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権兵衛道路自己用広告物ガイドライン
12月作成へ伊那窶薄リ曽権兵衛道路(06年2月開通予定)の沿線、伊那側7キロの自己用広告物設置に関するガイドライン作成委員会(伊藤精晤委員長)の第3回会合が28日、南箕輪村の南原コミュニティーセンターであり、前回論議に踏まえて事務局がまとめた素案を検討した。
審議では、委員会の活動が主に自己用広告物のモデルデザイン作りに置かれてきたことから、「モデルデザインの説明をもっと前面に出すべき」との意見が出され、これに「統一デザインの前提として、自己用広告物を少なくしようなどの理念的なものがあるはず。そこまで含めなければガイドラインにならない」と反論が出るなど、活発に意見を交換。素案の構成を大幅に変更して、ガイドラインの位置付け・理念・内容を明確化すると同時に、それを踏まえてモデルデザインの説明をする窶狽ニいうような修正が加えられた。
「伊那側はガイドライン作成をしているが、木曽側の企業から当該地域に看板を出したいという打診が来た。県の屋外広告物禁止地域の指定が遅いし、その告知が遅れているのではないか」との地元からの指摘もあり、牛越徹上伊那地方事務所長が早急な対応を約束する場面もあった。
権兵衛トンネル伊那側出口から中央道東側までの7キロ区間は、県が景観保護のために、両側100メートルにわたって屋外広告物禁止地域に指定することを予定している。これにより大型店舗の屋外広告や、立て看板などは禁止されるが、地域内に店舗や事業所を構える民間企業が自社敷地内に立てる10平方メートル以内の自己用広告は適用除外となる。
この自己用広告も景観保護の観点から、統一的デザインのものにするよう、民間企業に考え方と一定の基準を示すのがガイドライン。県・伊那市・南箕輪村・地元住民・関係団体などから作成委員を選び、議論を進めてきた。モデルデザインは、公募の後、箕輪町の建築士・北澤宗則さん作の、間伐材と花を利用したものに決まっている。
ガイドラインは、今回の議論を事務局が最終案にまとめ、12月に最終的に策定される。 -
南箕輪村議会臨時会
南箕輪村議会臨時会は28日開き、村一般職員の給与に関する条例の一部改正案、条例改正に伴う05年度一般会計などの補正予算案4件を可決した。
村一般職員給与の一部条例改正は、「災害派遣手当」を「災害派遣手当(武力攻撃災害等派遣手当を含む)」に改めるほか、勤勉手当の支給率などを改正する。 -
南箕輪村児童虐待防止ネットワーク会議(仮称)設置へ準備
南箕輪村は25日、役場であった児童虐待防止地域連絡員・市町村児童相談担当者研修会で、児童を虐待などから守るため関係機関などが連携する「南箕輪村児童虐待防止ネットワーク会議(仮称)」の設置案を示し、了承を得た。今後設置に向け条件整備を進める。
ネットワーク会議は、05年4月の児童福祉法改正(児童相談の第一線機関となる市町村の役割、要保護児童対策地域協議会の設置など)に基づく。
児童虐待の兆候発見や通報があった場合に、関係機関や担当者が会議を開いて連携し、保護者の指導や相談、児童の保護など処遇方針を検討して児童虐待防止と児童の健全育成を推進する方針。
計画案では、会議は村住民福祉課、教育委員会、児童相談所、福祉事務所、警察、人権擁護委員会、保育園、学童クラブ、子育て支援「すくすくはうす」、小・中学校などで構成。活動は連絡会議や研修会、事例検討会、講演会、学習会など。
虐待以外に、いじめ、障害児支援、子どもの権利擁護などの分野にも範囲を広げる考え。 -
南部小「地域食材の日」に地元生産者を招待
地元生産者とのふれあいを通して、食と地域の結び付きを肌で感じよう窶狽ニ25日、南箕輪村の南部小学校は、地元のリンゴ生産者・加藤良次さんと上伊那農業協同組合南箕輪支所の伊藤俊男さんを給食に招いた=写真。
「地域食材の日」としてこの日の給食は、地元で採れた食材のみを使用。地域食材の日はこれまでもあったが、地元の生産をより身近に感じてもらうため、デザートのリンゴを提供してくれた加藤さんを招待。加藤さんは、3年生のリンゴ学習にも協力し、伊藤さんがその仲介をした。
3年生は「なぜこんなにおいしいリンゴができるのかと思った」と、体験で感じた思いを語った。加藤さんは「リンゴづくりを始めて今年で18年目になるが、今年はこれまでで一番良い出来だった」と話し、子どもと一緒に地元食材の味を楽しんだ。 -
伊那市食生活改善協議会、信大留学生と交流会
伊那市が主催する信州大学農学部留学生との交流会が25日、東春近郷ふれ愛館であり、市食生活改善推進協議会の会員13人と留学生29人が“食”を通じて異文化交流を深めた。
9年目。「留学生に日本の伝統食を知ってもらおう」と、食改会員との交流会を企画。バングラデシュの留学生も、お国料理の調理方法を伝授した。
参加者は数人ずつに分かれ、日本の「太巻き寿司(すし)」とバングラデシュの「ビーフカレー」作りに挑戦。太巻きを作った留学生は、のりに乗せる米の量を加減しながら、のりと米を上手に丸め、自分で作った寿司の味を確かめていた。
食改の三澤美津子会長は「お互いの国の料理を学びながら交流ができるのは楽しく、とても良いこと。和食の良さを海外にも広めていきたい」と話していた。
参加者は、日本独自の文化「押し花」を使ったポストカード作りも楽しんだ。 -
南箕輪村の白鳥さん
シルバーアクセサリーの数々を展示シルバーアクセサリーなどの講師をしている南箕輪村北殿シルバー・スワン主宰、白鳥麻都香さん(43)は22日から、南箕輪郵便局ロビーでシルバーやビーズの手作りアクセサリーを展示している。12月末まで。
作品は、0・3ミリほどの純銀線に天然パールやサンゴなどの天然石を通してかぎ針で編む「純銀クロッシェ」、純銀の微粉末が入った専用粘土で好きな形を作り乾燥後に約800度の電気炉で焼く「銀粘土」、針とナイロン糸でビーズを編む「ビーズステッチ」の3種類。
アクセサリーコンテストに入賞した淡水パールやサンゴ、アクアマリンなどの天然石を使った豪華なネックレス、銀粘土で枠を作った拡大鏡、しなやかな仕上がりのビーズのラリエットなど、美しいデザインの26点を額に入れて展示している。
5年前から習い始め、日本余暇文化振興会の純銀クロッシェ特別講師、ビーズステッチ本部講師などの資格を持ち、南信を中心に教えている。
体験など問い合わせは白鳥さん(TEL・FAX74・7622)へ。 -
ねんりんピック
ソフトバレーボールで県代表「まっくん60」が3位入賞60歳以上が対象の第18回全国健康福祉祭ふくおか大会「ねんりんピックふくおか2005」(12縲・5日、福岡県)のソフトバレーボールに県代表で出場した南箕輪村のチーム「まっくん60」が3位に入賞した。24日、村役場で唐木一直村長に喜びの報告をした。
「まっくん60」は南箕輪わくわくクラブのソフトバレーボールクラブ会員6人で構成。監督・高木繁雄さん(60)神子柴、加藤忠一さん(64)田畑、倉田嘉明さん(60)北殿、原幸子さん(63)田畑、池上保子さん(63)沢尻、征矢順子さん(61)塩ノ井。
リーグ戦1日目に2勝0敗で1位グループに進み、2日目は強豪相手に0勝2敗の結果だったが、3位になった。
5月の出場決定以来週1回、8月から週2回の練習を重ね、10歳代から60歳代まで60人が所属するクラブの仲間が練習相手を務めた。若いメンバー2人が夏に負傷するアクシデントもあったが、どうしても6人で行きたい-と支え合って出場。「勝因はチームワーク。仲良くやってきたことが結果につながった」という。
ヤフードームでの開会式は、女性3人が入場行進に参加。「オリンピックの雰囲気で圧倒された。あの感動はすごかった」と振り返り、「これからも元気いっぱい頑張って、あと3回くらいは行きたい」と語った。
村長は活躍を祝福し、「生涯スポーツ、健康が大事。皆さんの活躍はありがたい。今後も頑張って村民に普及して」と話した。 -
あるしん信大前支店 三沢栄さんの油絵展
南箕輪南原のアルプス中央信用金庫信大前支店(鈴木文博支店長)で12月中旬まで、伊那市西箕輪梨ノ木の主婦・三沢栄さん(58)の油絵展が開かれている=写真。本年二科展に入選した作品「花の詩」をはじめとする8点を展示している。
信大前支店では、毎月1回のペースで地域の芸術家や趣味を持った人の作品を展示。三沢さんは3回目で、毎年展示している。
作品は黄色を基調とした独特の彩色で、花を中心に果物などの静物画を出品。「花の詩」は50号の大作で、画面いっぱいに力強く、晩夏のカンナの花を描いている。
三沢さんは1992(平成4)年に県暴力追放県民ポスター入選後、上野の森美術館「自然を描く展」(東京)に入選など数々の受賞を果している。 -
南箕輪村の小学校で邦楽コンサート
南箕輪村文化団体「尺八・筝(こと)の会」の両角忠幸さんと演奏仲間が22日、南箕輪村の南箕輪小学校と南部小学校で邦楽コンサートを開いた。児童は生演奏を楽しみ、実際に尺八や筝などの楽器にも触れて邦楽に親しんだ。
今年8年目の活動。古典の「六段の調」「春の海」、筝2重奏「つち人形」、尺八2重奏「鹿の遠音」、合奏曲「ことうた縲怩墲轤ラうた縲怐vなど6曲を演奏した。
南箕輪小は、音楽の授業で「春の海」を学習してきた6年生が、生演奏から尺八とリコーダーの違い、筝の演奏の左手の役割を学びとろうと楽器や奏者の様子もよく見ながら鑑賞した。
演奏後は楽器に触れる時間で、尺八40本、三味線2丁、筝4面を用意。児童は2班に分かれ、15分ずつ音の出し方、弾き方などを教わって体験した。 -
南箕輪村 交通死亡事故現地診断
南箕輪村田畑の国道153号線で12日に発生した交通死亡事故の現地診断・検討会が22日、現地などであった。村、伊那署、村交通安全協会、伊那建設事務所などの代表者約15人が参加。悲惨な事故が二度と発生しないため現場を診断し、対策を検討した。
事故は午前0時10分ころ、同村の会社員男性(23)が運転する普通乗用車が伊那市方面から箕輪町方面へ向かって左カーブを進行中、路外左側の看板に衝突。助手席に同乗していた辰野町の会社員男性(17)が出血性ショックで死亡した。運転手は打撲などの重傷、後部座席に同乗していた伊那市の会社員男性(17)は打撲などの軽傷を負った。
調べによると、運転手は、前を走る4トントラックを追い越し、車線に戻ろうとしたところ、ハンドル操作をあやまり、左側の歩道に乗り上げて看板に衝突。追い越されたトラック運転手によると「対向車のライトが目に入って、急いで左車線に戻ったのでは」とする。
事故車両は、すり減ったスタッドレスタイヤを装備していて、当時は激しい雨が降っていたという。現場の交通規制は、はみ出し禁止、速度50キロ、駐車禁止。
検討会では、カーブでの運転手の視線誘導を促す夜間反射材の設置、社会人を対象とした交通安全教育促進窶狽ネどの意見があげられた。
南箕輪村で発生した交通死亡事故は01年11月6日以来で、無事故継続日数は1446日でストップ。21日現在、伊那署管内の交通死亡事故は5件で、前年同期と同数。 -
南箕輪村むらづくり委員会が村の基本構想など素案を答申
南箕輪村むらづくり委員会(55人、唐沢俊男会長)は21日、唐木一直村長の諮問を受け昨年11月から検討してきた南箕輪村第4次総合計画(仮称)基本構想など4つの計画の素案を答申した。役場であったむらづくり委員会で、会長が村長に答申書を手渡した。
答申は▽基本構想▽第4次行政改革大綱▽財政計画(06縲・0年)▽村土地利用計画-。
基本構想は、10年後の2015年が目標年度で、村の将来像は「みんなで創ろう住みよい南箕輪縲恊l・自然・協働縲怐v。むらづくりの基本目標(施策の大綱)と南箕輪ずく出しプロジェクト(戦略プロジェクト)に各5項目掲げている。
村は、答申に基づき検討し、基本構想は村議会12月定例会、土地利用計画は来年3月定例会に提出する予定。
村長は、「答申をできる限り尊重し、議会議決事項もあるので庁内で十分検討して議会にはかりたい。答申は木に例えれば幹。枝をはり、花を咲かせ、実を実らせなければいけない。引き続きの検討をお願いしたい」とし、「住民参加の協働がなければ本当の住みよい村づくりはできない。それを考えて村づくりをしたい」とあいさつした。
唐沢会長は、「一定の方向は出せた。今後は新たな計画や答申した計画の肉付け作業がある。今度は協働、共助の痛みも出てくるので、地域でどうコンセンサスを交わすかが課題」と話した。
むらづくり委員会は今後、06年9月までに▽基本計画▽都市計画マスタープラン▽緑の基本計画-、06年12月までに環境基本計画を答申するための検討に取り組む。 -
温泉のお菜洗い場利用始まる
野沢菜を漬ける時期を迎え、箕輪町長田の日帰り温泉施設「みのわ温泉ながたの湯」上に19日、今年も温泉のお菜洗い場ができた。地元住民らが、温かい温泉で野沢菜や大根を手際よく洗っている。
利用3年目という福与の那須博さん・幸江さん夫妻は、家で作った野沢菜6束を漬ける。今年は成長がよく、いい野沢菜ができたという。「水より温泉で洗ったほうが柔らかく、おいしく漬かる」「温かいから手が気持ちいい」と、小分けに束ねてきた野沢菜を丁寧に洗っていた。
利用は12月11日まで。時間は午前8時縲恁゚後9時。無料。毎週火曜日(11月22、29日、12月6日)は休み。
南箕輪村大芝公園内の温泉スタンド東側のお菜洗い場もオープンした。利用は12月25日まで。時間は午前8時縲恁゚後8時。無料。 -
天竜川上流河川懇談会に50人
南箕輪村の村民センターで17日夜、天竜川上流河川懇談会があった。地域住民ら約50人が集まり、村内にある北殿水位観測所を理解するとともに、天竜川の将来像について意見を出し合った。村、国土交通省天竜川上流河川事務所主催。
水位観測所は、水位の状況によって水防活動や避難勧告の目安の一つとなるもので、河川ごとに設定されている。
懇談会は、参加者一人ひとりが自分の意見を付せんに書き、意見集約する方法で進められた。
地元に観測所があることを「全く知らなかった」「あることは知っているが、機能がわからない」という参加者もおり、地域住民への説明の必要性が挙がった。また「水位は数字でなく、色で表示をしたらどうか」「危険ラインの明示がほしい」などの提案もあった。
将来像では、村周辺の天竜川を写した航空図を用意。参加者が具体的な地点を示し、中州にある樹木の伐採などを要望した。
これらの意見は、反映できるものはしていく。
会場には、天竜川の災害と治水、水生生物調査の取り組みなどのパネルが展示された。
河川懇談会は、夏に開いた区長会などから水位情報がわかりづらいなど河川に対する意見が出たことから初めて開催。今後、各自治体の意向によって流域住民の意見を聞く場を設けていく予定。 -
南箕輪村職員接遇研修会
南箕輪村は16日、職員の資質向上のため接遇研修会を村民センターで開いた。長野経済研究所から講師を招き、サービス業としての行政窓口を目指し、好感を与える応対を学んだ。
講師は、「住民の期待に一つでも二つでも答えるために、満足や信頼を得るマナーを学んで」と話し、身だしなみ、態度・動作、話し方・聞き方などの基本、電話や来客の応対を指導した。
身だしなみは、「感じるのは皆さんではなく、相手がどう感じるか。清潔感の“感”を意識して」とし、明るい表情の大切さ、特に目の表情を大切にすることでより相手に気持ちが伝わることも話した。
職員は、ペアになって表情筋を動かして笑顔を作るなど実践も交えて学んだ。 -
南箕輪村花いっぱい運動チューリップの球根植え
南箕輪村花いっぱい推進協議会は14日、大芝公園の大芝の湯駐車場南側花壇でチューリップの球根植え作業をした。西部保育園と南原保育園の園児も手伝い、来春を楽しみに約3千球を植えた。
協議会が管理する花壇の一つ。2年前からチューリップを植え、大芝公園を訪れる人々の目を楽しませている。
南箕輪郵便局(大沼悟局長)が地域貢献事業の一環で球根1500球、大芝たい肥生産組合(小沢敏雄会長)がたい肥「肥太君」を提供した。
作業には南箕輪村老人クラブ連合会、南箕輪郵便局、協議会事務局など関係者が参加。事前にたい肥を入れて土作りをし、畝を作った花壇に赤、白、黄色各千個ずつの球根を園児と一緒に丁寧に植えた。 -
伊那市、遊休農地を利用したヤマブドウを使って地域ブランドワイン生産を検討
遊休農地の問題を解消すると共に、地域ブランド産品を確立しよう窶狽ニ伊那市は、市内30ヘクタールの荒廃農地を活用してヤマブドウを生産し、それを使った地域ブランドワインの商品化を検討していることを14日、明らかにした。現地を環境調査し、適しているか確認でき次第、具体的生産に移りたいとしている。調査費は来年度予算に計上する予定。
案は官学連携協定を結ぶ信州大学農学部との交流会で示した。
知名度のある地域ブランド産品の開発と遊休農地問題は市の課題であり、双方を結び付ける形で地域ブランドワインの商品化案が浮上。「遊休農地の環境は、ヤマブドウづくりに一番適しているのではないか」と、ワインを選んだ。
市は、ブドウの生産から商品化まで、多方面での大学側の協力を要請。
唐澤豊学部長は「生産コストが下げられなければ、付加価値の高い農産物の生産が必要。そうした面で協力していけるのでは」と前向きな意向を示した。
地元産畜産物を使った「チーズ」「ダチョウ肉のつまみ」など、ワインとセット販売できる加工産品の開発も検討しており、ワインをきっかけに、さまざまな産品のブランド化を図りたいとしている。 -
看板に衝突 会社員死亡
12日午前0時10分ころ、南箕輪村田畑の国道153号線で、同村の会社員・米澤正夫さん(23)が運転する普通乗用車が伊那市方面から辰野方面に進行中、路外左側の看板に衝突した。
この事故で助手席に同乗していた辰野町樋口の会社員・堀内優さん(17)が出血性ショック死で同2時46分に死亡。米澤さんは打撲などの重傷、後部座席に同乗していた伊那市内の会社員男性(17)が打撲などの軽傷を負った。 -
信大食堂、きのこあんかけご飯で日本型食生活の推進PR
提供する食事を通して日本型食生活を見直してもらい、県産の米や野菜の美味しさを実感してもらおう窶狽ニ11日、南箕輪村の信州大学農学部の食堂で、長野県産の米とキノコを使ったメニューが出された。
「ごはん食推進活動支援事業」の認可を受けた県生活協同組合連合会の取り組みで、利用者の食生活改善意識の啓発や地域農産物の消費拡大が目的。11月11日の「長野県きのこの日」に合わせて同会食堂部会に加盟する県内8食堂であった。協賛するJA全農長野から、ブナシメジとエノキダケの提供を受け、メニューを各食堂で考案した。
信州大学生協は11月、すべての食堂の米を長野県産の「秋田小町」に切り替えた。今回はその米とキノコで「豚鳥きのこ丼」と「きのこ汁」を50食準備。
売れ行きは好調で、学生たちは、次々にきのこ丼を注文し、味を楽しんでいた。 -
「税を考える週間」小・中学生の書、標語、作文作品展
11日から17日までの「税を考える週間」に合わせ箕輪町と南箕輪村は11日、小学生の書道、中学生の標語・作文の作品展を始めた。箕輪町は文化センター、南箕輪村は役場庁舎ロビーで17日まで展示する。
次代を担う児童・生徒に、税金に理解と関心を持ってもらおう-と作品を募集。小学生の書道は4年生が「ぜいきん」、5年生「税金」、6年生「納税」の文字を書いた。町は書650点、標語84点、作文23点。村は書415点、標語236点の応募があった。
入選者は次の皆さん。
箕輪町
【小学生書道】 ▼町長賞=小林由里香(中部小4年)市川沙綾(同5年)市川佳世(同6年)▼教育委員会賞=小木曽真理(東小4年)北原佳美(中部小5年)柴千夏(北小6年)▼商工会長賞=加藤亮太(南小4年)那須綾乃(同5年)井口優花(同6年)▼町納税貯蓄組合長賞=森下茉湖(北小4年)田辺夢佳(同5年)浦野優花(中部小6年)▼伊那法人会箕輪支部長賞=藤沢聡美(中部小4年)関瑠美夏(同5年)釜屋秀雄(西小6年)▼町青色申告会長賞=新村真梨(西小4年)黒河内康介(同5年)柴郁実(東小6年)
【中学生標語】 ▼町長賞=柳沢拓矢2年▼教育委員会賞=有賀由希子1年▼商工会長賞=那須野梓2年▼町納税貯蓄組合長賞=原美央菜2年▼伊那法人会箕輪支部長賞=中村直貴2年▼町青色申告会長賞=山浦千鶴1年
【中学生作文】 ▼町長賞=柴稜祐1年▼教育委員会賞=河手藍1年▼商工会長賞=漆戸勇貴2年▼町納税貯蓄組合長賞=林絢子1年▼伊那法人会箕輪支部長賞=中林和希1年▼町青色申告会長賞=倉島翼1年
南箕輪村
【小学生書道】 ◆伊那地区納税貯蓄組合連合会長賞▼金賞=有賀慎吾(南小6年)清水李野(南部小6年)▼銀賞=山口茜(南小6年)有賀恵理(南部小6年)小林夢佳(南小5年)溝口晶子(同)木村さき(同4年)◆村租税教育推進協議会長賞▼金賞=福沢萌(南小6年)征矢麻里(同)若林日和(南部小6年)福島美季(南小5年)御子柴萌子(同)鹿角桜(同4年)堀裕未(同)林真言(南部小4年)▼銀賞=福沢拓哉(南小6年)原佑実(同)篠田瑞生(南部小6年)田中佑季(南小5年)大野田真子(同)中山知夏(同4年)山下彩希(同)田渕渓悟(南部小4年)▼銅賞=永井愛華(南小6年)鈴木詩織(同)毛利勇太(南部小6年)有賀拓海(南小5年)北原小町(同)原風音(同4年)宮本瑶子(同)西村彩香(南部小4年)
【中学生標語】 ◆伊那税務署長賞▼最優秀=緑川雅人2年▼優秀=成田綾3年◆上伊那地方事務所長賞=崇島里奈2年◆関東信越税理士会伊那支部長賞=白鳥巧馬3年◆村租税教育推進協議会長賞▼金賞=耳塚亜弥3年▼銀賞=田島郁美3年▼銅賞=松崎衣里3年 -
養護南箕輪老人ホームで生ごみをたい肥化
南箕輪村の養護南箕輪老人ホーム(唐沢由江施設長)が、“地球に優しい取り組み”として調理場で出る生ごみをたい肥として資源化するため、簡易コンポストを敷地内に設置し、処理作業を始めた。
隣接する特別養護老人ホームと養護老人ホームの2施設の食事140食分を1カ所の調理場で調理しているが、残飯や野菜くずなど1日約40キロの生ごみが出る。
これまでは可燃ごみとして清掃センターで処理していたが、職員が生ごみを運ぶなど労力を出し合うことでごみを資源として活用し、従来の運搬・処理費を削減。燃やすごみの減量により二酸化炭素排出量の削減にも寄与したい考え。
簡易コンポストは、庭に掘った穴を枠で囲い、上部に雨よけを設置。現在は試験段階で、十分に水切りした生ごみを入れ、たい肥化を試みている。
養護老人ホームは、利用者が畑でトマトやナスなど野菜を栽培していることから、たい肥は畑や花壇で活用したいという。 -
南箕輪老人ホームで歌謡ショー
南箕輪村の養護南箕輪老人ホームで9日、飯島町在住の鈴木敏美さん(72)が歌謡ショーを開いた。施設利用者は、懐かしい曲の数々に聞き入り、楽しいひとときを過ごした。
飯島さんは、近隣の人に歌を教えており、各地の福祉施設をボランティアで訪問し利用者を楽しませている。同ホームを訪れるのは4年目。今年は23施設訪問予定で、あと数施設残すのみという。
利用者もよく知っている「里の秋」で始まり、今年17回忌の美空ひばりの「ひばりの佐渡情話」「みだれ髪」、三橋美知也の「達者でナー」、二葉百合子の「岸壁の母」など12曲を、テレビにカラオケの映像も映しながら熱唱した。
歌の間には、ボランティアの女性3人による踊りもあり、利用者は大きな拍手をしてショーを楽しんでいた。 -
署員の趣味を寄り集めて展示
・ス芸術の秋・スに合わせて伊那署は11日まで、署内の1階ロビーと道場で「署員お宝展」を開いている=写真。署員が趣味としている短歌、写真、生け花、、魚拓、鉄道模型などを約60人が100点ほど出品し、訪れる人の目を楽しませている。
互いの趣味を持ちより、交流や気持ちの余裕をつくるなどを目的に企画した初めての試み。展示のなかには警察官ならではの、県下拳銃射撃大会で50点満点を記録した標的窶狽ネどもある。
伊那署は、今後も年1回の開催を目指す考え。櫻井誠副署長は「伊那署にきたついでにでも見ていってください」と地域住民に呼びかけている。 -
伊那市で信大が市民フォーラム
機能性食品と健康をテーマとした「市民フォーラム」が5日、伊那市役所であった。約250人が集まり、生活習慣病や機能性食品の効能、病気予防と機能性食品との関係などを、医学、科学、農学の視点から信州大学教授陣が説明した。
信大と伊那市との連携を記念したフォーラムで、市民大学受講者などが参加。上伊那は企業や大学が合同で、機能性食品などの研究を深めており、その成果を一般の人にも知ってもらう意味もあるという。
医学部の橋爪潔志教授は、加齢と生活習慣病について説明。「血糖値・コレルステロール値の上昇は、衰える体が脳機能を維持するための防御策であり、無理やり抑えると脳に支障が生じ、認知症につながる。適性数値は個人差があり、認知症にならない値と生活習慣病にならない値の両立が必要」とした。
味の素の理事で客員教授の森永康氏や、農学部の茅原紘教授が、伝統的な食品から発見したアミノ酸の新たな機能や、発芽玄米の健康効果を説明。機能性食品を取り入れながら、病気を未然に防ぐことを提案した。 -
南箕輪村功労表彰・感謝状贈呈式
05年度南箕輪村功労表彰・感謝状贈呈式が5日、村民センターであった。功労表彰1人、感謝状贈呈2人で、賞状と記念品を贈り功績を称えた。
功労表彰は漆戸智治さん(74)=南殿。民生児童委員協議会長、村議を歴任し、村福祉行政推進に寄与した。
感謝状は、04年10月に大芝の湯敷地内にシャクナゲ庭園を寄贈した原幸男さん(58)=大泉=、05年7月に村に絵画「妙高高原の春」を寄付した垣内カツアキさん(70)=辰野町=に贈った。
唐木一直村長は、「村政発展のために大変お世話になり、改めて感謝申し上げる。これからもお力添えいただきたい」とあいさつ。受章者を代表して漆戸さんが、「身に余る光栄。大勢の皆さんのご協力をいただき今日に至っていることに深く感謝申し上げる。すばらしい村になるよう一つひとつがんばり、地域に貢献していきたい」と謝辞を述べた。 -
近隣の小中学生 音楽で交流
恒例の中部音楽会が2日、県伊那文化会館大ホールであった。「小学校の部」「中学校の部」の2部構成で、伊那市、南箕輪村から14小学校の6年生と、5中学校の3年生が参加。日ごろの音楽学習の成果を発表し合った。中部教職員会の主催。
他校の音楽の表現を聞き味わうことを通じて感性を磨き、互いの親ぼくを深めながら学校生活最後の音楽会にする目的。
小学校の部は混声合唱や、リコーダー演奏などの16プログラム。各学校ごと、発表の前に学年紹介をして他校との交流も深めた。
伊那市の富県小学校は、4弦楽器「バンドーラ」で「夜空ノムコウ」を演奏した。楽器は、児童らが4年生のときに、自分たちで育てた花の苗などを売って材料費を貯え、手作りで製作。澄んだ音色はホール全体をつつみ込み、大きな歓声を呼んだ。
伊那小学校の上沼碧ちゃんは練習の成果について「・ス歌うときの表情・スを心がけながら練習してきたが、本番では今までで一番うまくできた」と満足。他校の合唱にも「ハーモニーがきれいですごいと思った」と話していた。 -
南箕輪村議会臨時会
南箕輪村議会臨時会は2日開き、役場庁舎空調設備の一部に使用が判明したアスベストの撤去作業や新たな冷暖房エアコン空調システム設置費などの一般会計補正予算案を原案通り可決した。
補正予算は、歳入歳出に各4980万円を追加し、総額を46億1494万円とする。
歳入は村税4980万円。内訳は村民税2780万円、固定資産税2200万円。歳出は、庁舎・保健センター空調設備改修工事6924万8千円、南部・中部・北部保育園回転釜取替え工事140万円。予備費は2084万8千円の減額。
アスベストは、ボイラーで暖めた空気を熱交換器を通して天井ダクトから噴出する方法で使う熱交換器の「ローターエレメント」と、温風配管用ダクト継ぎ目のフランジ用パッキンに使用があった。
熱交換器2台を撤去し、エアコン空調システムを庁舎屋上に5台、保健センター屋上に1台設置。ダクトは、アルミで覆われ飛散の可能性がない天井裏は天井吹き出し口付近で切断しアルミで覆う。地下と4階の機械室天井、2階講堂ステージ両側小部屋内の露出部分は、経費節減のため飛散防止処置としてダクトを覆い、残しておく。
入札、発注後、段階的に工事を進め、来年2月末に工事完了の予定。 -
南箕輪村オリジナル年賀はがき発売
南箕輪村は、06年のオリジナル年賀はがきを作成し1日、発売した。南箕輪郵便局と村内の切手取扱い店で購入できる。
村をアピールしようと昨年に続き2年目。「南箕輪村からの仙丈ヶ岳」の写真をはがき右下に掲載した。冬の風景で、山や民家の屋根には白く雪が積もっている。村の美しい風景を撮影した写真の中から選んだ。
2万枚作成。1枚50円。昨年は大芝湖の写真で、完売した。村は「希望者はお早めに」と話している。 -
上農高校、日本学校農業クラブ全国大会入賞者報告
全国の農業高校生らが、知識・技量を競う「第56回日本学校農業クラブ全国大会」(日本学校農業連盟など主催)がこのほど岐阜県であり、農業鑑定競技に出場した上伊那農業高校の生徒8人全員が入賞した。農業機械区分で生産環境科3年の小田切秀彰君(17)は全国1位となる最優秀賞を受賞。学校としても、2年連続で最優秀賞受賞者を出す快挙を成し遂げた。
小田切君は「大会に出場し、集中する精神力が身に付いた。夜遅くまで勉強した結果が付いてきた。将来は自動車整備士の資格を取りたい。学んだものが生きてくれれば」と喜びを語った。
生徒の科学性や自主性を高めることで、次世代農業の担い手の育成を目的とする大会。意見発表やプロジェクト発表部門があり、その中に食糧、環境などの区分がある。各区分ごと最優秀賞(上位者1人)、優秀賞(成績上位3分の一)を選出する。
農業鑑定は、何百項目の中から40題が出題される競技。広範な知識を必要とするため、生徒もかなりの時間を費やして大会に臨む。今年は約千人が参加した。
上農高校は、2度の学内選考で8人を選び、夏休み明けから授業校終了後、5、6時間の勉強を重ねた。教材だけでなく、実際に商店に出向き、農薬や肥料などを覚えたりもした。
上農高校の受賞者は次のみなさん。
◇農業鑑定競技
▼最優秀賞=小田切秀彰(農業機械)
▼優秀賞=片桐淳基(農業機械)、北原佳奈、縄達也(以上園芸)、齊藤昭紀(畜産)、橋本友実(食品科学)、武田英太(林業)、古川智(造園) -
不法残留・不法在留の疑いでタイ国籍の男女2人逮捕
伊那署は31日深夜から早朝にかけて、出入国管理及び難民認定法違反(不法残留・不法在留)の疑いで、タイ国籍の男女2人を現行犯逮捕した。
2人は、南箕輪村在住の無職男性のセアーンノー・チャイサク容疑者(33)と、同村在住のアルバイト女性のクンナ・スリ容疑者(41)。同日午前2時54分、不法残留の疑いで、男性を南箕輪村の大芝高原内駐車場で逮捕、同4時40分、不法在留の疑いで、女性を伊那署で逮捕した。
伊那署の調べによると、31日午前2時ころ、大芝高原内駐車場に駐車中の車両にいた外国人風の男女を、不審に思ったパトロール中の警官が職務質問した結果、容疑が判明した。
不法滞在期間は男性が2年2カ月余、女性が14年5カ月余。女性については、パスポートを持っていたが入国以降に作ったもので、本人は他人名義のパスポートで入国したと供述しているという。 -
第7回南箕輪わくわくクラブテニスカップ
第7回南箕輪わくわくクラブテニスカップは30日、大芝公園テニスコートであった。南箕輪わくわくクラブ主催。
種目は硬式テニス。男子ダブルス7組、女子ダブルス4組、ミックスダブルス4組の計15組。
いつも練習している仲間とは違う人とゲームができる楽しみや、気軽に参加できる大会として昨年よりも出場が多く、村内をはじめ伊那市など近隣からの参加で、半数以上がわくわくクラブ会員以外の一般だった。各種目とも総当たり戦で熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
◆男子ダブルス (1)矢沢竜也(南箕輪)●本隆之(伊那市)(2)中川嗣朗(伊那市)田中直人(南箕輪)(3)鎌倉博彰・北村文孝(伊那市)
◆女子ダブルス (1)春日久美子・村田沙織(伊那市)(2)鷹尾さおり・中川とも子(3)横山菜穂子・井上朋子(伊那市)
◆ミックスダブルス (1)小池済・小池久美(箕輪)(2)久保村豊(伊那市)原幸江(南箕輪)(3)河手仁・河手藍(箕輪)