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青野恭典写真展「風わたる高嶺へ」
東京都在住の山岳写真家、青野恭典さんの写真展「風わたる高嶺へ」が、15日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、青野さんが撮影した、日本やヨーローッパなどの山岳写真52点が展示されています。
青野さんは現在74歳。山岳写真をライフワークにして30年で、現在は、国内の山を中心に年間100日程度山へ登り撮影をしています。
今回の作品展では、5千メートル以上の山々が連なるロシアの山岳地帯で撮影したモノクロ写真も展示されています。
青野恭典写真展「風わたる高嶺へ」は、来年3月24日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
まっくん食育応援団
南箕輪村の食生活改善推進協議会は、16日南部保育園で食育集会を開き、寸劇で栄養バランスの大切さを訴えました。
南箕輪村食生活改善推進協議会は、4年前からまっくん食育応援団として、村内各園を訪問しています。
ステージに現れたのは、村のイメージキャラクターまっくんと協議会のメンバーふんする栄養せんたいまっくんレンジャーです。
寸劇で栄養バランスの大切さや旬の野菜を紹介しました。
黄色は、エネルギーになるもの、緑は、体の働きを助けるもの、赤は体をつくるものなどと説明していました。
食生活改善推進協議会の倉田和子会長は、「早寝早起きを心がけ、朝ごはんをしっかり食べて保育園にきてください」と園児に呼びかけていました。
集会を盛り上げようと参加したまっくんは、今年もゆるキャラグランプリにエントリーしていて、最期に公表された順位は、10月末で45位と去年の最下位から大きくランクアップしています。
投票は16日午後5時に締め切られていて、最終的に何位になるか楽しみです。
結果発表は、今月25日に予定されています。 -
上農が宮城県石巻北高校の農産物を交流販売
東日本大震災で被災した、宮城県石巻北高校総合学科食農コースの生徒が作った農産物と、上伊那農業高校の生徒が開発した雑穀カレーなどの交流販売が24日伊那市のいなっせで行われました。
交流販売は24日開かれた全国の農業高校の代表者が集う日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議に合わせ行われたものです。
会場では石巻北高校で生産された米のほか加工品の米粉パン、上農高校が開発した雑穀カレーなどが販売されました。
上農高校は、去年被災地支援として雑穀カレーを石巻北高校に届けたことをきっかけに、農産物を通じた交流を行っています。
石巻北高校では、今年4月に高校の農産物を販売する直売所を開設し、地産地消に取り組んでいます。
22日販売した雑穀カレーの収益は東日本大震災の義援金として送るということです。
日本学校農業クラブ全国大会クラブ員代表者会議は学校の活動を基に情報交換をし、クラブの発展を図るものです。
22日はおよそ160校から370人ほどが集まり、就農者を増やすにはどうしたらいいかなどについて意見交換をしました。 -
手良小学校で不審者侵入想定し訓練
不審者の侵入を想定した訓練が7日伊那市の手良小学校で行われました。
訓練は2階の4年生の教室に不審者が侵入したという想定で行われました。
伊那警察署の署員が扮した不審者が教室に入ると、児童はすぐに隣の教室に逃げ、教師が机を使い不審者が児童を追いかけるのを防ぎました。
校内放送で侵入が伝えられると、教室では鍵をかけるなどしていました。
不審者が1階の調理室に逃げ込むと、教師や連絡を受けて駆けつけたJA手良支所の職員らがサスマタなどを使い取り押さえました。
地域住民でつくる手良の子どもを守り育てる会が、有事の際には学校に駆けつけることになっていて、毎年行われる不審者対応訓練も地域住民が参加しています。
伊那警察署では「不審者から早く遠くへ逃げることが大事です。学校の外でも不審者を見かけたら近づかずにすぐ逃げるようにしてください」と注意を呼びかけていました。 -
伊那北保育園で秋のギャラリー
伊那市の伊那北保育園の園児の作品を展示する秋のギャラリーが開かれています。
園内には、未満児から年長までの園児90人が作った作品が展示されています。
伊那北保育園は、園児数の減少により空いている部屋を使い、保護者や地域住民に園児の活動を見てもらおうと作品を展示しています。
このうち年長園児は、地域の農家が作ったほおずきを使い、飾りをつくりました。
ほおずきは皮をむき、中身が見えるようになっていて、作るのに時間がかかったということです。
伊那北保育園秋のギャラリーは、22日木曜日まで伊那北保育園で開かれています。 -
明るい選挙啓発ポスターコンクールに池上さん入賞
平成24年度明るい選挙啓発ポスターコンクールに南箕輪中学校2年の池上美来さんの作品が入賞しました。
池上美来さんの作品は、全国で60人が選ばれる財団法人明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞に選ばれました。
ポスターコンクールには全国約13万人から応募がありました。
池上さんは14日塩尻市で開かれた明るい選挙推進県大会で表彰を受け、学校に戻り、柴俊春校長に受賞の報告をしました。
柴校長は、「自分のアイデアが全国で認められたことは自信になる。これを励みにしてほかのことにも自信を持って活動していってほしい」と話していました。 -
西箕輪中 いじめについて考える縦割り討論会
伊那市の西箕輪中学校の生徒は、いじめについて考える縦割り討論会を13日、開きました。
13日は、全校生徒182人が1年生から3年生までの縦割り班で「いじめや陰口がなくならない理由」をテーマに話し合いました。
西箕輪中生徒会では、2008年に「いじめに関するアンケート」を行ったところ、4分の1の生徒が校内にいじめがあると答えました。
これを受け、翌年から毎年討論会を開いている他、2010年にはいじめの廃絶などを盛り込んだ西箕輪中人権宣言を採択しました。
いじめや陰口がなくならない理由について、「自分では気づかないうちに悪口を言ってしまっている」「友達に流されて言ってしまう」などの意見が出ました。
およそ1時間話し合った後、体育館に移動して班ごとでた意見を発表しました。
生徒らは「いじめが起きないクラスの雰囲気作りをしていく必要がある」「普段から人の良い所を探すようにする」などとまとめました。
鈴木陸斗生徒会長は「今自分がすべきことをもう1度よく考え、西箕輪中からいじめや陰口をなくしましょう」と話していました。 -
竜北保育園で園児の作品などを展示
伊那市の竜北保育園で園児の作品などを展示した秋の作品展が12日から始まりました。
園内には、園児の作品などおよそ100点が展示されています。
竜北保育園では、園児の作品を保護者などに見てもらおうと初めて作品展を開きました。
このうちリズム室には年長園児の描いた等身大の自画像が飾られています。
竜北保育園秋の作品展は17日土曜日まで開かれていて、事前に申し込みをすれば誰でも見学ができるということです。 -
上伊那創造ものづくりフェア
小中学校の技術や家庭科の授業で作った作品を展示する上伊那創造ものづくりフェアが10日から伊那市のいなっせで始まりました。
フェアにはナップサックや写真立てなど上伊那の25の小中学校からおよそ200点が出品されました。
上伊那創造ものづくりフェアは、技術や家庭科の授業で行っている内容を知ってもらおうと、小中学校の教員で作る上伊那家庭科、技術・家庭科教育研究会が毎年開いているものです。
研究会は「子どもたちの作品を通して、ものづくりは生きる力をつける上で大切であることを感じてほしい」と話していました。
上伊那創造ものづくりフェアは、11日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
若い感性で“ふるさと”に意見
南箕輪中学校の生徒が1年間学んできた総合学習の成果を発表する「わかたけ発表会」が5日、南箕輪村役場で開かれました。
この日は、3年生9人が意見を発表しました。
南箕輪中では、3年生全員が「私たちのふるさと南箕輪」をテーマに、総合学習を行っています。
村内の福祉や農家の高齢化、観光資源の活用法など、様々な意見が発表されました。
このうち細田柊登君は、まっくんバスの存在意義について意見を発表しました。
交通弱者にとって重要な交通手段であること、バスを乗り継げば村外にも行けるなど、調べてわかったことを説明し、最後にまっくんバスに乗って村外へ行くための活用案内を作ってほしいと提案していました。
発表を聞いた征矢鑑教育長は「どれも素晴らしい発表だった。みなさんの新しい感覚を村政に活かしていきたい」と話していました。 -
来夏に向けて朝顔の種取り
伊那市の富県小学校で、夏の間、グラウンドのネットいっぱいに広がっていた朝顔の種取り作業が9日、行われました。
総合学習の一環で朝顔を育てた4年生27人と、地域を朝顔でいっぱいにしようと活動している、富県朝顔街道青藍会のメンバー10人が作業を行いました。
子ども達は青藍会のメンバーと一緒にネットについた朝顔の蔓をとって種を取り出していました。
種は子ども達が育てて苗にして、来年同じ場所に植えるということです。 -
11月8日は「いい歯の日」竜西保育園で歯科指導
11月8日は、いい歯の日です。歯科衛生士を目指している公衆衛生専門学校の学生が伊那市の竜西保育園を訪れ、園児に歯の磨き方を指導しました。
この日は、伊那市荒井にある県公衆衛生専門学校の2年生15人が竜西保育園を訪れ、園児に歯の磨き方を指導しました。
公衆衛生専門学校では、11月8日のいい歯の日に合わせて歯科保健指導実習を行っていて、竜西保育園での実習は今年で2年目です。
歯ブラシの持ち方を全員で確認した後、学生らは、奥から手前に磨いていくように園児に指導していました。
専門学校の学生が台本を作った紙人形劇では、食べた後は歯を磨くこと、全部の歯をきれいに磨くこと、好き嫌いしないで食べることの3つの約束を守って健康な歯をつくりましょうと、園児たちに呼びかけていました。
公衆衛生専門学校では、「小さなうちから毎日の生活の中で虫歯予防を心がけてもらいたい」と話していました。 -
湯沢千春さん陶展
駒ケ根市在住の陶芸作家湯沢千春さんの作品展が7日から伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。
会場には茶碗や花器などおよそ50点が展示されています。
湯沢さんの作品は、釉薬に薬品を一切使わず植物の灰を使って手作りしているということで、制作時間の半分近くを釉薬づくりにかけているということです。
湯沢さんは、「陶器の温かみや草木の釉薬で作った柔らかい色合いを高遠の秋の風景と共に楽しんでほしい」と話していました。
湯沢千春 陶展は25日、日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
デジタル版安全マップ完成
箕輪町の箕輪北小学校の6年1組の児童は、通学路などで危険と感じる場所を、コンピュータを活用しまとめたデジタル版安全マップを完成させました。
6日は、町の関係者や町内の他の小学校の教諭の視察を兼ね、完成した安全マップの披露が行われました。
デジタル版安全マップでは、危険個所をデータ化する事により、情報の蓄積や、クラスや学校の枠を超え共有、写真なども簡単に地図上に表示できる仕組みとなっています。
マップの作成は、箕輪町が進めるセーフコミュティの一環で行われたものです。
子どもたちは、7月から製作をはじめ、信州大学の協力を得て、データ化をしました。
子供たちはグループ毎に分かれ、交通量が多い場所や、見通しが悪い場所など、マップ上にまとめた、50か所余りを発表していました。
町では、子どもの視点から見た危険個所と、大人が考える危険個所を比べ、今後の安全対策に活用していきたいとしています。 -
村民文化祭 作品展示やステージ発表
南箕輪村民文化祭が3日と4日に村民センターで開かれ絵画などの作品展示やステージ発表が行われました。
村民文化祭は毎年文化の日に合わせて、村文化団体連絡協議会が開いています。
会場の村民センターには、絵画や書、陶芸など趣味で作った作品およそ400点が展示されていました。
会場の一角には村内にある上伊那農業高校のコーナーも設けられ生徒が農業高校ならではの取り組みを写真などで紹介していました。
ステージ発表では男女共同参画の活動を行っているパートナーシップ南みのわが、「災害時におけるある避難所のエピソード」というテーマの寸劇を披露しました。
劇では増水している川の様子を見にいこうとしたり、避難所で酒盛りをはじめたりと、災害時にもかかわらず自分勝手な行動をする人に周りが困惑する様子が演じられ
ていました。
出演者は、多くの人が集まる場所ではルールを守って行動するよう、ユーモアを交えながら呼びかけていました。
ステージ発表には踊りや太鼓など40団体が出演し、日頃の文化活動の成果を発表していました。 -
井上井月を偲ぶ句会が六道の堤で吟行
伊那市手良の井上井月を偲ぶ句会による吟行が28日六道の堤で行われました。
吟行には井上井月を偲ぶ句会のメンバー8人のほか、井上井月顕彰会顧問で俳人の春日愚良子さんが参加しました。
井上井月を偲ぶ句会は毎年吟行を行っていて、今年で11回目です。
六道の堤には井月の絶筆とされる、「何処やらに寉(たず)の声聞く霞かな」の句碑があります。
場所を移した郷の坪常会所では、「名も知らぬ花咲き見えしつつみかな」「小雨降り六道つつみ秋深し」などといった句が詠まれていました。
ある参加者は、「じっくりと周囲を見て回ると思いがけない花があったりして、アイデアが浮かんで楽しい」と話していました。 -
伊那西小学校で熊について学ぶ会
学校付近で熊の目撃情報が多い伊那市の伊那西小学校は、熊について学ぶ会を31日開き、児童らが熊にあった時の対処のしかたなどを学びました。
31日は信州大学農学部の学生らが伊那西小学校を訪れ、3年生から6年生の児童とその保護者に熊の生態や会った時の対処のしかたを指導しました。
熊について学ぶ会は、学校の近くで熊の目撃が多いことから、熊との遭遇事故を防ごうと2年に1度開かれています。
児童は本物の毛皮や骨などを興味深そうに触っていました。
学生は「熊に会った時にはうつぶせになって首とおなかを守り、熊が逃げるのを待ちましょう」と児童たちに身を守るコツを教えていました。
児童たちは実際にその体勢になり対処方法を学んでいました。
ある児童は、「本物の毛皮に触れて楽しかった。想像よりごわごわしていて驚いた」と話していました。 -
上伊那の祭りと行事 映像の祭典
上伊那の祭りと行事を季節ごとにまとめ上映する映像の祭典が、3日と4日の2日間、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれます。
あすからの祭典を前に報道向けの事前上映会が2日に開かれ、上伊那の祭りを60分にまとめた総集編が初めて公開されました。
上伊那の祭りと行事は、上伊那広域連合の地域伝統文化総合活性化事業として制作されたものです。
上伊那広域連合から撮影編集などを委託された井上井月顕彰会では、30の祭りと行事を撮影していて、祭典ではそのうちの21作品が上映されます。
他に、民族芸能の研究家や祭りの担い手などによるトークセッションも企画されています。
制作にあたった井上井月顕彰会で映像作家の北村皆雄さんは「伊那谷で育った祭りを再確認することで自分達の足元を見つめ直す2日間になればうれしい」と多くの来場を呼び掛けています。
上伊那の祭りと行事30選映像の祭典は、3日と4日の2日間、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで開かれます。
入場は無料です。 -
特別支援学級と伊那養護学校の合同作品展
上伊那の小中学校の特別支援学級と伊那養護学校に通う児童や生徒の合同作品展が2日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、段ボールで作った作品や書など児童と生徒の作品およそ50点が展示されています。
作品展は、子ども達の表現活動の発表の場と、地域の人に障害者に対する理解を深めてもらう目的で毎年開かれていて今年で39回目です。
紙粘土を使って上空からみた街並みを表現した作品や、数人で作った手づくりの神輿などが並べられています。
ある関係者は「楽しく作っている雰囲気を感じてもらえたらうれしい」と話していました。
作品展は、6日火曜日まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
県教育員会が公立高校の生徒募集定員 発表
長野県教育委員会は、来年度の県立高校の生徒募集定員を、1日、発表しました。
上伊那の状況をお伝えします。
辰野高校です。
普通科120人、商業科40人の募集です。
上伊那農業高校は、生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造、それぞれ40人の募集です。
高遠高校は、普通科120人の募集。
伊那北高校は、普通科200人、理数科40人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校は、普通科160人、商業科80人の募集です。
駒ヶ根工業高校は、機械、電気、情報技術の3つの学科一括で、120人の募集となっています。
箕輪進修高校です。
普通科I部・II部合わせて80人、III部は40人、クリエイト工学科はI部のみの募集で40人です。
なお、選抜試験は前期試験が来年2月12日に、後期試験が3月12日に行われる予定です。 -
神子柴遺跡の魅力 語り合う
54年前に旧石器時代の石器が発見された南箕輪村神子柴遺跡の、発掘関係者による座談会が27日、神子柴公民館で開かれました。
この日は、実際に発掘に携わった、伊那市狐島の御子柴泰正さんと、地区住民としてサポートにあたった原輝夫さん、高木清幸さんがパネリストを務め、会場を訪れた20人が話に耳を傾けました。
座談会は、遺跡発見から54年が経ち、改めて遺跡について考えてみようと神子柴の文化歴史遺産を伝える会が開いたものです。
神子柴遺跡では、旧石器時代から縄文時代の大型の石器が傷の少ない状態で見つかっていて、国内では神子柴で初めて発見されたことから、同じ系統の石器は「神子柴系石器」と呼ばれています。
座談会で御子柴さんは「良い地層があると聞き、行って掘り始めたら30分ほどで大きな黒曜石が出てきた。同じ場所から石斧なども見つかり、当時はとても興奮した」と話していました。 -
伊那小学校6年生が西天竜幹線用水路脇にスイセン植栽
伊那小学校6年仁組の児童とその保護者が、箕輪町大出の西天竜幹線用水路脇にスイセンの球根を植えました。
29日は西天竜幹線水路の脇およそ200メートルにスイセンの球根500個ほどを植えました。
伊那小6年仁組は、4年の時に西天竜用水路を見学したことをきっかけに、3年にわたり用水路のごみひろいや看板の設置などの活動を行ってきました。
スイセンの植え付けは2年目で、用水路の脇を花で飾り不法投棄を防止しようと行われました。
児童は、用水路の脇に穴を掘り、保護者と一緒に球根を植えていました。
植えられたスイセンは、来年4月頃見ごろになるということです。 -
上伊那医師会附属准看護学院 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で24日、戴帽式が行われ、今年4月に入学した1年生が、看護の道への誓いを新たにしました。
この日は、今年4月に入学した1年生35人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間、基礎的な学習を行ってきた学生を、看護学生としてふさわしい知識と技術、態度を身につけたと認めるためのものです。
式では、ナースキャップを与えられた学生たちが、ナイチンゲールの像から灯された火を一人一人受け取り、誓いを新たにしていました。
今年の戴帽生は、上伊那を中心とした35人で、男性が7人、女性が28人となっています。
戴帽式を終えた学生は、今後、本格的な看護の学習を始めることになっていて、来年2月からは、上伊那の医療機関で実習を行う予定です。
全員がロウソクを受け取ると、看護の精神がうたわれた「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
戴帽生を代表して、松川町の熊谷弘美さんは、「この先壁にぶつかって悩んだときは、ここで学んでいる知識、技術、心を磨き、それぞれが目指す看護師像に向けて努力したい」と、誓いを新たにしていました。 -
上伊那茶道連盟 茶会
上伊那茶道連盟の茶会が28日伊那市の常円寺で開かれました。
この茶会は、茶道の表千家、裏千家、大日本茶道学会が2年に1回合同で開いています。
流派によって茶道具や手前の方法が違いますが、合同の茶会を開くことで茶道の普及と交流の場にしています。
表千家は、濃い抹茶を一つの器で数人が回しのみをする濃茶席という流儀でもてなしていました。
裏千家は、抹茶を椅子の席でいただく流儀で訪れた人たちをもてなしました。
大日本茶道学会は、抹茶を正座でいただく流儀でもてなしていました。
茶会に参加した人たちは、古式にのっとって行われる手前に触れながらゆったりとしたひと時をすごしている様子でした。
上伊那茶道連盟では、「日本独自の文化として、茶道を後世に継承していきたい」と話していました。 -
紙芝居を上演「たのしいかみしばい」
かみしばいの読み聞かせイベント、「たのしいかみしばい」が28日伊那市のタウンステーション伊那まちで行われました。
28日は伊那公民館の講座kamishibaiの会の受講者など10人が紙芝居を披露しました。
今回読んだ紙芝居は、世界30か国の会員が研究や交流を行っている紙芝居文化の会がすぐれた作品として選んだ作品だということです。
Kamishibaiの会は、紙芝居を楽しんでもらい、地域に紙芝居文化を広めようと今回初めてタウンステーション伊那まちでイベントを開きました。
会場には40種類ほどの紙芝居が展示され、自由に見ることができます。
Kamishibaiの会代表の奥村伸枝さんは、「良い紙芝居を良い演じ手として伝えられるようになりたい」と話していました。 -
伊澤修二記念音楽祭
伊那市高遠町出身で初代東京芸術大学校長の伊澤修二の功績を称える伊澤修二記念音楽祭が27日伊那市内で行われました。
第一部は高遠町文化体育館で行われ、750人ほどが訪れました。
伊澤修二記念音楽祭は毎年行われているもので、今年で26回目です。
第一部では高遠町の中学生や高校生らが合唱などを披露しました。
東京芸術大学の学生は、弦楽4重奏を披露し、来場者は思い思いの場所に座り演奏に耳を傾けていました。
東京芸術大学の佐野靖教授は「生徒たちのパフォーマンスから勇気をもらった。この音楽祭の記憶を大切にしてもらいたい」と話していました。
伊那文化会館で行われた第2部の模様は、11月にご覧のチャンネルで放送します。 -
まちじゅう美術館表彰式
園児が描いた絵を伊那市内の商店に飾るまちじゅう美術館の受賞者の表彰式が27日伊那商工会館で行われました。
式では向山公人会頭などから受賞者に賞状とトロフィーが手渡されました。
会頭賞には、竜西保育園のねつ ゆずきちゃん、竜南保育園のあみの せなくん、緑ヶ丘敬愛幼稚園のかわぐち れんくん、緑ヶ丘幼稚園のなとり はるかちゃん、手良保育園のうらの ゆうなちゃんが描いた5つの作品が選ばれました。
まちじゅう美術館は、園児の絵を通じて市街地の活性化を図ろうと伊那商工会議所が行っているものです。
今年は市内すべての保育園・幼稚園から665点の応募がありました。
集まったすべての作品は、11月1日から25日まで市内の商店など45店舗に飾られます。 -
平成25年度入学志願者第1回予定数調査
(募集人員は平成24年度)
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中尾歌舞伎 本番に向け衣装合わせ
11月4日の中尾歌舞伎秋季公演に向け23日は、出演する役者が、本番で着る衣装を身にまとい、伊那市長谷の中尾座で稽古を行いました
着付けを担当するのは、復活以来、20年以上にわたり裏方として舞台を支える地元の女性2人です。
初舞台となる役者に対しては、着る順番や帯の位置などを確認しながら衣装を着けていました。
秋季公演の演目は、「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
中尾歌舞伎は、江戸時代からの歴史がありますが、太平洋戦争中に一時途絶えました。
戦後、40年のときを経て、昭和61年に地域の若者が、お年寄りの指導を受けて復活させ、今年で27年になります。
中尾歌舞伎秋季定期公演は、11月4日に伊那市長谷の中尾座で開かれます。 -
伊那愛石会 水石展
天竜川水系の自然石を集めた伊那愛石会の第52回水石展が27日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には、山などの風景を連想させる石や模様が浮き出たような石など32点が並んでいます。
伊那愛石会は、上伊那地域の60代を中心に18人の会員がいて、自慢の逸品を持ち寄っています。
天竜川水系の中でも三峰川は、石の種類も豊富で全国的にも有名な河川だということです。
会員が投票で各賞を決め、伊那ケーブルテレビ賞には、伊那市東春近の河野三千昭さんが出品した水溜石が選ばれました。
沢渡の天竜川で見つけた巣立真黒石と呼ばれる種類だということです。
この道40年以上という会長の中村章さんは、「気に入った石を探し当てた時の喜びはひとしお。山や岩、滝などを石の中に見つけ出し、連想して楽しんでほしい」と話しています。
伊那愛石会の水石展は、27日と28日の2日間、伊那市の坂下公会堂で入場無料で開かれます。