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市議会12月定例会 開会
伊那市議会12月定例会が25日に開会し、6億4500万円を追加する今年度一般会計補正予算案など20議案が提出されました。
主な事業のうち、新型コロナ対策や原油価格高騰対策に3,400万円。
伊那市観光株式会社への施設維持管理補助に3,300万円などとなっています。
伊那市議会12月定例会は6日から8日に一般質問、16日に委員長報告・採決が行われます。
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伊那市と伊那食品工業 災害時応援協定
伊那市と西春近の伊那食品工業株式会社は、災害時に避難者の支援に関する協定を24日、締結しました。
24日は市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と伊那食品工業株式会社の塚越英弘社長が協定書を取り交わしました。
協定は、災害時に伊那食品工業の駐車場が車避難による緊急避難場所として活用されるものです。
駐車場はおよそ700台を停める事が出来るということです。
伊那市では緊急避難場所としてこれまでに、段丘の上にある東春近の㈱キッツ、美篶の伸和コントロールズ㈱アルプス伊那工場、㈱荻原製作所と協定を締結しています。
白鳥市長は、「駐車場を活用させていただけることは市民にとっても心強い」
塚越社長は、「社員だけでなく市民のみなさんにも有効につかっていただきたい」と話していました。
伊那市では、これまで83の企業や団体と災害時応援協定を締結しています。 -
伊那市 施設園芸農家支援へ
伊那市は、物価高騰対策として、施設園芸農家支援などを盛り込んだ3,400万円の補正予算案を25日に開会する12月定例会に提出します。
22日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
物価高騰支援を含む新型コロナ対策第30弾の予算規模は3,400万円となっています。
このうち、燃料費高騰の影響を受ける施設園芸農家への支援は1,300万円となっています。
対象は、ハウスなどの施設で暖房を使い栽培を行っている農家です。
燃料費の上昇分の2分の1を支援するもので、1件の農家につき上限は60万円です。
伊那市では花き農家を中心に約50件を想定しているということです。
このほか、小中学校の感染症対策用の消耗品の購入に370万円、国の新型コロナワクチン接種の推進事業に1,500万円などとなっています。
補正予算案は25日に開会する伊那市議会12月定例会に提出されます。
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県議選上伊那郡区 清水氏が出馬表明
任期満了にともない来年4月9日に投票が行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で宮田村の清水正康さんが立候補することを19日正式に表明しました。
清水さんは宮田村で記者会見を開き立候補に向けた決意を述べました。
清水さんは「新型コロナウイルス感染症、物価高騰の取り組みなど目の前の課題について特に現場の声を大切にしながら検討し県へつなぎます。地域全体として人口減少を抑える施策を施しながら人が減っても持続可能な地域づくりを考えていきます。」と話していました。
清水さんは宮田村大田切の48歳。現職1期目で無所属です。
清水さんは主な政策として災害に対応するため老朽化しているインフラ設備の改修や再生可能エネルギーの推進などをあげています。
定数2の県議選上伊那郡区には清水さんのほかにこれまでに新人1人が立候補を表明していてこの他に現職1人、新人1人が出馬の意向を示しています。
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県議会議員の向山公人氏が引退表明
県議会伊那市区選出の現職向山公人さんは17日、後援会の役員会終了後に伊那市のいなっせで記者会見を開き今期限りで引退することを表明しました。
向山さんは現在80歳で6期目の今期限りで引退することを正式に表明しました。
1999年に初当選し2016年から1年間議長を務め、長野県南信工科短期大学校の誘致などに尽力しました。
向山さんは「変化していく時代の中で一番社会の影響を受けるのは30代、40代の皆さん方です。そういう世代の皆さんが地域づくりに本気で取り組むことが地域振興につながるということもありまして私の方から身を引いて次にバトンタッチをしようということにしました。」と話していました。
後援会の神山公秀会長は「県議がお辞めになるという決心が固いので後援会役員会で承認しまして、必然的に後継者はということが出てきました。役員会で若手の方から向山賢悟さんを出馬させたいという意志があるということを、はっきりお聞きしたので役員会でも全員一致で応援しようということに決定いたしました。」と話していました。
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県議選市区 向山氏が立候補の意向
向山公人県議の引退表明を受け、任期満了にともない来年4月9日に行われる県議選伊那市区に、新人で西町の向山賢悟さんが立候補する意向です。
向山さんは伊那市出身の48歳。新人です。
明海大学卒業で伊那ケーブルテレビジョンの社長です。
引退を表明した県議会議員、向山公人さんの長男で長野県ケーブルテレビ協議会会長、伊那商工会議所副会頭を務めています。
向山さんは県議選出馬にあたり「責任世代として地方創生に取り組んでいきたい。」としています。
定数2の県議選伊那市区で出馬の意向を示したのは向山さんが初めてです。
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県議選上伊那郡区 瀬戸氏が出馬表明
任期満了にともない来年4月9日に投票が行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町の瀬戸純さんが立候補することを17日正式に表明しました。
17日、瀬戸さんは辰野町で記者会見を開き立候補の決意を述べました。
瀬戸さんは「安心して子育てができる県政、医療や介護の充実。農業者支援、中小零細企業への支援。災害に強い地域のインフラ整備、上伊那北部の通勤時の渋滞解消、とりわけ辰野から岡谷・塩尻間の道路整備など切実な要望がたくさん寄せられています。上伊那の皆さんと力を合わせ県政が近くなったと皆さんに感じてもらえるように取り組んでまいります。」と話していました。
瀬戸さんは辰野町赤羽の56歳。新人で日本共産党です。
瀬戸さんは主な政策として物価高騰、コロナ禍での生活支援として消費税5%への引き下げや学校給食費の無償化などをあげています。
定数2の県議選上伊那郡区は瀬戸さんのほかに現職2人、新人1人が出馬の意向を示しています。
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白鳥さん 当選から一夜明けて
任期満了に伴い、15日に告示された箕輪町長選挙は、現職の白鳥政徳さんが無投票で3期目の当選を果たしました。
一夜明け白鳥さんは「行政の質を上げていきたい」と今後の意気込みを話していました。
きのうは、選挙事務所に支持者が集まり、当選を祝いました。
当選から一夜明けたきょう、現在の心境や3期目に対する意気込みを話しました。
「緊張感もありますし、重い責任を感じながら仕事をやらせていただきたい」
「社会経済の大きな変化、時代の変化に伴ってやらなければいけないことが起きている、
コロナであったり、物価高騰であったり防災であったり、町で言えば何よりも少子化。
そういったことに改めて挑戦をするというか、一段階行政のレベル・質を上げていきたい」と話していました。
また、白鳥さんは少子化対策として企業誘致を行い、任期中には目途を立てるということです。 -
白鳥氏が無投票で3選
任期満了にともなう箕輪町長選挙が15日告示され無所属で現職の白鳥政徳氏が無投票で3期目の当選を果たしました。
白鳥氏は当選にあたり「無投票ではありましたけれども審判をいただいたというふうに思っております。1期目のような嬉しさとか2期目のような高揚感はあまりなく、どちらかというと責任の重さみたいなものを大変感じているというのが正直なところです。」と話していました。
また3期目に取り組むこととして「新型コロナと物価高騰などへの生活支援です。住民の皆さんに対する支援はもちろんですし事業者に対する支援も当然なんですけれども、そういったものが具体的に届く形で実施をしたいと思います。」と話していました。
白鳥氏は現在68歳。無所属・現職で福与です。
元県職員で県立病院機構本部事務局長や松本地方事務所長などを務めました。
2014年の箕輪町長選挙で新人同士の一騎打ちを制し初当選。
前回2018年に続き今回も無投票で当選しました。
初登庁は29日で任期は2026年11月28日までとなっています。
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南箕輪村が住民税非課税世帯に灯油券を交付
南箕輪村は燃料価格高騰による負担軽減のため、住民税非課税世帯に対して福祉灯油券を交付します。
対象は、住民税非課税世帯およそ674世帯です。
補助額は1世帯当たり、500円券20枚の1万円分です。
対象世帯には、11月中に申請書が送付されるということです。
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南箕輪村で小中学校の給食費を一部補助
南箕輪村は燃料価格高騰による負担軽減のため、村内の小中学校の学校給食費の一部を補助します。
これは14日に村役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
交付先は学校給食センターと南部小学校の給食会計です。
令和4年度の1月と2月分の給食費を補助するもので、金額はおよそ1,850万円となっています。
ほかに、給食食材費について、金額はおよそ60万円を補助するとしています。
いずれも地方創生臨時交付金が充てられるということです。
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箕輪町長選事前審査に1派
任期満了に伴い15日告示20日投開票の日程で行われる箕輪町長選の立候補届出書類の事前審査が9日役場で行われ現職の1派のみが出席しました。
事前審査にはこれまでに出馬を表明している1派が訪れました。
現在、箕輪町長選への立候補を表明しているのは、無所属・現職2期目・福与の白鳥政徳さん68歳のみです。
3期目を目指す白鳥さんは、2014年の町長選で新人同士の一騎打ちを制して初当選し前回2018年は無投票で2期目の当選を果たしています。
告示まで一週間をきりましたが白鳥さんの他に表立った動きはなく、無投票の公算が高まっています。
箕輪町長選は、15日告示、20日投開票の日程で行われます。
1日現在の有権者数は男性1万8人、女性1万54人の合わせて2万62人です。 -
県議選郡区 垣内氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町宮木出身の垣内将邦さんが立候補する意向です。
新人の垣内さんは愛知県在住の会社員で40歳です。
年内に現在勤めている伊那食品工業を退職し住所を辰野町に移す予定です。
今年5月に死去した県議会議員、垣内基良さんの長男です。
諏訪清陵高校、近畿大学農学部を卒業後、山梨大学大学院医学工学総合教育部を修了し伊那食品工業に入社しました。
垣内さんは27日に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選上伊那郡区は垣内さんを含め現職2人と新人2人の合わせて4人が立候補の意向を示しています。
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県議選郡区 瀬戸氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に新人で辰野町の瀬戸純さんが立候補する意向です。
瀬戸さんは辰野町赤羽の56歳。新人で日本共産党です。
2015年に辰野町議会議員選挙に初当選しました。
2期目の任期途中で辰野町議を辞任し今年の長野県議会議員補欠選挙に立候補し落選しました。
瀬戸さんは今月中旬に正式に立候補を表明するということです。
日本共産党上伊那地区委員会は長野県議会議員の補欠選挙が行われる以前から瀬戸さんの来年春の県議選への擁立を決めていて瀬戸さんは補選での落選後、次の県議選への再挑戦を明言していました。
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県議選郡区 原氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で箕輪町の原健児さんが立候補する意向です。
原さんは箕輪町松島の57歳。現職1期目、無所属です。
今年、長野県議会議員選挙の補欠選挙に立候補し初当選しました。
長野県議会では県民文化健康福祉委員会の委員です。
また箕輪町の中心市街地活性化団体の代表を務めています。
原さんは来月、正式に立候補を表明するということです。
定数の2の県議選上伊那郡区は原さんのほか、現職1人、新人1人の合わせて3人が出馬の意向を示しています。
ほかに辰野町で候補擁立に向けた動きがあります。
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災害時の水確保へ応援協定締結
伊那市は、茅野市に本社がある株式会社キッツマイクロフィルターと災害時における飲料水や生活用水確保に向けた応援協定を2日締結しました。
2日は市役所で調印式が行われキッツマイクロフィルターの黒岩太社長と伊那市の白鳥孝市長が協定書を取り交しました。
協定は、災害時にキッツマイクロフィルターが製造販売する携帯用浄水器が優先的に伊那市に供給されるものです。
2日は浄水器を使って錆が入った赤い水をろ過するデモンストレーションも行われました。
この浄水器のカートリッジ部分は孔径が1万分の1ミリのストロー状になった繊維の膜と、活性炭が入っていて、不純物のほか大腸菌も取り除く事ができるという事です。
市では、この浄水器を使い湧き水や保管期間が過ぎた飲料水などをいざという時に生活用水として活用できればと期待しています。
キッツマイクロフィルターは、総合バルブメーカー・キッツの子会社で、浄水器や工業用フィルターの製造と販売を行っています。
工業用フィルターは半導体の製造や医療機器の洗浄など幅広く使われています。
キッツマイクロフィルターが、自治体と同様の協定を結ぶのは、茅野市についで伊那市が2例目だという事です。
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県議選郡区 清水氏が立候補の意向
任期満了にともない来年春に行われる県議会議員選挙上伊那郡区に現職で宮田村の清水正康さんが立候補する意向です。
清水さんは宮田村大田切の48歳。現職1期目、県民クラブ・公明所属です。
2004年に宮田村議会議員選挙に初当選後4期連続当選しその間議長も務めました。
任期途中で宮田村議を辞任し2019年の県議選で初当選しました。
清水さんは今月中旬に正式に立候補を表明するということです。
定数2の県議選上伊那郡区は清水さんのほか現職1人と新人1人が立候補を検討しています。
ほかに辰野町で候補擁立に向けた動きがあります。 -
箕輪町長選挙 白鳥氏政策発表
任期満了に伴う箕輪町長選挙に立候補を表明している現職の白鳥政徳さんは、新型コロナや人口減少対策など5つを柱に掲げた3期目の政策を、31日に発表しました。
31日は、箕輪町松島の後援会事務所で政策発表を行いました。
白鳥さん「1期目2期目にできたこと・できなかったことを改めて確認し、その上での政策となった。新型コロナの流行から3年近くたつが、それにより時代の変化が加速度的に変わってきているためそれらを踏まえた政策です」
基本政策として、箕輪町第5次振興計画に沿い、5つの柱と54の個別政策を掲げました。
新型コロナや物価高騰対策として、大きな影響を受けている町民や事業者に対して生活や事業継続のための支援を行うとしています。
人口減少対策として、移住者に対する家賃補助制度を創設する他、安心して子育てができるよう更なる経済的支援策を検討・実施するとしています。
白鳥さんは、無所属現職2期目、福与の68歳です。
これまでに白鳥さんの他に立候補を表明した人はいません。
箕輪町長選挙は、11月15日告示、20日投開票となっています。 -
電気料金高騰で中小事業者に応援金
伊那市の記者会見で電気料金高騰によるコスト増加の影響を受けている市内中小事業者の負担軽減を図る応援金について説明がありました。
給付の対象となるのは今年7月から10月のうち連続する2か月の月平均電気使用量が1500キロワットアワー以上であることなどとなっています。
給付額は月平均電気使用量×5円×6か月分で、1事業者あたりの上限額は50万円となっています。
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女性活躍井戸端会議 模擬議会
箕輪町の有志で作る女性活躍井戸端会議は27日に、女性の政治への参画の推進のため、模擬議会を役場で開きました。
模擬議会は一般質問方式で開かれました。
女性活躍井戸端会議の委員24人が出席し、その中の5人が質問をしました。
井戸端会議の委員からは、町議会議員や区議会議員に女性が少ないことをどう思っているかなどの質問が出されました。
白鳥政徳町長は「女性の持つ力の大きさは承知している、積極的に参加してほしい」と答弁しました。
小出嶋文雄議長は「子育て世代も議員活動が出来るように制度を整えたい」と答弁しました。
この模擬議会は、町の有志で作る女性活躍井戸端会議が、政治や政策意思決定の場への女性参画があまり進んでいないとして、初めて開かれました。 -
箕輪町 二酸化炭素削減へ意見交換
二酸化炭素の排出量を2030年までに2013年度比で60%削減することを目指している箕輪町は、取り組みの推進に向けて事業所との初めての意見交換会を26日役場で開きました。
会議には、町内に事業所がある製造業や小売業、金融業の関係者20人が出席しました。
箕輪町は町民や企業と連携し二酸化炭素の排出量を2030年度までに2013年度比で12万トン、60%削減することを目指しています。
意見交換会は、現段階での取り組み状況や抱えている課題について意見を聞き、今後の政策に活かしていこうと開かれました。
参加者は「機器更新のタイミングでステップを踏んで行っていきたい」「脱炭素に取り組まないと自動車メーカーから選ばれない。太陽光発電などの再生可能エネルギーを使いながら、省エネにも取り組んでいる」などと話していました。
課題については「中長期的には経済効果が見込めるが、短期的には負担となる為、町の支援が必要だ」「自家発電には限界がある、再生可能エネルギーの供給量を増やす事が必要だ」などの意見が出されていました。
白鳥政徳町長は「町民や企業の協力のもと、二酸化炭素削減に向けた計画を着実に実行に移していきたい。」と話していました。
箕輪町は2027年度までに役場や図書館などを自前の電線で結び、太陽光発電で余った電力を他の施設で使えるようにする計画で、年間3千トンの二酸化炭素の削減効果を見込んでいます。
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伊那まつり 市側の方針示す
伊那市は、来年以降の伊那まつりについて、市が主体となって関わるのは1日間とする方針を示し、民間も交えたまつり実施の検討が進められています。
21日に、伊那市の市役所で伊那まつり事務局会議が開かれ、各種民間団体の関係者が出席し、市側の方針について意見を交わしました。
伊那市は、基本指針として「市民おどり」を中心に据えた市民まつりに再構築し、伊那まつりへの主体的な関わりは「市民おどり」の1日間としています。
花火大会や遊ingビレッジを実施する場合、市は後方支援を行うとしています。
参加者からは「花火大会を楽しみにしている人も多いので市民の 声をきいてほしい」「市民が総参加できる方法を検討する必要がある」などの意見が出ていました。
伊那まつりは、新型コロナの影響で3年連続で中止となっています。
次回の事務局会議は11月に行われる予定で、年度内には伊那まつり委員会での承認を目指します。
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白鳥氏 後援会事務所開き
任期満了に伴い11月15日告示、20日に投開票が行われる箕輪町長選挙に出馬を表明している現職2期目の白鳥政徳さんの後援会は20日、箕輪町松島で事務所開きを行いました。
箕輪町松島で行われた事務所開きには、支持者およそ40人が集まりました。
白鳥さんは、無所属で現職2期目、福与の68歳です。
白鳥さんは「一番の課題は新型コロナが終息しない中で日常生活、または事業者の経営・運営というものが思うようにいかない。いかにそう言った所に行政が支援できるか。物価高騰やウクライナの問題などにより、町民の皆さんの生活が厳しい状況にある。選挙戦最中も含めて対応していきたい。少子化・高齢化それに伴う人口減少などの課題があるが特に少子化にいかに手を入れるかだと思っている。8年を良く振り返り冷静になって選挙にのぞみたい」と話していました。
政策の具体的な内容については31日に発表するとしています。
白鳥さんは2014年の町長選挙に初めて立候補し新人同士の一騎打ちを制して初当選しました。
2018年の選挙は、無投票で2期目の当選を果たしました。
町長選に出馬を表明しているのは現職のみで、他に表立った動きはありません。
箕輪町長選挙は11月15日告示20日に投開票が行われます。 -
箕輪町長選届出説明会 現職1派が出席
任期満了に伴う、11月15日告示20日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出説明会が18日に開かれ、現職の1派のみが出席しました。
この日は、箕輪町役場で説明会が開かれ、町選挙管理委員会から選挙活動や立候補手続きについての説明がありました。
説明会には、これまでに出馬を表明している現職の1派が出席しました。
現在、出馬を表明しているのは、無所属・現職2期目の白鳥政徳さん68歳のみで、ほかに表立った動きはありません。
今後は、11月9日に届出書類事前審査が行われます。
箕輪町長選挙は、15日告示、20日投開票となっています。
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南原住宅団地 1区画が所有者から返却
ダイオキシンを含む焼却灰が南箕輪村南原の住宅団地に埋められていた問題で、対象の7区画のうち、1区画が所有者から南箕輪村土地開発公社に返却されました。
これは11日に、南箕輪役場で開かれた村議会全員協議会で報告されたものです。
南原住宅団地の1区画は、所有者との合意により、村土地開発公社へ返却されたということです。
公社は、合意の際の解決金の金額については公表しないとしています。
村土地開発公社理事長の藤城栄文村長は公社に返却された土地について「今後売却する予定はない」と話していました。
土地の活用については、南原区の意見を聞きながら考えていくということです。
他の6区画については、所有者からの返却の申し出は無いということです。
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高遠第2・第3保育園 建て替えへ
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園は、老朽化と耐震不足に伴い建て替えが行われます。
5日は伊那市役所で伊那市子ども・子育て審議会が開かれ、伊那市からスケジュールの案が示されました。
令和5年度に現地建て替えか移転かを含め用地を決定し、令和7年度に着工、令和8年度4月からの利用を予定しています。
高遠第2・第3保育園は、1970年に建設された高遠第2保育園の園舎が使われていて、52年が経過しています。
1985年には高遠第3保育園と統合され高遠第2・第3保育園となりました。
市内の保育園で唯一の緊急指定避難所です。
園児数は定員45人に対し9月1日現在28人となっています。
このうち9割が移住した家庭の子どもです。
伊那市では今後、保護者や地元区と相談しながら建て替えを進めていきたいとしています。 -
伊那市議会と市民が意見交換会
伊那市議会は市民に開かれた議会を目指して、市民との意見交換会を28日に伊那公民館で開きました。
意見交換会には、経済建設委員会の7人の議員が出席し、市民から新型コロナの影響による課題や問題点などの聞き取りを行いました。
ある市民は「地区のイベントも中止になり、人とのコミュニケーションの場が減ってきている。若い人への役員の引継ぎもうまくできず困っている」と意見を出していました。
市民と議会との意見交換会は、新型コロナの影響で3年ぶりだということで、今年度もコロナ感染拡大防止のため8月から28日に延期となっていました。
意見交換会は議員21人が交代で出席し、今後市内5か所で開かれます。
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太陽光発電設備や薪ストーブなど設置費用を補助
伊那市は、二酸化炭素排出量の削減をさらに推進しようと、太陽光発電設備や薪ストーブなどの設置費用の一部を補助します。
20日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が説明しました。
この事業は2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを推進しようと行うものです。
市内の住宅や事業所への太陽光発電設備や薪ストーブ・ペレットストーブなどの設置に対し、今年度から5年間の間設置費用の一部を補助します。
太陽光発電設備は、屋根の上に設置するものが対象で、住宅用が上限70万円、事業所用が上限500万円となっています。
薪ストーブはこれまでの補助額を拡充し、設置経費の3分の2以内で上限は30万円、ペレットストーブは上限42万円となっています。
脱炭素推進の取り組みを行う自治体に環境省が交付金を出して支援する「地域脱炭素移行・再エネ推進事業」に伊那市が選ばれていて、今年度から令和8年度までの5年間に総額約12億円が交付される見通しです。
なお、記者会見では他に、新型コロナの影響で中止となっていた蕎麦イベントを一部開催することが報告されました。
荒井内の萱で行われる行者そば祭りは10月16日、みはらしファームで行われる信州伊那新そば祭りは10月22日と23日で、どちらも3年ぶりに行われます。
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町議会 国葬中止を求める意見書案 賛成多数で可決
箕輪町議会9月定例会最終日の20日、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書案が提出され、賛成多数で可決されました。
これは、町議会9月定例会最終日に、議員提出議案として提出されたものです。
9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、法的根拠のないことや、充分な審議がないまま閣議決定のみで行うことは賛同できないとして、中止を求める意見書の提出についての議案が提出されました。
採決の結果、賛成8、反対5の賛成多数で可決されました。
意見書は内閣総理大臣に提出される予定です。
また、国葬に関して明確な根拠となる法整備を求める意見書の提出の議案は、賛成8、反対5の賛成多数で可決されました。
意見書は、衆参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、法務大臣に提出される予定です。
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市議会 「安倍元首相の国葬中止を求める意見書提出」賛成少数で否決
伊那市議会9月定例会最終日の16日、安倍元首相の国葬中止を求める議員発議の意見書案が提出され、賛成少数で否決されました。
これは、市議会9月定例会最終日に、議員提出議案として提出されたものです。
9月27日の安倍晋三元首相の国葬について、法的根拠のないことや全額国費負担で行われることに対し、中止を求める意見書の提出についての議案が提出されました。
採決の結果、賛成4、反対16の賛成少数で否決されました。
また、国葬に関して明確な根拠となる法整備を求める意見書の提出の議案は、全会一致で可決されました。
意見書は、衆参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官に提出される予定です。