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東海地震に備え 上伊那の職員が研修
東海地震の対策強化地域に指定されている上伊那8市町村の職員を対象にした研修会が1日、伊那市役所で開かれ、東日本大震災での陸上自衛隊の活動などから防災対策について理解を深めました。
研修会は、長野県地震対策強化地域連絡協議会上伊那ブロックが毎年開いているもので、各市町村の防災担当職員が出席しました。
研修では、陸上自衛隊松本駐屯地の自衛官飛鳥井正之さんが、東日本大震災での自衛隊の活動について話しました。
飛鳥井さんの部隊は、地震発生翌日、福島県の須賀川市と白河市で、土砂崩落により生き埋めとなった住民の救助を行いました。
土砂に埋まって行方が分からなくなった人の捜索に災害救助犬が役に立ったという事です。
飛鳥井さんは、「特に緊急を要する場合は、正式な要請がなくても出動できる自主派遣という手段もあるので、その場合は直接駐屯地に連絡して欲しい」と話していました。 -
桜の開花 平年より遅めか平年並み
日本気象協会は、1日、今年1回目の桜の開花予想を発表しました。全国的に、平年より遅いか平年並みとなる見込みです。
日本気象協会の発表によりますと、この冬は12月から1月にかけ、全国的に気温が平年より低いか、平年並みとなりました。
この先、2月から4月にかけても気温は、平年より低いか平年並みと予想されるため、桜の開花は平年より遅いか、平年並みになると見込んでいます。
県内のソメイヨシノは、長野市で、平年並みの4月13日ごろの開花を予想しています。 -
ガールスカウトフリマで義援金集め
ガールスカウト長野第26団は1月29日、フィリピンで貧困にあえぐ子どもや、東日本大震災の被災者などを支援するため、伊那市の伊那公民館でフリーマーケットを開きました。
会場では、ガールスカウトのメンバーおよそ20人が手作り品や日用品などを販売しまし。
第26団では、今年、「一緒なら世界から貧困と飢餓を無くすことが出来る」をテーマにボランティア活動をおこなっています。
会場には、メンバーが手作りした手芸品のほかクッキーや日用雑貨、衣類などが並びました
あるメンバーは「(被災者やフィリピンの子どもたちの)力になれればうれしい」と話していました
フリーマケットの売り上げは、義援金として、フィリピンと東日本大震災の被災地へ届けられると言う事です。 -
エコチル信州 シンボルキャラクター決まる
上伊那地域の8市町村で行われている子どもの健康と環境に関するエコチル調査のエコチル信州のシンボルキャラクターが決まりました。
最優秀賞に選ばれたのは大阪市の佐藤秀子さんの作品です。
これは、エコチル調査が始まって1周年を機に全国から公募した企画で148点の応募がありました。
シンボルキャラクターは2032年まで行われる上伊那地域でのエコチル調査の活動に使用されるということです。 -
高校新卒者就職内定率92.2%
ハローワーク伊那は、今年の春卒業する高校新卒者の12月末現在の就職内定状況を発表しました。
就職内定率は、92.2%で前の年の同じ時期を4.8ポイント上回っています。
ハローワク伊那によりますと、12月末現在の求職者数335人に対し就職内定者数は309人となっています。
内定率は92.2%で、前の年の同じ時期を4.8ポイント上回りました。
求人倍率は0.91倍で前の年の同じ時期を0.06ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、「就職環境は厳しいながらも、就職にたどり着いている。まだ決まっていない生徒に対して個別支援などを行い、卒業までに100%となるよう取り組んでいきたい」と話しています。 -
12月の月間有効求人倍率は0.63倍
上伊那の12月の月間有効求人倍率は0.63倍となり、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
ハローワク伊那の発表によりますと、12月の上伊那の月間有効求人倍率は0.63倍で、前の月の0.7倍を0.07ポイント下回りました。
企業の新規求人数は768人で、前の年の同じ時期と比べて7.9%上回りました。
一方、新たに仕事を探している新規求職者は741人で、前の年の同じ時期と比べ、2.4%下回りました。
求人の数を示す月間有効求人数は、前の年の同じ時期より75人少ない2.138人で、22か月ぶりに下回りました。
ハローワーク伊那では、「雇用情勢は依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられる」としています。 -
地域医療を考えるシンポジウム
地域医療について考えるシンポジウムが29日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、城西大学の伊関友伸教授は、「地域医療再生のカギは医師が働きたい地域づくりをする事」とアドバイスしました。
シンポジウムは、地域医療を取り巻く様々な問題の背景や実態をしり、それぞれの立場で何が出来るのか考えていこうと、県と上伊那地域包括医療協議会が開きました。
医療の現場では、医師の過重労働や医師不足など様々な問題を抱えています。
このうち、基調講演で、城西大学の伊関教授は「地域医療再生のための処方箋」と題し話をしました。
伊関さんは、「これから日本は、高齢化により、どこの地域でも、医師や看護師などの人材や、病院の病床数など医療資源の不足が予測される」と前置きし、「どのようにして、医師が勤務したい地域にしていくかが課題」と話しました。
伊関さんは「病院は、医師が高度な技術を学べ自己成長でき、専門医の資格を取れる施設を整える。
行政は、高齢者の健康増進など福祉を充実させる
住民は、かかりつけ医をもち、コンビニ受診を止める事が大切」と話し「制度を作り強制するのでは無く、医師や看護師事を考え、「共感」の心を持つ、地域を作る事が大切」と話していました。 -
景気見通し悪い86.7%
アルプス中央信用金庫の伊那谷経済動向調査によりますと、平成24年の景気見通しについて、悪いと回答した企業が86.7パーセントにのぼることがわかりました。
平成24年の日本の景気をどのように見通していますかとの問いに、良い・やや良いと回答した企業の割合は、2.5パーセントだったのに対し、悪い・やや悪いと回答した企業の割合は、86.7パーセントにのぼりました。
これは、1年前の水準とほぼ同じで、以前として厳しい水準にあり景気に明るさは見られないとしています。
自社の業況が上向く転換点は、いつごろになるかとの問いには、すでに上向いている、6ヶ月以内、1年後と回答した企業が35.7パーセントで去年よりやや上向いていますが、業況改善の見通しは立たないとする回答が28.1パーセントで、3割近い企業が改善の見通しが立たない状況となっています。
今後の成長・拡大を期待したいのはどのような分野ですかとの問いには、環境・エネルギーが一番多く36.5パーセント、地域活性化・町おこしが31.5パーセント、健康産業が16.7パーセント、介護・医療が15.8パーセントなどとなっています。
1月から3月の見通しについてアルプス中央信用金庫では、長引く円高や海外経済の減速などが、景気回復の大きな悪影響となり、低調感を強めると予想しています。 -
地元企業 高校生対象の合同説明会
高校生を対象にした、地元企業の合同説明会が、上伊那では初めて、26日、上伊那農業高校を会場に開かれました。
26日は上伊那農業高校、赤穂高校、駒ヶ根工業高校、辰野高校から就職を希望する2年生162人が参加しました。
企業は上伊那の製造業や建設業、サービス業など11社が参加しました。
高校生に地元の企業を知ってもらい、就職に役立ててもらおうというもので、上伊那では初めての開催となります。
これは、長野労働局と県教育委員会が行っているもので去年から試験的に始まり、今年は県下8会場で開かています。
はじめに、全員を対象に11社の企業が2分間ずつ、自社の概要をPRしました。そのあと、企業ごとに会場を分けて、高校生が希望を出した企業2社から詳しく説明を聞きました。
高校生は、「仕事の内容が良く分かった」「まだ何をしたいか決まっていないが、話を聞くことで、考えるきっかけになった」などと話していました。
平成23年度新規高校卒業者の12月末現在の内定率は、92.2%で、求人倍率は、0.91倍となっています。
ハローワーク伊那の柳沢 幸所長は、「就職する高校生の9割は地元で就職している。こうした機会に情報を得て選択肢を広げて欲しい」と話していました。 -
中南米政府関係者などが産直市場視察
農村開発を学ぶため、中南米などの政府関係者は、25日、伊那市の産直市場グリーンファームを視察しました。
これは、独立行政法人国際協力機構JICAが企画した研修で、メキシコやペルーボリビアなど中南米の12の国から18人が参加してます。
参加者は、自国の農業政策に携わる政府や農業団体などの関係者で、日本の農業の仕組みからアイデアやプランを探ります。
グリーンファームでは、産直市場の仕組みなどについて、会長の小林史麿さんが話をしました。
小林さんは産直市場の役割について、「地産地消を進め、食料の自給率を上げる役割をになっている。
流通コストを削減し、農家の所得を増やし、小規模農家の支援にも繋がる」と説明していました。
研修に参加したホンジュラス政府の関係者は「農家が価格を決めれるシステムが良い。ホンジュラスでも産直市場のシステムを取り入れる事ができるか検討したい」と話していました。 -
食と農業農村振興審議会伊那地区部会 計画を協議
長野県食と農業農村振興審議会の上伊那地区部会が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県が定める食と農業農村振興計画について協議しました。
振興計画は、食と農業・農村の振興に関する施策を県が定めたものです。
平成20年度から24年度までの5年間の計画で、毎年、計画の検証と地域の意見集約のため地区部会で意見を聞いています。
26日は今年度2回目の会合で、委員が計画の取り組み状況を聞いて意見を出し合いました。
担い手の確保育成については、「新規就農者だけでなく、農家の子どもが担い手になるための支援がもっと必要」との意見が出ました。
中山間地域の振興では、「シカの食害対策として絶対数を減らしてほしい」という意見がありました。
全体では、「計画を絵に描いた餅にしないために、農家に計画を伝え、実行に移せるものにしてほしい」との要望がありました。
この日出された意見は、来月開かれる県の審議会に報告されるということです。 -
上伊那の冬の花 アルストロメリア出荷本格化
出荷量全国一を誇る上伊那の冬の花アルストロメリアの出荷が本格化しています。
伊那市美焉のJA上伊那美焉花卉選花場では、辰野町から伊那市の農家が、ピンクや白などのアルストロメリアを運び込んでいました。
上伊那では、夏場が涼しく、冬場に晴天の日が多い事から、年間を通じてアルストロメリアが栽培されています。
冬のこの時期は最盛期となり、一日あたり、およそ10万本が関東や関西、中京方面へと出荷されているということです。
アルストロメリアは、日照時間が長くなるこれから、花の色もよくなってくると言う事です。 -
上伊那地域インフルエンザ感染者増加
上伊那地域では、インフルエンザの集団感染が増加し、1医療機関あたりの患者数が35.25人と県のインフルエンザ警報の基準を越えました。
上伊那地域の1月16日から22日までの1医療機関あたりの患者報告数は35.25人となり、県の警報基準となる30を越えています。
これを受け、伊那市などでは外出時のマスク着用や外出後のうがいや手洗いなどのインフルエンザ感染予防を呼びかけています。
伊那市では、富県小学校で1クラス、西箕輪小学校で3クラスが、南箕輪村では南部小学校で1クラスが学級閉鎖となっています。
箕輪町では箕輪中部小学校の1クラスがあすから学級閉鎖を予定しています。
伊那保健福祉事務所では、感染が疑われる場合は早めに医療機関で受診するよう呼び掛けています。 -
中学生ロボットコンテスト南信大会
中学生が自作のロボットで技術を競う長野県中学生ロボットコンテスト南信大会が21日、伊那市のいなっせで開かれました。
この大会は県内の中学校に参加を呼び掛けていて、8回目の今年は上伊那から5校、北信から3校の計8校から41チーム58人が出場しました。
競技は、ボールを高さの異なる筒に乗せて得点を競う「N竏池obo部門」と、拾った紙クズの数を競う「授業内部門」の2種目です。
中学生は、それぞれ自慢のロボットを操作して競技に臨んでいました。
大会の結果、N竏池obo部門では、西箕輪中学校の「青空クラブ」が優勝し、最高賞のロボット大賞を受賞しました。
「授業内部門」の優勝は同じく西箕輪中学校の「西箕輪E」でした。 -
中ア山麓部にシカ入り込みの可能性
中央アルプスに分布するニホンジカが、飯島町の中田切川や与田切川の森林帯を移動して山麓部まで入り込んでいるとみられる調査結果が21日、報告されました。
これは、上伊那教育会郷土研究部が開いた研究発表会で、飯島小学校の吉田保晴教諭が報告したものです。
吉田教諭は、中央アルプス一帯で絶滅したと言われるほど激減したニホンジカが増えていることから、中田切川など河川沿いに発達する森林帯に生息しているかどうかを調査しました。
一昨年の9月から去年の10月までセンサーカメラを森林帯のけもの道に設置し、1週間で0.4頭を撮影しました。
吉田教諭は、「今回の調査で中田切川や与田切川沿いの森林帯にニホンジカが生息していることがはっきりした。
森林帯を移動し、中央アルプス山麓部まで入りこんでいると思われる」と説明し、継続調査をしていきたいと話していました。 -
たかずや福祉会 財政支援などを求める要望書を提出
児童養護施設たかずやの里を運営する社会福祉法人「たかずや福祉会」は、財政支援などを求める要望書を20日、上伊那広域連合の白鳥孝連合長らに手渡しました。
20日は、たかずや福祉会の埋橋良和理事長が、視察に訪れた上伊那の8市町村長に要望書を手渡しました。
要望は、上伊那広域連合や各市町村に、財政支援や施設整備などを求めるものです。
上伊那広域連合では、法人側から要望があれば支援をしていく方針を確認しています。
たかずやの里は、昭和27年に虚弱児施設高烏山保養所として開所し、現在は、上伊那唯一の児童養護施設となっています。
施設には、高校生を中心に3歳から19歳までの34人が生活しています。
上伊那広域連合では、「移転を含め建て替えなどの具体的な支援について考えていく」としています。 -
JA上伊那 米貯蔵施設再編へ
JA上伊那の宮下勝義組合長は、管内12箇所、14基ある米の貯蔵施設を再編するとともに拠点施設の整備を進め、上伊那全体での広域利用体制に移行する考えを20日開かれた農業振興大会で明らかにしました。
米を貯蔵するカントリーエレベーター・ライスセンターは、辰野町から中川村までに12箇所、14基が設置されています。
しかし、ほとんどの施設が建設後30年を経過して老朽化が進み、品質保持に必要な維持費用がふくらむ一方で転作増加などにより稼働率も低下しています。
そこでJAでは、南箕輪ライスセンター、美篶カントリーエレベーター、飯島ライスセンターの機能を充実させ、基幹的な施設整備を進めるとともに、他の施設は、受け入れはやめて中継基地としての役割のみを持たせるなど機能分担を明確化させて再編する方針です。
再編に関する事業費は、17億円を見込んでいて、国庫補助の対象となる10億のうち、JA上伊那が自己負担するのは、6億円から7億円と見込んでいます。
宮下組合長は、「米の貯蔵施設は、なくてはならない施設だが、適正に管理運営していかないとリスクも大きい。全国的にもモデルとなるケースで、平成24年度に取り組みたい」とあいさつしました。 -
上伊那地域で今年初めてまとまった雪
20日の上伊那地域は、南海上の低気圧の影響で、この冬初めてのまとまった雪となり、朝から雪かきに追われる姿が目立ちました。
伊那市荒井にある伊那消防署の観測によると、午前10時に最大5センチの積雪を観測したということです。
伊那市内では、水分を多く含んだ雪が降る中、住民らが雪かきに追われていました。
この雪で、JR飯田線では午前6時20分辰野発天竜峡行きの列車1本が、雪の影響で電源が作動せず運転を見合わせました。
高速道路や高速バスの運行などに大きな乱れはありませんでした。
伊那市西部地区にある西箕輪保育園でも、保護者が駐車場の雪かきをしていました。
早朝にも、保育所職員らも含む大勢でかいたということですが、山沿いは降雪量が多く、昼近くにも雪かきをする姿が見られました。
長野地方気象台によると、20日夜から21日の夕方にかけて天気は回復しますが、20日の夜から雪や雨が降りやすくなるということです。 -
上伊那書道会役員 新春書道展
上伊那書道会役員の新春書道展が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、上伊那書道協会の役員24人の作品35点ほどが展示されています。
役員は、それぞれの団体で指導者を務めていて、作品展でも様々な流派の代表的な作品を見ることができます。
この上伊那書道協会役員展は、22日まで伊那市のいなっせで開かれています。 -
若手農業者が意見交換
上伊那の若手農業者が集う2012アグリフォーラムinKAMIINAが、19日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
19日は、農業者や信州大学農学部の学生、上伊那農業高校の生徒など、70人ほどが参加しました。
フォーラム実行委員長を務める箕輪町農業者クラブ会長の柴 吉洋さんは「農業を取り巻く情勢は厳しさばかり目立ち不安を感じるが、みんなで克服し、協力して、前向きに進んでいきたい」と挨拶しました。
このフォーラムは、これまで「上伊那農業若人のつどい」と題して開かれていましたが、今年から名称を変えました。
前半は、これまでと同じく、栽培技術や経営に係る取り組みの発表、これからの夢や提案を語る意見発表が行われました。
後半は今回初めて、参加者全員による自己紹介や意見交換が行われました。
参加者は、「毎日一杯の牛乳を飲んで欲しい」などとPRしていました。
実行委員会では、フォーラムを通して、農業者や地域のつながりを作っていきたいとしています。 -
高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞
伊那消防組合は、消防や防災に関する意見発表会を17日開き、高遠消防署の唐澤宏吏さんが最優秀賞を受賞しました。
唐澤さんは、2月に開かれる意見発表会の県大会に出場します。
意見発表会には、伊那消防組合の4つの消防署から7人が出場し、職務を通じて体験したことを基に消防や防災に関する意見を発表しました。
最優秀賞に選ばれた唐澤さんは、東日本大震災を受け子ども達に対する防災教育の重要性について話しました。
唐澤さんは、2月15日に中野市で開かれる消防職員意見発表会の県大会に出場します。 -
加藤さゆり副知事 箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を視察
長野県の加藤さゆり副知事は、箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を16日、視察しました。
農村生活マイスター協会上伊那支部が、女性の立場で社会参画している副知事に、協会の活動について知ってもらおうと、招いたものです。
農村生活マイスター協会は、農業に携わりながら、地域づくりや食育などについて取り組んでいる組織で、16日は上伊那支部58人の会員のうち46人が参加しました。
加藤副知事は、去年10月に完成した施設内の加工場で、機械や作業の流れの説明を受けた他、にこりこの商品を手にとって見ていました。
視察の後、加藤副知事が「農村女性に期待するもの」と題し、箕輪町地域交流センターで講演しました。
加藤副知事は「農産物の消費を高めていくには、加工技術を高め様々な商品として提供していくことが大切。長野県らしい農業をみんなで考えていきましょう」と話していました。 -
水資源保全へ共同声明の内容決まる
上伊那の水資源を保全するための連絡会議が16日、伊那市のいなっせで開かれ、法律の早期制定要望など水資源保全のための共同声明の内容が決まりました。
連絡会議は、上伊那の水資源を、外国資本などによる買収から守ろうと開かれているもので、今回で3回目です。
16日は、水資源保全のための共同声明の案が示され了承されました。
共同声明では、地下水や湧水などすべての水資源の重要性について啓発活動を推進し地域共有の財産として保全に努めるとしています。
また上伊那地域の市町村間で森林買収、また水源地の所有状況などの情報を共有するほか、水資源の保全を目的とした法律等の早期制定を国、県に要望していくとしています。
この共同声明は3月2日に、発表される予定です。
現在、地下水や湧水などの保全に関する法律がなく各自治体が独自に条例を定めているのが実情です。
しかし上伊那8市町村では、地下水の採取や保全、水源流域の保全に関する条例などはほとんど定められていません。
連絡会議では共同声明の発表を機に条例化の検討など各自治体の取り組みに期待したいとしています。 -
「コスモ教室」押花絵展
伊那市の住民でつくる押し花絵の教室「コスモ教室」の作品展が、伊那市の高遠さくらホテルロビーで開かれています。
コスモ教室は伊那市に8つの教室を持つ赤羽栄子さんが指導していて、赤羽さんの作品展を見たことがきっかけで結成されました。
4人が、月に一回集まり、作品を制作していて、6年目になります。
今回が初めての作品展で、それぞれの個性が溢れる展示となりました。
会場にはほかに、12カ国から1500点が寄せられたコンテストで特選を取った赤羽さんの作品も展示されています。
このコスモ教室押花絵展は、30日(月)まで、高遠さくらホテルロビーで開かれています。 -
第3回 スケッチ旅行作品美術展
上伊那美術教育研究会OB有志によるスケッチ旅行作品美術展が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には、8人の作品35点が展示されています。
上伊那美術教育研究会は、学校教諭のOBで結成されていて、25年以上前から、研修として年に2回ほど国内外でスケッチ旅行をしています。
スケッチ旅行は、行きたい人が行けるときに行くというスタイルで続いているということです。
作品展は、スケッチ旅行の集大成を発表しようと開かれていて3回目です。
事務局を務める小林修一郎さんは、「美しいと感じる対象も、感じる心も、人によって違う。
感じたことを表現した個性を見てほしい」と話していました。
この第3回スケッチ旅行作品美術展は、17日(火)まで、いなっせ2階ギャラリーで開かれています。 -
来年度の県立高校入学志願者数 公表
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、10日、発表されました。
辰野高校です。
普通科前期に64人、
後期に83人。
商業科前期に22人、後期27人が志願しています。
上伊那農業高校です。
生産環境科前期に42人、後期に56人。
園芸科学科前期に44人、後期に50人。
生物科学科前期に53人、後期に56人。
緑地創造科前期に40人、後期に46人が志願しています。
高遠高校です。
普通科前期に42人、後期に71人。
伊那北高校普通科前期は募集が無く、後期に260人。
理数科前期に47人、後期に41人が志願しています。
伊那弥生ヶ丘高校普通科前期は募集が無く、後期に323人が志願しています。
赤穂高校普通科前期は募集が無く、後期に160人。
商業科前期に89人、後期に96人が志願しています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で、前期に79人、後期に111人が志願しています。
多部制の、箕輪進修高校です。
普通I部前期に35人、普通II部前期に31人、普通III部前期に12人。
普通I・II部の後期は一括の募集で、I部に44人、II部に34人、III部に12人。
工業I部は、前期26人、後期に26人が志願しています。
なお、高校入試前期選抜は2月8日、後期選抜は3月7日に行われます。 -
1月10日は110番の日 正しい110番通報を呼びかける街頭啓発
1月10日は、110番の日です。
これにあわせ、正しい110番通報を呼びかける街頭啓発が上伊那各地で行われました。
このうち伊那市内の大型店では、伊那市駅前交番の所員5人が、啓発チラシを買い物客に配りました。
街頭啓発は、110番の日に合せて行われたもので、所員らは「110番へはいたずら電話をかけないように」などと呼びかけていました。
伊那警察署によると、管内の去年1年間の110番通報件数は、前の年よりおよそ1,000件多い4,084件で、1日平均11件だったということです。
そのうちの約2割は、緊急でないものやいたずらなど、110番にそぐわないものだということです。
他に店内では、伊那署管内の小中学校の児童や生徒が描いた110番の利用に関するポスター21点が展示されました。
警察では、緊急でない相談などについては、警察安全相談電話「♯9110」を活用するよう呼びかけています。 -
広域連合 たかずやの里支援へ
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は、伊那市富県にある児童養護施設たかずやの里について、建て替えなどの支援をしていきたいとする意向を示しました。
これは6日に伊那市内で開かれた広域連合の新春名刺交換会で白鳥連合長が説明したものです。
白鳥連合長は「子ども達の教育の場として環境整備の必要性を他の市町村長に呼びかけたところ、みなさん賛同してくれた。協力してより良い方向に進めていきたい」と話していました。
たかずやの里は、上伊那地域唯一の児童養護施設で、現在上伊那を中心に34人を受け入れています。
昭和27年に虚弱児施設高烏谷保養園として認可を受けスタート。平成10年に名前をたかずやの里に変えました。
昭和49年に現在の場所に建て替えられてから40年近く経ち、建物の老朽化と耐震化が課題となっています。
山口明雄施設長補佐は「高校生が増え個室が必要になってきたほか、プレハブでは朝晩の寒さも厳しい。金銭的に厳しいのでそういった話をしていただけて大変ありがたい」と話していました。
上伊那広域連合では今後、移転も含め、建て替えなど支援内容について検討を進めていくということです。 -
丸水長野県水で初市
伊那市西春近の水産物の卸売市場・丸水長野県水で、5日、初市が開かれました。
午前5時。あたりはまだ、ひっそりとした中、市場は動き始めていました。
水産物の卸売を行う丸水長野県水は、5日が初市です。
毎年、5日に初市を開いていて、市場には、タイやカンパチ、タラといった水産物が並びました。
取引先の小売店や飲食店の店主らが集まり、新年の挨拶を交わしていました。
午前6時、手締めが行われました。
店主らは早速、品定めをして、鮮魚などを買い求めていました。 -
雪の影響で交通事故相次ぐ
4日から5日朝にかけて積もった雪の影響で、伊那警察署管内では、凍結によるスリップ事故が相次ぎました。
伊那警察署によると、4日午後5時から5日朝8時半ごろにかけて発生した交通事故は、物損が75件、人身が1件でした。
伊那西部広域農道の伊那市諏訪形地籍では5件連続で発生するなど、日中日影の場所や、下り坂となっている場所で事故が多く発生しました。
事故は、帰宅・出勤の時間に集中している事から、伊那署では、「急ブレーキ・急ハンドルは危険。雪道ではいつもより速度も落とし、時間に余裕を持って外出して欲しい。」と呼びかけています。