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権兵衛峠道路 対面通行可能
去年の台風19号の影響で仮橋による片側交互通行となっていた権兵衛峠道路は、復旧工事が終了し8日から2車線の対面通行が可能になりました。
8日の午後3時から従来通り対面通行が可能になりました。
通行が可能になったのは、伊那側の権兵衛トンネル付近およそ300ートルです。
この場所は去年10月の台風19号の影響で道路が崩落し仮橋が設置されていました。
これまで通行できなかった幅が3メートル以上の車両や総重量が25tを超える車両の通行が可能になりました。
また連続雨量が60ミリに達した場合の通行止めなどの制限も解除されました。
対面通行は可能になりましたが、斜面の補強工事は今年度いっぱい行われるということです。
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とくし丸南箕輪村で29日から販売開始
上伊那でスーパーマーケットなどを展開する株式会社ニシザワは、移動スーパー「とくし丸」の運行を、29日(木)から南箕輪村で始めます。
6日は、とくし丸の運行に合わせ、村とニシザワが、南箕輪村の安全・安心なむらづくりに関する協定を結びました。
移動スーパーとくし丸は、肉や魚、野菜などの食料品のほか、日用品など400品目1200点を移動販売します。
南箕輪村内全域と、西箕輪など伊那市西部を曜日ごと、決められたコースで新たに回ることになっています。
申し込みをした人の自宅も回ることになっていて、高齢者の見守りとしての役割も担うということです。
協定では、移動販売をする際に高齢者の異変に気づいたら役場に連絡し、緊急の場合は警察や消防に連絡することになっています。
南箕輪村は、辰野町、伊那市高遠町・長谷、宮田村、箕輪町に続き5か所目となっています。
事前の申し込みは先月末で105件、うち村内は78件、伊那市は27件だということです。
移動スーパーとくし丸の南箕輪村での運行は、29日(木)からとなっています。
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ミセスジャパンGP石吾さん 村長に報告
ミセスジャパン2020長野県大会のヤング部門で南箕輪村久保の石吾瞳さんがグランプリを受賞しました。
7日は石吾さんが南箕輪村役場を訪れ唐木一直村長にグランプリ受賞の報告をしました。
石吾さんがつけているティアラはグランプリ受賞者に贈られたものです。
今年41歳になった石吾さんは、夫と2人の子供の4人暮らしで、CMなどに出演するモデルを務めています。
長野県大会は、去年の台風で被害を受けた県内を「女性の笑顔で地域を明るくし、元気にしていこう」と先月27日に長野市で開かれました。
石吾さんもこの大会主旨に共感し、出場を決めたということです。
県内で初となるミセスコンテストには27人が応募しました。
石吾さんは25歳から44歳が出場するヤング部門でグランプリを受賞しました。
唐木村長は「次の全国大会に向けて頑張ってください」と激励していました。
ミセスコンテストの全国大会は来年3月に東京で開催される予定です。
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VC長野開幕に向け意気込みを語る
10月17日に、男子バレーボールの国内トップリーグV1が開幕します。
南箕輪村を拠点に活動するVC長野トライデンツは、開幕を前に3日、村民センターで記者会見を開き笹川星哉代表が今シーズンの意気込みを語りました。
今シーズンのVC長野には、東レから移籍した戸嵜嵩大選手や外国人選手などあわせて8人が新たに加わります。
チームはリーグ戦に向け、主にサーブの決定力に重点を置き6月から練習を重ねてきたということです。
なお、伊那ケーブルテレビでは今シーズン、松本・伊那・岡谷の3会場で行われるVC長野の試合の模様を生中継する予定です。
ホームゲーム初回は23日(金)で、午後7時30分から、松本市総合体育館のジェイテクトSTINGS戦を放送します。
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村とサンティアが森林整備についての協定締結
南箕輪村と、諏訪市に本社を置きホテル事業などを手掛ける株式会社サンティアは、企業と地域が連携して森づくりを行う森林の里親促進事業協定を締結しました。
28日は、南箕輪村役場で調印式が行われ、南箕輪村の唐木一直村長と、株式会社サンティアの矢崎真治社長らが出席し、協定書を取り交わしました。
サンティアは、ホテルやアミューズメント事業を展開していて、村内にも遊戯施設があります。
村とサンティアは、平成24年度からこの協定を結んでいて、駒ヶ根市の株式会社アーバンフォレストリーが新たに協力者となったことから、改めて協定を締結しました。
アーバンフォレストリーは、樹木の管理や伐採作業などの支援を行うことになっています。
協定では、サンティアの従業員が年に2回、経ヶ岳登山道の村有林で下草刈りなどの整備作業を行うことになっていて、期間は3年間です。
森林の里親協定は、森林整備に意欲的な地域と社会貢献をすすめる企業や団体が連携して森林づくりをするための協定で、県が行っている事業です。
協定締結は、県内では140件、上伊那では19件となっています。
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頭の骨を折る重体労災事故
26日午前11時40分頃、南箕輪村大泉の有限会社原鉄工の工場内で、80代の男性が頭の骨を折る重体労災事故がありました。
伊那警察署の発表によりますと、頭の骨を折ったのは、南箕輪村大泉の会社役員、原守人さん82歳です。
原さんは、工場内で溶断機を使ってドラム缶の切断作業をしていたところ、ドラム缶が破裂し、頭に当たったということです。
原さんは、病院に搬送されましたが、意識がなく重体だということです。
伊那署では、事故の原因について調べを進めています。
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中病7億4千万円の赤字
伊那中央行政組合議会が25日伊那市役所で開かれ昨年度の伊那中央病院の収支が7億4千万円の赤字となることが報告されました。
昨年度の伊那中央病院の収入は126億9千万円、支出は134億3千万円で7億4千万円の赤字となりました。
伊那中央病院は3年連続の赤字となります。
これについて伊那中央行政組合組合長の白鳥孝市長は「有価証券を含め53億円を保有しており資金不足におちいることはない」との考えを示しました。
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北部保育園で運動会の練習
南箕輪村の北部保育園の園児は来月3日の運動会本番に向けて練習を行っています。
北部保育園では8月の盆明けから練習をしていて24日は、園庭でかけっこなどを行いました。
運動会当日は、時間短縮や大人の参加者制限などのコロナ感染防止対策をとるということです。
北部保育園では「子どもが楽しんで思い出に残る運動会にしたい」と話していました。
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秋の交通安全運動 街頭啓発
「歩行者と自転車の安全確保」を重点においた秋の交通安全運動が21日から始まっています。
23日は交通安全協会のメンバーが南箕輪村の春日街道で街頭啓発を行いました。
午前7時15分から南箕輪村交通安全協会のメンバー20人が歩道に立ち、通勤するドライバーに安全運転を呼び掛けました。
運動の重点項目は、子どもなど歩行者の安全確保や高齢者の安全運転の実行、夕暮れ時の交通事故防止などとなっています。
長野県ではこの他に「横断歩道における歩行者保護の徹底」を重点に置いていて伊那署では通学路で横断歩道の指導を行う事にしています。
伊那警察署管内の今年の人身事故発生件数は22日までに122件で去年の同じ時期と比べ35件減少し、死者は2人で1人少なくなっています。
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地域の安全安心など包括連携
南箕輪村と日本郵便株式会社南箕輪郵便局は安心安全な地域づくりなどについて協力する包括連携協定を結びました。
18日、南箕輪村役場で包括連携に関する協定書の調印式が行われました。
この協定は安心安全な暮らしの実現や地域経済の活性化、子どもの育成などについて村と南箕輪郵便局が協力して進めるものです。
具体的には子どもの見守り活動や道路、河川の異常を発見した場合の情報提供、郵便局のネットワークを活用した村の特産物の紹介などを行います。
協定は来年3月31日まで有効で1年ごと更新されます。 -
72歳の夫婦バンド チャロが動画配信
南箕輪村を拠点に活動するともに72歳の夫婦バンド チャロが同年代に元気を伝えようとオンラインリモートコンサートを動画配信サイトユーチューブで公開しています。
オンラインリモートコンサートでは演歌を中心に9曲を演奏しています。
チャロは南箕輪村大泉に住む小椋衛さんと信子さん2人の夫婦バンドです。
ともに昭和22年生まれの72歳で青春時代を思い返そうと平成26年に結成しました。
南箕輪村を拠点にこれまで4回のコンサートを開き今年も3月に
5回目を計画していました。
しかし新型コロナウイルスの影響で中止となったことから演奏の様子をユーチューブで公開しました。
夫婦バンドチャロは新型コロナの終息を信じ予防対策をして来年3月27日に南箕輪村公民館でコンサートを開催する計画です。 -
上農生 オンラインで移住定住相談会開催
地域の課題解決に向けて取り組んでいる南箕輪村の上伊那農業高校の3年生は、一般を対象にした移住定住相談会をオンラインで19日開催しました。
移住定住相談会は、地域課題の解決に向けで学習をしている、グローカルコースの3年生5人が開きました。
このグループでは里山観光をテーマに学習をしていて、移住希望者をターゲットにした観光ツアーを企画しています。
ツアー作成にあたり移住を希望する人達のニーズを探ろうと相談会を企画しました。
今回の相談会には、全国各地から10人が参加しました。
最初に生徒達は、伊那谷は自然が豊かで、土地も広く住みやすい環境だと紹介しました。
また課題としては「伊那谷は知名度が低い」として、伊那の魅力をSNSなどで発信する事が必要だと話していました。
参加者からは、「農業体験ばかりでなく、移住前に地元の人達とつながりができる仕組みを考えてほしい」「移住の受け入れを地域で望んでいるのか調査し、高校生ならではのサポートを考えてほしい」などと意見が出されていました。
上伊那農業高校では、今日出た意見などを参考に移住希望者をターゲットにした観光ツアーを来年2月までにまとめる事にしています。
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伊那防犯協会が防犯ポスター審査
伊那防犯協会などによる防犯ポスターの審査会が15日伊那警察署で開かれ県のコンクールに出品される作品6点が選ばれました。
審査会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校合わせて21校から348作品が集まりました。
審査員は高校の美術教諭や伊那警察署の署員らが務めました。
最優秀賞には小学校高学年と中学生の各学年から6人が選ばれました。
小学4年生の部東春近小学校、原田水香さん。
小学5年生の部、美篶小学校宮原みそらさん。
小学6年生の部、伊那北小学校武田彩愛さん。
中学1年生の部、高遠中学校の有賀花さん。
中学2年生の部、西箕輪中学校の清水絢音さん。
中学3年生の部、春富中学校の河野愛実花さん。
6人の作品は長野県防犯協会連合会などが行うコンクールに出品されます。
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伊那の賑わいPR動画制作
一般社団法人伊那青年会議所は伊那の賑わいを取り戻そうと地域の魅力を発信する動画を制作しました。
動画はユーチューブで公開されていて「伊那谷を満喫してみるずら」で検索するか画面のQRコードを読み取ると見ることができます。
12分29秒の動画で伊那の飲食店や自然を満喫できる施設などが紹介されています。
17日伊那青年会議所のメンバーが記者会見を開き動画の制作について説明しました。
動画にはクイズとそのヒントが表示されていて、かんてんぱぱ
ショップ駅前いなっせ店、スナックARIGATO、温野菜伊那店、
菓子庵石川、タコとハイボール伊那店のいずれかを訪れ回答するとそれぞれの店の特典を受けることができます。
特典はかんてんぱぱが先着120人、ほかは100人で利用期間は来月31日までです。 -
村 10月1か月間歩くイベント
南箕輪村は、10月の1か月間に走った距離などを競うイベント「オクトーバー・ラン&ウォーク2020」に参加します。
このイベントは、ランニングやウォーキングの普及活動をしている一般財団法人アールビーズスポーツ財団が主催するものです。
10月の1か月間、家族や友人と歩いた距離を計測し、自治体ごとで成績を競います。
イベントには、スマートフォン用アプリをインストールすることで参加でき、ウォーキングの部と、ランニングの部があります。
全国137の自治体がエントリーしていて、県内では松本市、辰野町、小布施町と南箕輪村の4市町村です。
新型コロナウイルスの影響で来月予定されていた第32回南箕輪村駅伝競走大会が中止となったことから、村では代わりとなるイベントとして、参加を決めたということです。
村では、このイベントを通して、健康づくりの一助にしてもらいたいとしています。
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南箕輪村高齢者訪問
南箕輪村では今年度88歳になる高齢者を祝う長寿者訪問が17日から始まりました。
17日は唐木一直村長が田畑の井上隆介さん宅を訪問し祝い金を手渡しました。
井上さんは、昭和7年8月10日生まれの88歳で妻の春子さんと2人暮らしです。
長年、営林署に勤務していた井上さんは、秋になると山へキノコ採りに出かけることが趣味でした。
現在は、自宅の庭木を剪定したり畑で野菜作りをするのが日課だということです。
唐木村長は「人生100年時代。これからもお元気で」と激励していました。
村内では、100歳以上の長寿者が13人いて、全員が女性だということです。
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りんごコンポートが復活
生産者が高齢のため加工販売が中止となっていた南箕輪村の大芝高原味工房の「りんごコンポート」が、新しいスタッフにレシピを引き継ぎ15日から販売が復活しました。
こちらが「りんごコンポート」です。
一時販売が中止となっていましたが、15日から復活しました。
値段は1袋350円です。
南箕輪村大泉の原さち子さん71歳です。
コンポートを作っていましたが、高齢のため製造を中止し、引き継ぎ手を探していました。
そんな中、プリン工房のスタッフがレシピを引き継ぎ、15日から販売が再開しました。
また味工房では15日から「フラワープリン」の販売が始まりました。
レシピをうけついだコンポートが使用されています。
二層になっていて、上部のレモンゼリーの中に食べられる花、マリーゴールドやセージ、フェンネルが入っています。
値段は1つ450円です。
花は箕輪町の農園「ナチュラルセンス」で育てているものです。
15日は大芝高原味工房でプリンが販売され、訪れた人が買い求めていました。
りんごコンポートとフラワープリンは大芝の湯の他、味工房でも販売されています。
プリンは土曜日と日曜日に30個限定で販売します。
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唐木村長 進退について「11月初旬を目途に表明」
来年4月で任期満了となる南箕輪村の唐木一直村長は、自身の進退について「今議会終了後に後援会と話し合い判断し、11月初旬を目途に表明したい」との考えを、14日に示しました。
これは、14日に開かれた南箕輪村議会定例会の一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。
唐木村長は、「9月議会前に後援会を開催する予定だったが、コロナの影響で延期になってしまった。来期についは申し上げられない。9月定例会後に後援会を開催し協議したい。4期16年と長期に渡ることの村政への弊害、自分自身の気力・体力なども考えながら熟慮している。後援会の意見を聞きながら、最終的には自分の考えで判断したい」
表明の時期については、「これまでは12月議会で行ってきたが、今回は早い時期にと思っている。11月初旬までに記者会見を開きたい」としています。
唐木村長は、昭和23年5月14日生まれの72歳です。
平成17年に初当選し、4期16年目を迎えています。
4期目の就任の際には「3期12年の総仕上げに位置付けたい」と話しています。 -
南部小児童がボッチャを体験
南箕輪村の南部小学校の児童は、総合学習の一環でパラリンピック競技の「ボッチャ」を9日体験しました。
この日は、南部小の3年1組の児童23人が4つのグループに分かれてボッチャを体験しました。
長野県障がい者スポーツ協会に所属し、障害者スポーツの普及活動をしている加藤正さんが講師として学校を訪れ、審判を務めました。
パラリンピックの正式種目になっているボッチャは、目標となる白いボールをめがけて、自分のチームの色のボールを投げ、いかに近づけられるかを競うスポーツです。
南部小3年1組は、総合学習の一環で障害者スポーツについて学んでいて、実際に障害を抱えている人への理解を深めようと今回の体験授業が行われました。
加藤さんは「ボッチャは障害があってもなくても楽しむことができる。体験を通してパラスポーツや障害者への理解を学んでほしい」と話していました。
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おもてなしプリン×高遠焼コラボ第2弾
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で販売されている「おもてなしプリン」と高遠焼の器がコラボした敬老の日の限定商品が19日から販売されます。
こちらがコラボ商品です。
高遠焼の夫婦茶碗におもてなしプリンが入っています。
価格はセットで税込み3,000円です。
こちらは、ほうじ茶プリンに、小皿と箸置きがついたセットです。
価格は税込み3,000円です。
ほうじ茶プリンは、大芝の湯が伊那市御園のお茶屋いちえとコラボした商品です。
7日は、伊那市高遠町にある高遠焼の陶芸家、浦野真吾さんの工房で商品がお披露目されました。
大芝の湯の原賢三郎さんが、上伊那の伝統工芸を応援しようとコラボ商品の企画を始め、去年は夫婦茶碗のみを販売しました。
今回は、去年お茶屋いちえとほうじ茶プリンとしてコラボしたことがきっかけで、小皿と箸置きの第2弾が企画されました。
おもてなしプリンと高遠焼のコラボ商品はそれぞれ限定25セットで、予約販売となります。
予約は7日から受け付けていて、引き渡しは19日から21日までの3日間となります。
大芝の湯 電話:76-2614
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南箕輪村 コロナ対策で防災訓練
南箕輪村で、新型コロナウイルス感染症対策を考えた避難所開設などの防災訓練が6日、行われました。
このうち、村民体育館では職員が入り口で検温を行い、パーテーションを設置するための間隔を測ったりしました。
その後、避難者が利用するためのパーテーションを組み立てていました。
青色のパーテーションは4人用、ピンク色は2人用です。
村によりますと村民体育館には最大109世帯、324人が避難できるということです。
また、保育士は、地下室にある防災用蓄電池の使い方を確認していました。
この日は村の職員が村民体育館、南箕輪小学校、村公民館の3か所に分かれ、新型コロナ対策をとった避難所の開設訓練を行いました。
この日の防災訓練は、新型コロナ対策として村民は避難所への避難は行わず、各家庭で非常用持ち出し袋の確認などをしたということです。
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大芝高原でテイクアウトフェス
南箕輪村観光協会会員の飲食店が集まり、テイクアウト料理を出品するイベントが6日、大芝高原味工房で開かれました。
このテイクアウトフェスは、新型コロナの影響を受けた飲食店の売り上げ向上につなげようと、村観光協会が開いたものです。
観光協会会員の7店舗が集まり、弁当などを販売しました。
フェスは先月から開かれていて今回で2回目です。
訪れた人は、店主と話をしながらお気に入りを買い求めていました。
村観光協会によりますと、6日は村内外からおよそ300人が訪れたということです。
テイクアウトフェスは、10月4日(日)にも予定されています。
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7月豪雨の被害状況を調査
長野県議会の危機管理建設委員会は南箕輪村の権兵衛トンネルにつながる国道361号の土砂崩落など今年7月の豪雨災害の被害状況を4日調査しました。
4日は権兵衛トンネル手前の駐車場で木曽建設事務所から被害状況などについて説明を受けました。
木曽側の国道361号は7月豪雨で土砂崩落が発生し塩尻市方面へ抜ける迂回路が使われています。
委員からは「道路復旧はいつ頃になるのか」などの質問が出されていました。
木曽建設事務所によりますと土砂崩落は3か所発生していて2か所は車が通れる状態になっているということです。
残りの1か所については撤去作業に危険がともなうため、できるだけ早く近くに仮の道路をつくる計画です。
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そばの実アイディアコンテスト
上伊那の高校生を対象に、伊那市荒井のそば店、「和そばカフェ」のそばの実を活用した商品開発のアイディアコンテストが8月7日、テレビ会議システムを使ってオンラインで行われました。
この日は、テレビ会議システムを通して伊那弥生ケ丘高校の生徒12人がアイディアを発表しました。
南箕輪村の農産物直売所ベジかけるでは、そばの実アイディアコンテストを主催したキャリアコンサルタントの富岡順子さんや2030SDGs公認ファシリテーターの澤西光子さん、和そばカフェの唐沢洋子さんが生徒たちの発表に耳を傾けました。
新型コロナウイルスの影響で、そばの消費量が減ったことを受け、和そばカフェでは、多くの人に食べてもらえるようなアイディアを求めていたところ、富岡さんが、アイディアコンテストを提案しました。
生徒たちからは、そばを使ったピザや、パフェなどのアイディアが出されました。
和そばカフェの唐沢さんは「すぐにかたちにできるアイディアなどをいただきありがたい」と話していました。
この日出されたアイディアをもとに、今後試作品づくりが行われることになっています。 -
小坂さんと中村さん 2人作品展
ステンレス工芸作品を手掛ける伊那市の小坂洋一さんと、焦がし絵作品を手掛ける箕輪町の中村雄三さんの作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で1日から始まりました。
会場には、小坂さんの作品16点と中村さんの作品18点が展示されています。
小坂さんは、50年間ステンレス加工の仕事で培った技術を活かし、2007年から作品づくりをしています。
薄いステンレスを1,300度~1,400度の熱で溶接し、幼いころの思い出や時事問題を作品として表現しています。
こちらは、疫病退散で話題となっている妖怪「アマビエ」です。
隣には、小さめのマスクをした男性が、新型コロナの終息を願い手を合わせています。
中村さんの作品は、熱した金属で木の板に焼き目をつけていく「焦がし絵」という技法で、温度調節をしながら線の太さや濃さを変えているということです。
共に長野工芸美術会の会員で、2人での展示は3回目です。
作品展は30日水曜日まで、南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。 -
村 常任委員会オンラインで
南箕輪村議会9月定例会が31日、開会し新型コロナウイルス対策として常任委員会をオンラインで開催することを可能とする、南箕輪村議会委員会条例の条例改正案が可決されました。
議員提出議案として出された、南箕輪村議会委員会条例の条例改正案は、新型コロナウイルス感染防止対策として、委員がテレビ会議システムなどを使って常任委員会への参加を可能とするものです。
村によりますと、オンラインでの委員会開催を可能とする条例制定は、県内で初めてだということです。
また、この日開会した9月定例会には、新たな新型コロナ対策支援事業費1億7,800万円を盛り込んだ、4億6千万円を追加する一般会計補正予算案など、17議案が提出されました。
一般会計補正予算案の主な内訳は、国の特別定額給付金の対象にならない今年4月28日以降に生まれた新生児のいる世帯への10万円給付に1,500万円、村内の飲食店やスーパーなどで使える、村民1人あたり2,000円分の商品券第2弾の発行に3,100万円などとなっています。
村議会9月定例会は、14日と15日に一般質問、16日に委員長報告と採決が行われます。
開会に合わせ唐木一直村長は、「9月定例会終了後は、新年度予算の編成となる。来年4月以降の骨格予算となる、今後のバランスの取れた村政運営の指針ができればと思う。」と挨拶し、来年に控えた村長選についての明言はありませんでした。
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大芝まつりポスター図案表彰式
新型コロナウイルスの影響で中止となった、今年の大芝高原まつりのポスターなどで使う予定だった図案の表彰式が22日、南箕輪村の大芝高原味工房で行われました。
この日は、最優秀賞と優秀賞を受賞した、南箕輪中学校美術部の生徒らが味工房を訪れ、大芝高原まつり実行委員長の唐木一直村長から賞状が手渡されました。
ある生徒は、「ポスターを制作してきた3年間で、初めて最優秀賞をとることができました」と話していました。
唐木村長は「まつりは中止となったが、図案はこれからも引き継がれていきます。村を思って作って頂きありがたい」と感謝していました。
今年は37作品の応募があり、最優秀賞4点、優秀賞4点が選ばれました。 -
上農生ランプシェード作り
南箕輪村の上伊那農業高校コミュニティデザイン科里山コースの3年生は、地元産のアカマツを使ったランプシェードづくりに取り組んでいます。
24日は、里山コースの生徒ら20人が、大学生や高齢者用などのターゲットを決め、ランプシェードのデザインを考えました。
地域産の木材の有効利用について学ぶ授業の一環で、地元産のアカマツで出来た経木でランプシェードを作ります。
授業には、伊那市の木工業、株式会社やまとわが協力していて、これまでに材料となる木の伐採などを行いました。
生徒らは、女子大学生向けとして温かみのある色にする、などと意見を出し合っていました。
今後は、考案したデザイン案をSNSに投稿するほか、他の高校の生徒に意見をもらい、試作品作りに取り組みます。
ランプシェードの完成は10月を予定していて、イベントで展示することになっています。
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村 地元応援商品券換金率50%
新型コロナウイルスの影響による経済支援として、南箕輪村が6月に発行した、村民1人あたり2,000円の商品券の換金率は50%で、村では積極的な利用を呼び掛けています。
南箕輪村では、6,286世帯、1万5,666人分の地元応援商品券を発行しました。
新型コロナの経済対策として、村が3,100万円の事業費をかけて6月に発行したもので、村内の飲食店やスーパーなど166店舗で利用できます。
21日現在、換金率は50%、額にして1,400万円となっています。
期限は来月30日までとなっていて、村では積極的な利用を呼び掛けています。 -
「休みをもう一日」田畑の奇習 盆正月
区の役員の家などをバリケード封鎖してもう一日休みを要求する南箕輪村田畑に伝わる奇習「盆正月」の行事が、16日に行われました。
「もう一日休みを勝ち取るぞ」
掛け声とともに作業が始まりました。
今年は新型コロナ感染対策で、区の役員宅の封鎖は行わず田畑公民館のみを封鎖しました。
物置にある幟旗や、用意した門松などを玄関に飾り付けました。
公民館には、PTA関係者で作る田畑区の伝統行事を守る会のメンバーが集まりました。
盆正月は、区長などの家を封鎖し、盆休みの1日延長を求める田畑に伝わる風習です。
例年は深夜、区長らが寝静まったころにひっそりとバリケード封鎖を行いますが、今年は午後9時頃から作業を行い子どもたちも行事に参加しました。
長持ちなども担ぎ出し、ひまわりなどの花や鏡餅、夏野菜を飾り付けました。
玄関前に「お正月」と石灰で書いて完成です。