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伊那RCが弥生高で課外授業
伊那ロータリークラブは、今後の進路選択や職業を考えるうえで役立ててもらいたいと、伊那弥生ヶ丘高校で課外授業を、23日行いました。
課外授業では、伊那ロータリークラブの会員で、会社の経営者など10人が講師を務めました。
これは、伊那ロータリークラブが、地域貢献の一環で毎年行っているもので、今年で6年目になります。
授業を受けたのは1年生240人ほどです。2年生になり、大学受験への準備を始める前に、高校生のうちにやっておくべきことや働くこととはどんなことかを学びます。
1年生は、金融や福祉医療など、それぞれ自分が関心のある分野の講師から話を聞きました。
佐藤整骨院を営む佐藤賢司さんは、「どんな仕事に就きたいかという目標と、なぜ勉強するのかをという手段を一致させる事が大切。目標に向かって少しでも早く、明日からでも対応していくといい」と話していました。
伊那ロータリークラブの小林孝行会長は、 「人生の先輩達の話が高校生の役に立てばうれしい」と話していました。 -
上伊那英語教育研究会講演会
上伊那の小中学校教諭でつくる上伊那英語教育研究会は18日、授業研究を兼ねた講演会を伊那市のいなっせで開きました。
講演会は年1回開いているもので、今年は初めて一般にも公開され、およそ90人が参加しました。
講演したのはNHKラジオ英会話の講師を務めている遠山顕さんです。
遠山さんは、英語を学ぶために、話したいことを話し、聞きたいことを聞くことが一番として、自分が好きなことの話ができるシチュエーションを作ることが望ましいと話していました。
勉強のポイントとして、英語は声に出して口を使うこと、一つの表現につき2通りの言い回しを覚えることなどをアドバイスしていました。 -
クリスマスローズの展示会
信濃クリスマスローズ愛好会によるクリスマスローズの展示会が24日から、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
会場には、色とりどりのクリスマスローズおよそ120点が並んでいます。
展示会は、中南信地域の愛好家でつくる信濃クリスマスローズ愛好会が開いているもので、くぬぎの杜では3回目です。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産の冬の花で、白いバラのように見えることからそう呼ばれています。
近年品種改良によって栽培されるようになったゴールドフラッシュとよばれるこの品種は、花びらやがくが黄色で、紫の模様が特徴です。
展示会は、26日日曜日まで伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
期間中午後2時からは、育て方についての講習会を予定しています。 -
高校入試後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校入学者後期選抜の今日時点での志願者数を発表しました。
全県の全日制の志願者は1万2千788人で、倍率は1.06倍です。
辰野高校普通科は58人で0.81倍、商業科は18人で0.9倍となっています。 -
もりもり上伊那山の感謝祭
林業関係者の表彰・活動報告などを行うもりもり上伊那山の感謝祭が、23日、伊那市のいなっせで行われました。
もりもり上伊那山の感謝祭は、上伊那地域の8割を占める森林の機能を持続的に発展させ、健全な姿で次世代に引き継いでいこうと毎年、行われています。
23日は、森林整備や治山事業・鳥獣保護などに功績のあった7人に、表彰状が手渡されました。
7人を代表して、地域林業の振興に寄与したとして表彰された伊那市の橋爪庄一さんは、「森林業は、未来のために汗を流す職業。これからも地域林業の発展に力を尽くしたい」と話していました。
主催した上伊那地方事務所の市川武二所長は、「森林は、先人達が守り育てた大切な財産。上伊那の森林づくり・山づくりをさらに推進したい」と話していました。 -
長野県地域いきいき実践塾 活動発表会
地域の活動に積極的に参加するための企画力や自己表現力を養う、長野県地域いきいき実践塾伊那支部の活動発表会が、16日、伊那合同庁舎で開かれました。
地域いきいき実践塾は、長野県長寿社会開発センターが、県下10支部で開いてきました。
伊那支部では、今年度、31人が、講義やワークショップを通して、地域活動への参画について学んできました。
16日は6つのグループがそれぞれ取り組んできた事を発表しました。
ハーモニカを通して社会貢献に取り組んだグループは、初心者から始めた人もいるなかで、高齢者や障害者の社会施設で、慰問活動を行うほど上達した事などを発表していました。
ハーモニカが演奏されると、他のメンバーも自然と歌を口ずさみ、発表者に拍手を送っていました。
発表会のあとには、修了式が行われ、メンバーに修了証書がおくられました。
なお、長野県地域いきいき実践塾は、去年9月に行われた、信州型事業仕分けで抜本的見直しが必要と仕分けされ、県は廃止の方針を示しています。
そのため、実践塾は、今年度で終了し、実践塾の講座内容の一部は、県シニア大学に統合されます。 -
公立高校後期選抜 募集人員を発表
長野県教育員会は21日、平成24年度公立高校後期選抜の募集人員を発表しました。
上伊那8校の募集人員は次の通りです。
辰野高校です。普通科72 人、商業科20人の募集です。
上伊那農業高校です。
生産環境、園芸科学、生物科学、緑地創造ともに20人ずつの募集となっています。
高遠高校は普通科72人の募集です。
伊那北高校は普通科200人、理数科4人の募集です。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科240人の募集です。
赤穂高校です。普通科160人、商業科40人の募集です。
駒ヶ根工業高校です。
機械、電気、情報技術一括60人の募集です。
箕輪進修高校です。
普通I部・II部合わせて40人、普通III部28人、工業I部が20人の募集です。
後期選抜志願者数の発表は、24日(金)と3月1日(木)、後期選抜試験は3月7日(水)となっています。 -
上伊那地域戦略会議
上伊那地域が持つ特徴を活かした政策などを検討する上伊那地域戦略会議の3回目の会合が20日、伊那合同庁舎で開かれ、5つの主要施策をまとめた上伊那地域ビジョンの素案を確認しました。
地域戦略会議は、行政やJA上伊那、上伊那医師会などの委員17人で構成されていて、20日は、地域ビジョンの素案について協議しました。
上伊那地域ビジョンは、上伊那地域が持つ特性や課題を踏まえ、平成25年度から5年後の上伊那の目指す姿と、実現する為の施策について示すものです。
素案では、これまでに委員から出された意見を基に、5つの主要施策をまとめました。
主要施策は、▽豊かな自然環境の保全と地域資源の活用▽産業基盤づくりの推進▽将来を担う人づくりへの取り組み▽安全・安心な社会の構築▽将来を見据えた活発な交流促進 の5つです。
意見交換で委員からは「守りに入った政策というイメージ。生物多様性や温暖化対策など、グローバルな考え方を取り入れるべき」などの意見が出されました。
次回の会合では、ビジョンの原案が示される予定です。 -
伊那広域シルバー人材センターの会員作品展
伊那広域シルバー人材センターの会員作品展が、23日木曜日まで開かれています。
会場には、会員89人の作品およそ200点が並んでいます。
趣味で作ったという木彫や写真、手芸などジャンルは様々です。
作品展は今年で19回目となっていて、毎年楽しみにしている人も多いということです。
シルバー人材センターでは「力作、大作が揃っているので、是非多くの人に来てもらいたい」と来場を呼び掛けています。
作品展は23日木曜日まで、伊那市の伊那広域シルバー人材センターで開かれています。 -
ライオンズクラブと聴覚障害者が交流ボウリング大会
伊那、駒ヶ根、辰野のライオンズクラブと、聴覚障害者との交流ボウリング大会が、19日、南箕輪村で開かれました。
南箕輪村久保のボウリング場で開かれた大会には、伊那、駒ヶ根、辰野のライオンズクラブと、上伊那聴覚障害者協会、上伊那手話サークルのメンバーと家族など約70人が参加しました。
大会は、ライオンズクラブが障害者支援を目的に始めたもので今回で11回目になります。
ライオンズクラブのメンバーは簡単な手話を教わって「上手ですね」などと会話をしながらゲームを楽しんでいました。
辰野ライオンズクラブの林勝一会長は、「楽しみながら交流する事で、お互いの理解を深めていきたい」と話していました。 -
「高校生レストラン」の仕掛け人 岸川政之さん講演
テレビドラマ化された「高校生レストラン」の仕掛け人で、三重県多気町役場職員の岸川政之さんの講演会が10日、JA上伊那本所で開かれました。
岸川さんは、「地域の宝を探し、育ててほしい」と呼びかけました。
岸川さんは、地元の相可高校食物調理科の生徒たちが切り盛りするレストラン「まごの店」設立に奔走。
岸川さんの情熱が、高校・行政・地域を巻き込んで高校生自らが調理、接客、コスト管理を行なうレストラン誕生に至りました。
高校生レストランは、15歳で料理の道を目指す高校生たちの道場だと説明し、▽地元にあるものばかりを見ていて、ないものは探していない▽コンサルタントの手は借りず自分たちですべて考えている▽ビジネスを意識し、町の補助は一切受けていないなどと地域おこしのポイントを話しました。
岸川さんは、「高校生が真剣勝負の調理をして、お客が喜んで食べる。そこに感動が生まれる」と話しました。 -
上伊那消防広域化 将来像示す
上伊那地域にある伊那消防組合と伊南行政組合が一本化し、広域化した場合の消防の将来像が、17日伊那消防組合議会で示されました。
広域化に向け本格的な検討を行なう協議会の設置は、各市町村の意向を確認し、3月22日に決定します。
上伊那地域にふたつある消防本部を一本化する広域化は、伊那や伊南の消防長、6つの消防署の署長などが研究会を組織し検討を進めています。
今回議会に示された将来像には、本部機能を一本化し、1つの消防本部と指令センター、現在ある6つの消防署で業務を行なうことが明記されています。
広域化は、現場到着までの時間短縮や大規模災害への対応、効率的な財政運営を目的に行なわれるもので、期限までに行なうと国から財政的な支援が受けられます。
今回初めて現在と広域化後の財政シュミレーションも示され、将来的に各市町村の負担金が減る見通しとなっています。
職員の給与は、数年間かけて統一化していくとしています。
議員からは、「新しい伊那消防署の庁舎が本部となる可能性が高いので、建設場所選定にあたり伊那以外の住民の意見を聞くべき」「消防団との関係性は、これまで通り保持してほしい」などといった質問や意見がありましたが、広域化に反対する意見はありませんでした。
この将来像は、伊南行政組合でも20日に報告されることになっています。
今後は、各市町村で意思を決定し、3月22日の伊那消防組合議会に結果を持ち寄り組合としての方針を決定します。
理解が得られた場合、市町村長らで組織する協議会を設置して、広域消防運営計画を策定。
順調に進んだ場合、平成26年度に計画を決定し、27年度、広域消防が発足する見通しです。 -
南アルプス食害協議会 活動報告
ニホンジカによる食害対策に取り組んでいる南アルプス食害対策協議会が17日開かれ、高山植物の回復についてバランスよく生息させていくことが必要などと報告しました。
17日は、伊那市役所で活動報告会が開かれ、関係者およそ80人が集まりました。
協議会は、伊那市など4市町村の他、国や県、信州大学農学部などで組織していて、17日は、これまでの取り組みについて報告しました。
このうち、仙丈ヶ岳の防除柵の設置による高山植物の回復効果について研究している信州大学農学部の渡邉修准教授は「2008年の柵設置から2年間で、4品種の高山植物が多く見られようになった。しかし、特定の植物が優位となり、他の植物の回復を妨げていることが分かった。種の多様性の観点からも、バランスよく生息させることが必要」などと話しました。
他に、捕獲されたシカのストレスについて調べた竹田謙一准教授は「捕獲方法別によるシカに与える影響を調べたところ、主流となっているくくり罠は、ストレスを最も与えることが分かった。ストレスが多いシカの肉は、食用に向かなくなるのでシカの拘束時間の短縮や、罠の改良などを行ってストレス軽減を図ることが必要となってくる」と話しました。
協議会では、「南アルプスの貴重な自然を守るためにも、今後も各分野で協力して取り組んでいきたい」と話していました。 -
確定申告 始まる
16日から全国一斉に、平成23年分の確定申告が始まりました。伊那税務署の申告会場となっている伊那市のいなっせには、多くの人が訪れ早速申告を済ませていました。
伊那税務署では、3月15日までの期間中、毎年、いなっせ2階展示ギャラリーに確定申告の会場を設置しています。
確定申告は、農業や個人商店などの自営業者や、年収2000万円を超えるサラリーマンなどが対象となっています。
今年は、東日本大震災や県北部地震で家屋が倒壊したなどの被害を受けた人は、申告により、所得税の還付や軽減が受けられる措置がとられます。
そのため被災地から避難している人も、もよりの税務署で相談が受けられるようになっています。
所得税・贈与税の確定申告は3月15日まで、受付時間は、午前9時縲恁゚後4時までとなっています。
伊那税務署では、「期限間際になると大変込み合う。早めに申告を済ませて欲しい」と話していました。
また、自宅やオフィスでも申告ができる電子申告・納税システム(e竏探ax)を利用すると、添付書類の省略や還付が早いなどのメリットがあるとして、e-Taxの活用を呼びかけています。 -
高校入試前期選抜 合格発表
県内の公立高校前期選抜試験の合格発表が15日、行われ合格した4508人の受験生に一足早く春が訪れました。
このうち伊那市の高遠高校では、午後1時に玄関前の掲示板に合格者の番号が張り出されると、生徒や保護者が番号を確認していました。
前期選抜試験は、今月8日に実施され高遠高校普通科の募集定員は48人で、倍率は1.19倍でした。
インタ
上伊那では677人が受験し407人が合格しています。 -
生協ケアセンター春近 なないろの家 上棟式
上伊那医療生活協同組合が、今年4月の開所を目指し伊那市東春近で建設している認知症対応のグループホームの上棟式が、12日に行われました。
グループホームは、伊那市東春近中組の天竜川沿いに建設されます。
生協組合員や地元住民などが出席し、現地で行われた上棟式では、屋根の上から紅白の餅が投げられ、施設の棟上げを祝いました。
グループホーム「生協ケアセンター春近 なないろの家」は、延床面積960平方メートル、鉄骨平屋建てで、ベット数は27床です。
認知症高齢者が9人一組のグループで生活する認知症対応型共同生活介護の他、一時的な宿泊やデイサービスを行います。
黒川照子施設長は、「地域のより所となるような施設にしていきたい」と話していました。
生協ケアセンター春近なないろの家は4月1日開所予定で、現在利用登録者を募集しています。 -
自然観察インストラクターなど合同研修会
自然観察インストラクターなどの合同研修会が8日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
上伊那地域の自然観察インストラクターと長野県自然保護レンジャーの年1回の合同研修会で、この今日は23人が参加しました。
研修では、長野県環境保全研究所の須賀丈主任研究員が生物多様性について話しました。
須賀さんは、「人間の生活は生物多様性が生み出す自然の恵みに支えられているが、現代の人間の消費活動により、生物多様性が世界的に危機的な状況にある」と話しました。
国内の生物多様性に影響を及ぼす危機として、人間による開発や密猟、森林や農耕地の利用衰退とシカの分布拡大、外来生物の持ち込み、地球温暖化を挙げました。
須賀さんは、危機への対応策として戦略的な環境アセスメントの導入や、森林税を生物多様性に役立つものに改良することなどを挙げていました。 -
伊那で県リニア交通特別委員会
リニア新幹線を見据えた県の交通のあり方を検討する特別委員会が10日伊那合同庁舎で開かれ、上伊那の市町村長らが飯田への道路網の整備やJR飯田線高速化、均衡あるビジョンの策定を求めました。
長野県は、リニア中央新幹線の開業を見据えた新しい総合交通ビジョンの骨子を来年度の早い時期をめどに策定します。
10日は、策定作業にあたる検討委員12人のうち4人が参加し、上伊那の市町村長らと意見交換しました。
特別委員会では、リニア開業に伴う交通体系の骨子を来年度の早い時期までにまとめ、国やJRとの検討の場に提示していきたい考えです。 -
アマランサスうどん 今日から新発売
伊那地域アマランサス研究会のメンバーで伊那市高遠町の製麺会社「株式会社木曽屋」は、雑穀アマランサスを生地に練り込んだうどんの販売を、10日から始めました。
新商品についての説明会が9日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
研究会では、商工会議所や信州大学、食品加工会社などと連携して、アマランサスを活用した地域振興を目指し、新商品の開発などを行っています。
伊那市では、毎月17日を雑穀の日としている他、去年8月からは、市内の小中学校の学校給食にアマランサス入りのうどんを取り入れています。
木曽屋の熊谷和寛社長は「学校給食のうどんをベースに独自の加工法で商品化に辿りついた。色や食感など、市販のうどんとの差別化を図ることに苦労した」と話します。
また、信州大学農学部の根本和洋助教によると「市販の物に比べてアマランサス入りは、鉄分は3倍、カルシウムは6倍多く含まれている」ということです。
雑穀アマランサスうどんは、上伊那地域のニシザワとベルシャイン全店で、1袋128円で販売されています。 -
ネクスト・信州新世代アーティスト展
長野県の若手芸術家支援事業、ネクスト・信州新世代のアーティスト展が、伊那文化会館で、10日から始まります。
長野県は、2010年度から、若手芸術家を支援するため、長野県にゆかりのある、プロ・あるいはプロの芸術家を目指す30代までの若手芸術家を対象に、発表の場を提供するなどの活動をしています。
長野市のホクト文化ホールと、伊那文化会館を会場に展示会が開かれていて、今年は5人の作家が作品を出品しました。
1975年長野市で生まれた陶芸の本間友幸さん、
1979年安曇野市で生まれた鍛金の中嶋明希さん、
1972年上水内郡信濃町で生まれた版画の中村眞美子さん、
1984年現在の佐久市で生まれたメディア・アートの金箱淳一さん、1973年南佐久郡小海町で生まれたアニメーションの新海 誠さんの作品が展示されています。
伊那文化会館では、「今を伝える新しい美術を新発見できる展示会」と話し多くの来場を呼びかけています。
この、信州新世代のアーティスト展は、26日(日)まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。 -
第19回きさらぎ友好杯剣道大会
上伊那地域の剣道クラブが一堂に会す「第19回きさらぎ友好杯剣道大会」が5日、伊那市の勤労者福祉センター体育館で開かれました。
大会には、上伊那地域や岡谷市、佐久市などから15団体、およそ200人が参加しました。
大会では、予選のリーグ戦と決勝のトーナメント戦が行われ、勝敗を競いました。
試合が始まると、子ども達は大きな掛け声とともに、日頃の稽古の成果を相手にぶつけていました。
橋爪利彦大会長は「試合を通して課題を見つけ、今後の練習に活かしてほしい」と話していました。 -
上伊那インフル流行拡大
上伊那地域のインフルエンザ患者数は、1医療機関あたり90.38人となり、県内11地区で最も高い数値となりました。
上伊那地域の1月30日から2月5日までの1医療機関あたりの患者数は90,38人となり、県内の11地区でもっとも高い数値となりました。
長野県のまとめによりますと、県平均は41.42人で、依然として警報レベルの基準30人を上回っています。
上伊那では、去年12月から、8週連続で1医療機関あたりの患者数が増加していて、1月22日までの1週間で35.25人と警報レベルを超えて以来、59.75人、90.38人となっています。
今日現在、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市内の小学校で1クラス、箕輪町内の小学校で5クラス、南箕輪村内の小中学校で3クラスが学級閉鎖となっています。
南箕輪村では、村内の小学校で、1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健所では、感染予防の為に、手洗い・うがいをこまめにすると共に、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。 -
集落営農組織ネットワーク、認定農業者合同研修会
JA上伊那は、地域農業の振興を目的に、「集落営農組織ネットワーク・認定農業者合同研修会」を8日、伊那市のJA上伊那本所で開催しました。
研修会は、集落営農組織の法人化や、地域農業の中心的な担い手づくりなど、持続可能な農業組織を作っていこうと開かれました。
会場には、集落営農組織の代表や、市町村の認定を受けた認定農業者、自治体の農政担当者などおよそ150人が出席しました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「政府のTPPへの参加表明など農業をとりまく状況は厳しくなっている。
今後も、地域で持続可能な農業を継続していくために、環境変化に対応できる担い手づくりをしていかなければならない」と挨拶しました。
JA上伊那によりますと、上伊那地域には、集落営農組織が43、認定農業者が465人いるということです。
JA上伊那では、今後、集落営農組織と認定農業者が、一体となり地域の農業基盤を築き、次世代の担い手作りをする、環境を作っていきたいとしています。 -
公立高校前期選抜試験実施
公立高校の前期選抜試験が8日、県内一斉に行われました。
このうち南箕輪村の上伊那農業高校では、午前8時すぎから受験生が次々と試験会場に向かっていました。
前期選抜の実施は昨年度から各校の判断になっていて、上伊那8校のうち、伊那北高校、伊那弥生ヶ丘高校、赤穂高校の普通科では実施していません。
前期選抜を行った上伊那農業高校は各科募集定員が20人で、倍率は生産環境科が1.6倍、園芸科学科が2・15倍、生物科学科が2・65倍、緑地創造科が2.05倍となっています。
公立高校前期選抜試験の合格発表は15日(水)に行われます。 -
インフルエンザで学級閉鎖相次ぐ
南箕輪村の南原保育園、南部保育園、西部保育園の4クラスは、インフルエンザのため、7日から学級閉鎖となります。
学級閉鎖となるのは、南原保育園年中1クラス、南部保育園年長、年少それぞれ1クラス、西部保育園年少1クラスで、7日から10日(金)まで学級閉鎖となります。
村では、1月中旬からインフルエンザによる学級閉鎖が増え始め、現在は、クラスの2割が感染した場合に学級閉鎖としています。
保育園では、他に箕輪町で松島保育園、木下北保育園などの5クラスが7日から学級閉鎖となります。
伊那市の保育園では、学級閉鎖の措置はとっていません。
小中学校では、伊那市の新山小学校1年生1クラス、箕輪町では箕輪西小と箕輪北小の5クラス、南箕輪村では、南箕輪小、南箕輪中の3クラスで、学級閉鎖中、または、7日から学級閉鎖となっています。
県では、今月1日インフルエンザ警報を発令し、うがい、手洗い、マスクの着用など感染拡大防止に努めるよう呼びかけています -
伝統芸能の公演「如月花神楽」
伊那谷に伝わる伝統芸能の公演「如月花神楽」が5日、伊那市のいなっせで行われました。
会場には、市内外からおよそ250人が集まりました。
民族芸能の要素をベースにした舞台活動を行っている5人組邦楽グループ「和力」が、伊那谷や、日本の伝統芸能を紹介しました。
メンバーらは、しの笛や太鼓の演奏に合わせ神楽やお囃子など11演目を披露しました。
また、伊那市荒井の小学6年生の女の子4人が、荒井神社に伝わる浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、平和を祈る心の舞として70年前ほど前から全国の神社で奉納されている近代神楽の1つです。
4人は「お宮でやるのとは雰囲気が違い、いい経験になった」と話していました。
主催した伊那芸術文化協会では「伊那谷や日本の伝統芸能を後世に残せるよう、今後も取り組んでいきたい」と話していました。 -
伊那路・木曽路 広域観光推進で連携
伊那谷と木曽谷が連携して観光推進を図ろうと3日、初めての懇談会が伊那市内で開かれました。
この日は、上下伊那と木曽の自治体や観光関連業者など110人が参加しました。
懇談会は、伊那路と木曽路の広域観光の可能性を探ろうと、自治体の担当課などでつくる伊那路・木曽路広域観光連携会議が初めて開きました。
懇談会では、長野県観光企画課長の長谷川浩さんから、観光の現状や課題について説明がありました。
県全体の観光客は、平成3年が延べ1億700万人とピークで、スキー客の減少などにより平成22年では延べ8千600万人となっています。
南信では、グリーンツーリズムなどの取り組みにより伊那路が県内で唯一増加傾向にあるものの、木曽路はここ5年ほどで4割減っています。
長谷川さんは「伊那路と木曽路は観光資源の違う地域。それぞれの強みを活かし、欠点を補う連携は重要」と説明していました。
会議の後には懇親会が開かれ、参加者が名刺交換などをして交流を深めていました。
懇談会の出席者で伊那市高遠町で菓子屋を営む男性は「広域的に手を組んで誘客し、来た人に喜んでもらえるような体制が作っていけたら良いと思う」と話していました。
伊那市紹興振興部観光課の田中章課長は「どんなことが必要なのか民間のみなさんから意見を聞き、行政側の意見も取り入れながらよりよい関係を築いていきたい」と話していました。
連携会議では今後、広域マップの作成や高速道路を活用した誘客の計画など、連携した観光推進に向け、活動を検討していくことにしています。 -
公立高校前期選抜の入学志願者数
長野県教育委員会は、来年度の公立高校前期選抜の入学志願者数を3日発表しました。
全県の高校志願者数は、2万762人で、うち35%にあたる7,272人が前期選抜に出願しました。
全県の全日制の倍率は1.58倍で、上伊那農業高校の生物科学科が2.65倍、赤穂高校の商業科が2.3倍と高い倍率となっています。
辰野高校は、普通科志願者数64人で、1.33倍、商業科は32人で1.6倍となっています。 -
信州フラワーショー 始まる
長野県の冬の花が並ぶ信州フラワーショーが、JA南信会館で2日から始まりました。
品評会では、最高賞となる農林水産大臣賞に、箕輪町の古畑 為雪さんのアルストロメリアが選ばれました。
最高賞の農林水産大臣賞を受賞したのは古畑 為雪さんのアルストロメリアです。見栄えや市場性が高いことが評価されました。
信州フラワーショーは、昭和44年から開かれていて、今回で43回目を迎えます。
2日は、伊那市の竜東保育園の園児が招かれ、展示された花を見学しました。
フラワーショーは花卉生産農家の励みに、また、一般消費者へ長野県の花をPRしようと開かれています。
今年は、去年よりも70点ほど多い450点の出品がありました。
出品されたのは、上伊那の主力品目であるアルストロメリアを中心に、アネモネやダリア、レンギョウなどです。
園児達は、よい匂いなどと話しながら、冬の花を楽しんでいました。
フラワーショーに出品された花は、全て販売される予定で、非常に安価なことから人気が高く、訪れた人が早速品定めしていました。
この信州フラワーショーは、3日も、JA南信会館で開かれます。 -
伊那地域 この冬初の真冬日
2日の伊那地域は、最高気温がマイナス1.6度と、1日中氷点下の真冬日となりました。
真冬日は、この冬、初となります。
伊那市高遠町の高遠湖は、ほぼ全面が結氷していました。
長野地方気象台によりますと、2日は、県全域で、南信濃の観測点を除く全ての観測点で真冬日となっています。
伊那地域の2日の最低気温は、マイナス5.7で最高はマイナス1.6度でした。
この冬、1日中の最高気温が氷点下となる真冬日となるのは、2日が初めてです。
これは、長野県上空に強い寒気が入っていることから、 気温が上がらなかったということです。
3日も、朝は冷え込み、日中も気温が上がらず、真冬日となる可能性があります。今週の土曜日から来週の火曜日までは気温が上がりますが、8日ごろから再び冷え込みそうだということです。