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南部小5年生が燈籠づくり
来月3日の南箕輪村大芝高原で行われる七夕とうろう祭りを前に、南部小学校の5年生が22日、燈籠づくりをした。
22日は、燈籠まつりの実行委員会のメンバーが小学校を訪れ、蜜ロウを使ったロウソクや、段ボールを使った燈籠作りを子どもたちに教えた。
七夕とうろう祭りは、子どもたちに南箕輪村での思い出を残してもらおうと9年前から行われている。
南部小の5年生は、毎年燈籠を作って祭りに参加している。
燈籠づくりでは、段ボールを切り抜き、絵や言葉を書いた障子紙を貼り付ける。
子どもたちは、思い思いの絵を描いていた。
七夕とうろう祭りは、3日(土)に大芝公園内の水の広場で開かれる。
夜の7時半ころ、燈籠に火が灯される予定。 -
田畑半沢でホタル見頃
南箕輪村のホタルの名所として知られる田畑半沢のホタル祭りが始まりたくさんのホタルが光を放っている。
ホタル祭りは、地元有志で集まる「田畑半沢を愛する会」が開いているもので、今年で17回目。
会では、半沢川にホタルを呼び戻そうとエサとなるカワニナの育成や環境整備などを行っている。
会によると、春先から幼虫が多く見られたこともあり、今年は例年以上にホタルが多く舞っているという。
21日夜は、ホタルが一斉に淡い光を放ち、訪れた人たちは、じっとホタルを見つめていた。
田畑半沢のホタル祭りは今月27日まで開かれている。
時間は、午後7時30分から午後9時30分まで。 -
夏至~ササユリ涼しげ
21日は1年で昼の時間が最も長く、夜の時間が最も短い夏至。
21日の伊那地域は時折晴れ間がのぞくものの、厚い雲が空を覆う梅雨らしい一日となった。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では、ササユリが見ごろを迎えている。 -
新講座「ふるさと再発見講座」開講
南箕輪公民館主催の新しい講座、ふるさと再発見講座が19日、村民センターで開かれ、久保から出土し、全国的に注目を集めている「人体文付有孔鍔付土器」の謎に迫った。
講座は、村に残る歴史や文化を学び、村の素晴らしさを確認するとともに、村民同士のつながりを深めてもらおうと始まった。
会場には地域住民ら約30人が集まり、村教育委員会の学芸員、友松瑞豊さんの説明に耳を傾けた。
講座の初回は、昨年9月からイギリスで開かれた土偶展にも出展された、村の文化財「人体文付有孔鍔付土器」について学んだ。
この土器は、約4千5百年前の縄文時代中期頃のものと推測され、平成7年に久保地区から出土した。
友松さんによると、この土器の用途については2つの説、「酒造器説」と「太鼓説」が立てられているという。
また、人体文の付いた鍔付土器の出土は珍しく、希少価値が高いという。
ある参加者は「今回詳しい説明を聞いたことで改めてそのすごさを感じた。この土器は村の誇り」と話していた。 -
南箕輪村長と母親が懇談会
南箕輪村の唐木一直村長と子育て中の母親の懇談会が17日、子育て支援施設すくすくはうすで開かれた。
懇談会は、子育てにやさしい村を目指す唐木村長が、母親の生の声を聞き政策に生かそうと開いていて、今年で4年目。
母親達は、村の子育て支援について概ね満足しているということで、「すくすくはうすがあるので助かる」などと話していた。
村への要望では、「気軽に遊べる公園がほしい」「村の事業をもっとPRしてほしい」などの声があった。
公園の整備について唐木村長は、「保護者の気持ちを聞くためアンケート調査を考えたい」と答えた。
また、子育て支援施設や教育支援相談室、保健師などの連携強化を求める声もあり、これについては「関係者による連絡会を開きたい」と話していた。 -
大芝高原まつりポスター等選考会
8月21日に開催される、第25回大芝高原まつりのポスターなどの図案が、17日夜に決まった。
選考対象となる作品は、南箕輪中の美術部から43点が寄せられ、ポスターには、構図の良さや和紙を使って日本のまつりの雰囲気を表現していることなどから、3年の永井あかりさんの作品が選ばれた。
永井さんは去年に引き続き2年連続でポスターの図案に選ばれた。
うちわには、色紙を使って色彩豊かに、祭りを楽しむ村のマスコットまっくんを表現したとして、3年の一谷夢奈さんの作品が選ばれた。
またパンフレットには、背景に描かれたフィルムに写真を使うなど、工夫して表現しているとして、3年の宮本瑶子さんの作品が選ばれた。
ポスターは7月下旬に完成し、村内外の公共施設などに貼られる予定で、うちわとパンフレットは南箕輪村の8月の広報紙と一緒に村内各戸に配布されることになっている。 -
辻井さん宅 19日からオープンガーデン
南箕輪村南原在住の一級建築士、辻井俊恵さんは、事務所と自宅周辺の庭を一般に開放するオープンガーデンを19日、20日に開催する。
辻井さんは、「庭にも住む」をコンセプトに庭づくりをしていて、自宅と事務所・ビダフェリース周辺には、200本以上のバラをメインとした立体的なガーデンが広がっている。
去年、150坪の土地を購入し、総面積は、430坪と6年目にしてさらにグレードアップした。
オープンガーデンは、年々定着してきていて、去年は、2日間で2,000人を超える人が訪れたという。
オープンガーデンは、19日20日の2日間で、庭でとれたハーブティーと手づくりのクッキーも楽しめる。
場所は、南箕輪村の南原保育園南側の住宅地の一角にある。 -
南箕輪村とコメリ 災害協定締結
南箕輪村は16日、ホームセンターのコメリと災害協定を結んだ。
協定を結んだのは、今月11日に大泉にオープンしたコメリハードアンドグリーン南箕輪店。
南箕輪村役場にコメリ災害対策センターの杉田和夫理事らが訪れ唐木一直村長と協定書を取り交わした。
災害協定は、地震などの災害時に、村が住民に配布するための災害復旧品や日用品などの物資を店が優先的に村に供給するというもの。
唐木村長は「災害はいつ起きるか分らない。村は、企業との協定や災害に対する組織作りを進めているので、協定を結べて心強い」と感謝の気持ちを述べた。
コメリは、平成16年に中越地震で被災したことをきっかけに平成17年に災害対策センターを設立。自治体などと連携して、災害時の物資供給が円滑に行えるよう活動を進めてきた。
今回の協定で、村が結んだ民間団体等との応援協定は13となった。 -
村に住み続けたいが約8割
南箕輪村が実施したアンケート調査によると、村に住み続けたいと希望している人は約8割いることが分かった。
14日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告された。
アンケート調査は5年ぶりで、後期基本計画の策定や今後の村づくりに役立てる為に、村が行った。村在住の18歳以上の住民1200人を無作為に抽出し、回収率は46%の552人。
調査結果によると、定住を希望する人の割合は78・4%で前回の70・2%より8・2%増えた。
アンケートの主な項目は、村づくり・生活環境・子育支援・まっくんバスのあり方について。
生活環境についての満足度が高いのは、「自然が豊かで潤いがある」「ゴミの分別収集や資源回収が進められている」など。反対に不満度が高いのは「鉄道やバスなどの公共交通機関の利用がしにくい」「食料品や日用品の買い物がしにくい」などとなっている。
また、まっくんバスの利用について、「利用したことがない」と答えた人が81・3%となっていて、村では原因分析が必要と話していた。
なおアンケート結果については、村の広報やホームページに掲載される予定。 -
子ども地球サミット制作発表
南箕輪村で7月30日から3日間の日程で開催が予定されているエコロジー啓蒙イベント、「子ども地球サミット」の制作発表会が13日、村公民館であった。
「子ども地球サミット」は、村からエコの大切さを発信していこうと開かれるもので、今年で3回目。
南箕輪小学校を会場に行われるエコミュージカルは、介護を題材に「人にやさしい、地球にやさしい心」の啓発がテーマ。
初年度から特別講師を務めている元宝塚歌劇団の但馬久美さんの他、韓国を代表する伝統音楽演奏者、キム ドクスさんらによるスペシャルコンサートも行われる。
この模様は、インターネットでライブ配信されることになっている。
子ども地球サミットは、7月30日から3日間村内で開かれ、ミュージカルは、8月1日に南箕輪小学校の体育館で行われる。 -
あじ~なで宮崎県応援フェア
口てい疫問題で深刻な事態となっている宮崎県を支援しようと、南箕輪村の農産物直売所「ファーマーズあじーな」で12日から、「宮崎応援フェア」が開かれている。
宮崎県の特産品として有名な完熟マンゴーに日向夏、温かい地域でとれるスターフルーツと、いずれも宮崎県から送られてきた農産物が店頭に並んでいる。
これは、JA長野県グループなどで行っている「口てい疫対策支援」に合わせ企画した。
宮崎県産の農産物を12、13日と販売し、売り上げの一部を宮崎県に送る。
店の外では、宮崎県産のトマトの詰め放題も行われ、訪れた人たちは、袋にトマトを詰め込んでいた。
宮崎県応援フェアは13日まで。 -
信大農学部種子バンク整備へ
南箕輪村の信州大学農学部は、地域に伝わる伝統野菜や雑穀、山ぶどうの種子や遺伝子を一括して管理・保存する遺伝資源貯蔵施設「種子バンク」を今年度整備する。
信州大学農学部では、様々な研究者が羽広かぶなどの地域に古くから伝わる伝統野菜やタカキビなどの雑穀、山ぶどうなどについて研究をしていて、その種子は、1万種類にのぼるといわれている。
貴重な遺伝子を持ったそれらの種子は、各研究室でそれぞれ保管しているが、今回整備される種子バンクは、それらを整理して一括管理し、適正に保存しながら中産間地域の活性化に活用していこうというもの。
バンクに貯蔵される予定の種子は、伝統野菜が52種類、雑穀が5,800種類、園芸作物が1,300種類で、実際は、さらに増えるものと見られている。
農学部では、この種子バンクを中山間地域の再生・持続モデルを構築するための実証的な研究に活用したい考えで、伊那市の西春近のほか、飯田市の上村(かみむら)や千曲市姨捨の棚田で研究が行われる。
中山間地特有の種子1万種類が集約される種子バンクは全国的に見ても珍しい取組みで、高齢化や鳥獣被害により疲弊している中山間農業への朗報となりそうだ。 -
ハチミツ搾りを体験
信州大学農学部食料生産科学科の2年生は10日、大学の施設内で蜂蜜しぼりを体験した。
この体験は、大学の果樹園の受粉用に、伊那市の養蜂家小松実治さんから蜂を借りたのがきっかけで行われ、今年で24回目。
体験ではまず、小松さんが巣箱から巣枠を取り出して生徒達に見せた。
その後、巣枠を専用の遠心分離機にかけ蜂蜜をしぼった。
機械にかけると蜂蜜の甘い匂いが漂よった。
16枚の巣枠からは約20キロの蜂蜜がとれた。
この日は、蜂の巣を加工してつくった蜜蝋でキャンドルを作ったり、しぼった蜂蜜をパンに塗り、採れたての蜂蜜を味わった。
今回とれた蜂蜜は、大学内の生産品販売所で販売する予定。 -
南箕輪村 下水道料金値上げ検討
南箕輪村の唐木一直村長は10日、来年度以降、下水道料金の値上げを検討していることを明らかにした。
南箕輪村議会の一般質問で議員の質問に答えた。
村の下水道料金は、平成9年4月の改定以来13年間、据え置かれている。
今回、今年度末で下水道整備が一段落することや、下水道会計が赤字になっていることなどから、料金の値上げを検討しているという。
唐木村長は、「住民に若干の負担増をお願いしたい」と話した。
値上げについては現在、庁内で検討していて、夏以降に上下水道事業運営審議会に諮りたいとしている。
このほか、村の農業集落排水処理施設の今後の方針についても示された。
村の方針では、農業集落排水処理施設の「南箕輪西部地区処理施設」を廃止し、公共下水道の処理施設と統合したいとしている。
これについては今後、県や国と協議していくという。 -
南箕輪村長杯ゲートボール大会
南箕輪村ゲートボール連盟の村長杯をかけた大会が9日、大芝高原屋内運動場で行われた。
大会には、8チーム約50人が参加した。
南箕輪村ゲートボール連盟は区ごとに6つのクラブがあり、交流や健康づくりを目的に週に2回ほど練習をしている。
全てのクラブが集まっての大会は年に6回あり、村長杯もその一つ。
ルールは、30分の制限時間内に、どれだけ多くのボールをゲートに通すことができたかで得点を競う。
参加者は、慎重に狙いを定めボールを打っていた。
大会の結果、優勝は神子柴、2位は久保B、3位は南殿となっている。 -
新しいコミュニティづくり 中間答申
南箕輪村のむらづくり委員会は8日、隣組、未加入世帯の増加に伴い検討を進めてきた「住民参加による新しいコミュニティづくり」について中間答申をした。
役場でむらづくり委員会の新たなコミュニティ組織づくり検討部会が開かれ、唐澤俊男委員長が唐木一直村長に中間答申した。
コミュニティ部会では平成20年度から「住民参加による新しいコミュニティづくり」について20回にわたり部会を開き検討してきた。
中間答申書によると部会では核家族化やライフスタイルの変化などにより住民の地域への参加意識がうすくなっていると分析している。
平成21年12月1日現在、組組織の未加入世帯の割合は34%で今後さらに未加入世帯の割合が増加すると予測している。
こうした状況をふまえ、住民が利益を共有できるものの一つとして全ての住民が関わる「ごみ」をモデルとして取り上げた。
新たなコミュニティの組織はすべての住民が参加し協力して行い、全世帯から費用負担を求めるものとしている。
組未加入者に対しては、地区のゴミステーションを使用する為個別単位での班への加入費用負担を求めるとしている。
部会ではこのままでは区・組加入者への不公平感が増大しコミュニティの崩壊につながりかねない。取組姿勢を一本化し区長・住民への理解を求めていくことが必要不可欠と結論づけている。
今後は、各区などと組織づくりについて検討し、12月以降に最終答申する。
唐木村長は「みなさんの知恵をかりて実践できれば」と話した。 -
山村うたごえの輪8周年
毎月1度集まって童謡や唱歌などを歌う会、「山村(さんそん)うたごえの輪」の活動が8周年を迎えた。
5日の夜には、8周年を記念したコンサートが開かれた。
山村うたごえの輪は、毎月第一土曜の夜、南箕輪村民センターで開かれている。
歌の好きな人達が自由に集まり、童謡や唱歌、懐メロなどを歌う。
平成14年に発足し、8年目を迎えた。
普段の例会では、ピアノを使って歌っているが、記念の例会では、他の楽器演奏者を招いて、コンサートを行っている。
この日は、ギター教室に通い、福祉施設などで慰問演奏を行なっている4人組、もみじっこドルチェがギターを演奏した。
記念例会には、村内外から35人ほどが参加し、ギターの演奏に合わせて歌を歌った。
山村うたごえの輪を開いている南箕輪村の倉田加代子さんは、「近所の目を気にすることもなく大きな声で歌えるし、声をあわせて歌うと楽しい時間が共有できる」と話していた。
この山村うたごえの輪は、毎月第1土曜の夜7時から、南箕輪村民センターで開かれている。
歌集代として500円必要で、だれでも自由に参加できる。 -
いも焼酎南箕輪会 いもの苗植え
南箕輪村の有志でつくるいも焼酎南箕輪会メンバーなど25人が、3日、田畑の転作田に、今年の焼酎用のサツマイモの苗を植えた。
3日用意されたのは、焼酎用のサツマイモ「コガネセンガン」の苗7200本。
全体では、72アールの畑に1万3000本の苗を植える。
南箕輪会は、自分達で育てたイモで焼酎を作ろうと、村内の有志が集まって活動している。
4年目となる今年は、去年より4千本多い2万本の焼酎が出来る見込み。
10月中旬に収穫を予定していて、12月下旬には、焼酎に加工され、村内の酒屋などで販売される予定。 -
海外の政府や農協関係者 JA施設を視察
農協の組織などを学ぶため、アフリカ、アジア、南米などの政府関係者が3日、JA上伊那の施設を視察した。
これは、JICAが企画した研修で、アジア農業協同組合振興機関が受託している。
タンザニア、ネパールなど11の国から14人が参加している。
参加者は、自国の農協についてのプラン作成に携わる政府や農協の関係者で、日本の農協の仕組みなどからプランのアイデアを探る。
研修は、東京を拠点に5月から7月までの約70日間で、今回は4日間の日程で長野県を訪れた。
上伊那では、伊那市と南箕輪村にある農協の施設6カ所を視察した。
このうち、伊那市美篶の花卉広域集出荷場では、花の種類や検査方法などについて、農協職員から説明を聞いた。
参加者は、出荷されるアルストロメリアを見たり、検査の様子を写真に撮るなどしていた。
また、市場への出荷方法やコストについて質問していた。
一行は、4日は長野市で研修をするという。 -
ブラジル人の児童が鮎の稚魚放流
伊那市の伊那日本語教室に通うブラジル人の児童達が2日、天竜川に鮎の稚魚を放流した。
NPO法人伊那国際交流協会が主催する伊那日本語教室に通う児童約40人が南箕輪村の明神橋付近で放流した。
鮎の稚魚の放流は、天竜川漁業協同組合が毎年行っている。
この日は伊那市と南箕輪村の天竜川9カ所で約400キロ分の鮎が放流された。
そのうち明神橋で用意された鮎は、全長10センチ、体重10グラム前後の約500匹。
子ども達は「鮎さんバイバイ」などと声をかけながら放流していた。
児童達は、事前に鮎の生態や友釣り、川と環境について学んできた。
天竜川漁業協同組合では、「今日をきっかけに、子どもたちには川や魚に親しんでもらいたい」と話していた。 -
伊那技専資格試験合格者11人に賞状伝達
南箕輪村の伊那技術専門校で昨年度の技能検定や資格試験に合格した訓練生に1日、賞状が伝達された。
昨年度合格した11人に、遠藤昌之校長から賞状が伝達された。
伊那技術専門校では、技術、技能に磨きを掛け将来に役立てようと、技能検定や資格試験に力を入れている。
今回、電気系保全作業2級や情報処理技術者試験などに11人が合格した。特に、長野県技能競技大会普通旋盤3級では、県内から受験した61人のうち、1位から3位までを伊那技専の訓練生が独占している。
2位となった南箕輪村の中島日出夫さんは、「試験を通して基本をしっかり学ぶことができた。就職したらより高度なものを求められるので、今学んでいることを大事にしたい」と話していた。 -
南箕輪村議会6月定例会開会
南箕輪村議会6月定例会が1日、開会した。
請願・陳情5件、一般会計補正予算案を含む9議案が提出され、一般会計補正予算案は1日可決された。
今議会には、先決処分の承認を求める議案3件、条例改正案2件、補正予算案4件が提出されている。
そのうち、北部保育園と西部保育園の改修工事費などを盛り込んだ一般会計補正予算案は可決された。
また、条例改正案では、村営住宅に暴力団員を入居させないための改正案などが提出されている。
南箕輪村議会6月定例会は、10日から一般質問、11日に採決が行われ、閉会する予定。 -
信州HOT ROCK 復活
アマチュアバンドのライブイベント「信州ホットロック」が30日、南箕輪村の村民センターで開かれた。
イベントは、伊那市のロック愛好家の竹松学さん夫妻が企画したもので、伊那や松本などから6組のバンドが出演した。
このうち、南箕輪村在住の女子高校生でつくるグループは、観客を前に初めて演奏した。
ヴォーカルが体調不良で急きょ3人でのステージとなったが、家族や友人らの応援を受け、5曲を披露した。
リーダーの鈴木詩織さんは「もっと練習して、また出演したいです」と話していた。
このイベントは10年前、アマチュアバンドに広いステージでの演奏を楽しんでもらおうと開かれた。
しかし、資金面や運営上の問題から5年前を最後に休止状態となっていた。
信州ホットロックは今後、年2回開催する予定で、主催者の竹松さんは「誰でも楽しめるアットホームなイベントにしていきたい」と話していた。 -
マレットゴルフまっくん大会
南箕輪村の大芝高原で、第7回信州大芝高原マレットゴルフまっくん大会が29日開かれた。
大会には、上伊那地域をはじめ、愛知県豊田市や木曽地域から150人が参加した。
開会式には、唐木一直村長らもかけつけ、「交流と親睦を深めてください」と参加者に呼びかけていた。
大会は、赤松コースとヒノキコースの36ホール、パー144で行なわれ、澄み切った肌寒い空気の中、参加者たちが小気味良いスティックの音を響かせていた。
結果は、総合優勝が南箕輪村の藤沢巻臣さん、男子1位は、南箕輪村の高木芳直さん、女子1位は、南箕輪村の大槻キサエさんだった。 -
大芝荘で女性限定のコース
南箕輪村の大芝荘は、温泉と部屋での食事がセットになった女性限定のサービスを始めた。
このサービスは女性の集客アップを図ろうと行われるもので、28日は試食会が開かれた。
サービスのうちコース料理は、海草サラダや五穀米など12品が味わえる。
サービスでは料理を食べられる個室が用意される他、大芝荘内の温泉にも入れる。
このサービスは7月20日までで女性5人からの受付となり予約が必要。
平日のみの1日限定30人で料金は税込み1人2,500円。時間は午前10時縲恁゚後2時半までとなっている。 -
特殊伐採チームが伐採訓練
上伊那森林組合の特殊伐採チームは、今日、南箕輪村の大芝高原味工房近くで、伐採訓練を行った。
味工房近くに、3本の松があり
ロープを使って松にのぼり、枯れた枝などを落とす訓練を行った。
特殊伐採チームには現在4人が所属している。
個人の庭や神社・仏閣、公園など、森林内ではない場所が、活動場所となっている。
日本古来の林業では、命綱をつけずに木に上り作業をすることが一般的でしたが、上伊那森林組合では、安全に重点をおいたヨーロッパの高所伐採の技術・アーボリカルチャーを導入している。
アーボリカルチャーを特殊伐採に活用しているのは、全国的にも珍しい取り組みだという。
大芝高原味工房がオープンしたことに伴い、敷地内の樹木の整備を森林組合が受託した事をきっかけに、訓練をこの場所で行うことになった。
組合員らは、声を掛け合いながら、訓練を行っていた。
特殊伐採チームは、年間400件ほどの伐採を行っているという。 -
長野県次世代工業化農業研究会 本格始動
次世代を担う工業的な農業のあり方を研究する長野県次世代工業化農業研究会は26日、本格的な活動をスタートさせた。
研究会の総会が南箕輪村の信州大学農学部で開かれ、60人ほどが参加した。
研究会は、上伊那を中心に、製造業や商工団体、自治体、農業者など30団体ほどで組織されている。
研究会の会長を務める茅野市の東洋バルブ・環境事業推進部長の仲田一秀さんは、「世界に冠たる日本の工業の管理技術やものづくりの技術を活かし、世界にリードできる農業を模索したい」とあいさつした。
総会では、本年度の事業として3つの部会を組織し研究を行っていくことなどが確認された。
部会は、堆肥の循環や栽培ユニットなどを研究する栽培系部会、人工の光を含めた照明に関する研究を行う照明系部会、機器機材、空調管理などを行う制御計測部会の3つが設置される。
また水耕栽培によりレタスなどの葉物を工場生産している千葉県の企業、みらいの嶋村茂治社長が講演した。
みらいでは、室内で人工の光を使い、レタスやハーブなどを生産している。
嶋村さんは、工場で生産した野菜を参加者に見せながら、「植物工場では、田畑まで移動する時間的なロスがなく、農薬を使用しないので野菜を洗う必要がない。また、芯を除けば全てが食べられるので、廃棄物が格段に少なくてすむ」と話していた。
嶋村さんは、「農業の工業化は、ソフトとハードのどちらもが重要である」と強調していた。 -
英語サークルが村に寄付
南箕輪村の英語教室「放課後英語」のメンバーが21日、南箕輪村役場を訪れ、現金を寄付した。
放課後英語は、子どもから大人まで70人ほどが通う南殿の英語教室。
21日は、サークルで学ぶ南箕輪小学校の児童5人が役場を訪れ、唐木一直村長に寄附金1万4558円を手渡した。
放課後英語では、受講者たちが紙コップをやめてマイカップにしたことで、紙コップ代はかからなくなり、その分を環境に役立ててもらおうと募金箱を置きお金を集めている。
昨年4月から今月20日までに1万4558円集った。
放課後英語では、英語を通じて国際社会に貢献できる日本人になってもらいたいとの思いから、環境についての時間も定期的に取り入れている。
唐木村長は、子どもたちから出題される環境に関してのクイズに答えながら、「エコについて考えている皆さんの気持ちがうれしい」と喜んでいた。 -
味工房など大芝関連事業黒字に
去年リューアルした南箕輪村の大芝高原味工房は、好調な滑り出しで黒字決算となった。
財団法人南箕輪村開発公社の平成21年度決算報告書によると、リニューアルから丸1年が経過した大芝高原味工房は、前の年度と比べて売り上げが136%と、3割伸ばした。
ジェラートは150パーセント、パンやお焼き、味噌は、130パーセントだった。
村開発公社では、改築1年目だったことでの期待感と、10月のイルミネーション効果が大きかったと振り返っている。
ただ、冬場の集客に課題があるとして、大芝高原全体で盛り上げる方策を検討したいとしている。
村開発公社は大芝荘を運営しているほか、指定管理者として、大芝の湯、味工房、公園管理のあわせて4会計の事業を行っていて、平成21年度は、すべての会計で黒字となっている。 -
南箕輪中伝統 経ケ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ケ岳強歩大会が19日、開かれた。
午前7時、南箕輪中学校の生徒約490人は大芝高原をスタートし、ゴールの経ケ岳8合目を目指した。
時おり雨の降るあいにくの天気でゴール地点の経ケ岳8合目付近も雲で覆われていた。
南箕輪中学校の経ケ岳強歩大会は今回で58回を数える伝統行事。スタート地点からゴールまでの標高差は約1200m、距離は8.5キロほどとなっている。
強歩大会では、上位を目指し走る生徒や、時間内での完歩を目標とする生徒などそれぞれのペースで8号目のゴールを目指していた。
大会の結果男子優勝は野球部で2年の高井ジュリアン君でタイムは1時間38分26秒、女子優勝はスイミングスクールに通う3年の倉田雅美さんでタイムは2時間3分12秒だった。