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第2回いなっせ演劇フェス
上伊那のアマチュア劇団が出演する「第2回いなっせ演劇フェス」が11日と12日の2日間、伊那市のいなっせで行われました。
今年はホールのほかに2階の展示ギャラリーなども公演会場になりました。
小劇場のような雰囲気の中で間近に芝居を楽しむ事ができます。
上伊那で活動している劇団を中心に6団体が2日間で10公演を行いました。
このうち、伊那市や駒ヶ根市を中心とした団員でつくる「咲花座(さきはなざ)」は、明治150年を記念したオリジナル作品「明日
を記す」を上演しました。
江戸末期、高遠藩が設立した藩校、進徳館を舞台に当時の教育の必要性を訴えた人たちの奮闘を表現しました。
実行委員会では「普段演劇を見ない人にも気軽に足を運んでもらい地域内の文化の振興に繋がればうれしい」と話していました。
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総文祭 高校生棋士熱戦
「2018信州総文祭」千曲市の会場では、9日、10日の2日間の日程で将棋部門の大会が開かれました。
会場となった戸倉上山田温泉のホテルには、47都道府県から460人の高校生棋士たちが集まり、団体戦と個人戦でそれぞれ優勝を争いました。
開会式で、将棋部門生徒部長を務める、上田高校3年の渡辺大生君が歓迎の挨拶をしました。
3人1組の団体戦には47都道府県の代表94組が出場。長野県からは、男子に松本深志高校が、女子に松本第一高校が出場しました。
一方個人戦は、それぞれの地区大会を勝ち抜いたおよそ200人の代表が顔を合わせました。県内からは8人が出場しています。
対局は団体戦の持ち時間が1人20分、個人戦が15分で行われました。
大会2日目の10日は個人戦でプロ棋士による大盤解説が行われたという事です。
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セミのぬけがらを探せ!
セミの抜け殻を調べる事で地球温暖化が身近な自然にどのように影響しているかを考える講座が、伊那市の鳩吹公園で10日に開かれました。
市内を中心に9家族24人が参加し、公園内でセミの抜け殻を集めました。
講座は県環境保全研究所が県内6会場で毎年開いています。
この日は全員で30分ほど探して366個が集まったという事です。
このうち比較的涼しい気候を好むヒグラシが230個で一番多く見つかったという事です。
10日の伊那地域の最高気温は4日ぶりに猛暑日となる35.3度でした。長野地方気象台では今後1週間35度前後の暑い日が続くと予想しています。
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15日に盆踊り 実行委が協賛金募る
伊那市の住民有志は今月15日に中心市街地の通り町交差点で
盆おどりを計画していて企業からの協賛金を募っています。
盆おどりを計画しているのは伊那節保存会や歌舞劇団田楽座などでつくる、いなまち盆踊り実行委員会です。
2日伊那市のきたっせで記者会見を開き概要について説明しました。
今回は2回目の開催で去年は生憎の雨となりましたが幅広い世代の
人たちが集まりました。
今年は今月15日午後6時45分に通り町交差点で行われます。
その日はナイトマーケットが行われることから道路は歩行者天国となります。
実行委員会では継続的に運営していくために企業から協賛金を募ることにしています。
一口5000円で協賛企業の社名の入った提灯を盆踊りで飾ることにしています。
また盆踊りに合わせて、商店街の店主らが小林旭と浅丘ルリ子主演の日活映画「大森林に向かって立つ」を上映します。
1961年のいなまち盆踊りでロケが行われ映画では当時のいなまちの様子を見ることができるということです。
上映日は今月14日午後7時30分15日午後1時、午後4時の
3回で場所は伊那市荒井のシマダヤ1階です。
料金は大人1,000円、中高大学生800円で売上はいなまち盆踊りの運営にあてられるということです。
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夏休みの小学生 ゼリー作りに挑戦
夏休みの小学生を対象にした、伊那食品工業株式会社の夏休み体験企画が7日に行われました。
地元の子どもたちに体験を通じて様々なことを学んでもらおうと伊那食品が毎年行っているもので、上伊那地域の小学3年生から6年生まで23人が参加しました。
この日は子どもたちが寒天を使って「金魚鉢ゼリー」づくりに挑戦しました。
用意された金魚の形のゼリーを、 溶かした色付きの寒天に沈めて、金魚鉢ゼリーを完成させていました。
伊那食品工業では「体験を通じて、県の名産品でもある寒天を身近に感じてもらいたい」と話していました。 -
2018信州総文祭 開幕
高校の文化系クラブの全国大会、全国高校総合文化祭「2018信州総文祭」の総合開会式が7日、松本市のまつもと市民芸術館で行われ、県内各地で11日まで行われる文化の祭典が開幕しました。
松本市のまつもと市民芸術館では総合開会式が行われました。
開会式では、実行委員長で伊那北高校3年の桐山尚子(なおこ)さんが「私たちにしかできないハーモニーをつくりましょう。この瞬間の想いを伝えましょう。あふれる情熱を作品に、舞台に込めましょう。そして、日々の活動の成果を発揮し、お互いに讃え合い、最高の総文祭にしましょう」と、全国から集まった高校生に呼びかけました。
開会式では大会のイメージソングが披露されたほか、部門ごとのステージ発表も行われました。
「信州総文祭」は7日から11日までの5日間、県内各地で28部門が行われます。 -
小学生が図書館の仕事体験
箕輪町では小学生が図書館職員の仕事を1日に体験しました。
町内の小学6年生3人が体験しました。
受け付けカウンターでは、返却された本の整理や貸し出しを体験しました。
返却された本は、背表紙につけられた番号順に棚に戻します。
町図書館では、本に親しんでもらおうと、毎年、希望のあった小学生を対象に職員の仕事を体験してもらっています。
箕輪町図書館では、夏休みに合わせて、夜の館内を探検し、怪談話を聞くイベントを8日に行う予定で現在申し込みを受けつけています。
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五輪「金」小平さん 母校凱旋
2月に韓国で開催された冬季オリンピックのスピードスケート500メートルで金メダル、1,000メートルで銀メダルを獲得した小平奈緒さんが31日、母校の伊那西高校を訪れ、メダル獲得を報告しました。
小平さんが姿を現すと、生徒やその保護者およそ400人が拍手で迎えました。
この日は、小平さんと、コーチの結城匡啓(ゆうきまさひろ)さんが伊那市の伊那西高校を訪れました。
小平さんは1986年生まれの32歳。茅野市出身で、高校時代は伊那西高校で過ごしました。
今年2月に開かれた平昌オリンピックのスピードスケート500メートルでは36秒94の大会記録で金メダル、1,000メートルでは銀メダルを獲得しました。
平昌オリンピックについて小平さんは「ようやく地元にメダルを持ってくることができた。これもお世話になった人たちのおかげだと思います」と話していました。
質疑応答では、生徒から小平さんに高校時代のことやつらいときどうやって乗り越えたかなど質問があがっていました。
高校時代の苦しいとき、どんな風に乗り越えたかという質問に対して小平さんは「2年生のときから一人暮らしをして生活や食事がうまくいかず、それと同時にスケートもなかなかうまくいかなかった。そんな時に学校に居場所があって友達がいてくれたから乗り越えることができた」と話していました。
小平さんの話を聞いた生徒は「小学生のときから応援していた小平さんの話を聞くことができ、勇気をもらえた」「高校時代苦しい時に同じように友達に救われたという話を聞いて、私たちと同じなんだな、と感じた」と話していました。
この日はこの他、伊那市から、市民に大きな感動を与えたとして表彰状が贈られました。 -
中尾歌舞伎後援会設立
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎・中尾歌舞伎が継続的に活動できるよう応援するための後援会が、29日、発足しました。
後援会の設立総会には、前伊那市教育委員長の松田泰俊さんや、伊那商工会議所の川上健夫会頭などの発起人のほか、歌舞伎保存会、地元関係者などおよそ20人が出席して開かれました。
会の名称は、「信州伊那中尾歌舞伎後援会」に、会長は松田泰俊さん、副会長は、元長谷地域自治区長の中山晶計さんに決まりました。
後援会は、賛助会員を募るなどの資金的なバックアップや、保存会の活動の負担を軽減するための組織として活動していくということです。
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能独特の節回し謡を学ぶ
日本の伝統芸能、能を楽しむ講座が27日伊那市の防災コミュニティセンターで開かれ参加者が能独特の節回しの謡を体験しました。
謡は七五調の12文字を一文としていて舞に合わせ歌われます。
指導したのは伊那市西箕輪の能楽師観世流師範、中家美千代さんです。
中家さんは「謡は物語の背景や出演者の心情を語るもので江戸時代には能の舞台とは別に庶民にも親しまれていた」
と話していました。
伊那市では毎年「伊那能」が行われていて中家さんはその実行委員も務めています。
講座は能に親しんでもらおうと伊那市が開いたもので市民10人が集まりました。 -
出征兵士と家族の肖像展
伊那市高遠町歴史博物館は、8月15日の終戦記念日に合わせて、市民から寄せられた出征兵士と家族の写真展を開いています。
会場には、26の家族から寄せられた写真32点が展示されています。
こちらは、高遠町から特攻隊員として飛び立ち命を落とした北原吉男さんとその家族の写真です。
尋常高等小学校2年生、現在の中学2年生のころ、神風特攻隊に入隊しました。
北原さんの一つ下で、幼友達だった郷土史研究家の矢澤章一さん89歳です。
高遠町歴史博物館では、平成27年から戦争に関する写真を市民から募りデジタル化するアーカイブ作業を進めていて、展示会は今回で2回目です。
この出征兵士と家族の肖像展は8月19日まで、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています。
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豊南短大生がコンサート
音楽を取り入れた幼児教育について学んでいる信州豊南短期大学の学生が、28日、伊那市高遠町のまちの縁側・夢見草でコンサートを開きました。
コンサートを開いたのは、豊南短大の幼児教育学科ゼミの学生5人です。
学生たちは、音楽を取り入れた幼児教育について学んでいて、保育園での演奏活動などを行っています。
音楽を通して住民と交流するまちの縁側・夢見草を運営する原葉子さんが豊南短大の非常勤講師を務めていることが縁で今回コンサートが開かれました。
学生たちは、ウクレレやハンドベルを使って8曲を披露しました。
子どもたちも楽しめるよう手遊びなども取り入れていました。
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みのわ祭り延期も 箕輪中生 出店の準備
28日に予定されていた箕輪町のみのわ祭りは台風12号が接近し降雨が予想されるため、29日に延期となりました。
それでも、出店を予定している箕輪中学校の生徒は直前の準備をおこなっていました。
箕輪中学校の校舎内です。
現在夏休み中のため静かですが、こちらの3年6組の教室では、生徒たちが作業を行っていました。
3年6組は、ゼリーやナタデココをクラッシュして入れたジュースの販売を計画しています。
店舗に飾り付ける装飾品づくりや材料の運び込みを行っていました。
箕輪中学校では去年から、3年生の有志のクラスがまつりに出店しています。
今年は3クラスが参加します。
箕輪中学校3年6組は箕輪町役場入り口交差点付近で出店予定です。
ジュースは400人分を用意しています。
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進徳館 夏の学校始まる
江戸時代の高遠藩の藩校・進徳館で、夏休み中の子どもたちが自習や論語の素読に取り組む、進徳館・夏の学校が26日から始まりました。
進徳館は、江戸時代に高遠藩の学校として創設されたもので、建物は国指定の史跡となっています。
その建物の中で、子どもたちが夏休み中の午前中、学習を行っています。鈴を鳴らすと休憩も終わり学習の時間です。
今年で10年目となる進徳館夏の学校の特色は、論語を素読することです。
孔子など五聖像が奉られた部屋で、高遠公民館館長の原和男さんに合わせて子どもたちが素読を行います。
高遠藩の8歳から15歳くらいの子どもたちも、当時、漢字のみの教科書で素読を行っていたということです。
この体験は、高遠の歴史を子どもたちに感じてもらう場にもなっています。
今年は高遠小、高遠北小の1年生から6年生まで66人が参加しています。
この日から始まった夏の学校は31日までの4日間予定されています。
今年は10年目の節目ということで、子どもたちが好きな論語を選んで字を書いた灯ろうを作る予定です。
最終日は、夕方にその灯ろうに明かりをともして楽しむということです。
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弥生高 総文祭マップ配布
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、8月8日から始まる信州総文祭・郷土芸能部門大会で伊那市を訪れた人たちに配布する「伊那谷紹介マップ」を作りました。
こちらが完成したマップです。
この日は、1年生で総文祭当日は会場案内などで大会に関わる平井捺都美さんと宮﨑琉那さんが駒瀬隆校長にマップの完成を報告しました。
伊那市では、8月8日から伊那文化会館を会場に、文化系クラブの全国大会・信州総文祭の郷土芸能部門大会が開かれることになっています。
1年生244人は、地元の菓子店や温泉施設、飲食店などに聞き取りを行いマップを作りました。
総文祭開催期間中は全国から1万人以上の来場が見込まれています。
マップは3,000部作られ、来月の総文祭の会場で生徒たちが配布することになっています。
また28日に行われる飯田線リレー号の運行に合わせて駒ヶ根駅でも配布するということです。 -
いなっせ演劇フェスへ通し稽古
第2回いなっせ演劇フェスが、来月11日・12日の2日間行われます。
出演する劇団の通し稽古が、昨日(16日)伊那市のいなっせで行われました。
いなっせの2階展示ロビーで、本番も上演を行うのは、箕輪町を中心に活動する劇団歩です。
演者と観客の間に垣根のない小劇場スタイルで、2人芝居を披露します。
上演する演目は「朝に死す」です。
組織に命を狙われているチンピラととばっちりを受けて足に銃弾を受けた少女の青春群像を描いた作品です。
通し稽古では役者が熱の入った演技を披露していたほか、スタッフが音響などを確認していました。
いなっせ演劇フェスは去年11月に初めて開催され今回が2回目です。
今回は出演団体が2団体増え、合わせて6団体が出演します。
去年は、ホールのみでの上映でしたが、今回は、展示ホールや会議室も特設会場になり、時間をずらしながら上演します。
いなっせ演劇フェス実行委員会の渡辺 泰徳さんは「劇団にとっては舞台の機会が増える。普段演劇を見ない人にも気軽に親しんでもらえるフェスにしたい」と話していました。
いなっせ演劇フェスは、来月11日(土)・12日(日)の2日間行われ、前売り1000円のパスポートで2日間全ステージを観ることができます。
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さあ夏休み!小中学校で終業式
夏休みシーズンを迎え、伊那市と箕輪町の小中学校で24日に、1学期の終業式が行われました。
このうち、箕輪東小学校の1年生のクラスでは、児童が担任の押野ひろみ教諭から初めての通知表を受け取っていました。
1学期は74日間で、1年生はひらがなや足し算などを学びました。
押野教諭は、「入学してからできるようになったことがいっぱいあります。おうちの人に見せていっぱいほめてもらってください」と話していました。
この後クラスでは、夏休み中に楽しみたいことを発表していました。
体育館では終業式が行われ、「百人一首を覚えられた」「音読でつかえずに読めるようになった」などと、1学期にがんばったことを代表児童4人が発表しました。
田原克彦校長は、「今年の夏は特に暑いです。熱中症にならないように気を付け、休み明けに161人全員が元気に登校してきてください」と呼びかけていました。
箕輪東小学校の夏休みは28日間で、8月22日に始業式が行われます。
なお、放送エリア内の小中学校の終業式は、あすがピークとなっています。 -
上伊那誌刊行記念式典
上伊那教育会が編纂し今年6月に完成した「上伊那誌自然篇改訂増補版」の刊行を記念した式典が、伊那市内で21日に行われました。
上伊那誌自然篇改訂増補版「上伊那の自然」は、植物や鳥類、昆虫、気象など10の分野を5年余りかけて調査・研究してきた内容が掲載されています。
A4版3冊セットで合計600ページとなっています。
中学生や高校生でも理解できるようなわかりやすい解説付きで写真が多く使われています。
上伊那誌の初版は昭和37年。発刊から50年以上が経過し動植物の生息状況などが変化してきている事から平成24年度から、上伊那教育会の教員やOBなどが調査研究を行い、40人余りが執筆に携わったという事です。
式典で上伊那教育会の飯澤隆会長は「地域の自然の現状を後世に残していきたい」と話していました。
「上伊那の自然」の予約販売は終了していますが各市町村の図書館で見る事ができるほか、上伊那教育会のHPからウェブ版を無料で閲覧する事ができます。
上伊那教育会が編纂し今年6月に完成した「上伊那誌自然篇改定増補版」の刊行を記念した式典が、伊那市内で21日に行われました。
N上伊那誌自然篇改訂増補版「上伊那の自然」は、植物や鳥類、昆虫、気象など10の分野を5年余りかけて調査・研究してきた内容が掲載されています。
A4版3冊セットで合計600ページとなっています。
中学生や高校生でも理解できるようなわかりやすい解説付きで写真が多く使われています。
上伊那誌の初版は昭和37年。発刊から50年以上が経過し動植物の生息状況などが変化してきている事から平成24年度から、上伊那教育会の教員やOBなどが調査研究を行い、40人余りが執筆に携わったという事です。
式典で上伊那教育会の飯澤隆会長は「地域の自然の現状を後世に残していきたい」と話していました。
「上伊那の自然」の予約販売は終了していますが各市町村の図書館で見る事ができるほか、上伊那教育会のHPからウェブ版を無料で閲覧する事ができます。
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地元で人形芝居の公演
箕輪町上古田を拠点に活動する古田人形芝居保存会による地元公演が14日上古田公民館で行われました。
公演は人形芝居が引き継がれてきた地元で演じたいと保存会が
企画したもので今年で4年目となります。
観客は顔見知りが多いということで黒子は頭巾を被らずに人形を
操りました。
演じたのは盲目の女の悲恋の物語「生写朝顔話 宿屋の段・大井川の段」です。
会場には約60人が集まり地元に伝わる人形芝居を楽しんでいました。
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東京芸大卒業生らお囃子指導
10月に開かれる第32回伊澤修二記念音楽祭第1部でファンファーレを披露する高遠小学校お囃子クラブの児童は、東京芸術大学の教授と卒業生から、18日に指導を受けました。
この日は、東京芸術大学音楽学部の佐野靖教授ら3人が小学校を訪れ指導しました。
高遠小学校の3年生から6年生までの31人でつくるお囃子クラブは、10月に開かれる伊澤修二記念音楽祭第1部で、ファンファーレを披露します。
初回のこの日は楽器ごとにリズムを合わせて音を出す練習を行いました。
正しい姿勢や叩き方を教わり、最後に全員で合わせて演奏しました。
クラブでは本番までに週2回練習を行うということです。
次回の指導は8月下旬の予定で、それまでに曲の題名とアレンジを児童たちが考えることになっています。 -
高遠保育園起工式
来年4月の開園を目指し移転新築する伊那市高遠町の高遠保育園の安全祈願祭と起工式が18日、行われました。
18日は、市の関係者や建設業者など50人が出席し工事の安全を祈願しました。
新しい高遠保育園は、高遠小学校の南に建設されます。
園舎北側におよそ25台分の駐車場を、南側に園庭を整備します。
建物は鉄骨造平屋建てで、総事業費はおよそ6億4,500万円となっています。
敷地面積はおよそ5千平方メートルで、保育室は7室、未満児室は床暖房つきで2室、未満児専用の遊戯室を設けます。
建物は、地元産材が利用される他、太陽光発電やペレットボイラーが設置されます。
定員はこれまでと同じ120人を予定しています。
高遠保育園は、西高遠の第1保育園と下山田の第4保育園を統合し平成28年4月に開園しました。
現在は、第1保育園の園舎を利用しています。
駐車場スぺースがないことや施設が手狭になっていることから移転新築するものです。
現在使っている園舎の跡利用について伊那市では、「今年度中に結論を出したい」としています。
新しい保育園は、来年4月1日の開園を予定しています。
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県看護大の学生が保健指導
駒ヶ根市にある県看護大学の学生は5日、教育実習で箕輪町の箕輪東小学校を訪れ、たばこが人体に与える悪影響について話をしました。
この日は5年生と6年生の教室で保健指導が行われました。
このうち6年生の教室では、県看護大4年の野田香織さんと山邉里奈さんが、たばこが人体に与える影響についての授業を行いました。
2人は看護師と保健師の国家試験を来年2月に受ける予定で、それに向けて7か月間の教育実習を行ってきました。
授業では、たばこに含まれるニコチンやタールは、心臓病やがんになるリスクが高くなることなどを説明しました。
また20歳未満の子どもで喫煙したことがある小学生の割合については、4.2%だという現状を話しました。
この後、来年中学生になる児童たちに、もし先輩や友達にたばこを勧められた時にどう断るかを指導しました。
児童たちは「小学生でもたばこを吸ったことがある人がいることを知って驚いた」「たばこの煙は周りの人にも害があるので良くないと思った」など感想を発表しました。
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農林業の研究費を助成
県内の農林業に係る若手研究者や留学生などを支援している公益財団法人信州農林科学振興会は、信大農学部教員や留学生などに助成金を7日に贈りました。
南箕輪村の信州大学農学部で贈呈式が行われ、振興会から目録が手渡されました。
研究者に対する助成として信大農学部教員や高校の教諭など3人に合計60万円、教育助成として信大の大学院生2人に合計78万円、国際交流助成として信大農学部外国人留学生支援の会に12万円が贈られました。
研究者を代表して信大農学部助教の筒井歩さんは謝辞で「発酵食品の研究を通して病気の予防や健康維持に貢献したい」と話していました。
信大の元教員などで組織する信州農林科学振興会は、平成3年に発足しました。
伊那中央ロータリークラブからの協力を得ながら県内の農林業に関係する研究と教育の振興を目的に毎年助成金を贈っています。
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信州総文祭 30日前イベント
8月7日から、文化部のインターハイとも呼ばれる全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が県内で行われるのを前に、長野市若里市民文化ホールで10日、30日前イベントが行われました。
会場には、県内53校、240人の高校生が集まり、本番に向けて機運を高めました。
篠ノ井高校の吹奏楽部と東信地方の軽音楽専門部の選抜メンバーが大会イメージソングの「ここに」を演奏し、会場を盛り上げました。
全国高校総合文化祭が県内で行われるのは初めてです。
8月7日から11日まで、県内17の市と町で行われ、全国のおよそ2万人の高校生が28の部門で成果を披露します。
(提供:INC長野ケーブルテレビ) -
戦争体験手記朗読会
戦争の体験を後世に語り継ぎ、平和について考える機会にしようと箕輪町郷土博物館は、「戦争体験手記朗読会」を8日に開きました。
町内で活動している朗読ボランティアグループ「せせらぎ会」が朗読しました。
箕輪町松島出身の男性の手記には、労働力の補充として連れてこられ、木下一の宮の開拓を行っていた朝鮮人の様子が記されていました。
会場には町内を中心に13人が訪れ朗読に耳を傾けていました。 -
高校再編検討へ 意見聴取始まる
県立高校の第2期再編に向け、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、一般や高校の校長などを対象にした意見聴取を、10日から始めました。
この日は初めての意見聴取が行われ、協議会が選出した一般6人、校長2人が出席しました。
意見聴取では、「上伊那地域の将来像を見据えた高校の学びのあり方について」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「地域の強みや魅力に触れられる学校づくりを進めて欲しい」といった意見が出されていました。
ある参加者は「地域の強みを活かすことができる子ども達が育つ環境をつくっていってほしい。そのために、高校生がいろんな体験を出来る場所にしてほしい」と話していました。
また他の参加者からは「地元に戻ってくる学生が少なくなっている。地元、企業の魅力を伝えられるような場所をつくってほしい」といった意見が上がっていました。
また、赤穂高校の松村明校長は「協議会で検討を始めたことはもちろん現場の先生たちも知っているが、現場は再編よりももっと大事な学校をどうしていくのか、生徒たちの魅力をどのように引き出していくのかを考えるためにワーキンググループを立ち上げて検討を始めている」と説明していました。
上伊那地域の中学卒業生は、2030年には現在の2割、10クラス分少ない1,494人になると予測されていて、県教育委員会では「少子化を考えると再編を前提に考えていく必用がある」としています。
協議会では今後も意見聴取を行い、集めた意見をもとに、来年1月までに方向性をまとめる計画です。
また、意見聴取の結果は、上伊那広域連合のホームページでも順次公表される予定です。 -
高遠高校生徒 ジオパークを案内へ
伊那市高遠町の高遠高校振興会理事会が9日開かれ、今年度、文理進学コースの生徒が総文祭の参加生徒などを対象にジオパークを案内することなどが報告されました。
9日は高遠高校で理事会が開かれ、今年度地域と連携して行う事業などが報告されました。
今年度は新たに、文理進学コースの生徒が、信州総文祭自然科学部門に参加する高校生や、信州アフターデスティネーションキャンペーンで運行する特別列車で伊那を訪れた観光客に対して、ジオパークを案内するということです。
振興会会長の白鳥孝伊那市長は「さらに地域になくてはならない学校となるための課題解決を進めていきたい」と話していました。
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高校生がボルダリングに挑戦
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は伊那市福島にあるクライミングジムでボルダリングに挑戦しました。
スポーツの選択科目で3年生14人がボルダリングを学びました。
東京オリンピックの正式種目にもなり生涯スポーツとして人気が
高まっているということです。
壁にホールドと呼ばれる突起物が付けられ、それを使って高さ4.5メートルのゴールを目指します。
指導にあたったのは福島のクライミングジム アチーヴ店長の唐澤奨さんです。
唐澤さんは「握力や腕力ではなく足腰のバランスと使い方が大切になります」などとアドバイスしていました。
高遠高校の選択科目ではボルダリングのほかにゴルフなども行っていて様々なスポーツに親しんでいます。
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伊那中生 起業家から学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生は授業の一環で29日、地域で起業した人たちから話しを聞きました。
この日は、地域で会社や飲食店などを起業した23人が学校を訪れ、生徒たちに話をしました。
伊那中学校では地域の歴史や魅力を学ぶ「ふるさと伊那谷学」に取り組んでいて、その一環で行われました。
生徒は興味のある人のところへ行き、仕事やこれまでの生い立ちなどを質問していました。
伊那中学校出身で、現在は賃貸業を営む唐木拓さんは、生徒たちに人として成長するために必要なことをアドバイスしていました。
飲食店と不動産会社を経営する工藤陽介さんは、生徒から「普段大切にしていることは何ですか」と聞かれ次のように答えていました。
伊那中学校では「様々な考え方や生き方を知り、自分の将来に活かせるヒントを見つけてもらいたい」と話していました。 -
高遠美術交流展2018
上伊那と群馬県の作家が日本画や洋画、彫刻などを展示する「高遠美術交流展2018」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
展示会を企画したのは、群馬県前橋市在住で元美術教諭の酒井重良さんです。
酒井さんは娘が長谷に住んでいる事からお互いの地域の交流の機会にしようと展示会を開いていいて、今年で3回目になります。
会場には、伊那市を中心に上伊那の作家と群馬県の作家の作品52点が展示されています。
高遠美術交流展2018は、16日(月)まで信州高遠美術館で開かれていて、14日(土)午後2時からは、画材と表現方法を学ぶワークショップが行われる事になっています。