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松くい虫被害 箕輪町三日町南部で被害が拡大
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が5日に開かれ、箕輪町の三日町南部で被害が拡大していることが報告されました。 伊那合同庁舎で、上伊那8市町村の担当者が出席し対策協議会が開かれ、被害状況が報告されました。 報告によりますと、箕輪町では、三日町南部で被害が拡大していて、現在、伐倒処理が行われています。 今年5月に三日町の北部で被害木が1本確認され、三日町南部では、4月から5月にかけ被害が拡大したということです。 上伊那全体の被害は、9月末現在2,930立方メートルで、去年の同じ時期の被害量の92%と若干減少しています。 他の地域の被害は、10月に伊那市山寺で4本、11月に西箕輪与地で1本確認されています。 協議会では、被害が確認されている先端地域について伐倒処理などの対策を重点的に行い、被害拡大を防止していくとしています。
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上伊那消防広域化協議会 想定協議終える
上伊那消防広域化協議会が4日伊那市内で開かれ、広域化に伴い想定した全ての協議が終了しました。来年1月20日には上伊那の8市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。 4日は広域化後の本部や各消防署の名称についての協議が行われました。 結果、本部の名称については「上伊那広域消防本部」に決まりました。 消防署については、駒ヶ根市の北消防署と飯島町の南消防署は、伊南 北、伊南 南消防署に変更し、それ以外の消防署はこれまでどおりとする事が決まりました。 これにより、協議会発足時に想定した、45項目全ての協議が終了しました。 また、協議会では国から消防広域化重点地域の指定に伴い県に対し財政支援を求めていく事を確認しました。 県に対し支援を求めるのは、広域化に伴う消防車や救急車の表示変更の費用や、事務所のOA機器の整備費など5千万円です。 要望書は5日白鳥孝伊那市長が県庁を訪れ、阿部守一知事に手渡すという事です。
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ノロウイルス食中毒注意報 全県発令
長野県は4日ノロウイルス食中毒注意報を全県に発令しました。 ノロウイルスに感染すると下痢や嘔吐などの症状が現れます。県では手洗いのほか調理の際は十分に火を通すなど食中毒予防を呼びかけています。
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債権売買の特殊詐欺で600万円だまし取られる被害
上伊那郡の70代の女性が債権売買に関する特殊詐欺にあい、現金600万円をだまし取られる被害に遭っていたことがわかりました。 伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは上伊那郡に住む70代の女性です。 10月に会社員を名乗る男性から女性宅に電話があり、「介護施設の債権を上伊那郡在住者のみ買うことができる」「埼玉県の人があなたの名前で債権を2,000万円分買った」「警察に言っても関係者として逮捕される」などと言われました。 その後、介護施設の運営会社社員を名乗る男から被害者に電話があり、「まだ埼玉県の人から2,000万円が振り込まれない。あなたが払えば逮捕されないようにできる」などと言われ、女性は10月23日に指定された東京都内の住所宛てに、ゆうパックで300万円を送りました。 その後も電話で「施設の入居者が少ない場合、もう一度払わないと内々にできず、逮捕される」「払えば後で債権の証書を送る」などと言われ、11月2日にさらに300万円を送りました。 しかし、債権証書が届かず、電話もつながらなくなったため、だまされたことに気づき警察に届け出たものです。 伊那署では、「投資の話には安易にのらない」「金銭の支払いは一人で即決しない」など、詐欺被害防止を呼び掛けています。
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障害者週間に合わせた販売会
3日から9日までの障害者週間に合わせて、障害者福祉施設による販売会が2日から伊那合同庁舎で開かれています。 伊那保健福祉事務所管内にある10個の障害者福祉施設は、障害者の工賃アップなどを目的に7年前からこの販売会を開いています。 初日の2日は、4施設の利用者と職員12人が、手作りの手芸作品やお菓子を販売しました。 去年は5日間でおよそ10万円の売り上げがあったということです。 また今年から初めて、ラーメンとうどんの移動販売も行われています。 施設利用者は「販売する機会があまりないので、たくさんの人に来てもらいたいです」と話していました。 販売会は6日まで伊那合同庁舎で開かれていて、時間は正午から午後1時となっています。
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新型インフルエンザ対策研修会
今年施行された国の新型インフルエンザ等対策特別措置法に伴い、上伊那地域における対策を迅速に進めようと2日、伊那合同庁舎で研修会が開かれました。 2日は県や警察、関係機関の代表で組織する長野県新型インフルエンザ等対策本部上伊那地方部の中から20人が参加しました。 上伊那地方部は17の班に分かれていて、新型インフルエンザが発生した場合の対応や連携について説明を受けていました。 新型インフルエンザは鳥インフルエンザが鳥や人などの体内で変異して、強い感染力を持ち、38度を超える発熱が特徴的な症状とされています。 上伊那地方事務所は「これからの時期インフルエンザが流行するシーズン、情報収集や状況報告などを徹底して欲しい」と話していました。 長野県では、新型インフルエンザ対応マニュアルを来年1月に作成するということです。
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師走 冬の風物詩ザザムシ漁解禁
伊那市の天竜川では、伊那谷の冬の風物詩ザザムシ漁が1日に解禁となり、早速、漁をする人の姿が見られました。 伊那市美原の中村袈裟治さん80歳です。 ザザムシ漁を始めた20年前から使っている鉄のガンジキを履き、浅瀬へ出ます。 万農ぐわでコケのついた石を掘り返すと、石の裏側についていたザザムシが四手網に流れていきます。 ザザムシ漁は、1日解禁となり、来年2月末まで上伊那の天竜川で行われます。 5分ほど石を掘り起こすと、ザザムシと呼ばれるトビケラやヘビトンボなどの幼虫が捕れました。 粗目と醤油で2時間ほど煮込み佃煮にする伊那谷の伝統食です。 水温が下がる1月中旬頃が脂がのって美味しくなるということで、中村さんは、シーズン中6キロほど捕り、家族や親せきなどで味わうということです。
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10月有効求人倍率 3か月連続上昇
上伊那の10月の月間有効求人倍率は0.88倍で9月から0.02ポイント上昇しました。 有効求人倍率は、8月から3カ月連続で上昇しています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を8.2%上回る1,208人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を10.6%下回る843人でした。 これにより、10月の月間有効求人倍率は、9月を0.02ポイント上回る0.88倍でした。 月間有効求人倍率が0.8倍を超えた9月からさらに0.02ポイント上昇したことにより、平成20年10月のリーマンショック後最高の倍率となっています。 ハローワーク伊那によりますと、全体的に景気は改善傾向にあるということで、主力の製造業では、前の月と比べて新規求人数が23.8%増加し187人となっています。 ハローワーク伊那では、雇用情勢について、「依然として厳しい状況にあるものの、持ち直しの動きがみられる」としています。 また、来年3月卒業の高校新卒者の求人倍率は0.94倍で前の月から0.04ポイント上昇しました。 就職内定率は74.6%で、前の年の同じ月と比べて5.3%上昇しています。
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民間の力を活用し広域観光を推進
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、上伊那地域への観光客誘致を推進するため、専門的な知識やノウハウを持つ民間の力を活用して広域観光に力を入れていく考えを28日に示しました。 これは、28日に開かれた上伊那広域連合議会一般質問で、議員の質問にこたえたものです。 東京オリンピックやリニア中央新幹線の開通を見据え、情報発信のノウハウを持つ雑誌社や、海外観光客向けの通訳、外国の情報分析に優れている人などの力を活用したいとしています。 白鳥連合長は「民間の専門的な力を活用し、上伊那全体を動かせるような実働部隊を作っていきたい。今までは力点を置いてこなかったが、海外からも訪れてもらえるよう上伊那一丸となって取り組みたい」と話していました。
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ごみ処理施設建設候補地の地元区、桜井区が要望書を提出
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元区、桜井区が27日、建設同意の条件となる要望書を提出しました。 これは、28日に開かれた、上伊那広域連合議会全員協議会で報告されたものです。 それによりますと、27日、藤澤繁弘区長ら区の役員が広域連合を訪れ、要望書を提出したということです。 要望書の内容については、まだ明らかにされていません。 広域連合と桜井区では、早急に要望内容について協議するということです。 もう一つの地元区、北新区からは、今月25日に建設に同意する回答がありました。 広域連合では、桜井区の同意が得られれば、地権者との交渉などの手続きを始め、3か月ほどをめどに2つの区と建設に関する基本協定を結ぶ計画です。 白鳥孝連合長は「桜井区についても年内に同意を頂けるよう、真摯に話し合いをし、全力で取り組んでいきたい」と話していました。
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児童養護施設たかずやの里 竣工式予定日は来年3月22日
移転新築に伴い広く市民に募金を呼びかけ建設が進められている児童養護施設たかずやの里の新しい施設について、上伊那広域連合は竣工式の予定日を来年3月22日としました。 管理棟、男子棟、女子棟が作られ、子ども達がグループごとに生活する施設になります。 施設建設の総事業費は、約4億円で、これまで個人や団体から施設整備に寄せられた寄付金は636件、約3,690万円となっています。
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工科短大 平成28年4月開校
長野県の阿部守一知事は、上伊那地域に設置が計画されている新たな県工科短期大学について平成28年4月の開校を目指す考えを27日示しました。 これは、27日開かれた長野県議会11月定例会の中で議員の質問に答えたものです。 阿部知事は、新たな工科短大の開校時期について平成28年4月を目指すとし、場所は南箕輪村の伊那技術専門校の校舎を改修し利用する計画で、来年度に実施設計に入りたいとしています。 名称は、南信工科短期大学校で、既にある上田市の県工科短大と同等の位置づけとし、専任の校長を配置するとしています。 学科は、機械システムと電気電子システムの2つの学科を設置し、より高度で専門的な教育を行うと共に、現在技術専門校で行っている短期の離職者を対象とした6か月間の訓練は、継続する予定です。 工科短大については、上伊那の自治体や商工団体などが、人材の育成による地域活性化や、若い世代の人口定着などを目的に設置を求めていました。 県では、これらの計画の内容を記した設置概要案を今月中に示す予定です。
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上伊那地域観光戦略会議 おもてなし向上分科会初会合
上伊那地域の観光サービスの向上に力を入れようと、上伊那地域観光戦略会議のおもてなし向上分科会の初会合が26日、伊那合同庁舎で開かれました。 26日は、上伊那の商工団体や観光関係者などでつくる委員9人が集まり、ボランティアガイドの育成支援などの取り組みについて話し合いました。 委員からは、「ボランティアガイドが地域の歴史や文化を工夫して発信するとリピーターも増えるのでは」といった意見や、「おもてなしとは訪れた人が感じ取るもの。訪れた人がおもてなしを感じ取れるシーンを創りだすことが必要」といった意見が出ました。 平成24年の上伊那の観光客数はおよそ440万人、観光消費額はおよそ100億円で、ともに県内10広域中、下から3番目となっています。 また、観光客1人の1日あたりの観光消費額はおよそ2,000円で最下位となっています。 2回目の分科会は来年2月に開かれる予定で、施策展開などを話し合う予定です。
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北新区 新ごみ中間処理施設建設同意
上伊那広域連合が計画している新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元区のひとつ伊那市富県の北新区は、施設建設に同意することを決めました。 25日は北新区の間澤傳区長ら役員3人が伊那市役所を訪れ上伊那広域連合の白鳥孝連合長に建設同意を伝えました。 広域連合は建設候補地となっている伊那市富県天伯水源付近の地元北新区と桜井区に建設同意の申し入れをしていました。 このうち北新区からは施設建設にあたり地元からの要望が出されていました。 協議により地域の道路改良や定住対策のほか、建設期間と稼働期間を合わせた33年間の環境保全協定を締結し、この間の協力費を8,500万円とすることなどが決まりました。 北新区では建設同意について各世帯から賛成反対の意向調査を行い結果は賛成多数だったということです。 広域連合が建設同意を求めているもうひとつの地元区、桜井区は、近日中に要望書を提出する予定です。 また施設建設の協力を依頼している隣接区の上山田区からはすでに要望書が出されていて現在、区役員とのあいだで協議が行われているということです。 広域連合では今後北新区との協議を基本に桜井区と協議し早い時期に建設同意を得たいとしています
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上伊那郡縦断駅伝大会 伊那市2連覇
第61回上伊那郡縦断駅伝競走大会が24日開かれ、伊那市が2年連続8回目の優勝を果たしました。 大会には上伊那8市町村の代表チームに加え、10チームがオープン参加し、駒ヶ根市から辰野町までの6区間38.1キロをタスキでつなぎました。 この大会は上伊那陸上競技協会と上伊那ケーブルテレビ協議会が主催していて今年で61回目です。 一区は伊那市の北原崇志さんがトップでタスキを渡します。 難所の火山峠を越える2区では宮田村の宮下竣さんがトップで通過します。 伊那市はその後、安定した走りを見せ3区で2位、4区で1位、5区、6区でそのリードを守りゴールしました。 大会は、1区から6区までの総合タイムで順位が決まり、優勝は伊那市でタイムは2時間10分5秒、準優勝は駒ヶ根市で2時間10分17秒、3位は箕輪町で2時間16分19秒でした。 南箕輪村は8位でした
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青葉の会写真展はじまる
上伊那の写真愛好家でつくる青葉の会の写真展が22日から、伊那市立伊那図書館で開かれています。 会場には、会員11人の作品、22点が並んでいます。 青葉の会は、市内で開かれていた写真講座の生徒が、講座が終了しても活動を続けようと20年前に発足しました。 メンバーは上伊那在住の60代から80代です。 月に1回、長野県内を中心に撮影会を開いていて、主に風景写真を撮影しているということです。 今年は、飯山市の北竜湖、茅野市の横谷渓谷、小谷村の栂池高原などに足を運び、思い思いに撮影した写真が展示されています。 青葉の会の写真展は、12月1日(日)まで、伊那図書館で開かれています。
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写真集団アルプ 山岳写真展
山岳写真集団アルプの第4回写真展が、今日から伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、伊那谷を中心とする山岳写真愛好者17人の作品53点が展示されています。 会員は、日本山岳写真協会の会員と、元会員で構成されていますが、アルプでは、稜線からの写真にこだわらず、高原など親しみのある風景も写真に収めます。 今回は、スイスのマッターホルンやヒマラヤなどこれまで公開する機会が少なかったという海外で撮影した写真も多く並んでいます。 「同じ山でも季節や時間が違うと異なる表情を見せる」そんな情景を楽しんで欲しいと話します。 この写真集団アルプの山岳写真展は、24日(日)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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防犯活動などに貢献 個人と団体表彰
地域の防犯活動などに貢献したとして、伊那警察署管内の防犯功労者2人と1団体が、全国防犯協会連合会表彰などを受賞しました。 20日は、伊那警察署で受賞の報告がありました。 全国防犯協会連合会表彰を個人で受賞したのは、伊那ジェルス隊隊長の中山良子さん、関東防犯協会連絡協議会表彰を受賞したのは、箕輪北小学校通学パトロールの会と、辰野町防犯協会連合会防犯指導委員長の宮原正廣さんです。 全国防犯協会連合会表彰と関東防犯協会連絡協議会表彰は、地域の安全活動に努め、安心な街づくりに貢献した個人または団体に送られるものです。 箕輪北小学校通学パトロールの会の南山健司会長は、「子どもの安全を守る活動を若い世代にも引き継いでいきたい」と話していました。
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小さな親切運動作文箕輪北小学校6年小針悠斗くん優秀賞
箕輪北小学校6年の小針悠斗くんが、平成25年度小さな親切作文コンクールで優秀賞に選ばれました。 18日は、小さな親切運動上伊那支部の山田益支部長が箕輪北小学校を訪れ、小針くんに賞状と楯を手渡しました。 小さな親切作文コンクールは、子ども達に親切の意味と大切さを知ってもらおうと、公益社団法人「小さな親切運動本部」が1976年から行っているもので、今回で38回目です。 上伊那の小中学校からは、小学校の部に82点、中学校の部に721点の応募がありました。 小針くんは、一緒に暮らしている祖父が家族のことを考えて働いている様子を書きました。 上伊那支部では、小学校の部は小針悠斗くん1人、中学校の部は東部中学校2年の三澤茉南さんと箕輪中学校1年の有賀光希くんの2人が優秀賞に選ばれています。
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新伊那消防署庁舎 安全祈願
老朽化に伴い新しく建設される伊那消防署庁舎の安全祈願祭と起工式が18日、現地で行われました。 平成27年4月の供用開始を目指します。 新しい伊那消防署庁舎は伊那市荒井の富士塚グラウンド北側に建設されます。 式には、伊那消防組合、組合長の白鳥孝伊那市長をはじめ伊南行政組合、地元関係者など70人が出席しました。 庁舎は、2階建てで、消防広域化に伴い建物の中に上伊那広域消防本部や通信指令センターが入ります。 この他に、6階建ての訓練塔や防災倉庫も建設されます。 全体の延床面積はおよそ3300平方メートルで事業費は13億円となっています。 新しい庁舎は来年の12月に完成する予定で、平成27年4月の供用開始を目指します。
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太鼓で交流 子ども太鼓inいな
太鼓を学習に取り入れている上伊那の小学校の発表会「学校太鼓交流会 子ども太鼓in伊那」が17日伊那市のいなっせで開かれました。 これは、子供どうしの交流と太鼓の技術向上を目的に上伊那教育会が毎年開いているもので今年で13回目になります。 交流会には、上伊那の9校と地域の太鼓グループ2団体が出演しました。 このうち、富県小学校3年かがやき組は、オリジナル曲を披露しました。 かがやき組は、1年生の時から担任の中島元博教諭が太鼓を教えていて、太鼓を打つことでクラスのまとまり、一人一人が活発になったという事です。 研究会の本多俊夫会長は、「和太鼓は日本の魂。太鼓を通して学年を越え、絆を深めてほしい」と話していました。
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県縦断駅伝 上伊那総合6位
第62回長野県縦断駅伝の2日目が17日、松本市から飯田市までの98.5キロで行われ上伊那は2日目4位で総合成績は6位に終わりました。 上伊那は初日の16日トップと9分6秒差の6位でゴールしました。 2日目の17日は、松本市の松本城公園を午前8時にスタートしました。 県縦断駅伝は16日、17日の2日間で長野市から飯田市までの217.5キロをタスキでつなぎました。 2日目の今日は松本市から飯田市までの98.5キロです。 2日目の結果上伊那は4位で飯田合同庁舎にゴールし1日目と合わせた総合タイムは11時間58分15秒で総合6位でした。 2日間のタイムを合計した総合成績では全諏訪が11時間46分39秒の大会新記録で総合優勝を果たしました。
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長野県縦断駅伝 初日は上伊那6位
第62回長野県縦断駅伝が16日始まりました。 長野市から岡谷市までの初日、上伊那は6位となっています。 16日は朝8時30分に15チームが長野市の信濃毎日新聞本社前をスタートしました。 長野県縦断駅伝はきょうとあすの二日間で、長野市から飯田市までの22区間、217.5キロをたすきでつなぎます。 上伊那は、2区までに10位と出遅れましたが徐々に順位を上げ、1位の上田東御小県と9分6秒差の6位で岡谷市役所にゴールしました。 上伊那チームの竹入増男監督は、「上位を狙っていたが、思った以上に大差をつけられてしまった。明日は序盤から追い上げて上位にプレッシャーを与えられるようなレース展開にしたい」と話していました。 17日は松本市から飯田市までの98.5キロを走ります。 伊那市の中継所は山寺の長野ダイハツ販売伊那店前で、午前10時半ごろ通過の予定です。
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上伊那の景観を考えるツアー
長野県建築士会上伊那支部による上伊那地域の景観を考えるツアーが16日行われました。 これは、長野県発地域元気づくり支援金活用事業で行われたもので、およそ90人が参加しました。 景観とは何か?をテーマに箕輪町の下古田や南箕輪村の大芝高原など5か所を回りました。 東京大学アジア生物資源環境研究センターの堀繁教授が講師をつとめました。 堀教授は景観とは「見たいものが景観ではなく、見る視点があるから景観」と説明していました。 下古田では仙丈を望むには見たいものも、視点も良いが、萱野高原を見た場合は手前の木が大きすぎるため視点が悪いと説明をしていました。 景観を良くするためには、こまめな手入れも必要と話していました。 長野県建築士会上伊那支部の堀口隆支部長は「景観は地域の活性化に大きく影響する。多くの人たちに景観の意味を理解してほしい」と話していました。
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フジ 出荷最盛期へ
冬のりんご、フジの出荷がピークを迎えています。 箕輪町中原の果実選果場では、15日一日で10キロ入りのケース、1,000ケースを出荷しました。 箕輪果実選果場には、伊那市より北の上伊那4市町村からりんごが集まってきます。 フジは、11種類あるりんごの中で4割を占める主力品種で、関東や中京、関西などの都市部に出荷されています。 出荷作業は、6日から始まっていますが、ここ数日の冷え込みで蜜が入り本格化しました。 パートやアルバイト、JAの職員など20人ほどで作業にあたります。 キズの有無を確認したあと、光センサーで着色や糖度、大きさをチェックし箱詰めされていきます。 今年は、春先の霜と夏場の高温干ばつ、台風18号による擦り傷の被害で総出荷量は、去年の2万ケースより2割ほど減になるものと見られています。 ただ、糖度は高く、味は去年を上回っているということです。 出荷は、11月末までで、20日以降は、一日に1,500ケースを見込んでいます。
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南信高校生 就職内定率77.2%
長野県教育委員会は、来春卒業予定の高校生の就職内定状況を発表しました。 南信地域の就職内定率は、10月末現在77.2%で、県内4地区で最も高くなっています。 これは、14日長野県教育委員会が発表したものです。 それによりますと、来年3月に卒業を予定している南信地域の高校生の就職希望者数は1,055人で、内定者数は814人ということです。 内定率は77.2%で、前の年の同じ時期を4.4ポイント上回りました。 県内平均は69.8%で、南信は7.4ポイント上回っています。 男女別では、男子が77.4%、女子は76.7%となっています。 県全体では、3,091人が就職を希望していて、うち2,158人が内定しているということです。 県教育委員会では、今後は個々の希望に応じた支援の強化と、各高校にいる自立支援コーディネーターとの連携による指導を行い、内定率をさらに高めていく考えです。
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西駒山荘を回想する講演会
中央アルプスの安全登山に寄与してきた西駒山荘の98年間の歴史を、郷土史家や、歴代の小屋管理人などが回想する講演会が9日、伊那市の創造館で開かれました。 これは、山岳関係者などで組織する西駒こまくさ会が主催しました。 郷土史家であり、中学校教諭時代に生徒を連れて西駒登山をした春日博人さんは「小屋ができる前は、学校登山でも野営をしていた。小屋のありがたさを後世に伝えなければならない。」 高遠中学校教頭で、長野県の近代史に詳しい塚田博之さんは「中箕輪尋常高等小学校の遭難がなければ学校登山はこれほどまで続かなかっただろう」と話しました。 講演会では、98年前に西駒山荘を建設した中心人物の子孫にあたり、自身も改築に係った内ノ萱の唐木 好春さんと同じく内ノ萱で小屋の管理人をつとめた室岡 智明さん、現在の管理人宮下拓也さんが、小屋にまつわる思い出を語りました。
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伊那地域の最低気温-2.6度 今季一番の冷え込み
14日朝の伊那地域の最低気温は、-2.6度と、今シーズン一番の冷え込みとなりました。 14日朝の最低気温は、平年より4度ほど低い-2.6度で、12月上旬並みの冷え込みとなりました。 長野地方気象台によりますと、明日は上空に残っていた寒気が抜けるため気温は平年並みに戻るということですが、湿った空気が流れ込み朝から昼過ぎまで雨になると予想しています。
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消防広域化後 出動区域素案示す
上伊那消防広域化協議会が11日、伊那市のいなっせで開かれ消防広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。伊那消防署の出動区域が減少し、他の3つの消防署の管轄が増加する案となっています。 11日は伊那市内で12回目の協議会が開かれ広域化後の各消防署の出動区域を見直した素案が示されました。 広域化後は、これまでの市町村の境界では無く、現場到着時間の短縮を図る為、最も近い消防署から出動し、活動する事を基本としています。 示された素案によりますと広域化後はこれまで伊那消防署が管轄していた、伊那市西箕輪の吹上、大泉新田、南箕輪村の北原、久保、中込、塩ノ井は箕輪消防署。富県の桜井、貝沼、美篶の中県、下県、手良の八ツ手、下手良、は高遠消防署。西春近の赤木、下牧は、駒ヶ根市の北消防署が管轄するとしています。 今回の出動区域の変更により、各消防署の救急隊の出動回数は、平成24年のデータを基に一隊あたり、伊那消防署は672件、高遠消防署は577件、箕輪消防署は489件となります。 広域化後は、部隊体制や車両配備など、状況を見ながら見直しを進めるとしています。 広域化協議会では、来月までに、関係する区長会や各市町村議会、警察、消防団に説明をしていくとしています。 上伊那消防広域化協議会では、来年1月20日に、各市町村長が出席して広域化に関する協定を締結する予定です。
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たかずやの里 6人が七五三
伊那市の伊藤光森宮司のはからいで、児童養護施設たかずやの里の子ども6人が10日に七五三の行事を体験しました。 たかずやの里の子どもたちが七五三を行うのは今回が初めてだということです。 伊那市山寺の伊藤宮司が、七五三の神事を子どもたちにも経験してもらいたいと去年から働きかけてきました。 10日は、7歳3人、5歳2人、3歳1人の6人がお祓いをしてもらったり、祝詞を聞いたり、玉串を供えたりしました。 一連の神事が終わると伊藤宮司から千歳飴とお守りを受け取りました。 たかずやの里は、富県にある上伊那唯一の児童養護施設です。 現在新しい施設の建設工事が進められていて、東春近に移転することが決まっています。 伊藤宮司は、「これからも元気よく、大きく成長してください」と子どもたちに話していました。 七五三を経験したある子どもは、「とても楽しかった。」と喜び、たかずやの里では、「いい体験になりありがたい」と感謝していました。 神社側では、今後も続けていきたいとしていますが、東春近に施設が移転するため来年の実施は未定だということです。