菊の花束を浮かべた「菊風呂」を、各露天風呂で行っている。秋の訪れを感じさせる花々が、入浴客たちを和ませている=写真。
中国では、縁起が良いとされる奇数の中で最も大きい“9”が重なる9月9日を「重陽の節句」としており、長寿の花として信仰する菊の花の香を移した「菊酒」を飲むなどして長寿を願う。日本でも明治時代までは旧暦の9月9日に当たる10月ころ、重陽の節句が行わる習慣があった。
この風習にちなみ「季節の節句に合わせた菊の花で季節感を楽しんでもらおう」と企画。早速菊風呂に入浴した人は「暑いけどもう菊の時期なんだね」などと話ながら、秋の訪れを感じ、いつもと少し違う露天風呂を楽しんでいた。 -
かんてんぱぱでパッチワークとステンドグラス展
伊那市の布工房「キルトガッセ」を営む根津幸江さんと、山梨県北杜市にある鉄とステンドグラスのお店「Koji」を営む小島良雄さん、教子さん夫婦による「パッチワークとステンドグラス竏衷Hのフェスタ」が11日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。温かな光を放つステンドグラスのランプや、古布でつくるパッチワーク、裂き織など約200点が、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
両者によるジョイント展示・販売会は今回が初めて。寒くなる時期に合わせ、温かさを感じさせる色彩、秋のモチーフなどを取り入れた。
根津さんは、布や木などといった素材そのものを生かしながら作品に用い、柿渋の染色などでアクセントを加えている。素朴な色彩はこれからの時期と相性が良く、タペストリーやバッグ、洋服など、多彩な布製品が並んでいる。
良雄さんが枠を作り、教子さんがガラス部分を手掛けるという児島さん夫婦のステンドグラスのモチーフは自然。色も自然を意識した優しい色彩で、和みの空間を提供してくれるステンドグラスランプや卓上写真立てなど、オリジナル作品が楽しめる。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。 -
伊那国際交流協会が伊那市を英語で観光ガイドするための英語講座を企画
伊那国際交流協会は、伊那市を訪れた外国人に、英語で観光案内ができるようになることを目指す英語講座「観光ガイド編」を新たに開講する。講師には県の国際交流員・ジョアン・ゴーリーさん(23)を迎え、市内観光スポットの案内方法を伝授してもらう。ジョアンさんは「あまり英語を話せない人でもテキストを覚えれば観光案内ができる。自分たちが住むまちのことをもっと深く知り、外国人だけでなく日本人にも観光案内できるようになりませんか」と多くの参加を呼びかける。
海外から伊那を訪れる人が増える一方、「伊那のことは分かっても英語は話せない」「英語は話せても伊那のことは分からない」など、それぞれの事情から観光案内までできる人材は少ない。そこで、英語を学ぶとともに地元を学び直してもらい、海外の人との交流に役立ててもらおう竏窒ニ今回の講座を企画。開講にあたり、市内の観光スポットを巡って、オリジナルテキストも作成した。講義では、ジョアンさんが伊那に来た当初、疑問に感じたことなどを参考に、各スポットに関連する季節イベントの案内方法なども学ぶ。
講座は19日縲・1月7日毎週火曜日で全8回。伊那市駅前ビル「いなっせ」4階の402号室で、午後7時から開講する。ガイド実習日は11月12日。受講費12500円(会員は11500円。12日の参加は実費)。定員15人。
問い合わせ・申し込みは伊那国際交流協会(TEL72・7706)へ。 -
川を美しくする集い
伊那市の第19回川シンポジウム「川を美しくする集い」(市・実行委員会主催、伊那毎日新聞社など後援)が9日、市生涯学習センターであった。小学生や自然環境団体など約300人が体験・研究発表、講演会などを通じ、身近な河川環境を考えた。
体験・研究発表では、アマゴの放流や水質調査などに参加した小学生7人のほか、伊那西小学校6年生などが活動を報告。
高遠小4年西組は、水質検査や砂防えん堤の見学など川に親しみ、川に学んだ活動を交え「三峰川のごみ拾いをして、きれいにしたい。カヌーも作って乗りたい」と話した。
そのあと、日本蜻蛉(とんぼ)学会長の枝重夫さんが「川のトンボ・池のトンボ」と題して講演。ムカシトンボ、ルリイトトンボ、ミヤマカワトンボなどの写真をスクリーンに映し出し、羽化や産卵など生態を紹介した。市内新山の「トンボの楽園」の生息調査に当たった枝さんは「指標昆虫のハッチョウトンボだけでなく、他のトンボもたくさんいる。大切に守るべき」と話した。 -
「水と健康医療器具体験会」 ベル伊那で11日まで
健康医療器メーカー協賛による「水と健康医療器具体験会」は11日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。
安全でおいしい水をつくるアルカリイオン整水器や最新鋭のマッサージ器など数種類の器具を展示販売。細胞を活性化する「家庭用ラジウム温浴器」などもあり、インストラクターが実験を交えながら説明する。
今回は人気商品の乗馬感覚で筋肉トレーニングができる健康器具「座・む縲恃n」も出品。コースによって運動量も調節でき、内ももの筋肉、腹筋、背筋の3個所を鍛えれる。
アルカリイオン整水器の水は健康、料理、美容などに使えるなど他用途。切り替え一つで、ノロウィルスやインフルエンザなどを除菌した「衛生水」としても利用できる。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。 -
駒ケ根市第2回男女共同参画講座
駒ケ根市教育委員会は7日夜、06年度男女共同参画推進講座の第2回を駒ケ根駅前ビル・アルパで開講した。講座生61人のうち約40人が参加し、市教育委員会子ども課子育て家庭教育係長の吉澤一義さんの講義「協働による子育てのまちづくりを目指して」を聴いた。
吉澤さんは子どもたちが危ないといわれる現状について「変わったのは子どもたちではなく、大人を含めた環境」とした上で「地域全体で、できるだけ多くの目で子どもを育てていくことが大切」と訴えた=写真。
講座は11月2日までの全6回。月2回の割で各界の講師による講義や実習、ワークショップなどが行われる。 -
かんてんぱぱでELLESコラボレーション10人の女性による展示・発表会
子育てや家事に励む傍ら、自身のやりたい事続け、さまざまに活躍する女性たちによる「ELLESコラボレーション10人の女性による展示・発表会」が8日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。パッチワークやトールペイントなど、女性ならではの感性が生きた作品の数々と、ピアノ演奏、煎茶でのもてなしなどといった体験会が、訪れた人たちを楽しませている。
展示会を企画したのは伊那市と南箕輪村の女性10人。それぞれ結婚以前から続けている活動を持ち、今では個人で教室を開くなどして活躍している。
会場には、パソコンを使ってプリントした手提げバッグやうちわ、国内産木材で一つひとつを手作りした素朴な積み木、心を和ませる一言が書かれた書など、さまざまな作品が並んでいる。
代表の丸山田真子さんは「10人それぞれが素晴らしい作品や発表をしている。それぞれに良さを感じてほしい」と話していた。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。11日まで。
また会場では、ビーズやトールペイント、パッチワークなどの手作り講座があるほか、煎茶のお茶席、ピアノ発表などもある。
各時間は次の通り。
◇ビーズ講座=8日午後2時、午後3時からの2回。費用800円
◇トールペイント講座=8日午後2時からと9日午前10時からの2回。費用500円
◇パッチワーク講座=9日午後1時から。費用千円
◇ビーズ講座=10日午前10時、午前11時からの2回。費用800円
◇くるみボタンでポニー作り(ヘアゴム)=10日午前10時、午前11時からの2回。費用500円
◇ピアノ発表会=10日午後1時半から
◇お茶席=9、10日の午前10時から、45分置きに実施(昼食時は除く)。9日は午後3時15分、10日は午後12時半まで。費用500円。 -
はら美術、きたっせで第2回一枚の繪伊那大絵画展
伊那市旭町のはら美術は8日から、第2回一枚の繪竏宙ノ那大絵画展竏窒A伊那市の伊那北地域活性化センター「きたっせ」で開いている。巨匠から新鋭まで多彩な作家70人による日本画や洋画、約150点が、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
きたっせのオープン記念として始まった絵画展で2回目。地元に縁の深い作家から世界を舞台に活躍する作家まで、さまざまな作家の作品を一度に見られる絶好の機会ということで、昨年も好評だった。
今年はシルクロードをテーマとして数々の作品を描いている洋画家・多田博一さんの特設コーナーを設置。新作を中心とした約30点と、今回の絵画展に合わせて描いた地元風景画を並べた。シルクロードをテーマとする作品には、突き抜けるような紺碧(こんぺき)の青空と広大な砂漠の対比が美しく、そこにある自然の厳しさも伝える。また、そこで生活を営む人々の姿は、たくましさと郷愁を感じさせる。
大町市出身の若手作家・桶田洋明さんの特設コーナー「花と女性像竏窒ォらめきと透明感」もあり、女性の柔らかい表情と花の美しさを繊細なタッチでとらえた作品が並んでいる。
多田さんは10日まで、桶田さんは11日まで来場している。
入場無料。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後5時まで)。11日まで。来場者には特製アートカレンダーを贈呈する。 -
記者室ネコ
我が家に白と黒の斑の子猫が迷ってきた。新聞紙上や犬猫病院のお知らせコーナーにも載せてもらったが、飼い主が現れる気配はない。当の子猫は家猫2匹を尻目に堂々とえさを食べ、外でサンマを焼いていると、すりすりしねだる。よほどかわいがられて育ったのか、態度の大きさ、なれなれしさに、家人も家猫もあ然。カメラを向ければ、カメラ目線▼知人宅でも猫を3匹が飼っているが、親猫が野良で、その子どもが2匹。何年も飼っているのに、人を見るとさっと逃げ、家人でも抱かれない▼子供時代の生育環境は、その後の人生に大きな影響を受けるのは人も猫も同じらしい。「氏より育ち」の例えもある。それはともかく「誰かこの子のおうちを知りませんか」(大口記者)
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天竜せせらぎロードプロジェクト
天上河川事務所に護岸整備計画を提出箕輪町内の天竜川堤防道路を町民皆が憩える親水護岸の道に整備しようと取り組む住民有志の会「天竜せせらぎロードプロジェクト」(小池茂治会長)は5日、河川を管理する国土交通省天竜川上流河川事務所(駒ヶ根市)に護岸整備の計画案を提出し、説明した。
計画案は、プロジェクトの運営委員会がまとめた素案を、8月31日の第4回会議で承認した。内容は▽未舗装部分の舗装▽ベンチやあずまやの設置▽北小河内排水処理場近くへのトイレ設置▽桜や花桃などの植栽▽箕輪橋と十沢橋の2カ所で橋の下を潜るアンダーパス道路の整備-など。
小池会長、副会長の唐沢文生さんと小林ふさ子さん、事務局2人が訪れ、地図などを使いながら計画案を説明した。
今後は、計画案の事業が実施可能かどうか天竜川上流河川事務所の回答を待って、活動を協議していく。 -
南箕輪村交通安全対策協議会
南箕輪村交通安全対策協議会は6日夜、村役場で会議を開き、「秋の全国交通安全運動」の取り組みなどを協議した。
秋の全国交通安全運動は21日から30日までの10日間。「高齢者の交通事故防止」を運動の基本に▽夕暮れ時と夜間の歩行中と自転車乗車中の交通事故防止▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底▽重大事故につながる飲酒運転の撲滅-を重点に掲げる。
村内の取り組みは、村が交通安全人波作戦を21日午前7時から春日街道の上伊那貨物事務所前でやるほか、広報活動、シートベルト着用率調査をする。区と村交通安全協会は21日午前7時から交通指導所を春日街道に開設。23日午後2時から、大型バイクによる村内1周交通安全パレードもある。区、村安協、小・中学校PTA、保育園保護者会で期間中に登下校時間に合わせて街頭指導もする。 -
駒ケ根市ネパール訪問団参加者募集
ネパール・ポカラ市との国際協力友好都市協定締結5周年の記念事業として駒ケ根市とネパール交流市民の会(塩原順四郎会長)はポカラ、カトマンズなどへの訪問を企画。一般からの参加者を20日まで募集している。参加資格などは特にない。
旅行日は11月11縲・9日の9日間。行き先はネパールのポカラ、カトマンズ、タイのバンコクで、費用は1人約28万円の見込み。募集人員は30人で、7日現在の申し込み数は9人。市によると、一時危険視されたネパールの政情は今のところ安定している。同事業の一環として8月に駒ケ根を訪問する予定だったポカラ市の代表団の来駒は直前になって急きょキャンセルになっているが、原因は訪問団員の選抜方法などをめぐるトラブルのためで、同市への訪問には特に問題はないという。
問い合わせは市役所内ネパール交流市民の会事務局(TEL83・2111)へ。 -
【記者室】徳山高専事件実名報道の是非
山口県の徳山高専で女子学生が殺害された事件の容疑者(19)の実名と顔写真を掲載した雑誌が7日発売された。「自殺、再犯の恐れもあるのに顔写真もない指名手配とは」などの見出しがついている▼一見もっともらしい理由のようだが、ただ販売部数を伸ばしたいだけにも見える。この出版社は過去にも同様の報道を何回か繰り返してきたからだ。言うまでもなく20歳未満の容疑者の実名報道は少年法で禁止されている▼確かに現行の少年法に疑問を感じる人は多い。20歳未満は本当に少年なのか。殺人でも万引きでも一律に匿名というのはおかしくないか竏秩B世界を見ると成人の刑法の適用年齢は18歳前後が多い。引き下げを検討する時期に来ているのかもしれない。(白鳥記者)
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紀子さま 男の子出産で上伊那に喜びの声
秋篠宮妃紀子さまが6日、男の子を出産した。上伊那の大型店などで出産を祝う言葉がはり出されたり、地域住民から「少子化に歯止めがかかる」など期待を込める声が上がっている。
伊那市日影のベルシャイン伊那店は、秋の行楽や運動会シーズンに合わせてセールを展開中で、今のところ出産祝いセールの予定はないが、入り口に「皇孫殿下のご誕生を祝し、心よりお慶び申し上げます」と社員一同の祝いの言葉が掲げられている。
地域住民からも喜びの声が上がり、伊那市西春近の女性(61)は「本当におめでたいですね。すこやかな成長をお祈りします」。
伊那市西町の田畑みき子さん(59)は「よかったですね。男の子だったので、雅子さまのプレッシャーもなくなったのでは」と皇太子妃を気づかった。
飯島町親町の下平憲夫さんは「親王さまで本当によかった。皇孫誕生による経済効果や、少子化に歯止めがかかるのではと期待している」。
政府が女系天皇を認める皇室典範の改正を見送る方針を固めたことに対し、荒井の男性(83)は「先送りしないで、検討していったほうがいいのではないか」。
中川村飯沼の坂下寿子さんも「男子でよかったと、ほっとしている人も多いが、これで問題が根本的に解決したわけではなく、先送りされただけ。今後も慎重な審議が必要」と話した。 -
伊那公民館女性教室押し花絵クラブが作品展
伊那公民館女性教室「押し花絵クラブ」(伊藤三恵代表)の作品展は20日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている=写真。身近な場所で採取したサクラ、ユリなどの草花を使い、メンバー17人が一人2点ずつの計34点を出品している。
公民館事業の女性教室で学習するクラブの一つで、7年目を迎える。押し花絵インストラクターの野沢伊代子さん=伊那市=を講師に月2回の教室で学習。同ギャラリーでの作品展は3回目で、本年は新クラブ員4人も加わり、デビュー作品も並ぶ。
作品はそれぞれが一品ずつ、今年の干支(えと)の「犬」を題材に展示した。「ワンちゃんの目鼻、口の置き所で表情も変るので、作っていて楽しい」と伊藤代表。メンバーらの個性豊かな力作が会場を彩っている。
野沢さんは「花の命をいただき、大事に一つ一つの作品を作っている。それぞれの個性豊かな作品を見てほしい」と来場を呼び掛けている。
休館日は土・日曜日、祝祭日。午前8時30分縲恁゚後5時10分。 -
手良保育園の園児がポニー体験
大型動物に触ってみよう竏窒ニ6日、伊那市手良保育園(間山静園長)の園児78人が、手良地区の酪農家・酒井秀明さん(34)が飼育しているポニーや子牛と触れ合った。
園児の保護者の一部から「子どもをポニーに乗せてほしい」という要望を受けた酒井さんが、園での体験を持ちかけて実現した。乗馬の順番を待つ間に触れ合ってもらおう竏窒ニ6月に生まれたばかりの子牛も同行した。
ポニーには、全園児が順番に乗馬。ほとんどの園児はポニーや子牛に初めて接したが、恐がることはなく、「優しい」「かわいい」と興味津々でポニーや子牛と触れていた。
中央酪農会議の酪農教育ファームとして、小学校などで食や命の大切さを伝えている酪農体験イベントをしている酒井さんは「今は回りにこういう生き物がいないから、なかなか触れ合うことができない。搾乳体験を通して“牛乳は冷たい”と考えていた児童が、本当の牛乳は温かいということを知ったりする。食べ物がどうやってできるかを知ると、食に対する意識も変わる」と話していた。 -
三峰川みらい会議、改めて三峰川の治水を検証する会を10日に開催
三峰川みらい会議の水チームは10日、7月豪雨により様変わりした三峰川の現状を通して、今後の利水と治水、環境などのあり方を考える検証会する。関心のある一般に参加を呼びかけている。
各地で多くの被害が発生した7月豪雨は、三峰川でも多大な影響があり、大量の流木の発生、左岸側のサイクリング・ジョギングロードの流出などをもたらした。水チームは、三峰川における今後の利水や環境保全などを考えていくには、変化を十分に知る必要があると認識。検証会を急きょ企画した。今年4月に完了した「自然再生事業」の現場や、サイクリング・ジョギングロードの欠損個所などを見ながら、今後の整備計画に生かしていきたいとしている。
三峰川右岸に集合後、約2時間かけて合流点から高遠ダムの下までの両岸を見て回る。集合時間は午前8時。少雨決行。
参加申し込み・問い合わせは検証会事務局(TEL090・4094・2870)若林さんへ。 -
「リーン、リーン」秋の音響く
「リーン、リーン」竏秩B伊那公民館の武田登館長が飼育するスズムシが今年も羽化し、館内に鳴き声を響かせている。同公民館で風物詩となっている秋の音色は利用者にとって・ス清涼剤・ス。澄んだ声は10月下旬まで楽しめそうだ。
今年は残暑の影響で羽化は遅く、成虫になったのは例年より20匹ほど少ない約80匹。毎年、盆過ぎには鳴き始めていたが8月下旬にずれ込んだ。武田館長は「鳴き出してくれて嬉しい」と胸をなで下ろしている。
朝夕や涼しい日には、雄たちが心地よい羽音のアンサンブルを披露。公民館を訪れる人たちは耳を澄ませ、声に聞き入り、遅い秋の到来を実感している様子だった。
伊那公民館では希望者にスズムシをプレゼントしている。問い合わせは(TEL78・3447)へ。 -
南箕輪村消防団救護班
県赤十字救急法大会に向け訓練南箕輪村消防団の救護班が、第19回長野県赤十字救急法競技大会(9日・駒ヶ根市民体育館、日本赤十字社長野県支部主催)に出場する。大会を間近に控え、団員が訓練に励んでいる。
大会は、講習会で学んだ救急法の知識・技術を再確認し、広く県民に赤十字救急法を普及するため、2年に1回開く。
村消消防団救護班は18人(内女性6人)。救急法救急員を含むチームの1部一般の部に3チームが出場する。1チームは3人。軽傷と重傷各2問が大会当日に与えられ、傷病者への対応、救護の手順、正確性などを競う。
日ごろ、月2回の訓練をしているが、大会に向け8月21日から2日に1回に増やし、4日からは大会前日まで毎夜、南箕輪小学校地下体育館で訓練している。
4日は、救急法指導員の指導を受けながら三角きんを使った手当てなどを熱心に訓練。「傷病者を励まし安心させることが第一」とアドバイスも受けた。
村消防団は前回の大会で6位に入賞している。「大会という緊張感の中で普段やっていることがどれだけ出せるかが課題。今回は3位以内に入りたい」と纐纈泰救護長。団員も「練習の成果を出しきれるようがんばりたい」と意欲を見せている。 -
伊那市出身、黒河内さんが出演する「出雲の阿国」の公演、28日に
伊那市出身の黒河内雅子さんが「お松」役として出演する前進座創立70周年記念公演「出雲の阿国」が28日、伊那市の県伊那文化会館で開く伊那市民劇場第126回鑑賞会で公演される。
作品は踊りにひたむきな思いを傾ける一方、さまざまに翻弄される阿国の半生を描いた有吉佐和子の「出雲の阿国」を劇化したもの。豊臣の時代、念仏踊りで興行する一座の踊り手だった阿国は、秀吉の御伽衆の目に留まり、淀君の前で踊るまでになる。しかし、さまざまな人とのかかわりを通し、一座はばらばらになり、阿国も出雲へと帰っていく。
黒河内さん演じるお松は、阿国に憧れて一座に入り、途中、田舎に連れ戻されそうになるも一座に残る。踊り手の一人、伝介と夫婦となり、最後まで阿国と伝介を支え続けるが、自身の踊りへの情熱はなかなか実を結ばない。
黒河内さんは「天才である阿国が光ならお松は陰。器用な方でない自分も劇団に入ってから思うように動けず、腹を立てることが何度となくあった。お松はそんな自分と重なる特別な役」と語り、地元での公演に意気込みを見せる。
開演は午後6時45分。鑑賞は会員制。
観劇に関する問い合わせ・入会希望者は伊那市民劇場(TEL78・6684)へ。 -
伊那市美篶の大森英明さんが写真展
伊那市美篶の会社員大森英明さん(57)の写真展「夢幻の世界、富士山」は14日まで、伊那市荒井区錦町の市立図書館広域情報コーナーで開いている。入場無料。
五月晴れに映える茶畑、月と背景、星空など富士山の姿をさまざま場面で撮影した作品が集まる6回目の個展。近作を中心に、全紙サイズ14枚、全倍サイズ8枚の計22枚が並んでいる。
精進湖北岸から撮影の月明かりに照らされた富士、高ボッチ高原から臨む諏訪湖の夜景と富士竏窒ネど、「普段あまり目にすることのない姿を撮影した」(大森さん)。
大森さんは富士山の魅力に心を奪われ、10年以上撮り続けているアマチュアカメラマン。年間30回前後、富士を撮影するために県外などに足を運んでいる。
今年の1月は横浜ベイブリッジから富士を見ようと、毎週通ったが思うように撮れず断念。求める瞬間をじっと辛抱強く待ち、撮れた時の感動は大きいと話す。
これからも、「富士の一瞬一瞬を大切に、まだ見ぬいろいろな表情を追い続けたいと」と意気込んでいる。
月曜日は休館。午前10時縲恁゚後7時(最終日は午後5時)。 -
健康志向のまちを全国へ発信
伊那商工会議所は本年度、「中央アルプスを横断したトンネルを利用しての観光推進事業」に取り組んでいる。11月ごろにイベント「ウォーキング&食」を計画中。
この事業は、観光資源開発など小規模事業者の全国規模を視野に入れた新事業を支援する中小企業庁の新規補助事業として採択されたもの。
木曽と伊那を結ぶ権兵衛トンネルが開通したことで、地元の温泉やみはらしファームなどをつなぐウォーキングコースの設定や、新たな食の開発「伊那ブランド」づくりを盛り込んでいる。
実施に当たり「地域資源∞全国展開プロジェクト委員会」を立ち上げた。新規ビジョン特別委員会、商業連合協議会、観光接客部会、女性会、青年部の委員ら44人で構成、委員長は唐木和世さんが務める。
ウォーキングコースは複数を考え、訪れた人が南アルプスの眺望を楽しんだり、伊那の良さを感じようなコースを提案する。
「食」は、地域の食材を使った新たな開発を模索中。
商議所は「『健康志向のまち』を発信し、人の流れを呼び込みたい」と話している。
11月のイベントは今後、具体的に内容を煮詰めていく。 -
スタインウェイの演奏楽しむ
箕輪町教育委員会による「スタインウェイ夢クラブ」が5日、町文化センターホールで始まった。多くのピアニストに愛されるピアノ「スタインウェイ」を自由に弾き楽しめる企画で、ピアノ愛好家らが名器での演奏を堪能している。
経験者、初心者を問わず、文化センターにあるスタインウェイに触れ、音色を楽しんでもらおうと計画。今回で4回目になる。
使用時間は1人1時間。町内のほか近隣市町村からも申込者がいて、ホールのステージ中央に据えたピアノに向かい、時間いっぱい好きな曲を思う存分弾いている。
趣味でピアノを弾いている箕輪町の柴さんは、「初めてスタインウェイに触った。タッチが違うし、すばらしい。嬉しいです」と感激した様子で、何冊もの楽譜を次々と開いて演奏し、音色や鍵盤の感触を楽しんでいた。 -
花のある風景づくりコンクールで
飯島町のわが町は花で美しく推進機構(花機構)は5日、「第13回花のある風景づくりコンクール」の審査を行った。残暑の中、花機構企画情報部会委員や写友会の代表など委員10人が、町内17団体・個人(地域11、事業所2、個人4)が丹精込めて育てた花壇を見て回り、慎重に審査した。結果は各部門を通じて、最も優秀な町長賞に宮沢卓美さん(田切)の花壇が輝いた。
▽花の美観性(美観性・デザイン)▽花壇の規模▽生育状況▽徐草等の状況▽景観との調和-の5項目で審査、各部門で金、銀、努力賞のほか、審査員奨励賞を選んだ。
詳細は後報