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中央アルプス自然公園保護・利活用推進協議会 設立
中央アルプス県立自然公園の将来を見据え、保護や利活用の取り組みを推進する協議会が27日に設立されました。 この日は「中央アルプス自然公園保護・活用推進協議会」の初会合が伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、県や市町村からおよそ50人が出席しました。 中央アルプスは、昭和26年に県内で初めて県立自然公園に指定され、現在は国定公園化を目指す動きが高まっています。 県では、国定公園化に向けて現在公園計画の策定を進めていて、計画に地元の人から意見を聞こうと、地元市町村でつくる協議会を設立しました。 公園計画は、各公園の特性に応じた風景の保護管理や運営、利活用のための施設整備についての基本方針を定めるものです。 計画の素案は、秋頃を目途に協議会に示されます。 会議ではほかに、県から県立自然公園計画の見直しについても説明がありました。 計画の中に施設整備を進める制度がないため、整備を進める制度を創設したい考えです。
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母子家庭 父子家庭の子ども対象に学習支援塾開催
母子家庭、父子家庭で育つ小中学生を対象にした無料の学習支援塾が、27日から伊那市内で始まります。 22日、今年度の塾の開講を前に、事前説明会が開かれました。 伊那市ひとり親家庭福祉会が、県と市の助成を受けて開いている無料の学習塾で、昨年度は伊那市内を中心に小学生14人、中学生11人が受講しました。 小中学校の元教員や民間の学習塾の講師が受験対策指導や個別指導を行います。 学習支援塾は県内ならどこの市町村からも受講でき、対象は小学1年生から中学3年生までです。 夏休み特別教室は27日から始まり8月18日まで10回開かれます。 通常教室は8月19日から来年3月まで毎週土曜日に開かれ、会場は、伊那公民館、またはいなっせとなっています。
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音楽レク サポーター養成講座開講
歌謡曲などを使った音楽レクリエーションのリーダーを育てるサポーター養成講座が、23日、開講しました。 養成講座には上伊那を中心に100人ほどが参加しました。 上田市などでサポーター養成講座を開講するなどして活動している伊那市在住の音楽療法士・春日くに子さんの呼びかけで実行委員会を立ち上げ、県の元気づくり支援金を活用し開催されました。 今回講師を務めたのは、上田市の斉藤惠理子さんです。 斉藤さんは、「パタカラ」の4文字の発声を続けることで誤嚥の防止につながるとして4文字をつかって歌うことを紹介していました。 春日さんは「楽しく歌って体を動かすことは簡単にできる。皆さんに地域のリーダーになっていただき高齢化社会の中で活躍してほしい」と話していました。 音楽レクリエーションサポーター養成講座は来年2月まで8回開かれ、修了者には修了証が贈られます。
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伊那消防署 人命救助で3人に感謝状
伊那消防署は、ソフトボールの試合中胸にボールを受けて心肺停止となった20代男性に、迅速で適切な通報と救命処置を実施したとして、3人に感謝状を贈りました。 23日は、上伊那広域消防本部で感謝状の贈呈式が行われました。 5月30日に、伊那市営球場で行われたソフトボールの試合中、胸にライナー性の打球が当たりピッチャーの20代男性が卒倒しました。 ほかの試合の観戦に来ていた茅野市在住で伊那市出身の浅野 成美さんは、諏訪中央病院の看護専門学校に通っていて、男性を観察し心臓が止まっていると判断して胸骨圧迫を行いました。 ピッチャーと同じチームの応援に来ていた茅野市在住で伊那市出身の山田 李佳子さんは、自身の携帯電話から119番通報し、消防指令センターからの指示を伝えました。 対戦チームだった信濃路クラブ監督の有賀 賢治さんは、チームの選手にAEDを取りに行くよう指示し、AEDを装着して電気ショックを実施しました。 救急隊が駆け付けた時男性は呼吸と心拍が再開していて、病院へ搬送されましたが翌日には退院し、社会復帰を果たしたということです。 心肺停止から3分で救命率は50%まで低下するといわれていて、伊那消防署の木下広志署長はは、「3人の適切で迅速な処置が人命救助につながった。勇気ある行動に感謝したい」と話していました。
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涼しい大暑 最高気温24.3度
23日の伊那地域の最高気温は24.3度と9日ぶりに30度を下回りました。 23日は二十四節気のひとつ大暑です。 一年で一番暑い頃とされていますが、伊那地域の日中の最高気温は24.3度と6月上旬並みでした。 長野地方気象台によりますと来週は曇りがちとなる見込みですが、気温は平年より高めで最高気温は30度を超える日が続くという事です。
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ダーツ全国大会 伊那で初開催
ジャパンダーツオーガニゼーション・日本ダーツ機構公認の全国大会が、23日、初めて伊那市で開かれました。 伊那市の伊那商工会館イベントホールには24の競技場が設けられました。 大会は、松本市と伊那市のメンバーを中心とする長野ダーツオーガニゼーションが主催しました。伊那で公認大会を開くのは今回が初めてです。 今回は、北は新潟、南は大分から188人が参加しました。 ダーツは、501点から減点していき、先に0点ちょうどにした人の勝ちとなります。 同じチームの選手同士が声をかけながら競技を行っていました。
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将棋ブームで教室も人気集める
14歳でプロ棋士となった藤井聡太四段が注目されている将棋ブームで、伊那市で開かれている教室には、今年に入り去年を上回る人数の子どもたちが通っています。 22日、伊那公民館で開かれた教室には、上伊那を中心に24人の子どもが参加しました。 日本将棋連盟のプロ棋士、田中悠一五段を講師に迎え指導対局を行いました。 教室は日本将棋連盟上伊那支部が毎月第2第4土曜日に開いています。 1回の教室の平均参加人数は、去年は15人だったという事ですが、今年に入り22人に増え、問い合わせも増えているという事です。 教室は伝統文化の継承と普及を目的とした文化庁の支援事業の一環で、参加費は無料となっています。
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広島の火リレーで反核訴える
広島の平和記念公園の火をつなぐ反核平和の火リレーが21日上伊那で行われました。 7月18日に飯田市をスタートし21日、南箕輪村に到着しました。 反核平和の火リレーは市町村の労働組合などでつくる長野県平和友好祭実行委員会が行っているものです。 上伊那地区実行委員長の氣賀澤和也さんは非核三原則に基づく非核法の制定や安全保証関連法の廃止を政府に求める要請書を読み上げ南箕輪村の原茂樹副村長に手渡していました。 原副村長は「戦争を知らない人たちが過去の悲惨な歴史を学ぶところから始まります。次の世代に非核平和の活動を繋げていくことが大切です。」と話していました。 21日は反核平和の火が受け継がれ一行は箕輪町を目指しました。 このリレーは県内全ての市町村をまわり8月10日に木曽地域でゴールを迎える予定です。
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上伊那広域消防本部 規律訓練
上伊那広域消防本部の規律訓練が11日に伊那市民体育館で行われ、職員が小隊に分かれて動作を確認しました。 上伊那地域の6つの消防署から、およそ100人の職員が参加しました。 訓練では、職員が4つの小隊に分かれて隊の編成や規律を確認しました。 このうち2列に並んだ小隊を移動させる訓練では、列が乱れないように指揮者が指示を出していました。 佐藤心吾指令長は「どんな動きをするにも規律が重要になる。基本に立ち返って訓練をしてもらいたい」と話していました。 上伊那広域消防本部は、平成27年4月に発足しました。訓練は、連携を高めていこうと毎年1回行われています。
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関東甲信地方 梅雨明け
気象庁は関東甲信地方が19日に梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より2日、去年より10日早い梅雨明けとなりました。 19日の伊那地域は高気圧に覆われ、日中の最高気温は33.2度まで上がりました。 上伊那広域消防本部によりますと19日午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないという事です。 長野地方気象台によりますと、むこう1週間は平年より気温の高い日が続く予想です。
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ミュージカル「あしながおじさん」出演者が初練習
8月に伊那文化会館で上演されるミュージカル「あしながおじさん」で、プロの役者と共演する地元出演者の初めての練習が8日に伊那市内で行われました。 上伊那を中心に6歳から34歳までの20人が出演します。 歌とダンスのオーディションで選ばれたメンバーで、今日は初めての練習です。 本番では孤児院で暮らす子供などの役で歌とダンスを披露します。 東京のミュージカル制作会社で地域の出演者の指導を担当している林真悠美さんのレッスンを受け、オープニング部分の振り付けを行いました。 林さんは、物語を説明しながら場面ごとの表情や動きを指導していました。 練習は8月2日まで行われます。 ミュージカルあしながおじさんは8月9日に伊那文化会館で上演されます。
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そば専用の乾燥調整施設 JA上伊那が導入へ
JA上伊那は生産量増加と安定した出荷を目的に南箕輪カントリーエレベーター内に、そば専用の乾燥調整施設を導入する計画です。 南箕輪村神子柴にあるJA上伊那の南箕輪カントリーエレベーターの敷地内に、そば専用の乾燥調製施設を設置します。 事業費は約1億円で半分は国の補助金で賄います。 上伊那全域から夏そば、秋そばを受け入れ、平成28年度は287トンだった生産量を31年度には680トンまで増やす計画です。 これまでは米の乾燥機と併用していましたが、そば専用のものを導入する事で適切な時期に収穫する事が可能となります。 JA上伊那では、近年需要が増えている夏そばの生産量拡大にも期待できるとしています。 そば専用の乾燥調整施設は早ければ今年の秋のそばが収穫される9月下旬頃からの稼働を予定しています。
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上伊那PTA連合会研究集会 初の分科会で連携高める
上伊那PTA連合会の研究集会が2日に箕輪町文化センターで開かれ、教育問題について意見を交わしました。 上伊那地域の小中学校52校から、保護者や教諭およそ220人が出席しました。 この日は、スマホ・携帯、PTAの組織運営、家庭教育の3つの分科会に分かれて意見を交わしました。 このうちスマホ・携帯の分科会では、長野県警サイバー犯罪対策室の西村周二さんが、実際に発生した犯罪事例を紹介しました。 大学生が、SNS上にバイト先の冷蔵庫に入っている写真を投稿し話題になった事案について西村さんは「本人は最初は軽い気持ちでやったというが、事件後、ネット上では住所や名前、家族構成まで明らかになってしまった。ネット上では思いもよらない大きな波紋が広がる」と話していました。 研究集会は、上伊那PTA連合会が毎年開いているもので、会の質や連携を高めようと、今回初めて分科会が開かれました。 連合会の小野文久会長は「こういった機会は少ない。議論を深めて保護者、教育指導者の研鑽の場になればうれしい」と話していました。
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上農敗れる 上伊那8校敗退
16日行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果をお伝えします。 しんきん諏訪湖スタジアムで行われた上伊那農業対飯山の試合は5対10で、飯山が勝ちました。 16日の試合で、上伊那8校すべてが敗退しました。
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エコチル調査 協力への感謝で親子をいちご狩りに招待
子どもの健康と環境に関する全国調査、エコチル調査に協力している上伊那の親子が、南箕輪村の信州大学農学部で15日、いちご狩りを楽しみました。 いちご狩りは、調査協力のお礼にと、信大医学部が農学部の協力で初めて行ったものです。上伊那に住む22組72人の親子が参加しました。 エコチル調査は環境が子供の成長に与える影響について調査するものです。 環境省が全国15地域で行っていて長野県は上伊那が対象です。 2011年から始まり、胎児から13歳になるまで半年に1回アンケートを実施し て追跡調査しています。 開始された年から調査対象となっている子どもが6歳の折り返し時期に入った事から、その親子 が招待されました。 子ども達は赤く実ったいちごをみつけ口に運んでいました。 上伊那では2,700組の親子が調査に協力していて、毎年秋には伊那市内で調査の進捗状況を報告するエコチルフェスティバルが開かれています。
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みんなで支える森林づくり上伊那地域会議 支援金の配分額示す
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度の森林づくり事業への支援金配分額が示されました。 この日は今年度1回目の会議が開かれ、森林づくり県民税を活用した今年度の計画案が示されました。 今年度上伊那全体では、1,324万円の配分額となっています。 伊那市は、松くい虫枯損木処理事業などで504万円。 箕輪町は、森林整備事業で133万円。 南箕輪村は、大芝村有林測量設計委託などで113万円となっています。 森林づくり県民税は平成20年度から導入されたもので、今年度で10年を迎えることから今後も継続していくべきかどうか意見が交わされました。 委員からは「多くの人が山に価値観が見出せるよう方法を考えていきたい」といった継続賛成の意見が出されました。
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夏の全国高校野球長野大会 上伊那勢12日の結果
夏の全国高校野球長野大会12日の上伊那勢の試合結果です。 松本市野球場で行われた箕輪進修 対 池田工業の試合は2対8で箕輪進修が敗れました。
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7月の河川愛護月間に合わせ個人や団体に感謝状
7月の河川愛護月間に合わせて、天竜川やその流域の美化活動などに功績のあった個人や団体に感謝状が贈呈されました。 12日、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ、椎葉秀作事務所長から、2人と3団体に感謝状が贈られました。 このうち伊那市美篶の矢島信之さんは、三峰川堤防に関する活動を行っています。堤防の歴史や役割を調べ地元の小学生や地域の人たちに伝えています。 伊那市を拠点に活動している伊那ミヤマシジミを守る会は、天竜川や三峰川で保護活動を行っています。ミヤマシジミのエサとなるコマツナギの保全、外来植物の駆除が河川環境の保全にも繋がっているという事です。 伊那市の美篶区区長会は、三峰川の樹木の伐採を行っています。住民に河川環境について関心をもってもらおうと、地域のイベントなどでも植物の生育環境について紹介しているという事です。 椎葉事務所長は「河川空間をより身近なものにしているみなさんの活動に感謝します」と話していました。
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高校野球 上伊那勢11日の結果
第99回夏の全国高校野球長野大会、上伊那勢の11日の試合結果です。 松本市野球場で行われた、高遠 対 松本県ヶ丘 の試合は、4対8で高遠が敗れました。 県営上田野球場で行われた、赤穂 対 長野 の試合は、4対5で赤穂が敗れました。 しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、辰野 対 蘇南 の試合は、8対3で辰野高校が勝利しました。 勝った辰野高校は、15日の午前9時30分からシード校の東海大諏訪と対戦する予定です。
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伊那地域32.5度 6日連続真夏日
11日の伊那地域の最高気温は、午後2時17分に32.5度を記録し、6日連続の真夏日となりました。 上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症とみられる症状で伊那市内の90代の男性1人が病院に搬送されましたが、症状は軽いということです。
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大手メーカーへ出荷用のジュース用トマト 研修会
調味料や食品の大手メーカーカゴメと契約しているJA上伊那のジュース用トマト専門部は11日、夏の収穫最盛期を前に出荷などについての研修会を開きました。 この日は、専門部のメンバーおよそ60人が、伊那市美篶末広でジュース用トマトを栽培する畑弘躬(ひろみ)さんの圃場でカゴメの社員やJA職員から説明を受けました。 専門部には、67戸の生産者が加盟していて、年間およそ700トンのジュース用トマトを出荷しています。 参加した農家は、収穫を前にトマトが日焼けしないようワラをかけたり、葉っぱをかけたりして日光を避けるようにするなど、具体的な対処法について教わっていました。 ある参加者は「手本になるような圃場で教わることができて大変勉強になった。参考にしたい」と話していました。 今年は例年に比べ10日ほど収穫期が遅れているということです。 カゴメの平林智授さんは「6月の朝晩の冷え込みで木が出来なかったのが生育の遅れにつながっていると思う。今ぐらいの気候が続けば収量も見込めると思う。7月20日までが勝負です」と話していました。 JA上伊那では、生産者ごとに収量の差が出ないよう、今後も定期的に研修会を開いていきたいとしています。
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県が食中毒注意報を発令
長野県は、この夏1回目の食中毒注意報を10日から12日までの3日間発令しました。 県では、気温・湿度とも高い気象条件が続いていて、食中毒の原因となる細菌が増えやすくなっているとして注意を呼びかけています。 食中毒防止のポイントとして、トイレの後や調理前には必ず石けんで手を洗うこと。 まな板や包丁は洗剤でよく洗い熱湯や塩素剤で消毒すること。 購入した食材は早めに冷蔵庫や冷凍庫で保管し、しっかり中まで加熱することなどを挙げています。 なお10日現在、県内では今年度3件の食中毒が発生しています。
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第99回全国高校野球選手権長野大会 開幕
第99回全国高校野球選手権長野大会が8日開幕し、夏の甲子園出場をかけた戦いが始まりました。 8日は開会式が行われ、伊那北高校の桐山(きりやま)尚子(なおこ)さんの先導で、出場する85チームが入場しました。 辰野高校です。 11日午後2時から蘇南と対戦します。 箕輪進修高校です。 12日午前11時半から、池田工業と丸子修学館の勝者と対戦します。 上伊那農業高校です。 10日正午から北部と対戦します。 高遠高校です。 9日午前11時半から上田東と対戦します。 シードの伊那北高校です。 11日午前11時半から松商学園と小海の勝者と対戦します。 伊那弥生ヶ丘高校です。 9日午前9時から長野西と対戦します。 赤穂高校です。 11日午後2時から長野と対戦します。 駒ヶ根工業高校です。 9日午前9時から梓川と対戦します。 始球式では、先導を務めた伊那北高校の桐山さんがマウンドに上がりました。 大会は、県内4会場で行われ、日程が順調に進むと23日(日)に決勝戦が行われます。
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核兵器の廃絶訴え行進
核兵器廃絶や反戦、平和を訴える網の目平和大行進が7日上伊那地域で行われました。 7日伊那市長谷の長谷総合支所前で集会が開かれ集まった人たち約10人が核兵器の廃絶などを訴えました。 そのあと一行はのぼり旗を掲げて伊那市のいなっせ前までを歩きました。 行進は上伊那医療生協や県教職員組合などが毎年行っているものであすは伊那市の伊那北駅前から辰野町までを歩きます。 実行委員会では「戦争に反対し平和の願いをつなげる行進です。 核兵器のない世界の実現をともに訴えていきましょう。」と参加を呼びかけています。
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昨年度の高山植物保護取り締まり 117件減少
高山植物保護対策協議会の総会が4日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、保護取締件数が前年度に比べて117件減少したことが報告されました。 昨年度、保護取締を行った件数は142件で、前年度の259件に比べて117件少なくなっています。 このうち、南アルプスでは「踏み荒らし」が最も多く12件、中央アルプスでは「禁止区域への侵入」が最も多く55件でした。 会長の久保芳文南信森林管理署長は「今年度は信州DCもあり観光客の増加が予想される。高山植物保護やごみの持ち帰りなど、山に慣れていない人への啓発にも力を入れていきたい」と話していました。 この日は、県や市町村、観光協会など、関係者およそ30人が出席しました。 会では今年度、立ち入り禁止の看板表記を「グリーンロープ内立ち入り禁止」と明確にするなど、引き続き啓発活動を行っていくとしています。
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最高気温30.4度 熱中症に注意を
6日の伊那地域の最高気温は、8月上旬並みの30.4度まで上がり、暑い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日は6日よりも日中の気温が高くなる見込みで、伊那地域の最高気温の予想は32度となっています。 蒸し暑さが続くため、気象台では熱中症など体調管理に気を付けるよう呼びかけています。
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美しい道路環境に 標識の清掃作業
道路環境の整備を行う事業所などでつくる「県交通安全環境施設協会」は4日、標識やカーブミラーの清掃作業を行いました。 この日は、協会に加盟する上伊那地域の6事業所が参加して、道路沿いに立てられた標識などを掃除しました。 作業は上伊那地域の国道など、17路線、総延長227キロの道路沿いで行われました。 作業員は、汚れた標識の前に車を停めると、水をかけてブラシでこすり、汚れを落としていました。 清掃作業は、安全で快適な道路環境の確保を目的に、毎年この時期に行われていて、今年で30回目になります。 協会では「活動を通じて、地域のみなさんに標識の重要性を知ってもらうことで事故防止につながればうれしい」と話していました。
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伊那谷ブラス VOL.4
上伊那の音楽団体に所属する金管奏者・打楽器奏者でつくる伊那谷ブラスのコンサートが25日に駒ヶ根市文化会館で開かれました。 コンサートは今年で4回目で、伊那市・駒ヶ根市の市民吹奏楽団など5団体からおよそ40人が出演しました。 家族や友人、一般などが見守る中、迫力ある音色を会場に響かせていました。 今回演奏したのは、金管アンサンブルのために作曲・編曲された楽曲など10曲ほどです。 去年12月から月1回行ってきた合同練習の成果を披露しました。 伊那谷ブラスの北条嵩博団長は、「さらに練習を重ね、地域の人に感心されるようなステージを作りあげられるように精進していきたい」と話していました。 このコンサートの模様は7月22日からご覧のチャンネルで放送します。
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5月の月間有効求人倍率1.62倍
上伊那の5月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.62倍で5か月連続県内で最も高い倍率となっています。 新規求人数は1808人、新規求職者数は734人で5月の月間有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.62倍でした。 また新規求人数に占める正社員の割合は34.5%で4月を2.9ポイント上回りました。 上伊那は県内12の公共職業安定所のなかで5か月連続で最も高い倍率を維持していて雇用状勢について「堅調に推移している」と前の月のコメントを据え置いています。
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ユネスコ無形文化遺産登録をPR JA上伊那がマーク制作
JA上伊那は、ユネスコが、共同組合を無形文化遺産に登録したことを受け、PRするためのオリジナルマークを制作しました。 JA上伊那が制作したユネスコ無形文化遺産登録をPRするオリジナルマークです。 2つのアルプスと豊かな緑、協同組合のシンボルである虹が描かれています。 ユネスコは、去年11月に、世界100か国以上にある協同組合を無形文化遺産に登録しました。 世界的には、日本の農協は評価されていますが、国内では農協組織を弱めようという動きが活発化しています。 JA上伊那は日本の農業を強めようと今回マークを制作しました。 オリジナルマークは、職員の名刺に印字するほか、広報誌や組合員への配布資料などに用いてPRをすすめていくということです。