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県経営者協会 経営懇談会開催
長野県経営者協会の上伊那支部と飯田支部は11月26日、合同で経営懇談会を箕輪町の伊那プリンスホテルで開きました。 懇談会で、長野県経営者協会の山浦愛幸会長は「上伊那は、リニア中央新幹線開業など、今後大きな変革を迎える。上伊那地域の経済を回復させなくてはいけない」と挨拶しました。 懇談会では他に、エネルギーや地球温暖化問題などに詳しい、常葉大学経営学部教授の山本隆三さんが「日本のエネルギーのこれからと」題して、日本の経済復活について話しをしました。 山本さんは「日本はGDPが世界2位だったが、ほかの国と比較してこの20年間ほとんど成長が見られず、24位まで落ちている」 日本の経済成長には製造業の復活が不可欠だ」と話していました。 デフレになった一番の要因は、「2000年前後の製造業の投資が減ったことにより、売上総利益の高い製造業などから、福祉や介護へ人が移っていったため」としています。 また、製造業の復活には、安価で安定した電力の供給が必要だとしています。 この日は、県経営者協会の会員およそ50人が参加し、講演会に耳を傾けていました。
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福祉施設の職員が活動事例発表「みんなの工夫コンテスト」
上伊那福祉協会の11の福祉施設の職員が日頃の活動事例を発表する「第3回みんなの工夫コンテスト」が11月25日伊那市のいなっせで開かれました。 これは、介護現場のサービス向上を目的に上伊那福祉協会が開いているもので、今年で3回目です。 コンテストには、上伊那福祉協会の11の福祉施設の職員が参加しました。 南箕輪村の南箕輪老人ホームは、控えめだった利用者がオルガンの演奏会に出たことがきっかけで、本人も家族も前向きになれた事例を発表しました。 箕輪町の特別養護老人ホームみのわ園は、「目指せ!全員外出」をテーマに、利用者の個別外出を計画し実行した事例を発表しました。 コンテストは採点方式で行われ、不安や寂しさを抱えていた利用者と交換日記や料理などを通して信頼関係を築いた事例を発表した南箕輪村の特別養護老人ホームコンソール大芝が最優秀賞を受賞しました。
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丸紅基金 上伊那福祉協会に200万円助成
全国の福祉施設に助成金を贈っている社会福祉法人丸紅基金は、上伊那福祉協会に11月28日、200万円を贈りました。 この日は、丸紅株式会社の小林武雄執行役員が、上伊那福祉協会の林俊宏常務理事に助成金200万円を贈りました。 丸紅基金は、昭和49年から全国の福祉施設に毎年1億円ずつ助成していて今年で40年目です。 上伊那福祉協会が運営している、辰野町の特別養護老人ホームかたくりの里では、20日にリフト付き浴槽1台を導入していて、今回の助成金があてられています。 かたくりの里の箱山み江子施設長は「より家庭に近い入浴が可能になる。職員の入浴介助の負担も減るのでありがたい」と話しました。 今回、県内で助成金が贈られたのは、上伊那福祉協会と岡谷市のつばさ福祉会です。
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障害者週間 合庁で製品販売
12月3日から9日までの障害者週間に合わせて、障害者福祉施設による販売会が1から伊那合同庁舎で開かれています。 伊那保健福祉事務所管内にある14の障害者福祉施設は、障害者の工賃アップなどを目的に8年前からこの販売会を開いています。 この日は、2施設の利用者と職員5人が、手作りの手芸作品や黒豆を販売しました。 施設利用者は「販売する機会があまりないので、たくさんの人に来てもらいたいです」と話していました。 販売会は5日まで伊那合同庁舎で開かれていて、時間は正午から午後1時となっています。
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伊那地域日中3.6度 雪が舞う寒い一日
2日の伊那地域は朝から雪が舞い、1日とはうって変って寒い一日となりました。 日中は3.6度までしか上がらず昨日を10.3度下回る、12月下旬並みの寒さとなりました。 長野地方気象台によりますと、2日の伊那地域の最高気温は午前2時54分の6.6度、最低気温は7時46分の1.3度でした。 日中は3.6度までしか上がらず、寒い一日となりました。 週末にかけて冷え込みは続く見込みで、雲が広がりやすく山沿いでは雪の降るとこをもあるということです。
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南信工科短大振興会 13日に設立総会
平成28年4月に開校の長野県南信工科短期大学校と連携し学校運営の支援を図る南信工科短大振興会設立総会が13日に開かれます。 1日は振興会設立発起人代表の向山公人上伊那産業振興会理事長が記者会見を開き概要を説明しました。 南信工科短大は南箕輪村の伊那技術専門校を改修し平成28年4月の開校を予定しています。 製造業を中心とした技術者を2年かけて養成するもので2つの学科があり定員は各20人となっています。 振興会は学校運営を支援するため設立されるもので上下伊那の企業などおよそ120社が会員となっています。 主な事業として講演会や技術研究会などの研修や非常勤講師の派遣、大学と企業との共同研究などを行います。 現在伊那技術専門校で行われている離職者訓練などは工科短大開校後も引き続き実施されるということです。 設立総会は13日土曜日に箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれ午後3時15分から信州製人工衛星「ぎんれい」プロジェクトマネージャーの中島厚工学博士の講演も行われます。
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伊那谷の風物詩 ザザムシ漁解禁
伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日解禁となり、伊那市の天竜川では早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市中央の中村昭彦さん70歳です。 ザザムシ漁を始めて40年で、友人がやっていた漁の手伝いをしていたことがきっかけで始めたということです。 この日は、あいにくの雨となりましたが、ザザムシがいる浅瀬で漁をしていました。 万能ぐわで水ゴケのついた石を掘り返し、足を使って石の裏側についているザザムシを四手網に流し入れます。 5分ほどで、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボの幼虫が捕れました。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、水温が下がる1月中旬頃が、虫に脂がのって美味しくなるということです。 ザザムシは、冬場の貴重なタンパク源として食されてきた、伊那谷の伝統食で、砂糖と醤油、みりんで2時間ほど煮込み佃煮にして食べます。 中村さんは、シーズン中、月の半分は漁に出るということで、捕れたザザムシは、家族や近所、友人に配って味わうということです。 ザザムシ漁は、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われ、漁には天竜川漁業共同組合で発行する、虫踏み許可証が必要となります。
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上伊那郡縦駅伝 伊那市が3連覇
今年で62回を数える上伊那郡縦断駅伝競走大会が30日開かれ、伊那市が3年連続9回目の優勝を果たしました。 大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が開いたものです。 上伊那7市町村の代表チームに加え10チームがオープン参加し駒ヶ根市役所から辰野町役場までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。 一区は、箕輪町の上原雄大さんが区間新となる20分12秒でタスキを渡します。 箕輪はその後も安定した走りをみせトップで前半を折り返します。 しかし、レース後半は伊那市が逆転し、そのままゴールしました。 大会の結果伊那市が2時間8分59秒で3年連続9回目の優勝を果たしました。 準優勝は箕輪町で2時間10分32秒、3位は駒ヶ根市で2時間12分でした。 南箕輪村は6位に終わっています。
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伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会 35周年の節目祝う
昭和54年に発足した、伊那弥生ヶ丘高校野球部後援会の35周年を記念した総会が29日、伊那市内で開かれ、関係者がこれまでの歴史を振り返り、今後の野球部の活躍に期待しました。 伊那弥生ヶ丘高校野球部の後援会35周年と、後援会OBなどでつくる弥生睦会の15周年を記念した総会が開かれ、関係者が節目を祝いました。 後援会の初代会長で睦会会長の鈴木実さんは、「これからも、どんな立場になろうと弥生ヶ丘高校野球部と後援会、睦会を愛する者の一人として声援を贈り続けたい」と挨拶しました。 また、野球部一期生で後援会会長の田中俊彦さんは「近年の野球部の活躍で皆さんのご恩に報いる事ができるようになってきている。甲子園という夢の舞台に立ってもらえるよう、後援会としても頑張っていきたい」と挨拶しました。 後援会は、弥生ヶ丘高校が男女共学となって3年目の昭和54年に発足し、今年で35年になります。 弥生野球部は去年の春の北信越県大会でベスト4の成績を収めていて、関係者は近年の活躍をたたえるとともに、今後の活躍に期待していました。
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あぐりスクール 育てた米の一部を支援米として贈る
小学生が農業体験をする教室「あぐりスクール」は、育てた米の一部を支援米としてマリ共和国に贈ります。 24日は贈呈式がJA上伊那本所で行われ、代表の児童らが30キロ入りの米袋を御子柴茂樹組合長に手渡しました。 あぐりスクールは、JA上伊那が管内の小学3年生から6年生までを対象に開いている農業体験教室です。 4月から月に1回活動していて、今回送る米も9月に収穫したものの一部です。 児童を代表して安藤雅陽くんは「世界中の人たちが食料に困ることがなくなればうれしいです」と話していました。 JA上伊那では、12月10日に発送式を行い、マリ共和国には来年1月ごろ届けられるということです。
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10月有効求人倍率1.04倍 4か月横ばい
上伊那の10月の月間有効求人倍率は1.04倍で9月を0.01ポイント下回りました。 求人倍率は、4か月連続で1倍台を維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は去年の10月を24.3%上回る1,502人でした。 新規求職者数は、去年の10月を11.7%下回る744人でした。 これにより、10月の月間有効求人倍率は、9月を0.01ポイント下回る1.04倍でした。 管内の有効求人倍率は1倍台を4か月連続で維持していて、横ばい状態となっています。 ハローワーク伊那によりますと、管内の主力産業である製造業の求人が増え、求職者数は落ち着いてきているということです。 ただ、派遣社員の求人の割合が多いため、正社員の求人が増加すれば傾向はさらに良くなると見ています。 また、新規高卒者の求人数は404人、求職者数は327人で、求人倍率は去年の10月を0.3ポイント上回る1.24倍となっています。
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市町村情報連絡員交え初の訓練
長野県災害対策本部上伊那地方部は、大規模災害時に市町村に派遣する情報連絡員を交えての情報伝達訓練を28日初めて実施しました。 市町村情報連絡員は、大規模災害時に市町村に派遣され、被害状況を把握し上伊那地方部に伝えます。 この制度は、平成23年に施行され、上伊那地方部では、16人を選任しています。 訓練は、伊那市で震度6強の地震があったとの想定で行われました。 市町村連絡員は、市町村の被害状況を電話で伝え、上伊那地方部でこれを受信します。 受信した内容は、ホワイトボードに書き込まれ、地図に落としていきます。 受信した情報は、同時に対策が検討され、県の本部に対応を要請しました。 訓練には、上伊那地方部を構成する地方事務所や伊那建設事務所など県の出先、8つの機関から35人が参加しました。 この日は、勤務時間外などの行動指針を示した現在策定が進められている初動対応マニュアルの説明も行われました。
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第5回K展
伊那市高遠町のK・絵画サークルの作品展 第5回K展が、27日から、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 会場には、12人の作品40点ほどが展示されています。 K・絵画サークルは、元美術教諭の北原 勝史さんを指導者に、上伊那から会員が集まるサークルで、平成21年に発足しました。 北原さんのイニシャルをとってK・絵画サークルと名付けられました。 サークルでは、それぞれがテーマを持ち、ジャンルも、油絵、アクリル画、日本画など様々です。 今回は、12人それぞれが描いた小品を組み合わせた合同作品も展示されています。 K・絵画サークルの展示会 K展は、来月2日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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福祉施設職員 集団感染の防止策学ぶ
社会福祉施設の職員を対象とした感染症や食中毒の集団感染防止の研修会が26日伊那市内で開かれました。 研修会はインフルエンザなどが発生しやすい季節に合わせて毎年開かれ、社会福施設や小中学校の職員などおよそ120人が出席しました。 出席者は、インフルエンザやノロウイルスの感染予防対策などについて、県の職員から指導を受けました。 感染対策としては、「感染源の排除」、「感染経路の遮断」、「抵抗力向上などを挙げ」、入所者の健康状態や栄養状態、食事の摂取量などに常に気を配り、異変があった場合に対応できるようにすることなどを呼びかけていました。 伊那保健福祉事務所によりますと、インフルエンザやノロウイルスは例年1月~2月がピークとなることから、今後の注意を呼びかています。
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県建築士会上伊那支部 災害対応協議
長野県建築士会上伊那支部は地震などの災害時に備え、避難施設の安全確認をスムーズに行うための体制について初めて協議をしました。 上伊那支部では災害時に備え上伊那の全ての市町村と協定を結んでいます。 協定は、震度5弱以上の地震が発生した場合などに自治体の対策本部や避難施設での二次災害を防ぐため、8時間以内に現地へ出向き、建物の危険度を判定する事になっています。 上伊那支部では災害対応について改めて見直そうと協定の検証の他6月には東日本大震災の被災地の視察などを行いました。 25日の会議では、グループ毎に別れ、自分達が被災者になった場合の状況を踏まえ意見を交わしました。 出席者からは、携帯電話が使えなくなったり、車での移動ができなくなる事などを想定するべきとの意見が出されていました。 長野県建築士会上伊那支部では、今後各自治体に協定の見直しや防災面での要望を行うと共に勉強会を開き災害時の対応を学んでいくとしています。
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上伊那農政対策委員会集会 米価下落やTPP交渉の特別決議
JAや農業関係団体などでつくる上伊那農政対策委員会の集会が、25日伊那市のJA上伊那本所で開かれ、米価下落やTPP交渉などの課題について一丸となって取り組むとした特別決議が行われました。 集会には、JAや農業関係者などおよそ110人が出席しました。 決議文は、「今年の大幅な米価下落について、国は将来に渡ってわが国の主食である米の安定需給に責任をもって取り組むべきである。 また、TPP交渉は、わが国の「食」と「いのち」と「暮らし」に大きな影響を及ぼす問題で、地域一丸となって要求実現に向け力の限り声を上げていく」としています。 JA上伊那の御子柴茂樹組合長は、「上伊那から県や国に向けて農家の声を届けるための輪を広げたい」と話しました。 特別決議は、満場一致の拍手で承認されました。
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伊那谷写友クラブ 作品展23日まで
伊那市を中心に上伊那地域の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの写真展が、23日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。 伊那谷写友クラブの展示会は毎年開かれていて、今年で24回目になります。 会場には、会員14人の作品およそ50点が並んでいます。 写友クラブは、作品の大きさなどの規格やテーマを設けず、自分たちでテーマを決め好きな写真を撮ることを心がけているということです。 第24回伊那谷写友クラブの写真展は、23日日曜日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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消費税 期限内完納を
伊那税務署管内納税関係団体連絡協議会は、13日に伊那市内で、消費税期限内完納推進宣言をしました。 協議会副会長で、伊那地区納税貯蓄組合連合会の吉田元男会長が、「関係諸団体が一体となり、関係諸団体と緊密に連携を図りながら消費税の期限内完納のか推進を図る」と宣言しました。 吉田副会長は、「平成9年に消費税が3パーセントから5パーセントに引き上げられたときには、滞納が増加した。今回も8パーセントに引き上げられた直後なので滞納の懸念がある」とあいさつしました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「協力して啓蒙活動に取り組んでいきたい」と話しました。
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ごみ処理事業者選定委 発足
伊那市富県の天伯水源近くに建設が予定されている上伊那広域連合のごみ中間処理施設の事業者を選定する委員会が今日発足しました。 20日は、伊那市のいなっせで新ごみ中間処理施設整備運営事業者選定委員会が開かれました。 上伊那広域連合助役の酒井茂伊那市副市長が、有識者など8人を委員に委嘱書を手渡しました。 酒井助役は、「上伊那19万人のごみを処理する、生活に欠くことのできない重要な施設であり、行政の最重要課題。慎重、公正な選定をお願いしたい」とあいさつしました。 1回目となった会議では、正副委員長の選出が行われ、委員長には、信州大学名誉教授の北澤 秋司さんが選ばれました。 北澤委員長は、「非常に難しいが、しっかりと勉強をし、選定に努めたい」とあいさつしました。 この日は、酒井助役が、「事業者の選定に関すること」について北澤委員長に諮問書を手渡しました。 事業者選定委員会は、新しいごみ中間処理施設の整備と運営を行う民間業者を選定する組織で、公平、適正に選定するための検討を行います。 上伊那広域連合では、公共が資金を負担し、設計・建設・運営を民間に委託するDBO方式を採用し、最も高い点数がついた事業者が選ばれます。 上伊那広域連合では、来年2月上旬には、実施計画について事業者に示し、平成27年度前半に入札公告を行いたいとしています。 平成27年中には、委員会が広域連合長に、審議結果を答申し、27年度中に、事業者を正式に決定、平成28年度内の事業着手を目安としています。 会議は、冒頭のみ公開で、議事内容については入札にかかわる検討などを行うため、委員会設置条例により非公開となりました。
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秋の演歌まつり 45人熱唱
歌謡アカデミーが主催する秋の演歌まつりが、今日、伊那市のいなっせで行われ、45人が熱唱しました。 歌謡アカデミーでは、毎年、春と秋の年2回、歌の発表会を開いています。 今回は、上伊那から45人が出演し、懐かしの演歌などを、68曲を披露しました。 参加者は、華やかな衣装を身にまとい、身振りを交えて、お気に入りの曲を歌い上げていました。 中には、歌に合わせてダンスや舞が披露され、出演者を盛り上げる出し物もありました。 主催した歌謡アカデミーの今井ひろしさんは「順位付けなどは行わず、みんなの前で気持ちよく歌ってほしい」と話していました
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山岳写真協会南信支部 20周年記念写真展
日本山岳写真協会 南信支部の第20回写真展 「貌(かたち)・季節の中で」が、伊那市の伊那文化会館で19日から始まりました。 会場には16人の会員と亡くなった会員2人、合わせて18人の作品85点が展示されています。 今回は20周年の節目を記念する展示会という事もあり、作品は全てここ1年ほどで撮影されたもので、作品数も例年より30点程多くなっています。 南信支部は、1989年に母体となる会を結成し、1995年に支部設立が認可され発足しました。 主に、中央アルプス、南アルプスなど、地元の山岳を中心に撮影しています。 中央アルプスで撮影された、「馬の背とブロッケン」は、馬の背を背景に、霧の中に発生する円形の虹を撮影した作品です。 南信支部では「今後も、写真を通して地元の山の魅力を伝えていきたいとしています。」 この日本山岳写真協会南信支部「貌・季節の中で」は、24日(月)まで、伊那文化会館で開かれていて、23日には山岳写真に関するライブトークが行われる事になっています。
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県縦断駅伝 上伊那9年ぶり34回目V
第63回長野県縦断駅伝の2日目が16日、松本市から飯田市までの98.5キロで行われました。 初日3位につけた上伊那は、逆転で9年ぶりの総合優勝を果たしました。 上伊那は初日、トップと2分40秒差の3位でゴールしました。 2日目の16日は、松本市の松本城公園を午前8時にスタートし、98.5キロ、10区間でタスキを繋ぎました。 17区、辰野町から伊那市までの16.6kmでは、ふるさと選手、箕輪町出身で富士通の千葉健太さんが力走を見せ、飯田下伊那に次ぐ総合2位としました。 伊那市の中継地点となった長野ダイハツ販売伊那店前には多くの人たちが訪れ声援を送っていました。 21区でふるさと選手で佐久長聖高校出身の大蔵孝典さんが、トップに立つと、後続を引き離しました。 最終22区、岡谷酸素の萩原英雄さんが、そのままトップでゴールテープを切りました。 上伊那は2日間のタイムを合計した総合成績で11時間41分36秒の大会新記録を出し、9年ぶり34回目の総合優勝を果たしました。
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パンセの会 チャリティー上映会
障害者や高齢者の自立生活の支援を行うNPO法人パンセの会が3日、伊那市の旭座でチャリティ上映会を行いました。 パンセの会は、2012年から障害者や高齢者の自立生活の支援を行うグループホーム開設に向け活動を重ね、今年8月にNPO法人パンセの会として認可されました。 会では来年、重症心身障がい者のためのグループホーム「まゆっこ」の開設を目指し、伊那市西箕輪に中古の一戸建てを購入しています。 この日のチャリティ上映会の売り上げは、その改修費用などの活動費として使われることになっています。 オープニングセレモニーでパンセの会の唐澤浩代表は、「皆さんの協力で、グループホーム開設が現実のものになってきた。これからも力をあわせて頑張ろう」と挨拶していました。
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無茶フェス ローメンとタッグ 24日開催
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の無茶フェスin伊那が24日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれます。 信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いています。 12日は、信州プロレスリング、グレート☆無茶代表らが伊那商工会議所で記者会見を開きました。 大会は、プロの藤波辰爾や初代タイガーマスク、女子プロの豊田真奈美らに、信州プロレスが戦いを挑むという構図で、来場者に笑顔と勇気、元気を与えたいとしています。 会場には、児童養護施設や障害者施設の子ども達およそ100人を招待しているということです。 また、伊那ローメンズクラブによるローメン秋祭りも同時開催することが決まりました。 秋祭りでは、大食いタレントの三宅智子さんと客3人ひと組が大食い競争をするイベントも行われるということです。 無茶フェスin伊那とローメン秋祭りは、24日の祝日に伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で入場料無料で開かれます。
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長野県縦断駅伝競走大会 上伊那3位
長野県縦断駅伝競走大会の初日が15日行われ、上伊那はトップと2分40秒差の3位でゴールしました。 午前8時30分、全15チームが長野市の信濃毎日新聞本社前をスタートしました。 県縦断駅伝は、15日と16日の2日間で長野市から飯田市までの22区間、217.5キロを襷で繋ぎます。 上伊那は、2区と4区で首位に立つなど上位をキープし、トップの全諏訪と2分40秒差の3位で岡谷市役所にゴールしました。 上伊那の竹入増男監督は「あすに繋がるいい走りができた。地元の声援を受けながら優勝目指してがんばりたい」と話していました。 2日目の16日は、松本市から飯田市までの10区間98.5キロを走ります。 17区の辰野―伊那間では、箕輪町出身で実業団の富士通陸上競技部に所属する千葉健太さんが、ふるさと制度選手として走ります。 伊那市の中継所は、山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、午前10時30分頃通過する予定です。
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伊那税務署長表彰
税の申告と納税に関して功績が顕著だった人を顕彰する税務署長納税表彰が13日にあり、受彰した5人に賞状が手渡されました。 今回受彰したのは、伊那地区納税貯蓄組合連合会の会計監事北村十九一さん、上伊那青色申告会連合会理事の小松康佐さん、伊那小売酒販組合の元副理事長、河野武さんら5人です。 また、租税教育推進校として上伊那農業高校に感謝状がおくられました。 中学生の税についての作文で春富中3年の若林李沙さんと東部中1年の伊東凌雅くんが伊那税務署長賞を受賞しました。 税に関する高校生の作文では、伊那西高校2年の上嶋紗彩さんと小林華歩さんが伊那税務署長賞を受賞しました。 三浦哲雄伊那税務署長は、「税務行政に対する理解と信頼を得ていくために今後とも協力をお願いします」と式辞を述べました。
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山雅J-1昇格祝いグリーンシャワー
松本山雅のJ―1昇格を緑の紙テープ、グリーンシャワーで祝おうと、伊那谷のサポーターが参加している南信ペーニャは、テープづくりに追われています。 13日から作業が始まりました。 箕輪町松島の飲食店、地球の食卓には、南信ペーニャに参加しているサポーターや一般が集まって、紙テープづくりに精を出しています。 松本山雅後援会から協力要請があり、1万2千本のうち、600本を手伝います。 山雅カラーの紙テープの芯を抜き、1本を2つに分けるため、切ってまき直します。 600本から1200個が出来上がる計算です。 23日に松本市のアルウィンで行われる最終戦後に選手たちが場内を一周するイベントで、グリーンシャワーと題してサポーターが一斉に紙テープを投げ入れる予定です。 作業は、16日日曜日にも伊那市の花月旅館で行われる予定で、南信ペーニャでは、協力を求めています。 詳しくは、南信ペーニャのブログをご覧ください。
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鳥インフル想定し演習
高病原性鳥インフルエンザのまん延防止策を早期に講じるため、上伊那地方事務所と伊那家畜保健衛生所は、防疫演習を14日行いました。 雨水を利用した車両の消毒の実演です。 塩素系消毒薬をしみこませたマットの上を車両が通過することでタイヤの消毒をします。 さらに消毒時間を長くするのと拡散させるため、発砲補助剤を消毒薬に混ぜて車両を消毒します。 この方法により、より確実な殺菌効果が得られるということです。 上伊那地域家畜伝染病防疫演習は、鳥インフルエンザの発生を想定し、関係機関が対応を確認する訓練で、獣医師やJA、市町村担当者など40人が参加しました。 飯島町のあいがも農場で鳥インフルエンザが発生したとの想定で、影響がある下伊那地域とも連携しました。 演習では、防護服を装着し、鶏の採血をする訓練や、炭酸ガスで殺処分する実技演習も行われました。 上伊那地方事務所農政課では、初動3日間で1,500羽を殺処分する場合、260人の人員が必要と試算しています。 上伊那地域では、採卵用の鶏を中心に100戸で20万羽が飼育されています。 国内では、島根県で3日に採取したコハクチョウの糞便から鳥インフルエンザウイルスが検出されています。
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2月豪雪教訓 除雪方向性かたまる
長野県は、今年2月の大雪を受け新たに天竜川河川敷に雪捨て場を設ける事や中央道が通行止めとなった場合に優先的に除雪を行う一般道などを定めた、大雪対策の方向性をまとめました。 12日は伊那合同庁舎で県や市町村の担当者30人あまりが出席し、豪雪時の連絡体制や効果的な対応について協議しました。 長野県内では今年の2月の大雪で、高速道路の閉鎖や一般道でのトラックの立ち往生などにより生活に影響がでました。 上伊那地方事務所では、効果的な除雪を行い交通がまひしないよう新たな計画をこの日示しました。 計画では、高速道路の通行止めにより、一般道に降りた車がスムーズに移動できるよう緊急確保路線として国道361号、153号等の除雪を優先的に行うよう見直しました。 また、除雪により道の脇に溜まった雪で道幅が狭まった事を受け、今年度からは新たに天竜川河川敷を雪捨て場として使えるよう、国と調整を進めています。 出席者からは「上伊那の降雪量を把握し正確な情報を提供してほしい」「高齢者にも十分な情報が届くような体制を考えてほしい」などの意見が出ていました。 県では、新たな取り組みもあるので検証を行いながら、地域にあった除雪体制を築いていきたいとしています。
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上伊那おもてなし向上セミナー 初開催
先月設立された、上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、「おもてなし向上」の気運を高めようと12日、伊那市内でおもてなし向上セミナーを開きました。 上伊那おもてなし向上セミナーは、観光サービスに対する満足度や、魅力を向上させ、リピーターを増やしていこうと、実行委員会が初めて開いたものです。 セミナーでは、平成25年度信州おもてなし大賞を受賞した、高遠中学校の「観桜期のおもてなし活動について」城倉淳教諭が発表しました。 城倉教諭は、「笑顔を忘れないことがおもてなしには必要。その笑顔が、お客様の来年もまた来るの一言につながり、子どもたちのやる気につながっている」と話していました。 また、伊那食品工業の塚越寛会長と長野市の中央タクシー、宇都宮恒久会長による「企業や地域を元気にするためのおもてなし」と題したパネルディスカッションも行われました。 塚越会長は、観光客を呼び込むには、5つの要素、「見る」「食べる」「買う」「学ぶ」「癒し」が必要と話しました。 宇都宮会長は、「中央タクシーの客の9割が電話予約をするリピーター。そこには徹底した“真心サービス”がある」としています。 「客の幸せが先、利益は後」そのためには「社内の良い人間関係こそが、良いサービスを生み出す」と話していました。 この日はこの他、平成29年度をめどに実施が予定されている、地域資源を活用した上伊那検定の模擬アンケートも行われました。 設問は全部で10で、漂泊の俳人、井上井月や、南箕輪村の大芝の温泉に関するものなどがありました。