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箕輪町でまちづくり懇談会始まる
箕輪町政について町民から意見や提案をきくまちづくり地区懇談会が28日から始まりました。
28日は、大出コミュニティセンターで開かれました。
懇談会には、白鳥政徳町長が出席し、住民の意見や質問に答えていました。
住民からの、「箕輪町が松本山雅FCのホームタウンになるというのはどういう目的か」という質問に白鳥町長は、「プロスポーツチームを支えるという取り組みが地域の活力を生み、町のブランド力アップにつながると考えている」と答えていました。
また「箕輪ダムの観光地化を進めるために道路整備が必要だ」との提案に、白鳥町長は「観光客は4万人に増え認知されてきていると感じる。生活道路ではないので難しいが県にお願いしていきたい」と話していました。
地区懇談会は、平成27年度から行われていて、今年度は、10月下旬まで全15区で開催する予定です。
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テレビで生活支援 市長「期待」
ケーブルテレビのネットワークを使いタクシーの予約や買い物などが行える伊那市の「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」について、白鳥孝市長は「今あるものを使ってできる優れた取り組みだ」と話しました。
伊那市の定例記者会見が26日に市役所で開かれ、市が事業の概要について説明しました。
これは、放送と通信を連携させたサービス「ハイブリットキャスト」を使い、テレビのリモコンでタクシーの予約や買い物、遠隔診断の予約、安否確認などを行えるものです。
7月に、総務省の「データ利活用型スマートシティ推進事業」で全国の4か所のうちの1件に採択されました。
市議会9月定例会には、国の交付金を含めた今年度の事業費およそ4,000万円が、補正予算案として計上されています。
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服部幸應さん監修バスツアー 来伊
料理評論家でタレントの服部幸應さんが監修するバスツアーの一行がきのう、伊那市内を訪れました。
参加者は、世界的な賞を受賞した食の生産者との交流を通じて、食育について学びました。
バスツアーは、服部さんと一緒に長野県と山梨県を回り食育について学んでもらおうと、阪急交通社が初めて企画したものです。
このうち、横山のカモシカ・シードル醸造所では、一昨年アジア最大の審査会で金賞を受賞したシードルを試飲しました。
他に、シードルにも使われている信州大学農学部が開発した赤い果肉のりんごについて、開発した伴野潔教授から話を聞きました。
次に、富県の有限会社いすゞが製造・販売する天然水「ときわの命水」の施設を訪れました。
ときわの命水は、品質評価を行う国際団体モンドセレクションで、3年連続最高金賞を受賞しています。
織井常和社長は、「この水は老化予防に効果があるという分析結果が出ている」などと説明していました。
ツアーは、首都圏に住む人を対象に18日と19日の2日間の日程で行われ、伊那市の他に飯田市のトマト農家や山梨県のジャム加工施設などを訪れたということです。 -
経口ワクチン接種率50.8%
長野県は先月散布した野生イノシシに対する経口ワクチンの摂取状況を9日発表しました。
それによりますと上伊那でのイノシシの摂取率は50.8%でした。
豚コレラは豚、イノシシの病気で感染した野生イノシシが移動することにより養豚場のブタへの感染が懸念されています。
経口ワクチンはそれを防ぐためのものでイノシシが摂取すると豚コレラへの免疫力が高まります。
上伊那では伊那市と辰野町の25か所に500個が散布されそのうち254個が摂取されたとみられていて摂取率は50.8%でした。
県内では木曽が53%、南信州が37.3%、諏訪が33%で県平均は46.9%でした。
県は野生イノシシに抗体ができているかどうか今後行う本格散布に併せて検証していくとしています -
大芝にコテージ増設
南箕輪村は、国の交付金を活用して大芝高原内に新たにコテージを今年度中に増設します。
8日は、南箕輪村議会臨時会が開かれ、施設整備に関する補正予算案が提出され可決されました。
現在、大芝の湯周辺に10人まで宿泊可能なコテージが1棟あります。
今回、新たに2棟を増設します。
移住定住施策の一環でお試し住宅として活用する他、企業研修の受け入れや夏場の観光客の利用も見込んでいます。
事業費は、8,300万円で、このうち交付金は4,100万円となっています。
また、大芝の湯にあるプリン製造工房も改修します。
手狭のため大芝の湯の一部を改装し物置を設置しプリン製造の為の機器類も購入します。
大芝の湯では去年7月から地元産の牛乳などをつかったおもてなしプリンを製造・販売しています。
村によりますと現在、月におよそ2,000個を製造していて、改修により3,000個を製造できると見込んでいます。
事業費は、1,430万円で
このうち交付金はおよそ340万円となっています。
コテージとプリン製造工房は今年度中の完成を目指しています。
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自動運転について住民の意見きく
伊那市長谷を拠点に進められている自動運転についてより理解を深めていこうと、移動に関する課題やニーズについて意見を聞く「市民ダイアログ」が、5日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
イベントには、交通や物流事業者の他子育て世代や高校生などおよそ20人が参加し、自動運転への期待や不安などについて対話形式で意見を出し合いました。
国は、来年度の実用化を目指し自動運転の実証実験を行っています。
市民ダイアログは、自動運転への期待や不安などについて様々な立場の人から意見を聞くことで自動運転社会にむけた理解を深めようと、国が主体となって今回初めて行いました。
意見交換では、参加者の発言を絵にしていく「グラフィックレコーディング」が取り入れられ、情報を共有していました。
市では、「新しい技術で地域の課題を解決していくためには、住民の意見が重要になってくる。今後は市独自にこのような場を設けていきたい」としています。 -
「地元での就職考える場を設ける」
しあわせ信州移動知事室で阿部守一知事は若者の地元での就職に向けた取り組みを考える場を上伊那地域に設けるとの考えを示しました。
29日伊那市内で開かれた市町村長や企業担当者との意見交換会で阿部知事は「若者の県外への流出が長野県の課題だと述べました。
意見交換会では企業から「県と全国56の大学が結んでいる学生Uターン就職促進協定が機能していないのではないか」との指摘がありました。
市町村からは若者の地元での就職促進について「官民が一緒にやっていかなければならない。」との意見が出ていました。
しあわせ信州移動知事室は地域の課題を把握し県政に反映させる
取り組みで上伊那では平成27年以来2回目です。
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阿部知事 上伊那を訪れ課題や要望を聞く
阿部守一知事が県内各地域を訪れ課題や要望を直接聞く「しあわせ信州移動知事室」が、上伊那地域で29日と30日の2日間の日程で始まりました。
29日は、阿部知事が伊那市西箕輪に本社を置く食品メーカーのハナマルキ株式会社を訪れました。
ハナマルキでは、阿部知事が味噌づくりを体験しました。
酵母を入れる工程では、従業員が「味や香りの決めてとなります」と説明していました。
その後、阿部知事はハナマルキの花岡俊夫社長と意見交換しました。
今回の移動知事室では、人口減少社会における人材確保をテーマとしています。
次に、南箕輪村の南信工科短期大学校を訪れました。
南信工科短大では、機械生産技術科の学生が3Dプリンターを使った樹脂製の型の製作方法について説明しました。
昼には、学生や企業の経営者と意見交換をしました。
学生は、「AIなどの新しい技術が企業で必要とされているので授業に取り入れてほしい」「高校の普通科から進学した人にとっては2年間で今のカリキュラムは多く感じる」などと話していました。
これを受け阿部知事は、「3年制学科を導入できないか検討してみたい」と話していました。
また、南信工科短大振興会の向山孝一会長は、今年度の入学者が定員より少なかったことから「地元の高校へのPRが必要だ」と話していました。
阿部知事は、卒業生の連携を深めるためにOB会の設立を提案しました。
しあわせ信州移動知事室は、今回で14回目で、上伊那地域は平成27年1月以来2回目です。 -
豚コレラ感染防止へ 29日に経口ワクチン散布
豚コレラの感染防止のため長野県は伊那市西箕輪から西春近にかけての15か所にイノシシ経口ワクチンを29日に散布します。
25日伊那市の伊那合同庁舎で記者会見が開かれ、上伊那地域振興局の細川康副局長がワクチン散布について説明しました。
ワクチン散布は塩尻市や木祖村などで死んだイノシシから豚コレラが確認されたことから感染拡大を防ぐために行われるものです。
経口ワクチンはエサと混ぜてまかれるもので食べたイノシシはウイルスへの免疫がつくということです。
1か所につき20個で上伊那では伊那市西箕輪から西春近にかけて15か所、辰野町川島地区に10か所の合わせて500個がまかれます。
豚コレラはブタ、イノシシの病気で感染力が強く致死率が高いのが特徴で上伊那では100頭以上のブタを飼育している養豚場は伊那市に2か所、宮田村に1か所、中川村に1か所あるということです。
上伊那地域振興局によりますと経口ワクチンは人体に安全でまた豚コレラは人に感染することはなく、感染した豚の肉が市場に
出回ることはないとしています。
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「町長への手紙」事業 箕輪町がスタート
箕輪町は、町政に対する意見や提案を広く聴く「町長への手紙」を始めました。
こちらが広報みのわ8月号とともに町民に届くハガキ付きのチラシです。
町民のアイディアを町政に活かそうと今回初めて実施されます。
手紙の内容は、町の事業の改善に関するもの、住民サービスの向上に関するもの、町の行政運営に関するもの、不特定多数の町民に利益のあるものなどです。
町長への手紙は、専用ハガキのほか、Eメールやファックス、封書でも受け付けます。
匿名での提案や、誹謗・中傷などを除き原則回答するとしています。
町長への手紙は、提案集中月間を8月としますが、年間を通じて受け付けるとしています。
専用ハガキ付きのチラシは、箕輪町役場などの公共施設のほか、町内5つの大型店・スーパーにも設置するということです。
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13事業 1,000万円分内定
今年度の長野県地域発元気づくり支援金2次分で上伊那地域の
13事業、1,000万円分が内定しました。
県が19日公表したもので内定したのは伊那市の高遠石工の映像記録、情報発信事業に276万円。
箕輪町の豊島区との教育芸術スポーツ交流事業に54万円などです。
2次募集には14団体から16件1,700万円の要望があり選定委員会による審査が行われました。
県によりますと3次募集は行わないということです。
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信州もみじ湖発電所 起工式
長野県が、箕輪町の箕輪ダムに建設する水力発電所「信州もみじ湖発電所」の安全祈願祭と起工式が、きょう現地で行われました。
18日は、長野県や箕輪町、地元の関係者が集まり、安全祈願祭と起工式が行われました。
箕輪ダムは、県が管理していて、今回、水力発電所を建設することになりました。
ダムの下流に建設される予定です。
発電所の最大出力は、199キロワットで、年間の発電量は310世帯分に相当します。
また、箕輪東小学校在籍中に、「信州もみじ湖発電所」の名称を考えた箕輪中学校1年の根橋諒介君も会場を訪れ、プレートの除幕式が行われました。
信州もみじ湖発電所は、2021年4月の運転開始を予定しています。
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高校生が投票所立会人に
伊那西高校の安江瑞希さんは14日、今月21日に投票が行われる参院選の期日前投票の立会人をつとめました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市選挙管理委員会では、高校生に選挙や政治に関心を持ってもらおうと、立会人を募集し、伊那西高校3年の安江瑞希さん一人が応募しました。
安江さんは、立会人として、投票が正しく行われているか、本人による投票かどうかなどをチェックしていました。
安江さんは、「立会人を経験したことで、投票の仕方や投票所の雰囲気など、選挙を身近に感じることができた」と話していました。
伊那市選挙管理委員会は、若い人にも選挙に関心を持ってもらうよう、今後もこうした啓発活動を続けるということです。
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箕輪町社会福祉総合センター 耐震基準下回る
箕輪町は、松島にある社会福祉総合センターの耐震診断の結果を11日公表しました。
この建物は現在の耐震基準を下回っていて、震度6強程度の地震に対して倒壊又は崩壊する危険性があるという結果でした。
耐震診断は3月に実施され結果は震度6強程度の地震が発生した場合、1階部分は倒壊の危険があり、2階部分は倒壊の危険性が高いというものでした。
また今回の診断で壁にアスベストを含んでいることも確認されたという事です。
箕輪町社会福祉総合センターは、町民体育館の西側にあり昭和48年に建てられました。
耐震基準は昭和56年以前の現在とは異なる基準で建築されたものです。
箕輪町では当面の間利用を継続する予定で、建物の在り方については、今後、検討するとしています。
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伊那市ICT活用 総務省推進事業に採択
ケーブルテレビのネットワークを使いタクシーの予約や買い物などが行える伊那市の「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」が総務省の「データ利活用型スマートシティ推進事業」に採択されました。
伊那市の「ICTライフサポート・チャンネル構築事業」は放送と通信を連携させたサービス「ハイブリッドキャスト」を使いテレビのリモコンで「タクシーの予約」や「買い物」、「遠隔診断の予約」「安否確認」などを行えるものです。
市では、人口減少や少子高齢化が進む中でケーブルテレビのネットワークと生活支援を結びつけ、地域で暮らし続けられる環境を整えたいとしています。
伊那市では10月から市内全域を対象に実証実験を始める計画です。
総務省は地方創生を図るため情報技術を活用したスマートシティ型のまちづくりに取り組む自治体などに対し初期費用などの一部を補助する事業を行っています。
全国で伊那市の他に三重県、愛媛県、福岡県の自治体、合わせて4件が採択されました。 -
移住の参考に学校見学
伊那市への移住を考えている人たちなどを対象とした学校見学会が28日伊那市の伊那西小学校で開かれました。
見学会には県外を含む8組14人が参加しました。
学校にある森の教室では児童が自然に囲まれた環境ならではの
体験や地域住民とのかかわりの深さなどについて発表しました。
学校見学会は移住希望者と住民との交流を図ろうと伊那市が行っている伊住体験会の一環で今回は「伊那市の保育・教育」をテーマに開かれました。
伊那西小学校では自然に関する専門の講師を招いての学習や林間コースマラソンなど学校林を生かした教育を行っています。
伊那市への平成30年度の移住者は60組131人で年代別でみると世帯主が20代から40代が84%だということです。
また15歳未満の子どもを持つ世帯の割合が33%となっています。 -
放射性物質含む処分場の予定地 宮田村が買い取りへ
宮田村は、村内に建設が計画されている廃棄物最終処分場について、計画を中止させるため業者に対し建設予定地の買い取りを申し立てる民事調停を行う方針を28日に示しました。
28日は、役場で記者会見が開かれ、小田切康彦村長や長谷川洋二弁護士がこれまでの経緯を説明しました。
宮田村に建設が予定されているのは、国が定める基準以下の放射性物質を含む一般廃棄物の最終処分場です。
平成27年に南箕輪村の民間業者が建設計画を公表しました。
しかし、建設予定地が天竜川と太田切川の合流地点に近いことから、下流域の環境汚染や風評被害を心配する声が上がりました。
近隣住民らは、反対運動を展開していて、これまでに10万人以上の反対署名を集めています。
村では、計画中止を目指し平成28年に長谷川弁護士に依頼し、業者との交渉をはじめました。
調停の申し立ては7月中旬を予定しているということです。 -
伊那市の保育園民営化調査 19団体から回答
民営化を含めた小規模保育園のあり方について検討している伊那市は、県内で保育園などを運営する法人に対し民営化に参入する意思を問うアンケートを送り、19団体から回答があったことが、1日に分かりました。
伊那市議会全員協議会が1日に市役所で開かれ、市が報告したものです。
小規模保育園のあり方について検討している伊那市は、県内で保育園や幼稚園を運営している34の法人に対し、民営化に関するアンケートを先月12日付けで送りました。
内容は、「新山保育園の民営化を目的に募集を行った場合応募するか」「市内公立保育園の民営化を行う場合、事業参入を希望するか」など6項目です。
回答期限となっている6月28日までに、19団体から回答があったということです。
議員からは、「この問題については伊那市子ども子育て審議会で話し合っている。なぜ事前に言わなかったのか」
「新山保育園について具体的に質問するのはあまりにも唐突だ」などの意見がでていました。
それに対し市は、「新山保育園は、来年度新園舎の工事着工の予定で進めている。地域との話し合いの中でもでてきた民営化が1つの選択肢となりうるのか早期に調査する必要があった」と話していました。
具体的な回答結果については現在まとめている段階だということで、市議会では公にする前に議会に報告するよう求めました。
全員協議会では他に、市が行うJR沢渡駅の待合室とトイレの整備について説明がありました。
市では年度内の供用開始に向け、あさってから工事を始めます。
他に、消費増税への影響を緩和するために低所得者や子育て世帯に対して国が販売するプレミアム付き商品券について説明がありました。
市内で対象となるのは、住民税非課税者が1万400人、10月1日現在3歳半までの子がいる世帯主が1,600人だということです。
販売は10月1日からで、使用期間は来年2月29日までとなっています。 -
リニア開通へ 伊那・木曽県議が協議会発足
上下伊那と木曽選出の県議会議員10人はリニア開通に向けた取り組みを促進させようと「伊那谷木曽谷県会議員協議会」を26日に発足させました。
協議会には伊那市区や上伊那郡区、駒ヶ根、飯田・下伊那、木曽選出の県議会議員10人が所属し、会長には伊那市区の向山公人県議が就任しました。
向山県議は「開業に向けて広域的な事業が増えていく。自分の選挙区にとどまらないため、協議会で対応したい」と話していました。
協議会は2027年のリニア開通に向けた課題を共有し、県内ルートなる上下伊那、木曽の地域振興を連携して進めていこうと発足しました。
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詐欺被害防止へ 機器購入補助
高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため、伊那市は対策機能のついた電話機や機器の購入に対する補助を行います。
これは、25日開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。
補助の対象となるのは、市内に住む65歳以上の高齢者などで、対策機能がついた機器の購入と設置費の2分の1以内、最大で5,000円の補助が受けられます。
伊那市では、平成27年度から電話に取り付ける通話録音装置の無償貸し出しを始めています。
詐欺グループが電話をしてから強盗に入る通称「アポ電」事件が今年1月に発生してから相談や問い合わせが多くなっていて、60台あった無償貸出しの録音装置は全て貸し出されている状態です。
市では、機器の数に限りがあることや、機器の修理などが課題になっていることもあり、今回購入費用の補助を行うことを決めました。
伊那市生活環境課の宮脇浩さんは「事件がある度に問い合わせが増える。電話の交換や機器の取り付けで一定程度の効果がでるのではないかと思っている」と話していました。
伊那警察署によりますと、今年の伊那署管内の特殊詐欺被害件数はきのうまでに架空請求詐欺が3件、オレオレ詐欺が1件で、被害額は225万円にのぼるということです。
補助は、対策機能がついた電話機や録音機器を購入したときの領収書を添付して申請書を市役所生活環境課に提出すれば受けることができます。 -
町ふるさと納税 件数・金額増
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件、金額はおよそ5,700万円で、件数・金額ともに前の年度より増えたことが分かりました。
箕輪町によりますと、平成30年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件で、前の年度より42%増えたということです。
寄付金額はおよそ5,700万円で、17%増えています。
人気の返礼品は、コシヒカリ・ソーセージセット・梨・そばなどでした。
総務省の通達により、町は平成29年度から、返礼割合を寄付額の3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しをしたたということです。
現在は、農産物を中心に取り扱っています。
きょう役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「効果的な広報をしたことや、農産物を返礼品として扱ったことが寄付の増加に繋がった」と分析しています。 -
上伊那広域連合廃棄物政策審議会 会長に岡野教授再任
今年度の上伊那広域連合廃棄物政策審議会の初会合が24日伊那市のいなっせで開かれ、会長には信州大学農学部教授の岡野哲郎さんが再任されました。
岡野さんは会長就任のあいさつで「燃えるごみの料金改定や分別方法が変わったことによるこれからの影響や効果を検証していきたい。」とあいさつしました。
上伊那広域連合廃棄物政策審議会はごみの減量化、資源化などについて検討する組織です。
任期は2年できょうの初会合では今年度からの委員17人が委嘱されました。
上伊那広域連合によりますと一般廃棄物処理事業実態調査によりますと平成29年度の1人1日当たりのごみの排出量は全国平均が920グラム、長野県は817グラムで4年連続で最も少なかったということです。
市町村別では伊那市が696グラム、箕輪町が531グラム、南箕輪村が494グラムでいずれも県の数字を下回っています。
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いなっせESCO事業で省エネ改修へ
伊那市のいなっせは省エネルギー改修にかかる費用を光熱水費の削減分で賄うESCO事業として空調設備の機器更新や照明のLED化を実施します。
これは24日伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で説明されたものです。
ESCO事業は事業提案者が顧客の光熱水費などの経費削減を行い、削減実績から対価を得るビジネスで東京の東テク株式会社が提案者となっています。
いなっせは開設から16年が経過していて空調設備機器更新と照明のLED化を検討するなかでいなっせ管理組合法人がESCO事業による実施を決めました。
この事業によりエネルギー削減率は28・6%、二酸化炭素削減率は32・5%、光熱水費削減保証額は年間280万円を見込んでいます。
事業ではほかにかんてんぱぱショップ入口前の段差を解消するほかエレベーターなどの防火設備修理と駐車場の改修工事を行います。
事業費は2億400万円で伊那市負担が1億900万円となっています。
事業費に関する追加補正予算案は6月議会最終日に提出され可決されれば今年秋ごろ工事に着手し来年4月の運用開始を予定しています。
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市議会に関心を 高校生が傍聴
伊那市の伊那西高校の2年4組の生徒21人は市役所で開かれている伊那市議会を19日傍聴しました。
市議会で高校のクラス単位での傍聴は初めてだという事です。
19日は市議会6月定例会の一般質問が行われ、生徒達は議場でのやり取りを、メモを取りながら聞いていました。
高校生の傍聴は、市議会が行っている魅力ある議会づくりの一環で行われたもので、市政や議会に関心をもってもらおうと企画されました。
生徒達は、現代社会の授業で地方分権や地方自治、議会について勉強してきたという事です。
伊那市議会の黒河内浩議長は「見てもらう事で関心につながればうれしい」と話していました。
20日も別のクラスが傍聴を行い、7月には伊那西高校で正副議長などと生徒が意見交換を行う予定です。
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伊那市 キャッシュレス決済導入検討
伊那市は保育料や介護保険料など一部の市税についてスマートフォンを使い支払いができるキャッシュレス決済の導入を検討しています。
19日に開かれた伊那市議会6月定例会の中で議員の質問に対し白鳥孝市長が答えました。また「庁内に検討チームを立ち上げ、導入に向け検討を始めている」と話しました。
伊那市ではキャッシュレス決済の導入により市民の利便性の向上の他、現金管理を無くし職員の負担軽減を図りたいとしています。
検討チームでは今後、保育料や介護保険料、国民健康保険税など市へ収めるもののうち、ニーズのあるものを調べていくとしています。
市では、検討結果をもとに、来年度からキャッシュレス決済を導入していきたいとしています。
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行政相談6年 征矢さんに感謝状
今年3月までの3期6年間、南箕輪村の行政相談委員を務めた、塩ノ井の征矢俊彦さんに、総務大臣からの感謝状が贈られました。
17日は、村役場で総務省長野行政監視行政相談センターの阿藤英行所長から、征矢さんに感謝状が手渡されました。
現在71歳の征矢さんは、2013年から今年3月までの6年間、主に村行政について月に1回のペースで相談を受けてきました。
相続のことから地域で行われている工事、ごみ捨てのことまで、様々な相談があったということです。
征矢さんは「表彰していただきとてもうれしい。まだまだ行政相談は知られていないので、多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
なお、村の行政相談は、毎月1回、村民センターで行われています。 -
公共交通利用者6,002人増
伊那市地域公共交通会議・伊那市地域公共交通協議会の会合が18日市役所で開かれ、昨年度の公共交通利用者が前の年度より
6,002人増加したことが報告されました。
会議には委員約20人が出席しました。
公共交通の定住自立圏路線の伊那本線と市街地循環バス内回りの
昨年度の利用者は前の年度より7,007人の増となりました。
そのほかの路線バスと乗合タクシーの合計は1,005人の減でした。
利用者の合計は13万930人で前の年度と比べて6,002人の増となりました。
また伊那本線と市街地循環バス内回りが運行していなかった平成28年度と比べて3万6,022人の増となっています。
要因について伊那市では伊那本線の周知が進んだことと市街地循環バス内回りの利便性の向上をあげています。
公共交通利用促進の取り組みとして今年度はドアツードア乗合タクシー導入や路線を守り育てる会がまだ発足していない地域での早期立ち上げなどをあげています。
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伊那市内の桜971本治療必要
伊那市桜守の会の総会が18日市役所で開かれ、市内の桜971本が病気の感染などにより治療が必要だとの報告がありました。
総会には会員約20人が出席しました。
伊那市内の桜は伊那市振興公社の桜守と地区住民でつくる地域桜守が1万4,126本を管理しています。
それぞれに桜カルテをつくり調査した結果、市内の971本が病気に感染していることなどから治療の必要性があるということです。
総会ではほかに地域桜守の人材育成や桜の調査研究など今年度事業が承認されました。
地域桜守は日本一の桜の里づくりを進めるため平成23年度から
配置しているもので現在48人が活動しています。
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南箕輪村総合計画案を諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、第5次総合計画の後期基本計画案などについて、政策を審議するむらづくり委員会に17日、諮問しました。
この日は、唐木村長が、むらづくり委員会の宮原袈裟夫会長に、計画案について諮問しました。
今回諮問したのは、令和3年度から7年度までの今後5年間の村の基本的な施策を示す後期基本計画案と、村創生総合戦略の案についてです。
唐木村長は、「人口増加の目標は前期計画で達成できたので、後期はどのようにそれを維持していくか、高齢化社会にどのように対応していくかが課題だ。学校給食施設の建設、村郷土館についても何とかしたい」と話していました。
むらづくり委員会では、前期計画が実施されたかどうかを検証するとともに、今後示される計画案について審議していきます。
答申は、来年10月を予定しています。
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「買い物に困っている」55世帯
箕輪町の民生委員は町内の買い物弱者に関する調査結果をまとめました。
それによりますと町内で買い物に困っている世帯は55世帯あることが分かりました。
これは14日箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で白鳥政徳町長が議員の質問に答えたものです。
町の民生委員は4月から5月にかけて75歳以上の高齢者のみで車などの移動手段がなく外出に支障があると思われる1010世帯について調査しました。
このうち買い物など外出に困っていると回答した世帯は55世帯だったということです。
そのうち41世帯は町の中心部の沢、松島、木下在住だということです。
この結果について白鳥町長は「思っていたより外出に支障がある世帯は少なかった。今後はAI自動配車サービスを活用できるか検討していきたい。」と述べました。
また買い物弱者支援として移動販売を行っていましたが現在は営業を休止している泰成運輸の移動販売車については「復活は難しい」との見通しを示しました。