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VC長野12/4の試合結果 埼玉に勝利
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの4日の試合結果です。 VC長野はセットカウント3対0で埼玉アザレアに勝利しました。 次回、VC長野は10日(土)に警視庁フォートファイターズと対戦することになっています。
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VC長野12/3の試合結果 富士通に敗れる
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野トライデンツの3日の試合結果です。 VC長野はセットカウント2対3で富士通カワサキレッドスピリッツに敗れました。 次回、VC長野は4日に埼玉アザレアと対戦することになっています。
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伊那・木曽倫理法人会 設立15周年記念式典
伊那と木曽地域の企業でつくる一般社団法人伊那・木曽倫理法人会の設立15周年を記念した式典が22日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 伊那・木曽倫理法人会は、伊那地域と木曽地域の98社で組織します。 2001年に伊那倫理法人会が発足し、2009年に木曽地域の企業も含めた伊那・木曽倫理法人会として組織を改編しました。 「企業に倫理を、職場に心を、家庭に愛を」をスローガンに、企業の繁栄と地域社会の発展に寄与・貢献することを目標に活動しています。 現在は週に1回、午前6時からモーニングセミナーを開催し、経営者の自己革新を図っています。 式典で伊藤巻廣会長は「会員企業で働く人たちにも活動の中身を知ってもらう取り組みを続けていきたい」と話していました。
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杉尾ひでやさん「国政を語るつどい」
民進党の参議院議員杉尾ひでやさんの「国政を語るつどい」が27日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、杉尾さんが野党共闘の重要性を訴えました。 これは、上伊那の住民有志でつくる「オール上伊那・杉尾ひでや応援団」が企画したもので、会場にはおよそ150人が訪れました。 杉尾さんは安倍政権について「アメリカの大統領選挙で勝利したトランプ氏はTPPからの離脱を表明している。今は一度立ち止まって考え直すタイミングではないのか」と話し、TPPを推し進めている政権を批判しました。 また、杉尾さんは「強行採決が続く現状を打開するには、共闘して、数で自民党に勝たなくてはいけない」と話していました。
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弥生高1年生が大学生と進路語る
伊那弥生ヶ丘高校の1年生が卒業後の進路について大学生と対話するワークショップが25日に開かれました。 この日は1年生246人が、早稲田大学や一橋大学などの学生16人とグループに分かれて対話しました。 最初に学生らは、なぜ今の大学を志望したのか、大学ではどんなことをしているのかなど自分の思いを話しました。 これに対し、高校生一人一人が大学生に質問していました。 高校生からの「なぜ今の学部を選んだのか」との問いに対し学生は「高校時代は自分が行きたい大学のことだけしか知らなかった。いろんな大学のことを知ることで、今の大学の良さを知ることができた。こんなことをやりたい、と思えることができる大学に行ければ大学生活も楽しくなる」と話していました。 今回のワークショップは、「10年後の自分について考える」をテーマに行われているキャリア教育の一環で開かれたもので、加藤尚也教頭は「年の近い先輩たちの生の声を聞いて、将来のことを考えてほしい」と話していました。
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聴覚障害者のグループホームもみじの家 地域住民と交流
南箕輪村神子柴にある聴覚障害者のグループホーム「もみじの家」は、施設の事を広く知ってもらおうと、地域住民を招いて初めての「もみじの家まつり」を、26日に行いました。 会場となった神子柴公民館には、手話を学ぶコーナーなどが設けられ、訪れた住民が耳の不自由な人と交流しました。 もみじの家は、南箕輪村神子柴にあります。全国で初めての聴覚障害者のグループホームとして平成26年4月に開所しました。 社会福祉法人長野県聴覚障害者協会が運営していて、現在、県内各地から来た20代から60代の5人が生活しています。 まつりは地域の人たちに施設の事を知ってもらおうと初めて行われました。 上伊那手話サークルや手話通訳団のメンバーがスタッフとなり、訪れた人に手話を教えていました。 長野県では、手話が日常生活で広く使われる社会を目指し今年3月に手話言語条例を施行しました。 会場には、地元の保育園児が描いたもみじの絵が展示されたほか、ゲームやバザーのコーナーが設けられました。 もみじの家管理者の樋口絹子さんは「買い物など身近な生活の中でも手話で会話ができる世の中になってほしい。グループホームも地域と一緒に歩んでいきたい」と話していました。
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VチャレンジリーグⅠ VC長野26日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグVチャレンジリーグⅠ、VC長野の26日の試合結果です。 VC長野はセットカウント3対0で警視庁フォートファイターズに勝ちました。VC長野は27日に「トヨタ自動車サンホークス」と対戦します。
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B1グランプリスペシャルで伊那の魅力PR
12月3日・4日に東京都で開催される「B1グランプリ」で、伊那ローメンZUKU(ずく)ラブと伊那市は、伊那の魅力をPRします。 26日は、ZUKUラブのメンバーやローメン店の店主、市の職員などが伊那商工会館に集まり、展示物の製作作業をしました。 B1グランプリは、ご当地のB級グルメをテーマにしたまちおこしの全国イベントで、毎年地方で開催されています。 10回目を迎える今回は、東京を会場に「B1グランプリ『スペシャル』」として開催されます。 食だけではなく各地域の魅力をPRし、「行きたいまち・住みたいまち・応援したいまち」をテーマに、自治体ごと投票が行われます。 今回は出展ブースに各地域のPRコーナーが設けられることになっていて、伊那市は「子育てしやすいまち」「住みたいまち」「山と共生するまち」などをPRをする予定です。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長は「伊那市の職員や高校生、店主など、地元の人達をしっかり巻き込んでオール伊那市で挑みたい。さらにこれをきっかけに、後押ししてくれる人たちの輪がもっと広がっていけばうれしい」と話していました。 伊那ローメンZUKUラブが参加する「B1グランプリスペシャル」は、12月3日から2日間、東京都のお台場を会場に開催されることになっています。
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天竜川で大きなアマゴを 本流に初めて放流
天竜川本流で大きいアマゴを釣り上げて楽しんでもらおうと、天竜川漁業協同組合は25日、初めて本流にアマゴを放流しました。 天竜川本流への放流は、現在の川の状況を知り、アマゴが釣れる環境か確認しようと、漁協が試験的に行ったものです。 2月の解禁以降どこで釣れたかわかるように、集まった漁協の組合員10人ほどが、アマゴの脂ビレを切り落としていました。 アマゴは、川を下り、成長してから生まれた場所まで遡上して産卵する魚です。 天竜川漁協によりますと、昔は海まで下ったアマゴが、サツキマスと呼ばれる大きいサイズになって天竜川に戻っていたということです。 海から天竜川を遡上した大きいアマゴを「天竜差し」と呼び、多くの釣り客がこれを目当てに訪れていたということです。 現在はダムができ、遡上が難しいことから、天竜川の支流に放流し、本流から支流に遡上したアマゴを釣るのが主流になっています。 一方、本流で大きな竿を使ってアマゴを釣りたいという釣り客の要望も多く、今回初めて放流しました。 支流とは違い、水温が安定していることや、餌となるザザムシが豊富なことから、アマゴの成長が早く、釣果も期待できるということです。 小野文成組合長は「釣り客のみなさんに楽しんでもらえるよう今回企画した。釣り人だけでなく、多くの人に親しんでもらえる天竜川を作っていきたい」と話していました。 漁協の組合員らは、20センチほどのアマゴおよそ1,300匹の脂ビレを切ると放流していました。 天竜川での釣りは2月16日に解禁される予定で、天竜川漁協では「脂ビレのないアマゴが釣れたら、どこで釣れたか連絡してもらいたい」としています。
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第65回長野県縦断駅伝 上伊那が3連覇果たす
第65回長野県縦断駅伝の大会2日目が20日に行われ、初日、2日目とも1位となった上伊那は大会新記録で3年連続36回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は初日、大会新記録の6時間24分5秒でフィニッシュの岡谷市役所にゴールしました。 3連覇の期待がかかる上伊那。大会2日目の20日は、午前8時に松本城公園をスタートしました。 松本市から飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 地元に入り2位の全諏訪との総合タイムを8分以上広げた上伊那。 伊那市での中継点となっている山寺の国道でも一番にタスキをつなぎました。 沿道には多くの人が応援に駆けつけ声援を送ります。 終盤、独走状態となった上伊那。フィニッシュの飯田合同庁舎でも1位でゴールし、3年連続36回目の優勝を果たしました。総合タイムは11時間38分9秒の大会新記録で、これまでの記録を3分以上更新しました。 上伊那の丸山信一監督は「選手がしっかりした走りをみせ、地元上伊那にもトップで入れて感謝している。来年も優勝を目標に、もっと強い上伊那を目指してあすから選手と共に練習に励みたい」と話していました。 2位は全諏訪、3位は上田東御小県となっています。 上伊那は、平成元年から平成12年まで12年連続優勝していて、3年連続はそれ以来となっています。
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エコチル調査 花粉症の子ども甲信地域で最も多く
10万人の子どもを対象に環境省が実施しているエコチル調査で、甲信地域の2歳と3歳の子どもの花粉症の割合が、調査した全国16地域の中で最も高い事がわかりました。 19日、信州大学医学部の野見山哲夫教授が、伊那市内で調査の進捗状況を報告しました。 今回は、ぜん息やアトピー性皮膚炎、花粉症など子どもの免疫系の異常についての報告がありました。 調査によりますと、北海道から沖縄までの全国16地域のうち、山梨県と長野県の甲信地域の子どもの花粉症の割合が最も高く、2歳で5%、3歳で10%以上発症しているという事です。 全国平均では2歳が2%、3歳が4%となっています。 エコチル調査は胎児から13歳までの子どもの健康状態と生活環境との関係を調査するため2011年に始まりました。 長野県では上伊那が対象地域となっていて、現在2,600人の子どもが調査の対象となっています。 今回の調査は、免疫異常のある子どもの人数を把握したものです。今後は血液中の化学物質と免疫異常との因果関係を調査していくという事です。
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JA上伊那あぐりスクール 育てた米をマリ共和国へ贈る
小学生が農業体験を行うJA上伊那のあぐりスクールは、9月に収穫した米を、食料不足に悩むアフリカのマリ共和国へ贈りました。 19日に伊那市内で贈呈式が行われ、あぐりスクールの代表児童がJA上伊那の神子柴茂樹組合長に米を手渡しました。 東春近の田んぼで5月に田植えをして育てたコシヒカリで、60キロを贈ります。 米袋には「このお米が役立ちますように」などと現地の言葉でメッセージが書き添えられました。 JA上伊那では平成18年から毎年マリ共和国へ米を贈っていて、今年で11年目になります。 県内の各地域にあるJAでもこの取り組みを行っていて、来月中にJA長野中央会を通じてアフリカのマリ共和国へ届けられる予定です。
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伊那市と信州大学が交流会
伊那市と信州大学の交流会が17日、伊那市役所で開かれ、それぞれの取り組み事例が発表されました。 会場には伊那市の職員や信大の教授らおよそ40人が集まりました。 伊那市は、去年「日本で最も美しい村」連合に加盟した高遠町の取り組みについて発表しました。 景観の保全を進める中で、信大農学部の協力のもと遊休荒廃地を菜の花畑や羊の放牧地として活用し、地域活性につなげている現状を説明しました。 信州大学の学長補佐・杉原伸宏教授は、医学部が研究機器や研究室を企業に貸し出し、地域の人材育成をサポートしている医・工連携の事例を説明しました。 伊那市の林俊宏副市長は「これからも地域に根ざした大学として協力をお願いしたい」と話し、信大の中村宗一郎副学長は「地域に愛される大学になっていけるよう連携を進めていきたい」と答えていました。 交流会は平成7年から始まり、今年で22回目になります。
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春陽会 信州研究会展 大作並ぶ
第18回春陽会(しゅんようかい)信州研究会展が、18日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。 会場には、信州研究会員の油絵や水彩画、版画など、およそ60点が並んでいます。 春陽会は、日本美術院洋画部の有志が大正11年に立ち上げたグループで、個性尊重の「各人主義」を基本理念にしています。 信州研究会でもその理念を尊重していて、現在県内には59人の会員がいます。 どの作品も60号を超える大作で、最低でも3か月以上の期間をかけて制作しているということです。 ある会員は「それぞれの個性や表現力を感じ取ってもらえたらうれしい」と話していました。 春陽会信州研究会展は、23日水曜日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
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伊那フィル定演 市出身飯島さんがチェロを演奏
伊那フィルハーモニー交響楽団の第29回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、伊那市出身のチェロ奏者、飯島瀬里香さんが演奏を披露しました。 伊那フィルハーモニー交響楽団は、現在、上伊那地域のメンバーを中心におよそ50人で活動しています。 今回は伊那市出身で、東京を中心に活動しているチェロ奏者の飯島瀬里香(せりか)さんを迎え、3曲を披露しました。 飯島さんは、伊那北高校卒業で、日本クラシック音楽コンクールや横浜国際音楽コンクールなどで入賞しています。 会場にはおよそ600人が訪れ、オーケストラの演奏に耳を傾けていました。 伊那フィルハーモニー交響楽団・定期演奏会の模様は、来年1月に121チャンネルで放送します。
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県内美術教諭ら 高遠の美術教育学ぶ
第70回・長野県美術教育研究大会が、11日から伊那市高遠町を会場に始まり、小中学校や高校で公開授業が行われました。 このうち高遠中学校では2年生の美術の授業が公開されました。 2年生の美術では、観桜期に高遠城址公園を訪れた観光客をもてなす物を、自分達でデザイン・製作してプレゼンテーションする、という授業が行われました。 6つのグループごとにテーマを決め、思い思いの材料や道具を使って製作が行われました。 このうち「高遠が思い出に残るようなお土産づくり」をテーマにしたグループでは、桜が舞う様子をスノードームで表現しようと、瓶に水や洗濯のりを入れ、そこにピンクのビーズなどを浮かべていました。 大会は県美術教育研究会が、より良い美術教育の現場を作っていこうと、毎年各地区持ち回りで開いていて、高遠中には県内の美術教諭らおよそ30人が訪れました。 ある教諭は「一人一人が目的意識を持っていて、何を作りたいか、どんなものにしたいかが明確。目的をもつことの大切さを感じた」と話していました。 公開授業の後には授業研究会が開かれ、教諭らが良かった点・改善すべき点などをあげ、意見を交換していました。
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県美術教育研究大会 70回記念展「子どもが描いた人びと」
長野県美術教育研究大会70回記念展「子どもが描いた人びと」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。 美術教育研究大会の展示は、毎年県内の教育会が持ち回りで行っているものです。 今回は70回目の節目の展示として、信濃教育会の30年間の収蔵作品の中から選んだ子ども達の作品、およそ170点が並んでいます。 30年の流れの中で子ども達が何に心を動かされ、どんな工夫をしているのか感じてもらおうと、「子どもが描いた人びと」をテーマにしています。 上伊那美術教育研究会の春日由紀夫会長は「作品のエネルギーや子ども達の育ちを感じてもらいたい」と話していました。 長野県美術教育研究大会70回記念展は12日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
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親子で行く飯田線 伊那谷の未来をつなぐ夢列車
「親子で行く飯田線 伊那谷の未来をつなぐ夢列車」と名付けられたイベント列車が、5日に運行し、親子が車内レクリエーションやリニア電動実験などを楽しみました。 午前9時47分に、箕輪町のJR伊那松島駅から臨時列車が出発し、その後も、伊那北駅・駒ヶ根駅から、上伊那各地の親子60人ほどが乗り込み、飯田駅を目指しました。 2時間ほどかけて飯田駅に到着すると、飯田文化会館へと向かいました。 2027年に開業するリニア中央新幹線について学ぶおもしろ科学実験を行いました。 低温に冷やすことで電気が通りやすくなる超電導について、液体窒素を使って楽しく学びました。 帰りの車内では、この日のために作られたオリジナルスイーツを味わいました。 伊那市内の菓子店に特注したもので、線路に見立てたチョコレートがのせられているほか、伊那谷産のフルーツが使われています。 飯田線やリニアに関するクイズも出題され、子どもたちは友達と相談したり、ヒントを手掛かりにして回答していました。 最後には、箕輪町の活性化に取り組むもちレンジャーも登場し、子どもたちと写真を撮ったり、参加賞のもちを配っていました。 このイベントは、飯田線やリニア中央新幹線について理解を深めてもらおうとJR飯田線活性化期成同盟会が主催したものです。 同盟会にこの企画を応募し採用された、上伊那の公務員や民間団体などで作るチームオメガが運営を行いました。
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「立冬」 美和湖周辺 紅葉の見頃
7日は「立冬」です。伊那市長谷の美和湖周辺では、ここのところの冷え込みで紅葉の見頃を迎えています。 7日の伊那地域は午前6時32分に平年並みの最低気温2.1度を記録しました。 長野地方気象台では、今週中頃には伊那地域で最低気温が今年初めて氷点下になると予想しています。
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“花開く”コマ・だるまに合格祈願の願い込める
受験シーズンを前に、合格祈願の「サクラコマ」や「さくら咲くだるま」の祈祷が7日、伊那市高遠町の弘妙寺(ぐみょうじ)で行われました。 祈祷を行ったのは、伊那市内の製造業など12団体でつくる「伊那発!製造業ご当地お土産プロジェクトチーム」です。 この日は、チームのメンバー10人が弘妙寺を訪れ、祈祷を行いました。 プロジェクトチームでは、サクラコマが回すと花開くことから合格祈願の縁起物として3年前から販売を始めました。 現在、東急ハンズなどでも販売されていて、今年もすでに店や個人などおよそ30件から問い合わせが来ているということです。 チームのメンバーは、手を合わせて願いを込めていました。 チームリーダーの橋爪良博さんは「私たち製造業も日々挑戦してものづくりをしている。そんな挑戦の気持ちを持ってもらえるよう祈願しました」と話していました。 「サクラコマ」や「さくら咲くだるま」は、市内では高遠さくらホテルで8日から販売されます。 価格はどちらも1000円から、となっています。
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秋の褒章「黄綬褒章」 原和一さん
「社会に貢献している製品を作っている会社に入って、自分より高技能者がたくさんいる中で自分が選ばれた。多くの仲間や上司のおかげでここまで来れた、という思いでいっぱい」 黄綬褒章を受章した、伊那市東春近の原和一さん59歳。 箕輪工業高校を卒業後、オリンパス株式会社に入社。 高難度のレンズ・プリズムの試作・製造を40年に渡り担当してきました。 「やらずして『できない』は言わない。常に新しいものには目を向ける。難しいと思った仕事でもまずはやってみると、『次はこうしよう』というものが見えてくる。その繰り返しで40年が過ぎてきた。」 40年の間には、高精度レンズの加工法を確立しました。 「自分が作っているものが1番だと思ってやっているし、他社には負けたくないと思ってやっている。少しでも精度の高い物を作りたいという思いで取り組んでいる」 原さんは現在、オリンパスの若手を育成する「技能道場」で道場長を務めています。 「昔は失敗が経験になったが、今は(機器の精度が上がり)不良品を作るのが難しい時代。道場で練習や失敗をして、職場・会社を担っていく人材になってくれたらうれしい」
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「ル ブルターニュ」とコラボ 味工房でガレット販売開始
そば粉を使ったクレープ「ガレット」を全国的に展開している『ル ブルターニュ』監修のガレットの販売が4日から南箕輪村の大芝高原味工房で始まりました。 4日は、正午の販売開始と同時に大芝高原を訪れた人が早速買い求めていました。 今回、村と提携した「ル ブルターニュ」は、フランスに本店を置くガレット専門店で、フランスと日本で19店を出店しています。 村のご当地料理の審査会でグランプリに選ばれた中村光宏さんのガレット料理をもとにご当地料理の開発を進めていたところ、中村さんが「ル ブルターニュ」の従業員と知人だったこともあり提携することが決まりました。 味工房では3種類のガレットを販売します。 そのうちの一つ「ガレットタタン」は、上伊那産のそば粉を使ったガレットの上に村内で採れたリンゴと味工房で作られたアイスが乗っています。価格は600円です。 ガレットを食べた人は「地元産をたくさん使ってくれているのはうれしい。鮮度の良いものも食べられる」と話していました。 唐木一直村長は「ガレットが味工房の目玉のメニューになってくれれば嬉しいです」と話していました。
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南アジオパーク 再認定審査
南アルプスの日本ジオパーク再認定審査が、中央構造線が確認できる伊那市高遠町の板山露頭で31日、行われました。 この日は、審査員3人と伊那市の担当者が南アルプスジオパークの見所とされている場所を回りました。 このうち高遠町の板山露頭では、板山露頭の会の伊東基博会長が審査員に見所や管理状態について説明しました。 日本ジオパーク委員会では、4年に1度、再認定審査を行っています。 看板やガイドの説明のわかりやすさ、地域密着性などの点が審査の基準になっています。 板山露頭は、展望台から南アルプスの山中を中央構造線が一直線に走っているのが確認できます。 審査員は、中央構造線と看板を見比べて、改善点などを指摘していました。 日本ジオパーク審査委員会の成田賢さんは「地元の方々がよく保全をしている。地元の人たちがジオパークのことをよく知って、それを伝えていく。これを継続していくことが大事」と話していました。 審査は31日と11月1日の2日間、伊那市から飯田市で行われる予定で、審査の結果は12月に公表されることになっています。
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「自主制作映画祭2016」 様々なジャンルの20作品を上映
「自主制作映画祭2016」が、伊那市創造館で22日に行われ、東京や大阪、伊那谷で制作された様々なジャンルの自主映画が上映されました。 映画祭には、東京や大阪で活動する自主制作映像作家の作品15本と、伊那谷で制作された作品5本が上演されました。 伊那谷で制作されたものは3分から15分のショートムービーで「1シーンに必ず伊那の名物が写っている事」が今年のテーマです。 中にはソースかつどんをテーマに取り上げた作品もありました。 映画祭では、コメディーや青春ドラマなど様々なジャンルの作品が上映されました。 誰もが簡単に動画撮影ができるようになった時代に伊那谷から新しい映像作品を生み出そうと伊那市創造館が企画した映画祭で、今年で2年目となっています。
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箕輪出身 征矢選手 松本興行をPR
箕輪町出身のプロレスラー征矢学選手が所属するプロレス団体「WRESTLE-1(レッスル-ワン)」は11月13日に松本市の信州スカイパークで興行を行います。 今回、上伊那の人達にも松本で開かれる興行に足を運んでもらおうと征矢選手が大会をPRしました。 征矢選手は「箕輪町出身の自分が試合を盛り上げるので、是非会場に足を運んでください」と話していました。 征矢選手は箕輪町出身のプロレスラーで、現在31歳です。 テレビなどでも活躍する武藤敬司選手が代表を務めるプロレス団体「WRESTLE-1(レッスル-ワン)」に所属しています。 松本での興行は11月13日日曜日・午後5時から、松本市の信州スカイパークで開催されます。 チケットは4000円から販売されています。
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定時制・通信制高校の生徒が生活体験を発表
定時制・通信制高校に通う生徒が生活の中で感じた事を発表する生活体験発表大会の県大会が、箕輪町文化センターで、22日に開かれました。 箕輪進修高校定時制4年の有賀光さんは、「私の挑戦」と題して体験談を発表しました。 有賀さんは人見知りの性格を克服するためスーパーのレジ打ちのアルバイトを始めました。積極的にお客さんに話しかける事を心掛けたところ、そこでの触れ合いにやりがいを感じたという事です。 将来は保育士になる事を目標にしていて「前向きにあきらめなければ夢は叶う事を子ども達に伝えたい」と話していました。 この日は、地区大会から選ばれた県内の10校から10人の生徒が発表しました。 この大会は働きながら学ぶ青少年を支援している定時制通信制教育振興会が開いているものです。 大会の結果、最優秀賞には諏訪実業高校定時制2年の関佳歩さんが選ばれ、来月東京で開かれる全国大会に出場する事になっています。
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伊那愛石会 水石展 22日・23日に開催
天竜川水系で集めた石を展示する伊那愛石会の水石展が22日、23日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には会員18人の作品34点が並べられています。 伊那愛石会は天竜川水系で集めた石を毎年展示していて今回で56回目となります。 会員による審査の結果 伊那ケーブルテレビジョン賞には飯島尚美さんの水溜石が選ばれました。 伊那愛石会の水石展は22日と23日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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イナリサーチ共同研究成果 ネイチャー掲載
医薬品の開発支援などを行っている伊那市西箕輪の㈱イナリサーチは、信州大学などの共同研究チームに参加し、ⅰPS細胞を用いたサルの心筋梗塞治療を成功させました。 この成果は、ロンドン時間の10月10日に、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に掲載されました。 電子版ネイチャーには、研究の中心となった信州大学の柴祐司准教授の他、イナリサーチの従業員の名前も共著として記されています。 信州大学などのチームが成功させたのは、免疫拒絶反応が起きにくい特殊なサルの細胞から作ったⅰPS細胞を心筋細胞に変化させ、心筋梗塞を起こしたサルに移植するというもので、これによりサルの心臓機能の回復が確認されました。 イナリサーチは、この研究で必要な免疫拒絶反応が起きにくい特殊なサルのほか、専用の試験施設や機器、豊富な経験を持つ技術者を研究チームに提供しました。 研究に用いられたサルは、信州大学だけでなく京都大学や理化学研究所でもその有用性が評価されていて、今後様々な再生医療の研究で需要が見込まれています。 今回の研究成果は、心筋梗塞で後遺症を抱える患者にとって画期的な治療法で、数年後にも実用化される可能性があるということです。
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ザ・シワクチャーズ記念コンサート 髙木東六さん偲ぶ
「伊那市の歌」などを手がけた作曲家で、伊那市の名誉市民髙木東六さんが亡くなって今年で10年になります。 17日、髙木さんの遺志を引き継いでいこうと活動するザ・シワクチャーズの記念コンサートが伊那市のいなっせで開かれました。 この日は、ザ・シワクチャーズのメンバーが一同に集まりました。 伊那・横浜、グループごとに、髙木さんの作曲した曲など21曲を披露しました。 コンサートでは合同演奏も行われ、「伊那市の歌」を披露しました。 髙木東六さんは、1904年に鳥取県で生まれ、40代の頃に伊那市に疎開中、ヒット曲「水色のワルツ」などを作曲しました。 また、上伊那地域の小中学校の校歌や「伊那市の歌」の作曲も手がけていて、伊那市の名誉市民第1号でもあります。 シワクチャーズ横浜の指揮者を務めているのは、髙木東六さんの娘、髙木緑さんです。 緑さんは「歌い続けてくれるというのは作曲家にとってはとても嬉しいこと。歌い継いでくれて父も喜んでいると思う。これからも歌い続けてほしい」と話していました。 会場には多くの人が訪れ、髙木さんの功績を偲んでいました。
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手作りロボットで技術力競う
手作りロボットで技術力を競う長野県中学生ロボットコンテスト南信大会が16日伊那市創造館で開かれました。 大会には南信地域の中学校8校から34チームおよそ100人が参加しました。 ルールは大河ドラマ真田丸にちなみ、紙で作った手裏剣やまきびしをどれだけイスに乘せられるかを競うものです。 イスの上には真田家の家紋、六文銭をイメージしたCDを6枚並べ合戦ムードを演出していました。 西箕輪中学校のロボットは2つのゴムベルトの回転を利用して手裏剣を飛ばしていました。 伊那中学校のロボットはバネの力を利用して手裏剣を飛ばしていました。 南箕輪中学校のロボットもバネの力を利用して手裏剣を飛ばしていました。 南信大会は辰野中学校が優勝しましたが11月に大町市で開かれる県大会は今回の結果にかかわらず希望すれば出場することができるということで参加する各チームは改良を重ね県大会に臨むことにしています。