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第9回駒ケ根市民ゴルフ大会
10日、第9回駒ケ根市民ゴルフ大会が信州駒ケ根カントリークラブで開かれた。107人が出場し、和やかな雰囲気の中にも真剣にスコアを競った。第1組のスタートは午前7時30分。朝のさわやかな日差しが降り注ぐ中、芝の緑が鮮やかに映えるコースに「ナイスショット!」の声が響いた。
成績上位は次の皆さん。
▽一般の部(1)米山文夫(小町屋)68・60(2)長田幸男(福岡)70・20(3)村上正吾(小町屋)71・00▽70歳以上の部(1)北村四郎(上穂町)71・20(2)中村鯉知郎(東伊那)72・60(3)小島郁男(小町屋)76・60▽レディスの部(1)宮澤幸子(町3区)71・00(2)藤生靖美(中割)72・80(3)大澤知子(町2区)73・80▽グロス(1)松本正治(町2区)74(2)宮下敏雄(中沢)75(3)松崎俊貴(小町屋)76(4)田中清治(町4区)77(5)宮澤幸子(町3区)77 -
好きになれば必ず上達する
小学校に上がる前は体が弱く、すぐに熱を出しては寝込んでいた。心配した親が体を鍛えようと近くのスイミングスクールに通わせたのが水泳との出会いだったが、何年通ってもなかなか泳げるようにならなかった。小学生になっても泳ぐのは大嫌いで、よく親の目をごまかしてスクールをサボってはしかられていた。ところが窶煤B
「4年生のころ、コーチが男の人から若くてきれいな女性に代わったんです。まだ25メートル泳げないでいた自分に『頑張って泳げるようになろうね』とやさしく言ってくれた…。たちまち泳げるようになりましたよ!」
自信がついたことで知らず知らずのうちに泳くことが好きになり、1年後には選手育成コースに入った。そして6年生の時には市の大会で優勝するまでになった。「それからは水泳に夢中で中学、高校とずっと水泳部でした。でも全国大会に行くまでにはなれませんでしたね」
大学在学中には水泳の特技を生かしてスイミングセンターでインストラクターのアルバイトをした。就職を考え始めた時「選手としての泳ぎには限界が見えていたので、それなら強い選手をつくろう窶狽ニ思ってこの仕事を選んだんです」。
1日4、5時間から長い時は7、8時間水に入っているハードな職業だが「普通の人には大変なのかもしれないけれど、昔から水に慣れているので何でもありませんね」。
◇ ◇
体が小さかったころ、コーチに「お前は太志じゃなくて『ヤセシ』だな」と言われたことがある。「冗談のつもりだったのかもしれないけど、今でも忘れない。子どもの心を傷つけるようなことは言うべきじゃないですね」自らが経験したつらい思いを味わわせたくない窶狽ニ子供たちへの言葉の掛け方や接し方には特に気を使い、コーチや従業員らにも指示して徹底させている。「スクールにくる子どもたちには、上手になることよりもとにかく水泳を好きになってもらいたいと願っています。好きになれば必ず上達するんです。このぼくがそうだったようにね」
◇ ◇
クラブの会員らでつくるチームは全国マスターズカップで2年連続総合優勝するなど強豪として知られているが「勝ち負けにはあまりこだわらずに、仲間と一緒に楽しむことを優先したいですね」。
クラブにはスイミングのほかエアロビクス、フィットネス、アスレチックの各コースもある。「水泳ばかり専門にやってきたので、エアロビクスを教えるのは最初慣れなくて大変でした。でもやってみるとこれもかなり面白い。水泳ばかりでなくいろいろなことを楽しんでもらいたいと思います。今後も元気で楽しいクラブとして、健康の喜びを発信していきたいですね」 -
箕輪北・西小で運動会
箕輪町の箕輪北小学校と西小学校で11日、町内5小学校の先頭を切って運動会があった。あいにく途中から雨が降る天気になったが、児童は熱気で雨を吹き飛ばし、短距離走やリレー、綱引きなど競技も応援も頑張った。
2校とも、種目を繰り上げるなどプログラムを変更して開いた。
北小は、リレー、かけっこ、騎馬戦、棒倒し、竹引きや綱引きなどの種目があった。紅白対抗得点種目の綱引きは、2学年ずつで競技。腰を落としてジリジリと綱を引いたり、歯を食い縛り顔を真っ赤にして引っ張ったり。どの学年も熱戦を繰り広げた。
西小の種目は、かけっこ、綱引き、玉入れ、一輪車、組体操など。1・2年生が足に豆をつくって練習に励んだ竹馬「われら竹馬がんばり隊」は、音楽に合わせて歩いたり、同じ場所でぐるりと1周したり、ジャンプや片足で乗るなど、見事な技を次々と披露した。 -
伊那市でリトルシニア信越連盟秋季大会
全日リトル野球協会リトルシニア信越連盟主催の05年度秋季大会が11日、伊那市の県営、市営球場など4会場で始まった。「伊那ファイターズ」は初戦、新潟県ブロック「新発田」に5対2で勝利。2回戦は負けたものの、大会を盛り上げた。
リトルシニア(中学生の硬式野球)の技術向上・普及などを目指す大会。信越連盟の新潟、東北信、中南信ブロックから代表チーム、計16チームが出場し、トーナメントで競う。
初日、県営球場の1試合目に伊那ファイターズが登場。五回裏、1点を追う伊那は、主戦・佐々木直之(箕輪3年)の左翼越え2塁打を口火に3得点し、勝利を決定付けた。
逆転の場面はクロスプレー。桜井望(東部3年)の安打にランナーの安西隼大(高遠3年)がホームに戻ると、会場が一気に盛り上がった。我が子を応援する保護者たちからは熱い声援がわいた。
2回戦は東北信ブロック「飯山」と対戦し4対3の接戦で敗北した。 -
伊那市長杯争奪ソフトボール大会
伊那市長杯争奪一般男子・女子・シニアソフトボール大会が11日、富士塚スポーツ公園運動場など3会場であった=写真。市体育協会ソフトボール部主催、KOAなど後援。
親ぼくを深める12回目の大会で、今年はシニアの部(59歳以上)を追加。日程の都合で女子チームの参加はなかったが、一般男子の部に14チーム、シニアの部に7チームが参加し、それぞれトーナメントで優勝を競った。
結果は次の通り。
【一般男子】
▼1回戦=加城7‐6ちゅ縲怩ィ縲怩ュGets、セレネーズ8窶・トレンディー、アスター17窶・伊那OB、West11窶・パイレーツ、G・T・E7窶・ないのにクラブ、たかーズ5窶・レッドビッキーズ
▼2回戦=加城8窶・ドリーム1、アスター11窶・セレネーズ、West6窶・ライジング、G・T・E8窶・たかーズ
▼準決勝=アスター9窶・加城、G・T・E6窶・West
▽決勝=アスター(雨天により抽選)7窶・G・T・E
【シニア】
▼1回戦=伊那OBクラブ16窶・みすずシニア、伊那勘太郎クラブ8窶・アスプス美篶、伊那西町クラブ6窶・伊那天竜クラブ
▼準決勝=伊那OBクラブ7窶・手良球友ソフトボールクラブ、伊那西町クラブ13窶・伊那勘太郎クラブ
▼決勝=伊那OBクラブ9窶・伊那西町クラブ -
飯島中が球技クラスマッチ
飯島町の飯島中学校は9日、体育館などで3年生の球技クラスマッチを行い、体育授業の成果を披露するとともに、クラスの団結と意気を示した=写真。種目はバレーボールやバスケットボール、卓球、バドミントンの4種類。
選手らは懸命にボールを追い掛けて走りまわり、得点の度にハイタッチで仲間同士喜びを分かちあいながら、ゲームを進めた。
ギャラリーには級友が陣取り、クラス旗を掲げ「○○さん頑張って」「声を出して」と声援を送っていた。
2年生は12日、1年生は13日の予定。 -
夜間ソフト閉会
中川村牧ケ原文化公園サンアリーナで9日夜、中川夜間ソフトボールリーグ戦の閉会式と、村長杯争奪ソフトボール大会の開会式が行われた。
最初に行われた閉会式では、中川リーグの片桐良明会長が、上位5位までのチームに賞状とトロフィーを贈って健闘をたたえた後「優勝できなかったチームも来年を期して頑張ってほしい。今日から村長杯争奪大会が始まるが、楽しいゲームを」とあいさつ。
中川夜間リーグ戦には10チームが参加、5月から7月末までの長丁場の戦いを勝ち抜き、優勝したのは葛北チーム。2位柳沢、3位アゴターズ、4位二八会、5位ベンチャーズの順。
村長杯争奪ソフトボール大会には中川リーグと片桐リーグの計18チームが出場、トーナメントで優勝を目指す。 -
保育園で運動会
秋の運動会シーズン到来-。伊那市の保育園6園と箕輪町の1園で10日、運動会があった。園児は頑張って練習してきたリズムダンスを披露したり、歯を食い縛って綱引きしたり、秋晴れの空の下、元気いっぱいに園庭をかけまわった。
箕輪町の木下北保育園の親子運動会は、リズムダンス、かけっこ、玉入れ、障害物競争など18プログラム。
年長親子の騎馬戦「うばえ!相手の宝」は、お父さんやお母さんが子どもをおぶって、子どもたちが帽子をうばいあった。お父さんたちは相手の後ろに回り込んだり、必死に逃げたり。子どもたちは歓声を上げながら、友達の帽子を取ろうと落ちそうなくらい体を乗り出して頑張った。
真剣な眼差しでゴール目指して走ったり、音楽に合わせて軽快に踊ったり、園児はパワー全開。保護者はカメラやビデオで我が子の姿を熱心に追いかけていた。 -
2種目に大会新記録 上伊那陸上選手権
第45回上伊那陸上競技選手権大会が10日、伊那市陸上競技場であった。100メートル、走り幅跳び、砲丸投げなど一般男子8、一般女子8、中学男子8、中学女子7、男子共通3、女子共通3の合計37種目に、約250人の選手が出場。日ごろの練習成果を発揮し、2種目で大会新記録が生まれた。
上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催、KOA協賛。
女子共通棒高跳びで前田朋子さん(ヤマトヤT・C)が、01(平成13)年に自身が出した大会記録を80センチ更新する3メートル80をマーク。今回は01年大会以来の出場で、これまでの努力による成長を見せつけた。
中学走り高跳びは、稲村立吉君(春富3年)が1メートル75の大会新記録を樹立。81(昭和56)年以来、24年ぶりに記録を1センチぬりかえた。ほかの選手より助走距離を長く取り、軽やかに跳んだ。 -
上伊那対決は伊那弥生
第113回北信越地区高校野球県大会南信予選5日目は10日、準決勝が県営飯田野球場であり、上伊那勢同士の対戦となった伊那弥生ケ丘窶蝿ノ那北は、終盤の逆転劇で弥生が決勝に駒を進めた。
伊那弥生ケ丘
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伊那北
伊那北は初回、二死一、三塁で春日(健)が左中間を破る2点適時打で先制。2回にも1点を加え主導権を握る。
追いかける弥生は3回に打線が爆発。一死から5連打の猛攻で2点を返す。なおも満塁とするが後続を断ち、好機を逸した。
伊那北2点リードで迎えた終盤8回、弥生は3つの四球で一死満塁の好機に、唐澤、内城、押野の3連打で4点を入れ、一気に形勢逆転。その後も四死球などで加点し、試合を決めた。伊那北は主戦森、継投した志賀、藤澤の投手陣がこの回、合わせて7四死球と崩れ、涙をのんだ。
決勝、3位決定戦は17日、県営飯田野球場である。試合予定は次の通り。
▽3位決定戦・伊那北窶箔穴C第三(午前10時)▽決勝戦・弥生窶柏z訪清陵(午後0時30分) -
第45回上伊那陸上競技選手権大会結果
◆トラック男子
【100メートル】▽中学(1)三村瑞樹(辰野2)11秒92(2)堺沢博樹(赤穂3)(3)赤澤侑生矢(春富3)(4)加藤一樹(赤穂1)(5)原司(箕輪2)(6)原翔太(伊那1)(7)倉田健斗(箕輪2)▽一般(1)橋爪 純(高遠2)11秒93(2)竹松正輝(高遠2)(3)北平浩貴(駒ヶ根工業2)(4)田村元(伊那弥生ヶ丘2)(5)宮腰嵩宏(赤穂1)(6)尾崎光弘(駒ヶ根工業1)(7)唐沢仲明(伊那北1)
【200メートル】▽中学(1)唐沢和也(赤穂3)t24秒38(2)赤澤侑生矢(春富3)(3)大野裕紀(赤穂1)(4)野坂大樹(赤穂2)(5)森雅貴(赤穂1)(6)上島佑基(辰野3)(7)田畑勇貴(伊那1)(8)藤沢祐輔(箕輪2)
【400メートル】▽共通(1)加納晃(伊那北2)55秒33(2)山口裕(上伊那陸協)(3)大石洋祐(伊那3)(4)春日豪(高遠2)(5)中平英貴(伊那弥生ヶ丘1)(6)肥野諭志(赤穂3)(7)中塚渓滋(中川2)(8)村井大介(赤穂3)
【1500メートル】▽共通(1)小林太一(信州大)4分11秒34(2)林孝行(信州大)(3)正木達也(信州大)(4)徳永吉彦(伊那中教)(5)福沢潤一(駒ヶ根東中1)(6)大村英樹(高遠高2)(7)大蔵孝典(赤穂中2)(8)白石祐也(伊那北高2)
【3000メートル】▽中学(1)山口宏和(辰野3)10分30秒60(2)一ノ瀬黎(辰野2)(3)永原耕太(辰野2)(4)小林勇輝(駒ヶ根東3)(5)天野努(駒ヶ根東2)(6)小澤大介(辰野3)(7)宮脇千博(駒ヶ根東2)(8)根橋完(辰野2)
【5000メートル】▽一般(1)大槻勉(箕輪町陸協)15分50秒16(2)小林太一(信州大)(3)鈴木昌幸(上伊那陸協)(4)守屋智春(上伊那陸協)(5)松村博文(上伊那陸協)(6)萩原英雄(上伊那陸協)(7)大村英樹(高遠2)
【110メートルハードル】▽中学(1)森嵩貴(赤穂3)17秒87(2)赤羽巧(辰野2)
【4×100メートルリレー】▽中学(1)赤穂A(村井大介、森嵩貴、唐沢和也、堺澤博樹)46秒50=大会新(2)赤穂B(野坂大樹、森嵩貴、大野裕紀、加藤一樹)(3)辰野B(中谷俊貴、一ノ瀬黎、林亜希彦、三村瑞樹)(4)辰野A(5)伊那(6)箕輪(7)駒ヶ根東(8)辰野C▽一般(1)高遠(橋爪純、丸山拓実、竹松正輝、春日豪)45秒44(2)伊那北(松崎孝紀、加納晃、石川文月、加納拓馬)(3)赤穂(池場竜一、小松高弘、水上直樹、宮腰嵩宏)
◆フィールド男子
【走り高跳び】▽中学(1)稲村立吉(春富3)1メートル75=大会新(2)宮崎友宏(中川3)(3)久保田哲也(中川2)(4)松本昌士(赤穂1)
【棒高跳び】▽共通(1)丸山拓実(高遠高2)4メートル20(2)松澤成治(春富中2)(3)城取寛幸(高遠高1)(4)加納拓馬(伊那北高1)(5)松崎孝紀(伊那北高2)(6)稲垣侑希(辰野中2)(7)春日太陽(春富中1)(8)伊藤雅恭(南箕輪中2)
【走り幅跳び】▽中学(1)一ノ瀬智生(辰野3)5メートル66(2)小林正俊(中川2)(3)田畑裕(春富2)(4)宮原恵一郎(南箕輪2)(5)赤羽聡志(辰野2)(6)赤羽元輝(赤穂1)(7)市川誠(箕輪1)(8)北原蒼士(駒ヶ根東1)▽一般(1)
北原涼平(伊那弥生ヶ丘2)6メートル25(2)野溝亮太(高遠1)(3)西尾辰也(高遠2)(4)井原健吾(駒ヶ根工業2)
【三段跳び】▽一般(1)野溝亮太(高遠2)12メートル11
【砲丸投げ】▽中学(1)中谷俊貴(辰野2)t11メートル63(2)三村瑞樹(辰野2)(3)竹村渉(駒ヶ根東2)(4)北原柊斗(赤穂1)▽一般(1)遠藤邦彦(駒ヶ根市陸協)12メートル22、オープン参加=中島公徳(富士見町体協)
【円盤投げ】▽一般(1)遠藤邦彦(駒ヶ根市陸協)30メートル16(2)福島健一(駒ヶ根市陸協)、オープン参加=中島公徳(富士見町体協)
【やり投げ】▽一般(1)福島健一(駒ヶ根市陸協)42メートル58(2)池場竜一(赤穂1)(3)馬場元樹(高遠2)(4)下平裕介(赤穂2)(5)桜井勇希(高遠1)(6)上條智浩(高遠1)
◆トラック女子
【100メートル】▽中学(1)今井沙緒里(辰野3)13秒33(2)松井萌(赤穂2)(3)赤羽優希(赤穂2)(4)中原里奈(春富1)(5)三浦舞美菜(辰野2)(6)茅野万里奈(辰野1)(7)池田美咲(春富3)▽一般(1)伊東かほり(伊那西高1)14秒30(2)木下夏美(赤穂高1)、オープン参加=中村夕貴(駒ヶ根スポ少6)
【200メートル】▽中学(1)小田切朱音(赤穂3)29秒56(2)アルッガマゲ左諭(赤穂1)(3)関沙織(箕輪2)(4)中村芝津(辰野2)(5)山寺由莉(辰野2)(6)小池麻美(駒ヶ根東1)(7)飯澤瞳(辰野2)(8)下島瞳(駒ヶ根東1)▽一般(1)平澤成美(伊那西高1)29秒39(2)木下夏美(赤穂高1)(3)倉田好美(伊那西高1)
【400メートル】▽一般(1)小田切朱音(赤穂中3)66秒96(2)小林由佳(中川中1)(3)平澤彩佳(赤穂高1)(4)清水亜希穂(中川中1)(5)森下美彩(中川中1)
【800メートル】▽共通(1)青木美智子(駒ヶ根東中2)2分28秒47(2)池田杏奈(箕輪中2)(3)篠田美樹(駒ヶ根東中1)(4)守屋風姫(春富中2)(5)斉藤有希(中川中2)(6)林優子(辰野中1)(7)玉田歩(辰野中1)(8)小林朋華(箕輪中1)
【3000メートル】▽共通(1)山田香織(赤穂高1)11分47秒93(2)片桐和佳奈(中川中2)(3)福沢奈津美(駒ヶ根東中3)(4)井沢里紗(伊那西高2)(5)宮島有理恵(伊那北高1)(6)板倉唯(駒ヶ根東中1)(7)寺平稚博(駒ヶ根東中1)(8)水上八重子(伊那西高1)
【100メートルハードル】▽中学(1)大場沙奈(赤穂2)16秒96(2)大江亜紀(辰野2)(3)伊藤真弓佳(伊那2)(4)中谷恵(辰野1)(5)唐沢萌(箕輪2)(6)吉沢文香(駒ヶ根東1)(7)牧野りく(駒ヶ根東1)▽一般(1)林恵里香(伊那西高1)20秒54
【4×100メートルリレー】▽中学(1)赤穂(松井萌2大場沙奈2アルッガマゲ左諭1赤羽優希2)54秒62(2)辰野A(山寺由莉2小澤彩香2宮澤理佳2三浦舞美菜2)(3)駒ヶ根東(吉沢文香1小池麻美2下島瞳1青木美智子2)(4)辰野B(5)伊那(6)箕輪(7)春富(8)南箕輪▽一般(1)伊那弥生ヶ丘高(北原瑞季2仲田千秋2・ス橋優妃1菊地真奈美2)51秒52(2)伊那西高(平澤成美1伊東かほり1小口紗也加2林恵里香1)
◆フィールド女子
【走り高跳び】▽中学(1)田中郁恵(春富3)1メートル35(2)林亜衣理(辰野2)▽一般(1)小口紗也加(伊那西高2)1メートル45
【棒高跳び】▽共通(1)前田朋子(ヤマトヤT・C)大会新3メートル80(2)丸山恵理子(伊那北高2)(3)和泉はるか(高遠高1)
【走り幅跳び】▽中学(1)鹿野恵理(春富3)4メートル42(2)伊藤夏希(春富2)(3)春日智香(伊那1)(4)小池麻美(駒ヶ根東1)(5)小林明日香(箕輪1)(6)藤澤茜(箕輪1)▽一般(1)中原有紗(伊那西高1)4メートル48
【砲丸投げ】▽中学(1)宮下摩衣(駒ヶ根東1)7メートル39(2)小澤彩香(辰野2)(3)宮下花歩(中川1)(4)藤澤茜(箕輪1)(5)伊東愛香(駒ヶ根東2)(6)原美月(南箕輪1)(7)伯耆原菜月(箕輪1)
【やり投げ】▽一般(1)小林知恵実(伊那西高1)31メートル97(2)田中明美(伊那西高1) -
上伊那陸上選手権あす
第45回上伊那陸上競技選手権大会が10日、伊那市陸上競技場である。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催、伊那市、伊那市教育委員会後援、KOA協賛。
100メートル、4×100メートルリレー、走り高跳び、砲丸投げなど、一般男子11、一般女子9、中学男子8、中学女子7、共通男子3、共通女子4の合計42種目に242人がエントリー。
一般男子100メートルで5連覇していた白鳥徹也さん(上伊那陸協)が出場しないことは惜しまれるが、一般女子4×100メートルリレーの伊那弥生ヶ丘高校の走りに注目。国民体育大会(10月下旬)に出場する仲田千秋さん(2年)の参加で、圧勝が予想される。
また、中学女子100メートルで、同じく国体選手の今井沙緒里さん(辰野3年)の記録への期待も大きい。
午前8時30分から開会式。競技開始9時。 -
飯島町老人クラブ連合ゲートボール大会
台風一過青空が広がった8日、飯島町本郷の本郷上グランドで、飯島町老人クラブ連合ゲートボール大会が行われ、8チームが参加、監督の指示のもと、1打1打真剣にスティックを振るい、優勝を目指した。
結果は次の通り
▽優勝=北街道(2)荒田(3)南街道(4)本郷(5)北町 -
オール信州マレットゴルフ大会
オール信州マレットゴルフ大会が6日、箕輪町のながた自然公園マレットゴルフ場ながたコースであった。上伊那を中心に全県から180余人が集まり、36ホール、パー144のコースを楽しんだ。上伊那平成会主催、伊那毎日新聞社など後援。
愛好者が親ぼくを深める大会で13回目。毎年、全県から楽しみに訪れる常連プレーヤーも多いという。
ながたコースは今年の5月末に9ホールを増設。上り下りの差が多い難コースで、初めてプレーする参加者も多く、OBが続出するなど苦戦していた。
片桐守会長(76)=同町木下=は「マレットゴルフは老若男女を問わず、和気あいあいと楽しめるスポーツ。健康増進のためにも、今後ますますこういう機会を持ってやっていきたい」と話す。
結果は次の通り。
▽総合優勝=林その子(諏訪市)117
▽男子 (1)中條清志(辰野町)118(2)樋口明勝(辰野町)121(3)唐沢恒司(伊那市)121(4)片桐守(箕輪町)122(5)山口忠(松本市)122(6)酒井孝夫(松本市)122(7)赤羽忠男(辰野町)122(8)小林岩夫(伊那市)123(9)小沢恒二郎(伊那市)124(10)柏原和夫(駒ヶ根市)124
▽女性 (1)白鳥栄子(伊那市)118(2)山口ひで子(駒ヶ根市)122(3)北林志げ子(伊那市)125(4)中島きくゑ(箕輪町)126(5)星春美(松本市)126(6)唐沢シゲル(伊那市)127(7)早川タエ(塩尻市)127(8)御子柴富子(塩尻市)127(9)藤堂のり子(諏訪市)127(10)山田ツユ子(箕輪町)129 -
伊那市民体育祭太極拳講習会開催
未体験者などにも太極拳を楽しんでもらおう窶狽ニ4日、伊那市西箕輪のサンビレッジ体育館で、伊那体協太極拳気功部が主催する太極拳講習会があった。
伊那市民体育祭に合わせ、6人の日本人講師と、中国で50年以上太極拳普及に貢献してきた劉慶州(りゅうけいしゅう)氏を講師に迎えた講習会で、劉さんは「太極拳は身体的な健康のみでなく、心の健康維持や若さを保つのにも適している。ぜひ長く続けてほしい」と参加者に呼びかけた。
初心者から中級者まで、延べ90人は、それぞれレベルに合ったグループに分かれ、太極拳の型などを学んだ。若者からお年よりまで、さまざまな年代の人が参加していたが、圧倒的に女性が多かった。
また、講師それぞれの表演もあり、なかなか見ることのできない素晴らしい演技が、参加者の目を楽しませていた。
健康を意識する中高年や女性も気軽にできる太極拳の受講希望者は、年々増加しているという。 -
第10回上伊那スポーツフェスティバル・ニュースポーツ体験
第10回上伊那スポーツフェスティバルが4日、北部、中部、南部の3地域であった。
上伊那スポーツ振興協議会などが主催。レクリエーション感覚で誰もが楽しめるニュースポーツを知ってもらい、体を動かす心地よさを感じてもらおう窶狽ニ、子どもから大人までが楽しめるニュースポーツ体験をした。中部地区会場の伊那市民体育館には約50人が集まった。
大きめの柔らかなボールを室内コートで打ち合う“ふわっとテニス”のほか、ボールの代わりに長さ20センチほどの棒を打ったり投げたりする“棒ベース”や、缶蹴りなど、昔ながらの遊びも体験した。
競うのではなく楽しむことを目的とするニュースポーツは、体育指導委員が中心となって上伊那でも普及を進めているが、この日の一般参加者は、ほとんどが未経験者で、遊び方の基礎やルールから学んでいたが、すぐにコツを覚え、大人、子ども一緒になって、新しいスポーツを楽しんでいた。 -
クライミング講習会
駒ケ根市は3日、初心者・中級者向けクライミング講習会の第1回講座を菅の台の「森と水のアウトドア体験広場」のクライミングウォールで開いた。男女約10人が参加し、高さ15メートルの垂直の壁面に挑んだ=写真。
講師はクライミング歴25年という那須野祥一さん(49)=箕輪町=。2回セットの第1回講座はクライミングの基礎として8の字結びなど基本的なロープの結び方や、壁面を登る際のバランスのとり方、力の入れ方などを身につけた。腰にハーネス(安全ベルト)を装着し、足には専用のシューズを履いた参加者らは墜落防止のロープをパートナーに保持してもらいながら果敢に壁面に取り付いて、息を切らしながら一歩一歩と登り、道具を使わずに手と足だけで登るクライミングの楽しさを存分に味わっていた。
応用を学ぶ第2回講座は10月1日に同会場で行われる。 -
全日本少年少女けん玉道選手権女子の部優勝
日本けん玉協会が主催する第17回文部科学大臣杯全日本少年少女けん玉道選手権大会(8月28日、東京・池袋サンシャイン噴水広場)に出場し、女子の部で全国優勝を達成。県内では男女の部で3人目の優勝者となった。
「決勝戦で勝ったときは夢かと思った。表彰状を手にしたとき、やっと実感がわいた。努力が報われてよかった」
6月にあった甲信越北陸ブロック大会で優勝し、全国大会は2年連続の挑戦。前回大会は、全国初出場で緊張してしまい1回戦で敗退したが、念願の優勝を自分の手で掴んだ。
女子の部は全国で450人が挑戦し、各ブロック大会を勝ち上がってきた代表10人がトーナメントで優勝を競う。「うぐいす」「うらふりけん」「宇宙一周」「灯台さかおとし」窶狽ネど、10種類の技の中から互いに選技し、3回挑戦。成功すると1本となり、先に2本先取したほうが勝者となる。
初戦は「絶対勝たなきゃ」との思いが緊張を誘い、1回目の選技を失敗。しかし、今年はメンタル面の成長もあり、気持ちを立て直し順調に勝ち進んだ。たくさんの人が見ている中で技を成功させることで試合を楽しんだという。
◇ ◇
けん玉との出合いは2年生の3学期。「集中力、我慢強さ、調整力(運動神経)が養われるスポーツ」として、以前から教育活動に取り入れていた同校の三澤稔教諭(現在は担任)の影響で、当時の担任が自分のクラスにも取り入れたのがきっかけ。
始めはけん玉のけんに玉を入れる「とめけん」ができないのが悔しく、けん玉の玉の色がすべて剥げ落ちるまで練習に打ち込んだ。家に帰っても眠りに就く寸前まで練習し、枕の横にいつもけん玉が置いてあったというくらいだ。
「やりすぎとは言われなかったが、お母さんも少し飽きれていたかも。でも、練習して技ができるようになるのが楽しかったんです」
練習は学校で毎朝40分、週3回のクラスの総合の時間(45分)と、家で自主トレーニングを毎日、約1時間。自主的に練習する努力が強さの秘訣で、自分の中で同じ技を何回できるまではやめない窶狽ニ目標を決めて練習する。学校では友達と技が成功するまでの時間を競い合うのが楽しいという。
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今後の目標は、全国一斉もしかめ大会(11月3日、飯田市竜丘公民館)の優勝。「もしかめ」は、大皿と中皿に交互に玉を乗せ続け、失敗するまでの時間を競う。昨年は小学生の中で、1時間29分15秒で2位。
全国大会2連覇も期待される。プレッシャーは大きいが、伊那谷から生まれた全国チャンピオンの目には自信がみなぎって見える。持ち前の努力と集中力、けん玉を楽しむ気持ちが、大きな壁を乗り切らせてくれるだろう。
両親と弟の4人暮らし。 -
ソフト成年男子が国体全国大会へ
第26回北信越国体ソフトボール成年男子で長野県が優勝し、2年ぶり10回目の本国体出場を決めた。2日、飯沼厚志監督ら4人が優勝旗を持って伊那市役所を訪れ、小坂市長に報告した。
長野県は、実業団のKOA(伊那市)を主体とした選抜チーム。チームワークがよく、投・打・守のバランスがいいのが特徴で、北信越大会までに完成度の高いチームに仕上がったという。
北信越大会(5チーム出場)=8月27窶・8日、富山県=は、ライバルである福井県と初戦で当たり、7窶・で破った。決勝は新潟県と対戦。3窶・で勝ち、6年ぶり6回目の優勝を決めた。点差は開いているが、流れが一気に変わるような試合で、気が抜けなかったそうだ。
来庁した飯沼監督は「(世界選手権に出るチームもあり)厳しい大会になるが、1戦ずつ勝つことを目標にしたい。緊張せず、一人ひとりが通常通り、きちっとこなせばいい試合になるのではないか」と話した。
ピッチャーの宮下雅志さんは「レベルの高い大会。挑戦者の意識を持ち、勝ちにいく試合をしたい」と決意を述べた。
小坂市長は「『ソフトボールのまち』ということで、優勝はうれしい」と喜び、選手らとがっちり握手し、国体での健闘を祈った。
国体は10月23窶・6日、岡山県で開かれる。北信越からは上位2チームが出場する。 -
第60回国体ビーチバレー出場
県大会、北信越大会を見事に勝ち抜き、第60回国民体育大会のビーチバレー競技(9月10日窶・2日、岡山県)への出場を決めた。
全国制覇を何度も成し遂げたことで有名な岡谷工業高校バレー部の出身。アタッカーとして活躍したが「残念ながら在籍時は全国優勝はできず、3位が最高でした」。
大学に進んでもバレーは続けた。ビーチバレーとの出会いはバレー部の先輩に誘われたことから。だが競技として真剣に取り組んだわけではなく、あくまで練習の合間の遊びとして楽しむレベルだった。
砂浜でのお遊びのように思われているビーチバレーだが、実は想像以上に体力と精神力が要求されるハードなスポーツだ。ルールもインドアのバレーより厳しい。特にオーバーハンドパス。未経験者のパスはすべてがダブルコンタクト(ドリブル)の反則になってしまうほどだ。
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今年の国体には何としても出場したいと決意し、この春、知人の紹介で岡工の後輩とペアを組んだ。「周囲からも出場を期待されていたのでプレッシャーは大変でした」わずかな時間も惜しんで練習に打ち込み、合間には筋力トレーニングに取り組んだ。
ビーチバレーのメンバーは2人だけ。普通のバレーのようにアタッカーとしてスパイクを打つだけ窶狽ニいうわけにはいかない。交代選手も認められないため、どちらかが具合が悪くなったりけがでもすればそれでおしまいだ。「レシーブは昔からあまりやる必要がなかったので、どっちかというと得意じゃなくて…。でもそんなこと言っていられない。2人のうちのどちらかが弱いと見れば、相手は徹底的に狙ってくるんです」北信越大会の最終戦では集中攻撃を浴びてギリギリまで体力を消耗し、炎天下だったせいもあって熱中症に陥ってしまう。「頭はボーッとするし、体は動かないしで本当に苦しかった」
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ビーチバレーの一番の難しさは足場が悪いこと。開催地によってそれぞれまったく違う砂の質で疲れ方も変わってくる。さらに屋外でプレーするため風の影響も大きく、気温や天候によっても試合の流れは左右される。「とにかくインドアのバレーとはまったく勝手が違う。でも競技としての厳しさとは別に、BGMを流したり、コメンテーターが試合の実況を放送したりして雰囲気を盛り上げるから観客は楽しいでしょうね。試合やってる方はそれどころじゃないけど」
「目標は優勝…と言いたいところだけど、国体にはプロ級の選手も出場してくるのでちょっと無理。でも精いっぱい頑張ります」
(白鳥文男) -
少年少女けん玉道選手権 平澤菜菜さん日本一
全日本少年少女けん玉道選手権大会(8月28日・東京)女子の部で伊那東小学校5年の平澤菜菜さん(11)が優勝、全国小学生陸上競技交流大会(8月27日・東京)女子走り高跳びで西春近北小学校6年の有賀楓子さん(12)が3位に入賞した。2人は1日、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に報告をした。
平澤さんは2度目の挑戦。大会では初戦の1個目の技を失敗してしまったものの「緊張ぜずに試合を楽しむ」を心掛け、勝ち進んだ。「今までの練習の成果がちゃんと出せてよかった」と優勝を喜び、「目標は2連覇」と意気込んでいた。
有賀さんは県大会で樹立した大会新記録を5センチ上回る1メートル35センチを飛んだ。「競技場がとっても広くて緊張してできないと思ったが、いつもどうりに飛べてよかった」と入賞に満足していた。 -
新谷選手に聞く 五輪にかける想い
来年2月のトリノ冬季五輪。宮田村出身でスピードスケート短距離の新谷志保美選手(竹村製作所)は、昨季のスランプを乗り越え、五輪代表、さらにはメダル獲得のため練習を続けている。近く米国・ソルトレークで氷上合宿が始まるが、それを前に本人に五輪にかける想いを聞いた。
‐絶好調だった03‐04シーズンから一転、昨季は不振にあえいだが
体の小ささをカバーするためには、筋力を付けなければと体重を増やした。しかし、体脂肪が増えてしまった。体重が増えたわりに、筋力がつかなかったので、バランスを崩してしまった。
‐改善するための現在のトレーニングは
陸上トレーニングで筋力と体力アップを同時に行っている。ショートトラックのリンクで氷上練習も続け、オフの間も技術向上に努めてきた。テクニックと支える体力、今やっている練習が冬につながると信じている。
‐昨季はベテランの岡崎朋美選手(富士急)らベテラン勢や、吉井小百合選手(三協精機)など若手の台頭もめざましかったが
人と比べても仕方がない。自分を伸ばすことができるのは、自分しかいないと思ってやっている。
‐シーズンを前にした今の心境は
緊張感とやるしかないという気持ち。五輪は出場するだけでなく、金メダル獲得が目標。そのためには選考レースなどで世界記録を出さなければ、難しいと感じている。そのための練習を今は続けている。
◆新谷志保美 1979年8月10日生まれ。宮田小学校2年の時に、父純夫さんが指導するクラブでスケートを始めた。中学、高校、大学と各年代のタイトルを独占。昨季はW杯500メートル総合で11位と苦しんだが、03縲・4シーズンは総合3位になるなど、世界のトップスケーターとして活躍。宮田村の実家に帰省した時には、家族、愛猫と時間を過ごす -
伴走で障害を持つアスリートの役に立てれば
武田美穂さん(41)伊那市狐島05年7月の富士登山競争女性の部で全国13位に食い込んだ。富士吉田市役所をスタートして富士山頂上まで駆け上がる過酷なレース。女性の部は139人が参加したが完走者はわずか37人。04年の初出場でも完走したが、今回はさらに成績を上げた。
5月に八ヶ岳野辺山高原で行われた100キロウルトラマラソンでは3位に入賞。超長距離では県内で注目されるランナーだ。
「昔から体力とおしゃべりだけは自信があったんですよ」
大きな声で気さくに話す。
マラソンを始めたのはたった2年前。上伊那長距離界有数のランナーである、パートナーの健治さんに影響され、子育ても一段落したのを契機に40歳で走り始めた。
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「でも、私が力をつけることが出来たのは、伴走をさせてもらうようになったおかげなんです」
宮田村在住の盲目のランナー・中塚誠さんのトレーニングに伴走者としてつきそう。週に最低2回、2人で20縲・0キロを走る。輪になった細いロープを握り合い、声を掛け合いながら、山を登り谷に下る。
「目は見えなくても男性の一流ランナーですから、どんどん引っ張ってもらえるんです」と武田さんが言えば、「いやいや、武田さんのスタミナの方がすごいですよ」と中塚さんが笑う。
中塚さんが出場した長野マラソンでは、伴走は中塚さんの息子さんら別の二人が受け持ったが、42・195キロの全過程を通して道を案内したり、外のランナーに道をあけてもらうよう頼んだりするサブ補助を務めた。
「『道明けてー!』っていう声が大きかったから効果があったですよ」とは、二人の共通意見だ。
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「障害者の方に安心して走ってもらわないといけない。それが伴走の難しいところだといつも思います」
坂だとか、曲がるだとかの走路の状況。砂利道だとか、泥道だとかの路面の様子。疲れたか、汗は大丈夫か、水はいらないか、といったランナーの状況……。話し掛け、会話を交わしながら、目になり耳になって走る。自分が体力切れになっても、相手が不安にならないように、それをそぶりに出さないことが一番大変だという。
「人に対する優しさとか気配りとか、本当の意味で初めて分かりかけて来たのかもしれないです」
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高校時代は陸上部。ガールスカウトの経験も長く、結婚後はママさんソフトボールでも活躍した。伊那市の海外派遣でドイツ・イタリアの街づくりの研修に行ったこともある。そんな武田さんが始めた新たな挑戦。
「障害を持つアスリートの役に立つことができ、それが自分の記録や成長につながるって、なんかとってもうれしいことですよねぇ」
初秋の青空の下、まぶしそうに笑った。 -
西箕輪マレット大会
優勝は鈴木重信さん西箕輪公民館の第17回マレットゴルフ大会が28日、西箕輪マレットゴルフ場であり、約30人が参加した。27ホール・パー108のコースで熱戦の結果、鈴木重信さんが優勝した。
前年度優勝の有賀健一さんは開会式でのトロフィー返還後、「今年は練習不足で調子がいま1つ」と語っていたが、鈴木さんらの巧みな試合運びに涙を飲んだ。
大会結果は次の通り。
【男子】(1)鈴木重信(90)(2)若林光慶(90)(3)鹿野弘人(95)【女子】(1)桐野ハル子(98)(2)伊藤俊子(99)(3)清水ちゑ子(104)【ホールインワン】有賀健一、伊藤俊子 -
アルプスのもとビーチバレーで熱戦
ビーチバレーボールの市民大会「ビーチバレーinアルプス」が28日、駒ケ根市森と水のアウトドア体験広場専用コートで開かれた。初心者も楽しめるようにと設けた4人制には、周辺各地から22チームが参加。本格的な2人制は全国クラスの選手も参戦し、世代、レベルを超えて競技を楽しんだ。
駒ケ根市バレーボール協会が、愛好者を増やそうと昨年から開催。幅広い年代層が集まり、同じコートで汗を流した。
上伊那の60歳以上でつくるソフトバレーボールチーム「似たかよったか」も4人制に初参戦。孫のような若者との対戦を楽しんでいた。
2人制は福井や神奈川からの遠征組もあり熱戦。ペアの選手を試合ごとに交代し、個人順位を争った。
開会式では、同協会所属で国体ビーチバレー(9月)に初出場する小澤光良さんの壮行会もあり、参加者全員でエールを送った。
結果は次の通り。
【2人制】(1)奥田敬祐(2)平林康裕(3)三島英徳
【4人制】(1)ピロティーズ(2)ウスタスチャーシュー(3)ウスタスタマゴ、小松組 -
中川でどろんこバレー
中川村片桐の水田で28日、どろんこバレーボール大会が開かれた。5年前に地域の若者らが仲間うちで始めたものだが、今年も6チームが参加。年齢も性別も関係なく、泥まみれになってボールを追った。
足をとられ悪戦苦闘。一方で、果敢に泥の中に頭から突っ込む光景も。
目に泥が入ってもご愛嬌。女性も全身真っ黒になり、泥の中のプレーを満喫していた。
辰野町のどろんこバレー大会に参加した人が、中川村でもやってみたいと始めたのがきっかけ。口づてに広がり、多くの人がこの日を心待ちにしている。
参加した男性のひとりは「誰でも楽しめるのが良いところ」と全身泥まみれになりながら、笑顔で話した。 -
30周年記念し30チーム対戦大会
発足30周年を迎えた伊那市の「手良早起きソフトボール連盟」(今井良岱会長)は、「記念30チーム対戦ソフトボール大会」を27日夜から翌日の午前にかけ、手良総合グラウンドで開いた。
連盟チームのほか、住民でつくるナイターチームなど30チーム、延べ約300人が参加し、1試合60分の15試合が組をした。会場では、焼きそばや豚汁の食事も振る舞われ、参加者は交流試合を一晩中楽しんだ。
女子チームと60歳以上の男性でつくるチームの対戦もあった=写真。女子チームは力およばず大敗したものの、ファインプレーには多くの歓声が送られた。「お母さん、女の意地を見せてやれ」と、我が子からの熱い応援もあった。
今井会長は「地域を上げての協力がうれしい。今後もみんなで力を合わせて、40、50年と記念大会を続けていきたい」と話す。
手良早起きソフトボール連盟は、地域の活性と親ぼくを図るため1976年に発足。現在は6チームが加盟し、9月末まで毎週土・日曜日、リーグ戦を展開している。 -
NTTカップ小学生ドッジ南信大会
第16回NTT東日本カップドッジボール県大会南信地区大会が27日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館で始まった。小学生4窶・年の男女約1800人、計90チームがエントリー。28日まで男女別に、上位進出を目指し熱戦を繰り広げる。NTT東日本長野支店、県ドッジボール協会などでつくる実行委員会の主催。
初日は男子の部(47チーム)。試合は攻守の入れ替わりが激しく、目まぐるしい展開。全力で放たれたボールを飛びついて転びながら取ったりする場面もあった。
選手が生き生きとプレーする姿に、観客席からは熱い声援が送られた。
28日は女子の部(43チーム)がある。
試合は男女とも5分1セットマッチ、準々決勝から5分3セットマッチのトーナメント。男女とも、上位6チームが県大会(12月18日・長野市)の出場権を獲得する。 -
第24回リーグ戦開幕
駒ケ根市家庭婦人バレーボール連盟(福沢英子理事長)の第24回リーグ戦が25日開幕した。市民体育館で開会式と開幕戦2試合が行われ、中原正純市長がサーブの始球式で開幕を祝った。宣誓で選手代表の唐澤みきさん(上穂)は「家族の協力に感謝しつつ、力いっぱいプレーします」と誓った=写真。リーグ戦には13チームが出場し、12月の優勝決定戦までA・Bブロックに分かれて総当り戦を行う。
福沢理事長はあいさつで「昨年より2チーム減ったことは残念だが、来年度は再び15チームがそろうよう期待する。楽しいリーグ戦にしよう」と呼び掛けた。
開会式直後の開幕戦は上穂対北割2、福岡対小町谷の組み合わせで行われた。選手らは初めこそ緊張した表情だったが試合が進むにつれて徐々に固さもとれ、声を掛け合いながらはつらつとボールを追っていた。
出場チームは次の通り。
▽Aブロック=上穂、町1、町2、町4、東伊那、北割2▽Bブロック=小町谷、中沢、町3、上赤須、北割1、下平、福岡 -
駒ケ根体育協会弓道8月例会
駒ケ根体育協会弓道8月例会(24日、駒ケ根市弓道場)
▽個人(1)前澤秀夫(17中)(2)細田将弘(15中)(3)森田慶一(14中)(4)水田明美(13中)(5)外薗公毅(12中)
▽団体(1)Aチーム(前澤秀夫・森田慶一・春日貴)(2)Fチーム(真弓隆彦・水田明美・赤須昭正)(3)Dチーム(海野深大・外薗公毅・都筑勝)