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第10回商工フェア 自営業者が出店
上伊那の自営業者が出店する第10回商工フェアが、伊那市のいなっせ北側広場で18日に開かれました。
商工フェアには、上伊那の飲食店や農家などおよそ20のブースが並びました。
イベントは、それぞれの仕事を知ってもらい、地域活性化に繋げようと上伊那民主商工会が開いたもので、今回で10回目です。
壁塗りなどの体験コーナーのほか、いなっせ内でも木工教室が開かれました。
会場ではほかに、ダンスなどのステージ発表も行われました。
上伊那民主商工会では「今後もこうしたイベントを続けたい」としています。
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長野県手話言語条例を学び理解深める
長野県が手話に対する理解や普及を目指すため施行した「長野県手話言語条例」を学んで理解を深めてもらう勉強会が9日に伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。
9日は上伊那聴覚障害者協会の会員や手話サークルの団体など、およそ30人が参加しました。
勉強会では、長野県健康福祉部障がい者支援課の瀧澤ゆかりさんを講師に招き、講演が行われました。
長野県手話言語条例は、平成28年に手話が言語であることを県民に理解してもらい、ろう者の社会参加を促進するとともに、障がいのある人もない人も、尊重し支え合いながら、共に生きる社会の実現を図るため施行されました。
県のほか、県内の5つの市と町が条例を制定しています。
瀧澤さんは「条例に関する取り組みとして、スポーツ団体の応援に手話を使ったり、ガイドブックの作成を行っている」と説明していました。
勉強会は上伊那地域の人にも手話言語条例について理解を深めてもらうため、上伊那聴覚障害者協会が開いたものです。
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学生が企業について話を聞くかみいな就活ラボ
上伊那地域で就職を希望する学生が地元企業の人事担当者や若手社員から話を聞く就活イベントが、8日と9日の2日間行われています。
就活イベント「かみいな就活ラボスイッチON!」は、本格的な就職活動が始まる前に、地元の企業を知ってもらおうと、企業や行政でつくる若者人材確保事業実行委員会が行ったものです。
8日は、伊那市の信州INAセミナーハウスで学生が企業の人事担当者や若手社員から就活の経験談などを聞きました。
イベントには、上伊那地域出身で、県外の大学や専門学校に通う学生30人が参加しました。
地元の製造業や建設業など52社が参加し、学生は「就活をする上で必要な準備」や「なぜこの会社を選んだのか」を質問していました。
学生は、9日に会社見学を行う予定で、地元企業をさらに詳しく知る機会にしていくということです。
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赤穂高校ボランティア部 伊那市社協に寄付
駒ヶ根市の赤穂高校ボランティア部は、文化祭で行った募金を8日に伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はボランティア部の生徒3人が伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、林俊宏会長に集まった2,829円を手渡しました。
生徒たちは、5月に伊那市陸上競技場で開かれた上伊那地区障がい者スポーツ大会に、伊那市社協の紹介でボランティアに参加しました。
スポーツ大会ではフィンランド発祥のスポーツモルック競技に携わりました。
そこでモルックをはじめとした障がい者の人でも楽しめるスポーツを広めていこうと、7月に開かれた文化祭でモルック体験会を開きました。
募金はその時に集めたものです。
寄付された募金は、モルック道具の購入や障がい者スポーツの啓発活動などに使用される予定です。
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新型コロナ週報 上伊那127人確認
7日発表の新型コロナウイルス感染症の7月29日から8月4日の週報です。
上伊那は127人、全県は1,215人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり13.81人で増加しています。
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熱中症 3人搬送
7日午後4時半現在、上伊那地域で3人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
箕輪町で90代の女性、駒ケ根市で80代の男性、宮田村で60代の男性が搬送され、いずれも中等症だという事です。
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熱中症の症状で3人搬送
6日午後4時半現在、上伊那地域で3人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
辰野町では90代の男性が中等症、80代の女性が軽症、駒ヶ根市では70代の女性が中等症となっています。
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こどものみらい古本募金で回収ボックス設置
伊那市に本店を置く、アルプス中央信用金庫は「こどものみらい古本募金」を行っていて本店を含めた16店舗に古本回収ボックスを設置しています。
こどものみらい古本募金は、こども家庭庁による国民運動で、あるしんでは2年目の取り組みとなります。
回収した古本は業者が買い取り、その価格が貧困の状況にある子どもたちを支援する「こどもの未来応援基金」に寄付されます。
寄付の際は買い取り価格に加えて本1冊あたり50円が上乗せされます。
去年は10店舗に古本回収ボックスを設置しおよそ400冊、1万2,000円分が集まったということです。
回収の対象となるのは国際標準図書番号ISBNが入った本で漫画や雑誌、百科事典などは対象外となります。
あるしんでは本店を含む全16店舗に30日まで古本回収ボックスを設置するということです。
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上伊那防火管理協会 設立10周年の記念品贈る
上伊那の事業所でつくる上伊那防火管理協会は設立10周年を記念して上伊那広域消防本部にプロジェクタ―などの記念品を2日に贈りました。
この日は協会の唐澤幸利会長らが上伊那広域消防本部を訪れ、設立10周年の記念品を柿木淳一消防長に届けました。
今回寄贈された記念品は、液晶プロジェクターと150インチのスクリーンです。
消防本部では講習会などで活用するということです。
上伊那防火管理協会は上伊那の717事業所で構成され、火災予防の講習会や小学生防火作品コンクールなどを行っています。
柿木消防長は「地域の安心安全のために役立てていきます」と話していました。 -
気温36.5度猛暑日 5人搬送
伊那地域の4日の最高気温は、36.5度と猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、上伊那地域の80代と90代の男女5人が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は、中等症が3人、軽症が2人となっています。 -
新型コロナ週報 上伊那136人
31日発表の新型コロナウイルス感染症の7月22日から28日の週報です。
上伊那は136人、全県は1,108人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり12.59人で増加しています。
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6月の月間有効求人倍率 1.13倍
上伊那の6月の月間有効求人倍率は、前の月を0.04ポイント下回る1.13倍となりました。
6月の月間有効求人数は3,061人、月間有効求職者数は2,697人で、月間有効求人倍率は1.13倍となりました。
全国は1.23倍、県は1.31倍となっています。
新規求人数は943人で、2020年11月以来3年7か月ぶりに1,000人を切りました。
要因として、海外の景気減速や円安で上伊那の基幹産業である製造業の新規求人数が減少したことなどが挙げられるということです。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
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非核訴え平和行進
核の廃絶を訴える上伊那地区非核平和行進が30日に行われ、参加者は辰野町から伊那市までを行進しました。
行進をしたのは上伊那の市町村や企業の労働組合でつくる上伊那地区労働組合会議です。
南箕輪村役場では参加者を代表して役場の清澤鈴さんが決意表明をしました。
田中俊彦副村長は「行政としても平和な社会実現のために努力していきます」と話していました。
30日は辰野町から伊那市までを、31日は宮田村から中川村までを行進し、2日間で39kmを歩くということです。
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最高気温37度 今季1番の暑さ
29日の伊那地域の最高気温は、37度まであがり、今季1番の暑さとなりました。
29日の伊那地域は、午後2時17分に最高気温が37度まであがり、今季1番の暑さとなりました。
観測史上最も高かったのは2018年の37.2度で、それに迫る暑さとなりました。
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場では、会社の同僚と訪れたという近くに住む男性3人が、ビールを飲んで暑さをしのいでいました。
川では、岐阜県から来たという親子連れが水遊びを楽しんでいました。
長野地方気象台によりますと、30日と31日は平年並みの気温になると予想していますが、その後2週間ほどは34度前後で推移するとみています。 -
伊那新高 新たな校舎使用案示す
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する伊那新校の新たな校舎の使用開始について長野県教育委員会は新たに2つの案を示し、生徒や保護者を対象にアンケートを実施しています。
伊那新校の新たな校舎の使用開始時期に関するアンケートは、工事の影響を受ける伊那北、弥生の1年生とその保護者、教職員を対象に23日から行っています。
伊那新校は2028年の開校を予定していて、校舎は伊那北高校の校地に建設されます。
従来案は、2027年12月から工事を始め、弥生に仮設校舎を設置します。
工事期間中は全生徒が弥生に通い、新たな校舎の使用開始は2030年4月としています。
新案1は、2027年10月から工事を始め、伊那北に仮設校舎を設置します。
2029年1月から一部の校舎の使用を始め、全ての校舎の完成は2031年5月としています。
新案2は、従来案を1年前倒ししたもので新たな校舎の使用は2029年4月としています。
新案1は、新校開校以前の在校生はそれぞれ伊那北と弥生で卒業を迎える年次統合を想定していて、従来案と新案2は、開校時に在校生が新校に転校する一斉統合を想定しています。
アンケートの結果は8月下旬から9月上旬に予定している懇話会で示されます。
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優秀安全運転事業所 表彰伝達式
安全運転や交通事故防止に努めたとして、伊那警察署管内の4つの事業所が自動車安全運転センター優秀安全運転事業所表彰を受賞しました。
11日は伊那警察署で伝達式が行われました。
銀賞には、伊那市上牧の株式会社オートパル上伊那が選ばれました。
銅賞には伊那市西箕輪の佐川急便株式会社伊那営業所、南箕輪村大芝の株式会社マシンエンジニアリングの2つの事業所が選ばれました。
伝達式には欠席しましたが、箕輪町木下の北勢運送株式会社長野営業所は金賞を受賞しています。
優秀安全運転事業所表彰は自動車安全運転センターと長野県警が行っているものです。
県内138事業所が対象で、そのうち57事業所が受賞しました。
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赤穂高校 準決勝に向け練習
夏の全国高校野球長野大会は24日に松本市で、準決勝が行われます。
47年振りのベスト4に進出した駒ヶ根市の赤穂高校は、長野俊英高校と対戦します。
この日は、準決勝に向け駒ヶ根市の南割公園アルプス球場で練習をしていました。
赤穂野球部は、20日の試合に勝利し、47年振りのベスト4を決めました。
練習では守備や実践的なバッティングなどを行いました。
高重陽介監督は、3年前の高遠高校時代にも選手をベスト4に導いています。
赤穂高校では、あすの試合にバス4台、希望者およそ180人で応援に行くということです。
47年振りのベスト4に勝ち進んだ赤穂高校野球部。
昭和35年以来の甲子園出場まであと2勝です。
インタ(監督・主将)
あすは第4シードの長野俊英と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、準決勝2試合を午後7時から122chで録画放送します。
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休眠預金を活用し食糧支援事業
上伊那8市町村の社会福祉協議会は、金融機関に預けられ10年以上取引がない「休眠預金」を活用し、長引くコロナ禍や物価高騰で困っている世帯を支援する食糧支援事業を行っています。
23日は、伊那市の障害者就労支援事業所コスモスの家で、利用者2人が食料品の箱詰め作業をしました。
休眠預金は、金融機関に預けられたまま10年以上取引のない預金のことです。
上伊那8市町村の社会福祉協議会では、休眠預金を活用して困窮世帯に物資を支援する取り組みを昨年度から行っています。
今年度は、来年2月までの月1回支援を行います。
食材や生活用品段ボール1箱分が届けられます。
対象は新型コロナの特例貸付の償還免除世帯など上伊那の約300世帯です。
梱包作業は上伊那8つの障害者就労支援事業所が1箱500円で行います。
事業費は約1,280万円で、物資の購入や梱包作業代、運送代などに充てられます。
23日梱包した20箱は、社協に生活相談に訪れた困窮世帯に直接手渡すということです。
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楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会
上伊那の詩吟教室・楠洲流聖楠会の 竜東吟詠会発表大会が、21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
51回目の大会で、はじめに、全員で吟じました。
竜東地区には現在8つの教室があり、少なくとも週に1回、多い教室では週に3回集まって練習しています。
漢詩を広めようと伊那市高遠町の伊藤楠洲さんが始めた流派です。
漢詩の奥深さを学ぶことができ、腹式呼吸で行うため、健康にもいいということです。
大会では、発表者が吟じ審査員が採点を行いました。
コンダクターという楽器の伴奏に合わせて、一人一人が吟じました。
入門してまもなくは初伝、5年以上は中伝、10年以上は奥伝と段ごとに分かれて、審査が行われました。
聖楠会では、今後も活動を継続していくために、会員を増やしていきたいとしています。
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伝統文化体験 こども寺子屋
和太鼓や獅子舞など、日本の伝統文化を体験するこども寺子屋が、21日、伊那市のいなっせで行われました。
こども寺子屋には、親子30人ほどが参加しました。
伊那市のまつり芸能集団「田楽座」の6人が指導にあたり、子どもたちが和太鼓や獅子舞、玉すだれなどを体験しました。
このイベントを主催したのは、伊那市のNPO法人 ふるさと芸能研究所です。
今年度の文化庁伝統文化親子教室事業の助成を受け、初めて開きました。
玉すだれ体験では、唄に合わせて、釣り竿や橋の形を作っていました。
ふるさと芸能研究所では、「少子高齢化やコロナの影響で、地域で集まる盆踊りなどに触れる機会が減ってしまった。伝統文化の楽しさを感じてもらいたい」と話していました。
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甲子園まであと2勝 赤穂高校47年ぶりの4強
第106回全国高校野球選手権長野大会の準々決勝が20日に行われ、赤穂高校が47年ぶりのベスト4進出を決めました。
松本市のセキスイハイム松本スタジアムで、赤穂はベスト4をかけ長野商業と対戦しました。
赤穂は4回表、2番網野のスリーベースヒットでチャンスを作ると、続く3番髙橋のセンター前ヒットで1点を先制します。
6回表には2者連続の三塁打で追加点を挙げ、7回表までに7対0とします。
7回裏に1点を返されますが、この試合の先発、黒宮が最後のバッターを三振に取り、9対1で長野商業に勝利し、ベスト4進出を決めました。
ベスト4進出は、47年ぶりとなります。
赤穂は24日にセキスイハイム松本スタジアムで、21日に行われる佐久長聖 対 長野俊英戦の勝者と対戦します。
伊那ケーブルテレビでは、試合の模様を、24日の午後7時から122チャンネルで録画放送する予定です。
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副知事と人口減少について意見交換
長野県の関昇一郎副知事と地域住民との意見交換会が伊那市の伊那合同庁舎で19日に開かれ、人口減少について話し合いました。
意見交換会には、上伊那地域のものづくり企業の社員や起業者、農林業従事者等14人が出席しました。
出席者は3グループに分かれ、意見を出し合いました。
出席者からは上伊那地域の課題として「若者の遊ぶ場所がすくない」「移動手段が少なく道が狭い」などの意見が出されました。
関副知事は「人口減少下でも楽しく暮らせる長野県を作っていく必要がある。力を合わせて対策を進めたい」と話していました。
この意見交換会は7月~8月にかけて上伊那を含めて県内10地域で行われているものです。 -
夏期食中毒注意報 発出
長野県は、この夏初めての夏期食中毒注意報を、19日から21日までの3日間、全県に発出しました。
長野県では、気温・湿度ともに高い日が続いていて、食中毒の原因になる細菌が増えやすくなっているとして、今日から21日までの3日間、夏期食中毒注意報を発出しました。
特に、テイクアウトやデリバリーは、調理してから食べるまでの時間が長くなるため、温度管理などに気を付けるよう呼びかけています。
なお、県内では今年度、11件232人の食中毒が発生しています。
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梅雨明け これから夏本番
気象庁は18日に関東甲信地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。
箕輪町三日町の花壇では、夏を感じさせるひまわりが咲いています。
今年は、平年より1日、去年より4日早い梅雨明けです。
18日の伊那地域は午後1時24分に最高気温33度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、今後1週間は平年より高い、30度から34度の日が続くということで、熱中症に注意するよう呼びかけています。
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高校野球 上伊那勢 試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の17日の試合結果です。
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反核平和の火 上伊那をリレー
核のない世界や平和を訴えながら広島の平和記念公園の火を繋ぐ「反核平和の火リレー」が17日伊那市から辰野町で行われました。
伊那市を出発したランナーたちは正午頃箕輪町役場に到着しました。
反核平和の火リレーは自治体の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が毎年行っているもので、今年で37回目となります。
箕輪町役場前では実行委員が市町村に対する要請書を読み上げました。
白鳥政徳町長から次のランナーにトーチの点火が行われました。
9日に飯田市を出発したこのリレーは、およそ1か月かけて県内全ての市町村をまわり、8月6日に長野市でゴールする予定です。
箕輪町から辰野町へは雨のため、車で火が運ばれました。 -
伊那中央病院 7年連続の赤字決算
伊那中央行政組合議会全員協議会が2日に伊那市役所で開かれ、昨年度の伊那中央病院の決算は9億7,300万円の赤字見込みでこれまでで最大となることが報告されました。
伊那中央行政組合の報告によりますと、令和5年度の伊那中央病院の収入は141億9千万円、支出は151億6千万円で、純損益は9億7,300万円でこれまでで最大の赤字となる見込みです。
赤字は7年連続です。
薬品費や給与費など医業費用が増えたことなどを理由に挙げています。
伊那中央病院の累積赤字額は47億4千万円となる見込みです。 -
高校野球 上伊那勢15日の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の15日の試合結果です。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた赤穂 対 塩尻志学館の試合は12対0の7回コールドで赤穂が勝利しました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた駒ヶ根工業 対 中野西の試合は3対9で駒ヶ根工業が敗れました。
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上伊那地域の野生鳥獣被害額 16年振りに増加
上伊那地区野生鳥獣保護管理対策協議会が16日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、上伊那地域の野生鳥獣被害額が16年振りに増加したことが報告されました。
上伊那地域の被害状況は2007年度の2億1,700万円をピークに減少していましたが、昨年度の被害額は前年度の1.6倍となる6,200万円で、16年振りに増加しました。
特に、イノシシの被害は前年度の5.6倍で1,100万円に増加しました。
最も被害が多かったのはニホンジカで、全体の26%を占める1,600万円でした。
捕獲状況は、ニホンジカが目標の5,244頭に対し3,563頭にとどまっています。
要因としては、上伊那猟友会の会員減少や、シカが罠を学習したことによるものです。
協議会では信州大学や南アルプス食害対策協議会などの関係機関と協力して防護柵の設置や捕獲などに取り組んでいくということです。
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高校野球 上伊那勢の試合結果
第106回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の14日の試合結果です。
長野オリンピックスタジアムで試合が予定されていた高遠 対 上伊那農業は、雨のためあすに順延となりました。
セキスイハイム松本スタジアムで行われた赤穂 対 塩尻志学館の試合は、雨のため、1回途中で継続試合となりました。
試合は1対0で赤穂が先制しています。