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長野県議会土木住宅委員会が環状北線などを視察
長野県議会土木住宅委員会(風間辰一委員長)の現地調査が24日、上伊那であった。委員9人と地元県議を交えて、伊那建設事務所の07年度主要事業個所を視察。進展状況などについて説明を受けた。
市街地への車の流入緩和などを目的として本年度中の完成を目指す伊那市御園の環状北線では、ワークショップにより地元の要望を吸い上げながら事業を進めていることなどを説明。委員からの「環状北線を整備しても、今後は153号の混雑が予想される。環状北線から先の計画は」という質問を受け、山浦直人伊那建設事務所長は「バイパスを整備して交通整備をしていくことが必要だと考えている。現在伊那市の方とも話し合いを始めている。早く現実的なルート案を決めていきたい」と説明。そのほかにも道路改良事業として整備されている伊那バイパスや昨年の7月豪雨で被害を受け、現在災害対策関連事業などを進めている箕輪町や辰野町の事業個所を視察した。
また、視察に伴い上伊那広域連合(小坂樫男連合長)の陳情もあり、国道153号の改良整備と上伊那地区バイパスの建設促進や伊那中部・西部広域農道の県道昇格など、17事項を要望。小坂連合長は「153号線バイパス事業を進めていただいてはいるが、工事がなかなか進まず、伊那、宮田間はルートも決まっていないのが実情。また、権兵衛トンネルの開通に伴い交通量も増えており、環状北線から153バイパスまで続く先線の計画を作ってほしい」として、伊那バイパスの早期実現と東西道路網の強化を訴えた。 -
第2回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会
上伊那広域連合の新しいごみ処理中間処理施設の機種とごみの減量化などについて検討するごみ処理基本計画推進委員会(小沢陽一委員長)の2回目の会合が24日、伊那市内であった。今後の日程と現在のごみ排出実態や減量化に向けた各市町村の取り組みについて確認。一部の委員から検討事項に応じた専門部会の設置を求める声もあったが、それぞれの検討事項には関連性があるという理由から、現状では部会を設置せず、必要となった場合に改めて設置を検討することとなった。
今後の委員会スケジュールとしては、ごみの減量化、資源化の検討を進めながら処理対象物を検討。それに合った施設規模、機種を選定していく。
ごみ排出量の現状については、燃やせるごみが全体の約65パーセント、資源ごみが約25パーセントと大きな割合を占めていることを説明。また、家庭から出る燃やせるごみの約40パーセントは台所などから出る生ごみで、事務局は「減量化のためにはこうしたごみの減量化を考えるのが効果的ではないか」とした。 次回はごみの減量化、資源化に向けた具体的な対策を模索するほか、処理対象物の検討を始める。 -
炭とともに暮らす~山のいとなみのなかで~
里山に囲まれた伊那谷では、薪や炭を暮らしのさまざまな場面で利用してきた。薪や炭の材料を調達する里山を「薪炭林」(しんたんりん)と呼び、山と暮らしが密接な関わりを持っていた時代は、そう昔のことではない。
しかし、化石燃料の普及、生活スタイルの変化などにより、私たちの暮らしは山から少しずつ遠ざかり、今では、家庭の中で炭を利用する場面はほとんど見られなくなった。
一方で、化石燃料の燃焼によって大気中の二酸化炭素の濃度が上がり、地球温暖化を加速させていることが懸念される中で、燃料としての炭が注目されはじめている一面もある。炭の原料である木は、大気中の二酸化炭素を吸収して育ったものであり、炭を燃やすことで放出される二酸化炭素の量は、もともと大気中にあった量であるため、地球温暖化を加速することはない竏窒ニいう理由からだ。さらに、炭は、有限な化石燃料とは違い、木を育てることによって再生が可能な資源であることも、注目される点である。
今回の朝の学舎は、伊那市長谷で、炭焼きを中心とした自給自足の暮らしをしている伊東修さんを、長谷小学校4年生が訪ねた。焼いた炭を窯から運び出したり、次に焼く炭の材料を、力を合わせて窯に詰めたりする作業を通して、炭との暮らしを体感した。 -
高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(2)高遠
春の高校総体が終わってからも3年生6人全員が部に残った。目指すサッカーは守備を重視したスタイル。継続した練習を積むことで、高遠サッカーの完成度は増した。「選手たちは、この夏で精神的にも強くなった」と山上監督。前回大会1回戦で敗れた雪辱を晴らすため、まずは1勝を目標に戦う。
高い位置で奪ったボールを素早いパスで回し、得点につなげるサッカー。総体南信大会2回戦では、強敵・岡谷東と戦い、0竏・で負けるも「イメージ通りのボール奪取」(山上監督)を展開し、選手たちは自信を付けた。この夏の練習では、攻撃に転じる際のDFからのロングパス精度が高まったという。
守備の軸は、1対1に強いDF北原祐、カバーリングに優れたDF百瀬の両センターバックと、チーム1の守備能力を持つMF山岸の3年生3人。「バランスの取れた守備の要」と監督の期待も大きい。攻撃はゴールに対するきゅう覚が鋭く、本年、1年生の南信選抜選手に選ばれたFW鈴木に注目したい。
初戦は、長野工業と対戦(9月1日午前11時20分、飯田風越高校)。この試合を勝ち上がればシード校の松本美須々ケ丘と2回戦(8日午後1時10分、飯田風越高校)を戦う。
##(北原祐輔主将)
1回でも多く勝てるよう、全力で頑張りたい。最後まで諦めず走りきるサッカーを目指し、まずは1勝を -
昭和伊南病院と伊那中央病院の連携今後も
伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の小坂樫男組合長(伊那市長)が22日に、昭和伊南総合病院の救急救命センター指定が伊那中央病院に変更されなければ今後協調していくことはできない竏窒ネどと発言したと一部で報道された問題について伊南行政組合の中原正純組合長(駒ケ根市長)は23日の議会定例会で「公の席での発言ではないと思う。本意は違うのではないか。信じられないし、あり得ない」と述べた上で「救急救命センターの返上は考えていない」とあらためて強調。両病院を中心とした連携体制はこれまで話し合ってきた通り進めていきたいとする考えを示した。馬場宣子議員(駒ケ根市)の質問に答えた。
昭和伊南病院の産婦人科に派遣されている信州大の医師2人が来年3月で引き揚げることにより、以降の同科常勤医師がゼロとなる問題について中原組合長は「助産師が分娩を行う院内産院の開設を検討しているが、現段階では来年4月の開院は大変厳しい状況にある」と述べた。引き続き県や信州大とともに解決に向けて検討を進めたいとした上で、住民の不安に対応するため「産科についての専門窓口を新たに病院内に設置し、市民の相談に乗れる体制をつくりたい」とする考えを明らかにした。
院内産院の見通しについて同病院の千葉茂俊院長は「医師がいないとリスクに対応できない。何かあった場合に伊那中央病院に医師の応援を要請するとしても5分、10分を争う時に30分もかかっていては難しい」とした上で「引き続き医師確保、伊那中央との連携、地域の医師を嘱託とするなどの方法を検討し、努力を続けていく」と述べるにとどまった。 -
中央行政組合議会全協
伊那中央行政組合議会の全員協議会は22日開き、医師不足の現状と、伊那中央病院職員同士の暴力行為にかかる処分の報告があった。
医師不足について、中央病院の小川秋実院長は医師不足の背景や、来年4月の昭和伊南総合病院(駒ケ根市)産婦人科休止を受けた対応などを説明。地域で医師を育てる環境づくりの必要性も挙げた。
特に急を要する産婦人科は、昭和病院の出産をそのまま受け入れるのは難しい状況で、郡外からの里帰り出産の制限、初診の紹介状持参で「地域医療の崩壊を食い止める措置」を取る。
また、昭和病院整形外科、小児科で医師が減員するのに伴い、今後の受け入れ体制を考えたいとした。
上伊那の医療問題については辰野、伊那中央、昭和が連携し、協議している。
職員の処分は21日付で、診療技術部診療放射線科主任(38)を懲戒処分(15日間の減給10分の1)、管理監督者の診療技術部長を厳重注意、診療技術部診療放射線科長を訓告とした。
中央病院地域医療救急医療センターで7月28日夜、救急患者のレントゲン撮影の使用機器や撮影角度をめぐって、診療放射線科主任が信大から派遣されている非常勤医師(40)の指示に不満を持ち、顔面を殴った。けがはなかった。
患者の前で不平を述べるなど職場の秩序、信頼をなくしたとして、理事会で処分を決定した。 -
07年度電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会が開催
電話応対のスキルを競う「07年度電話応対コンクール伊那・駒ヶ根地区大会」(日本電信電話ユーザー協会主催)が22日、伊那市西春近のかんてんぱぱホールであった。伊那、駒ヶ根地区にある9事業所から27人が出場。的確かつ迅速な応対で模擬応対者からのクレームを処理したトヨタUグループの有賀加奈子さん(22)=伊那市西春近=が、優勝した。
同大会は電話応対のレベル向上などを目的として毎年開催している。今年の競技内容は昨年に続いて「クレーム処理」を想定。各選手は制限時間3分の中で模擬対応者と電話で応対し、それを審査員が声の大きさ、手際、丁寧な応対、好感度などいくつかのポイントで総合的に採点する。
今年は伊那市役所からも4人が出場し、一人が準優勝となる好成績を納めた。
優勝した有賀さんは「クレーム対応となると相手の気持ちを考えて応対しなければならないし、相手の顔も見えないので難しかった。相手の気持ちを逆なですることは絶対にないように心がけた。信越では優勝目指して頑張りたい」と話していた。
上位3人は10月に長野市で開く信越大会に出場する。
入賞者は次のみなさん。
◇優勝=有賀加奈子(トヨタUグループ)
◇準優勝=宮下威暁(伊那市役所)
◇第3位=宮井美保子(伊那食品工業)
◇優良賞=春日志穂(ルビコン)角剛彦(トヨタUグループ)林まゆみ(八十二銀行伊那支店) -
伊那養護学校PTAが市町村に要請
伊那養護学校PTA(小林正昭会長)は22日、箕輪町役場を訪れ、重度心身障害者が生活訓練を受けられる通所施設の充実などを要請し、文書での回答を求めた。
同PTAは毎年、同校に通う児童、生徒が暮らす市町村に要請活動をしている。本年度は中川村を除く上伊那7市町村に要請する。予算編成前に訪問しようと例年より要請時期を早め、各市町村ごとに保護者の要望をまとめた。
町にはPTA3役、成沢恒美校長、保護者ら計12人が訪れた。要請事項は広域的には▽重度心身障害者の通所施設の充実▽各自治体の共同作業所に重度心身障害者に通所できるような職員配置・施設整備▽企業・作業所などでの知的障害者の雇用拡大-の3項目。
箕輪町への要請は6項目で▽町の福祉施策などの連絡を養護学校にも確実に届けてほしい▽就学指導での連絡調整をしっかりしてほし▽町の施設でリハビリを受けられる体制をつくってほしい▽三日町に移転後の若草園の場所に重度心身障害者のための通所施設の設置を要望する-など。
箕輪町からは、伊那養護学校の小学部に11人、中学部に2人、高等部に9人通っている。成沢校長は「地元校との交流に力を入れていきたい」と協力を求めた。
桑沢副町長は、「切実な実態をお聞きした。できるだけ早く回答したい」と答えた。 -
高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(1)伊那北
第86回全国高校サッカー選手権大会県大会が9月1日、開幕する。県内87校が参加し、11月4日までの日程で優勝を競う。全国大会がある国立競技場を目指し、熱戦を繰り広げる上伊那勢8校を順次紹介していく。
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17年ぶりとなる春の南信総体敗退の歯がゆさから3年生の主力メンバー5人がチームに残った。1、2年生中心のチームで挑んだ前回大会はベスト8と健闘。「去年より総合的に力は上がった。経験値のある3年生が残り心強い」(杉田監督)。全国大会出場を目指し、部員全員が一丸となって戦う。
堅実的な守りから、奪ったボールを小さなパスでつなぎゴールを狙うのが基本的な戦術。試合の中で選手たちが相手に対応した戦術を選択していく・ス考えるサッカー・スを目指す。時折見せるカウンター攻撃は、チームが得意とするパターンであり、破壊力もある。
FW新村(2年)は、2年連続の国体県選抜選手に選ばれる攻撃の起点。力強いボールキープ力で前線に攻撃の・スタメ・スをつくる。MF村田(3年)のサイドの攻め上がり、FW岡(2年)の・ス前を向いたプレー・スで攻撃の幅を広げたい。守備は、1対1に強く、ミスが少ないDF赤羽(3年)が要となる。
初戦は、明科と対戦(1日午前9時30分、、岡谷東高校)。この試合を勝ち上がればシード校の岡谷東と2回戦(8日午後1時10分、辰野高校第2グラウンド)を戦う予定だ。
岡勇介主将
春の高校総体での悔しさを晴らすため、この大会では中と半端で終わりたくない。残った3年生5人とともに全国を目指して戦いたい -
【記者室】食中毒を防ぐには
全国の食中毒発生のピークは、年によって違うが7、8月が多い。気温と湿度が高い環境が細菌の増殖に適しているというから、この暑さが続く間はくれぐれもご用心を▼伊那保健所に管内の食中毒発生件数を尋ねてみたところ意外なほどに少なく、05年度3件、06年度は1件竏窒ニいう回答だった。ほっとひと安心したものの、よく考えてみると一般の家庭で食中毒が起きた場合、よほど重い症状でなければ届け出はしないから、実際にはもっと多くの発生があると想像できる▼一方で食品の偽装表示なども相次いで発覚しているが、これも氷山のほんの小さな一角に違いない。消費者の立場から偽装を見破るのはまず不可能。頼るべきは自身の五感だけなのかもしれない。(白鳥文男)
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全国高校サッカー選手権県大会 9月1日開幕
国立競技場を目指して戦う、第86回全国高校サッカー選手権大会長野県大会(県サッカー協会主催)は、県内の87校が参加し、9月1日に開幕する。決勝は11月4日、松本市のアルウィンである。
上伊那勢は8校が出場する。県総体に出場した辰野、伊那弥生はシード。それぞれ上田染谷丘竏宙イ川、須坂園芸竏忠コ諏訪向陽の勝者と対戦する。前回ベスト8の伊那北は明科、ベスト16の赤穂は軽井沢と戦う。
組み合わせ別表あり -
リニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会総会
市町村長や商工会議所などでつくるリニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会(会長・小坂樫男上伊那広域連合長)の07年度総会が20日、伊那市駅前ビル「いなっせ」であり、リニア中央新幹線早期建設にための研究・検討に取り組むことなどを盛り込んだ本年度事業案などを承認した。
これまで同会では、他地域と協力しながら伊那谷ルートの実現に向けた取り組みを進めてきたが、本年度からは新たに上伊那地区内への駅設置実現に向けた研究・検討を行っていく。
一方本年度は、線路の補修工事などに伴ない、昨年度まで実施していた試乗会を行わない。
小坂会長は「全国ではまだだが、県の協議会の方ではすでに伊那谷を通るBルートで決定しており、今後は駅の誘致合戦をしていかなければならないと思っている」と語ったほか、地区内への駅設置に関して副会長の中原正純駒ヶ根市長は「誘致は大量輸送の犠牲となるようなものではなく、伊那谷の繁栄につながるようにする必要がある。そのためにはどこに誘致したとしても飯田線への接続を実現し、活性化を図るべき。会としても飯田線との接続の可能性やそれによる影響を検討していってほしい」と語った。 -
第3回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会で「立地を回避する地域」の条件を決定
第3回伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会(伊藤精晤会長)が20日、伊那市役所であり、環境などへの配慮から、施設建設の候補地からあらかじめ除外する地域の条件を決定した。
この日事務局は、県の環境アセスメントの技術指針マニュアルを参考に設定した「立地を回避すべき地域」の条件を掲示。
(1)自然環境を保全すべき地域(2)生活環境の保全を図るべき地域(3)防災面で望ましくない地域竏窒フ3つを大枠に、▽自然公園地域▽鳥獣保護区▽水道水源保全地区(県指定)▽砂防指定地▽河川区域・河川保全区域▽土砂災害警戒区域竏窒ネど14項目のいずれかに該当する場合に、建設地対象から除外する。県のマニュアルは保安林もあらかじめ対象から除外しているが、保安林自体さまざまな種類があり、必要性が低いものについては保安林の解除をすることもできるため、今回は候補地に保安林が含まれていた場合に再度検討し、建設の是非を判断していく。また、委員から提案があった「教育・福祉施設・病院周辺」「集合住宅地域」「すでに廃棄物関連施設がある周辺地域」などは、具体的な基準を決めにくいという理由から、候補地の適正を評価する段階で評価項目の中に盛り込み、適宜に判断していくこととなった。そのほかでは、県のマニュアルには含まれていないが、防災面で望ましくない地域に「活断層の真上」という項目を追加した。
次回は候補地を評価するための項目設定を行うほか、伊那市や上伊那広域がこれまでに検討してきた候補地と、地元から働きかけのあった候補地、約12カ所が示される。 -
猛暑に家畜もダウン
最高気温が30度を超える連日の暑さのため、家畜への影響が出始めている。県の指示を受けて暑さによる家畜への影響を調査している伊那家畜保健衛生所によると、17日現在までに伊那市内で飼育されていた牛1頭が熱射病で死んでいることが判明しているほか、えさを食べない影響で全体的に乳量が減少しているという報告が聞かれるという。
大きなストレスは病気への免疫力も低下させるため、病気にかかる危険性が高くなったり産後の立ち上がりが遅れるなどといった影響も出てきている。
こうした状況を受け、伊那市ますみヶ丘の酪農家・松沢建男さん(55)宅では、牛舎の屋根の上でスプリンクラーを回したり大型送風機で牛舎の温度を下げるなどといった対策を講じている。しかし、スプリンクラーを装備している酪農家は少なく、実際こうした装置を使っていても、えさを食べる量が少なくなるなどといった傾向も出ている。また、涼しくなってからも暑さの反動で繁殖障害などといった影響が出る可能性もあるという。 -
第47回上伊那陸上競技選手権大会結果=決勝記録
★男子
【100メートル】▽中学(1)原翔太(伊那3)11秒97(2)田畑勇貴(伊那3)(3)小田部宙(春富2)(4)唐澤玄(南箕輪1)(5)鰍澤将平(駒ケ根東2)(6)有賀春樹(辰野2)▽一般(1)堺澤博樹(赤穂高2)11秒80(2)唐澤和也(伊那弥生高2)(3)大石洋佑(伊那北高2)(4)村井大介(駒ケ根工業高2)(5)赤澤侑生矢(駒ケ根工業高2)(6)安藤太郎(伊那弥生高2)
【200メートル】▽中学(1)田畑勇貴(伊那3)24秒85(2)小田部宙(春富2)(3)福沢大輔(赤穂2)(4)真木啓佑(駒ケ根東2)(5)小林祥史(箕輪2)(6)黒河内康介(箕輪1)▽一般(1)三村瑞樹(伊那北高1)23秒04(2)赤沢侑生矢(駒ケ根工業高2)(3)村井大介(駒ケ根工業高2)
【400メートル】▽共通(1)唐澤和也(伊那弥生高2)53秒17(2)野坂大樹(伊那弥生高1)(3)北原渡(伊那北高1)(4)福沢大輔(赤穂中2)(5)安藤太郎(伊那弥生高2)(6)竹村悠太(駒ケ根東中2)
【1500メートル】▽共通(1)村上剛(伊那北高2)4分15秒19(2)小林祐作(伊那弥生高2)(3)北原弘司(伊那北高1)(4)春日隆大(伊那北高2)(5)神耕平(伊那北高1)(6)天野進(駒ケ根東中2)
【3千メートル】▽中学(1)小林純平(駒ケ根東3)9分30秒55=大会新(2)澁谷宥介(駒ケ根東3)(3)久保田光(駒ケ根東3)(4)南澤延輝(中川2)(5)竹村亮作(駒ケ根東2)(6)草野智徳(駒ケ根東3)
【5千メートル】▽一般(1)滝澤勉(ジェルモ)16分06秒93(2)小林太一(駒ケ根陸協)(3)福澤純平(上伊那農業高3)(4)羽生吉浩(養命酒)(5)鈴木昌幸(ジェルモ)(6)池田大作(上伊那陸協)
【110メートル障害】
▽中学(1)蟹沢勇斗(伊那東部2)19秒91(2)小林渡(伊那東部1)(3)服部裕明(宮田2)(4)竹村正彦(駒ケ根東2)(5)小林達明(宮田2)(6)清水泰志(南箕輪1)▽一般(1)赤羽巧(伊那北高1)17秒30
【400メートルリレー】▽中学(1)伊那B(小林一也、田畑勇貴、原田遊、原翔太)48秒79(2)南箕輪(唐沢、稲見、清水、諏訪間)(3)駒ケ根東(矢沢、真木、鰍沢、竹村)(4)伊那東部B(櫛笥、中島、春日、フジウラ)(5)赤穂(中原、小林、小椋、福沢)(6)辰野(赤羽、有賀陽、小口、有賀春)
【走り高跳び】▽中学(1)清水智成(南箕輪2)1メートル65(2)真木啓佑(駒ケ根東2)(3)竹村春樹(赤穂1)▽一般(1)宮崎友宏(赤穂高1)1メートル75(2)稲村立吉(高遠高2)
【棒高跳び】▽共通(1)松沢ジアン成治(高遠高1)4メートル70=大会新(2)城取寛幸(高遠高3)(3)春日太陽(春富中3)(4)正木豊(高遠高1)(5)矢野祐貴(同)(6)黒河内岳(伊那東部2)
【走り幅跳び】▽中学(1)原翔太(伊那3)5メートル71(2)竹松高彬(春富2)(3)宮沢拓人(伊那1)(4)所河右京(駒ケ根東1)(5)原智也(南箕輪1)(6)小原幸紀(宮田2)▽一般(1)池上順也(東海大1)7メートル12=大会新(2)野溝亮太(高遠高3)(3)城取寛幸(高遠高3)(4)尾崎充紘(駒ケ根工業高3)(5)矢島春樹(赤穂高2)(6)後藤智耶(駒ケ根工業高2)
【三段跳び】▽一般(1)野溝亮太(高遠高3)12メートル26(2)稲村立吉(高遠高2)
【砲丸投げ】▽中学(1)安藤純(箕輪2)10メートル17(2)鰍沢将平(駒ケ根東2)(3)米山裕馬(中川2)(4)服部裕明(宮田2)(5)宮下亮人(中川1)(6)谷川伸吾(宮田2)▽一般(1)堀井裕介(伊那北高2)8メートル59(2)渡部優樹(駒ケ根工業高3)(3)福島健一(駒ケ根陸協)(4)前島孝介(上伊那農業高1)
【円盤投げ】▽一般(1)正木豊(高遠高1)20メートル73(2)春日信二(高遠高2)
【やり投げ】▽一般(1)福島健一(駒ケ根陸協)47メートル25(2)後藤智耶(駒ケ根工業高2)(3)堀井裕介(伊那北高2)(4)春日信二(高遠高2)
★女子
【100メートル】▽中学(1)中村夕貴(赤穂2)13秒61(2)金子美穂(伊那2)(3)茅野万里奈(辰野3)(4)伊藤美智花(伊那3)(5)坂井聖奈(辰野1)(6)北原夏帆(駒ケ根東2)▽一般(1)仲田千秋(中京女子大1)12秒62=大会新(2)下平侑美(伊那西高2)(3)山崎愛里(伊那弥生ケ丘高2)(4)赤羽優希(伊那弥生ケ丘高1)(5)沢田帆奈美(伊那西高1)(6)大場沙奈(伊那弥生ケ丘高1)
【200メートル】▽中学(1)征矢萌唯(箕輪2)27秒06(2)中村夕貴(赤穂2)(3)宮下杏香(駒ケ根東2)(4)茅野万里奈(辰野3)(5)大久保萌花(伊那東部2)(6)保科千絵(宮田3)▽一般(1)今井沙緒里(至学館高2)25秒00(2)仲田千秋(中京女子大1)(3)山崎愛里(伊那弥生ケ丘高2)(4)鹿野恵理(伊那弥生ケ丘高2)(5)赤羽優希(伊那弥生ケ丘高1)(6)大久保涼花(伊那弥生ケ丘高2)
【400メートル】▽共通(1)大久保涼花(伊那弥生ケ丘高2)65秒71(2)青木美智子(伊那弥生ケ丘高1)(3)山田咲織(赤穂中2)(4)中村茜(伊那弥生ケ丘高2)(5)大場沙奈(伊那弥生ケ丘高1)(6)馬場彩香(伊那弥生ケ丘高2)
【800メートル】▽共通(1)蟹沢未来(赤穂中2)2分30秒74(2)池田杏奈(伊那弥生ケ丘高1)(3)服部景(伊那北高2)(4)原奈々(箕輪中2)(5)池上萌(赤穂中2)(6)森田遙(赤穂中2)
【3千メートル】▽共通(1)篠田美樹(駒ケ根東中3)10分52秒62(2)湯沢ほのか(駒ケ根東中1)(3)福沢志穂(駒ケ根東中2)(4)森田遙(赤穂中2)(5)竹村知世(駒ケ根東中2)(6)鈴木晴花(駒ケ根東中3)
【100メートル障害】▽中学(1)桐山明日香(宮田3)16秒62(2)中谷一恵(辰野3)(3)高橋千夏(伊那東部1)(4)町田佳穂(伊那東部1)(5)杉江美沙(南箕輪2)(6)小出海月(宮田2)▽一般(1)小沢智代(伊那弥生ケ丘高2)17秒75(2)小沢あゆみ(伊那西2)(3)大倉未来(伊那西2)(4)伊藤真夕佳(高遠高1)
【400メートルリレー】▽中学(1)宮田(保科千絵、桐山明日香、田口瑠莉、小出海月)55秒36(2)赤穂(望月、松井、森下、中村)(3)伊那A(曽我、金子、春日、伊藤)(4)駒ケ根東(北原和、北原夏、下島、宮下)(5)伊那B(伊藤、牧田、田中、倉科)(6)春富A(丸山、竹松、有賀み、有賀楓)▽一般(1)伊那西高(小沢あゆみ、沢田帆奈美、大倉未来、下平侑美)53秒30(2)伊那弥生ケ丘高B(大場、山崎、鹿野、赤羽)(3)伊那弥生ケ丘高A(中村、青木、小沢、大久保)(4)オープン至学館(国仲、瀬川、浜崎、今井)
【走り高跳び】▽中学(1)有賀楓子(春富2)1メートル53(2)伊藤美智花(伊那3)(3)松島愛(春富2)(4)丸山晴香(春富1)(5)平沢花恵(中川1)(6)湯浅玲(伊那2)▽一般(1)小口紗也加(長野大)1メートル45(2)下島千歩(伊那北高1)
【走り幅跳び】▽中学(1)桐山明日香(宮田3)5メートル13=大会新(2)春日智香(伊那3)(3)青木亜里沙(辰野1)(4)大久保萌花(伊那東部2)(5)田口瑠莉(宮田2)(6)小出海月(宮田2)▽一般(1)下平侑美(伊那西高2)5メートル17(2)瀬川恵美(至学館2)
【棒高跳び】▽共通(1)前田朋子(中京大クラブ)3メートル80=大会タイ(2)鹿野恵理(伊那弥生ケ丘高2)(3)伊沢楓(春富中2)(4)田畑みなと(春富中2)
【砲丸投げ】▽中学(1)村田彩香(南箕輪3)10メートル15(2)中谷一恵(辰野3)(3)村田名(中川2)(4)森本若菜(伊那2)(5)篠原皐(駒ケ根東1)(6)高坂真由(南箕輪1)▽一般(1)征矢絵莉奈(上伊那農業高3)10メートル02
【やり投げ】▽一般(1)小沢智代(伊那弥生ケ丘高2)30メートル57(2)大倉未来(伊那西2)(3)国中美沙紀
【円盤投げ】▽一般(1)征矢絵莉奈(上伊那農業高3)26メートル71 -
上伊那陸上競技選手権 5種目大会新
第47回上伊那陸上競技選手権大会が18日、伊那市陸上競技場であった。中学生、高校生、一般の約400人がエントリー。トラック、フィールドの40種目のうち5種目で大会新記録、2種目(予選を含む)で大会タイ記録が生まれた。上伊那陸上競技協会、伊那毎日新聞社主催。KOA協賛。
男子は共通棒高跳びの松沢ジアン成治(高遠高)が4メートル70、一般走り幅跳びの池上順也(東海大、伊那中出身)が7メートル12、中学3千メートルの小林純平(駒ヶ根東)が9分30秒55の大会新記録。女子は一般100メートルの仲田千秋(中京女子大、伊那弥生高出身)が12秒62、中学走り幅跳びの桐山明日香(宮田)が5メートル13の記録で従来の大会記録を更新した。 -
「いなっせ」で中高生が勉強の追い込み
夏休み終盤を迎えた中学・高校生らが、伊那市駅前ビルいなっせで、勉強の追い込みに入っている=写真。臨時の学習コーナーを含めて全約70席が連日いっぱいの状態で、生徒たちが熱心に励む。
下校後も利用できるように36席の学習室が常設されているものの、学校が夏休みに入ってからは満席が続き、5階の臨時コーナーも開放された。利用しているのは伊那中学校や伊那弥生ケ丘高校、伊那北高校などの地元の中高生が中心。空調の効いた環境の良さなどに人気があり、午前8時半の開場前から廊下に列をつくる。
「家にいると、ついテレビとか見ちゃうけど、ここなら大丈夫」「静かなので、はかどります」と生徒たち。休み明けのテストに向けて参考書や教科書を開き、根気良く問題に取り組む。 -
食の安全・安心モニターの勉強会
長野県食の安全・安心モニターの勉強会が10日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。上伊那地区でモニターに選ばれた主婦や栄養士会関係者などに委嘱状が手渡され、同制度の概要や食品に関する法律のポイントなどを学んだ=写真。
同制度は食の安全・安心に関心の高い人に食品衛生監視などを体験してもらう中で、安全・安心に関する意見を募ったり情報交換をすることを目的とするもの。
この日は公募によって選ばれたモニター12人が集まり、モニター活動での注意点や食の安全に関する主な法規などを学習。
参加者らは「今は農薬に関する規制が厳しくなってはいるが、中には出荷直前に使っても良いと表記されているものもある。そういう消毒はどうなっているのか」などといった日ごろから感じていた疑問を投げかけ、理解を深めていた。 -
夏季一時金要求・妥結状況調査結果最終報
南信労政事務所はこのほど、上伊那地区における夏季一時金要求・妥結状況調査結果の最終報(7月31日現在)を発表した。平均妥結額は前年を2225円下回る51万2789円。対前年伸び率でもマイナス0・4パーセントとなった。妥結月数は前年同期より0・01カ月多い2・01カ月。
調査は上伊那地区の民間労働組合32組合に対して6月30日から7月31日まで実施したもので、7月31日までに31組合から要求が提出され、うち30組合が妥結した。
平均要求額は58万5685円で前年同期を1504円上回っているほか、要求月数も2・3カ月と0・03カ月多い。
妥結分布状況では50万円台が10組合と最も多く、次いで60万円台、20万円台が同数の5組合となっている。
産業別で見ると鉄鋼・金属と精密の妥結平均額が75万円以上となっている。
要求組合の平均賃金は25万4385円、平均年齢は37・4歳。 -
上伊那で成人式
上伊那の伊那市、駒ケ根市、辰野町、箕輪町、飯島町、宮田村で15日、それぞれ成人式があった。首長らが新成人にエールを送ったほか、市町村ごとに学校給食の再現、恩師からのビデオメッセージ、吹奏楽や太鼓演奏などが盛り込まれ、20歳の節目を祝った。
会場には開始時刻前から、和服や浴衣、スーツ、ジーパンなどの姿で新成人が続々と集まり、友人と再会を喜び、近況を話したり、写真を撮ったりする光景が目立った。
◇ ◇
伊那市成人式は、伊那地域の新成人817人(男390人、女427人)のうち、6割の520人が出席した。
式辞に立った小坂市長は「若さと希望に満ちた皆さん。世界に目を向け、生きがいを見いだしてほしい」と未来に向かって羽ばたくことを期待。62回目の終戦記念日に当たり「被爆国として戦争の悲惨さを自覚し、平和を望む」と述べた。
新成人代表の大学生小池真人さん(21)=上の原出身・愛知県在住=は「家族や地域などに支えられてきたが、これからは社会を創造する役割を担っていく。逆境を乗り越え、一歩一歩自分の道を歩んでいきたい」と決意を述べた。
そのほか、小出太鼓の迫力ある祝太鼓や万歳三唱、新成人が自由に歓談できるトーキング・タイムなどもあり、今回初めて新成人が司会を務めた。
記念品には音楽ギフト券を贈った。
◇ ◇
伊那市は、伊那地域の成人者を対象に、成人式に関するアンケートを取った。アンケート結果を参考に、08年度中に時期や開催方法などを方向づける。
成人式は、合併協議で合併後3年間、旧市町村単位(伊那8月15日、高遠町1月2日、長谷1月1日)で開かれるが、その後、どうするかは検討課題になっている。
設問は選択方式で▽開催方法は市全体か、分散か▽時期は正月、成人の日、成人の日前日の日曜日、8月15日▽式の内容は式典のみ、式典と記念撮影、式典とアトラクション竏窒ネど6項目。
出席者にアンケート用紙を配り、式典終了後、回収箱に入れてもらった。
来年1月、高遠町・長谷の成人式でも同様のアンケートを取る。 -
【記者室】新成人の態度
上伊那のいくつかの市町村で成人式があった。駒ケ根市の式を取材した折、新成人の態度はどうだろうかと意地悪い目でじっくりと観察してみたが、式典中、大声でしゃべる人も携帯電話を操作する人もなく、立派な態度だった。祝辞の途中に居眠りする人が数人いたのはご愛きょうだ▼数年前、全国のあちこちで新成人が会場で騒ぐなどのトラブルが起きて社会問題化したことがあったが、幸いにして最近はあまり聞かない。出席者が・ス大人・スになったのだろうか▼式本来の目的を忘れて同窓会と化しているのだからもうやめたら竏窒ネどの批判もあるが、成人の節目を意識するこれほどの機会はほかにない。内容にひと工夫欲しい気もするが、続けていく意義は十分ある。(白鳥文男)
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山で森で盆を満喫
上伊那のキャンプ場やプールなどは盆期間中、地元住民や帰省客、県外者らでにぎわいを見せている。暑い日差しが照りつけるが、木々に囲まれたキャンプ場でのんびり過ごしたり、プールで水しぶきを上げたりと思い思いに楽しんでいる。
伊那市長谷の南アルプス林道バスは、夏山シーズンの登山客らで始発便から長蛇の列ができるほど。豪雨災害の影響があった昨年同時期と比べ、4千人ほど上回っている。
利用客は中京、東京、関西方面が多く、韓国からのツアー3団体も来た。
愛知県豊橋市の太田耕造さん(57)は2泊3日の日程で、会社の仲間5人と一緒に、仙丈ケ岳(標高3033メートル)へ登った。「標高3000メートル級の山が比較的楽に登れて展望が良い」と40年来、夏休みを利用して南アを訪れている。下山後「登山を口実に酒を飲むのが楽しみ。暑くて疲れたが、最高だった」と話した。
埼玉県の坂谷吉子さん(70)は夫と2人で、北沢峠周辺を日帰りハイキング。「こちらは涼しい」と高遠城址公園なども立ち寄った。
林道バス営業所は7月中旬縲・月初旬の土・日曜日がピークになると見込んでいたが、台風の接近で利用者数が想定より伸びなかった。今シーズンで最も多かったのは7月28日の1330人。午前6時の始発便前に、早朝便を運行するなどして対応している。
16日までは、北沢峠周辺を散策する帰省客らが増えると見込む。
10月に入ると、紅葉シーズンで、利用客の増加に期待する。
林道バスは三峰橋付近の戸台口から北沢峠を結ぶ延長22・6キロ。所要時間は1時間。
##(写真)
南ア林道バス営業所前は長蛇の列=12日始発便 -
第23回信州リレー競技大会結果
◆第23回信州リレー競技大会(12日・茅野市運動公園陸上競技場)=上伊那関係分・決勝記録
〈男子〉
▽千(100+200+300+400)メートルリレー(1)ヤマトヤTC(等々力守、熊谷憲、山田俊光、山浦圭介)2分06秒96(4)伊那北高A(春日慧悟、谷川大輔、小林圭輔、大石洋祐)2分08秒71(7)伊那北高B(倉田健斗、北原渡、赤羽巧、重盛赳男)2分14秒62▽3200メートルリレー(1)伊那北高A(唐沢健一、向山貴大、北原弘司、村上剛)9分20秒91(2)伊那北高B(重盛赳男、神航平、中村英雄、春日隆大)9分28秒53▽6千メートルリレー(1)茅野市陸協(伊藤謙、高橋成也、中本勇一、河西勇輝)18分53秒94(2)伊那北高A(唐沢健一、向山貴大、北原弘司、村上剛)19分05秒53(4)伊那北高B(中村英雄、神航平、浅井順平、春日隆大)19分49秒32▽中学千(100+200+300+400)メートルリレー(1)高陵(林拓真、古田貴久、胡桃沢裕之、牧内拳)2分09秒65(5)伊那A(林義隆、廣田裕貴、原翔太、田畑勇貴)2分18秒95(7)駒ヶ根東A(真木啓佑、鰍沢将平、竹村悠太、米沢祥吾)2分21秒75▽中学3200メートルリレー(1)駒ヶ根東A(小林純平、渋谷宥介、天野進、福沢潤一)9分05秒87(3)駒ヶ根東B(竹村亮作、久保田光、草野智徳、寺沢尚之)9分50秒54(4)伊那(林義隆、小林一也、熊谷佳彦、原田遊)9分56秒31(8)駒ヶ根東C(下平庸介、竹村悠太、野溝渉、大蔵孝治)10分16秒16▽中学6千メートルリレー(1)駒ヶ根東A(小林純平、竹村亮作、久保田光、福沢潤一)18分51秒54(2)駒ヶ根東B(天野進、渋谷宥介、寺沢尚之、草野智徳)19分39秒34(6)駒ヶ根東C(大蔵孝治、野溝渉、下平庸介、大蔵孝明)21分03秒25
〈女子〉
▽中学800メートルリレー(1)岡谷東部A(杉山美沙、小口明音、花岡直美、宮坂楓)1分55秒38(7)伊那A(曽我香凛、金子美穂、春日智香、伊藤美智花)2分00秒93(8)駒ヶ根東A(下島瞳、渋谷多江、小池麻美、宮下杏香)2分02秒44▽1600メートルリレー(1)鉢盛A(三村楓、上條八恵子、櫻井佐也香、上條志織)4分32秒22(2)駒ヶ根東A(宮下杏香、篠田美樹、北原成美、福沢志穂)4分32秒65(3)駒ヶ根東B(小池麻美、湯沢ほのか、鈴木晴花、寺平稚博)4分39秒39(4)駒ヶ根東C(下島瞳、竹村知世、北原和香菜、渋谷多江)4分43秒49▽3200メートルリレー(1)駒ヶ根東A(湯沢ほのか、篠田美樹、北原成美、福沢志穂)10分28秒13(2)赤穂(蟹沢未来、山田咲織、森田遥、池上萌)10分38秒49(3)駒ヶ根東B(寺平稚博、鈴木晴花、竹村知世、宮崎佑里子)11分08秒80(4)伊那(牧田琴美、田畑日向子、原田楽、御子柴恵子)11分41秒57 -
多部制・単位制高校に転換後の箕輪工業高校に工業科設置決定
長野県教育委員会定例会が9日、県庁であり、08年4月に多部制・単位制高校に転換し、上伊那農業高校定時制と統合する箕輪工業高校に「クリエイト工学科」を設置することを決定した。高校改革プラン実施計画の中では普通科のみとされていたが、工業出荷額県下2位という地域的背景や現在の箕輪工業高校が持つノウハウを引き継ぎたいという思いから、地元からは工業科設置への強い要望が出ていた。多部制・単位制高校への工業系の学科が設置されるのは県内で初めてとなる。
クリエイト工学科を設置するのは午前部の1学級。機械、電気、情報、環境の4分野に加え、電子計測制御、3次元CAD、ロボット工学、工業デザインなどの工業科目を設置することで、工業分野を総合的に学習できる環境を充実。また、日本工業大学との連携や地元企業へのインターンシップなどを図りながら、実践力を身に付け、特色のある多部制・単位制高校を目指す。
普通科の生徒もクリエイト工学科の科目を選択できるようになっている。
規約の改正は2月となるが、生徒募集など、来年4月に間に合うよう、生徒募集などの手続きを進めていく。 -
廃棄物の適正処理確保に関する条例案骨子の地域説明会で地元のあり方に対する懸念の声
県は9日、廃棄物の適正処理確保に関する条例案骨子の概要を説明する地域説明会を伊那市の県伊那合同庁舎で開いた。集まった市町村担当者や事業者など約70人に対し、今回の条例は廃棄物処理施設の設置の手続きで地元同意書の提出を求めていないことなどを説明。参加者からは、計画推進に地元の声が反映されるのかを懸念する声が多く挙がった。
廃棄物の適正処理と処理施設の設置にかかる合意形成の手続きを明確化することを目的とする同条例は、田中前知事の時代に提案され、その後取り下げとなった旧条例案が求めていた計画の初期段階からの知事との事前協議が必要なくなったほか、現在は予備審査の時に事業計画書とともに提出するようになっている地元同意書の提出は求めていない。
参加者からは「その後の計画を進めていくためにも同意書は必要なのでは」「市町村の合意形成がなくても計画が推進できるように思えるが、地元や市町村長の意見は尊重されるのか」といった意見が噴出。県の担当者は「地元から反対意見が出てきたとしても、知事が計画の合理性を判断する。これまでも理由なき反対があったが、それは法律的に認められない。今度の条例案は基本的に、どうしたら共存できるかを考えてもらうためももの。事業者が主体的に事前説明会をすることを妨げるものではない」とした。 -
燃えろインターハイ(7)(終わり)
女子100、200メートルバタフライで2年連続のインターハイ出場だ。今季は競泳選手としてレベルアップするため、以前から取り組んできたフォーム改善に確かな手応えを感じている。目指すは両種目とも決勝レース進出。昨年の予選敗退の雪辱を誓い、泳ぐ姿に意気込みが表れている。
今までの勢いに任せた泳ぎから・ス伸び・スを意識し、水の抵抗を軽減するフォームに変えることで速度は増し、体力が付いたことで「レース後半の粘りも出てきた」(小松原)。南信、県、北信越総体と大会を重ねるごと、自分の泳ぎに自信を付けてきた。
本大会出場を決めた北信越総体は、得意の100メートルの自己ベストを1秒ほど縮める1分03秒07で大会新をマークした。「結果は2位だったが久しぶりに自己ベストが出てよかった」と小松原は笑顔。記録更新は約1年半ぶりだった。
全国総体の決勝レースに進出するボーダーラインは100メートルが1分02秒、200メートルが2分15秒だ。小松原を指導するISC駒ヶ根スイミングクラブの今井一雄コーチは「あとは本番で実力を発揮するだけ」と激励。小松原は「全国で活躍する選手になるため、新たな自己ベストを出して決勝で戦いたい」と意気込む。
駒ヶ根市上赤須在住。 -
【記者室】上伊那からの甲子園出場はいつ
夏の甲子園大会に出場した松商は残念ながら初戦で敗退した。34回出場は最多記録だがこれは夏に限っての回数で、春の選抜大会出場も加えると合計は49回にもなる。古豪と称されると強そうに聞こえるが、選手たちの力の足しにはならなかったようだ▼長野県の代表校は甲子園に行ってもいつも初戦で負けているような弱いイメージがある。だが実際はそうでもなく、春、夏合計の勝率は約40%で都道府県別ランクでは30位前後だから、そう悲観したものでもない▼一方で今年は高校野球連盟の特待生禁止問題が高校生のスポーツのあり方に一石を投じたが、最近になって実質的な容認の方向に傾いてきた。これでまた上伊那からの甲子園出場は遠のいたのかもしれない。(白鳥文男)
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北信越中学総体各競技結果
第28回北信越中学総体は7、8日、県内の各地16競技を展開した。上伊那勢は、新体操女子団体の赤穂(清水累衣、唐沢紗希、小原恵、山崎真緒、新井彩夏)が11・775点で2位となり、5年連続の全国大会出場を決めた。大会は20竏・3日、青森県弘前市である。
結果は次の通り(上伊那関係分)。
【陸上】(7日・県松本平広域公園陸上競技場)
◇男子▽共通200メートル(1)牧内拳(飯田高陵3)22秒43(7)松尾駿輝(赤穂3)23秒29▽同400メートル(1)大野裕紀(赤穂3)50秒82▽同1500メートル(1)川元奨(野沢3)4分12秒79(4)小林純平(駒ヶ根東3)4分15秒24▽同3000メートル(1)永井秀篤(富山・城端3)8分57秒09(6)白鳥敦(箕輪3)9分22秒30▽同110メートル障害(1)今井将智(新潟・下田3)14秒45(2)森雅貴(赤穂3)14秒47▽同棒高跳び(1)浅見剛志(更北3)3メートル80(3)春日太陽(春富3)3メートル80▽400メートルリレー(1)新潟・春日(早津、渡辺、坂詰、内山)44秒36※赤穂はオーバーゾーンで失格▽学校対抗(1)飯田高陵20点(2)赤穂17点
◇女子▽2年100メートル(1)佐川由紀(新潟・見附西)12秒60(5)征矢萌唯(箕輪)12秒89▽共通走り幅跳び(1)永井佳織(新潟・分水3)5メートル66(4)桐山明日香(宮田3)5メートル42▽4種競技(1)松本実生(新潟・新津第五3)2788点(7)中谷一恵(辰野3)2109得点
【水泳】(7日・長野市アクアウイング)
◇男子▽100メートル自由形(1)小堀勇気(石川・辰口)53秒41=大会新(7)小松原祐(赤穂)57秒34▽100メートル平泳ぎ(1)伊藤凌平(富山・中田)1分09秒08(5)中林和希(箕輪)1分12秒01▽400メートルリレー(1)新潟・燕(下村、山内、田野、鳥部)3分49秒88=大会新(8)赤穂(小松原祐、荒木駿輔、山重拓太郎、麻野雅史)4分08秒45
◇女子▽400メートルリレー(1)新潟・長岡東北(斉藤、玉井、結城、斉藤)4分06秒38=大会新(8)赤穂(馬場真衣子、片桐あゆみ、小原瑞季、増沢ひとみ)4分23秒13
【バスケットボール】(7、8日・長野運動公園総合体育館など)
◇女子▽1回戦=小木(石川)61竏・0赤穂、根上(石川)54竏・2箕輪
【サッカー】(7、8日・松本市アルウィンなど)
▽1回戦=富大付(富山)3竏・箕輪
【軟式野球】(7、8日・諏訪湖スタジアムなど)
▽1回戦=春富5竏・富来(石川)▽2回戦=十日町(新潟)4竏・春富
【新体操】(7日・県伊那勤労者福祉センター体育館など)
◇女子▽団体(1)富山・庄西12・725点(2)赤穂(清水累衣、唐沢紗希、小原恵、山崎真緒、新井彩夏)11・775点
※赤穂は全国大会(20竏・3日・青森県)に出場
【バレーボール】(7、8日・下諏訪体育館など)
◇男子▽1回戦=津幡(石川)2竏・箕輪
◇女子▽1回戦=美浜(福井)2竏・辰野 -
高校生の先進農家体験実習の受け入れ式
農業高校の高校生が先進農家に泊まり込んで現場について学ぶ体験実習の受け入れ式が6日、伊那市の県伊那合同庁舎であった。上伊那農業高校の生徒16人と生徒らを受け入れる農家7人が対面。高校生らは実習での抱負を語った=写真。
優れた農業経営や農家での生活を通じて農業者となるための自覚や意欲を高めてもらうことを目的とする県の取り組み。生徒らは受け入れ農家宅に泊まり込み農作業を手伝いながら1週間を過ごす。今回は上農生のほか、南安曇農業高校(安曇野市)2人も実習に臨む予定で、生徒たちの約6割が非農家だという。
上伊那農業改良普及センターの佐藤光吉センター長は「目的をもって体験実習に臨み、日々感じたことや気付いたことをその日のうちにまとめて整理してほしい」と生徒たちを激励。受け入れ農家と対面した生徒たちは「一つでも多くのことを勉強して帰りたい」「学校では学べないこともいっぱいあると思うので自分から積極的に行動したい」とそれぞれの思いを語った。 -
箕工高の新校名 再協議
箕輪工業高校の未来を育てる会(会長・平沢豊満箕輪町長)が6日夜、箕輪町文化センターであった。同窓生や関係者ら約30人が参加。同校の教職員らでつくる準備委員会が、08年4月に始まる新しい多部制・単位制高校の名前を「みのわ進修高等学校」とすることを提案したが、育てる会からは「みのわ」を漢字とすべきとする案が多く出たため、学校関係者が県と調整を図りながら検討していくことになった。
新高校の検討をしている準備委員会は、大筋で固まった学習内容などを育てる会関係者に提示し、意見を求めた。
校名は昨年8月から12月にかけて公募し、寄せられた52件を小委員会などが検討。明治時代に高等小学校の補習教育の場として地元住民が主体的に開設していた「進修学舎」にちなむ「進修」を用いた。
校歌は現在の箕工の校歌を継続するが、校章は学校のイメージに合ったデザインをいくつか作製し、その中から選ぶ。
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箕輪工業高校が08年4月に移行する新しい多部制・単位制高校の校名について、同校代表者と県教育委員会は7日、話し合い、あらためてPTAや同窓会関係者などで「一から」協議し、今月末までに校名案を決定・具申する方針を確認した。
6日の「箕輪工業高校の未来を育てる会」の協議内容を受けて両者が調整。案は、最終的には学校の責任で決定し、県教委に具申する。