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環境アセス 環境現況調査6月1日から
上伊那広域連合は、新しいごみ中間処理施設の建設に伴い、環境影響評価、環境アセスメントの過程となる環境現況調査を6月1日から始めます。
31日は、上伊那広域連合の職員をはじめ、調査を行う委託業者など10人が参加し、機器の点検を行いました。
現況調査は、大気や振動、悪臭など15項目の情報を収集します。
このうち、1日からは、地上気象の調査とボーリング調査を実施します。
地上気象の調査は、候補地となっている富県天伯水源付近をはじめ、およそ半径2キロ前後の新山小学校、美篶支所など8カ所で風向や風速を24時間365日観測します。
また、春、夏、秋、冬にGPS機能付きのバルーンをあげ、地上から上空1500メートルまでの気象の調査を行います。
地質を調べるボーリング調査は、候補地の東側など3カ所で行います。
オオタカやハヤブサなど希少猛禽類の営巣の調査は、候補地から半径1キロの範囲で実施します。
上伊那広域連合では、7月には一般向けの現地見学会を行う他、上伊那広域連合のHPなどで中間報告の掲載も予定しています。
来年度中に準備書、評価書を作成することになっています。 -
6月6日まで禁煙週間
たばこが健康に及ぼす影響を知ってもらおうと、伊那保健福祉事務所は6月6日まで、たばこに関するコーナーを伊那市の伊那合同庁舎入口に設置しました。
5月31日の世界禁煙デーに合わせ厚生労働省では、31日から6月6日までを禁煙週間として様々な活動を行っています。
それに伴い伊那保健福祉事務所でも禁煙などに関する普及啓発活動を実施しています。
吐く息の一酸化炭素濃度測定や禁煙相談、パネル展示などを行いながら禁煙や受動喫煙対策の重要性を知ってもらうコーナーを設けました。
長野県によりますと県内の成人男性の喫煙率は去年、平成22年の段階で、26.7%で平成19年に比べると14ポイント減っています。
伊那保健福祉事務所では、「たばこを吸っている人は、この機会にぜひ禁煙に取り組んでほしい」と話していました。 -
太陽の周りに光の輪ができる
31日午前、太陽の周りに光の輪ができる珍しい現象が起きました。
この映像は、31日午前10時半頃の伊那市の上空です。
長野地方気象台によると、この光の輪は、巻層雲という白いベール状の雲が空を覆ったときに、太陽光の屈折で起きる現象だということです。
巻層雲は、低気圧や前線が近づくと現れる事が多く、天気が下り坂になる前兆とされています。 -
農業で自立目指し実践塾
農業を始めて5年未満の人を対象にした新規就農実践塾が27日からスタートしました。
新規就農実践塾は、上伊那農業改良普及センターが、毎年開いている実践的な農業講座です。
今年度は、Iターンで就農した人や農業法人に就職した若者、経験が浅い若手農家など17人が受講します。
年代は、10代後半から40代後半までと幅広く、扱う品目も、水稲や果樹、野菜、畜産などと様々です。
この日は、病害虫や農薬の基礎について学びました。
今後は、ひと月にほぼ2回のペースで、作物別の生産技術や帳簿管理、経営計画の立て方などといった農業経営についても学んでいきます。
農業改良普及センターでは、受講者のニーズに沿った柔軟なカリキュラムで対応したいとしています。
センターの大島誠次長は、「今農業は、高齢化や担い手不足でピンチだが、皆さんにとっては、大きなチャンス。切磋琢磨して、このチャンスを生かしてほしい」とあいさつしました。 -
田中優さんが伊那で講演
反原発の立場で執筆などの活動を行なっている田中 優さんの講演会が、31日伊那市のいなっせで開かれました。
田中さんは、「原発に頼らない社会へ」といった著書を多数出版しているほか、ミュージシャンの坂本龍一さんが発起人のNPO法人「ap bank」で幹事を務めるなどの活動をしています。
講演会は、福島原発事故問題を受けて、伊那市の有志などが開いたものです。
田中さんは、チェルノブイリの事故の後、自分の子どもの体調が悪くなった事をきっかけに、原発問題に取り組んでいます。
田中さんは「現在は、パニックになるのではなく、適度に怖がることが必要な状態」と話しました。
田中さんは、「福島在住の人達が県外に避難しようとすると、『裏切り者』『神経質すぎる』などといわれ、避難できない状況にある。今、チェルノブイリを越えるレベルの汚染の中で、福島の子ども達が被ばくしている。」と話し、「本来、国が立ち入り禁止などの措置をとるべきだが、住居や職業を提供するなど汚染された地域から避難できる支援が必要。」と話しました。
また、「脱原発というと、すぐに自然エネルギーと考えがちだが、まず、電気消費量を減らしたあと、自然エネルギーの活用を考えるべき」と話していました。 -
4月求人倍率 0.56倍
4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3ヶ月ぶりに低下しました。
ハローワーク伊那では、東日本大震災の影響とみています。
ハローワーク伊那の発表によりますと、4月の上伊那の月間有効求人倍率は0.56倍となり、3月の0.63倍を0.07ポイント下回りました。
新規求職者数は1108人で、前の年と比べて8.2%減少し、4ヶ月連続で前の年の同じ月を下回りました。
それに対し、企業の新規求人数は887人で、前の年と比べ8.4%減少し、4ヶ月ぶりに、前の年の同じ月を下回りました。
ハローワークでは、「取引先が被災する・部品が供給されないといった影響を受けたり、今後の復興の見通しが立たないことなどから、企業が雇用を手控えているのではないか」としています。
また、人員整理の状況では、事業主都合による離職が、211人で、前の年と比べた数字で、17ヶ月ぶりに増加に転じています。
これは、「震災の影響で、派遣や請負を中心に契約の打ち切りがあったためではないか」としています。
ハローワーク伊那では、「今後も震災の影響が懸念される」としています。 -
住民情報保管先検討へ
上伊那広域連合の白鳥孝連合長は、上伊那情報センターが保管している住民情報について、被災した場合に消失するなどのリスクがあるとして、新たに別の保管先を検討していくとの考えを示しました。
これは、30日開かれた、上伊那広域連合議会で示されたものです。
情報センターが保管している、住民情報などのデータは、毎日バックアップをとり、センター内の耐火金庫に保管しています。
また週1回、前週末のバックアップを市内の銀行の貸金庫に保管しています。
しかし、この地域が同時に被災した場合、データが消失するリスクがあるとして、新たな保管先を検討します。
情報センターは、現状、震度6強の耐震構造となっていますが、非常用発電設備がなく、電気が止まると全てのシステムが停止し、復旧もできない状態だということです。
このことから今後、非常用発電設備の設置についても検討していくとしています。 -
長野県商工会連合会上伊那支部広域協議会総会
上伊那の商工会でつくる長野県商工会連合会上伊那支部広域協議会は、中小企業の会員に対し専門の企業アドバイザーを派遣する「支援ネットワーク」の強化を進めます。
26日は、伊那市のマリエール伊那で協議会の総会が開かれ、今年度の事業計画などについて協議しました。
今年度は新たに、経営問題を抱えている中小企業の会員に対し、専門の企業アドバイザーの派遣を依頼する「支援ネットワーク」の強化を進めます。
他に、商工会ごと支援テーマを決めプランを策定していく「産業振興支援プロジェクト」を進めてくことなどを決めました。
森本光洋会長は、「震災で原材料の供給が不足しているが、これをデフレから脱却するチャンスと捉え、地域の活性化にむけ取り組んでいきたい」と話していました。 -
30日にかけ大雨の恐れ
活発な梅雨前線の影響で県内は29日夜遅くから30日にかけて大雨の恐れがあります。
長野地方気象台では、午後12時45分に上伊那地域に大雨警報を出し、河川の増水や土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。
この雨で伊那市東春近では、河川が増水し、地元の消防団らが土のうを積むなどして対応していました。
台風2号は、午後3時に温帯低気圧に変わりましたが広い範囲で雨となりました。
長野県に台風が最も接近するとみられるのは今夜から30日の朝で、1時間に30ミリの激しい雨が降ると予想されています。
気象台では、河川の増水や土砂災害に注意するよう呼びかけています。 -
30日にかけ激しい雨に注意を
梅雨前線や台風2号の影響で、長野県内は、南部を中心に今夜から、30日にかけ、激しい雨が降る恐れがあります。
長野地方気象台では、土砂災害などに注意するよう呼びかけています。
本州の南海上に前線が停滞していて今後、この前線にむかって、台風2号から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となる見込みです。
長野地方気象台では今夜から広い範囲で雨となり明日朝からは、1時間に30ミリの激しい雨が降るおそれがあると予想しています。
今日午後6時から明日午後6時までの24時間に長野県南部の降水量は、多い所で、120ミリ、30日にかけさらに増えると予想しています。
気象台では、土砂災害や河川の増水などに十分注意するよう呼びかけています。 -
美鈴工房パッチワークキルト展
上伊那地域に10の教室をおくパッチワーク教室「美鈴工房キルト教室」の作品展が27日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、会員40人の作品およそ300点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、定期的に作品展を開いていて、今回で16回目です。
作品は、クッションとお揃いの柄にしたソファーカバーや、娘の結婚祝いとして作ったベットカバーなど実用的な物の他、ステンドグラスをモチーフにした鑑賞用のものなど様々です。
パッチワークは、使わなくなった布を再利用するのが一般的で、中には着物を縫い合わせて作った物もあります。
美鈴工房パッチワークキルト展は、29日日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
梅雨入り 統計開始以来2番目の早さ
気象庁は27日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」と発表しました。
今年は、去年より17日早く、平年より12日早い梅雨入りです。
これは、1951年の統計開始以降、2番目の早さです。
今後向こう1週間、気圧の谷や前線の影響により曇りや雨の日が多くなる見込みです。
また、長野地方気象台は、30日にかけ、大雨の恐れがあると発表しました。
長野県南部では、明日の午後6時までの24時間に、多い所で、100ミリの雨が降ると予想しています。
気象台では、土砂災害や河川の増水、などに注意を呼び掛けています。 -
伊那広域シルバー3年連続減収
公益社団法人・伊那広域シルバー人材センターの昨年度の契約金額は、前の年度より116万円減のおよそ4億1300万円で、3年連続の減収となりました。
26日は、伊那市の伊那文化会館で総会が開かれました。
伊那広域シルバー人材センターは伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の会員で構成されていて、平成22年度末現在で691人が活動しています。
順調に契約を伸ばし、平成19年度には、およそ1万件、金額にして5億円を超える契約がありました。
しかし、平成20年のリーマンショックの影響を受けて、平成20年度は4億7000万円、21年度は4億1400万円、昨年度は4億1300万円の契約金額となりました。
3年連続の減収となりましたが、昨年度は前年度から116万円と、若干の減収に下げ止まりました。
三澤満男理事長は、「震災を受けて、今年度も厳しい運営となることは必至だが、地域に貢献し、喜ばれ、期待される事業を推進していきたい」と挨拶しました。
なお、伊那広域シルバー人材センターは、今年4月1日に、社団法人から公益社団法人となっています。 -
振り込め詐欺防止訓練
南箕輪村のアルプス中央信用金庫 信大前支店で、振り込め詐欺を未然に防ぐための訓練が26日行われました。
訓練は、今月が振り込め詐欺総合対策強化月間となっていることから伊那警察署が行ったもので、伊那署管内では、去年に引き続き2回目となります。
アダルトサイトから高額な架空請求が来た男性が、振り込みに来たとの想定で行なわれました。
振り込め詐欺では、高齢者が被害者となるイメージが一般的ですが、最近では、若者も多く被害に合っているとして、被害者役は、若手署員が務めました。
受け取り人の名前がないことなど振込用紙に不備があるとして、受付の行員が上司に相談。急いで振り込みたいという男性を相談窓口に案内し、振り込め詐欺の手口の一つ、架空請求ではないかと説明していました。
行員は、男性を説得し、振り込みを思いとどまらせていました。
また、犯人が、ATMから現金を引き出しに来るとの想定で訓練が行なわれました。
不審な行動をする犯人役に対して、行員が、ATMの近くで携帯電話をしないよう呼びかけたり、服装を覚えたりしていました。
伊那警察署では、行員に対し、「違和感を見逃さない、ということが犯罪抑止につながる」と話していました。
なお伊那署管内では、今月12日辰野町で、60代の女性が、息子を騙る男から150万円を騙し取られる被害が発生しています。 -
原発について講演
チェルノブイリ原発事故後、ウクライナで支援活動を行っている伊那市富県の小牧崇さんが25日、南箕輪村で講演し、原発は、弱者を踏み台にした豊かさだと非難しました。
小牧さんの講演会は、福島第一原発事故を受け、原発問題について考えようと生活クラブ伊那支部が開いたものです。
講演会で話をした小牧さんは、チェルノブイリ原発事故後、ウクライナで放射能に汚染された土壌を浄化する活動などを行っています。
また今回停止となった静岡県の浜岡原発と伊那地域が120キロしか離れていないことから、事故があった場合、影響があるとして、放射線量の観測を行ってきました。
小牧さんは福島第一原発の事故について、原発の恩恵を受けていたのは、大都市であり、被害を受けたのは、福島の人たち。
原発は弱者を踏み台にした豊かさであり原発問題は人権問題だと非難しました。
また浜岡原発の停止について歓迎するとしたうえで、すぐにとは言わないが廃止していくべきだと訴えていました。
さらに、国が原発の研究開発に多額の補助をしていることに対し、自然エネルギーの開発に投資するべきと話していました。 -
伊那消防組合議会 上伊那消防広域化研究開始の方針
伊那消防組合議会は25日、H27年度を目標に上伊那の2つの消防本部を統合する消防広域化について今後研究を進めていくとする方針を決めました。
25日に開かれた伊那消防組合議会全員協議会で、伊那消防組合消防本部と伊南行政組合消防本部を統合する上伊那消防広域化について説明があり、伊那消防組合としては、広域化の研究を開始したいとする方向で意見集約されました。
今年2月、中南信での消防広域化協議が休止となったことから上伊那での広域化が検討課題となっていて、これまで、伊那消防組合を構成する伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の意見集約が行われてきました。
上伊那で一本化されれば、災害情報の集約、部隊の効率的な運用などのメリットがあるとしています。
今後、伊南行政組合でも研究を開始するとの方針が決まれば、2つの組合や上伊那広域連合などで研究会を設置し、具体的な検討に入る事になっています。
また、今日の議会で、伊那消防組合の消防救急無線デジタル化の設計委託料、約740万円が補正予算案として提出され可決されました。 -
伊那食品衛生協会の総会
上伊那8市町村の飲食店などでつくる伊那食品衛生協会の総会が23日開かれ、今年度の事業計画などを決めました。
23日は、JA上伊那本所で総会が開かれ、役員およそ80人が集まりました。
今年度は新たに、店ごとの業種や住所、責任者名を記した食品営業台帳を作成し、新規会員の加入を促進します。
他にも、昨年度に引き続ききのこ中毒防止の為の展示会や、食品衛生シンポジウムなどを開きます。
伊那食品衛生協会の飯島登会長は「生肉による食中毒問題なども起きているので、消費者に食の安心を提供できるよう、協会の向上に努めていきたい」と話しました。
また、23日は、食品衛生の普及などに功績のあった17人と33の施設が表彰されました。 -
4,000人が天竜川でごみ拾い
上伊那の天竜川河川敷で一斉にゴミ拾いをする天竜川水系環境ピクニックが22日行なわれました。
財団法人長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターが毎年開いていて、今年で18年目になります。
106の企業や団体から4,000人が参加して、辰野町から下伊那郡の天龍村までを6つの地区に分けて河川敷のごみを拾いました。
このうち伊那地区は、17社から1,100人が参加して、天竜川や三峰川のごみを拾いました。
この日集められたごみは、空き缶が2,023個、空きびんが507個、不燃ごみは、444袋可燃ごみは、130袋にのほりました。
伊那テクノバレー地域センターは、「天竜川の現状を認識し、更なるモラルの向上や循環型社会の実現を目指したい」としています。 -
長野県経営者協会上伊那支部 総会
長野県経営者協会上伊那支部の総会が18日に開かれ、災害の対応についての学習会を開くなど、今年度行う事業を決めました。
県経営者協会上伊那支部は、現在50の事業所が会員となっています。
昨日開かれた総会で、今年度の事業計画が示され了承されました。
景気が低迷する中、経営ノウハウの情報交換などが重要となるとして、企業の見学会を開くこと、東日本大震災を受けて、災害時、企業がなすべき事を学ぶ学習会を開くことなどを決めました。
昨年度の事業報告では、会員企業が小中高校生を対象に行った職場体験や会社見学などの受け入れ人数が報告されました。
昨年度は、4,800人で、これは、統計をとり始めたH18年度の2,500と比べて2倍近くになっています。
18日の総会では役員改選も行われ、新しい支部長にルビコン(株)の勝山修一社長が選ばれました。
任期は、2年間となっています。 -
数学者 秋山さんが伊那で講演
理学博士で数学者の秋山仁さんが、20日伊那市で講演しました。
上伊那教育会の定期総集会の中で行なわれたもので、上伊那の教職員や一般など1,000人が講演を聞きました。
秋山さんは、東京都生まれの64歳です。
上智大学大学院数学科を修了後、ミシガン大学の数学客員研究員となり、大学教授などを経て、現在は、ヨーロッパ科学院会員、東海大学教育開発研究所所長などを務めています。
秋山さんは、「知識の集積で終わってはしょうがない。生活の中で役立つ知恵に昇華させることが大事」と話し、つめこみ暗記の学習から体験型学習へ、思考のプロセスを重視した教育への転換を訴え、量でなく質を変える必要があると話していました。 -
春の河川一斉パトロール
不法投棄などをなくそうと、伊那建設事務所などは19日、春の河川一斉パトロールを行いました。
河川一斉パトロールは、毎年春と秋の年2回行われています。
19日は、伊那建設事務所や、市町村の職員などおよそ30人が4班に分かれ、上伊那8市町村の主な河川を巡回し落ちているゴミを拾っていました。
このうち伊那市高遠町の藤沢川では、職員4人が生い茂った草の中から、ペットボトルなどの生活ゴミなどを拾い、作業が終わるころには袋がいっぱいになりました。
19日の作業で拾ったゴミの量は、およそ320キロだったということです。 -
シニア大学113人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が18日、伊那合同庁舎で行われました。
シニア大学には今年度113人が入学しています。
シニア大学は、高齢者の仲間づくりや、知識習得などの場として、財団法人長野県長寿社会開発センターが開いているものです。
式では、伊那保健福祉事務所長の寺井直樹学部長が「社会の高齢化が進むなか高齢者が地域の担い手となることが必要。大学で知識を習得し、社会の中で役立ててください。」と式辞を述べました。
入学生代表の関川重雄さんは「今までの経験を糧に仲間を大切にし志あらたに精進します。」とあいさつしました。
シニア大学では2年間にわたり、健康づくりや創作活動などが行われます。 -
ファッションショー SWITCH
伊那市を中心に南信地域の洋服店や美容室などでつくる団体「SWITCH」はファッションショーを15日、伊那市の信州INAセミナーハウスで行いました。
ファッションショーは、南信地域の独自の流行を発信しようと去年から行われているものです。
一般市民がモデルを務め、ポーズを決めていました。
ファッションショーでは、美容室9店と洋服店3店が、それぞれ6つのチームをつくり、店で販売している洋服を使って独自のスタイルをつくりあげました。
60年代風のレトロなファッションや、80年代風のポップなファッションをテーマにしたものなど様々です。
会場には、ヘアアレンジ体験やネイル体験のコーナーも設置されました。
関係者は「すべての世代の人が、毎日楽しく過ごせるきっかけづくりをしていきたい」と話していました。
SWITCHでは、今回の売り上げの利益を全て、東日本大震災の被災地に義援金としておくるということです。 -
伊那ビデオクラブ 8作品入賞
NHKビデオ作品コンクールで、伊那市などの愛好家でつくる、伊那ビデオクラブの会員が制作した、8作品が入賞しました。
16日は、伊那ビデオクラブの飯島尚美会長ら、メンバー5人が市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に入賞の報告をしました。
今回のNHK長野ビデオクラブ 作品コンクールには、27作品の応募がありました
審査の結果、11作品が入賞し、そのうち、伊那ビデオクラブの会員の作品が8作品を占めました。
このうち、優秀賞には、伊那市出身で池田町在住の河野恆(ひさし)さんの「冬の陽」が選ばれました。
河野さんは「春を待つ、冬の風景の光にスポットを当て制作した。光と影のつくる幻想的な風景を見てほしい」と話していました。
飯島会長は、「毎月例会などを開き、撮影や編集の技術を勉強して研鑚をつんできた結果。大変うれしい」と話していました。
伊那ビデオクラブでは、今年度、伊那市地域づくり活動支援金事業として、「伊那市の歌」と「伊那市の史跡」をクラブ員が共同で映像化する取り組みをしています。
飯島会長は「これまで研いた、個々の力を集結し、この2作品に全力で取り組みたい」と話していました。 -
第18回春季スローピッチ大会
上伊那60歳ソフトボール連盟の「第18回春季スローピッチ大会」が15日、伊那市の美篶スポーツ公園運動場で開かれました。
大会には、上伊那各地から60歳ソフトボール連盟に加入する11チーム、およそ100人が参加しました。
スローピッチソフトボールは、ソフトボールの経験のない人でも楽しめるように、ゆっくりとした球を投げることや1チーム10人でプレーすることなどのルールが設けられています。
15日は、AブロックとBブロックに分かれ、予選2試合、決勝戦1試合をそれぞれ行いました。
上伊那60歳ソフトボール連盟の今井善文会長は「震災で暗くなりがちだが、スポーツを通じて被災地に元気を送れるよう、これからもプレーしていきたい」と話しました。
大会の結果、Aブロックは箕輪シニアが、Bブロックは辰野蛍クラブがそれぞれ優勝しました。 -
上伊那郡内で振りこめ詐欺被害
上伊那郡内で、12日、60代の女性が、息子を騙る男から150万円を騙し取られる振り込め詐欺被害が発生しました。
伊那警察署の発表によりますと、12日、上伊那郡内の60代の女性が被害に合いました。
11日夜、女性の家に、息子を騙る男から、「携帯電話が壊れた」などと電話があり、昨日、午前中に「女の子を妊娠させてしまったので、100万円を振り込んで欲しい」、午後には、「弁護士にお礼として払う50万円を振り込んで欲しい」などと電話がありました。
それぞれ、指定された県外の金融機関の口座に振り込むよう要求され、150万円を騙し取られたものです。
伊那警察署では、相手は、あらかじめ名前を調べて子供や孫を騙るほか、会社の上司、警察官などを騙る場合があるので、家族しか分からない合言葉を決めておくこと、急な現金の振込みを要求する電話は、まず振り込め詐欺を疑うことなどを呼びかけています。 -
ウッドフォーラム伊那 発足
木のおもちゃの企画・製造を通して、地域の木育の推進を図る団体、ウッドフォーラム伊那が13日、発足しました。
13日は、伊那市役所で、ウッドフォーラム伊那の設立総会が開かれ、伊那市内の木工職員やおもちゃ販売店など8人が参加しました。
総会にはウッドフォーラム伊那の設立に関係する、白鳥孝伊那市長や東京都新宿区、長野県の職員なども立ち会いました。
今年度から、新宿区では、赤ちゃんの誕生記念に、伊那市の職人がつくった木のおもちゃがプレゼントされています。
伊那市と新宿区が友好提携している事などが縁で始まったもので、更に活動を広げていこうと今回、木のおもちゃづくりを担当している木工職人などがあつまり、会を設立しました。
総会で、高遠町の宮原漆器工芸の宮原 勝さんが、会長に選ばれました。
来賓あいさつで、白鳥市長は、「木のおもちゃが、子供たちが環境や樹木や植物などに興味を持つきっかけになってほしい」と話していました。
また、新宿区の中山弘子(ひろこ)区長から「会の設立により伊那市との関係においても、絆を深めることになると期待している」とメッセージが届きました。
設立総会では、伊那市と新宿区に、記念品として木のおもちゃが贈られました。
ウッドフォーラム伊那では、新宿区に送る木のおもちゃを企画・開発していくと共に、伊那市の保育園や公民館で、木工教室などの出張イベントを行っていきたいとしています。
なお、今年度、新宿区の発注を受け、伊那市からおよそ2300個の木のおもちゃが送られる予定です。 -
止まぬ雨、土砂災害などに注意
伊那地域では11日も1日雨が降り続け、降り始めからの降水量は109.5ミリに達しました。
長野地方気象台によりますと、伊那地域では、9日午後11時の降りはじめから、11日午後2時までの降水量は109.5ミリに達したということです。
11日正午から12日正午までの24時間の降水量は南部の多いところで140ミリと予想しています。
雨は13日金曜日まで降り続くと予想されていて、長野地方気象台では土砂災害や、河川の増水に注意するよう呼びかけています。 -
10日夜遅くにかけて大雨の恐れ
県内は、前線の影響で10日夜遅くにかけて大雨になるおそれがあり、長野地方気象台では土砂災害などに警戒するよう注意を呼び掛けています。
伊那市役所では10日の午後3時過ぎに万が一の災害に備え土のう作りが行われていました。
これらの土のうは、増水しそうな河川や床下浸水が心配される住宅などに置かれました。
長野地方気象台によると、雨は10日夜遅くにかけて県内を通過する見込みで激しい雨が降るおそれがあります。
11日の正午までの24時間に降ると予想される雨の量は南部で120ミリとなっています。
長野地方気象台では、土砂災害や河川の増水など注意を呼び掛けています。
前線が停滞するため13日頃まで雨が降りやすいということです。 -
信濃グランセローズ 伊那で熱戦
BCリーグ、信濃グランセローズ対、群馬ダイヤモンドペガサスの試合が8日、伊那県営球場で行われ、つめかけたファンが熱戦を楽しみました。
8日は、1010人のファンが球場を訪れました。
始球式では、美篶小学校1年生の大山晴空君がボールを投げ、スタンドを沸かせていました。
試合は点の取り合いとなり、ヒットが出るたびにスタンドからは、歓声があがっていました。
試合は7対6で信濃グランセローズが惜しくも敗れました。
球場を訪れたファンは選手の活躍に拍手や声援をおくり、プロの試合を楽しんでいました。