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新型インフルエンザ発生状況 上伊那地域減少
長野県は20日、先週の新型インフルエンザ発生状況を発表した。
それによると、上伊那地域は1医療機関あたりの患者数が先々週の18人から10人に減少した。また全県では2週連続で10人を下回った。
しかし県ではまだ終息状況とは判断できないとして、インフルエンザ警報は解除せず、引き続き手洗いやうがいなど感染予防策を実施するよう呼びかけている。 -
AFS留学生お別れ会
南信地区の高校に留学していた外国人高校生のお別れ会が17日、伊那市のいなっせで開かれた。
今年2月に帰国する留学生6人と、その友人などが集まり、お別れパーティーが開かれた。
6人の留学生は、高校生の留学を支援している民間団体AFSの制度で、昨年3月から南信地区の高校で学んできた。
上伊那では、デンマーク出身のディッテ・ミケルスンさんが伊那北高校へ、ドイツ出身のジュリア・バンバッハさんが伊那弥生ケ丘高校へ留学し、地元の高校生と一緒に学校生活を送ってきた。
また、2月カタールで開かれる高校生の英語ディベート世界大会に出場する伊那北高校英語クラブの激励会も行われ、出場メンバーに拍手が送られていた。 -
上伊那広域計画を答申
上伊那広域計画策定委員会は15日、平成22年度から26年度までの上伊那広域行政の指針となる広域計画を小坂樫男広域連合長に答申した。
小池喜志子副委員長が伊那市役所を訪れ、小坂連合長に広域計画を答申した。
策定委員会は、昨年10月から3回にわたり広域連合が示した計画案について審議を行った。
広域計画は、ごみ処理や医療に関することなどについて17分野にわたりまとめられている。
小坂連合長は、「地域医療再生計画や新ごみ中間処理施設建設など上伊那広域としても重要案件が増えている。答申案を尊重して仕事を進めたい」と話していた。
この広域計画は、2月の広域連合議会に提案される。 -
大学入試センター試験始まる
平成22年度大学入試センター試験が16日から全国一斉に始まった。
上伊那地域では南箕輪村の信州大学農学部と、駒ヶ根市の長野県看護大学の2校を試験会場に試験が行われ、このうち信州大学農学部では、入口付近に高校の教諭らが立ち、試験会場に向かう生徒達にエールを送っていた。
今年の大学入試センター試験の志願者数は、県全体で1万221人となっていて、昨年よりも218人多くなっている。
また上伊那地域の試験会場2校では1383人が受験している。
今年は新型インフルエンザの流行が拡大していることから、追試験の実施期日を例年よりも2週間遅らせた。
また例年は全国2カ所で実施している追試験の会場を、今年は全都道府県に設置している。
大学入試センター試験の追試験は、30日、31日に行われる予定で、長野県では信州大学松本試験場で行われる。
なお、「世界史A」の中で問題文に一部訂正があったが、試験前に発覚したため、文章を訂正し通常通り試験を行ったという。
上伊那2会場は、初日の日程を無事終了した。 -
伊那消防組合の消防士らが意見発表会
消防士らが消防・防災について意見や提案を述べる意見発表会が15日、箕輪町の地域交流センターであり、伊那消防署の春日崇広さんが最優秀賞に選ばれた。
意見発表会は日頃の業務で感じた問題点などについて意見・提案し、今後に生かしていこうと行われている。
この日は伊那消防組合の各消防署から7人の消防士が意見発表をした。
そのうち最優秀賞を受賞した春日崇広さんは「小さなヒーロー」をテーマに話し、子ども向けの体験学習などをもっと企画し、早くから災害に対する知識と技術を身につけてもらうことの必要性を指摘した。
春日さんは、2月18日に駒ヶ根市で開かれる県の意見発表会に出場する予定。 -
スケッチ旅行作品美術展
上伊那美術教育研究会OB有志9人によるスケッチ旅行作品の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
作品展が開かれるのは、おととし以来2回目。
スケッチ旅行は、平成2年に始まり、国内外各地に、年に2回ほど訪れている。
メンバーは、温泉宿に泊まり、交流を楽しみながらスケッチに励んできた。
今回は、近年訪れた旅行で描いた作品のうち、それぞれ5縲・点を持ち寄った。
このスケッチ旅行作品展は、19日(火)まで、伊那市のいなっせで開かれている。 -
高校生の新型インフルワクチン接種時期決まる
長野県は8日、高校生と65歳以上高齢者の新型インフルエンザワクチン接種の開始時期を発表した。
高校生は1月29日から、65歳以上は2月12日からとなっている。
国の方針見直しに伴い、高校生と65歳以上の高齢者は、国産の新型インフルエンザワクチンが接種できる対象となった。
県では、高校生について、予約の受け付けを14日から19日まで、ワクチン接種の開始日を29日としていて、予定対象者数全員分のワクチンが確保できる見込み。
また65歳以上は2月1日から予約の受け付けを始め、2月12日からワクチンの接種を開始する。
また、長野県の発表によると、12月28日から1月3日までの一医療機関あたりの上伊那のインフルエンザ患者数は、前回の41・88人から21・5人となった。 -
高校入試志願者数第2回調査 発表
来年度の県立高校入学志願予定者数の第2回の調査結果が、8日、発表された。
辰野高校は、普通科前期、64人の募集に対し58人、後期、96人に対し97人。商業科前期、20人の募集に対し30人、後期、20人に対し40人が志願している。
上伊那農業高校は、各科、前後期とも20人の募集で、生産環境科、前期40人、後期58人。園芸科学科、前期42人、後期 50人。生物工学科、前期49人、後期 53人。緑地工学科、前期39人、後期 47人が志願している。
高遠高校は、普通科前期48人に対し88人、後期72人に対し114人が志願している。
伊那北高校は、普通科前期36人に対し83人、後期204人に対し261人。理数科前期36人に対し53人、後期4人に対し46人が志願している。
伊那弥生ヶ丘高校は、普通科前期84人に対し151人、後期196人に対し298人が志願している。
赤穂高校は、普通科前期48人に対し91人、後期112人に対し155人。商業科前期40人に対し79人、後期40人に対し103人が志願している。
駒ヶ根工業高校は、3つの学科一括で、前後期ともに60人の募集で、前期77人、後期108人が志願している。
多部制の、箕輪進修高校は、普通I部前期、20人に対し33人。普通II部前期、20人に対し23人。普通III部前期、20人に対し5人。普通I・II・III部の後期は一括で60人の募集に対し91人。工業I部は、前後期ともに20人の募集に対し、前期16人、後期 15人が志願している。
なお、高校入試前期選抜は2月9日、後期選抜は3月10日に行われる。 -
上古田スケート場 9日オープン
箕輪町上古田の町営スケート場が9日オープンする。
上伊那地域では数少ない天然リンクで、氷の厚さが10センチを超え、予定通りのオープンを迎える。
9日は、午前7時から10時まで、平日は、午後6時からナイターも楽しめる。
昨シーズンは、1月15日から29日までの11日間滑走可能となり、のべで2,177人が利用した。
今シーズンは、地元の箕輪西小学校が授業で使用するほか、町郷土博物館による下駄スケートの体験会も計画されている。 -
井月映画「ほかいびと」クランクイン
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人・井上井月の映画、「伊那の井月 ほかいびと」の本格的な撮影が始まった。
このほどは、主人公の井月を演じる俳優の田中泯(たなかみん)さんがクランクインし、井月が「鉢たたき」に出会うシーンの撮影をした。
「鉢たたき」とは、鉢や瓢箪などを叩きながら、念仏を唱えて歩いた半俗の僧侶のこと。
監督は、伊那市出身の映像作家・北村皆雄さん。
また、主人公の井月を演じる田中泯さんは、映画「たそがれ清兵衛」で最優秀助演男優賞を受賞している。
クランクアップは、井月の命日である来年の3月10日で、映画の公開は来年9月頃を予定している。
映画の制作は、井上井月顕彰会が顕彰事業の一環として取り組んでいる。制作費はおよそ3800万円を見込んでいて、企業や個人からの協賛を募集している。 -
寅年生まれの県内人口 17万3200人
長野県は、来年、年男・年女となる寅年生まれの人口をまとめた。
それによると来年、年男・年女となる県内の寅年生まれの人口は17万3200人。総人口に占める割合は8%で十二支の中では9番目。
内訳では、最も多いのは昭和25年生まれの60歳で、最も少ないのは大正3年生まれの96歳。 -
中央高速バスで「ひとりだけシート」試行
中央高速バスを運行する伊那バス株式会社など6社は、隣り合った2席分のまとめ売りを試験的に始めた。
これは、中央高速バスの「新宿から伊那・飯田」まで、隣りあった2席分を一人に対し、まとめて販売するというもので、その名も「ひとりだけシート」。
隣の人を気にすることなくゆっくりと乗車してもらおうと、中央高速バスを運行する6社が企画した。
ひとりだけシートは、通常の高速バス代にプラス千円の追加料金で購入することができる。
対象路線は新宿線で、乗車券は各バスターミナルなどで購入でき予約は1カ月前から行っている。
この乗車券が使えるのは12月29日から1月3日までを除く平日のみ。
ひとりだけシートが設定されている便は、上りの伊那バスターミナルを午前4時55分発と午後2時25分発、下りの新宿を6時50分発と午後12時30分発のみ。
ひとりだけシートは3月まで試験的に行い、それ以降については検討していくという。 -
上伊那の小中学校で2学期の終業式
今年も残すところわずかとなり、上伊那の小中学校では25日から2学期の終業式が始まった。
このうち伊那市の富県小学校では、全校児童138人が体育館に集まり終業式が行われた。
式の中で、1年生、3年生、5年生の児童が2学期に取り組んできた事を発表した。
このうち5年生は、環境について学習してきた。
学習では、新聞紙でエコバックを牛乳パックで小物入れを作ったということで、児童たちは苦労したことなどを発表していた。
赤羽康・ス(やすのり)校長は、「休み中は家の掃除などのお手伝いをがんばって、楽しいお正月にしてください。休み明けは元気な顔で登校してください」と話していた。
伊那市によりますと、25日市内の小中学校で終業式が行われたのは8校で、ピークは28日という。 -
上伊那11月の求人倍率0.39倍
ハローワーク伊那は、11月の上伊那の月間有効求人倍率が0.39倍だったことを発表した。
5ヶ月連続で上昇しましたが、企業の求人が減るなど、依然として厳しい状況となっている。
11月の上伊那の月間有効求人倍率は、0.39倍で、10月の0.38倍より0.01ポイント上昇した。
県平均は0.44倍で、上田の0.35倍、佐久の0.38倍に次いで3番目に低い地域になっている。
新規求人数は、671人で、10月に比べ15%、前の年の同じ時期に比べ27%、減少した。
一方、新規求職者数は、3カ月ぶりに900人台を割り込む821人となった。
11月中に就職した人の数は317人で、10月より15%、去年の同じ時期より34%増加した。
ハローワーク伊那では、「極端に悪くなることもないが、改善することもない状況」として、依然として厳しい雇用情勢が続くとみている。 -
上伊那の来春高卒者の内定率 84.4%
上伊那の来春高校新卒者の、11月末現在の求人・求職の状況が25日発表された。
就職内定率は、84.4%で、前の年の同じ時期に比べ、6.6%のマイナスとなっている。
これは、ハローワーク伊那がまとめたもので、11月末現在、求人数は238人で、前の年の同じ時期の574人に比べ58.5%の減、また、求職者は256人で前の年が375人だったのに対し31.7%少なくなっている。
就職内定率は、長野県全体の内定率73.4%を上回る84.4%で、前の年の90.9%と比べて6.6%のマイナスとなっている。
ハローワーク伊那によると、伊那職業安定協会や高校など各機関と連携しながら、求人開拓をしてきた成果があり、ここにきて就職内定率が例年並みに持ち直してきたという。
また、今年の厳しい就職状況をみて、高校生が就職から進学に切り替えたことも、持ち直してきた要因とみている。
ハローワーク伊那では、「ここからの活動が重要になる。来年1月に開く、高校生就職面接会を始め、危機感を持って、高校と協力しながら100%の就職内定率を目指したい」と話していた。 -
高校生の就職面接会 初開催へ
ハローワーク伊那は、かつてない厳しい高校生の就職状況を受けて、高校生のみを対象とした就職面接会を来年1月28日に初めて開く。
11月に上伊那の高校や市町村、商工団体などの関係機関が参加し開かれた高等学校雇用対策会議で、開催の要望があったことなどからハローワーク伊那が初めて計画した。
大学生や一般に、高校生も加わっての面接会は県内の他地域にもあるということだが、高校生のみを対象としたものは県内でも初めてだという。
ハローワーク伊那によると、9月末現在、上伊那の就職内定率は48・6%で、前年同時期に比べ23%のマイナスとなっている。
10月から11月にかけて、内定率は例年同様80%ほどに持ち直してきているということだが、求人数が、いつもの年より6割減となっているなど厳しい情勢が続いている。
ハローワーク伊那では、面接会に参加する企業について、製造業を中心に10社ほどの参加を見込んでいるが、高校生に出来るだけ多くの選択肢を持たせられるように、引き続き参加企業を募集している。
来春卒業予定の高校生を対象とした就職面接会は、来年1月28日にいなっせ5階で開かれる。 -
上伊那農業若人のつどい
農業に携わる青年たちが互いに学びあう上伊那農業若人のつどいが22日、伊那合同庁舎で開かれた。
20代から30代の青年農業者や上伊那農業高校の生徒など約60人が集まった。
上伊那農業若人のつどいは、情報交換や交流の場がほしいという農業者からの要望を受け今回、17年ぶりに開かれた。
つどいでは、参加した農業者から活動事例発表があった。
このうち、伊那市で米を栽培している唐木千尋さんは、無化学肥料・減農薬栽培に取り組んでいることを話した。
唐木さんは、「安心安全な米づくりが目標。責任をもった米の生産販売を行っていきたい」と話していた。
会場には、伊那市や箕輪町、南箕輪村などの青年農業クラブが活動内容を記した模造紙や農産物も展示されていた。 -
上伊那米の生産目標 来年度3万618トン
上伊那水田農業推進協議会が21日、伊那合同庁舎で開かれ、上伊那8市町村で来年度生産する米の生産目標を3万618トンと決めた。
協議会は、来年度の市町村別の米の生産目標などを決めるために開かれ、市町村や農業関係団体の関係者ら約40人が集まった。
来年度、上伊那全体での米の生産目標は、今年度の当初目標に比べ120トン少ない3万618トンと決定した。
上伊那の市町村別では、伊那市が1万3061トン、箕輪町が2585トン、南箕輪村が1708トンとなっている。
協議会では今後、上伊那以外の地域と配分枠の調整や、生産調整の対象とならない加工や飼料用の米を作り、生産対応する方針。 -
高校生が選ぶ「読書大賞」
重松清作『きみの友だち』に決定上伊那の高校生が選ぶ読書大賞の審査会が19日、いなっせで行われ、上伊那の高校8校から図書委員の生徒が集まり、審査した。
この「読書大賞」は、本を通じて高校生の読む力、書く力などを育てようと、上伊那図書館協会・高校図書部会が初めて開いた。
「ともだち」をテーマにした9冊の本の中から、各学校の読者の投票と、同日集まった図書委員の生徒の投票の合計点で大賞を決める。
この日はグループディスカッションが行われ、生徒達が内容の現実味、理解のしやすさなどに着目して審査していた。
審査の結果、「共感しやすい」、「主人公の気持ちが良く分かる」などの理由で、重松清作の『きみの友だち』が大賞に選ばれた。
審査員の一人、伊那北高校の伊藤翼くんは「同世代と共通の話題で意見を交わし、高校生の感覚で大賞を選ぶ事ができてよかった」と話していた。
なお、大賞受賞作の作家には高校生が感想などを書いた手紙を送るという。 -
上伊那地域経済情報交換会
上伊那地域の中小企業の今後3カ月後の経営予想は、約6割の事業所が「悪い」としていることが分かった。
これは、18日開かれた上伊那地域経済情報交換会で報告された。
情報交換会に示されたデータは、県が、上伊那地域の62の中小企業に対して行なった調査によるもの。
それによると、前年同時期に比べ、全ての業種において8割を超える事業所が「悪い」と回答している。
3カ月前と比べると、製造業で4割ほどが「良い」と答えている。
しかし、3カ月後の予想では、建設業・卸売業・小売業・サービス業で、7割が「悪い」と回答している。
上伊那地方事務所によると、製造業では若干状況は上向きになってきているが、製造業の不況の影響が、商業・サービス業に広がったのではないか竏窒ニしている。
宮坂正巳上伊那地方事務所長は、「こうした厳しい経済情勢の中で、各機関同士の連携が必要。今日の情報交換を不況対策に役立ててほしい」と話していた。 -
地域発元気づくり支援金説明会
地域の特長ある取り組みを県が支援する地域発元気づくり支援金の説明会が17日、伊那合同庁舎で開かれた。
来年度支援金の活用を考えている上伊那の自治体やNPO、地域づくり団体などの代表約80人が説明会に出席した。
地域発元気づくり支援金は、住民や市町村が自主的に取り組む活動に対し県が支援金を交付するもので、来年度で4年目になる。
上伊那では本年度91件、1億7千万円の要望が出され、このうち69件、9900万円が採択されている。
選定は、公益性、費用対効果、広く住民を巻き込む事業であるかなどを基準に行われる。
募集期間は、来年1月4日から2月5日までで、4月に採択事業が決定することになっている。 -
県立高校入試新型インフル対策
ワクチン確保できない場合 追試験実施長野県教育委員会は、新型インフルエンザへの対応として、本年度、県立高校を受験する中学3年生全員分のワクチンが確保できない場合、追試験を実施する方向性を示した。
これは17日県庁で開かれた教育委員会12月定例会で示された。
教育委員会では、1月下旬を目途に、患者の発生状況、ワクチンの接種状況を見極め、追試験の実施を判断するという。
追試験は後期選抜のみ実施され、後期選抜の学力検査が予定されている来年3月10日から6日後の3月16日を候補日として挙げている。 -
年賀状受け付け始まる
今年も残すところ半月あまりとなり、新年を迎える準備も本格化している。
そんな中15日から、郵便局では年賀状の受け付けが始まった。
伊那市の日本郵便伊那支店でも受付が始まり、入口に設けられたボックスに訪れた人たちが投函していた。
初日は、投函する人よりも年賀状を買い求める人の姿が多く見られた。
年賀状の販売・配達などを行っている日本郵便伊那支店によると、辰野町から東伊那までの郵便局で15日までに販売された年賀状の枚数は約74万枚。昨年より約20万枚増えているという。
昨年から販売しているディズニーキャラクターの入った年賀状や今年から販売されている色付き年賀状が人気だという。
日本郵便伊那支店では「元日に届けるために年賀状は25日までに投函してほしい」と呼びかけている。 -
上伊那建設労働組合寄付
上伊那建設労働組合の青年部が14日、上伊那福祉協会に寄付金を贈った。
青年部の新井康哲部長が、上伊那福祉協会の春日博美常務理事に寄付金を手渡した。
青年部は毎年、南箕輪村の大芝高原まつりで親子木工教室を開いている。
教室の材料費など売上の一部を毎年寄付していて、今年は2万円を届けた。
新井部長は、「福祉のために役立ててください」と話していた。
春日理事長は、「有効に使わせていただきます」と感謝していた。
上伊那福祉協会では、寄付金を福祉施設の介護ベッドや車いすの購入費用の一部にあてるという。 -
AFS10周年記念交流会
高校生や中学生の交換留学をサポートするAFS南信支部の10周年記念交流会が13日、箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれた。
南信地域に滞在中の留学生やそのホストファミリーら約130人が集まった。
AFS南信支部では、これまでに50人の高校生を海外に派遣し、100人の留学生を受け入れている。
現在、短期滞在も含め17人の留学生が南信地域に滞在しているという。
この日は留学生が自己紹介に合わせてパフォーマンスを披露した。
伊那北高校に通うデンマーク人のキタさんと伊那弥生ヶ丘高校に通うドイツ人のジュリアさんは、日本に来て覚えたというコントを披露した。
AFS南信支部の半沢貴子支部長は「多くの人の支えがあってここまで続けてこられた。これからも国境を越えた交流をサポートしていきたい」と話していた。 -
辰野町が伊那警察署管内に
長野県警の組織に関する条例改正案が14日、県議会で可決され、辰野町が伊那警察署の管轄区域になることが決まった。
起立による採決の結果、県警組織変更の条例改正案は賛成多数で可決された。
辰野町は、これまで岡谷警察署の管轄区域だったが、県警では、広域連合の構成市町村との整合性や住民の生活圏、裁判所の管轄区域との整合性などから見直しを行なう。
なお所長以下8人の警察官がいる辰野町警部交番は、南信警察機動センターとしても機能するなどこれまでどおりの運用となる予定。
辰野町の伊那警察署管轄区域への変更は、来年4月1日付けで行なわれることになっている。 -
井上井月朗読会 稽古に熱
井上井月朗読会、風狂のうたびとのリハーサルが11日夜、伊那市のいなっせで行われました。
この日は朗読会を行う伊那文化会館附属劇団「南信協同」の団員らが集まり、リハーサルを行った。
朗読会では、江戸時代の末頃から明治の前半にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の俳句が琴や尺八の音色に合わせて読み上げられる。
井月の研究家で台本を書いた春日愚良子さんは「朗読会では井月の生きざまの一端を感じることができると思う。地元にゆかりの俳人を知ってもらいたい。」と話している。
この井上井月朗読会、風狂のうたびとは13日、いなっせ6階ホールで行われ、入場は無料、開演は午後2時からとなっている。 -
上伊那高校美術展と長野県高校美術展
第48回上伊那高校美術展と第31回長野県高校美術展が、今日から県伊那文化会館で始まった。
毎年開催されている上伊那高校美術展に併せて、今回は、県の高校美術展も同時開催されている。
会場には、上伊那8校の美術部から出品された120点に加え、全県から推薦された70校から150点の作品が並んでいる。
油絵が主体だが、造形作品、陶芸作品も訪れた人の目を引いていた。
どの作品も力作ぞろいで、高校生らしいみずみずしさとほとばしる感性が感じられる。
訪れた人たちは、「立派なもんだ」などと話しながら足を止め作品に見入っていた。
第48回上伊那高校美術展と第31回長野県高校美術展は、13日日曜日まで、県伊那文化会館で開かれている。 -
年末の交通安全運動 始まる
11日から年末の交通安全運動が始まった。
伊那市役所前のナイスロードでは、安全協会や警察署員など50人が、交通安全を呼びかける桃太郎旗を手に啓発活動をした。
年末の交通安全運動は、11日から12月31日までの21日間。
運動の重点は、飲酒運転の根絶、高齢者の事故防止、全ての座席でのシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、夕暮れ時と夜間の歩行中や自転車に乗っている時の交通事故防止。
伊那警察署では、「よい年を迎えられるよう、交通事故を1件でも減らして今年を終えたい」と呼びかけている。 -
支援米 マリ共和国に送る
JA上伊那は、各地から集まった支援米896キロを西アフリカのマリ共和国に送った。
10日、JA上伊那の職員などが、集まった米を、メッセージが書かれた支援米を送る袋に詰め替える発送作業をした。
今年は下川手青壮年部、農団労上伊那、あぐりスクール、南箕輪中学校生徒会から896キロの米が集まった。
今年の南信の米の作況指数はやや不良の95となっていて、その影響もあってか、支援米も去年より若干少なくなった。
マリ共和国は西アフリカにあり、国土の70%が砂漠で、慢性的な食糧不足が続いている。
支援米を送る活動は、長野県では平成10年に始まり、JA上伊那は平成11年から参加している。
近年は、県内のほぼ全域のJAが参加していて、今年は18のJAから約7トンの米を送る予定。
同日発送された支援米は、県下の米と一緒に輸送される予定で、40日間の船旅を経て来年3月ごろ、マリ共和国に届けられるという。