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第5回ケーブルテレビ杯6年生大会
上伊那ケーブルテレビ協議会の第5回ケーブルテレビ杯6年生大会が25日、伊那市の陸上競技場で開かれ、飯島町の飯島FCが初優勝しました。
今年で5回目のケーブルテレビ杯には、上伊那地域の少年サッカーチーム10チームが出場し、熱戦を繰り広げました。
決勝戦に駒を進めたのは、白のユニホーム飯島FCとオレンジのユニホーム東春近少年サッカークラブです。
試合は前半11分に動きます。
飯島の10番大西隼人君が相手キーパーを交わし、先制します。
17分には9番の熊谷拓斗君がドリブル突破からゴール左隅に落ち着いて決め、前半を2対0で折り返します。
後半は、東春近が何度もチャンスをつくり飯島のゴールを襲います。
しかし、相手の堅い守備に阻まれ得点を奪えず2対0で飯島FCが勝ち、見事初優勝を果たしました。 -
南信地区の国有林野事業の推進に賛同する自治体の有志でつくる協議会の総会
南信地区の国有林野事業の推進に賛同する自治体の有志でつくる協議会の総会が、伊那市の南信森林管理署で21日開かれ、三峰川上流の船形沢地区崩落地の復旧治山工事の促進などを伊那市が求めました。
総会には、南信森林管理署や南信地区の12市町村の代表者などおよそ30人が出席し意見を交換しました。
協議会は、地域社会と国有林野事業の連携強化を図る事などを目的に組織されています。
意見交換で白鳥孝伊那市長は「伊那市長谷の浦国有林内の船形沢地区の崩落地が、天竜川や三峰川の白濁の原因になっている。復旧治山工事事業の促進をお願いしたい」と要望しました。
それに対し南信森林管理署では「土砂流出防止や地滑り防止の工事などを行ってきた。今後も平成27年度までを目標に、計画を進めていきたい」と話していました。
白鳥市長は、仙丈ヶ岳の高山植物の保護の推進などにも協力を求めていました。 -
第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町
平和の尊さと戦争の悲惨さを後世に伝える「第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町」が24日から、箕輪町地域交流センターで開かれています。
会場には、戦争の悲惨さを伝えるパネルや写真、当時の軍服などが展示されています。
戦争展は、県内4地区が持ち回りで開いていて、上伊那では6回目、箕輪町では初めて開かれました。
戦争展を主催する平和のための信州・戦争展実行委員会では、上伊那地域での戦争に関する展示を行おうと、陸軍伊那飛行場に関するパネルの他、辰野町に実際に投下された爆弾の破片などを展示しています。
他にも、スパイ戦に必要な資材や機材の研究開発のために上伊那各地でつくられた登戸研究所に関する資料なども展示されています。
訪れたある70代の女性は「戦争については小さい頃で詳しいことは覚えていないが恐かったことだけは覚えている。展示を見て戦争の悲惨さを改めて実感した」と話していました。
戦争展は25日まで箕輪町地域交流センターで開かれていて、25日は登戸研究所に関する講演などが行われます。 -
台風15号による土砂災害、河川の増水に注意
非常に強い台風15号の影響で伊那地域は午後から風雨が強まり、小中学校では授業を半日で打ち切るなどの対応をとりました。
長野地方気象台では激しい雨による土砂災害や河川の増水に注意するよう呼びかけています。
21日は、伊那市では伊那西小学校以外の全ての小中学校また箕輪町、南箕輪村の小中学校が下校時刻を早め、午後1時から2時の間で集団下校しました。
長野地方気象台によりますと、19日午後2時の降り始めから今日午後3時までの伊那地域の総雨量は、150・5ミリとなっています。
また午後2時34分に最大瞬間風速14.6メートルを記録しました。
明日正午までの24時間に降る雨の量は県南部の多いところで180ミリと予想しています。
また天竜川などが氾濫する可能性があるとして午後3時55分伊那市に洪水警報を発令しました。
激しい雨の影響で伊那市西町の県道伊那駒ケ岳線の法面が崩落し、ねずみ平バス停から小屋敷橋の間が昨夜11時40分から通行止めとなっています。
午後3時現在、開通の見込みはたっておらず、県では天候の回復を待って現場の様子を調査するということです。
長野地方気象台では強い雨や突風のほか、土砂災害や河川の増水に、注意するよう呼びかけています。 -
秋の全国交通安全運動 21日から
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。伊那警察署管内で交通死亡事故が多発するなか、啓発活動に一層の力を入れていく方針です。
運動初日のこの日、伊那市役所で出発式が行われました。
伊那警察署管内では、今年に入って10件の交通死亡事故が起きていて、伊那市で8人、箕輪町で2人が死亡しています。
これは、県内22警察署の中で最も多くなっています。
管内で発生した死亡事故10件のうち7件が、65歳以上の高齢者が関わる事故でした。
伊那市の白鳥孝市長は「高齢者や子供など交通弱者の交通安全に重点的に取り組み、死亡事故をなくすよう運動を進めたい」と挨拶しました。
運動期間中は、国道153号や広域農道付近など交通死亡事故が発生した場所で、地区の交通安全協会などが人波作戦を実施し交通事故防止を呼びかけていくことにしています。 -
ザ・シワクチャーズ伊那 演奏会に向け練習に熱
上伊那地域の60歳以上でつくるザ・シワクチャーズ伊那は、10月16日に定期演奏会を開きます。
12日は、メンバーおよそ70人が伊那市のいなっせで、演奏会に向け練習をしました。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で2006年に亡くなった故高木東六さんの遺志を残そうと、その翌年に結成されました。
以来、高木さんの作曲した歌を中心に月に2回練習をしています。
また、メンバーのほとんどが、来年6月に開かれるオペラ春香に出演することが決まっています。
12日は、指揮者で駒ヶ根市の音楽療法士、藤塚禮子さんから指導を受け、本番で歌う10曲を練習しました。
ザ・シワクチャーズ伊那の第3回定期演奏会は、10月16日に伊那市のいなっせで開かれます。 -
県内の地価下落 下落幅は縮小
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。
県全体では、商業地は19年連続、住宅地は15年連続で地価が下落しましたが、下落幅は縮小しました。
地価調査は毎年、県が実施しているものです。
今回は県内77市町村の基準地404地点で調査を実施しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫伊那北支店付近が1平方メートルあたり5万4100円で、去年の5万7300円と比べ5.6%下落しています。
箕輪町の松島商店街の商業地は、3万7900円で去年の4万200円と比べて4.7%下落しています。
南箕輪村神子柴の商業地は3万1100円で去年の3万2800円に比べて5.2%下落しています。
住宅地の市町村別では平均で、伊那市が2.2%、箕輪町が4.0%、南箕輪村が2.3%下落しています。 -
台風15号 21日の夕方から夜にかけて通過する見込み
台風15号は21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みで長野地方気象台では土砂災害などに注意するよう呼び掛けています。
20日の伊那地域は、降り始めから午後3時までに74ミリの雨が降りました。
釜口水門では、20日の午後4時現在水位調節の為毎秒100t、高遠ダムでは、最大毎秒35tの放流を行っています。
伊那市では、天竜川と三峰川の水位が上昇するとして同報無線や地域安心安全メールで注意を呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、強い台風15号は県内へは21日の夕方から夜にかけて県内を通過する見込みです。
このため県内では南部を中心に22日にかけて大雨になる見込みで21日の正午までの予想降水量は多い所で180ミリとなっています。
気象台では、土砂災害や農作物の被害など注意を呼び掛けています。 -
上伊那小学校 運動会ピーク
上伊那郡内の小学校では17日、運動会がピークを迎え、グラウンドには子どもたちの元気な声が響きました。
このうち南箕輪南部小学校では、近くの南原保育園との合同運動会が開かれました。
全校児童、全園児参加の、毎年恒例の風船飛ばしでは、今年から環境への影響を考え、日光で土に還る風船が使われました。
被災地を応援するメッセージなどが書き込まれた鳩の形の風船は、空高く上がっていきました。 -
上伊那中学生野球大会「ロータリー杯」
上伊那の中学生軟式野球大会「ロータリー杯」が17日、上伊那郡内で開かれました。
この日は、上伊那の中学校14校から、合同チームを含む13チームが参加して、南箕輪村の上伊那農業高校グラウンドなど3会場で試合をしました。
大会は、伊那ロータリークラブの青少年健全育成奉仕活動の一環で行われているもので、今回で10回目になります。
試合はトーナメント方式で行われ、上位4校には10月に開かれる新人戦上伊那大会のシード権が与えられます。
ロータリー杯は、3年生が抜け1・2年生のみの新チームに移行して初めての大会となるため、各チーム、新戦力の力試しをしながら試合を進めていました。
ロータリークラブのあるメンバーは「高校に入れば同じチームでプレーする選手もいると思うので、少しでも交流を深めてもらいたい」と話していました。
なお、新人選のシード権獲得となる上位4校には、箕輪中学校、伊那東部中学校、春富中学校、辰野中学校が勝ち進んでいて18日に準決勝と決勝が行われることになっています。 -
長野県書道展伊那地区展
第64回長野県書道展の伊那地区展が18日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
書道展は、長野県書道協会などが毎年開いているものです。
伊那地区展では、上伊那の小学生から一般までの作品と県内巡回作品合わせて891点が展示されています。
今年は、出品を広く呼び掛けたこともあり、小学生から高校生の作品が去年より77点多く集まりました。
一般の部は、漢字の書が多く出品されています。
箕輪町の書道家で審査員を務める千葉耕風さんは「一般の部は中央の展示会に出しても恥ずかしくないレベル。自分の好みの作品があったらじっくり観賞してほしい」と話していました。 -
写真集団アルプ第1回山岳写真展
山岳写真の愛好家でつくる写真集団アルプの第1回山岳写真展が15日から、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には春から冬までのさまざまな山の表情をとらえた写真48点が展示されています。
写真集団アルプは、辰野から飯田までの伊那谷に暮らし、山岳写真を撮り続けている仲間が今年6月に立ち上げたグループです。
会員は16人で、北アルプス、南アルプス、中央アルプスを中心にそれぞれが山に登り、撮影をしています。
今回は、1人3作品を持ち寄り、季節ごとに展示しています。
写真集団アルプは、創作活動だけでなく、環境保全や撮影モラルの普及にも取り組んでいくということです。
この写真集団アルプ第1回山岳写真展は、いなっせ2階展示ギャラリーで19日まで開かれています。 -
歯の衛生に関する図画・ポスターコンクール審査会
上伊那歯科医師会などによる歯の衛生に関する図画・ポスターコンクールの審査会が15日、伊那市西町の上伊那歯科医師会館で開かれました。
コンクールには上伊那の小中学校から809点の応募がありました。
伊那ケーブルテレビジョン放送エリア内では、最優秀賞に伊那北小学校5年の矢野妙さん、西箕輪小学校5年の伊藤大晟君の作品が選ばれました。
優秀賞には東春近小学校6年の三澤瞳子さん、長谷小学校5年の中山さや香さん、南箕輪中学校2年の三好愛美さんの作品が選ばれました。
最優秀賞と優秀賞に選ばれた17作品は、来年6月の県のコンクールに送られます。 -
県内工芸作家の美術展 開催
県内の工芸作家による、第3回長野県工芸美術展が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
県工芸美術展は県内の作家でつくる県工芸美術会が開いているものです。
県内で工芸美術に携わる作家の発表の場として開かれているものです。
会場には県内在住または、出身者から寄せられた染め織や木工、陶芸、木彫など88の作品が並んでいます。
このうち伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは、伊那市の小坂洋一さんと、箕輪町の大橋幸子さんの作品が入賞しています。
小坂さんのステンレス工芸、「苦の後の笑顔を信じて」は、福島の原発事故により風評被害を受けている農家が近い将来、笑顔で収穫できる日が来ることを願い作られたものです。
大橋さんの手描染色「鳳凰」は、白い布を染色の技法を使い、鳳凰の形に染め抜いたものです。
長野県工芸美術展は入場無料で19日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています -
被災地の手話通訳活動を聞く防災講演会
東日本大震災の被災地で活動した手話通訳者の話を聞く防災講演会が10日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。
上伊那聴覚障害者協会など5団体が開いたもので、およそ50人が講演を聞きました。
講師は、松本保健福祉事務所の専任手話通訳者、山田良子さんです。
4月23日から27日までの5日間、宮城県名取市に派遣され、耳の不自由な人から体の具合や家の状況などの聞き取りをしました。
山田さんは、日頃近所付き合いをしていたのに、津波が来た時に声を掛けてもらえなかった人の話を紹介し、「一番の問題は情報が入ってこないこと。耳の不自由な人達が震災によって受けた心の傷は健常者より深い。心のケアが必要」と話しました。
また、避難所では、情報が入ってこない、プライバシーの問題などで生活できず、耳の不自由な人達が自宅や知り合いの家に移ってしまったことを話しました。
山田さんは、「この状況を考えてほしい。福祉避難所という言葉をよく聞くけれど、全ての障害者を満足させる施設である必要がある」と話していました。 -
エコチル調査知って 秋のエコチルフェスティバル
環境が子どもの成長や発達に与える影響を調べるエコチル調査をより多くの人に知ってもらおうと、秋のエコチルフェスティバルが10日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
会場にはおよそ80人が集まり、エコチル調査の進捗状況などを聞きました。
エコチル調査は、生活環境物質や生活習慣が子どもの成長や病気とどのように関係しているかを調べるもので、今年1月31日にスタートしました。
伊那中央病院と駒ヶ根高原レディスクリニックが対象で、3年間にわたって出産予定の調査対象者を募り、子どもが13歳になるまで調査を続けます。
10日は、エコチル調査甲信サブユニットセンター長で信州大学医学部の野見山哲生教授が、進捗状況を報告しました。
上伊那地域で協力を求めるのは年間904人で、9月3日現在、妊婦373人が調査に同意しています。
野見山教授は、「エコチル調査は次世代への贈り物。成功させて、日本に、世界に調査結果を反映させたい」と話していました。 -
第34回上伊那花卉品評会
上伊那地域の花卉生産者でつくる上伊那花卉生産者会議は、9日伊那市役所で恒例の品評会を開きました。
会場には、カーネーションやバラ、アルストロメリア、トルコギキョウなど、上伊那地域で生産されている秋の切花250点が並びました。
上伊那花卉生産者会議は、上伊那地域のJA系統でない生産者でつくる団体で、技術の向上を図ろうと、毎年品評会を開いています。
審査の結果、最優秀賞の長野県知事賞には、飯島町の森谷匡彦さんのバラが選ばれました。
くきの太さや色、花弁の数が多いところが評価されました。
審査会では、このほか21点が入賞しました。
会長の福沢一郎さんは、「上伊那産の花は、全国の市場関係者の評価が高く、技術も年々向上している」と話していました。
この日展示された切花は、1束300円から1,000円で販売されました。 -
スマート介護・福祉研究会設立へ
産学官連携によるスマート介護・福祉研究会の設立に向けた講演会が7日、駒ヶ根市の県看護大学で開かれました。
講演会は研究会設立に向け介護や福祉に関する理解を深めようと財団法人長野県テクノ財団伊那テクノバレー地域センターが開いたものです。
会場には介護や福祉に関する製品の製造を行っている企業のほか、行政、大学関係者など、およそ150人が集まりました。
講演会では伊那テクノバレーの向山孝一会長が研究会設立に向けて「新しい時代にふさわしい、介護のモデルをつくりたい。」とあいさつしました。
講演会では県看護大学の阿保順子学長が「認知症の人々の世界」と題して話をしました。
阿保学長は「超高齢化社会の中で予防によって認知症の人たちを増やさないようにしようという考えは理解できる。しかし大事なことは認知症の人がその地域で暮らせる環境をつくることだ。」と話していました。
ほかに東京理科大学の小林宏教授が介護など肉体労働の補助器具の開発について説明していました。
伊那テクノバレーでは研究者の技術開発を介護や福祉分野に生かすことで産業振興を図るとともに
高齢者やその家族が安心して暮らせる地域づくりにも貢献していきたいとしています。
また産学官の連携により企業と大学による介護機器の共同開発にもつなげたい考えです。
スマート介護・福祉研究会は、関連する様々な企業のほか、研究者また行政などに広く呼びかけをし
今年中に研究会を発足させ、来年から具体的な活動を行う予定です。 -
防犯ポスターの審査会
伊那防犯協会連合会は、今年度募集した防犯ポスターの審査会を6日、伊那警察署で開きました。
防犯ポスターの募集は、伊那警察署管内の小中学生の防犯意識を高めようと、伊那防犯協会連合会が毎年行っているものです。
今年度は、管内の小中学校23校から合わせて453作品が集まりました。
審査会では、関原敬泰署長をはじめ署員およそ10人と、伊那北高校で美術を教える三澤正博教諭が、構図や配色などを1点1点チェックしました。
関原署長は「子ども達の視点から犯罪について警鐘を鳴らす素晴らしい作品が多かった」と評価していました。
審査の結果、各学年ごと入選作品が決まり、上位の作品が長野県防犯協会連合会ポスター審査会に推薦されました。 -
電話対応コンクール伊那・駒ヶ根地区大会
電話応対の技術を競う電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が6日、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれました。
コンクールには、上伊那の11の企業から41人が参加しました。
コンクールは日本電信電話ユーザ協会が、電話応対技術の向上を目的に毎年開いているものです。
競技は、使い捨てカイロを扱う会社に、購入した人から「カイロがあたっていた部分が赤くなった」というクレームが、メールで寄せられたという設定です。
今年は、クレームに対応しつつ、自社の製品を売り込む営業力も審査基準となりました。
競技の結果、伊那食品工業株式会社の野村静香さんが優勝しました。
上位4人は、10月5日に開かれる信越ブロック大会に出場することになっています。 -
中央アルプスビジネスフェア協力を
来月、伊那市で開かれる、地元の製造業をPRするイベント中央アルプスビジネスフェアに向け、上伊那の商工会の役員らは、県議会議員や県などに協力を求めました。
5日は、上伊那地域産業振興会が、箕輪町で開かれ、上伊那にある7つの商工会の役員や県議などが出席しました。
伊那市商工会の森本光博会長は、来月25日、26日に伊那市で開かれる、中央アルプスビジネスフェアについて、5日現在、参加企業は64社に達した事を報告しました。
フェア開催に向けて、「上伊那の企業をPRする事で、地域全体が活性化し、受発注できるシステムを作りたい。そのためにも、参加企業や商工会、県が一体となり取り組む事が大切」と協力を求めていました。
出席した県議は「原発が転換期を迎える今、新たな産業として、地域でできる自然エネルギーを活用した発電考え、雇用に結び付けたい」と話していました。 -
東海吹奏楽コンクール
東海地区4県と長野県の大学生や一般が出場する「東海吹奏楽コンクール」が今日、伊那文化会館で開かれました。
コンクールは、全国大会の予選として、毎年開かれているもので、大学の部に6団体が、職場・一般の部に14団体が参加しました。
このうち、長野県代表として出場した信州大学は、課題曲と自由曲の2曲を披露しました。 -
21団体が熱響 伊那で太鼓まつり
上伊那地域の太鼓団体が一堂に集まる「熱響太鼓まつり」が3日、伊那スキーリゾートで開かれました。
太鼓まつりは、上伊那の太鼓チームの発表の場として、また交流の場として毎年開かれているものです。
この日は上伊那地域の太鼓チーム21団体が参加し、雨の中集まった人たちの前で演奏を披露していました。 -
台風12号 3日夜から4日にかけ長野県に最接近
大型の台風12号は、3日の夜遅くから4日の早朝にかけて長野県に最接近する見込みです。
3日の伊那地域は、日中、時折日が差すなど台風による風雨の影響はほとんどありませんでした。
長野地方気象台によりますと、大型の台風12号は、午後6時現在岡山県上空にあり、長野県に最接近するのは3日の夜遅くから4日の早朝にかけてと予想されています。
3日午後6時から4日午後6時までの上伊那地域の予想降雨量は200ミリで、雨は4日の昼前まで降ると予想されています。
長野地方気象台では、雨が続き地盤が緩んでいる恐れがあるため、土砂災害に注意するよう呼びかけています。
また、降雨により河川の水位が上昇しているとして、伊那市では河川に近づかないよう呼びかけています。 -
信州型事業仕分け開始
県が3日間の日程で行う信州型事業仕分けが3日から始まりました。
初日は伊那市が会場で、21の事業を仕分けました。
事業仕分けは伊那合同庁舎など3会場に分かれ、公開で行われました。
信州型事業仕分けは、事業の必要性などを議論し、行政の効率化、国などとの役割分担を明確化するためのものです。
仕分け対象は3日間で50事業、このうち伊那会場は21事業です。
今回、仕分け人の議論を聞いて判定をする県民判定人方式を、都道府県で初めて導入しました。
阿部守一知事は、「大勢の県民に県政に関心を持ってもらうことが大事。伊那で開催できたことは意義がある」とし、「仕分けの結果を必ず県政に役立てていきたい」と話しました。
判定は5段階で、県民判定人がシートに記入した結果に基づいて決められました。
仕分けの結果、「役割分担見直し」は地域景観育成事業で、市町村が実施すべきとなりました。
「現行通り・拡充」は、農地法転用許可など7事業です。
「要改善」は、国際交流員設置事業など13事業です。
「行政の関与不要」「抜本的見直し」はありませんでした。
県では、仕分け結果を尊重し、十分に検討して最終判断をするということです。
4日、5日の事業仕分けは県庁で行われることになっています。 -
農業振興とブランド作りについての講演会
農業振興とブランド作りについての講演会が今日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
講演会は、JA上伊那が他の地域の事例をヒントに、組合員に活気ある農業経営に取り組んでもらおうと開いたものです。
会場には、組合員およそ150人が集まりました。
講演会では、静岡県浜松市のJAみっかび元代表理事組合長の和田正美さんが、農業振興と創意工夫について話をしました。
和田さんは「組合長に就任し、特産品のキャッチコピーや、キャラクターをつくり住民の意識を高めた。農業を明るい雰囲気にして、皆で目的を共有することが大切」などと、取り組みを例にあげながら話しました。
他に「消費者に対し、常に新たなこだわりで夢を与え、形に見えない信頼を築きあげることで、商品のブランド力が保たれる」と話していました。 -
12月子守唄フォーラムへ 歌い継ごう子守唄の会
12月に予定されている第3回子守唄フォーラムに向けて、歌いながら子守唄の良さを広めていこうという集いが、28日伊那市の創造館で開かれました。
28日は、上伊那から15人ほどが参加し、ゆりかごの歌や江戸子守唄などを歌いました。
「歌い継ごう子守唄」と題されたこの集いは、12月のフォーラムに向け、子守唄を地域に広める会実行委員会が開いたものです。
12月のフォーラムを前に、更に協力者を募っていこうと、この集いが企画されました。
集いでは、歌を歌ったほか「せちがらい世の中だけれど、子守唄で多少なり平和になって欲しい」「子守唄を歌うと、心が落ち着く。普段から歌えば良いと思う」などとそれぞれが思いを話しました。
孫を連れてきた参加者もいて、赤ちゃんも、うたごえにあわせて、身体を動かしていました。
この集いは、フォーラムまで、9月25日と11月27日の2回予定されていて、実行委員会では、若い母親など多くの参加を呼びかけています。
子守唄フォーラムイン伊那は。12月18日に、いなっせで予定されています。
問い合わせ先 子守唄を地域に広める会実行委員会 電話78-4030 -
台風12号 3日昼過ぎから夜遅くにかけ上伊那に最接近
長野地方気象台は、大型で強い台風12号が3日昼過ぎから夜遅くにかけ上伊那に最接近すると予想していて、土砂災害や農作物への被害などに注意を呼び掛けています。
箕輪町木下の清水敏雄さんの梨園では、台風12号の接近を前に朝から収穫作業に追われていました。
清水さんの広さ20アールの梨園では、この時期に収穫される「幸水」を栽培しています。
2日は、週末に予定していた収穫を早め、色合いを見ながら収穫できる物を選んでいました。
長野地方気象台によりますと、台風12号は、日本の南を北上していて、3日の昼過ぎから夜にかけて上伊那地域に最接近するということです。
上伊那地域では今日の正午から明日の正午までの24時間に、多い所で250ミリの雨が降ると予想しています。
気象台では、土砂災害や低地の浸水、農作物の被害などに注意を呼び掛けています。
また、台風の影響で3日のイベントの中止や延期が相次いでいます。
伊那市総合防災訓練、高遠城下まつり、どろカップ2011などが中止となりました。 -
台風12号 3日夜から4日朝に最接近
大型で強い台風12号は、3日夜から4日の朝にかけて長野県に最接近する見込みです。
長野地方気象台によりますと、大型で強い台風12号は、北北西に進み、西日本を北上する見込みで、長野県に最も接近するのは、3日の夜から4日の朝にかけてということです。
気象台では、土砂災害や河川の増水のほか、農作物への被害などに注意・警戒するよう呼びかけています。
それでは天気予報です。 -
パンの花 ルナ・フローラ川北教室展
小麦粉などを原料とする粘土・パン粘土で作った花の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、バラやカーネーションなどパン粘土で作られた様々な花・150点が並んでいます。
作品展を開いているのは、伊那市のパン粘土教室 ルナ・フローラ伊那川北教室を主宰する赤羽 弘美さんと、教室の生徒20人です。
ルナ・フローラ川北教室は、23年前に始まり、作品展を開くのは今回がおよそ10回目、かんてんぱぱホールでは、3年ぶり3回目となります。
パン粘土は、年々新しい素材が開発され、現在では、完成しても欠けにくくなり、乾きも早くなりました。これにより、半永久的に保存できるという事です。
赤羽さんは、「色も形も自分好みの作品を作ることができる。作っても飾っても楽しいのが魅力」と話していました。
このパンの花「ルナ・フローラ」作品展は、4日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。