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農家の収益向上へ 加工品の研修会
農家の収益アップにつなげようと果物の加工品づくりの研修会が伊那市の女性プラザ2月24日開かれました。 研修会は長野県が傷などで出荷できなくなった果物を加工品として販売することで少しでも農家の収益アップにつなげてもらおうと開催したものです。 講師は、上伊那農業改良普及センターの松原寿子さんが務め、県がレシピを作成した「真空調理による果物の加工法」を紹介しました。 松原さんは、「ラミネート製の袋を使った加工では、機械や設備があれば製造許可の必要がない」と説明していました。 また、加工することにより、「1キロ50円のリンゴが、1000円で販売されている」と話していました。 参加者からは、設備にかかる初期投資や効率的に作業をするには人手はどれくらい必要なのか等の質問が出ていました。 この日は、農家や市町村の職員など24人が研修会に参加しました。
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高校入試後期選抜 予定通り終了
公立高校の一般入試にあたる後期選抜試験が9日、県内一斉に行われました。 およそ1万2千人あまりが試験に臨みました。 上伊那では全日制、定時制、多部・単位制合わせて8校で試験が行われました。 このうち伊那市の伊那弥生ヶ丘高校では、受付開始の30分ほど前から受験生が会場に向かっていました。 上伊那の公立高校8校には、1065人が志願していて、伊那弥生ヶ丘高校では240人の募集に対し260人が志願し倍率は1.09倍となっています。 県教育委員会によりますと、試験は予定通り終了したということで上伊那の高校でもトラブル等はなかったということです。」 明日は、辰野高校、高遠高校、箕輪進修高校、赤穂高校の定時制で面接試験が行われる予定です。 後期選抜試験の合格発表は18日金曜日となっています。
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地域医療構想の実現に向けて 上伊那で初会合
「地域医療構想」の実現に向けて、上伊那地域の医療の現状や課題などについて話し合う上伊那医療圏地域医療構想調整会議が発足し7日、伊那市のいなっせで初会合が開かれました。 地域医療構想は、患者が必要とする医療体制を整えるため、団塊の世代が75歳以上となる平成37年の病床の必要量などを把握するものです。 上伊那は、人口10万人あたりの病床数が713床で、県の平均965床と比べ252床少なく、県内10圏域で最も少ないということです。 この日の会議には、上伊那地域の医療や福祉関係者など26人が出席しました。 会議では意見交換が行われ、委員からは「市街地から外れた医療体制の整っていない地域は、医者の回診を望んでいる声が多い」「他の地域へ患者が行かなくても済むように常勤の医師の体制を整えることが必要だ」といった意見がありました。 県では、上伊那を含めた10圏域の意見をまとめ、平成28年度中に「地域医療構想」を策定する計画です。
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森林税で木育推進へ 上伊那8事業
来年度の森林税を活用した木育推進事業は今年度より5件増え8件となる見込みで、木育の推進に力をいれる学校や自治体が増加しています。 これは7日、伊那合同庁舎で開かれた「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」の中で報告されました。 上伊那地方事務所によりますと来年度の木育推進事業には伊那市や箕輪町などから8事業、合わせて158万円の要望が出され、予算を確保できる見込みだという事です このうち新規事業は6つあり、伊那西小学校の学校林を活用した環境学習や、箕輪町が開催する森林や木に触れるイベントの開催、箕輪中学校の地域材を活用した作業台の製作などです。 県では要望が増えたことに対して「木育を通して地域の森や自然に親しみ、郷土愛を育むきっかけにしていきたい」と話していました。 委員からは「木育が木の物づくりで終わる傾向にある。 森林整備などを通して、自然に親しむようプログラムを考えてほしいです」などの意見が出されていました。 来年度の森林税を活用した事業費は8億6千万円で、今年度と比べ2億円減少しています。
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県ロードレース伊那大会
第51回県ロードレース伊那大会が6日伊那市営野球場発着で開かれました。 大会には、県内外から514人が参加しました。 伊那市営野球場発着の10キロと5キロのコースで健脚を競いました。 参加者たちは、春の日差しを受けながらそれぞれのペースで楽しんでいました。
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公立高校後期選抜試験 志願変更受付終了後の集計結果を発表
長野県教育委員会は、9日に行われる公立高校後期選抜試験の志願変更受付締切後の集計結果を3日に発表しました。 伊那北理数科は2倍となっています。 辰野普通は、79人が志願、1.1倍。 商業は、20人が志願、1倍です。 上伊那農業生産環境は、19人が志願、0.95倍、園芸科学は、18人が志願、0.9倍、生物化学は20人が志願、1倍、緑地創造は、19人が志願、0.95倍です。 高遠は、54人が志願、0.82倍です。 伊那北普通は、199人が志願、1倍、理数は、8人が志願、2倍です。 伊那弥生ヶ丘は、262人が志願、1.09倍です。 赤穂普通は、167人が志願、1.04倍、商業は、37人が志願、0.93倍です。 駒ヶ根工業は、73人が志願、1.22倍です。 箕輪進修は、普通Ⅰ部Ⅱ部に52人が志願、1.3倍。 普通Ⅲ部に5人が志願、0.13倍。 工業Ⅰ部に24人が志願、1.2倍です。 後期選抜は9日、合格発表は18日です。
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1月有効求人倍率1.38倍 5か月連続で全国・県上回る
上伊那の1月の月間有効求人倍率は1.38倍で、去年12月を0.03ポイント上回りました。 全国は1.28倍、県は1.33倍で、5か月連続で全国と県を上回っています。 新規求人数は1,595人、新規求職者数は747人でした。 これにより、上伊那の1月の月間有効求人倍率は、12月を0.03ポイント上回る1.38倍でした。 全国は1.28倍、県は1.33倍で、9月から5か月連続で全国・県を上回っています。 ハローワーク伊那によりますと、「求人倍率は良い状況が続いるが、派遣社員の割合が求人数全体の20%前後を推移している。正社員の割合が増えるとさらに状況は良くなる」ということです。 雇用情勢については「着実に改善が進んでいる」として、コメントを据え置きました。 今年度卒業を予定している新規高卒者の内定率は95.5%でした。 ハローワーク伊那では、「引き続きジョブサポーターが学校と連携して対応し、3月末までに内定率100%を目指したい」としています。
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平成28年度高校入試後期選抜試験志願者数
長野県教育委員会は、平成28年度の高校入学者後期選抜志願者数を26日に発表しました。 伊那弥生ヶ丘高校は、1.13倍となっています。 辰野普通は、77人が志願、1.07倍。 商業は、19人が志願、0.95倍です。 駒ヶ根工業は、83人が志願、1.38倍です。 上伊那農業生産環境は、18人が志願、0.90倍、園芸科学は、18人が志願、0.90倍、生物化学は、20人が志願、1倍、緑地創造は、17人が志願、0.85倍です。 高遠は、47人が志願、0.71倍です。 伊那北普通は、204人が志願、1.02倍、理数は、7人が志願、1.75倍です。 伊那弥生ヶ丘は、272人が志願、1.31倍です。 赤穂普通は、168人が志願、1.05倍、商業は、35人が志願、0.88倍です。 箕輪進修は、普通Ⅰ部Ⅱ部に57人が志願、1.43倍。 普通Ⅲ部に5人が志願、0.13倍。 工業Ⅰ部に22人が志願、1.10倍です。 志願変更は、2月29日から3月3日正午まで、後期選抜は3月9日、合格発表は3月18日です。
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上伊那広域連合新年度予算案 ごみ処理施設建設費など盛り込む
上伊那広域連合は、新ごみ中間処理施設の建設費用などを盛り込んだ平成28年度の当初予算案を25日に発表しました。 一般会計は今年度の当初予算と比べ5億2千万円、率にして24.1%増の総額27億円となっています。 25日、上伊那の8市町村長が出席し伊那市役所で記者会見が開かれました。 会見は、ごみ処理施設の建設や広域観光など、上伊那の市町村間の連携がますます必要になるとして初めて開かれたものです。 広域連合の新年度予算案は25日に開かれた広域連合議会に提案されました。 一般会計の総額は27億円で、今年度当初予算と比べ5億2千万円、率にして24.1%増となっています。 新ごみ中間処理施設の28年度分の建設工事費として2億6千万円が盛り込まれました。 また、地元、桜井区、北新区と上山田区へ28年度で一括交付するとした3区への協力費が合計で2億8千万円盛り込まれています。 3区と広域連合、伊那市では、協力費などこれまでの協議事項をまとめた覚書を、去年12月末までに締結しています。 ほかに新規事業としてキャリア教育などに活用する郷土愛基金積立金に190万円、移住定住に関する上伊那の相談窓口の設置などに340万円などとなっています。 新年度予算案は委員会に付託され、あすの本会議で採決が行われます。
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シニア大学伊那学部 97人が卒業
高齢者の社会参加をすすめる長野県シニア大学伊那学部の卒業式が、19日伊那市のいなっせで行われました。 今年度、伊那学部を卒業するのは、2年間の課程を修了した97人です。 シニア大学は、県内在住の60歳以上の男女を対象に、高齢者の社会参加や生きがいづくりを図ろうと長野県長寿社会開発センターが行っているものです。 伊那学部では、医療・健康に関する教養講座や、趣味の活動を広げる実技講座など、2年間でおよそ60時間学んできました。 在校生を代表して、小松寛さんは「これからは体力、気力を持って仲間づくり・健康づくりなど人生を謳歌してください」と述べました。 卒業生を代表して守屋武夫さんは「小さなことでも社会のためにやるということを学んだ。今後は、学んだことを地域で活かし自主自立の思いを持ち続けることを誓います」と述べました。 今年度の卒業生の平均年齢は69.2歳で、最高齢は男女共に81歳です。
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南ア防護柵設置から7年 開花植物増加
南アルプスのニホンジカの食害対策として防護柵を設置したエリアで、開花する高山植物の種類が増え始めていることが、18日伊那市役所で開かれた会議で報告されました。 この日は、南アルプス食害対策協議会が開かれました。 協議会は、南信森林管理署や信州大学農学部、長野県、伊那市など関係市町村で構成されています。 今年度の取り組みや研究の成果が報告されました。 信州大学農学部の渡邉修准教授は、「防護柵を設置してから7年経ち、去年から、ミヤマシシウドやミネウスユキソウなど開花する植物が増えた。」と報告しました。 また、柵内で、1年後から急激に回復したマルバダケブキについて、他の植物を生長させるため除去管理する実験の結果を報告しました。 それによると、マルバダケブキを除去した場所では、種類が増加したほか、群落の指標となるシナノキンバイも徐々に増加したということです。 協議会では、今後も引き続き対策や研究を行い、南アルプスの高山植物を保護していきたいとしています。
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400人の受験生に春
県内の公立高校 前期選抜の合格発表が県内一斉に17日行なわれ上伊那の高校では400人の受験生に一足早い春が訪れました。 このうち南箕輪村の上伊那農業高校では午後1時に合格者の受験番号が張り出されると保護者が番号を確認していました。 多くの受験生は、それぞれの中学校で合否を確認したということです。 上伊那農業高校の前期選抜には、4学科合わせて155人が受験し募集人員ちょうどの80人が合格しました。 県内では68の高校で前期選抜が実施され6,934人が受験し4,216人が合格しました。 このうち上伊那では、7校で実施され639人が受験し400人が合格しました。 一般入試にあたる後期選抜は3月9日に行われることになっています。
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米作り学習成果まとめ冊子 完成
JA上伊那は、上伊那の27の小学校で行われた米作りの学習成果をまとめた冊子を1500部製作し、小学校や市町村の教育委員会に配布します。 17日は、JA上伊那の担当者が冊子「JA上伊那お米学習教室」の製作の経緯や取り組みについて、報道機関に発表しました。 JA上伊那では、平成8年から上伊那の小学校の5年生を対象に、米作りに関する授業の助成を行っています。 今年度は、27校、1417人分、およそ150万円を支援しました。 冊子は、その活動のまとめ、将来農作業の思い出を振り返ってもらおうと制作しているということです。 田植えや草とり、稲刈りなどを体験しての感想文や俳句が学校毎にまとめられています。 中には、TPP問題を学び「日本の米は、海外のもよりも品質が優れている。今後も国産米を食べ続けていきたいです」との感想もありました。 JA上伊那では、今後も農業を通じて地域と学校との関係を深め連携をしていきたいとしています。 問合せ JA上伊那総務企画部組織組合員課 電話0265-72-6224
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マイナス金利 一般生活への影響は?
日本銀行はマイナス金利の政策をきのうから導入しました。 八十二銀行の林恒弘さんに、このマイナス金利が与える一般生活への影響について話を聞きました。 八十二銀行の林恒弘さんです。 林さんは、八十二銀行が開催する個別相談会やセミナーで相談員や講師を務め、マイナス金利が及ぼす影響について説明しています。 最初に、個人が銀行に預けている預貯金への影響については「一般の個人口座については、今の段階ではマイナス金利はおこらない」と話します。 しかし大口の法人口座については「一部の銀行で口座管理料をかける動きがある」と話します。 林さんは、デメリットとして「ATMの手数料や振り込み手数料のコストが上がりる可能性がある」と話し、メリットとしては「住宅ローンの金利が下がり、今までより低いコストで資金を借り入れる事ができる」と話します。 最後に、マイナス金利はいつまで続くのか、その見通しについては「通常であれば景気が回復する2~3年位が一つの目途になるが、マイナス金利を先行して実施しているヨーロッパの景気が回復していない現状をみると長期化する可能性も否定できない」と話していました。 八十二銀行伊那支店では、3月9日午後1時30分からマイナ金利に関する金融経済・資産運用セミナーを開催します。
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確定申告 全国一斉にはじまる
16日から、全国一斉に平成27年分の確定申告の受付が始まりました。 伊那税務署の申告会場となっている伊那市のいなっせには多くの人が訪れ、申告の手続きを行っていました。 確定申告は、自営業や給料が2千万円を超える人などが対象となります。 毎年いなっせが確定申告の会場となっていて、伊那税務署の職員などスタッフ10人と税理士2人を配置して対応しています。 いなっせは連日込み合うため、伊那税務署ではインターネットを使った申告書の作成を呼びかけています。 平成27年分の所得税と贈与税の確定申告は、3月15日までです。
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最高気温4月中旬並みの17.7度 今年最高
14日の伊那地域の最高気温は4月中旬並みの17.7度で、今年一番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧と南からの湿った暖かい空気の影響で、伊那地域は13日から雨となり、最高気温も17.7度と4月中旬並みとなりました。 15日以降は冬型の気圧配置に戻り、気温も平年並みに戻るという事です。
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地震災害について考える防災研修会
伊那谷・木曽谷の活断層や地震災害について考える防災研修会が、13日、伊那市のいなっせで開かれ、地質の専門家が防災に関する話しをしました。 地質学について詳しい信州大学理学部の原山智教授が伊那谷の地質などについて話をしました。 地震が発生した時の心構えについては、「揺れは長くても2分ほどなので慌てずにまず自分と周囲の人を助ける。高い建物から避難する場合は、上からガラスが落ちてくる可能性があるので慌てて飛び出さないこと」などと話していました。 研修会は、南海トラフ地震で震度6弱以上の揺れが想定される市町村などでつくる「長野県地震対策強化地域連絡協議会上伊那・木曽ブロック」が年に1回開いているものです。 会場には、上伊那と木曽地域の12市町村の関係者の他、地域住民が集まり、原山さんの話に耳を傾けていました。
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シニア世代活躍支援 マッチングイベント
活動の場を求めるシニア世代と受け皿となる地域の団体が参加する地域づくり出会いの広場が12日伊那市で開かれました。 地域づくり出会いの広場は、長野県長寿社会開発センター伊那支部などが初めて開きました。 活動の場を求めるシニア世代は、150人、その受け皿となる団体や企業は上伊那を中心に県内各地から33にのぼりました。 おおむね60歳以上のシニア世代がボランティア活動などで積極的に社会参加できるよう、希望する人とその活動を求める人のマッチングをはかろうというものです。 参加したシニア世代の人たちは、積極的にそれぞれのブースをまわり活動内容などを聞いていました。 各団体のプレゼンテーションでは、「野菜づくりの好きな人を求めています。」「子どもが好きな人を求めています。」などとそれぞれが必要とする人物像を紹介しました。 主催者は、「シニア世代が社会参加するにあたり、情報が少なくうまく機能していない。何かを始めたいと考えている人のきっかけづくりにしてほしい。」と期待していました。
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路線バス ネットで確定申告PR
2月16日から全国一斉に、所得税などの確定申告が始まります。 伊那税務署は、路線バスにステッカーを張り、インターネットを使った申告を呼びかけています。 10日は、伊那バスの職員が路線バスの車内に中吊り広告を掲示していました。 中吊り広告には、確定申告の会場の案内や、ホームページから書類作成を呼びかける内容が掲載されています。 また、バスの背面にも、インターネットの活用を呼び掛けるステッカーが貼られました。 伊那税務署では、平成16年度から、伊那市のいなっせに特設会場を設け、申告の対応をしていますが、会場は毎年込み合います。 インターネットでの申告書作成コーナーは、国税庁のホームページに設けられています。 夜間や休日でも使えて便利だとして、活用を呼び掛けています。 確定申告の会場は、15日(月)から3月15日まで、いなっせ2階の展示ギャラリーに開設されます。
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伊駒アルプスロードルート帯決定
国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルート帯は、伊那市西春近から駒ヶ根市北の原までの区間は天竜川沿いを通る「ルート帯B」に決定しました。 伊駒アルプスロードは駒ヶ根市の北の原を起点とし伊那市青島を終点としています。伊那市西春近から駒ヶ根市の北の原までは、宮田村の商店街を通る「ルート帯A」と、天竜川沿いを通る「ルート帯B」が示され、交通安全や環境、地域への影響、費用などについて検討されてきました。 その結果、道路の安全性の確保や事業費、整備期間で優れている事などから、ルート帯Bに決定しました。 ルート決定を受け、白鳥孝伊那市長は「一日でも早い開通を目指し事業化を進めてほしい」と話していました。 小田切康彦宮田村長は「宮田にとっては大きな影響を与える道路。バイパスを中心とした街づくりを村民と一緒におこなっていきたい」と話していました。 伊那建設事務所では来年度、環境影響評価と都市計画の決定の手続きを進め、事業着手を目指します。 伊駒アルプスロードは全長11.5キロメートルで、道幅は28メートル、走行車線は全部で4車線となる計画です。
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中央アルプス野生動物対策協議会 発足
中央アルプス野生動物対策協議会の設立総会が10日伊那市内で開かれ、会長には、駒ケ根市の杉本幸治市長が選ばれました。 設立総会には会を構成する、国や県、上伊那の8市町村長など20人あまりが出席しました。 中央アルプス野生動物対策協議会は、ニホンジカやニホンザルによる被害対策を関係機関が連携し、効率的に行っていこうと発足しました。 主に情報の収集や、調査、広域的な対策を行っていくとしています。 杉本会長は「着実に有効性のある対策を進め、早いうちに、木曽や下伊那とも連携をしていきたい」と話していました。 総会の後、南信森林管理署と信州大学から中央アルプスにおける、ニホンジカやニホンザルの生息状況について報告がありました。
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上伊那消防団「相互応援協定」締結へ
上伊那8市町村は、火災や災害発生時に消防団が必要に応じ相互に応援活動が行える「相互応援協定」を結ぶ事が、10日決まりました。 消防団活動に特化した広域圏での応援協定は県内で初めてということです。 10日は上伊那消防協会の古村幹夫会長がいなっせで上伊那の8つの市町村長に応援協定について説明をしました。 上伊那8市町村が結ぶ、消防団の応援の内容は、 ●市町村境界付近で発生した火災の消火・警戒 ●大規模火災の消火・警戒 ●自然災害発生時の防御 ●災害時の行方不明者の捜索などです。 これにより、現場の特定が難しい山林火災でも初動対応がスムーズに行え、局地的な災害や行方不明者の捜索では柔軟に支援が行えるとしています。 古村会長は「協定の締結により、消防団活動にも幅を持たせることができる。 今後も、協定が使われる事が無いように地域を守っていきたい」と話していました。 相互応援協定の運用は4月1日からを予定しています。
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中ア国定公園化研究部会 初会合
中央アルプス県立自然公園の国定公園化について研究する部会の初会合が伊那合同庁舎で9日、開かれました。 中央アルプス国定公園化研究部会は、国定公園化について研究し、観光振興や山岳観光などの推進を図ろうというものです。 中央アルプス周辺の上下伊那、塩尻、木曽の自治体や観光連盟などで組織する中央アルプス山岳観光協議会が設置したものです。 部会では、中央アルプス県立自然公園の現状や課題について意見を交わす他、国定公園化することのメリットやデメリットなどについて研究を行います。 部会長には、駒ヶ根市の産業部の萩原浩一部長が選任されました。 来年度県は、中央アルプス一帯の動植物や地形地質、観光客数などの調査をし、研究部会に報告していくとしています。 9日は、東京農工大学教授の土屋俊幸さんが国定公園についての講演を行いました。 次回の研究部会は5月下旬に開かれることになっています。
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公立高校前期選抜試験 県内一斉に実施
公立高校の前期選抜試験が9日、県内一斉に行われました。 南箕輪村の上伊那農業高校では、雪が舞う中、受験生が会場に向かっていました。 県内の平成28年度の公立高校志願予定者数は20,085人で、このうち36.2%にあたる7,267人が前期選抜試験に出願しました。 上伊那8校では、伊那北高校普通科、伊那弥生ヶ丘高校普通科、赤穂高校普通科以外の学科で前期選抜試験が実施されました。 倍率が最も高いのは上伊那農業高校の園芸科学科で、募集人員20人に対し43人が志願していて、倍率は2.15倍となっています。 県教育委員会によりますと、開始時間の遅れなどトラブルは無かったということです。 前期選抜試験の合格発表は17日(水)です。
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伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブ 第8回定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブの第8回定期演奏会が7日に伊那市のいなっせで開かれ、部員らが、これまで練習を積んできたマンドリンの演奏を披露しました。 マンドリンの他にギターやチェロなどで構成するステージで、日本のポップスや洋楽など14曲を披露しました。 伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブの定期演奏会は今回で8回目です。 去年11月に行われた長野県高等学校ギター・マンドリンフェスティバルで12年ぶりに県内1位となる最優秀賞を受賞し、今年7月に全国大会に出場する事になっています。 最後には、同じく今年全国大会に出場する赤穂高校器楽部と、社会人などでつくる駒ヶ根マンドリーノのメンバーも加わり会場からは手拍子が送られました。 この演奏会の模様は4月にご覧のチャンネルで放送します。
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効果的な消火活動実施へ 火災事例検証会
火事が発生した時の消火活動を早く安全に行うための火災事例検証会が31日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。 検証会では去年9月に伊那市美篶で住宅が全焼した事例が紹介されました。 通報内容により逃げ遅れなどの情報が不明だったため人命救助を最優先に行い、その後逃げ遅れがないことがわかり延焼防止活動に入ったことが報告されました。 この時の消火活動では安全距離を確保し機材に損害なく作業ができたほか消防署車両への給水など消防団の後方支援が効果的に実施できたということです。 検証会は消防団と消防署が火災現場での活動に活かそうと開かれたもので上伊那8市町村の消防団と消防署からおよそ120人が出席しました。 上伊那広域消防本部では消防署と消防団が情報を共有することで消防活動に活かしていきたいとしています。
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渓流釣り解禁前にあまご放流
天竜川漁業協同組合は5日、渓流釣りのシーズンを前に天竜川水系の河川であまごの成魚を放流しました。 あまごは安曇野の養魚場で養殖された成魚で大きさは20センチほどとなっています。 5日は天竜川漁協の組合員がおよそ1000匹、80キロ分を伊那市の小黒川などに放流しました。 天竜川漁協によりますと水温が17度以上になると魚の動きが活発になり釣果が期待できるということです。 渓流釣りシーズンまでに合わせて500キロ分を放流することにしていて遊魚料は年間券が6600円。1日券が1100円です。 天竜川水系の渓流釣りの解禁は今月16日を予定しています。
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伊那谷写友クラブ第25回写真展
上伊那の写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの作品展が伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には会員15人の作品31点が展示されています。 動物や風景など被写体は様々です。 伊那谷写友クラブでは、統一したテーマを設けず、それぞれが選んだものを自由に撮影しています。 「写真は仲良く楽しく」をモットーに、毎月1回例会を開き作品を鑑賞しあいながら親睦を深めているという事です。 今回の作品展では、去年亡くなった3人の会員の遺作9点も展示されています。 クラブでは「バラエティーに富んだ作品を見たままに自由に楽しんでもらいたい」と話していました。 伊那谷写友クラブの第25回写真展は13日(土)まで伊那図書館で開かれています。
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平成28年度公立高校入学者前期選抜志願者数 発表
長野県教育委員会は、平成28年度公立高校入学者の前期選抜志願者数を4日に発表しました。 上伊那では、上伊那農業高校園芸科学科の倍率が最も高く、2.15倍となっています。 上伊那8校の状況です。 辰野高校普通科は、79人で1.65倍、商業科は30人で1.5倍となっています。 上伊那農業高校です。生産環境科は33人で1.65倍、園芸科学科は43人で2.15倍、生物科学科は39人で1.95倍、緑地創造科は40人で2倍となっています。 高遠高校普通科は73人で1.35倍となっています。 伊那北高校です。普通科は前期選抜はなく理数科は39人で1.08倍となっています。 伊那弥生ヶ丘高校普通科は前期選抜は行いません。 赤穂高校です。普通科は前期選抜はなく商業科は68人で1.7倍となっています。 駒ヶ根工業高校は3つの学科一括で108人が志願し1.8倍となっています。 箕輪進修高校です。普通Ⅰ部は27人で1.35倍、普通Ⅱ部は39人で1.95倍、普通Ⅲ部は1人で0.05倍、工業Ⅰ部は21人で1.05倍となっています。 高校入試前期選抜は2月9日、合格発表は2月17日となっています。
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JA上伊那農業振興大会
今後の農業のあり方などを考えるJA上伊那農業振興大会が26日、駒ヶ根市のJA上伊那アイパルで開かれました。 大会には、集落営農組織や生活部会の代表などおよそ150人が出席しました。 大会で、御子紫茂樹組合長は「農を基盤に地域とともに」を合言葉に、行政と手を取り合い、農耕地を維持管理できるよう豊かな地域づくりを進めていきたい」と呼びかけました。 大会では、JA長野中央会地域農政部の北村智さんが、「TPPに対応する産地づくりとは?」と題して講演しました。 北村さんは「TPPへの参加が、地域社会の将来にどのような変化をもたらすのか。長野県の農業がこれからも持続できるように地域の中で話し合い支え合うことが必要」と話していました。