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伊那労基署と基準協会が企業の取り組みを聞き取り
伊那労働基準監督署と伊那労働基準協会は、7月の「全国安全週間」に先立ち、伊那労働基準協会に加盟する企業を訪問して、取り組みの聞き取りや意見交換を15日に行いました。
伊那労働基準監督署の松尾直彦署長と伊那労働基準協会の宮脇喜夫事務局長らが南箕輪村の大明化学工業株式会社を訪れました。
大明化学は工場内で発生した危険事故につながる「ヒヤリハット」の中から化学物質の溶解水がはねて目に入りそうになった事例を紹介しました。
改善策としては、フェイスシールドをして作業を行うようにしたということです。
7月1日から7日までは「全国安全週間」となっています。
例年は、管内の事業場の安全パトロールを行っていますが、新型コロナの影響で中止にしました。
代わりとして、代表2社の安全衛生管理や活動状況のヒアリング、意見交換を行いました。
松尾署長は「工場作業は安全対策がしっかりされていることが確認できた」と話していました。
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南箕輪小 南信工科短大の協力で立体日本地図
社会科で都道府県について学習している南箕輪村の南箕輪小学校の4年2組は、南信工科短大に依頼し作ってもらった日本地図の立体模型を21日受け取りました。
こちらは長野県の立体模型です。
大きさは216万分の1で、高さも再現されています。
21日は南箕輪小4年2組の児童33人が南信工科短大を訪れ、3Dプリンターでの製作の様子を見学しました。
南箕輪小学校では、今年度から南信工科短大との共同授業を行っています。
4年2組は、去年社会科の授業で南箕輪村のジオラマを製作していて、今年度はそれを発展させようと南信工科短大の協力のもと都道府県の立体模型を作ることにしました。
35人の児童が1人1つの県を担当し、国土地理院の3Dデータをダウンロードし、南信工科短大の中島一雄教授が製作しました。
中島教授は「標高が低い県は20分から30分で完成しますが、長野県は標高が高いので、できあがるまで2時間かかりました」などと説明していました。
今後4年2組では、この立体模型に色付けをしていくということです。
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南箕輪中学校 ウクライナ支援で募金活動
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は、ウクライナを支援するため募金活動を行い、44,656円が集まりました。
15日は、南箕輪中学校の生徒5人が村役場を訪れ、藤城栄文村長に募金箱を渡しました。
南中では、2年生がウクライナのためにと声を上げ、交流委員会が全校に呼び掛けました。
毎朝生徒玄関口で募金活動を行い、5月16日からの3日間で
44,656円が集まったということです。
募金は日本赤十字社を通して救援活動に役立てられるということです。 -
南小の児童と上農生がマリーゴールドを植え付け
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と南箕輪小学校の児童は大芝の湯駐車場入口の花壇に、マリーゴールドの苗を14日、植えました。
14日は、上農の3年生17人と、南小の3年4組の児童32人が大芝の湯駐車場入口
にあるおよそ100平方メートルの花壇にマリーゴールドの苗を植えました。
花の苗およそ900株は、信州大学農学部が育てたものです。
上農生と南小の児童は、オレンジと黄色の花が交互になるように植えていました。
花壇の整備は、南箕輪村花いっぱい推進協議会の活動の一環で行われたもので、7月に見ごろを迎えるということです。
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ルートインBCリーグ 信濃が新潟に勝利
ルートインBCリーグ、信濃グランセローズ対新潟アルビレックスBCの公式戦が、伊那市の伊那スタジアムで今日行われました。
11日は、去年までキャンプ地となっていたことが縁で南箕輪村デーとして行われ、村のイメージキャラクターまっくんがグラウンドに駆け付けました。
始球式は、南小ドラゴンズの清水亮太郎君がマウンドに上がりました。
信濃グランセローズの10日までの成績は、16勝9敗で、所属エリア4チーム中1位となっています。
試合は9対3で信濃グランセローズが勝利しました。
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新型コロナ 上伊那9人県内170人 感染確認
長野県内で11日、新たに上伊那地域の9人を含む170人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は9人で、伊那市で4人、箕輪町で2人、駒ヶ根市、飯島町、宮田村でそれぞれ1人、松本保健所管内で26人、大町保健所管内で22人、佐久保健所管内で15人、諏訪保健所管内で13人、飯田保健所管内で11人、
上田保健所管内で9人、長野保健所管内で8人、北信保健所管内で4人、県外1人、長野市33人、松本市19人の、合わせて170人です。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは75,407人で入院は91人、死亡は203人です。
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村内小中学校のLGBTQによる環境整備を検討
南箕輪村教育委員会は小中学校の性の多様性LGBTQの生徒への対応について、必要に応じてプールの更衣室などの環境を整備したい考えを示しました。
南箕輪村議会6月定例会の一般質問が9日、役場で行われ、小中学生を対象にした性の多様性LGBTQの教育について議員からの質問がありました。
それに対し、清水閣成教育長は「小中学校の多目的トイレやプールの更衣室の整備など状況に応じて環境を整えていきたい」と答弁しました。
清水教育長はLGBTQについて「小学校では道徳の授業で、中学校では性教育や人権教育の中で学習している。生徒には、性の多様性を認め合うことを学んでいってほしい」と話していました。
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夏至にはソースかつ丼を「夏の陣」でPR
伊那市と南箕輪村の16店でつくる伊那ソースかつどん会は、土用の丑の日にうなぎを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させようと、今年から「夏の陣」と題してイベントを行います。
8日は、伊那市内でソースかつどん会がイベントについての記者会見を開きました。
ソースかつどん会の北原英之代表は、「豚肉のビタミンBを多く含むソースかつ丼を食べて暑い夏を乗り切ってもらいたい。」と話していました。
イベントは「夏の陣」と銘打ち、土用の丑にウナギを食べるように、夏至にはソースかつ丼を食べることを定着させたいというものです。
イベントは、加盟店16店で、夏至当日と、前後1週間ほどの期間、それぞれに工夫したサービスを行うとしています。
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新型コロナ上伊那19人県内216人感染 死亡新たに3人
長野県内で7日新たに、上伊那地域の19人を含む216人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新たに3人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那保健所管内は19人で、伊那市で8人、箕輪町で1人、南箕輪村で2人、駒ヶ根市で2人、辰野町で6人、佐久保健所管内で23人、上田保健所管内で21人、松本保健所管内で19人、諏訪保健所管内で15人、大町保健所管内で13人、飯田・長野保健所管内でそれぞれ12人、北信保健所管内で6人、木曽保健所管内で1人、県外1人、長野市45人、松本市29人の合わせて216人です。
また、県は、基礎疾患のある65歳以上の3人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは74,725人で入院は85人、死亡は203人です。
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南箕輪 畜産農家と運送業者を支援へ
南箕輪村は、原油価格高騰に伴い経営に影響が出ている畜産農家や運送事業者に対し、応援金を支給する考えです。
6日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が概要を説明しました。
畜産農家への支援は、村内に住所があり、牛を飼育し乳または肉を出荷している農業者・法人に対し、牛1頭につき5千円、上限50万円を補助するものです。
予算額は、申請件数10件、牛480頭分を見込んだ240万円となっています。
運送事業者への支援は、村内に本店を置く中小企業や個人事業主で、車両10台未満で10万円、10台以上30台未満で20万円、30台以上で40万円を支給するものです。
予算額は、法人・個人合わせて28事業所分を見込んでいて、360万円となっています。
応援金は、現在開会中の村議会6月定例会に補正予算案として提出していて、可決後に対象者への周知を図っていきたいとしています。
また、新型コロナワクチンの4回目接種について、60歳以上または18歳以上60歳未満で基礎疾患のある人などを対象に、今月下旬から接種を開始するとしています。 -
南箕輪小学校3年生 りんご摘花作業
南箕輪村の南箕輪小学校の3年生は2日、りんごの摘果作業を体験しました。
伊那市西箕輪の白鳥フルーツ農園で、3年3組と4組の子どもたちがりんご体験学習を行いました。
JA上伊那の職員からりんごについての説明を聞き、余分な実を切り落とす摘果作業を体験しました。
りんご体験学習はJA上伊那南箕輪支所が、食物の大切さを学んでもらうために、村内の小学3年生を対象に毎年行っているものです。
新型コロナの影響で、摘果作業を体験するのは2年ぶりだということです。
児童たちは今後、1ヶ月に1回の生育調査などをしながら、11月に収穫をするということです。 -
村議会6月定例会 9議案提出
南箕輪村議会6月定例会が31日開会し、新たに7,700万円を追加する今年度一般会計補正予算案など9議案が提出されました。
おもな事業のうち、4回目の新型コロナワクチン接種委託料に1,200万円、低所得の子育て世帯を対象に、児童1人当たり5万円を給付する子育て世帯特別給付金事業に750万円、自己負担の2分の1月額5万円を上限とする不妊治療費の助成金に150万円などとなっています。
村議会6月定例会は来月9日と10日に一般質問、来月13日に委員長報告と採決が行われます。
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藤城村長が上農生に経験語る
南箕輪村の上伊那農業高校のキャリア教育の一環で、起業家・経営者フェスが31日行われ、藤城栄文村長が生徒たちと話をしました。
31日は、2年生142人が5,6人のグループに分かれ、上伊那の起業家・経営者など27人から話を聞きました。
上伊那農業高校では、キャリア教育の一環として今回初めてフェスを行いました。
講師の一人として招かれた藤城村長は、「東京の区役所の職員として過ごしていたが、友人に誘われスポーツの普及のために起業し、それが南箕輪村に移住するきっかけになった」と話し、「挑戦する気持ちを大切にしてほしい」と生徒に呼びかけました。
上伊那農業高校では「起業という選択肢を知り、環境の変化に応じた柔軟な生き方に触れてほしい」と話していました。
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伊那青年会議所がフードドライブ
伊那青年会議所は家庭で余った食料品を集めて福祉施設などに寄贈するフードドライブを28日、4市町村一斉に行いました。
伊那市や箕輪町、南箕輪村、辰野町の4市町村に食品受け取り所を設置しました。
このうち伊那市の伊那商工会館駐車場には、家庭で余った缶詰や米、レトルト食品などが持ち込まれていました。
伊那青年会議所は「伊那JC圏域フードドライブプロジェクト」として、小中学校の家庭にチラシを配布したり、SNSで呼びかけを行い初めてフードドライブを行いました。
28日は4会場合わせておよそ100人が食料品を提供したということです。
集められた食料品は各市町村の社会福祉協議会など7か所に30日から寄贈が始まっています。
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大芝高原まつり開催へ
南箕輪村の大芝高原まつりが3年ぶりに開催される事が24日に開かれた実行委員会で決定しました。今年のまつりは8月20日に行われる予定です。
24日は実行委員会が役場で開かれ、委員30人が出席しました。
会議では事務局から8月20日の午後4時から、花火と出店のみに縮小し実施する案が示されました。
出席者からは「村の絆を深めるためにも開催するべき」「時間を拡大し、出店以外のイベントも検討してほしい」など開催に賛成する意見が出された一方、「職場などで感染対策が求められている中で、不特定多数の人が集まるイベントに参加するのは難しい」「薬の開発などの様子を見て、もう一年待つべき」など中止を求める意見も出されました。
多数決の結果、出席した14委員会のうち、開催に賛成が12、反対が2で、大芝高原まつりを開催する事が決まりました。
この日の実行委員会では8月20日の開催と花火を実施する事が確認されました。
それ以外のイベントについては、新型コロナの感染状況を踏まえ、それぞれの委員会や実行委員会で検討していく事になりました。
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南アルプス仙丈ヶ岳に横顔の雪形
南アルプス仙丈ヶ岳に人の横顔のような雪形が見えるとの情報が視聴者から寄せられました。
情報を寄せてくれたのは、伊那市西箕輪の原正章さんです。
原さんによると、南アルプス仙丈ヶ岳の山頂から少し下のあたりに、人の横顔のような雪形を見ることができるということです。
毎朝大芝高原を散歩しているという原さんは、17日に雪形を見つけ、写真に収めました。
原さんは「あと3日ほどで溶けてしまうのではないか。来年も立派な横顔が見られるよう期待している」と話していました。
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上農に食肉処理室完成 解体・加工・販売を校内で可能に
南箕輪村の上伊那農業高校の敷地内に、鹿の解体ができる食肉処理室が完成しました。
これにより、解体から加工・販売までを行うことができるようになりました。
23日は現地で落成式が行われ、関係者が施設の完成を祝いました。
食肉処理室は、上農高校の南側の建物の一室に作られました。
動物の解剖実験室だった広さおよそ40平方メートルの部屋を、畜産班の生徒が伊那保健所の指導を受けながら1年ほどかけて改修したものです。
元々1部屋だったところに壁や扉を設け、鹿を吊るして皮と内臓をとる作業を行う部屋と、骨を抜き肉を切る作業を行う部屋に分けました。
天井は埃が落ちないように細かい穴を埋めて、耐水のペンキを塗ったということです。
施設は先月完成し、すでに2頭の鹿を解体しています。
畜産班では、10年ほど前から鹿肉の有効活用に繋げようと普及に向けた活動を始めました。
2016年には、業者から仕入れた鹿肉を商品化するための環境を整え、鹿肉ジャーキー「でぃあでぃあ」の販売を始めました。
今回の食肉処理室の完成により、新たに食肉処理と販売の許可がおり、解体から販売までを校内で行うことができるようになりました。
畜産班ではまず、伊那市と南箕輪村の保育園や小中学校の給食で鹿肉を提供できないか検討していくとしています。 -
伊藤さんの畑のフクロナデシコが見頃
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤照夫さんの畑のフクロナデシコが見頃となっています。
およそ40アールある伊藤さんの畑にはフクロナデシコが一面ピンク色の花を咲かせています。
花は13年ほど前から育てているということです。
伊藤さんによると、花は6月上旬まで楽しめるということです。 -
南箕輪中学校強歩大会 経ヶ岳には登らず距離短縮で
南箕輪村の南箕輪中学校の強歩大会が20日、新型コロナ対策のため距離を短縮して行われました。
午前9時30分、478人の生徒が、学年男女別に大芝高原総合運動場をスタートしました。
南箕輪中学校の強歩大会は、例年標高2,150メートルの経ヶ岳の8合目を目指す、8.3キロのコースを走りますが、新型コロナ対策のため、去年に続き距離を短縮して行われました。
今年は、経ヶ岳登山口を折り返し地点とする7.8キロのコースを走りました。
スタートからおよそ30分後、早くもトップの生徒が運動場に戻ってきました。
男子1位は、3年で松本のサッカークラブに所属する安藤隼人くん、女子1位は、バスケットボール部の三澤英さんでした。
2人は、去年も1位でゴールし、2連覇を達成しました。
強歩大会の結果は集計したあと正式なタイムを出すということです。
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おもてなし認定のソフト販売
南箕輪村の合同会社ロンカンフリエのソフトクリームが酪農家のおもてなし牛乳を原料として使う商品に認定されました。
26日に伊那市のJA上伊那本所で認定式が行われ、ロンカンフリエ代表の楠好延さんに認定証が贈られました。
酪農家のおもてなし牛乳は上伊那地域の若手酪農家が企画・開発した牛乳です。
そのおもてなし牛乳の普及を図ろうと上伊那地域酪農協議会が認定制度を設けていて今回で10品目目となります。
ロンカンフリエは南箕輪村大芝高原道の駅で味工房ガレットカフェを経営していて今回の認定により、酪農家のおもてなしソフトクリームを税込み380円で販売しています。
楠さんは「おもてなし牛乳の素材の味を生かしたソフトクリームです。大芝を訪れた人たちの思い出の味になればいいと思います。」と話していました。
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南箕輪村と伊那養護学校 協定締結
南箕輪村は、伊那市西箕輪の伊那養護学校と森林環境教育についての協定を17日結びました。
17日は、南箕輪村の防災研修センターで調印式が行われ、藤城栄文村長と、伊那養護学校の原潤校長が協定書を取り交わしました。
協定では、大芝高原などの村有林をフィールドとして、森林環境教育や木材の利活用、森林づくりの交流活動などを行っていきます。
今後は、生徒の木工の学習に大芝高原のアカマツ材を活用したり、高原内の植林を行っていきたいとしています。
木材の活用には、伊那市西箕輪の株式会社有賀製材所が協力していくということです。
これまで、中学部の生徒が大芝高原の間伐材でトイレの案内看板と大芝の湯のソファーを作って寄贈する取り組みを行いました。
このほか、児童・生徒は散歩などで日常的に大芝高原に訪れているということです。
協定は令和7年5月までの3年間となっています。
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住宅全焼1人の遺体
14日未明、南箕輪村北殿で住宅が全焼し焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
伊那警察署の発表によりますと全焼したのは南箕輪村北殿の岡庭強さん73歳の住宅です。
14日午前4時頃消防に通報があり、火はおよそ45分後に消し止められましたが、木造平屋建ての住宅およそ44平方メートルが全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
岡庭さんは1人暮らしで火事のあと連絡がとれていないということです。
伊那署では遺体の身元と、火事の原因について調べをすすめています。
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大芝高原味工房に本格ナポリピッツァ店
南箕輪村大芝高原にある味工房のパン店が本格ナポリピッツァを提供するテイクアウト専門店として4月29日にリニューアルオープンしました。
ピッツァは注文を受けてから1枚ずつ生地を伸ばしてトッピングしていきます。
専門の電気窯で焼き、1分半ほどで焼きあがるということです。
プロデュースしているのは南箕輪村で冷凍ピザの販売を行っている曽山絵里さんです。
「マルゲリータ」「クアトロフォルマッジ」「信州アスパラと粗挽きソーセージ」の3種類を提供し、価格は1枚、1,300円から1,600円です。
店内ではほかに4種類のクロワッサンサンドイッチなどの販売もしています。
営業時間は午前10時から午後4時までで、ピッツァの提供は土日祝日の午前11時からとなっていますが、ピザ生地がなくなり次第終了するということです。
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飯澤さん ミズ・アジアンビューティー本大会に出場
南箕輪村北殿の飯澤愛さんは、5月に北海道で開かれる「アジアの美」を表現する「ミズ・アジアンビューティー ワールドページェント」に出場します。
4月26日は、飯澤さんが村役場を訪れ、藤城栄文村長に挨拶をしました。
飯澤さんは、40歳の会社員で、2歳と4歳の子どもがいる母親でもあります。
3月に愛知県で開かれた選考会で入賞し本大会に出場します。
90秒の持ち時間でテーマの「アジアの美」を自由に表現します。
26日は一昨年ミセスジャパン長野県大会でグランプリとなった久保の石吾瞳さんも一緒に村役場を訪れました。
飯澤さんは、石吾さんが唐木一直前村長を表敬訪問した記事がきっかけでエントリーを決めたということです。
5月に北海道で開かれるミズ・アジアンビューティー ワールドページェントには、全国3会場の選考会で選ばれた22人が出場する予定です。
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大芝荘施設整備の関心表明募集 事業者から提案募る
南箕輪村は、去年6月から休業している大芝高原「大芝荘」の運営に興味がある民間事業者を対象に、施設の整備方法についての提案を募集します。
村議会全員協議会が10日村役場で開かれ、藤城栄文村長が説明しました。
大芝荘は、建設後30年が経過し施設の老朽化が進んでいるほか、利用者数は減少傾向にあり、新型コロナの影響を受け去年6月から休業しています。
村では、今後の施設の在り方や整備方法について民間事業者と連携し検討を進めていこうと、大芝荘で事業を実施する意向のある民間事業者からの提案を募集します。
民設民営、公設民営などの事業形態にはとらわれず幅広く募集するとしています。
募集は今月27日から9月30日までです。
来年1月までに採用する提案を決定し、改めて運営事業者を募集するということです。
また全協では、村長が各地区の公民館で業務をし、地区住民と対話する機会をつくる「おでかけ村長室」を来月中旬から行うことも報告されました。
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元気づくり支援金 上伊那40事業内定
長野県の元気づくり支援金の上伊那分の40事業が内定しました。
上伊那では、40事業、約6,400万円分が選定されました。
伊那市内の団体の申請のうち、選定されたのは、暮らしの中で森林を取り入れる「ミドリナ白書」の作成やイベントの開催に190万円、山岳観光客対象の高遠駅発の乗合タクシー運行に160万円などとなっています。
箕輪町では、ゼロカーボン推進事業に620万円、もみじ湖観光客向けの「おもてなしパスポート」発行に140万円などとなっています。
南箕輪村では、スケートボード・BMXの施設整備、初心者向けスクールの開催に130万円などとなっています。
今年度は、34団体から42事業約7,000万円の要望がありました。
県では、2次募集の実施は予定していないということです。
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南箕輪村と上伊那農業高校 連携協定を締結
南箕輪村と上伊那農業高校は、地域産業の振興や人材育成に関する協定書を、9日に取り交わしました。
上農高校が行政と協定を結ぶのは、今回が初めてとなります。
9日は、調印式が役場で行われ、藤城栄文村長と上農高校の平沢一校長が協定書を取り交わしました。
協定により、地域産業の振興、地域資源の活用、安全・安心な地域づくりなどに協力して取り組みます。
これにより、上農高校は生徒の学びや学術研究機能の向上に、村は活力あるむらづくりの推進に繋げていきたいとしています。
調印式では、意見発表も行われ、グローカルコース3年の北澤美咲さんは「これまで以上に地域と密接な関係を築き、取り組んでいきたい」と意気込みを語りました。 -
村新入社員・職員 社会人としての心得学ぶ
南箕輪村商工会は、今年度村内の企業などに入社した新入社員を対象にした研修会を4月13日、大芝の防災研修センターで開きました。
この日は、村内の企業の新入社員や新規採用の役場職員あわせて19人が参加しました。
研修会では、一般財団法人長野経済研究所の吉池知子さんから、社会人としての心構えや、マナーについて学びました。
参加者は、学生と社会人の違いについて意見交換し、「学生時代より自由な時間が少ないので、限られた時間を有効活用したい」などと話していました。
吉池さんは「仕事は、1人で進めることはできません。同じ職場の人たちと助け合って、いい組織を作っていきましょう」と話していました。
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南箕輪村農業委員会 農業功績者と農業名人に認定書伝達式
南箕輪村農業委員会は、村在住の農業功績者と農業名人に認定された2人への伝達式を
3月8日に、村民センターで行いました。
8日は、村農業委員会から農業功績者に認定された
伊久間弘通さん85歳と農業名人に認定された池田政幸さん52歳に、認定書が伝達されました。
農業功績者と農業名人は、上伊那農業委員会協議会が認定しています。
伊久間さんは園芸農家で、当時主流だった鉄道輸送からトラック輸送に転換したり、
年に1回しか収穫できない花を年間を通して収穫できるようにするなどの功績が評価されました。
伊久間さんは「これからも地域の人に喜んでもらえるよう、農業に励んでいきたい」と話していました。
池田さんは南箕輪村初のパセリ農家で、独自の栽培方法を確立したことが評価され認定されました。
池田さんは「多くの人に支えられてここまで続けることができた。これからも努力をし続けます」と話していました。
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VC長野シーズン報告会 来季の健闘誓う
バレーボールVリーグ男子1部のVC長野トライデンツのシーズン報告会が7日、南箕輪村民センター開かれました。
報告会では、選手ひとりひとりがあいさつし、来シーズンの健闘を誓いました。
VC長野は今シーズン、開幕直前の監督解任やシーズン中の選手の退団・移籍などがあり、5勝31敗で最下位でした。
4月に行われた2部との入れ替え戦で勝利し、1部残留を決めました。
笹川星哉ゼネラルマネージャーは「厳しいシーズンでしたが、1部残留の報告ができて嬉しい。来シーズンは、勝つチームづくりをしていきたい」と話していました。
シーズン報告会には、スポンサー企業やファンクラブ会員合わせて120人が出席しました。
来シーズンVリーグ男子1部は、10月22日に開幕し、10チームがリーグ戦で戦います。