-
いなっせ演劇フェスへ通し稽古
第2回いなっせ演劇フェスが、来月11日・12日の2日間行われます。
出演する劇団の通し稽古が、昨日(16日)伊那市のいなっせで行われました。
いなっせの2階展示ロビーで、本番も上演を行うのは、箕輪町を中心に活動する劇団歩です。
演者と観客の間に垣根のない小劇場スタイルで、2人芝居を披露します。
上演する演目は「朝に死す」です。
組織に命を狙われているチンピラととばっちりを受けて足に銃弾を受けた少女の青春群像を描いた作品です。
通し稽古では役者が熱の入った演技を披露していたほか、スタッフが音響などを確認していました。
いなっせ演劇フェスは去年11月に初めて開催され今回が2回目です。
今回は出演団体が2団体増え、合わせて6団体が出演します。
去年は、ホールのみでの上映でしたが、今回は、展示ホールや会議室も特設会場になり、時間をずらしながら上演します。
いなっせ演劇フェス実行委員会の渡辺 泰徳さんは「劇団にとっては舞台の機会が増える。普段演劇を見ない人にも気軽に親しんでもらえるフェスにしたい」と話していました。
いなっせ演劇フェスは、来月11日(土)・12日(日)の2日間行われ、前売り1000円のパスポートで2日間全ステージを観ることができます。
-
大暑 猛暑日で暑さ続く
今日は、二十四節気の一つ大暑です。
伊那地域の今日の最高気温は県内で最も高い36.8度となりました。
連日続くこの暑さで、上伊那地域では熱中症による搬送者が去年の3倍以上となっています。
伊那地域は、午後3時56分に最高気温36.8度を記録し、猛暑日となりました。
今シーズン猛暑日となったのは8日目で、この暑さにより熱中症による搬送者が増えています。
上伊那広域消防本部によりますと、6月1日から7月22日までに62人が病院に運ばれています。
去年の同じ時期は18人で、今年は3倍以上に増えています。
特に先週1週間は、20日に11人が搬送されるなど、合わせて40人となっています。
商店街を歩く人に、熱中症対策として心掛けていることを聞きました。
「水筒を2本持ち歩いている」「カフェインを含むものはあまり飲まない」「寝る前に水を飲んで、少し戸を開けて寝ている」
上伊那医師会の北原敏久会長に、熱中症予防について聞きました。
「水分・塩分はもちろん、きちんとした食事をとること。万が一熱中症と思われる症状が出た場合は、わきや股を冷やして体温を下げること」
上伊那広域消防本部によりますと、23日午後4時現在4人が熱中症とみられる症状で病院に搬送されているということです。
長野地方気象台では、向う一週間は、期間の前半は高気圧に覆われて、気温は35度近くまであがるとして、引き続き熱中症など健康管理に注意するようよびかけています。
-
最高気温34.8度 5人搬送
伊那地域の21日の最高気温は、午後1時41分に34.8度を記録しました。
南箕輪村の牧草地では、酪農家の城田忠志さんが刈り取り作業を行っていました。
熱中症予防として水分を多くとるよう心掛けているということです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時現在熱中症とみられる症状で5人が搬送され、そのうち3人は入院が必要だということです。
長野地方気象台では、22日以降も県内の最高気温は35度近くになると予想していて、暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策をとるよう呼びかけています。
-
高校野球発展に尽力CATVに感謝状
長年にわたり、長野県の高校野球の発展に尽力したメディア関係者への感謝状贈呈式が21日松本市野球場で行われました。
長野県高校野球連盟と朝日新聞社が夏の大会100回の節目に高校野球の発展に尽力したケーブルテレビ局などを表彰しました。
日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会会長で伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長に、県高野連の山崎宏会長から感謝状が贈られました。
昨年から長野朝日放送と県内ケーブルテレビ局19社が協力してインターネットで全試合の中継をする「バーチャル高校野球」を全国で初めて実施したことなどが評価されました。
続いて、テレビ松本ケーブルビジョンの佐藤浩市社長に、県高野連と朝日新聞社から表彰状が贈られました。
第100回全国高校野球選手権長野大会は22日、午前10時から佐久長聖と上田西の決勝戦が行われます。
-
上伊那誌刊行記念式典
上伊那教育会が編纂し今年6月に完成した「上伊那誌自然篇改訂増補版」の刊行を記念した式典が、伊那市内で21日に行われました。
上伊那誌自然篇改訂増補版「上伊那の自然」は、植物や鳥類、昆虫、気象など10の分野を5年余りかけて調査・研究してきた内容が掲載されています。
A4版3冊セットで合計600ページとなっています。
中学生や高校生でも理解できるようなわかりやすい解説付きで写真が多く使われています。
上伊那誌の初版は昭和37年。発刊から50年以上が経過し動植物の生息状況などが変化してきている事から平成24年度から、上伊那教育会の教員やOBなどが調査研究を行い、40人余りが執筆に携わったという事です。
式典で上伊那教育会の飯澤隆会長は「地域の自然の現状を後世に残していきたい」と話していました。
「上伊那の自然」の予約販売は終了していますが各市町村の図書館で見る事ができるほか、上伊那教育会のHPからウェブ版を無料で閲覧する事ができます。
上伊那教育会が編纂し今年6月に完成した「上伊那誌自然篇改定増補版」の刊行を記念した式典が、伊那市内で21日に行われました。
N上伊那誌自然篇改訂増補版「上伊那の自然」は、植物や鳥類、昆虫、気象など10の分野を5年余りかけて調査・研究してきた内容が掲載されています。
A4版3冊セットで合計600ページとなっています。
中学生や高校生でも理解できるようなわかりやすい解説付きで写真が多く使われています。
上伊那誌の初版は昭和37年。発刊から50年以上が経過し動植物の生息状況などが変化してきている事から平成24年度から、上伊那教育会の教員やOBなどが調査研究を行い、40人余りが執筆に携わったという事です。
式典で上伊那教育会の飯澤隆会長は「地域の自然の現状を後世に残していきたい」と話していました。
「上伊那の自然」の予約販売は終了していますが各市町村の図書館で見る事ができるほか、上伊那教育会のHPからウェブ版を無料で閲覧する事ができます。
-
社会福祉貢献で表彰
地域での助け合い意識を高める伊那市社会福祉大会が20日伊那市の伊那文化会館で開かれ社会福祉に貢献した14の個人と団体が表彰されました。
表彰者のうち大会には9の個人と団体が出席しました。
表彰されたのは上の原の酒井君江さん。
山寺の湯沢文象さん。東春近社会福祉協議会。
南福地送迎ボランティアの会。美篶の雨宮邦子さん。
ボランティアグループ熱田。荒井線路東高齢者クラブ。
下新山さくらの会。日影ボランティアグループ友善会です。
受彰者を代表して湯沢さんは「福祉のネットワークのおかけで活動することができた。このネットワークをさらに細かく強いものにしていきたい」とあいさつしました。
大会は住民同士の支え合いについて理解を深めようと伊那市社会福祉協議会が開いたもので会場には150人が集まりました。
-
観測史上最高の37.2度
18日の伊那地域は、1993年の観測開始以来最高の37.2度まで上がり5日連続の猛暑日となりました。
民間の気象情報会社ウェザーニューズによりますと7月いっぱい晴れて夏空が広がる日が多く気温は平年より高い予想です。
内陸ほど気温が上がりやすいため、関東甲信の山沿いを中心にゲリラ豪雨にも注意が必要だとしています。
8月の気温は平年より高い予想で特に下旬は太平洋高気圧が強まる傾向にあり、9月上旬にかけて猛暑のピークとなると予想しています。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、熱中症の疑いで搬送された人は4人だということです。
上伊那広域消防本部では、こまめに水分や塩分を補給して、高温注意情報が出ているときは不要な外出は避けるよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予想しています。
-
TEC-FORCEを派遣
国土交通省天竜川上流河川事務所は、西日本豪雨で被害を受けた広島県の土石流の状況を調査するため、緊急災害対策派遣隊、TEC-FORCEを今日、現地へ派遣しました。
18日に駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で出発式が行われました。
派遣されるのは、職員4人のほか、技術支援を行う南信防災情報協議会の3人など合計8人です。
広島県内の土石流の発生した渓流や沢で、被害状況の確認や二次被害防止のための調査を行います。
現地ではドローン撮影を行うほか、地元住民からの聞き取り調査なども実施するという事です。
天竜川上流河川事務所の椎葉秀作所長は「これまでの知識や経験を活かして地域に寄り添った活動をしてほしい」と激励しました。
隊員は23日まで広島県内で活動し、24日に戻る予定です。
またこの日は今月7日から12日まで、倉敷市に派遣されていた隊員から現地の様子が報告されました。
地区の3割にあたる1,200万平方メートルが浸水し24時間体制で排水作業が行われた倉敷市真備町で活動しました。
ここでは、照明つきの車両1台を現地まで運び作業を支援したという事です。
隊員として活動した白鳥浩司さんは「排水作業が完了した事で行方不明者の捜索や復旧作業がようやく進むようになった。現場では日ごろの操作訓練と、機器のトラブルがあった時にどう対処するかが大切だと感じた」と話していました。
-
信濃GS南箕輪村デー
ルートインBCリーグ信濃グランセローズの公式戦が、16日、伊那市の伊那スタジアムで行われました。
第2次キャンプ地の南箕輪村デーと銘打って、様々なイベントが行われました。
伊那スタジアムでは、試合前に地元伊那市の太鼓グループ「小出太鼓」が演奏を披露したほか、チアリーディンググループM’S Stars(エムスターズ)が踊りを披露しました。
南箕輪村デーは、村がチームの第2次キャンプ地であることにちなんで毎年行われています。
村内の小中学生1,500人が観戦に招待されたほか、最優秀選手には村の米が贈られました。
始球式では、南小ドラゴンズのエースで、南箕輪小学校6年福田 悠月君が、ピッチャーを務めました。
公式戦では、福井ミラクルエレファンツと対戦しましたが、5-25で敗れました。
なお、この日の試合は405人が観戦しました。
-
4日連続猛暑日 熱中症に注意
17日の伊那地域の最高気温は35.6度で、3連休初日の14日から4日連続の猛暑日となりました。
伊那市山寺にあるキタノヤ電器では、今月に入りエアコンの取り付け作業に追われています。
エアコンの購入と取り付けの件数は、去年の同じ時期に比べて2倍近くになっているということです。
店によっては在庫がなく、注文から1週間ほどかかるところもあるということです。
北原國人会長は「この気候で大忙しだが、お客様に迷惑がかからないよう体制を整えて対応している。社員もバテてしまう」と話していました。
キタノヤ電器では、この日だけで10人近くからエアコンの購入申し込みがあったということです。 -
知事選を前に高校で投票呼びかけ
19日告示、来月5日投開票の長野県知事選挙を前に、県選挙管理委員会は高校生に関心を持ってもらおうと17日、啓発活動を行いました。
この日は伊那市高遠町の高遠高校で啓発活動が行われ、県や伊那市の職員らが玄関前で投票を呼びかけました。
職員らは高校生に「8月5日は長野県知事選挙です」と呼びかけながらポケットティッシュを配っていました。
高遠高校の3年生は「将来を決める大切なものなので、投票に行くことは大事だと思う」「自分の一票で左右されるかもしれないので投票に行きたいと思う」と話していました。
去年10月に行われた衆議院選挙では、上伊那地域の全体の投票率が66.77%だったのに対し、18歳・19歳の投票率は44.65%でした。
県選挙管理委員会では「これから社会に出ていく高校生に選挙をもっと身近に感じてもらい、是非投票に行ってもらいたい」と話していました。 -
高校野球 15日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の15日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、赤穂 対 岡谷南の試合は、6対7で赤穂が負けました。
上伊那勢で唯一残っている弥生は16日諏訪湖スタジアムで小諸商業とベスト8をかけ対戦します。
-
7月史上1位 36.1度の猛暑日
14日の伊那地域の最高気温は7月の観測史上最も高い36.1度を記録し、今年初めての猛暑日となりました。
14日の伊那地域の最高気温は、午後2時31分に36.1度を記録しました。
35度を越える猛暑日は今年に入って初めてです。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、箕輪町の60代の男性1人が、外で草とりをしていたところ熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
午後3時現在長野地方気象台では県内に高温注意情報を出し、熱中症予防を呼び掛けています。
暑い1日となった14日、伊那市民プールがオープンし無料開放され、およそ1000人が訪れたということです。
長野地方気象台によりますと、向こう一週間は30度を超える暑い日が続く予報で、猛暑日になる可能性もあるとしています。
伊那市民プールの営業は8月26日までの土日祝日で、7月21日~8月19日は無休となっています。
-
高校野球 14日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の14日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、 伊那弥生ケ丘 対 野沢北の試合は7対0で伊那弥生ケ丘が勝ちました。
勝った弥生は、16日正午からベスト8をかけ長野日大と小諸商業の勝者と対戦します。
-
真夏日 水浴びで暑さ凌ぐ
13日の伊那地域は午後4時に気温32.9度を記録し5日連続で真夏日となりました。
伊那市の産直市場グリーンファームのツキノワグマは飼い主の
小林史麿さんに水をかけてもらい暑さを凌いでいました。
このクマは平成14年生まれのオスで体長は1.5メートルほどあります。
好物は水分を多く含んだ夏野菜でお昼になると飼育係の小松由章さんからきゅうりやミニトマトをもらっていました。
お腹がいっぱいになると、暑さを避けるため頭を小屋に入れて
休みます。
この時期クマの毛は冬の濃い黒から夏の茶色に変わり始めているということです。
13日の伊那地域は日中の最高気温が32.9度を記録し5日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在熱中症による搬送者はいないということです。
長野地方気象台では14日の県南部の最高気温は35度を越える
猛暑日になると予想しています。
また県内の向こう1週間についても30度を越える日が続くとして熱中症に注意するよう呼びかけています。
-
伊那バイパス工事の促進決議
国道153号伊那バイパス整備促進期成同盟会の総会が13日
伊那市役所で開かれ伊那市青島から福島までの工事の事業促進などを決議しました。
総会では伊那バイパス工事の事業促進のほか2027年のリニア中央新幹線開業までの国道153号バイパスの全線開通などを決議しました。
期成同盟会ではバイパス整備によりリニア中央新幹線がもたらす
メリットが県内に波及され交流人口が拡大するとしています。
ほかには大規模災害時の迅速な救護活動や企業誘致による雇用の創出、渋滞緩和による観光振興などが期待されるとしています。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の土地改良区などおよそ70人が出席し国道153号伊那バイパスの整備促進を図ることが確認されました。
-
高校野球 12日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の12日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、辰野 対 小諸商業の試合は、0対6で辰野が敗れました。 -
3市町村合同子育て応援講座
伊那市・箕輪町・南箕輪村が連携して取り組みを進める「伊那地域定住自立圏」の一環で、子どもを預かってほしい人と預かる人が会員となり、地域で子育てを応援するファミリーサポーターの3市町村合同の養成講座が12日に開講しました。
ファミリ―サポートは、子どもの預かりを希望する人と、子どもを預かることができる人が会員となり、有償で助け合いを行う子育て支援活動です。
この日の講座には、預かる側の会員登録を希望する26人が参加しました。
預かる人は、20歳以上の心身共に健康で、自宅などで保育ができる人が対象となります。
6回の講座すべてを受講すると会員登録されます。
これまで市町村ごとにファミリーサポートの取り組みが行われてきましたが、市町村の枠を超えて助け合いを広げていこうと、今回初めて合同で開かれました。
合同で実施することで、住んでいる市町村以外からの受け入れもできるということです。
初日は、南箕輪村子育て教育支援相談室の松崎由紀子さんが話をしました。
松崎さんは「母親が安心できるよう子どもの行動を予測しながら対応してもらいたい。どんな人が求められているか考え、地域の良きパートナーとして活動してほしい」と参加者に呼び掛けました。 -
高校野球 11日の試合結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の11日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、シードの伊那弥生ケ丘 対 屋代の試合は、12対0、5回コールドで伊那弥生ケ丘が勝ちました。
勝った弥生は、14日正午から、松本美須々ヶ丘と野沢北の勝者と対戦します。
赤穂対南安曇農業の試合は、3対2で赤穂が勝ちました。
勝った赤穂は、15日午前9時30分から、須坂創成と岡谷南の勝者と対戦します。
12日は、伊那北対軽井沢、辰野対小諸商業、駒ヶ根工業対池田工業の試合が行われます。
-
信州総文祭 30日前イベント
8月7日から、文化部のインターハイとも呼ばれる全国高校総合文化祭・2018信州総文祭が県内で行われるのを前に、長野市若里市民文化ホールで10日、30日前イベントが行われました。
会場には、県内53校、240人の高校生が集まり、本番に向けて機運を高めました。
篠ノ井高校の吹奏楽部と東信地方の軽音楽専門部の選抜メンバーが大会イメージソングの「ここに」を演奏し、会場を盛り上げました。
全国高校総合文化祭が県内で行われるのは初めてです。
8月7日から11日まで、県内17の市と町で行われ、全国のおよそ2万人の高校生が28の部門で成果を披露します。
(提供:INC長野ケーブルテレビ) -
3日連続の真夏日
11日の伊那地域の最高気温は午後2時35分に31.6度となり3日連続の真夏日になりました。
上伊那広域消防本部によりますと11日、田んぼの草刈りをしていた伊那市内の60代男性が熱中症とみられる症状で搬送されましたが、意識はあるという事です。
伊那市美篶上原ではヒマワリが見ごろとなっています。
近くに住む赤羽豊美さんが、使われなくなった畑を借りて育てています。
9日の月曜日に咲き始め、このところの暑さで一気に開いたということです。
長野地方気象台によりますと、12日は11日より若干気温は下がりますが、むこう一週間は30度を越える真夏日が続く予想で熱中症予防など健康管理に注意を呼び掛けています。
-
高校再編検討へ 意見聴取始まる
県立高校の第2期再編に向け、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、一般や高校の校長などを対象にした意見聴取を、10日から始めました。
この日は初めての意見聴取が行われ、協議会が選出した一般6人、校長2人が出席しました。
意見聴取では、「上伊那地域の将来像を見据えた高校の学びのあり方について」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「地域の強みや魅力に触れられる学校づくりを進めて欲しい」といった意見が出されていました。
ある参加者は「地域の強みを活かすことができる子ども達が育つ環境をつくっていってほしい。そのために、高校生がいろんな体験を出来る場所にしてほしい」と話していました。
また他の参加者からは「地元に戻ってくる学生が少なくなっている。地元、企業の魅力を伝えられるような場所をつくってほしい」といった意見が上がっていました。
また、赤穂高校の松村明校長は「協議会で検討を始めたことはもちろん現場の先生たちも知っているが、現場は再編よりももっと大事な学校をどうしていくのか、生徒たちの魅力をどのように引き出していくのかを考えるためにワーキンググループを立ち上げて検討を始めている」と説明していました。
上伊那地域の中学卒業生は、2030年には現在の2割、10クラス分少ない1,494人になると予測されていて、県教育委員会では「少子化を考えると再編を前提に考えていく必用がある」としています。
協議会では今後も意見聴取を行い、集めた意見をもとに、来年1月までに方向性をまとめる計画です。
また、意見聴取の結果は、上伊那広域連合のホームページでも順次公表される予定です。 -
高校野球長野大会 9日の結果
第100回全国高校野球選手権記念長野大会、上伊那勢の9日の試合結果です。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた中野立志館対箕輪進修の試合は、7対0、7回コールドで箕輪進修が敗れました。
-
第100回高校野球が開幕
第100回全国高校野球選手権長野大会が8日に開幕し夏の甲子園出場をかけた戦いが始まりました。
雨のため7日に予定されていた開会式が8日に松本市野球場で行われ、出場する85チームが入場しました。
それでは上伊那の8校の初戦の予定です。
辰野は、10日午前9時から蘇南と対戦します。
箕輪進修は、9日午前9時から、中野立志館と対戦します。
上伊那農業は、10日午前9時半から日本ウェルネスと対戦します。
高遠は、10日正午から中野西と対戦します。
伊那北は、12日午前11時半から軽井沢と対戦します。
シードの伊那弥生ヶ丘です。11日午前11時半から穂高商業と屋代の勝者と対戦します。
シードの赤穂です。11日午後2時から野沢南と南安曇農業の勝者と対戦します。
駒ヶ根工業は、12日午前11時半から池田工業と対戦します。
大会は、県内4会場で行われ、日程が順調に進むと22日(日)に決勝戦が行われます。
伊那ケーブルテレビでは地元校を中心に試合の模様を放送します。
-
上伊那消防ポンプ操法大会
上伊那消防ポンプ操法・ラッパ吹奏大会が、8日に伊那市役所で開かれ、ポンプ車操法で伊那市が2位、小型ポンプ操法で南箕輪村が3位となりました。
上伊那の消防団の1位を決めるこの大会には、ポンプ車操法の部に7チーム、小型ポンプとラッパ吹奏の部にそれぞれ8チームが出場しました。
ポンプ操法は、火点を倒すまでの時間や、一連の動作の正確さ、安全性などで順位を決めます。
減点方式で行われ、選手1人ひとりが実施要領に沿った規律や操作で競技に挑んでいました。
また、基準タイムを上回ると唯一点数が加算されるため、迅速な行動に努めていました。
大会の結果、ポンプ車操法の部は飯島町が優勝、準優勝が伊那市、3位は駒ヶ根市でした。
小型ポンプ操法の部は、駒ヶ根市が優勝、2位は中川村、3位は南箕輪村でした。
ラッパ吹奏の部は辰野町が優勝、2位は駒ヶ根市、3位は中川村でした。
優勝チームは、22日に木曽郡大桑村で開かれる県大会に出場します。 -
9日以降気温の上昇注意
上伊那地域に出されていた大雨警報は8日午前9時半に解除され注意報に切り替わりました。
雨のため5日朝から運休していた南アルプス林道バスも8日午前6時から運行を再開しています。
長野地方気象台では、これまでの大雨で地盤が緩んでいるとして引き続き土砂災害や河川の増水に注意を呼び掛けています。
また9日以降むこう1週間は高気圧の影響で最高気温が30度を越える真夏日が続く予想で、熱中症予防を呼びかけています。
-
網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦を訴える網の目平和大行進が6日と7日の2日間、上伊那で行われました。
6日に中川村を出発し7日は伊那市から岡谷市までを行進しました。
7日は午前8時半にJR伊那北駅前を出発し午前9時40分には南箕輪村役場で集会を開きました。
行進は原水爆禁止上伊那地域協議会や県教職員組合上伊那支部などで作る実行委員会が毎年行っているものです。
集会で南箕輪村の原茂樹副村長は「広島、長崎への原爆投下の事実を次世代に語り継ぎ、皆さんと一緒に核兵器のない世界を築いていきたい」と激励しました。
網の目平和大行進は全国で行われていて8月6日は広島で、9日は長崎でゴールを迎えます。
-
5月の有効求人倍率1.46倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は1.46倍で前の月を0.02ポイント下回りました。
月間有効求人数は4,050人、月間有効求職者数は2,766人で
5月の月間有効求人倍率は1.46倍でした。
求人倍率は1月以降5か月連続で前の月を下回っています。
ハローワーク伊那では「求人倍率は高止まりしている状況で雇用情勢は堅調に推移している」としています。
-
土砂災害 河川の増水に警戒を
活発な前線の影響で上伊那地域は雨の日が続いています。
伊那市には6日土砂災害警戒情報が出され長野地方気象台では地盤のゆるみによる土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
4日の降り始めから6日正午までの伊那市高遠町長藤の総雨量は104ミリとまとまった雨が降りました。
長野地方気象台は伊那市高遠町の長藤と山室、小黒川の上流を対象に土砂災害警戒情報を発令しました。
対象地域では土砂災害の危険が高まっているとして厳重に警戒するよう呼びかけています。
伊那市西春近沢渡の天竜川観測地点では午前5時に氾濫注意水位の0.9メートルを越える0.98メートルまで上昇しました。
天竜川上流河川事務所では河川の水位が上昇していることから
川には近づかないよう呼びかけています。 -
浜松市と航空消防応援協定
上伊那広域連合は、県の消防防災ヘリコプターが出動できない場合、静岡県浜松市が所有する防災ヘリコプターが出動し救助などを行う「航空消防応援協定」を4日に締結しました。
上伊那広域消防本部によりますと4日、白鳥孝連合長が浜松市を訪れ、航空消防応援協定を結んだということです。
協定では、隣接県応援を含む県の消防防災ヘリコプターが出動できない場合などに、浜松市が所有する防災ヘリコプターが出動し、救助活動などを行います。
浜松市は独自に消防防災ヘリコプターを所有していて、東日本大震災などでも出動しています。
上伊那広域消防本部は、三遠南信地域の消防本部で組織する「三遠南信地域消防連絡会」に平成28年から参加し、情報共有などを積極的に行ってきました。
白鳥連合長は、「浜松市に消防ヘリコプターを出動要請するのは限定的(長野県が対応できない場合、 現在の体制のヘリコプターだけでは災害を防除することが困難な場合など)だが、 災害があった時の安心安全への体制が強化され、大変感謝している。三遠南信道路開通を見据えて、これを機会に、消防分野以外でも経済界等での連携の広がりを期待する」とのコメントを出しています。
なお、浜松市と同様の協定を結ぶのは、南信州広域連合に次いで県内2例目となります。