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文化の祭典 伊那市民芸術文化祭
総合的な芸術文化の祭典「第21回伊那市民芸術文化祭」が伊那市のいなっせで30日と12月1日の2日間行われています。
6階のニシザワいなっせホールでは舞台発表が行われていました。
ステージではバレエ教室の生徒が練習の成果を披露していました。
2日間で去年よりも200人多いおよそ500人が出演します。
12月1日は箏演奏やダンスなどの12団体が出演します。 -
10月 月間有効求人倍率
上伊那の10月の月間有効求人倍率は、前の月を0.01ポイント上回る1.20倍となりました。
10月の月間有効求人数は3,157人、月間有効求職者数は2,641人で、月間有効求人倍率は1.20倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.31倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、来年春の新規高校卒業者の就職内定率は10月末現在82.4%で、去年の同じ時期を3.4ポイント下回りました。
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13グループが介護予防体操披露
介護予防に自主的に取り組んでいるグループの交流発表会いきいきフェスが7日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では伊那市内で活動する介護予防自主グループと介護予防推進員でつくる、いきいきサポーターのメンバー合わせて13グループがそれぞれオリジナルの体操を発表しました。
このうち西春近の下村元気アップ教室のメンバーはセーラー服をイメージした服装で体操を披露していました。
伊那市が養成している介護予防推進員のいきいきサポーターは、合併10周年を記念して作られた曲、「このまちいいな」を披露しました。
会場に集まった参加者は曲に合わせて一緒に体を動かしていました。
交流発表会を開いた伊那市では「発表会が参加者のつながりを深め、活動の張り合いになっている。」と話していました。
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夢は折り紙作家 箕輪北小5年の増澤君の作品展
プロの折り紙作家を夢見る、箕輪町の箕輪北小学校5年、増澤道隆君の折り紙作品が伊那市の福祉まちづくりセンターに展示されています。
増澤道隆君です。
一枚の折り紙を使い、10分ほどで二連鶴を完成させました。
増澤君の知り合いのボランティアの紹介で、福祉まちづくりセンター1階に、これまでに折った作品が展示されています。
蛇をモチーフにした、ヘルコブラという作品は、およそ2メートルの紙を使い折られています。
完成まで6時間かかったということです。
恐竜の全身骨格は、15センチ四方の折り紙21枚を使って10時間かけて完成させたということです。
増澤君は、2歳の時に祖母が折った鶴に感動したことがきっかけで折り紙を始めました。
現在は、専門の折り方の本を手本に難易度の高いものにチャレンジしています。
これまでにおよそ300種類の作品を折ってきたということです。
またこれまでにオリジナル作品を3種類考案しています。
こちらは、タンチョウ。
そして、アンモナイトです。
折り紙作品は、12月6日(金)まで、福祉まちづくりセンター1階に展示されています。
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神山さんに紺綬褒章を伝達
伊那市西町の医療法人神山内科医院の神山公秀理事長は、伊那市に多額の寄付を行った功績が称えられ8月28日に紺綬褒章を受章しました。
27日は市役所で伝達式が行われ、白鳥孝市長から神山さんに紺綬褒章が伝達されました。
現在85歳の神山さんは、1979年(昭和54年)に伊那市西町に神山内科医院を開設しました。
学校医や上伊那医師会の会長なども務め、地域保健や医療の充実・発展に貢献しました。
去年9月に保健福祉に役立ててもらおうと伊那市に寄附を行い、その功績が称えられ紺綬褒章を受章しました。
神山さんは、保健衛生功労で今年の秋の叙勲で旭日双光章を受章しています。
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ねんきん月間こども絵画展 園児見学
11月の「ねんきん月間」に合わせて伊那市の伊那年金事務所で「こども絵画展」が開かれています。
27日は伊那市の竜北保育園の年長園児18人が事務所を訪れ、自分たちが描いた絵を見ていました。
将来の夢がテーマで電車の運転手やアイドルなどが描かれた20枚が飾られています。
この絵画展は、年金事務所や年金について関心を持ってもらおうと、竜北保育園の協力を得て毎年開かれています。
絵画展は、30日(土)までで誰でも見学できるということです。
年金事務所では、インターネットを使い、年金情報を確認できるサービスも行っているので、活用してほしいと話していました。
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公衆衛生専門学校 竜西保育園の園児に歯科指導
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は、竜西保育園の園児に26日歯磨きの仕方を教えました。
26日は、公衆衛生専門学校の2年生が保育園を訪れ、正しい歯の磨き方を紹介しました。
学生は、正しい歯ブラシの持ち方や動かし方を、歯の模型を使って説明していました。
園児への歯科指導は、園児に歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと実習の一環として毎年行われています。
26日は他に、歯についての人形劇も行われ、「好き嫌いせず食べること」や「食事の後は必ず歯を磨くこと」などを呼びかけていました。
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伊那図書館30周年 図書館まつり
伊那市の伊那図書館の開館30周年を記念し、「図書館まつり」が23日に行われました。
まつりでは、30周年を記念し様々なイベントが行われました。
情報コーナーでは、開館から30年の歩みを知ることができる軌跡展が企画されました。
伊那図書館は1994年に開館し、今年で30周年です。
まつりでは、普段は見られない閉架書庫を見学するツアーも行われました。
伊那図書館にはおよそ24万点の蔵書があり、そのうち10万点が閉架書庫に保管されています。
閉架書庫は、より多くの本を保管するため、可動式の棚が使われています。
新聞は古いもので明治34年の物もあり、データベース上で見られるようになっています。
イベントではこのほか、図書バッグ作りや、持ち込んだ本に保護シールを貼るサービスなどが行われました。
なお、伊那図書館の歴史を知ることができる軌跡展は12月1日までとなっています。
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上伊那広域消防本部 救急車2台を更新
上伊那広域消防本部は、救急車2台を更新し、入魂式が26日行われました。
26日は伊那市の上伊那広域消防本部で入魂式が行われました。
これまで使用していた車両が老朽化したため2台を更新しました。
救急車の接近をカーナビなどで一般のドライバーに知らせる機能が装備されているほか、赤色灯の発光パターンを変えることができます。
導入費用は、救急車と資機材あわせて約6,200万円です。
柿木淳一消防長は「地域住民の安全安心のためにこの車両を活用していきたい」と話していました。
新しい救急車は、伊那消防署と箕輪消防署で、27日から運用が始まります。
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伊那市中央で火事 けが人なし
26日午後8時30分頃、伊那市中央の住宅で火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは伊那市中央の木造2階建て住宅、竹平弦次さん宅です。
火はおよそ40分後に消し止められましたが、1階台所およそ19平方メートルを焼きました。
この火事によるけが人はいませんでした。
近所の住民によりますと、キッチンの鍋から火が出て家族が通報し、近所の人が消火器で消したということです。
伊那署では屋内から出火したものとみて調べを進めています。
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ブラメシキャラクター「すみっこちゃん」誕生
南箕輪村大芝高原のアカマツの炭を利用した黒いグルメ、ブラメシに、キャラクター「すみっこちゃん」が新たに誕生しました。
こちらが新しいブラメシキャラクターの「すみっこちゃん」です。
アカマツの炭がモチーフになっています。
ブラメシは、大芝高原のアカマツを有効活用しようと、南箕輪村観光協会が開発した、炭を使った黒いグルメです。
2021年の販売開始から、現在村内外の18店舗で味わうことができます。
ブラメシをPRしようと、キャラクターが誕生しました。
キャラクターは、南箕輪村観光協会と南箕輪小学校4年2組の児童が考えました。
児童たちは、総合的な学習の時間で炭の学習をしてきました。
10月からキャラクターを作ることになり、村観光協会と一緒に考え始めました。
26日は完成したキャラクターのステッカーが児童に配られました。
村観光協会では、このキャラクター活用してブラメシを普及していきたい考えです。
子どもたちにもブラメシに親しんでもらおうと、来月から村内の3店舗でキッズメニューのすみっこランチの提供が始まります。
大芝の湯では、ブラックマカロンセットが提供されます。
たけろくおあがり亭ではブラックカルピスセット、そば処新兵ヱでは、黒ゴマ白毛餅セットが提供されます。
キッズメニューを注文すると、すみっこちゃんグッズが当たるカプセルトイ、通称ガチャガチャを無料で回すことができます。
また、スタンプラリーも12月1日から始まります。
参加店舗でスタンプを集めると、村観光協会の会員店舗で使える商品券が当たります。
期間は来年2月1日までです。
スタンプカードは、大芝高原味工房や大芝の湯で配布されています。
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弘妙寺でサクラコマ合格祈願
回すと花びらが開く伊那市のご当地お土産のサクラコマの合格祈願が伊那市高遠町の弘妙寺で行われました。
サクラコマは伊那市内の製造業者有志でつくる「ご当地お土産プロジェクトチーム」が完全地産の製品作りを目的に12年前から作っています。
コマは回すと花びらが開き縁起がいいと合格祈願グッズとして販売されています。
きょうはチームメンバーが気の寺として知られる弘妙寺を訪れ合格祈願をしました。
合格祈願は毎年行われていて今年で12年目です。
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和太鼓チーム大太坊 12月7日に100回目の公演
伊那市を中心に活動する和太鼓チーム大太坊の100回目の公演が12月7日に行われます。
23日は、伊那市西春近のまつり工房で100回目の公演に向けて稽古が行われました。
1989年に「むげん隗」として発足し、2009年に大太坊となりました。
チーム名の変更やメンバーを入れ替えながら公演を続け、35年目の今年通算で100回を迎えます。
メンバー15人は、それぞれ仕事を持ちながら稽古に励んでいます。
メンバーの一人、地元南箕輪村出身の有賀芽依さんは、今年で5年目となります。
今回の公演では、オリジナル曲や、各地の伝統芸能をアレンジしたものなど10曲を披露します。
「月衣」は、月夜の幻想的な雰囲気の曲です。
「ええじゃないか」は、幕末の自由を求める民衆のエネルギーを表現したものです。
フィナーレを飾る「天地」は、コンテストで優勝した曲です。
大太坊伊那公演は、12月7日(土)午後6時半から、伊那市の伊那文化会館で開かれます。
チケットは、前売り3,000円で、詳しくは大太坊事務局電話78―6662までお問い合わせください。
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気温-1.2度 みはらしファームお菜洗い場開設
今朝の伊那地域は、最低気温が氷点下1.2度と冷え込みました。
伊那市西箕輪のみはらしファームでは、野沢菜などを暖かい温泉水で洗うことができるお菜洗い場の利用が、25日から始まりました。
みはらしファームの温泉スタンド横には、お菜洗い場が5か所設置されています。
毎年、野沢菜や羽広菜などの冬野菜が収穫できるこの時期に開設されています。
午前10時過ぎには、西春近と東春近の夫婦2組が、それぞれ50キロほどの野沢菜を持ち込み洗っていました。
今年は、気温が高い日が続いたことで生育が良かったということです。
洗った野沢菜は、25日に漬けて1か月ほどで食べられるようになるということです。
みはらしファームのお菜洗い場は、12月15日日曜日まで開設していて、伊那市民は1時間200円、それ以外の人は600円となっています。
なお、箕輪町のながたの湯は12月14日土曜日まで、南箕輪村の大芝の湯では12月18日水曜日まで、お菜洗い場を設置しています。
長野地方気象台によりますと、26日と27日は低気圧の影響で天気が崩れる予報となっていて、気温は25日と同じか、やや高く推移するとみています。 -
トモカジアイデアコンテスト表彰式
箕輪町が今年度行ったトモカジアイデアコンテストの表彰式が23日に夢まちLaboで行われました。
表彰式では白鳥政徳町長から受賞者に賞状が贈られました。
トモカジ大賞に選ばれたのは、箕輪町中曽根の小林陽子さんの「炊飯器で時短料理!炊飯中は家族の時間」です。
炊飯器でごはんとおかずを一緒に調理する時短レシピのアイデアです。
トモカジアイデアコンテストは、家族で家事をシェアし、男女共同参画につなげようと箕輪町が初めて行ったものです。
募集したのは「家事テクニック部門」と「家事シェア部門」の2部門で、あわせて25点の応募がありました。
入賞したアイデアは、夢まちLaboに掲示されています。
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8人のクラフト作家による「小さな贈り物展」
上伊那を中心とする8人のクラフト作家による、「小さな贈り物展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
8人の作家が他の作家と被らないオリジナルの作品をそれぞれ制作し、展示、販売しています。
展示会は今回で3回目です。
8人は様々な展示会で出会ったりSNSを通じて繋がったということです。
伊那市のかわてみゆさんは、紙で花をデザインしたアクセサリーを出品しています。
伊那市のRei☆kumaさんは、コースターや小物を出品しています。
会場ではアクセサリーの制作などを体験できるワークショップも行われていて、色を付け、オリジナルの作品を作ることができます。
小さな贈り物展は、28日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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最低気温-1.2度で今季初の冬日 羽広菜まつり開催
24日朝の伊那地域の最低気温は、3時32分に氷点下1.2度と、去年より11日遅い、今シーズン初めての冬日となりました。
この日は、伊那市西箕輪でみはらしファーム羽広菜まつりが行われ、訪れた人が羽広かぶと野沢菜を収穫していました。
羽広かぶと野沢菜は、好きな分だけ収穫し、量り売りされました。
みはらしファームでは、「これから冬に向けて、それぞれの漬け方で楽しんでほしい」と話していました。
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伊那まちBASE3周年
伊那市荒井の交流拠点施設、伊那まちBASEの開設3周年記念イベントが24日行われました。
24日は親子連れなどが訪れ、餅つきをして3周年を祝いました。
伊那まちBASEは、老若男女が集える交流施設として2021年に開設しました。
子どもたちの居場所作りを軸に福祉や飲食、観光の拠点として小中学生を中心に幅広い世代の人が利用しています。
ついた餅は、ごまやきなこをまぶし会場でふるまわれました。
伊那まちBASEでは、「世代の垣根を超えた交流の場を目指していきたい」と話していました
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伊那マジッククラブ 第49回マジッククラブショー
伊那市を中心とするの手品愛好者で作る伊那マジッククラブの第49回 マジックショーが、16日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
マジックショーには、クラブの会員14人が出演し、日ごろの練習の成果を披露しました。
ハンカチやボトルが次々に現れるマジックなどを披露し、観客を魅了しました。
伊那マジッククラブは昭和47年1972年に発足し今年創立52年を迎えました。
ショーは、コロナ禍で休止した以外は毎年行っていて今回で49回目です。
発足当初からのベテランや、入会して数か月の初心者までがマジックを披露しました。
マジックショーの模様は、伊那ケーブルテレビ121チャンネルで、来年1月の新春特番で放送します。
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恩徳寺の大イチョウ落葉始まる
南箕輪村の恩徳寺では大イチョウの落葉が進み境内が黄色に染まっています。
恩徳寺の大イチョウは南箕輪村の天然記念物に指定されていて、
推定樹齢はおよそ400年です。
高さ20メートル、幹回りは3.5メートルほどで10月末ころから葉が黄色に色づき今月中頃から
落葉が始まったということです。
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ハンドクラフトフェスタ 24日まで
アクセサリーや小物の展示販売や、作り方を学ぶことができるイベント「ハンドクラフトフェスタ」が伊那市の伊那食品工業の複合商業施設monterinaで24日(日)まで開かれています。
会場では上伊那を中心に16人の作家による展示販売や、ワークセミナーが開かれています。
monterinaでの開催は去年に続いて2回目です。
展示販売コーナーには小物やアクセサリーがあり、作家にイメージを伝えて作ってもらえるオーダー販売も行われています。
ワークセミナーでは、今回初めてスイーツを作って味わうことができるブースが設けられました。
ハンドクラフトフェスタは24日(日)までmonterinaで開かれています。 -
伊那食品「年輪経営」講演会
伊那市の伊那食品工業の塚越寛最高顧問と塚越英弘社長の講演会が1日にかんてんぱぱ西ホールで開かれました。
「いい会社をつくりましょう~たくましくそしてやさしく~」が講演会のテーマです。
はじめに伊那食品工業の会社の案内や社員の働き方の動画が流され、急成長は目指さず毎年少しずつ成長を続ける「年輪経営」について紹介がありました。
塚越最高顧問は「業績はほぼ毎年右肩上がりできています。社員が快適に仕事ができることを大切にしています」と話していました。
塚越社長は「経営目標に数値は設定していません。社員自ら設定してもらうことで、やり甲斐を持って働く環境につながっています」と話していました。
この講演会は日本損害保険代理業協会上信越ブロック協議会が開いたものでおよそ90人が訪れました。
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ご当地ナンバープレート導入に向け準備会設置
上伊那広域連合議会全員協議会が21日に開かれ、地域の魅力を発信する自動車のナンバープレート、ご当地ナンバーの導入に向けた検討準備会を設置することが報告されました。
広域連合では、早ければ12月に官民連携で検討準備会を設置する予定です。
来年の4月頃には導入に賛成か反対かの住民意識調査を実施し、その結果を踏まえ来年10月頃にナンバーの名称検討委員会を設立する予定です。
長野県では2006年にご当地ナンバーの第1弾として諏訪ナンバーが導入され、来年、安曇野と南信州ナンバーが導入されます。
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箕輪町下水道 従量使用料の10%引き上げで答申
箕輪町下水道運営審議会は、下水道の従量使用料の10%引き上げを適当とする答申を21日に白鳥政徳町長に行いました。
この日は箕輪町下水道運営審議会が役場で開かれ、萩原宏和会長が白鳥町長に答申書を手渡しました。
町の下水道事業の電気代の高騰などにより、支出に対し利用料収入が年間で5,200万円不足する見通しです。
審議会では、経営健全化のために使用料の改定はやむを得ないと判断しました。
答申では、基本使用料の1,650円は据え置き、従量使用料の10%値上げを適当としています。
2か月間に上水道を40立方メートル使用した場合、現在の7,876円から、改定後は8,294円に値上がりします。
町では今後、住民から意見を募集し、来年3月の定例議会に下水道料金の値上げに関する条例改正案を提出します。
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いのちのWa!コンサート
コーラスとオーケストラが共演する「いのちのWa!コンサート」が10日に駒ケ根市で開かれました。
コンサートは上伊那の合唱団体の代表者などでつくる実行委員会が企画したもので、今年で3回目の開催です。
自然の尊さや人のつながり、命の循環を音楽で表現することをコンセプトにしています。
上伊那の小中学校・高校で活動する合唱グループや一般の合唱団、全国各地で活躍する音楽家で構成するオーケストラが出演しました。
コンサートでは、実行委員長で音楽監督を務める唐沢史比古さんの指揮で、唐沢さんが作詞作曲に携わった4曲を発表しました。
いのちのWa!コンサートは来年は伊那市の伊那文化会館で行われる予定です。
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高校生企画 UTパレットのキッチン作り
箕輪町のJR木ノ下駅前にある、UTパレットのキッチンを作るイベントが23日と24日に行われます。
19日は、UTパレットで、キッチン作りを企画した高校生2人が概要を発表しました。
企画したのは、箕輪進修高校3年の遠藤雅虎さんと上伊那農業高校3年の有賀尚迪さんの2人です。
UTパレットは一般社団法人こどものみらい舎が若者の居場所づくりとして運営し、築70年の空き家を活用しています。
イベントでは、参加者と一緒にキッチンを作ります。
キッチン作りは、伊那市出身で愛知県に住む大工が指導します。
キッチンスペースには、今年の夏にステンレス製の流し台を入れ、水道をひいています。
高校生と参加者は、ヒノキの板を張って壁を作るほか、耐火ボードを取り付けるということです。
また、ガラスの戸を外してカウンターも作る予定です。
キッチンは今年度中の完成を目指します。
イベントは23日と24日に行われ、両日とも15人ずつの参加者を募集しています。
参加申し込みについては、一般社団法人こどものみらい舎で受け付けています。
電話98-8457
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伊那地域で12月中旬並みの寒さ
20日の伊那地域の日中の最高気温は7.1度までしか上がらず、12月中旬並みとなりました。
20日の伊那地域は朝から雨が降り、最高気温は7.1度と寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、週末は冬型の気圧配置となり、寒い日が続くと予想しています。
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小川さん講演会 電池の原理と開発の歴史
諏訪東京理科大学准教授の小川賢さんの講演会が伊那市の伊那合同庁舎で10月25日に開かれました。
小川さんは「電池の原理と開発の歴史について」と題して講演しました。
小川さんはおよそ200年前に発明されたボルタ電池を紹介しました。
ボルタ電池は2種類の金属に食塩水をかけると電圧が発生します。
小川さんは「近年の電池は小型化したが、正しい使い方を知ることが大切です」と話していました。
講演会はシニア大学伊那支部と上伊那賛助会の共催で開かれたもので、およそ70人が集まりました。 -
信大農学部 シクラメン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てたシクラメンの販売が19日から始まりました。
販売されるのは、16品種1,400鉢で、価格は税込み1,500円です。
新品種は5種類で、このうち「シェルウィング」は、八重咲きの花が小ぶりな品種です。
シクラメンは、植物資源科学コースの2年生が実習で育てたものです。
学生は6月ころから栽培に携わり、葉の日当たりを調整する「葉組み」などを行ったということです。
シクラメンの販売は、毎週火・水・木曜日に信州大学農学部生産品販売所で行われています。
一鉢税込み1,500円で、なくなり次第終了となります。
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満光寺極楽の松 枯れ始める
一目見ると極楽浄土に行けるといわれている、伊那市高遠町の満光寺の極楽の松が枯れ始めています。
こちらが現在の極楽の松です。
隣の松と比べても葉が茶色くなっています。
満光寺の極楽の松は、武田信玄の弟、武田信廉が、信玄の遺言で高遠城内にあった黒松をこの寺に植えたものといわれています。
一目見るだけで極楽浄土に行けるといわれていて、樹齢は500年以上です。
満光寺の住職の妻、兼子良子さんです。
原因は不明ですが、今年の9月末から葉が茶色くなり始めたということです。
この松を復活させようと、檀家が協力して、栄養剤をまくなどの作業を行っています。
伊那市美篶の中山千万樹さんです。
枯れ始めたことを新聞で知り、自作した、根の発達を促す栄養剤を提供しました。
住職の展世さんは高齢なこともあり寺を離れていて、良子さんは展世住職のためにも何とか残していきたいといいます。
満光寺では、作業を行いながら業者とも相談し経過を見ていくとしています。
冬の風物詩である雪吊りは、行うかどうか検討中だということです。