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辰野が諏訪清陵下し、7季ぶり優勝
第114回北信越高校野球県大会南信予選第6日は8日、決勝と3位決定戦が県営飯田野球場であり、上伊那勢は決勝に駒を進めた辰野が強豪・諏訪清陵を下し、7季ぶり7回目の優勝を飾った。3位決定戦に臨んだ上伊那農業は東海大三に敗れた。
昨年の秋季大会で諏訪清陵に1点差で涙をのんだ辰野は打線が15安打と好調。序盤に奪ったリードを最後まで守り、「全員野球」(池田監督)で雪辱した。
県大会は13日から4日間、諏訪湖スタジアムなど3球場で、県内4地区の予選を勝ち抜いた全16校が、甲子園出場をかけた夏の大会のシード権など巡って熱戦を展開する。
【県営飯田野球場】
〈決勝戦〉
辰野
610000001竏・
100003000竏・
諏訪清陵
○…辰野は初回、敵失や安打などで2点を奪い、なおも一死満塁の好機に赤羽が内角の直球を左翼席へ運んで、一挙6点を先制。続く2回にも主砲・北村、勝本の連続二塁打で加点するなど、序盤から打ち崩して諏訪清陵を圧倒した。
5回までに被安打3に抑える好投をみせていた先発の宮澤祐が6回に無死から3四死球に長打を浴びるなどして降板。継投した宮川が後続をきっちり抑えて追撃をしのぎ、打線も9回に駄目押しとなる1点を加えて援護し、最後までリードを守って勝利をもぎとった。
〈3位決定戦〉
東海大三
102110111竏・
001000110竏・
上伊那農業
○…上伊那農は先発の宮下が初回に4四死球を与え先制点を許すと、その後も継投した投手陣が東海打線に崩された。打線も6回まで、1安打と沈黙。終盤にようやく反撃して2点を返すが、許した大量リードが響いて敗退した。 -
信州大学農学部の食料保健機能開発研究センターまもなくオープン
21世紀の食品機能開発の拠点に竏窒ニ、信州大学農学部が準備を進めてきた食料保健機能開発研究センターがまもなくオープンする。センターは産学官連携や技術相談の窓口的役割を担う。機能性食品の研究開発を進めたいと考える企業の依頼や相談を受け付け、それぞれに応じた実験・共同開発を進める。大掛かりな機器を持ちにくい中小企業でも、高度な研究が実現できる一方、大学としては新たな研究課題を見出す場となることを期待している。最終的には収益性のあるものにつなげることを目指す。
センターの開設に当たり同学部は、学部棟内の一画を改築。これまで散在していた機器を集約し、最先端の分析機器なども導入した。また、企業の研究者に貸し出せるオープンラボも設けた。
開発研究部門で主に大学側主体の研究を進め、産学連携受託部門で外部主体の研究に取り組む。センターに携わるのは機能性食品開発に強い教授陣が中心だが、医学部教授も兼任で加わることとなっている。
開設はまもなくだが、すでに地元の企業から依頼のあった4、5件が同センターの事業として進めることになっており、今後もさまざまな依頼・相談を受け付けていきたいとしている。
受託分析などの問い合わせは(TEL77・1518)、産学 -
県市町村対抗小学生駅伝・駒ヶ根市 総合力で大会新V2
駒ヶ根のアンカー春日千速(赤穂東6)は2連覇を意識し、指で数字の「2」をつくってゴール。チーム一丸となってつないだ勝利は、歓喜となって競技場に広がった。
群集に囲まれて1区の湯澤ほのか(赤穂南6)はスタートの飛び出しに失敗した。しかし「後半に勝負しよう」と気持ちを切り替えると、2位でたすきリレー。「3縲・位の位置で帰れば」(林正俊監督)との期待に劣勢の中、十分に答えた。
2区の林優人(赤穂6)は序盤に1位に浮上すると、そのまま順位をキープして3区の赤羽美紅(赤穂南6)につなぐ。共に後方を気にしながらのレースとなったが「1位でたすきがわたせて役割が果せた」「連覇を達成するために練習してきたんだから」と、周りの信頼を力に変えて懸命に走った。
チームの思いを託されたアンカー春日は最後まで力を抜かず力走。優勝したらやろうと決めていた右手のサインを掲げて笑顔でゴール。大会記録を26秒縮める21分26秒のタイムで2連覇を決めた。
林監督は「チームの力で優勝できればいいと信じていた。皆、連覇をプレッシャーに感じていたと思うが、今日は良い顔で走っていた。良くやってくれた」と勝利を噛み締めていた。 -
県市町村対抗駅伝 駒ヶ根市が2位
第16回県市町村対抗駅伝競走大会(県陸上競技協会など主催)が7日、松本市の松本平広域公園陸上競技場発着点の9区間(42・195キロ)コースであり、県内市町村59チームが熱戦を展開した。上伊那勢は駒ヶ根市が総合成績で前回大会の順位を上回る2位で終えたが、長野市の7連覇は阻止できなかった。
同時開催の第2回県市町村対抗小学生駅伝競走大会(同主催)は、同競技場発着点の4区間(6・0キロ)コースであり、51チームが参加し、駒ヶ根市が大会新記録で2連覇を達成した。
県市町村対抗駅伝の結果
【総合成績】(1)長野市2時間19分31(2)駒ヶ根市2時間21分00(3)上田市2時間21分28…(10)伊那市(14)辰野町(町の部2位)22箕輪町(町の部5位)28宮田村(村の部3位)46飯島町49南箕輪村51中川村
県市町村対抗小学生駅伝の結果
【総合順位】(1)駒ヶ根市21分26=大会新(2)上田市21分33=大会新(3)松川村21分58…(9)南箕輪村(村の部2位)(20)飯島町33辰野町36宮田村42中川村 -
北信越高校野球県大会南信予選決勝は雨天順延で今日
第114回北信越高校野球南信予選の7日に県営飯田野球場で予定していた決勝戦と3位決定戦は、雨天のため8日に順延となった。
上伊那勢は決勝戦に駒を進めた辰野が強豪・諏訪清陵と対戦。上伊那農業は東海大三と3位決定戦をする。
2回戦から登場した辰野は、諏訪二葉を12竏・の大量点でコールド勝ちを収めると、準々決勝の代表決定戦で伊那弥生ケ丘を6竏・でかわし、県大会への出場権を獲得。準決勝は東海大三を5竏・で破った。
上伊那農業は初戦の下伊那農業に18竏・で圧勝。続く諏訪実業戦も終盤の猛攻で11竏・で下し、代表決定戦でも阿南に13竏・で勝利し、いずれも2ケタ得点で順当に勝ち上がった。準決勝は、投手陣の乱れなどから諏訪清陵に1竏・で敗れた。
試合時間は次の通り。
◇第1試合(3位決定戦)▽上伊那農業竏駐穴C大三=午前10時◇第2試合(決勝戦)▽辰野竏註z訪清陵=午後0時30分 -
芋焼酎「伊那八峰(仮称)」打ち合わせ会
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上伊那8市町村がその地域のサツマイモを使い、それぞれオリジナルの芋焼酎を製品化する-。芋焼酎の原料、サツマイモの苗の植え付けを前に、生産者や製造者、販売者が集まり、芋焼酎「伊那八峰(仮称)」の打ち合わせ会を6日夜、飯島町内で行った=写真。今年度は7市町村で芋焼酎用サツマイモ「黄金千貫」を5・9ヘクタール、11万8千本を植え付ける計画。
南箕輪村を除く7市町村の生産農家や喜久水酒造、県酒販店代表ら30人余が集まり、芋生産の取り組みを確認し、生産上の留意点の説明を受けた。
06年は各市町村の住民が自ら合併、自立を選択した初年度。この記念すべき年に地域特産品開発の一環として、芋焼酎の原料、サツマイモの栽培から芋焼酎の製品化、販売まで、上伊那地区全体で計画しようと、飯島町の池上明さん(池上酒店主)らが呼び掛けた。
池上さんは「地域の休耕田を有効活用し、特産品になりうる商品を生産者、製造者、販売者の顔が見えるという安心感を根底に共に作り上げよう」と趣旨に触れてあいさつ。
上伊那農業改良普及センターの田中敬志さんが苗の植え付けから管理、病虫害対策などを説明した。
また、喜久水酒造の下沢政弥専務は「1キロ50円で全量買上げる」と価格提示した。
飯島町の植え付けは6月4日から、7日は飯島小学校1年生も植え付けを手伝う。 -
中学生サッカー「INA CUP」
第5回中学生サッカー大会「INA CUP」が4、5日、伊那市陸上競技場、富士塚スポーツ公園など7カ所であった。伊那東部中サッカー部・FC伊那東部の主催。
大会を通じて伊那地区のサッカー技術の向上を目指すとともに、他地区との交流、健全な青少年育成、伊那市の地域振興に貢献することを目的として、本年で5回目。
県内31チームと東京、三重、愛知からの4チームの合計35チーム(前年32チーム)、約800人の選手が出場。1日目は予選リーグ、2日目は決勝トーナメントと親善試合が組まれ、それぞれのチームが熱戦を演じて優勝を目指した。
五月晴れの下、選手たちは声を出し合いながらフィールドを駆け抜け、大人顔負けのプレーを披露。会場には、わが子の頑張る姿を応援する保護者たちの「シュート、シュート」などの声援がとんだ。 -
辰野が東海三破り決勝へ・上伊那農は敗退
第114回北信越高校野球県大会南信予選第5日は6日、準決勝が県営飯田野球場であり、上伊那勢は辰野が東海大三を下し、決勝に駒を進めた。上伊那農業は強豪・諏訪清陵の前に敗れた。
辰野は先発の宮澤祐が好投。打線も終盤に攻めたて「理想の試合展開」(池田監督)で勝利を呼び込んだ。上伊那農は投手陣が乱れ、打線も幾多の好機を生かし切れず、1竏・で敗れた。決勝戦と3位決定戦は7日、県営飯田野球場である。
【県営飯田野球場】
辰 野
010100012竏・
001010000竏・
東海大三
○…辰野は先発の宮澤がいずれも与えた四死球を起点に2失点するも、下手投と上手投を使い分ける独特の投球で、被安打3に抑える好投。終盤の8、9回には自らのバットで得点に絡むなど、投打にわたって活躍した。
辰野は2回、宮川が右前打で出塁し、二死2塁から稲毛が右中間を破る3塁打で先制。8回に勝ち越しに成功して迎えた9回には、一死2塁から赤羽、稲毛、宮澤の下位打線が連打でつなぎ、駄目押しとなる2点を加えて勝った。
諏訪清陵
201200200竏・
000100000竏・
上伊那農業
○…上伊那農は先発の宮下が制球を欠き、4回までに10四死球を与えて5失点。打線も諏訪清陵主戦の左腕・森の前に3回まで無安打と沈黙。ようやく4回に丸山、松澤の安打で1点を返す。その後も5、6回には得点圏にランナーを置き、8回には満塁とするも、いずれも後続を断ち、好機を逸した。 -
第59回県陸上競技伊那大会決勝結果(上伊那関係分)
【男子】
▼一般100メートル(6)三村瑞樹(辰野中3)(8)白鳥徹也(上伊那陸協)▼一般400メートル(6)渡邊洵己(信州大2)(8)池田涼太(上伊那農業高2)▼一般1500メートル(3)北原健介(上伊那農業高3)(4)増澤真吾(信州大2)(5)加藤真彰(信州大1)(6)徳永吉彦(上伊那陸協)(7)宮下大夢(上伊那陸協)(8)福澤一樹(上伊那農業高3)▼中学3000メートル(2)大蔵孝典(赤穂中3)(6)小田原佑樹(赤穂中3)(7)赤澤竜太(赤穂中3)▼一般5000メートル(3)佐々木跡武(上伊那農業高3)(5)唐木智充(伊那北高3)(7)大村英樹(高遠高3)▼中学110メートルハードル(2)赤羽巧(辰野中3)▼一般110メートルハードル(6)森崇貴(駒ヶ根工業高1)▼中学4×100メートルリレー(1)赤穂中(野坂大樹、松尾駿輝、大野裕紀、加藤一樹)46秒49=大会新(5)辰野中(赤羽巧、一ノ瀬黎、林亜希彦、三村瑞樹)▼一般4×100メートルリレー(4)伊那弥生ヶ丘高(中平英貴、北原涼平、唐澤和也、春日徹也)(8)高遠高(野溝亮太、城取寛幸、高橋昌弘、春日豪)▼中学走高跳(3)宮崎友宏(中川中3)(7)瀧澤俊輝(中川中2)▼一般走高跳(3)稲村立吉(高遠高1)▼中学棒高跳(1)松澤ジアン成治(春富中3)3メートル80センチ=大会新(4)春日太陽(春富中2)(5)矢野祐貴(伊那東部中3)(6)正木豊(伊那東部中3)(7)伊藤雅恭(南箕輪中3)稲垣侑希(辰野中3)▼一般棒高跳(2)城取寛幸(高遠高2)(3)松崎孝紀(伊那北高3)▼一般走幅跳(6)北原涼平(伊那弥生ヶ丘高3)▼中学砲丸投(1)中谷俊貴(辰野中3)11メートル29センチ(3)三村瑞樹(辰野中3)(7)中塚渓滋(中川中3)▼一般円盤投(3)福島健一(駒ヶ根陸協)▼一般やり投(5)福島健一(駒ヶ根陸協)(8)加納拓馬(伊那北高2)
【女子】
▼一般100メートル(2)菊池真奈美(伊那弥生ヶ丘高3)(4)林恵理香(伊那西高2)▼一般400メートル(1)仲田千秋(伊那弥生ヶ丘高3)60秒72(3)北原瑞季(伊那弥生ヶ丘高3)(4)栗林夏美(辰野高2)(6)倉田好美(伊那西高2)▼中学800メートル(1)青木美智子(駒ヶ根東中3)2分28秒92(2)池田杏奈(箕輪中3)(4)福沢志穂(駒ヶ根東中1)(5)篠田美樹(駒ヶ根東中2)(6)加納寛子(赤穂中3)▼一般3000メートル(6)井沢里紗(伊那西高3)(7)山田香織(赤穂高2)(8)寺平稚博(駒ヶ根東中2)▼中学100メートルハードル(2)大場沙奈(赤穂中3)▼中学4×100メートルリレー(2)赤穂中(松井萌、大場沙奈、アルッガマゲ左論、赤羽優希)(8)駒ヶ根東中(下島千歩、小池麻美、下島瞳、吉澤文香)▼一般4×100メートル(1)伊那弥生ヶ丘高(北原瑞季、菊池真奈美、小澤智代、仲田千秋)51秒41(3)伊那北高(保科亜希、肥野沙也加、河野千穂、市川ゆう)(4)伊那西高(平澤成美、伊東かほり、中泉有紗、林恵理香)▼中学走高跳(4)金倉和帆(中川中2)(7)下島千歩(駒ヶ根東中3)▼一般走高跳(3)小口紗也加(伊那西高3)(8)山崎愛里(伊那弥生ヶ丘高1)▼一般棒高跳(1)丸山恵理子(伊那北高3)2メートル20センチ▼中学走幅跳(2)桐山明日香(宮田中2)▼一般走幅跳(5)中泉有紗(伊那西高2)▼中学砲丸投(7)宮下花歩(中川中2)(8)宮下摩衣(駒ヶ根東中2)▼一般砲丸投(1)征矢絵莉奈(上伊那農業高2)9メートル36▼一般やり投(1)小林知恵実(伊那西高2)30メートル96センチ -
地球に接近「シュワスマン・ワハマン彗星」に歓声
伊那天文ボランティアサークル「すばる星の会」(野口輝雄代表)は3日夜、伊那市の伊那西小学校校庭で、地球に接近しているシュワスマン・ワハマン第3周期彗星(S・W3彗星)を一般住民と共に観察した。
観察会には親子連れを中心に、上伊那などから約60人が集まった。会員の天体望遠鏡6機を使って、東の空に位置していたS・W3彗星のほか、月や土星なども観察。参加者らは、かすんだ長細い光の彗星を確認すると「わぁー」と歓声をあげた。
岡谷市から家族4人で参加した40代男性は「めずらしい彗星だと聞いていたので、ぜひ見たいと家族を連れてきた。街の明りではっきりしなかったが見れてよかった」と目を輝かせた。
S・W3彗星は1930年、ドイツで発見されたほうき星。5・4年周期で地球に接近し、1995年に近づいた際には4個に分裂し増光した。それから2回目となる本年は、地球に大接近し、肉眼でも分かる彗星となって流れるという。
野口代表によると大接近する12日は、地球と月との距離38万キロの約30倍となる1200万キロまで接近するが、近くで光る満月の影響で観察は難しい。大型連休中は月の影響は少ないので見ごろだという。 -
【権兵衛トンネル開通から3カ月】(1)
増加する大型車利用供用開始から3カ月経過した権兵衛トンネルを平日に利用する大型車が増加している。4月に記録した大型車の平日利用平均453台は、2月平均の2倍以上におよび、1カ月の大型車利用は1万台を越えた。全体に占める大型車の割合は8%から16・7%に増加。交通量の増加と共に大型車の利用も着実に増加しており、権兵衛峠道路周辺に及ぼす影響などが懸念される。
木曽建設事務所の集計データによると、トンネルの交通量は4月に初めて10万台を突破した。小型車の数は、3カ月とも8万縲・万の間で増減しているが、大型車は4千台、6800台、1万2千台と増加し続けている。
中でも、平日利用の増加が顕著。4月の大型車混入率を見ると、平均6%程度に留まっている休日に比べ、平日は16・7%、休日の2・5倍以上にもなっている。 -
上伊那農業、辰野が県大会進出
第114回北信越高校野球県大会南信予選第4日は4日、代表決定戦(準々決勝)が県営飯田野球場と諏訪湖スタジアムであり、上伊那勢は上伊那農業と辰野が県大会への切符を獲得した。
上伊那農業は阿南に序盤からたたみかけ、最後まで試合を優位に進めて、13竏・の7回コールド勝ち。上伊那勢同士の戦いとなった辰野と伊那弥生は、辰野が序盤に許したリードを粘り強く盛り返し6竏・で逆転勝ちした。準決勝は6日、県営飯田野球場で行われる。
【諏訪湖スタジアム】
上伊那農
1400224竏・3
1000302竏・
阿南
(7回コールド)
○…上伊那農は同点で迎えた2回、四死球で二死満塁の好機に唐澤が左中間を破る二塁打で2点を追加。続く4番松澤の適時打で2人が返り、一挙4点を奪って主導権を握ると、その後も試合を優位に展開。5点をリードした7回には、二死2塁に代打の倉田、丸山、加藤、唐澤の4連打の猛攻で駄目押しの4点を加え、試合を決めた。
【県営飯田野球場】
弥生
101200000竏・
00030102X竏・
辰野
○…4点のリードを許し、苦しい展開となった辰野は4回、平島の右中間を破る三塁打などで3点を返上して追撃。同点として迎えた8回には、一死から主砲北村が中前打で出塁後、敵失と安打でつかんだ満塁の好機に、赤羽が中前にはじき返す2点適時打で一気に形成逆転。先発の宮川も5回以降調子を取り戻して弥生打線を封じた。 -
第59回県陸上競技伊那大会
第59回県陸上競技伊那大会が3日、伊那市陸上競技場であり、3種目で大会新記録が誕生した。上伊那勢は赤穂中学校が中学男子4×100メートルリレーで、松澤ジアン成治君(春富中3)が中学男子棒高跳びで大会記録を更新した。長野陸上競技協会、伊那市など主催。
高校生はインターハイ予選に向け、中学生は冬期練習の成果を試す競技の場。本年は昨年と比べて全体で7人少ない、一般・高校生285人、中学生592人の合計877人(男子485人、女子392人)がエントリーした。
県内各地から集まったアスリートたちはトラック、フィールドの42種目で力を競った。選手たちは会場からわきあがる友人などからの声援を一身に受け、自分の実力を発揮しようと熱の入った競技を繰り広げた。
松澤は棒高跳びで大会記録を20センチ上回る3メートル80センチを跳んだ。
「1回跳んでみたときに調子がよいことが分かった。4メートル越えを狙っていたが、今シーズンに入って3回目の大会なのでまずまずの結果。大会記録の更新はうれしい」と話した。
(競技結果は後日) -
ちいむもみじ企画「みんなで、きれいにしま走!拾いま走。」
権兵衛トンネル周辺でごみ拾い上伊那地方中心のランナーで活動するランニングチーム「ちいむもみじ」(唐沢文生代表)は3日、「みんなで、きれいにしま走(しょう)!拾いま走(しょう)。」企画で、権兵衛トンネル周辺などを走りながらごみ拾いに精を出した。
足元を見つめランナーでなければできない活動を-と昨年初めて計画。箕輪町のながた荘周辺とほたる駅伝コースでやった。2年目の今年は、権兵衛トンネル開通に伴い木曽から抜けた伊那谷をきれいにしようと権兵衛トンネル周辺と、ほたる駅伝やはびろマラソンのコースで、チームの主練習コースでもある県道与地辰野線をコースに設定。伊那建設事務所、伊那市から辰野町までの各市町村が後援した。
メンバーや一般のランナーら30人が参加。国道361号と県道与地辰野線の合流点を起点にトンネル入り口まで、広域農道まで、みはらしファームまでの各往復7キロの3コースと、家族参加のウォーキングコース3キロに分かれて取り組んだ。
拾ったごみは空き缶、ペットボトル、ビニールなどが主で軽トラック2台分。一輪車2台、自動車部品のバンパーや排気管、ポリタンクなどもあり総重量約100キロもあった。
参加者は、「一見きれいに見えたけど、合流点からトンネル入り口に向かう国道沿いは、人目につきにくいせいか予想以上にごみが捨てられている」と残念そうに話していた。 -
大型連休上伊那各地のキャンプ場や観光地にぎわう
大型連休中、上伊那のキャンプ場や観光地は家族連れや若者グループなどで連日にぎわいをみせている。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場のキャビンとオートキャンプサイトは3日から5日まで、中京や関西方面を中心とした利用者で予約が満杯。行楽日和となった3日は、自然散策やバーベキューをしたり、釣堀でニジマス釣りに没頭したりと満喫していた。
今春は冷え込みが続いた影響で、キャンプ場に植わるコヒガンザクラが大型連休に合わせるかのように、例年に比べ1週間ほど遅れて見ごろを迎え、利用者たちも「桜が見られるなんて運がよかった」と喜んでいた。
愛知県から家族4人で訪れた磯村貢さん(47)は「初めて来たが、大自然に囲まれ、水の音も聞こえるし、残雪の山々も目にすることができて最高ですね。楽しい連休が過ごせそうです」と話していた。
南箕輪村大芝高原のキャンプサイトも満杯で、年明けから予約が入るほど、例年同様の人気ぶり。
アスレチックに歓声をあげる子どもたちや、心地よい高原の風を感じながらテニスやマレットゴルフなどで軽く汗を流す人の姿もみられ、それぞれ有意義な休日を過ごしていた。 -
春季上伊那郡市バレーボール選手権大会高校の部
06年度春季上伊那郡市バレーボール選手権大会高校の部が29日、伊那市の弥生ヶ丘高校、伊那北高校体育館の2会場であった。男女共に伊那北が優勝。選手らは手に汗握る熱戦を展開した。上伊那バレーボール協会主催。
地域のレベル向上と各校の交流を目的に開催。選手たちは男女それぞれ各会場に分かれ、5月中旬から始まる高校総体南信地区予選に向けてチームの力を試した。
男子は8チームが参加し、2ブロック総当りの予選で上位1、2位同士が戦い優勝決定戦、3位決定戦を展開。女子は5チームが集まり、総当りで順位を決した。
男子の試合があった伊那弥生ヶ丘高校体育館では、選手らは声を掛け合いながら、一つひとつの動きを確認しながら懸命にプレー。ポイントが入るたびに歓声がわきあがった。
試合の結果は次の通り。
【男子】
(1)伊那北(2)伊那弥生ヶ丘(3)赤穂(4)駒ヶ根工業
【女子】
(1)伊那北(2)辰野(3)伊那弥生ヶ丘(4)赤穂(5)高遠 -
少年軟式野球上伊那地区大会
第23回全日本少年軟式野球大会上伊那地区大会(県軟式野球連盟上伊那支部主催)が30日、宮田村の宮田球場で開かれた。6チームが出場してトーナメントで対戦した結果、若竹クラブ(南箕輪村)が優勝。南信大会(6・7日、伊那市)への出場を決めた。
結果は次の通り。
▼1回戦=梅の里(宮田村)5竏・飯島(飯島町)、箕輪(箕輪町)2竏・欅(辰野町)▼準決勝=若竹(南箕輪村)2竏・梅の里、牧ケ原(中川村)2竏・箕輪▼決勝=若竹1竏・牧ケ原 -
上伊那渓流魚釣研究会が初の教室 渓流釣り楽しもう
上伊那渓流魚釣研究会による「渓流魚釣り方教室」が27日夜、伊那市狐島の天竜川漁業会館で始まった。上伊那を中心に遠くは静岡県から約15人が参加。釣り歴40年のベテランで研究会代表の小木曽大吉さん(63)=同市福島=が釣りの基礎を教えた。
多くの人に釣りの楽しみを覚えてもらう竏窒ニ、本年初めて企画。退職後の趣味にしたいという人や、自分で学んで息子と釣りをしたいという人など、70代から小学生までの幅広い年代が集まった。
講義では竿(さお)の伸ばし方、たたみ方からはじまり、仕掛けの作り方やエサの選び方などの基本を学習。小木曽さんはニジマスを釣る時のエサについて「水が澄んでいればイクラやブドウムシ、濁っていたらミミズを使うと効果的」などと助言していた。
趣味を持とうと渓流釣りを始めたばかりの山口幸次さん(65)=箕輪町下古田=は「学んだことを生かして竿から買い直さないと」と心を弾ませていた。
自己流で取り組んできた伊那中学校2年の福井創祈君(13)は「一から基礎を学ぼうと参加した。最近は釣果が少なかったのでためになった」と熱心に話を聞いていた。
渓流魚釣り教室では5月の大型連休以降、実践講座を川で開く予定。現在、受講生を募集している。問い合わせは、小木曽さん(TEL76・1652)へ。 -
箕輪工業高校が新しい高校設置に向けた準備委員会が検討開始
高校改革プラン実施計画で新しい多部制・単位制高校への移行が示された箕輪工業高校はこのほど、校内教職員らでつくる将来計画準備委員会を発足させ、転換に向けた方針検討などを始めた。
委員会は校長を中心として教頭、工学科担当職員、各教科の担当などで構成、その下に小委員会がある。実施計画の決定に伴い、昨年度まで同校の将来計画を検討してきた委員会を準備委員会に移行した形。
今月21日には、新たな高校に統合する上伊那農業定時制の教職員とも初顔合わせをした。
現在は、転換に向けた基本方針の検討を進めているが、方針策定に当たっては、PTAや同窓会など関係者と、地域住民の意見を聞くための会を何度か開き、それらの意見を取り入れながら慎重に進めていきたいとしている。
1回目の説明会は5月下旬ころを予定している。 -
高校改革プラン実施計画住民説明会
3月に決定した高校改革プラン実施計画の住民説明会が27日、伊那市民会館であった。再編整備の対象となった箕輪工業高校や上伊那農業高校定時制関係者など約70人が集まり、多部制・単位制高校への不安と、地元意見への配慮を訴えた。
多部制・単位制高校に転換した箕輪工業へ、上伊那農業定時制を統合する竏窒ニした今回の実施計画だが、定時制関係者の多部制・単位制に対する不安は依然として強い。
県教育委員会は、ガイダンス機能の充実などによって従来の定時制が対応してきた生徒たちの心のケアに努める一方、ある程度の教室規模を確保することで生徒が相互に学び合う機会の増加、専門の教員の配置充実を図りたいとしている。
また、箕輪工業高校の未来を育てる会の関係者は、新たな高校が想定する普通科の中で、工業の専門性をどの程度まで追求ができるか質問。工業が盛んな上伊那に根ざす高校としていくため「工業課課程30単位」の履修が実現できるカリキュラムづくりを求めた。
県教委は、今後も地域の意見を聞きながら当該校が中心となり、実施計画を進めていきたいとした。 -
上伊那3ダム湖にジャンボニジマス放流
天竜川漁業協同組合(後藤治也組合長)は28日、上伊那の高遠ダム湖(伊那市)など3カ所へジャンボニジマス千キロを放流した。同ダム湖ではさっそく、釣り人たちが竿を伸ばして、引きを楽しむ姿がみられた。
5月の大型連休に向けて釣りを楽しんでもらうための恒例。本年は高遠ダム湖、箕輪ダム湖、横川ダム湖(辰野町)の3カ所へ、約330キロずつを放した。
ジャンボニジマスは同漁協の養殖所(宮田村)で育てられた3縲・年の成魚。一尾あたりの平均サイズは40センチ、1・3キロ。
漁協によると水温が高くなってくる連休ごろは、エサの食いつきもよく釣果も期待できるという。
遊漁料は一日券千円(現場で監視員から購入した場合は1600円)、年間券6千円、中学生券300円。小学生以下無料。
5月下旬にはイワナの成魚を放流する予定だ。 -
地域に密着シニアリーダー養成へ実践講座開講
地域に密着した実践的な社会参加活動のリーダーを育成する、県シニアリーダー実践講座は25日、伊那市の県伊那合同庁舎で開講した。県長寿社会開発センター伊那支部主催。
受講生(50歳以上)は、昨年度より6人多い26人(男10、女16)。来年2月までの全16回、リーダーに必要な基礎的な知識や技術、地域における社会参加活動の進め方などを習得する。
講座内容は、地域活動、ボランティア、男女共同参画社会、児童虐待と家庭のあり方などの講義や、スポーツ、福祉施設でのボランティアの体験もする。
開講式で支部長の牛越徹・県上伊那地方事務所長は「広い見識や視野、実行力をもつ人材が地域に求められている。一年間学んで実り多きものとし、助け合い、協力し合って、仲間作りもして社会参加活動を続けてもらいたい」とあいさつ。
受講者を代表して佐合芳郎さん=駒ヶ根市=は「一年間頑張って、先生方の指導を仰ぎたい」と述べた。
伊那公民館長の武田登さんの講演に耳を傾け、「リーダーのあり方」についても学んだ。 -
伊那市地蜂愛好会総会
伊那市地蜂愛好会(会員約100人、小木曽大吉会長)は23日、06年度通常総会を伊那市の羽広荘で開き、越冬させた約5千匹の女王バチを会員に配布した。
本年度同会は、親子などを対象としたハチ追い体験学習会をしたり、地球元気村に参加するなどして、会員だけでなく、一般に向けた地バチアピールもしていく。
今年は、ハチを繁殖する巣の数を増やし、昨年の倍近い約1万4千匹の女王バチの発生に成功した。小木曽会長は「発生数を増やすことは長年目標としてきたことで、一定のレベルに達したと思う。今後はこれを維持していきたい」と話していた。
また、同会の活動に貢献した小松養蜂園(伊那市)の小松実治さんに感謝状を贈った=写真。
玉川大学農学部、小野正人教授によるスズメバチ類の社会性を紹介する記念講演もあった。 -
リトルシニア信越連盟春季大会・中南信ブロック予選
全日本リトル野球協会リトルシニア信越連盟の06年度春季大会中南信ブロック予選が23日、伊那市の市営、県営球場、南箕輪の大芝グラウンドであった=写真。上伊那からは伊北などが本大会の出場権を獲得した。
6つの代表枠をかけて中学生らが熱戦を展開。駒ヶ根は開催地のためシードに決まっており、残りの5枠を13チームで争そった。それぞれが2縲・チームずつのブロックをつくり、トーナメントで決めた。
春季大会は5月21、28日、駒ヶ根市などの球場で、新潟、東北信、中南信の代表16チームが優勝を目指して熱戦を繰り広げる。
試合結果は次の通り。
【1回戦】▽大町5竏・塩尻▽伊那6竏・諏訪▽松本西5竏・飯田
【代表決定戦】▽大町6竏・松本南▽伊北8竏・伊那▽波田10竏・穂高▽松本8竏・松本西▽松本東竏樗ォ盛(29日、駒ヶ根市アルプス球場で決定する) -
天竜川漁業協同組合 アマゴ成魚8千匹放流
天竜川漁業協同組合(後藤治也組合長)は27日まで、上伊那の主要12河川などへアマゴの成魚750キロ、約8千匹を放流する。5月の大型連休に釣りを楽しんでもらうための恒例行事。28日にはジャンボニジマスを伊那市の高遠ダム湖などに放流する。
25日は伊那市、箕輪町、辰野町の6河川へ約330キロを放し、そのうち伊那市は、小沢川、小黒川、犬田切川、藤沢川の4河川13カ所に120キロを放流。藤沢川では組合員2人が、アマゴをトラックで運んできた水槽からバケツに移し、緩やかな流れの場所3カ所に約10キロを放した。
一匹あたりのアマゴの大きさは、全長18縲・0センチ、重さ70縲・00グラム。
同漁協によると、今季は水温が低く、エサの食いつきが悪いため、2月16日の解禁日以降の釣り人は昨年に比べて少なく、組合員の印象では前年の6縲・割りの人出。連休になれば水温も上がり釣果も期待できるという。
28日はジャンボニジマスを伊那市の高遠ダム湖、箕輪町のもみじ湖、辰野町の横川ダム湖に放し、5月下旬にはイワナの成魚を放流する予定だ。 -
2006年さくら杯オールオープンバドミントン
「2006年さくら杯オールオープンバドミントン」が23日、県伊那勤労者福祉センター体育館と伊那市民体育館であった=写真。参加した愛好者らは熱戦を展開、試合後は交流戦で友好も深めた。さくら杯実行委員会の主催。
技術向上と競技人口の底辺拡大を目的にした交流大会。7年前に旧高遠町を会場にはじまり、3年前から現在の場所で開いている。
本年はこれまでで最多となる参加。上伊那を中心に県内外から、高校生から50代までの約230人が出場し、上、中、初級者の男女別のダブルス6部門で、予選リーグ、決勝トーナメントを戦った。
大会長の松下始さん(58)=伊那市美篶=は過去最多の参加数について「底辺拡大を目的に開いてきた大会なので、参加者が年々増えてうれしい」とバドミントンの交流大会が定着してきたことを実感していた。
各部門の上位は次の皆さん(カッコ内は所属)。
【男子】
▽初級(1)増澤久樹・有賀章訓(伊那弥生ヶ丘高校)(2)小松仁・松尾純(伊那弥生ヶ丘高校)(3)土田光・伊藤敦史(伊那弥生ヶ丘高校)▽中級(1)今井和芳・北原智之(ホワイトウイングス)(2)酒井聡史・久保田裕一(メイエンジェルス)(3)澤井大輔・中村彰彦(飯田青少年)▽上級(1)平林貴志・村上勝(フェニックス)(2)黒岩森・林健司(フェニックス)(3)小松英一・伊東功一(親羽会)
【女性】
▽初級(1)丸山みち子・吉沢満智子(ミノワバド)(2)酒井香奈・原口祐美(赤穂高校)(3)泉俊江・酒井文代(土曜クラブ)▽中級(1)真鍋絹子・佐藤智美(習志野)(2)尾曽和美・前澤沙綾香(飯田青少年)(3)原春美・春日志保(西箕輪バド)▽上級(1)荻原直子・清水絵美(フェニックス)(2)黒河内恵子・林祥子(フェニックス)(3)小原奈美子・下村彩乃(赤穂高校) -
全日本軟式野球上伊那地区大会で1部宮田クラブ、2部エプソン伊那松島が優勝
第50回高松宮賜杯全日本軟式野球上伊那地区大会は23日、宮田球場で開き、1部は宮田クラブ(宮田村)、2部はエプソン伊那松島(箕輪町)が優勝した。両チームは5月20、21日の南信大会に代表として出場する。
宮田クラブは、打線が好調。準決勝は11点、決勝は12点を取って激戦を制した。
エプソン伊那松島は対照的に得点を守り、接戦を乗りきった。 -
あぐりスクール開校式
食と農の大切さなどを学ぶ「あぐりスクール」の開校式が22日、上伊那農業協同組合(JA上伊那)本所などであった。1年間一緒に学ぶ小学生71人が集まり、早速ジャガイモとトウモロコシの種をまいた。
JA上伊那が本年度、新たに始めた取り組みで、小学生3縲・年生が、12月までの間に、野菜づくりに挑戦したり自分たちで作った野菜を使った料理作りをする。
入校生代表の小松拓哉君(高遠小5)は「お日様のもとみんなで仲良く自然を体験したい」と抱負を語った。 入校式の後、1年間野菜を育てる東春近の畑へ移動。畑の管理に当たる伊東千元さん(69)から説明を受け、ジャガイモとトウモロコシの種まきをした=写真。
入校式に付き添っていた母親の一人は「こういう体験は滅多にできなくなってきている。体験を通して、農業のことをしっかり知ってほしい」と話していた。
今後は、田んぼづくりもしていく予定で、夏には収穫した野菜を使って料理作りに挑戦する。 -
伊那北高校甲子園初出場から50周年
1955(昭和30)年と翌年、2年連続で甲子園に出場した伊那北高校野球部員らでつくる甲子園会は22日夕、初出場から50周年の節目を記念した思い出会を伊那市西箕輪の羽広荘で開いた。メンバーら約20人が出席し、甲子園に導いた2人の監督を迎えて、思い出話に花を咲かせた。
甲子園会は数年に1度、甲子園で熱戦が繰り広げられている夏に開催している。半世紀を記念した今回は、甲子園初出場に導いた青木龍雄さん=静岡県=と、翌年の監督、久根下一幸さん=松本市=を招くなど、指導者とグラウンドで白球を追いかけた当時のメンバーが顔をそろえた。
会では話が尽きることがなく、用意した県予選から甲子園までのスコアブックや、スクラップした当時の新聞、両監督の手記などを見ながら、汗を流した厳しい練習や試合展開を懐かしんだ。
青木さんは「喜びと思い出でいっぱい。本当に幸せだ」と述べ、甲子園会幹事の井内吉彦さんは「半世紀前の感激が昨日のことのように思い出される。厳しい練習、勝利の喜び、自信と誇りが長い人生を支えてくれた」と語った。
メンバーからも「厳しい練習をしたグラウンドの光景がよみがえる」「もう一度甲子園に行きたい。選手としては無理だが、母校に出場してもらい応援をしたい」などと盛り上がり、互いに旧交を温めた。 -
食生活改善推進協議会上伊那支部総会
県食生活改善推進協議会上伊那支部(推進員545人、六波羅弘美支部長)の06年度定期総会が19日、伊那市の県合同庁舎であった。約160人が参加し、本年度事業を承認した=写真。
05年度は、おやこの食育教室講習会や高校生の「食」支援講座などを実施し、健全で健康によい食生活の普及に取り組んできた。7年前に始めた「在宅介護食ボランティア事業」は好評で、継続的に実施しているのは県下でも珍しいという。
06年度は、昨年度制定された食育基本法などに伴い、おやこ食育教室などを一層推進していく。
渡辺庸子伊那保健所長は「“私たちの健康は私たちの手で”をスローガンに頑張ってほしい」と激励した。
同支部の会員数は現在545人。県下でも2番目に規模が大きく、活動回数もトップクラスにある。